霊界の御先祖様とともに

札幌支部 北川とき子

 

子孫が徳を積むのを待っておられる

御降臨祭おめでとうございます。

私は、代表が常々「神秘極まりない御神業であるから、しっかりと身魂磨きに精を出して覚れるように…」と、お話し下さっておりますが、なかなか覚れるところまで行かないものですから、自分で気付いた事から取り組ませて頂こうと心がけ、御神業に携わらせて頂いております。

三月に聖地参拝を許された時、御先祖様の御玉串を包まれた方の喜びいっぱいの報告を聞き、昔の事を思い出しました。その時の世話人さんが、「月次祭には御先祖様達も一緒に来られたり、肩に載って来られたりするので、御玉串は多めに包んだ方がいいよ」と教えて頂いたにもかかわらず、私はいつも通りの御玉串料を包み、「明日許される御先祖様御一緒に…」と言って仏壇にそなえ、床に就いておりました。その晩夢を見ました。「○○では足りない」と、金額迄はっきり言われ、霊界の方々というのは何でも見えるし、心の中までわかるものだなあと、驚きでした。改めてお詫びをし、御玉串料を包み直しました。

この事もいつか忘れ今日に至りましたが、又夢を見たときのこと、今度は信者さんの母娘ともう一人白足袋をはいた女の人がお出になられ、「○○」とはっきりご自分の名前を言われ、夢の中で三人で参拝をしました。後日母娘で参拝に来られた時に夢の話をすると、「私のおばです」と申され、代表に話したところ、「そこ迄見せられたのだから、月次祭の御玉串をしっかりさせて頂くといいね」と言われました。その翌月から先祖代々の御玉串をされ、支部の中でも数人の方が包まれるようになり、私も五月からさせて頂く様になりました。

数か月過ぎたある日、義理の妹と会った時の事です。妹は北川の両親と住んでおりましたが、東京の警察の方からお電話が入り、妹がお電話に出たところ、「○○さんをご存知ですか。その人が亡くなったのですが遺骨を引き取られますか。六〇才で亡くなり、天涯孤独の方であったらしく、遺骨の引き取り手がいません。引き取り人がいない場合、無縁仏になるのでそちらのお墓に入ることになります」とのことで、妹は母からその方の事を聞かされていましたので、母と相談してから又お電話いたします旨を話したら、「待てません。今すぐ返事を頂きたい」との事で、お母さんにすぐ話したところ、「迎えに行って来てほしい」と言われたので、その場で警察の人と日時を決め、遺骨を引き取りに行き、家のお墓に埋葬したとのことでした。

義理の母は再婚で、昔男の子の赤ちゃんを一人置いて旧家を出て来た事を初めて聞きました。この話を聞いた時、六〇年も過ぎているので、警察といえどもどうしてわかったのか不思議で、感無量でした。亡くなってからようやく実の母の許に帰って来られて、その方はどんなに喜んでいることでしょう。北川家先祖の霊界も、現界の私には見えないですが、子孫が徳を積んでくれるのを、どのような人方がどれだけ待っていることでしょう。今この御神業にお使い頂ける事が、本当にありがたく、元気で日々過ごさせて頂いております。

浄化も時々お許しを頂きながら、十月には伊都能売観音様の事でどの様な準備をさせて頂こうか毎日考えておりましたところ、ご浄化を頂き三日間昼夜眠ることも出来ず、ヘドロの様な水溶液が出続けましたが、三日間たったら何事もなかったかの様に食事も眠ることも出来るようになりました。この様に少しずつ少しずつ浄められて、次の御神業へとお使いいただけるのですね。

話は変わりますが、私は主人が亡くなってから、息子夫婦と同居しています。美容師をしており、自分で経営しているのですが、毎月かかっていく経費が先に来て、売り上げが後日になるのが常でしたので、二年間は足りない分を親に借りたりしていましたが、御先祖様の御玉串を包む様になったその月から、売り上げが先に来て経費の支払いが後に来るようになり、精神的に大変楽になりました。不思議に思っています。

又息子本人も十二月十四日、胃腸炎の御浄化を頂き、七転八倒の苦しみで、四十二才になる息子が痛みに我慢できず、「助けて」とさけぶ有様でした。私はお取次ぎをさせて頂きながら、「助けてあげるよ」と言って安心させ、お取り次ぎ始めてから十分おきの痛みで、まるでお産の時と同じような感じでした。二時間ほどさせて頂きましたが、予約を断ることができないからと、お腹を押さえながら出勤して行きました。夜遅く帰って来た時はだいぶ楽になった様子で三日目は何事もなかったように出勤して行きました。売り上げの件についても、「余裕は与えないが困らせることもしない」というメシヤ様の御教えを思い出しました。

これからも日々御神業の御許しを頂けますように…。ありがとうございました。

 

支部の取り組み

次に支部の取り組みを報告させて頂きます。

支部の方で九月に御浄化を頂いたある御主人のことですが、〝まさか自分が…〟と思われたようですが、勤めている方なので、これまで職場の健康診断の数値が毎回高くても、浄霊があるからという安心感から、御夫婦で浄霊するのも時々となり、そのうち浄化が始まり、職場からは病院に行き治療するように言われ、御両親にも浄霊一本で治すことを理解してもらえず、やむなく医療にかけたところ職場復帰するまで二か月かかってしまいました。

今では御夫婦で反省し、片道三時間かかる遠方より、月次祭・伊都能売の観音様のご参拝のため、月二回職場を休まれ、参拝に来られ、相互浄霊もされているという事で(安堵いたしました)努力していますという事でした。これからの浄化は今迄と違い、光が強くなった分、何倍も毒素が溶かされて行くと常々聞かされていますので、大きな浄化を頂いた時、家族に対してどう説得して行くのか、職場にはどの様に話して行くか、これからの課題を話し合っています。

今後も『神格を頂く道』の御教えを、一カ月に一つずつ目標として持って進み、日常生活のリズム、人間関係、曇りを作らない努力、気付いた事を直していくなど、一人一人心がけ、基本である参拝、浄霊、御教えの実践に取り組ませて頂き、取り組ませて頂いた分は、必ず幸せにつながって行き、自分が充たされた分、天国建設の御神業にお使いいただける事を信じ、今後も歩ませて頂きます。

 

[御蔭話(家庭・家系の悩み)御降臨祭 2016(平成28)年12月23日]

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