メシヤ講座no.201本部(平成29年12月)

【メシヤ講座 本部】

菅谷代表代行

月次祭、おめでとうございます。

今月も先ずメシヤ講座の資料を拝読していただきたいと思います。それでは拝読をお願いします。

 

司会者

メシヤ講座11月の資料を拝読。(拝読部分割愛、全文はこちらからご覧ください。「メシヤ講座no.201(平成29年12月)の資料」

 

以上です。

 

菅谷代表代行

それでは改めまして、月次祭おめでとうございます。

 

今月はですね、ちょっと資料が長かったと思うんですけれど、今拝読されているのを聴かれていかがでしたか。

 

この資料は3月からのことを…、元はといえば「代表の誓詞」というこの資料の2の部分ですね。昨年の「平成28年12月23日の『メシヤ様御降臨祭』において、代表が世界救世(メシヤ)教復興の誓詞を捧げました。」とここから今に繋がっているんですよね。この時は、代表がお一人で誓詞をお捧げされたんです。たった一人で。それで当時、私も何回もこのことに付いてお話させていただいていますが…、その「誓詞をお捧げする」ということの意味がよく分からなかったんですよ。代表は当然そのつもりでされてこられていましたし、御自身でもそう仰られていましたし…、しかし代表のこの時の誓詞が今の私達に繋がってきていて、これからの『地上天国建設』と『世界救世(メシヤ)教』を復興していくというそこに繋がってきているんですよね。

 

そしてここに「3.メシヤ教の混乱」(昭和29年の忘れ物とは)と書いてありますけれども…。『メシヤ降誕仮祝典』が執り行われ『メシヤ様』におなりになられたのですが、先達の先生方の浄化が厳しく『メシヤ様』という御尊称を『明主様』に取り下げてほしいということがあったんですけれども…。ここでは当時の信者さんも含めて多くの方々が人間として『メシヤ様』を御迎えさせていただくという準備が整っていなかったということが大きな理由でもあります。

 

それでそこから教団が大きな浄化をしました。メシヤ様が御昇天になられてグチャグチャになって行きました。一見グチャグチャになって離脱教団も沢山出て、そして間違った方向に進んでいってしまったというふうな認識を持たれた方々が沢山いらっしゃいました。これは御教えを拝読すればするほど、「今までのやりかたはおかしかったんではないのか。」ということでその意識がどんどん高まっていったんですよね。

 

そして平成の今、代表が「メシヤ教」を立ち上げられてから10年20年と…、未だ20年は経っていないですよね(笑い)。18年経った時に昭和29年のやり直しを平成29年の6月15日にさせていただいたんですよね。それが『メシヤ降誕仮祝典』のやり直しであり、昭和29年の忘れ物を取りにいくというそういうことだったんです。

 

この流れ全部を考えますと、メシヤ様が先ず最初に決意されて「人類救済」の為に立ち上がられて、そして先達の先生方、信者さん方皆さんが集まられて「世界救世(メシヤ)教」を立ち上げるような形になったんです。そして「そこからおかしな方向に行った。」と言っても、総ての信者さんであり先達の先生方の礎の下に今の「世界救世教」があって「離脱教団」があって「メシヤ教」があると…

 

ですから過去から現在そして現在から未来に繋がっていく、私達全員が繋がっているんだということが先ず大きなことでありまして、メシヤ様の御浄化もそうですし、先達の先生方の御浄化もそうでした。そして代表が誓詞をお捧げになり浄化をいただかれ霊界にいかれました。単純に考えてみると、“ただお亡くなりになられたと…、寂しい…”ということで落ち込んでしまうのですが、これは過去からずーと繋がってきていてそして代表の誓詞があって今に繋がっているんだと…。

 

そして我々が“これから『地上天国』を絶対に建設させていただくんだ”と、“その為に『世界メシヤ教』を復興させていただきたい”、そして“その為にメシヤ様を御迎えさせていただくんだ”という、そういう思いで今度の12月23日にはそれぞれが、それぞれの立場で決意をして“メシヤ様を御迎えさせていただきます”と、“どうぞ御使い下さい”という…まあ言ったら“はい”という思いで…、やるかやらないかということなんですね。それがここに纏めて書いてあるんです。

そして3月からずーと学んで来ました。6月15日に向けての『霊層界』に付いての学びであり、この『霊層界』に付いては毎月お話させていただいていますが、これは非常に大事なことなのだと…。そしてこの『霊層界』の御教えの意味が分からないと、自分達がなぜ生きてどこに向かっているのか分かり難いということがありました。

 

そしてこのことをしっかりと学ばせていただいて、この中に「『霊層界』の学びの重要性」というところがありますが、そこに「ここで霊層界についての興味深い話を2つ紹介します。」というところがありますが、「御神床の御神体の前に、上からメシヤ様、代表と並んで御座りになられているのを、霊視された人がおり…」というふうなことで、この並んでというのは奥から順に並んでいるということだと思うんです。横並びではなくて、奥から並んでいるということだと思うんですけれども…、これはある支部でそういうふうなことが見えたということなんです。

 

そして「告別式の日に御神床から『楳木はわしの下で働く』という御声が聞こえたそうです。」これはメシヤ様の御声だったということなんですが…、ですから代表が生まれられてこられた意義については以前にもお話ししましたが、何回もの生まれ変わりの中で代表はメシヤ様との御縁が深かったと…。そして今生は「世界メシヤ教」を復興するというお役目の下にお生れになったと…、これが昭和30年の2月15日ですからメシヤ様が御昇天なされた5日後になります。そして代表の人生とはその為のものであったということを教えていただきましたけれども、私達の人生もそうなんですよね。

 

ですから代表が『世界メシヤ教』を復興なさる為に生まれてこられて、去年の12月23日の『メシヤ様御降臨祭』で誓詞をお捧げになられたと…。そして1年後には私達が誓詞をお捧げさせていただく。代表だけがその為に御生まれになったのではなくて、私達もそうなんですね。人生を振り返っていただくと色々と考えることがあると思うんですが、皆別々の人生を歩んできましたが、今はメシヤ教で一緒になって御神業をさせていただいていますが、我々は神様を御出しさせていただくという特殊な御神業なんですね。

 

普通でしたら“そんな小さな人数も少ないメシヤ教に、復興なんて出来るんですか”というふうに考える方もいらっしゃると思うのですが…。『世界メシヤ教』を復興して『地上天国』を建設なさるのはメシヤ様であり神様ですからね。只人間の為にそれはあるといわれていますので、どうしても我々人間がさせていただかなければならないので…。

 

私達は神様を御出しさせていただくことが仕事であり、そしてメシヤ様を御迎えさせていただいた暁には、やはり『世界メシヤ教』の復興ということが現実になって来るんです。昔、御教えに書かれてあったような奇蹟が現実に又起こってくると…、そういうことだと思うんです。

 

それで一寸前に私は変わった夢を見たんですよ。それはですね、子供がこんなに小さい赤ちゃんでだいぶん前のことなんですが、歩いていたら朝日が出て来たんですよ。最初は普通に朝日が出て来たと思っていたら、それがどんどん大きくなって、なんていうんですかね…赤っぽい感じなんですけれども、それが凄い勢いでガァーと上がって行くんですよ。びっくりするぐらいの勢いで上がって来て、大体の目線で30度位の高さまで上がったあたりでちょっとだれかに話し掛けられて後ろを向いていたんですよ。振り返ってみたら鉄の衝立がボーンと目の前に現れて丁度その朝日が見えなくなったんですよ。それで“あれっ”と思って。さすがに夢の中でもこの上がって行く朝日が何を意味しているのかと分かっていたんですよ。だけど“だれがこんな衝立をたてたんだ”と思っていたら、又だれかに話し掛けられてパッと見たらその鉄の衝立が錆びているんですよ。凄く錆びている状態だったんで“これは随分時間が経っているな”と…。それでパッと目が覚めた時に“こういうことだったんだな”と…。

 

やはり一旦昭和にメシヤ様がメシヤになられて日が昇ったんですが、人間側が衝立を立てたんだと、それから錆びて60何年か経ってきて今我々が昭和のやり直しということでその衝立を撤去するということをさせていただいているんだなと思いました。やはり神様、メシヤ様は居られるじゃあないですか。だけど我々人間側がそのことを認識して御迎えさせていただくということが大事なんだと思うんですよね。

 

ですから私も最近はずーっと、その去年の6月15日に代表が初めて『地上天国祭』で御垂示の話をなさってからのことを振り返ってみて、ずーっと考えさせていただいたんですが…。12月23日に代表が誓詞をお捧げになり、それから大変な浄化をいただかれて3月3日に私達責任者クラスは全員が失格だと…。失格だといわれたその月に代表がいらっしゃらなくなってしまって…、この資料に書いてある通り、我々の向かって行く方向は分かってはいても“どうしたらいいのだろうか”という思いも確かにあったんですよね。

 

ここに或人のことが書いてありますが、やはり色んな人が迷いました。ここに書いてあるように“間違った方向に向かっているんではないか”というふうに思ったりもしました。確かにそうだったんです。代表がお亡くなりになられたということが受け入れられなかったんですよね。

 

しかし、私は思ったんですが、代表の死、もっといえばメシヤ様から先達の先生方の思いですね。そして代表の思い。そこに我々も生まれてからメシヤ様に繋がるまで、皆さん方其々が色んな苦労をしてこられたと思うんですよ。そして代表がお亡くなりになられ、今に到る間にも色々な精神的な苦労があったり、肉体的な浄化をいただいたり…。私の母も亡くなりましたけれども…私も相当苦しみました。しかしこの苦しみというものを無駄にはしたくないんですよね。みんな一緒だと思うんですよね。自分達が歩んできて悩んだり苦しんだりと色々とありましたが、そのことを無駄にして欲しくないんです。

 

ですから、代表の死も絶対に無駄にしたくないんです。自分達がこの3千年間何回も生まれ変わってきて、“今に生まれてきているのは、メシヤ様を御出しさせていただいて、地上天国を建設する為なんだ”と…。“代表もそうだったし、私達もそうなんだ”とそう考えた時に“「はい。」という言葉以外に自分にはない”と振り返ってみて本当にそう思いました。

 

それで毎月私は、「はい。」と言っているんですけど…(笑い)。“いつまで「はい。」って言うのかな”なんて内心思ったりもしたんですが…(笑い)。でも本当に自分なんか何の力も持っていないし、出来ないんですけれど…、“皆と一緒にだったら何でもできるんじゃあないかな”と最近は思っています。勿論、神界と霊界からの後押しがありますのでね。

 

それでここに「代表が浄化を引き受けられて逝かれた」とそして、「先生の頭や腹や手足の代わりを少しでもしようとの想念をもって…」と書いてありますが、やはり代表は私達一人一人のことをいつも気に掛けて見ていて下さっていましたよね。よくあそこまでなされたなと思います。月次祭の時もそうでしたし、直会の時もそうでしたし、常に私達のことを気に掛けて下さっていました。今、我々は皆でやっていますので、各拠点でその代わりは出来ると思うんですよね。頭や、腹は…ちょっとね…無理かな(笑い)という気がしているんですけれども…(笑い)。手足の代わりに少しでもお役に立たせていただけるように、皆さんと共に頑張らせていただきたいなと思います。

 

そしてこの本部から世界に向かって、私達のさせていただいていることは「型」ですので、“『地上天国』を必ず建設させていただくんだ”と、そういう思いを固めていただいて12月23日に其々が準備をして進ませていただけたらと思います。

 

何か質問とか…、”こういうことを聞きたいなとか、ああいうことを話しておきたいな“とか思うことはありませんか。大丈夫ですか。

 

受講者全員

大丈夫です。

 

菅谷代表代行

まっ、しっかりと勉強していただいて、この「1年の学びのまとめ」の中で御教えの『日と月』『大乗と小乗』を8月に学びましたが、これは非常に大事な御教えでしたよね。この『日と月』という御教えは本当に短くて“えっ、これだけ”という感じなんですが、この御教えは又今後も学ばせていただきます。そして天照皇大御神様を御迎えさせていただいたことによって「日」が出たわけではないですか。そしてその「日」が私の夢ではありませんが、どんどん上の方に上がっていっています。ですから、この『日と月』という御教えは永遠の御教えでもあるんですね。

 

3月3日に向けて今後ここも深く学ばせていただきます。他にも重要な御教えもありますが…、ずーっと4月から繰り返していますよね。『霊層界』のことはずーっとお話しさせていただいていますし、大事なことは繰り返しています。

 

其々が12月23日までにこれまでの学びも含めて、もう一度4月位からを振り返っていただいて、いつからでもいいですので…、生まれてからでも結構ですし、この一年でもいいですから、ご自身が今の状態になるまでの総括をして振り返っていただきたいと思います。そしてメシヤ様に真向かっていただいて…。

 

代表や先達の先生方と共に12月23日に向けて、再度真向かわさせていただきたいと思います。

 

それから、ここに「千手観音様」のことが書いてありますが、これはメシヤ様が御立教なされてから「千手観音様」のような御働きをされたんですよね。最初の昭和9年の「大日本観音会」の仮発会式の時に「千手観音様」をお掛けになられたと思うのですが、発会式の時は「日の出観音様」をお奉りされてスタートなさったんですよね。そして、昭和29年のメシヤ様御在世中の最後の大きな御祭りで「千手観音様」をお掛けになられ御参りをされたということなんです。

 

それで平成29年12月23日に昭和の忘れ物を取りにいくと…。私達は、そこで“メシヤ様がどのような思いで「千手観音様」をお掛けになり祭典を執り行われたのか”ということに思いを馳せて、自分達一人一人がメシヤ様の道具にならせていただく…、御手足にならせていただくと…。「千手観音様」は手がいっぱいありますが、その手の働きを我々全員皆で担わしていただくという決意を持って、12月23日に御参りさせていただけたらと思いますので、どうか宜しくお願い致します。

 

何か他に質問とかありますか。無いようでしたら、これで終わらせていただきます。

どうも有難うございました。

 

受講者一同

有難うございました。

 

[メシヤ講座no.201 本部 2019(平成29)年12月3日]

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