メシヤ講座no.200本部(平成29年11月)

 

【メシヤ講座 本部】

 

菅谷代表代行

月次祭、おめでとうございます。

今月は先ずメシヤ講座の資料を拝読していただき、それから平成29年10月26日の「伊都能売大御神様御出世奉祝大祭」の意義と想念のあり方についてを読ませていただいたうえで学びをして行きたいと思います。それでは拝読をお願いします。

 

司会者

メシヤ講座11月の資料を拝読。(拝読部分割愛、全文はこちらからご覧ください。「メシヤ講座no.200(平成29年11月)の資料」「伊都能売大御神様御出世奉祝大祭」の意義と想念のあり方について

 

以上です。

 

菅谷代表代行

はい、有難うございました。では、改めまして月次祭おめでとうございます。

 

今月はですね、今資料を読んでいただいたのですけれども、10月26日に定山渓で「伊都能売大御神様御出世奉祝大祭」を執り行わせていただいたのですけれども、この資料は元々骨子があるんですけれども、骨子の方は祭典の前に作らせていただいているんですが、この資料を読んでいただくと「『開教の辞』と世界メシヤ教復興の我々の因縁使命について学んで行こうと思います。」ということで…、これが全部繋がているんですね。毎月そうなんですが、ずーと繋がって来ていますので、これらの資料を併せて御話しをさせていただけきたいと思います。

 

先ずこの資料を読んでいただいて…。それから骨子の方は皆さん読まれていますか。

受講者

読んでいます。

 

菅谷代表代行

そうすると、大体の内容は分かりますか。

庭山教学顧問の骨子を基に執行部でこの3ページの資料を作っていますので、内容としては骨子をつめたかたちで学びやすくなっていますが…、今読んでいただいてどうでした、一寸難しかったですか。

 

受講者一同

難しかったです。

 

神様を御出しさせていただくということが我々の使命

 

菅谷代表代行

そう、難しいんです…(笑い)。何が難しいかというと、言葉使いが難しいんですね。しかし噛み砕いていくと「世界救世(メシヤ)教」が昭和25年に開教されたと。その前の明治25年に「大本教」の開教宣言があって、そして我々の「メシヤ教」を楳木代表が発足されて、今我々は「世界救世(メシヤ)教」の復興に向けて神様を御迎えさせていただき、御出しさせていただきつつ進ませていただいているというのが我々のこれまでの流れであり、そして神様を御出しさせていただくということが我々の使命なんですよね。その為に「メシヤ教」があるということを先ずお腹の中に落としていただいた上で考えていただきたいんですけれども…。

 

神様を御出しするとは

 

菅谷代表代行

「神様を御出しするとはどういうことか。」というと…、神様は既におられるんですよね。しかし人間として我々が神様を御迎えさせていただかなければいけないんですね。

それで6月15日の「メシヤ降誕仮祝典」では『天照皇大御神様』を御迎えさせていただきました。この「メシヤ降誕仮祝典」は皆さんご存知のように昭和29年6月15日に一度執り行われているんですが…。その昭和の時のやり直しの意味と、平成の今のこの時期にワープをしたともいえるんですが…、そのやり直しの意味も含めて再度今の我々が御迎えをさせていただいたんですね。そしてそれは何の為なのかといいますと、「メシヤ降誕本祝典」に向けてのある意味メシヤ教としてのスタートでもあったんです。

 

6月15日はやり直しの意味がありましたが、今回の10月26日というのはやり直しではなくて初めてのことだったんですね。このことが我々メシヤ教にとっての初仕事ともいえまして、資料の最後(5、今後に向けて)に、我々には「特殊部隊的使命があるようです。」と書かれていますが、神様を正しい順序でこの現界に御迎えさせていただきながら、神代の時代に向かわせていただいているということなんです。

 

三千年前に夜の時代に入ったのですが、その時は「日が沈んだ。」ということなんですが、神様が御隠れになられて『伊都能売大御神様』もインドに行かれて『観音様』になられました。今その逆をさせていただいているというのが一つありますので、先ずそこのところを理解していただきたいと思います。

 

我々の因縁使命ということについて

 

菅谷代表代行

そして我々の因縁使命ということですが…。この因縁使命については今年に入って随分お話させていただいているのですが、このことを理解する上において一つお話しさせていただきたいことがあります。今日は時間に余裕がありますので、色々と振り返えらせていただきたいと思います。

 

先ず今年の3月…、いやもっと振り返らせていただくと…、メシヤ様が昭和29年に御浄化に入られまして、昭和30年2月10日に御昇天あそばされました。その時メシヤ様がいただかれていた浄化とはもうこれは大変な浄化だったんですね。そして、メシヤ様はメシヤ様なのになぜそこまでの浄化をいただかれたのかというと、その浄化によって今の我々に繋げる為でもあり、信者さん方だけの為ではなくて全体の大きな曇りを持っていって下さったんですよ。そのような意味合いがあるんですが…、そういうことは余り考えたことはなかったと思うんでが、そのことが先ず大きなことなんですよね。

 

そして先達の先生方も同じなんですよ。早くお亡くなりになられたりと、色々な亡くなり方をなさっています。皆さんそういうことで型をなさったり、そういう大きなものを持っていかれたりして次世代に繋げていかれたんですね。

 

そして我々の今に繋がっていると…。それで今年の3月に楳木代表が大きな浄化をいただかれて御逝去あそばされましたけれども、それはですね、我々のこの「メシヤ教」が「世界救世(メシヤ)教」の復興に向かって取り組ませていただいていますが、我々の大きな曇りを持っていって下さっているということが言えるんですね…。このこと全部を考えていきますと、メシヤ様、先達の先生方、楳木代表とこの全部が今に繋がって来ているんですよね。そして今の我々があると…。

 

それで我々は何の為に今ここにあるのかというそのことを学ぶ為に、この資料を作らせていただいています。我々の使命とはメシヤ様を御出しさせていただく、そして次世代に繋げていくと…、これは全部同じことなんですよね。ですからそのことを先ずお腹に落としていただいて、そして今月は今年の3月位からのことをずーっと振り返っていただいた上でこの資料を再度読んで学んでいただきたいのと…。大丈夫ですか…。先程、何かゴーっと揺れましたよね。

 

受講者

地震のようでした…。

 

メシヤ教代表との因縁に付いて考えてみる

 

菅谷代表代行

地震なり…。まあ、ちょっと大事な話に触れましたので…、あのう…多分…そういうことだと思いますが、ここが急所なんです。ですから、何度もお話しさせていただいていますが、楳木代表が3月25日にお亡くなりになられましたけれども、その代表の死の意義を再度考えてみていただきたいんです。「なんでお亡くなりになられたのか。」ということなんですよね。

 

そして今は、霊界、神界の方から御働きになられていて…、勿論今日も我々と一緒にいらっしゃって、祭典の先達をして下さっています。我々と代表との因縁ということも読ませていただきましたが、我々自体が世界メシヤ教を復興する為に生まれて来ているんです。

 

内心「いや、私はそんなことないわ。」という人も中には…(笑い)…、思われた人もいらっしゃるかと思うんですけれども…、これは本当のことなんですよね。私も“自分自身がそういうことで生まれて来たんだ”と強く思ったのは、正直に言って今年なんですよね。只、“人類救済、世界を救うんだと、メシヤ様の御神業をさせていただくんだ”という思いは20代の頃から変わらず持ち続けて来ましたが、メシヤ教に10年程前に御縁をいただいて楳木代表と知り合って10年経って今年になったわけですけれども、これで初めて私自身も決意を固めたというか…、代表の死というもの自分の因縁というものに付いて本当に深く考えました。“これはもう、全員が一緒なんだなと…”思っていいと思うんですよね。

 

先月私の母も亡くなったんですが…、そのことを考えますと非常に辛いんですが…、「私の母も浄化を担ってあちらに逝って、メシヤ様の御神業を私と共に私を支えて…、これまでもそうだったように、これからもそうなんだ。」という御言葉をいただいたんですけれども…、全員がそういうふうに繋がっているんですよね、過去から…。

 

もっと振り返ってみますと、『伊都能売大御神様』は3千年前にインドに行かれて『観音様』になられました。そして仏教の教えをお釈迦様に垂れまして、その仏教が中国を経て儒教と合わさって日本に入って来て、そして生まれ変わりを何回もされて、日本中に仏教を広める基礎として、例えば聖徳太子もそうだと思うのですが…、そういうようなことで凄い壮大な3千年間をずっーと神様はされてこられたんですよね。

 

それで我々も御因縁といっても3千年の因縁があるわけなんですよ。3千年前からの御因縁で今ここにいるということなので…、“何をするのか”ということを本当は自分は分かって生まれて来ているんですね。ただ人間というものはどうしても曇りがありますので、自分自身の『因縁と使命』を覚るには、やはり浄めていただく為の浄化が必要なんです。

 

これは何回もお話しさせていただいています霊層界の話が基礎になっているんですけれども、浄化をいただいて魂が浄まって自分の中の悪というものが浄化されて消えていくんですね。

 

そのことに対する分かり易いメッセージをいただいて、○○さんが10月26日の前後に霊視されたことの中に太陽から真直ぐな道筋のような光がパーッと出ていて、その次にその光が剣になったんですよね。それが見えたと…。それが大祭の前日だったんですよね。それがどういう意味なのかと…。どう思われます。

 

受講者

国常立尊様の御働きを意味しているのでしょうか。

 

菅谷代表代行

そうなんですよ。それではその霊視の解説を読ませていただきます。

 

 

霊視の解説の拝読

 

菅谷代表代行

 

「太陽から出ている光が剣になりますが、これは国常立尊様のお働きを表したものです。

剣ですが、これは国常立尊様のお働きが縦分けとよく言われておりますが、この“分ける、別ける”のが縦方向である事を指しており、一つになっている善と悪を左右にパカっと割るイメージで受け取って頂けると一番良いかと思います。」

 

菅谷代表代行

ですから善と悪が一つになっているのをパサンと真っ二つに分けるということなんです。

 

「浄霊で言うと浄化を頂きますが、どうして膿等の不要なもののみを取り除いて頂けるのか?また体的な浄化でなくてもあってはならないものを取って軽くして頂けるのか?というと、この国常立尊様のお働きによって善悪、要不要が分けられ、取り除かれるからです。

裁判の神で厳しい国常立尊様を人間として敬遠しがちですが、お出まし頂かない事には我々人間は救って頂けない事を知らなければならないそうです。

 

伊都能売大神様がお出ましになるにあたり、国常立尊様のお働きが全面に出ますので、その事をセットで知っておく必要があるので霊視という形でお知らせになったそうです(裁きと救いはセットになっていますので)。」

 

菅谷代表代行

「裁きと救いがセット」このことに付いては『開教の辞』に書いてありますよね。善悪を縦分けて、善を育てて悪を滅するという事ですから…。

 

「あと少し違う角度の話になりますが、この国常立尊様のお働きによって善悪等分別されますと、それは“差”という形で現れるのだそうです。なので五十音で言うとカ行(国常立尊様のお働き)の次がサ行(差としての動きになる)になるのはそういう事なんだと言うところまで説明がありましたのでお知らせします。」

ということなんですね。

 

菅谷代表代行

ですから国常立尊様は、ただ単に裁くだけではないんですね。その御裁きというものが救いに繋がっているんです。善と悪を分けると…、ですから我々が浄化をいただくということはそういうことなんですよね。

 

それによって、神様、神界、御先祖様との共同作業で我々人間はこの世で生きていますので、その神様の御神意に沿った行動がより出来るようになる。「幽魂」の方では知っているんですよ。“こうやってやろう、ああやってやろう”と思っているんですが、現界ではなぜか全く違うことをやってしまうんですよね(笑い)。それが人間なんですよ。人間にはどうしても副霊がいますので、本霊と副霊と正守護神というこのセットですよね。

 

正守護神は祖霊中から選ばれた先祖で、常に側にいて見守って下さっているわけですよね。ですから霊視される方とかは、正守護神が視させている。御守護もそうですね、正守護神を通してとか…。本霊と副霊、やはり人間は欲がないといけないということですから、副霊が必要なんですけれども…、ただこの副霊の影響をどこまで受けないのか、というのがこれからは重要なんですよ。ですから、10で言えば副霊の影響が5の線を突破してしまうと完全に副霊に支配されてしまうので5の線よりも下でなければということなんですけれども…。中には毎日5の線を突破しているという人もいるかもしれませんが…(笑い)、それでは困るんですよね。せめて2の線位になんて思ったりもして…(笑い)いるんですけれども、昔私は大体6の線位が普通だったんですけれども…(笑い)。常に6の線位で生活していました(笑い)。しかし、御縁をいただいてからは少しずつ副霊の影響を受け難くなって来ました。今はどれ位の線なのかは分かりませんが(笑い)…。それが大事なんです、その為に浄化をいただいているんです。

 

去年の12月23日に楳木代表が誓詞を御捧げになられました。その前からもう既に浄化をいただかれ始めておられましたが、その時にやはり「副霊の影響を受けないように、浄化をいただく。」ということを仰っていました。

 

そして、我々は今年の12月23日に向けて今取り組ませていただいていますが、目の前の目標としては「一人一人が誓詞を御捧げさせていただく」。そして12月23日に御迎えさせていただく神様については、これからしっかりと学んで理解した上で真向かわせていただいて、自分達一人一人がそれぞれの立場で御誓いをしていただきたいんです。何が出来るかということを考えると、もう御誓いは出来ないです。誓いが先なんですね。世界、人類を救済、地上天国建設、その為に世界救世(メシヤ)教を復興させていただくということが我々の目標なので…。

 

そして我々は、世界救世(メシヤ)教を復興させていただく為の特殊部隊として神様を御出しさせていただいていますので、自分達の使命というのはメシヤ教に御縁のある方々や信者さん方全員でさせていただいていることですから…。“自分は余り出来ていない”とかは考えないで、“これは全員でさせていただいているのだ”というふうに思っていただいて、先ずはメシヤ様に日々心から真向かっていただいて、御神体を御奉斎されている方は朝晩朝拝と夕拝をされていると思うんですけれども、その一回一回を真剣に“メシヤ様を御迎えさせていただくんだ”という思いで歩んでいただきたいと思います。

 

未だ御神体をいただかれていない方もおられると思いますが、どこにいても神様、メシヤ様とは繋がることが出来ますので、日々そういう思いで取り組んでいただけたらと思います。

 

あと少しだけ時間が有りますが、何か聞いておきたいこととかありますか。

 

受講者

来年の3月3日に箱根で本祝典をさせていただいた後の熱海での御参拝の時間なんですが、移動には余裕がありますか。

 

菅谷代表代行

前回と同じような時間になると思います。

 

受講者

時間に余裕がありますか。

 

菅谷代表代行

1時間位の余裕はあったと思うんですけれど。車で乗り合いで行けばいいと思いますので。 3月3日は、なるべく全員で御参拝させていただきたいものですよね。(この後、3月3日の付いての質問が続きましたが内容は割愛させていただきます。)

 

後は何か質問はありませんか。大丈夫ですか。

 

受講者

大丈夫です。

 

菅谷代表代行

それでは時間になりましたので、終わらせていただきます。

有難うございました。

 

受講者一同

有難うございました。

 

[メシヤ講座no.200 本部 2019(平成29)年11月5日]

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