メシヤ講座no.181岡山(平成28年2月)

<今月の御教え>

『世界救世(メシヤ)教 教義』(昭和二十五年三月十一日)

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』60ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部より抜粋】

楳木代表

この『世界救世(メシヤ)教教義』はですね、昭和25年2月4日に「世界救世(メシヤ)教」が開教された時にですね、それまで天国会と五六七会に分かれて、それぞれ活動をしていた所のそれぞれの教義を併せたものが、この『世界救世(メシヤ)教教義』です。

ですから、渋井先生がお作りになった教義と中島一斎先生がお作りになった教義をメシヤ様がですね、教主として立たれた時に、この「世界救世(メシヤ)教」として御発表になったものであります。ですから、3月11日になっているのですけれども、昭和25年2月4日に「世界救世(メシヤ)教」が開教された時に、この『世界救世(メシヤ)教教義』というものをお作りになったというふうに、解釈しておいていただきたいと思います。

 

主神様の御経綸を信ずるものが世界救世(メシヤ)教の信者

楳木代表

そして、この『世界救世(メシヤ)教教義』の冒頭にあるですね、

『抑々、世界の創造主たる主之大御神(ヱホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を吾等は信ずるのである』

「吾等は信ずるのである」ですので、この内容を信じる人が世界救世(メシヤ)教の信者さんだということです。ですから、主神様の御経綸を信ずるものが世界救世(メシヤ)教の信者さんであるということです。で、今まで世界救世(キュウセイ)教はですね、彌勒大御神様の御経綸を信じてきましたが、本来、昭和25年の2月4日にメシヤ様が信仰を打ち立てた時には、主神様の御経綸を信ずる教団として開教されたわけです。

それが次のですね、後継者によって、主神様の御経綸ということを信ずるよりも、”彌勒大御神様からの力をいただく”、ということで信仰を組み立ててしまいました。ですから人類の歴史を見つめるということを信者さん方にもですね、十分していただかない形で、ただお蔭信仰だけで今日を迎えてしまった所があります。

ですから、どこまでも、信仰に入る時にはですね、御守護いただきたい、あるいは病気が治りたい、自分の不幸を解決したい、もっともっと健康になりたい、仕事が一生懸命出来るようになりたいということで、信仰されるという事は勿論、入口としてはそれで結構なのですけれども、メシヤ様の信仰というのは、

『抑々、世界の創造主たる主之大御神(ヱホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を吾等は信ずる』

という信仰なわけです。で、ここへ皆さん方をですね、お導きしていくのが、実はお世話だということです。そのことを一番、最初にですね、我々は信じているのだという事をお互いに確認をさせていただきたいと思います。

 

<来月の御教え>

『開教の辞』 (昭和二十五年二月四日)

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』55ページに記載されています。

『開教の辞』は平成28年3月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.181 岡山支部 2016(平成28)年2月10日]