メシヤ講座no.124大阪(平成23年5月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』総篇 悪と守護霊」(文創  昭和二十七年)

本文は『文明の創造』35ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 枚方支部】

 

「邪」の虜になっている気の毒な信者を「救う」想念

楳木代表

(「本部でのメシヤ講座」のあり方についての御説明 割愛)

本部で説明したように、「魂」と言うのは「発光体」なので、皆さんひとりひとりが、より一層「発光体」になっていただきたい。

そういうわけで、皆さんお顔もよくなってきたので、そういう事も一緒に言わせていただきたいと思います。それから、

『喜ぶべし、ここに最高神は顕現され給うたのである』

ということを強調されていますが、自分達はここに繋がらせて頂くことが許された、と捉える事が出来たんである、と。そういうことを一層感謝していただきたいと思います。

で、それに引換え、「信仰の的」が低いと御守護をそれだけしか頂けないし、「熱烈」にやったとしても幸せになっていかない、と。その実態が、○○教団だと、いうように見ていかないと、ね。せっかく「メシヤ様」が、こうして「顕現」されたのに、そういうことを「認識」しないで、お祈りをしていると、やはり、他の代理の神様が御神前に出てくる、ということになりますね。

以前私が教団に所属していた頃、布教所を転勤して回っていた時に、そこで信者さん方に必ず言ってきたことがありますが、

我々は『浄霊』力を授けられたということは、メシヤ様はこれは『霊』の行使だと仰っておられるから、(浄霊をさせていただいていると、)そこら辺りの霊能者同等あるいはそれ以上の力を発揮するわけだから、いわば、我々の(生活上の)『心言行』は、『祈祷師のよう』になっていくわけですね。

まあ、世間では”飯縄使い”とかあるでしょ?また、相手を呪い殺すような魔界の”呪術の使い手”というのがあるでしょ?

それと同じように、(メシヤ様の御浄霊を、人が直接的に手をかざして、祈り放射するということは)「霊的な力を行使」出来るようになっているんだ、ということですね。

これは「御浄霊」だけれども、また、御神前で『祝詞奏上』するときに、 “不平不満”や、“あいつコン畜生”とか、“あいつ許せんな“と思っていると、呪術的に相手を苦しめる祈りをしているようなものなんですよね。

で、最高神に天降っていただけるので、「最高神に合わせた想念で祝詞を奏上しなくてはいけない」、と思ってしてきた人達は、最高神が御降りいただいているんだけれども、

”不平不満”な気持ちとか、”敵対心”とかで、奏上していると、“許せん”“敵を討ちたい”という役を担った神霊が(周辺や自分に)降りてきて、守護していくことになっていくということになるので、どうしても、ここにメシヤ様が御解説して下さっているように、「いくら熱心でも良からぬことが起きていく」という方向になっていくというのは、そういう『仕組み』がある、

ということを、この文明の創造を拝読しながら、より一層わかって頂きたいと思います。

で、そういう点からすると、今日の「善言讃詞」をあげた時にですね、

『無量無邊の大慈悲に 天魔羅刹も服ひて諸悪邪法は改り 夜叉龍神も解脱為し

諸善佛神咸く 其志を遂ぐるなり』

という言葉が実現化していくように、われわれは信仰していかないといけない。

ですから、○○教団の人をお導きする、改心して頂く時には、『諸善佛神咸く 其志を遂ぐるなり』という想念で行かないと・・。

“みんな、良かれ、と御神業に臨んでいる”んだけれども、結局、「薬を併用するという、邪神界の代理」をしているわけで、そうすると本来の志を、「死ぬまで、永遠に、遂げることが出来ない」ような状態にあるので、それで「お気の毒」ということで、「手を差し伸べていくんだ」、という想念で、働きかけてください。

 

「邪」の虜になっている気の毒な信者に「負けない」想念

受講者

ん~・・・

 

受講者

ということは「単に、薬を飲んでいることは悪い」という想念ではなく、背後にある諸善佛神という事にまで想念をもっていって、私達は「メシヤ様の代理として」・・・。

以前代表先生が仰ったように、あまり向こうが悪い霊がかかった人だったら、(神の合理を真反対に捉えるほど理屈が通用する相手ではない人と対面した場合は)あまり喋らずに、

「霊(代理としての正しい霊の力)で、相手(の悪霊)を押さえ込む(萎縮させる、悪に負けない)んだ」という想念・・、メシヤ様に祈りながら、相手の霊に問いかけるように、自分自身がメシヤ様の代理として使われていって「悪を追放するんだ」というような想念でいったほうが、宜しいんですね?

 

楳木代表

ぅん、そうだね。だから、我々も若い時に、たとえば、布教研修とかに行くと、「酒乱の専従者」もいましたね・・、ある一定の量を超えると暴れだすようなのがね。その時、どうやって対応したらいいのかわからない状態だったので・・。

で、私がその(酒乱の)人と布教現場に三ヶ月行った事があるんだけれども、「ちょっと油断するとオカシクなって暴言吐いたり、酒が入りすぎると良からぬこと」をやりだしたりね、

 

受講者

普通の副霊の働きを超えて・・、しょっちゅうというなら、普段から、邪が強過ぎてるんでは・・

 

楳木代表

それでそういう時には、その人を押さえ込むんじゃなくて、それに憑いている霊を押さえ込まないといけないので、(怪我させぬように)布団を二人で被せて、そしてその霊を押さえ込むような事(メシヤ様に通じての強い想念や言霊など)を、何回か遣ったことがあるんですけどね。

 

受講者

○事長達も、(飲めば)そんなもんですかね・・

 

楳木代表

・・・

 

「邪」の虜になっている気の毒な信者と「精神戦争の実際」

受講者

薬も・・

 

楳木代表

それ(副霊や邪による酒乱悪態)と同じことです。薬に憑り付かれた人間というのは・・、薬を使い始めた人間というのは。

 

受講者

なるほどですね。

 

楳木代表

で、もう手先になってるわけですのでね・・。

 

受講者

じゃあ、覚せい剤とか薬中がそういうことになる・

 

楳木代表

それはもっと激しいものになるんで、「思考能力が更に無くなってくる」・・、消えてくると、「欲しい、欲しい、だけ」になってくる・・、「単に薬が欲しいだけ」になってくるから。

 

受講者

あ~、ええ。

 

楳木代表

普通の病気の薬は、そこまで思考能力を奪われれることは無いんだけれども、しかし、「苦痛を取るためには仕方ない」という、ちょっとレベルが違うわけなんです。で、しかも、その教団の人達が、悪い、とは思っていない・・・。「メシヤ様も許可している部分もあるんだ」と。

「世の中に広げて行くためには、一段階そういう事も必要なんだ」というような理屈をもって、良し、と思って(一生懸命に)やっている部分があるから。これが、「最も恐ろしい事」なんですね。

 

受講者

ちょっと、目覚めかけているところ(人)も、(少しは)あるんですけどね。センターで御教えをもとに専従者による「勉強会」っていうのがあるでしょう?そうすると、すぐに、こう、(薬併用肯定派に)戻って行ってしまうんです・・、

 

楳木代表

「その状況」を何と見るか、という時に、○○さん(質問者)の想念界を確立しておかないといけないんです。で、これはね、『精神戦争』。精神の戦争です、これは。要は、「正邪の戦い」と言っても、よくわからないかもしれないけど、精神の戦争とはどういうことかというと、上塗った方が勝っていくわけです。よく、「嘘の上塗り」っていうでしょ?

 

受講者

はい・・

 

楳木代表

ちゃんと御教え読んでる人に、“嘘の上塗りよね?”っていうと、“ホントそうだわね~”ってなるんだけど、センターに行って、その「勉強会」に参加すると、嘘の上塗りをされるわけですよね。すると、塗った方、が勝って行く・・、で、今度はまたそれを、塗られたのを『洗い落としてやらないといけない』のです。これが、戦争です・・、精神戦争ですね。

 

受講者

ああ・・。この「文明の創造」を読んでると、曇りの無いようにしないといけない、ということだけど、自分に曇りがあったら、どうしょぅ(笑) って、この前言ってたんですけど。いやね、この間、分院会議で私の話が出たよ、で、専従者が、 “正邪の戦いで、○○さんが出ていったよ”“しかし、後は引き継ぎなど心配なく全然大丈夫”とか言ってたとのことですが、全く「邪神」って決定づけられているみたいで(笑)で、「正邪の戦い」ってハッキリ言われたみたいですわ(笑)

 

楳木代表

それでね、メシヤ様はココのね・・、

『そうして驚くべき事は邪神界の総頭領は、今から二千数百年前、世界の覇権を握るべく、周到綿密にして永遠な計画を立て、現在迄暗躍を続けつつあるが、』

だと。邪神というは暗躍してるんです。公然としないんですよ。だから、正邪の戦いとして邪神と位置づけた、というんだけど、暗躍しているわけじゃないわけです。暗躍というのは、「如何にも正しい振る舞いをしながら、みんなを不幸に陥れていく」ということなんです。

 

受講者

うーん、それで、跡継ぎでも、誰も嫌でする者がいない、という状態が続き、仕方なく片方の専従者がやるといったんですが、全然何もしないし、対社会の会合でも何でも進んで無いそうで、“な~んだ、全然やってないんじゃないの”ってみんな言ってて・・。“薬でも何でもかんでも、やっぱり昔からオカシイわねえ”とその時はまた思い出して言うんだけども、しかし、最近専従者がしょっちゅう「勉強会」をするようになって、それでまた、“そっかな”という繰り返しで

 

楳木代表

いま読んだところを抜き出しておいて、『センターの説明は如何にも正しいようにしてるけど、むしろ暗躍してるよ』と、そういうように指摘していかないとね。御教えをもって指摘していかないとね。

 

受講者

やっぱり、本部が変わるのが一番早いだろうなと、つくづく思っているというか・・

 

楳木代表

メシヤ様は、昭和27年に「文明の創造」をなぜ書かれたのか、ということを、こういうように考えていくとより明確になってきます。それを自分の腹に入れて、『(善悪の)精神戦争』、だと。だから、根気負けした方が負けるんだと。

 

受講者ん

・・・

 

楳木代表

メシヤ様は、良いことは諦めないが肝腎、悪い事は諦めることが肝腎と仰っているところの、一番の『根幹』、がコレ(精神戦争、善悪の戦い)なんです。

 

受講者

そういうふうに御教えやっていくとハッキリしてきます。

 

楳木代表

(精神戦争ですから、)そうです。

 

受講者

もう、(御教えではなく、自分達の考え方に固執しすぎて)無理だっていう話もねえ・・、しかし、また話を聞いてくれる機会がある時に・・刷って。

 

楳木代表

そうですね。それとですね、(汚れている)相手に触れていると、こっちも汚れてくるから、そういう時は、ここ(支部)に来て、『御奉仕』をして、『御浄霊』をいただいて『浄めていただいて』、それでまた、『精神戦争の中へ、戦いに挑む』という姿勢でやってみてください。

 

「大学生レベルで医学を観る」ように

受講者

・・・。なんか、メシヤ教、難しいと思うんですよ、どうやって(笑)

 

楳木代表

難しいですよ。だって、「今までの文化とか信仰とか、小学生レベル」だと仰ってるわけだからね。そうして、世界救世(メシヤ)教こそ、ね、『大学とか大学院の話』なんだからね。

 

受講者

そうですよね。自分が・・

 

楳木代表

だから、メシヤ様は「一番最高位の御教え」を、みなさんに取り次いでおられるんだからね、それを、「スーっとわかったような顔をするのはオカシイ」わけですね。「自分達の魂を高めつつ、御教えをわかっていくように」しないと、わかるわけがないんですね。

 

受講者

う・・ん・・。そうですよね・・

 

楳木代表

まあ、今回の御教え拝読をしながら、そういうことを腹に入れておいていただきたい、と思いますね。

 

受講者

このメシヤ講座特選集の解説タイトルが、「魂の覚醒を促し、思考を拡げる」となっておりますね。

 

楳木代表

うん。この御論文を拝読するとね、「拝読するごとに」、「魂が覚醒」していく、そうして「発見」がある。メシヤ様はこういう御意図があるのか、と。そして、それを発見すると、自分の「思考がドンドン拡がっていく」わけですね。何歳になっても、思考というものは拡がっていく。で、○○教団は、「思考がほとんど停止」しているということになるんですね。

 

受講者

う・・、フフフフフ(笑)

 

楳木代表

(笑) だって、言われるまんまでしょう(笑)。

 

受講者

そうです(笑)・・・、思考停止状態。

 

受講者

勉強会に行かれて、そこで専従者の方や信者が、回し読みされるんですけど、そこで初めて読んだとか、目にしたとかありまして、結局は、読んでハイ終わり、ということがあったんです。

 

受講者

今はあります。

 

受講者

昔は無かったですね。で、参加しても読んで終わりだったから、有難味が無かったそうです。その後に解説をするようになったけれども、善悪とか信仰的な部分はまだいいんですが、当然、「療院に結びつけていこうとする話」になっているんですね。いづのめがEMを説くのと同じように熱心に、です。

教団の方針があって、それを各地に降ろしていくための勉強会だと思うんですけど、それは、錯覚にもなっていき、裏返せば、さっきの暗躍する霊界にいるかのようで、さらに、魂に正直な迷いや不満の信者さんをどうやって熱心に変えていけばいいのか、ということで、浄財をさらに減らしていって、思いついたまま小冊子をドンドン出版していっている、療院にもどんどん費やしていっている、赤字は増えるばかり、という実態かのように見受けられます。

教団が熱心になり、信者さんもそれについていっているのですが、魂は光らずに、いつまでたっても顔が暗いという状況が続いているようで・・。

人間「矛盾」をトップダウンで強いられることほど辛いことは無いですし、これは停止どころか、「思考の破壊」にすら・・・、ボーと空を見詰めて活動の手足だけが動いて心ここにあらず、という浮遊病的な方もおられましたから・・・

 

受講者

「正しい」ということをドンドンお伝えさせて頂いていかないといけない、上塗りしていかないといけない・・前に木原さんがいたときはねえ、いつも上塗りして下さっていましたが、・・私、・・よっぽど御教えが入らないと(笑)そこまで・・難しいですよね。

 

受講者

ただ、覚悟、が要りますよね。メシヤ様の御意思が御教えですので、(話す場においては)御心を、一瞬たりとも離さず、或いは・・、自分が曇っていたら、常にメシヤ様の方に心向かわせながら、なんとか話をさせて頂いていたんですね(笑)。だから、絶対にこれは譲れない、ということでは、薬というのは、いくら理屈を言おうが、(御教え通りの)揺ぎ無いもんだ、と。そういったところから、仮に、私の知らない、専門的なことを言われた時にでも、その根本から、考えて、努めていきますので、諦めません・・。

 

楳木代表

うん。で、今、「文明の創造」の次の分・・6月15日に発行する分をね、今日、(支部に)ちょっと早く着いて、校正してたんですけどね。この中はね、ほぼ全部、腎臓のことばかりで、薬が病気を作り出す、というシステムをね、メシヤ様は細かく読みやすく御説き下さっているけれども、

改めてこれは一番理解しやすい。やっぱり、「文明の創造」は、練りに練り上げて、集大成したものだなあという感じがしますからね。だから、病気のメカニズム、も全部解って行く、という感じですね。ですから、校正してても発刊するのが楽しみだ、っていうくらいですね。

 

受講者

ですね。

 

楳木代表

うん。読み返せば読み返すだけ、身体の事が解って来る、という感じになってくる・・、だから、勿体無いですよ、○○教団は(笑)

 

受講者

・・・薬理学とかあんまりわかっていないですわ、私(笑)。でも、最後のがわからなかったですね、最初はわかるんですけどね、支部長代理がわざわざ(布教配布用に数部)コピーして下さったの、三重支部の(メシヤ講座の薬理学に関する部分)を。でも、最後のがわからなかったですね、ブロックとか・・私も今までそうしたのは勉強して来なかったですからね(笑)。病理学とか、阿保先生のとか(MOAは)チョコチョコ取り上げてましたけど、阿保先生の本を読んでいなくて・・。でも、一般の方の方がよく読んでおられるんですね。でも、そういうのを読んでもなかなか、わからないというか・・

 

楳木代表

そういうのは、御教え、を根底において、ああいうところを読まないとね。そうしないと、ブロック、ということがどういう事を意味するのか、がわからないわけですね。

 

楳木代表

身体のとか、腎臓の、っていうのは二級で割りと勉強させてもらっていたんですけど、御教えを読めば読むほど、一致しているなあ、と・・

 

受講者

御教え、と、MOAさんが言っている日本医術、とを専従者さんたちが、分けて、使っていますね。ところが、繋がるには繋がるんですが、本当にちゃんと繋げて行くと、悪いものを飲んだ、ということが判るんですけどね。

 

受講者

いや、(薬毒論は)二級の本にも書いてあるんですけどね。

 

受講者

いえ、腎臓を汚してはいけません、腎臓の固結を早く溶解していきましよう、ということは判ってるんだけど、腎臓結石や腎盂炎とかちょっと難しいことになった時に、浄霊で絶対治って行くんだ、という事がわかっていて、かな?

 

受講者

そんな大きい病気じゃないですよね。

 

「治らない」というより「救い方を知らないだけ」

楳木代表

御教えで、驚くことは何か、というと、(本来人間は、毒の質量の程度によるが、体力が無くなり衰弱の一途にならない限り、大抵の病気は自然治癒力により)「ほっとけば、治る」、と書いてますね。浄霊すれば治る、ということではなくてね。○○教団は、「ほっとかないで、治さない」ということなんです。ほっとかないように医者に見せたりして、結果、治らないように、治らないように、しているということです。

 

受講者

以前は、「予防医学」ということはあまり言わなかったんですけど、近年は、早期発見をして、ほっとけば治るような病気を医者にやってですね、定期的には定期健診というのを、専従者自らが行ってますね。そうして、療院の指示に従って、薬を飲んでいる、ということで、みなさんも「定期健診」に行きましょう、ということにしていますね。

 

受講者なんでそういうふうになったかと言うと、療院は最初ほとんど全然薬を使わず、それで一生懸命、何時間も施術(浄霊)したけど、しかし結局、治らなくって、それで(療院が紹介するアチコチの大学病院などの)お医者さんにかからなくてはならないようになって、そこで問題になりそうなことになったりして、そこで、もう・・(専従者や教団本部の)挫折感とかそういうものがあったと思うんですね。

で、根本は、病気治し、っていうことで、メシヤ様っていうところに想念が行っていないという、治す浄霊、になっていっちゃったからだと思うんですけど、そこがメシヤ教との違いで、それで、いくらなーんぼ一生懸命、浄霊していっても、治らへん。昔みたいに、治らへん、っていうことになると、急に病院に運ばれたりとか、問題が起こってきたりして、それでもう・・御手上げになって、それで、今ある体制に移っていっちゃったということなんですね。

だから、最初は、薬を使わずに、頑張っていたんですよ。で、とうとう、(本部見解としては)全然治らないって感じになったんだろうなぁ、って。(浄霊だけで問題なく治るという)事例が少ない・・。そういうのは、事例に出さないようにしてる。で、結局、亡くなったりなんかして・・。

 

楳木代表

だから、結核なんか浄霊しすぎると駄目なわけです。浄化しすぎる、からです。浄化ということは体力を使うから、体力が無くなっていって身体は浄化して良くなっていくんだけども、また体力が無くなっていくので、亡くなっていくということにもなりますが、そういう場合は、どのような間隔で御浄霊をするか、とか逐一見ながらやっていかないといけないんです。

 

受講者

はあ、そういう御教えがあるんですか。歳いった人は、何ですけど、

 

受講者

何回も話してるよ、その話。

 

受講者

い人でも結核?

 

受講者

違う、肺病に関するものは、呼吸困難とか体力消耗で衰弱して亡くなるっていう、

 

楳木代表

あっ、そ、体力で亡くなるっていうことでねえ、

 

受講者

(笑) あと熱のために食欲が落ちて、体力が落ちて、とかね。

 

楳木代表

だから、癌でも擬似癌と真症癌の場合は、対処の仕方が全く違うわけです。

真症癌の場合は、霊的な部分が関わってくるので、霊的な面の指導をしないと、癌は絶対治らないです。

 

受講者

あッ、真症癌は治るんですか?

 

楳木代表

(ジーーと見られる)真症癌は、

 

受講者

あ、(笑)すみません

 

楳木代表

真症癌は、良くすれば、治っていくわけです。

 

受講者

あ、りゅうじん・・

 

楳木代表

龍神だけじゃないです。

 

受講者

あ、そうなんですか。

 

楳木代表

(笑) 真症癌はね、癌が出来るシステムが、想念界にあるんです。だからね、「霊の働き」と「想念界」が作り出した真症癌が出来るから、この想念面を直さないと、浄霊しただけでは治っていかないんです。

 

受講者

あ、そうなんですかあ。

 

楳木代表

何故かっていうと、浄霊して浄まっても、同じ曇りを・・毎日発生させているわけだから、その人は。女性の場合は、乳癌とか子宮癌とか、そっち側の問題が一杯あるわけです。そういう指導を、

 

受講者

乳癌でもそうなんですか?擬似癌じゃないんですか?擬似癌の方が結構多いかなと思っていたんですが、

 

受講者

胃癌の場合は、龍とかあるけど。その性質で、(前世はもとより、現世でも)肉とか食べてその恨みや毒で、っていうことがあるけど。要は肉食で食べ過ぎるとかね。で、真症癌というのは、(生命を有するとか宿るようになると)乳癌であっても玉が動いたりもするのでね。

 

受講者

ああ、すいません、やっぱり御教え読めてない・・

 

楳木代表

みんなね、「救い方を知らないだけ」なんです。だから、「医者の言う事を聞いてしまう」んです。

メシヤ様は、「まだ(医学が)腎臓の仕組みとかまだわかっていないので」、「私がこう(神の医学で)説明しても、(まだまだ医学は)解らないだろう」というように仰っている。

しかし、最近、「医者がコレコレこういうことを気付き出したので、まあまあ良かったと思う」というような書き方をされておられる。ね、その「本体の人達(メシヤ様の機関であるべきところの信者達)が、医者の言う事を聞いていてどうするんだ」ということです。

 

受講者

だから、悩んでいるみたいですよ。(浄霊しながら)病院にかかっても、結局治らないので、死んじゃう、っていう人が何人もいて、やっぱり悩んでおられるんですよ。みんな治らない、という事で・・・

 

受講者

キッチリと、御教えに求めて、ね。要は、御浄霊で素晴らしい奇蹟のあった時代があったんですから、それを見詰めていった時には、絶対的な神観、信念、というものがあったかと思うんですけども、その後はそういったものは欠落していったとか、非常に隙が出来ていった為に、(いろいろな大切な面において)このくらいはいいだろうという中で、イザという時になった時に、迷い、が起こるんですよね。

 

日本有数の宗教が「宗教性(神)を無くすために四苦八苦」

楳木代表

先達の書かれたね・・、中島一斎先生に関する本を読んでも、30代で亡くなった人とかいるでしょう?

 

受講者

ええ。

 

楳木代表

これに対するね、いわゆる解釈が全く書かれていない。あの人は立派だった、全てを捧げ切った、とは書かれている。しかし”30代で亡くなった”、ということを論ずるのが、本来の先達の話であるわけです。

 

受講者

そうですね。

 

楳木代表

うん、それが全く、この教団には、無い。ここがね、(教団組織と組織人に)「宗教性」が欠落している、という最大の理由なんですよ。

 

受講者

この前の地震で、40名亡くなって、行方不明がまだ三十何人かいるという話をチラとしても、「今までも、一生懸命に信仰してきてた人でも、みんな(病気などで)亡くなっている(ので珍しい事でもない)」って(笑)。 そう言うんですよ(笑)

 

楳木代表

だったら、もう(笑) 今日読んだところがピッタリです。どこだったかな・・(ゴソゴソ)

 

受講者

魂が覚醒していたらね、そんな亡くなり方はしないですよ。今、見ればみるほどね、みんな、曇った顔をしてね、

 

受講者

それが当たり前だ、っていうふうに思って、

 

受講者

で、自分達は、シッカリした信仰をしてきている、と思っている・・。ところが、自分や家族が病気になった時に、「迷う」でしょう?迷った途端に、信者の縁が切れると仰っているくらいですからね。で、専従者にお願いした時に、ちょっと難しいと、専従者も、迷って、しまう、と。

 

受講者

私も、今まで亡くなった専従者達に対しての説明もずっとされて来ないままずっとやってきちゃっているので、それが当たり前になってきてるから、正直、地震で亡くなっても、「ああ亡くなったんだ」っていう感じなだけで、「一生懸命やっても亡くなるし」という事が頭に入ってますもので、慣れちゃったというか・・・

 

 

受講者

慣れちゃたと言っても、あんなに亡くなったということは、今まで無いんですよ。御家族こそ、「何故、一生懸命信仰して来たのに・・」と、泣き崩れてるんですよ。そこをまた、嘘の上塗りをして、冥福祈願祭といったことだけやって、原因を答えないんじゃ、あんまりですよ、御家族にとっても。一生、苦しみますよ。亡くなった方も、自縛霊として、全然納得できないでしょう。

もし霊障が起きて、浮かばれない噂でもされたら教団は怖いから、全国の信者に呼びかけて、各地センターで慰霊を毎月という、そういった大多数の信者の想念を利用するかのようで、それで、何とか霊を押さえて欲しい、教団の暴露を霊が語らないで欲しい、と懸命になってる、というように思う方もいました。一人、二人、じゃないんですよ。

しかし、まともな霊媒師を複数でも呼べば、簡単にバレますよ。自分達が懸命にやれば、霊界行けば、教団が確信して指導してきた、本当に第三天国以上行きであるのかどうか、・・人間が決して行けない紫微宮に行くというが、第三天国どころか、災害死や事故死が天国だという御教えは、どう解釈しようが、有り得ない。

 

受講者

だから、「世間よく熱烈な信仰を捧げても」と・・・

 

受講者

間違って捧げてたら、って事ですね、それが今、代表先生が、この御教えがピッタリだというところがね・

 

楳木代表

うん、そこ、書き抜いておいて下さいよ。

『世間よく熱烈な信仰を捧げても思うやうな御利益がなく、病気も治らず、行ひも面白くない人があるが、それは其(その)的(まと)である神の力が弱く、邪神の活躍を阻止する事が出来ないからである。而(しか)も困る事には此(この)状態を見る世人は、之こそ低級な迷信と思ひ、偶々(たまたま)本教の如き正しい宗教を見てもそれと同一視するのであるから実に遺憾に堪(た)へないのである。』

 

受講者

ですから、昭和10年のもそうありますけど・・。今の、ぴったり、という御論文ですけどね、メシヤ様は他宗教の事を仰ってるんですけど、他宗教で起きていることが、沢山、三派で起きている、と。

 

信者の「地獄の状態」に大悲

楳木代表

そういうことだね。

いやあね、自衛隊の事を聞くと、物凄く悲惨です・・。御遺体を回収する時にね、電線に一杯御遺体がひっかかっていたという・・。

 

受講者

電線に?ですか??

 

楳木代表

そうです、津波にのまれて、だから・・、あの・・映画・・(プレデターで、人間狩りをして吊るす場面)のような、正にそうした様相だと聞きました。みんな、電線に引っかかって・・・

 

受講者

水に流されて、電線に引っかかって、水が引いて、宙に浮いているという状態ですね・・

 

楳木代表

うん・・、それは、テレビとか誰も映して無いから日本人は知らないけど、地獄絵図のその様相というのは、想像に絶する。その他に、海岸の波打ち際に、御遺体がずっーーと・・。今週号のある週刊誌にはね、顔は写してないけど、自衛隊が御遺体を電柱の下から引っ張り出している写真が一部出ていたけど、こういうのが延々と続いていたんだろうな、と思うけど、自衛隊の方からの説明を聞くと、もう考えただけでも恐ろしい・・引っかかって、首から無いのとかね。手とかなくて胴体だけ引っかかっているとかが物凄くあるんです。

 

受講者

それが信者である可能性もありますし、それは、今までのような病死とかいう亡くなり方とは全く程度が違いますよね。だから、“亡くなっている人もいるからね”と言ってもそれはだいたいは

五体満足な形、ですよね。見た目は。しかし、交通事故、或いはそれ以上の状態で亡くなっていっているということですね・・。少なくとも現界の地獄霊界では、そういう足が無いとか、(臓器移植で)心臓が無いとか、そうした残酷が事実あり、また、幽界で地獄に行って・・。しかし、まさに現実が、御歌にあるように全く「恐ろしい状(さま)」です。

 

楳木代表

だから、あの御遺体回収は自衛隊だけにさせてはいけない、とも思うのです、御遺族がやらないと。そうしないと・・、そういうのを見せちゃいけない、という政府側の親身安易な考え方ですけど、しかし、「実態」を見て行かない限り、この「悲惨さ」というのはわからないわけだからね。

 

受講者

い○の○教団にしろ、支援しに行ったのは、信者さんだけにということですが、そういう、捜索にも入れたら、「愕然」とするでしょうね・・まだ、見つかっていない御遺体がありますものね。

 

見倣いたい「宗教性」の熱意

楳木代表

だから、そういう事も含めて、世界救世(メシヤ)教から、世界(きゅせい)教になったところから、「宗教性」が欠落しているわけです。

それはどういうことかと言うと、例えば、御在世当時の先達・・とりわけ地方の支部長クラスは、この前の大石凝真澄美さんの本などまでも、(人を救うための宗教性の追求を重んじているので、霊学の本までもを)みんな読んでる(熱心さがあった)。

 

受講者

そうなんですかぁー

 

楳木代表

ぅん、この間、○○家のところに行ったでしょ?「これ親父が読んでたんです」と、見るとこんなにも霊学の本があった。で、「私読んでもよくわからないんですよ」と言われたので、じゃあ拝借と、開けてみたら、赤線が引いてある。で、教会長になると運営面が出てくるから、結果霊的な探求は疎かになるんだけど、支部長クラスというのは、どうして御浄霊力を出すか、ということで相当(信仰の奥深い覚りを必要とする)霊学(、加えて、もしかすると、人によってはメシヤ様がいずれ話すと仰られた言霊学)を勉強している。(プライバシー上省略)で、今はそういう専従者がいないんだね。

 

受講者

私は、代表先生が玖珠というところにお生まれになったから、「言霊学」というものを研究なさったのかなと思っていたんですが(笑)。そういうものが、あったということも知らなかったですね。

 

楳木代表

いや、私が興味を持ったのはね、「言霊学」について、それが「御教え」にあるからですね。だけど、教えてえてくれる先生は誰もいないからね。聞いても、わからないと言うし、ましてや、私の親に聞いたけど、わからない、と。自分で勉強していくしかないから、出来るだけ、そういう資料など探っていったわけですね。

それとね、実は、私が小学校五年の時にね、いい先生と出会ったんです。○○という(学校の)先生でね・・、今でも覚えている。で、その先生がある日突然ね、漢字を黒板に書き始めたんですね、バラバラばらばら書いて、何を書いたかというと、(パラパラ手帳をめくられている)

 

受講者

先生っていうと、(自分の時は)共産系の先生ばっかりだったから(笑)

 

楳木代表

いや、共産系であろうが、勉強を求める人間がいればいいんです・・黒板にね、小学校五年生の時にね、コレ書いたの、コレを・・(「安 以 宇 衣 於」といった、手書きされた表をお見せくださる)日本の平仮名というのは、漢字から作られた、というのを初めて知った。

 

受講者

書道の時間とかに、こうしたら「あ」になるんだよ、って学びました・・

 

楳木代表

なるほど。で、そういう人と出会うと、日本の平仮名は漢字から作られたとわかる。漢字は、中国から来た。中国から入ってきた時に、この表は誰が作ったのか、と興味が湧くでしょ?で、「表」は漢字であり、これは何を示しているか、というスタートが小学校五年生からだった・・、私の場合はね。

 

受講者

素晴らしいです。

 

受講者

漢字は音読みですよね。で、これが時代によって・・、呉、漢、宋によって、明でも、ミャウ、メイ、ミンなどに変わっていって、(一方、やまと独特の訓読み、和訓、があり)それから万葉集時代には、漢字一つに多数の訓読みがあり、また、訓読みである「い」でも数種、借字として漢字をあてはめた。そして、漢字を合わせて、かな読みをしてた(万葉集)。それが、整理されていき、さらにその後、漢字を崩して平仮名が作られた、と。

 

受講者

いや~全然・・、あの、メシヤ講座とか教えてもらったんですけどね、自分の地域でも、ホツマ文字を読んでる一般人とか勉強している一般の人や、そうしたサークルなどがあり、ビックリしたんですけど・・・

 

楳木代表

そういう研究者はいるんだけども、それを活かして、世の中を良くするということ(言霊と文字についての意義や効果など、それらにおける教育や社会善化普及など)に繋げてないので、それを繋ぐ役割が、メシヤ様の御教えだ、ということ、だね。

 

受講者

地震後、世を立て直そうとかメールは来たりするんだけど(笑)

 

受講者

この前、○○さんに、メシヤ講座を印刷して渡し、ホツマ文字のところを他宗教のご主人に見せられたら、「神道している人たちは皆これを勉強している。僕も知っている。どうして今頃、メシヤ教が重視しているのかがわからないんだ」って言っておられたそうなんですが。

 

楳木代表

なるほど

 

受講者

それで、(私からは)「メシヤ教は、メシヤ様が、言霊から、あらゆる全て、のことが出来ていったということと、その元を知っていくためにも、この勉強会を始めたんだよ~」って言ったんですけど。

 

受講者

その方々が知っている言霊学というは、まだ、本物ではないんだね。ホツマ文字というのを見た事はあっても、○にチョンの意味は、もっと深いものだからね。

 

受講者

あ~、そうですよね。

 

楳木代表

だから、神道をやっているといっても、神道じゃなくて、古神道であの古い文字を勉強したっていうことで、そうしたものを纏めたものの背景に、霊学(さらには神霊学)というものがある。(霊学などについて割愛)

 

支部長代理

以上で、五月度、月次祭を終わらせていただきます。代表先生、今月も誠に有難うございました。

 

<来月の御教え>

「「『文明の創造』総篇 悪の発生と病」(文創  昭和二十七年)

「悪の発生と病」は平成23年6月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.124 枚方支部 2011(平成23)5月]