メシヤ講座no.124浜松(平成23年5月)

<今月の御教え>

『文明の創造』総篇  悪と守護霊(文創 昭和二十七年)

 

【メシヤ講座 浜松支部】

浄霊の主眼

楳木代表

今日、初めて参加した○○さん。「メシヤ講座・特選集」はここに123号とありますが、ちょうど123号目におたくのお子さんにピッタリの御教えがありますので、今日は来れてよかったですね。

参加者

本人は息が苦しくて、気持ち悪くて吐きそうだと浄霊の時から言っております。

楳木代表

そう、大変だったけどね。ここに書かれているように、我々人間という存在は中心に魂があって、さっきおばあちゃんに時々寂しいとか言っていたでしょ、その魂が前世で味わった体験とかを引きずっていると、そのときのことがそういうように感じたりする場面があるので、それを消してあげるという事が浄霊の一番の主眼となることです。だから浄霊をしてあげると、前世から引きずっているものを全部浄めてあげることができるので、そうすると普通の生活ができるようになってきます。そういう点では、この人間の霊的な部分の構成が今回はっきりとわかるので、特にご両親は何回も確認していただけると大体自分の子どもが抱えていることの中身がよくわかってくると思います。そういう点ではちょうど良い時に来られたなと思いながら拝読を聞いておりました。

 

宇宙の構成

楳木代表

それから、皆さん方には宇宙の構成などを去年から勉強をしていただきました。宇宙の中に太陽系があって、太陽系が宇宙の中心というように考えることは、“んっ?”と感じるでしょう。今の大宇宙をみていくと、大体銀河系が1000から2000くらいあるといわれております。そして、銀河系の直径は大体2億光年くらいあるといわれておりますので、果てしなく広い銀河系がこの宇宙にはいっぱい点在して、その銀河系の中の一部分に太陽系があって、太陽系の太陽は銀河系をぐるぐる回っていて、その周りを地球がぐるぐる回り、地球の周りを月がぐるぐる回っています。だから地球の動きはどうなっているかというと、太陽の周りを回りながら、銀河系をこのように回っています。こんな感じで宇宙の中を回っていることになります。その地球の周りを月がこのように回っていますので、この地球上に生まれた人間の遺伝子構造というのはそのために二重螺旋になっているということです。で、これはもう科学的に証明した人もいますので、そういう存在だということを我々はまずわかっておいて、大きいことがわかっておきながら、それでもやはり宇宙において人類が生活する環境としては、この地球が一番いい環境なのだと。

だから、そういう意味でこの宇宙の中心に太陽と地球と月があるのだという表現をメシヤ様は用いておられます。これから子ども達は進学していって、高校、大学と行って、まだ頭のいい子は大学院まで行って、研究にずっといそしんでいく中で、宇宙全体のことがわかるけれども、しかし、人間の存在からしてみると、やはり地球が中心なのだという風に、考え方をいつも整理しながら学びを進めていってほしいと思います。

 

本守護霊がいつも輝いているように

楳木代表

それから2ページ目にいきますと、本守護霊と副守護霊と正守護霊という話をしてくださっています。この本守護霊が本来、いつも充実していると、人生というのはうまくいきます。

しかし、いろいろな理由でこの本守護霊が弱まっていきますと、どうしても良いことがあったり悪いことがあったりします。その割合で悪いことが増えると不幸なことになっていきますので、できるだけこの本守護霊がいつも輝いているようにしていただきたいと思います。

そういう意味では、そのあとに『人間の魂なるものは一種の発光体であって』とあります。これが、輝いているのが本来の人間なのですね。しかし、残念ながら現代人は、例えばペットを可愛がりすぎているために、人間と動物の間が非常に接近してきてしまっています。動物が人間に近づいているような感じでペットを飼っているのなら良いのですが、動物に近づいて人間がペットを飼っていると、人間の本来の魂の輝きがなくなってきて動物に近づいてきてしまいます。

例えばカラスとかに馬鹿にされてしまいます。ゴミ集積場でカラスがゴミにいたずらをしているとき、人間が近づいていってもカラスが平気で悪さを続けていることがありますが、これは人間の魂に光がないのでカラスは恐くないのです。ところが、魂の光っている人が近づいていきますと、カラスは逃げていきます。あるいは、逃げなかったら「コラー!!」と怒っていかなくてはいけません。そうしないとカラスは人間を段々恐がらなくなってきて、一段と悪さをしていきます。だから人間は叱る時にはしっかりと叱らなくてはいけません。動物に対して。そうしておかないと自分の魂が段々弱まってきます。だから、昔はですね、年配者の方々は馬が走ってきたらどうやって止めるか、ということは知っていますね。

参加者

前へ立って。

楳木代表

どうやって立つと教わりましたか?

参加者

向かい合ってです。

楳木代表

そうですね。どんなに早く馬が走ってきても手を広げて、目を睨む。そうすると馬は必ず止るのです。竹の棒とかで止めようと思っても、飛び越えてしまいますからね。人間しか馬を止めることはできないというのは、昔の人はちゃんと子ども達に教えてきたけれど、今は子供たちがそういう目に遭うことは少なくなってきたけれど、しかし、そうしたことを、親が子どもに、あるいは孫達に、動物と人間の向き合い方をきちんと教えてないので、人間性が非常に弱まってきています。馬は、例えばここにいで一番小さい○○君。○○君よりどんな背の高い馬が来ても、止めようと思って馬を睨みつけて立つと馬は止ります。そのくらいの力を人間は子どもでも持っているのです。しかし、そういうことを意識させておかないと、逃げてしまうのです。馬が走ってくると「キャー」と言って逃げてしまうということになってしまいます。

そういうことを、こういう教えを拝読した時に、もう一回、特におじいちゃん、おばあちゃん方は思い出して、子どもや孫たちに「そういえばこうやって教えられたやー」といって、教えてあげていただきたいと思います。

どうしても今、日本中ペットだらけになっているので、人間とペットの間がおかしくなってきてしまっています。そのためにペットに振り回されて、交通事故に遭う人が増えています。そういう人が増えるということは、人間が自分のことがわからなくなっているためにペットに危害を加えられるようになってきている、ということです。そういうことを知っておいていただきたいと思います。

 

『喜ぶべし茲(ここ)に最高神は顕現され給ふた』

楳木代表

そして、最後のページになるとそうしたことをきちんと宗教の世界も信仰の世界も、最高神という御存在でないところに宗教に関係してきたので本当のことを教えらなかったということと、魂にしっかり力をもらえる宗教が少なかったので、皆さんもそういうことをよく知らなかったのだ、と。

しかし、『喜ぶべし茲(ここ)に最高神は顕現され給ふた』ので、これからはそういうこと一つ一つ教えて力を与えていくので、非常に良い時代になりましたよということが最後のまとめです。そのまとめを受けて、これからより良い人生をお互いに送っていきたいと思います。

 

【御教え 『正しき信仰』天国の福音書(昭和二十九年八月二十五日)より】

支那(シナ)の碩学(せきがく)朱子(しゅし)の言に「疑は信の初めなり」という事があるが、これは全く至言である。私は「信仰は出来るだけ疑え」と常に言うのである。世間種々の信仰があるが、大抵はインチキ性の多分にあるものか、そうでないまでも、下の位の神仏や、狐、狸、天狗、龍神等を的としたものが多く、正しい神を的とする信仰は洵(まこと)に少いのである。従って厳密に検討を加える時、大抵の宗教は何等かの欠点を包含(ほうがん)しているものであるから、入信の場合何よりも先ず大いに疑ってみる事である。決して先入観念に捉(とら)われてはならない。何程疑(うたぐ)って疑り抜いても欠点を見出せない信仰であれば、それこそ信ずる外はないであろう。然るに世の中には最初から「信ずれば御利益がある」という宗教があるが、これは大いに誤っている。何となれば聊(いささ)かの御利益も認めない内から信ずるということは、己(おのれ)を偽(いつわ)らなければならない。故に最初はただ触れてみる、研究してみるという程度で、注意深く観察し、出来るだけ疑うのである。そうして教義も信仰理論も合理的で非の打所(うちどころ)がないばかりか、神仏の御加護(ごかご)は歴然として日々奇蹟がある程のものであれば、先ず立派な宗教として入信すべき価値がある。

又こういう宗教もある。それは、信者が他の宗教に触れる事を極端に嫌うのであるが、これらも誤っている。何となればそれはその宗教に欠点があるか、又は力が薄弱である事を物語っている。最高の宗教であればそれ以上のものは他に無い筈(はず)であるから、他の宗教に触れる事を恐れる処(どころ)か反(かえ)って喜ぶべきで、その結果自己の信ずる宗教の優越性を認識し、反って信仰は強まる事になるからである。

併(しか)しこういう事も注意しなくてはならない。それは、相当の御利益や奇蹟の顕われる場合である。正しい神仏でも、人間と同様上中下あり、力の差別がある。二流以下の神仏でも相当の力を発揮し給うから御利益や奇蹟も或(ある)程度顕われるので、大抵の人は有難い神仏と思

い込んでしまう。処が長い間には二流以下の神仏では往々邪神に負ける事があるから、種々の禍(わざわ)いとなって現われ苦境に陥(おちい)る場合があるが、一度信じた以上何等かの理屈をつけ、神仏の力の不足など発見出来ないばかりか、反って神仏の御試(おため)し又は罪穢の払拭(ふっしょく)と解するのである。

信仰者にして病気災難等の禍いがあり一時は苦しむが、それが済んだ後はその禍い以前よりも良い状態になるのが、上位の神仏の証拠である。即ち病気災難が済んだ後は、罪穢がそれだけ軽減する結果霊的に向上したからである。それに引替え、禍いが非常に深刻であったり、長期間であったり、絶望状態に陥ったりするのは、その神仏の力が不足の為邪神に敗北したからである。

世間よく、凡(あら)ゆる犠牲を払い熱烈なる信仰を捧げて祈願するに拘(かかわ)らず思うような御利益のないのは、その人の願事が神仏の力に余るからで、神仏の方で御利益を与えたくも与えられ得ないという訳である。このような場合、これ程一生懸命に御願しても御聞届けがないのは、自分は最早神仏に見放されたのではないかと悲観し、この世に神も仏もあるものかと思い信仰を捨てたり、自暴自棄に陥ったりして、益々(ますます)悲運に陥るという例はよく見る処である。こういう信仰に限って、断食をしたり、お百度詣りをしたり、茶断ち塩断ち等をするが、これは甚だ間違っている。個人的にどんな難行苦行を行ったとしても、それが社会人類に聊(いささ)かの稗益(ひえき)する処がなければ徒労(とろう)に過ぎない訳で、こういう方法を喜ぶ神仏があるとすれば、勿論二流以下の神仏か又は狐狸天狗(こりてんぐ)の類(たぐい)である。故に正しい神仏であれば、人間が社会人類の福祉を増進すべき事に努力し、その効果をあげ得た場合、その功績に対する褒賞として御利益を下し給うのである。序(ついで)に注意するが、昔からよく「鰯(いわし)の頭も信心から」という事があるが、これは大変な間違いであって、すべて信仰の的(まと)は最高級の神仏でなければならない。何となれば、高級の神仏ほど正しき目的の祈願でなくては御利益を与えて下さらないと共に、人間が仰(あお)ぎ拝む事によって清浄なる霊光を受けるから、漸次罪穢は払拭(ふっしょく)されるのである。鰯の頭や低級なる的に向って如何に仰ぎ拝むとも、低級霊から受けるものは邪気に過ぎないから心は汚れ、自然不善を行う人間になり易いのである。それらを知らない世間一般の人は、神仏でさえあれば皆一様に有難いもの、願事は叶(かな)えて下さるものと思うが、それも無理はない。尤(もっと)も昔から神仏の高下正邪等見分け得るような教育は何人(なんびと)も受けていないからである。そうして狐、狸、天狗、龍神等にも階級があり、力の強弱もあり、正邪もあるが、頭目になると驚くべき力を発揮し、大きな御利益をくれる事もあるから、信者も熱心な信仰を続けるが、多くは一時的御利益で、遂には御利益と禍いとが交互に来るというような事になり、永遠の栄は得られないのである。以上説く処によって、信仰の場合一時的御利益に眩惑する事なく、その識別に誤りなきよう苦言を呈するのである。

 

楳木代表

ところで、浜松の人たちは、浜岡原子力発電所のことが非常に心配だったけれど、唯一菅総理が叡智を発揮して止める命令をし、おとといから止め始めたので、大体今の段階では地震や津波が起きても大丈夫な形になっています。12メートル以上の防潮堤を建設することを中部電力が決めておりますので、その工事が完了したらまたあの原子力は稼動し始めます。そういう約束を政府と中部電力の間では取り付けているらしいので、それまで少し電気の量が減るので、皆さん方、節電に努力しながら、今日もだいぶ暑くなってきていますが、まだエアコンをつけずに。

こういう風に努力をしながら、クールビズといわれていますが、さらに皆さん涼しい格好をしてエアコンの温度を下げずに上げて過ごしていただきたいと思います。

また、こういう節電を呼びかけるということと、それから今、自分の家でも太陽光パネルを屋根に設置したり、過疎地に風車の発電機を置いたりという取り組みが進んでいます。そんな中で、日本で何が今一番の問題かというと、発電と送電が同じ会社がやっているということだということが指摘されています。発電をする企業と送電をする企業とが別になれば、送電の企業と各家庭で発生して新たにつくった電気の売り買いがスムーズにできるようになります。太陽光パネルで得た電気を売る時に、少しゴタゴタすることがありましたが、これからさらに規制を緩和して、その点のやりとりを自由化していくと、もっとみんなが節電をしつつ、自分のところで電気を発生させることができるようになっていくという風に指摘されています。そうしたことが、よりよい方向へいくようにお祈りをしていただきたいと思います。

そうすると、政治家が今みたいな非常事態の時には、自分のことよりも日本国を何とかしようという方向に動いておりますので、その人たちにさら叡智というものがうまれて、良い方向に進めることができると思います。いろいろな企業、大手のトヨタ自動車や、この辺はスズキやヤマハやホンダなどが休日を土日から少しずつシフトして、電気の使い方が平均的に使えるようにしていくと思いますので、個人の我々のなかでもそうしたことを、例えば夜中に洗濯をするとかそういう風にしてできるだけ電気を節約して過ごしていただけば、無駄のないエネルギーの使い方になっていくと思います。そういうことをお話しておいて、いつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

宇宙人との交信

参加者

宇宙人は神ですか?

楳木代表

神というよりも・・・。どういう宇宙人?

参加者

上から見ているとか、光として現れるとか。

楳木代表

前、私も一回だけ宇宙人と話をしたことがあるのだけど、そのときは、○○君は6年生だよね。

参加者

はい

楳木代表

そのときに6年生の男の子を媒体にして話をしたことがあります。以前、熱を出してどうしても下らなく、「どうしたら良いでしょうか?」と前の布教所に親子で来たことがありました。そして、浄霊をしていたら、その子が熱でぐったりしていたのに急に起きて座り、「実は私は今、アルタメッタ流星群から交信の回路があいたので、伝えたいことがある」と喋りだしたのです。その流星群の名前まで細かく教えてくれて、「何が言いたいのか」とたずねると、「実はこの人の具合が悪いのは、親がしっかりしなくてはいけないのだ」と。「この母親が主に命を捧げて、そして、一人でも多くの人を救ってもらいたいために、この子に熱を出させて、回路をあけたのだ」と。そういう話でしたので、私も「私に何か言いたいことはありますか」 と聞いたら、「この教えをもっと積極的に広めてもらいたい」とのことでした。両方とも「了解しました」と伝えると、「それではもうこの回路を閉じないと・・・、この子の熱がいつまでも続くと、この子の体力がなくなってしまいますから、これで終わります」ということで、通信が途絶えたら、その子の熱は下がり、すぐに元気になりました。そんなことがあったので、恐らく物質をもっている宇宙人というのはどうかと思いますが、霊的な存在、神霊的存在の形である、という部分では体験的に認識しています。そういうことが一度だけありました。

参加者

△△さんが生きている時に一度宇宙人のことを聞いてみたかったのですが、聞けませんでした。

楳木代表

聞いておくと面白かったかもしれませんね。

参加者

私の弟が前に光の物体に追いかけられて走って逃げて帰ってきたことがありました。

楳木代表

それはいくつくらいのことですか。

参加者

高校生か社会人になってからか。大きくなってからです。

楳木代表

そんなに大きくなってからですか。

参加者

みんながもう寝てしまっている時に、私だけ起きていたらそのように言って帰ってきました。

楳木代表

夜に?

参加者

夜です。

参加者

火の玉ではないの?

参加者

火の玉ではないそうです。火の玉と光の物体とは違いますよね。

楳木代表

それは全く違います。火の玉はゆらゆらしているから。UFOみたいなものは直線的にシュッとくるからね。

参加者

主人がペンキを塗っていたので、何気なく上を見ていたらUFOが見えました。「動かないからUFOかも」 と話をしましたら、急に消えてしまいました。だからUFOはいるのですよね。

楳木代表

UFOを見た人は珍しいね。

参加者

飛行機とは違う形で丸でした。飛行機は翼があるけれど、なかったから。

楳木代表

物質に肉体を持っている宇宙人というのは信じ難いけれど、そういう霊的存在としては認識できますね。ただ、噂ではアメリカのNASAには宇宙人の標本がいっぱい保管しているらしい、と。ただし見て証言した人はいません。

宇宙の話が出たけれど、プレデターという映画を見ましたか?

参加者

はい。

 

安全対策

楳木代表

スイッチを押すと透明になり、またスイッチを押すと姿が見えるようになりますね。プレデターが人間狩りをして、捕まえたら最初は人間をつるしていたでしょ。あれだけを観ていたら非常に恐いけれど。

今回自衛隊の人たちが東日本大震災で,津波で犠牲になった人たちの遺体を発見するためにずっと入っていった時に、一番恐ろしかったのは電線にぶら下がった遺体だそうです。遺体が波打ち際に打ち上げられているのは想定できたのですが、電線に遺体が引っかかっているのはそうではないので、やはり収容する時が一番恐かったそうです。その姿はちょうどプレデターの画面で見た、つるされている状態と同じような感じだったそうです。そういうのを見るとまさに地獄絵のような状態だったので、自衛隊の人は夜眠れなくなるので、毎日上司がカウンセリングをしながら休んで、また次の日に頑張れるようにということを毎日ミーティングしていたそうです。逃げ出した自衛官もいっぱいいるでしょ。逃げ出すのも無理はないのです。そんな姿を見たらね・・・。

世界にはそういうものがどんどん発信されているので、先ほど○○さんのお嬢さんがアメリカから日本へ帰るときに「そんなに恐ろしいところに帰って大丈夫なのか」 と言われたのです。アメリカではそういう現場の写真を撮って送っているのです。日本人が一番そういう映像を見ていないのです。世界にはそれが駆け巡っているので、日本は大変な状態になっているということで、みんな旅行に来ないというような状態になっているのです。だから、日本の報道も、レポーターたちは、芸能人はどこまでも追いかけていって写真を撮っているけれど、遺体というものになると急にひけて写真が撮れなくなってしまうのです。しかし、曽野綾子さんではないですが、そういう悲惨な状態を個人が特定されないようにして写真を撮ってみんなに公表しないと、現実を知らないでしまいます。津波が来たときにどんなことになるのか恐ろしさがわからないので、他の土地では甘く考えてしまいます。

だから、もしそういうことがあったときにはすぐに高台に避難すると。今、浜松市を中心にて平地の人たちの逃げる場所をどのように確保するのかというビルの選定政策をやっているでしょ。○○さんのところもやっているでしょ。

参加者

私のところはやっていません。

楳木代表

それならば早くやってと言っておいて。早くやってもらって自分の逃げる場所を確保しないと、逃げる場所がなくなって自分の命にかかわってくるからね。

○○さんのところは水が来るかもしれませんよ。

参加者

私の家の裏に4階建ての建物があり、外階段もついているので、そこに逃げさせてもらおうかと近所の人と話しています。

楳木代表

4階なら大丈夫でしょう。海からあれだけ離れているから。海際では4階でも危ないけれど。そういう場所を決めて逃げるようにしてください。そして逃げるときに必ずロープを持っていって自分をくくって、どこかの柱とかに縛りつけておけば、例えば津波が来て自分の上を越えていっても返ってくるまで我慢していれば流されませんから。今回もカーテンレールにつかまっていて助かった人がたくさんいるでしょ。海から離れているところの人はそうすれば大丈夫です。海際の人は勢いが激しいからそれでは対応できませんが、○○さんのあたりではそうして何とか我慢すれば良いかと思います。やはりビルに逃げても波が上に越えていった人の話を聞くと波は相当の圧力らしいからね。だから□□さんは押し車を買ってくださいね。今の押し車は昔のものと違ってタイヤが大きくしてどんなものにぶつかっても越えていけるようなものもあるから、それで逃げる練習をしておかないと、毎日。

参加者

家の南側にある東海道新幹線の線路に逃げ込むか、北側にある東海道本線の線路に逃げ込むか、屋根に上るのが良いのか、どれが良いですかね?

楳木代表

屋根ではダメでしょう。やっぱり新幹線のほうが高いですか?

参加者

天竜川の堤防はどうでしょう。

楳木代表

それは余計に危ないよ。だからさっき○○さんに話したように、新幹線に駆け上がって、金網があったら金網にロープを通して、自分に縛りつけておけば。中に入らなくても良いから。

参加者

盛り土でも大丈夫ですか?

楳木代表

新幹線は在来線の盛り土と違って、下にコンクリートが入っているから。あの速度を支えるために。他に建物はないの?

参加者

マンションがありますが、自由に入れないもんね~。

楳木代表

それは自治体がマンションの持ち主に交渉をして、「地震がきたらすぐに一階を開けて、避難をさせてくれ」と。それは自治体のやることです。自治会長さんに交渉してもらわないといかん。高層マンションがあるのなら、そこに逃げるのが一番良いから。それで5階以上まで上げてもらって。今回の津波の高さを考えると、東海沖も相当大きいらしいです。今回の地震では南北500キロが割れたらしいのですが、今心配されている東海から南海までがつながってくると700キロらしいです。今回よりも長いトラフが割れる可能性があるということですので、やっぱり最悪の状態を考えて逃げる場所を考えておかないと。そして、いざという時に逃げ込む練習をやっておかないとね。高台の人は良いけれど、平地の人は避難する場所を確保してください。

参加者

年も年だからこのままモタモタしているのなら、そのまま往ってしまったほうがいいかなとも思いますが。

楳木代表

いや、だけど仮に死ぬにしても遺体を守らないといけないから。流されて上がってこないほど辛いことはないから。いくら死んでも良いと言うわけにはいけないけれど、やっぱり自分を何とか守ろうとする努力はしておいてください。そうしないと息子さんたちが、あと堪えられないから。なんとか助かる方法を探しておいてください。あと本文中で何か聞きたいことはありませんか?

 

副守護霊

参加者

先程の動物霊の話ですが、私の家族は犬にひどく吠えられて飛び掛かられるのですが、犬に馬鹿にされているのですか?

楳木代表

それか大体猿の系統なんでしょう。犬猿の仲なのです。一番下の子を見ればよくわかるでしょう。(大笑い)

参加者

それは副守護霊が猿ということですか?

楳木代表

そうそう。副守護霊同士の反応の仕方だから。

参加者

副守護霊は国によって違うのでしょうか?

楳木代表

国によってやっぱり少し違うでしょう。その国にいないでしょ。

参加者

天狗は外国にはいないですもんね。

楳木代表

死んで霊になるので、住んでいないとその霊はいないでしょう。お酒を飲ませると大人はすぐにわかります。何が憑いているか。ポンポコ腹を叩き出すのは狸で、肴町界隈にいる女性は狐が憑いているから男達はだまされるのです。そして、お金をせっせと運ぶのです。一番わかりやすい

のは札幌のすすきのです。すすきのと言ったら狐だらけです。だからすすきのという名前もついているのです。(笑い)

参加者

その副守護霊というのは一度憑いたら変わらないのですか?

楳木代表

特別使命があるときには変わるけれど、それ以外の時には変わりません。

参加者

ではその本守護霊に光をいただいて、動物霊を抑えておけば良いのですか?

楳木代表

抑え続ければ良いのですが、あんまり抑えつけ過ぎると食欲もなくなるから。食べたいというのはそっちが食べたいと言うのだから。

参加者

食欲があるなと思った時には副守護霊の力が強くなってきたということですか?

楳木代表

いやいや、そういうわけではなくて、健康だから食欲があるのです。だから食欲は大いに喜んでいたほうが良いです。酒飲む人があまり飲まなくなったら心配だけどね。(笑い)適度に楽しくしておかないといけないのです。

 

国民を守るということが政治家の一番の役割

参加者

先月の「メシヤ講座」に原子爆弾のことが『之こそ全く夢想だもしなかった恐怖の結晶である』 と書かれています。原子爆弾と原子力発電は同じものであるけれども、使い道が違いものだと理解していました。原子力発電所は平和利用をしていると思っていたのですが、その平和利用している原子力発電所で今回事故が起きたのはどのように解釈したら良いですか?

楳木代表

平和利用をしているから良いわけですが、政治家たちが利権をからませているからよくないのです。これまで原子力のほうが発電コストは安いといわれてきたでしょ。しかし、実質調べてみると決して安くはないのです。国策として「安いですよ」と宣伝してきたのは政治家なのです。

利権をからませたために、国民を守る政策が疎かになったのです。だから平和利用をしても、そこに利権がからんでいるので今回のような問題が起きると。そのように解釈しておかないと。このような問題が起きた時にはやはり政治家の責任だということを、みんな声を大きくして言っていかないと。政治家と官僚が利権をからませてやってきたということだから。その実態を批判していかないといけないのです。

参加者

原子力発電所はやはり海際でないと出来ないということですか?

楳木代表

できないのです。水が必要ですから。

参加者

利権がからむようなことをしないでいれば、このようなことにならなかったということですか?

楳木代表

だからやっぱりあのエネルギーというのは非常に貴重なものだから。石油を燃やす火力発電はこれから難しいから、だから原子力と水力と風力とそれから太陽光パネル。これでやっていかないと、みんなの文化的な生活は確保できないので、必要であるけれど、国民を守るということが政治家の一番の役割だということを腹に入れて対応してもらいたいということです。

参加者

そう考えると今回の菅総理の決断は良かったということになりますか?

楳木代表

だから政治家らしいことをやったということです。唯一。

参加者

私の仕事場も木、金曜日にお休みになるかもしれないと言われていますが。

楳木代表

だんだんそのように変えていくべきですね。そうしないと電気がね。

参加者

子どもがいる人は大変になりますが。

楳木代表

その辺は、子どもがいる人に対して、企業側がどのように努力していくかということだね。やはりみんなの叡智を結集すべきときです。

参加者

御教え『台風禍』を拝読していたときに、『一次元の霊界』『二次元の霊界』がありましたが、どういうことでしょうか?

楳木代表

言霊界とか、想念界とか、我々が普通にしゃべることによって汚してしまうものがあるわけでそういうものと、それから代々そこへ溜めてきた、これは政治にからむことで、個人の生活ではない為政者達が溜めてきたものとか。それによって台風の浄化の起き方がやはり違うのです。

参加者

私たちの発する言葉でも関係するということは、政治家のせいだけにすることはできないということですか?

楳木代表

そういうことですね。でも政治家のせいといってもやはり選挙民のせいだから。自分達が選んだわけだからね。だから政治家だけを悪く言ってもいけないので、自分達が本当に立派な人を政治家に出していくという考え方をいつも持っていないとね。都合が良いときは知らん顔をしていて、都合が悪くなると政治家の悪口を言うというのではどうしようもありません。

 

【御教え『台風禍』 栄光 二百三十号(昭和二十八年十月十四日)より】

知らるる如く今年程、後から後からと物凄い台風が現われた年は、今迄に覚えがないであろう。そうしてこの災害たるや人畜をはじめ、田畑、道路、堤防、橋梁、船舶等々全部の被害を換算したら、どの位の額に上るか見当もつかない程である。処が情ない事にはこの台風に対しての対策は、政府始め地方当局に於ても、余程以前から年中行事のように、鋭意あらん限りの方策を講じてはいるが、何処(いずこ)も同じ秋の夕暮で財政逼迫(ひっぱく)、計画通りの実行は迚(とて)も困難で、手も足も出ない有様である。としたら今後当然来るであろう数知れない台風に対しての、その不安たるや考えるだけでも慄然(りつぜん)とするのである。それもこれも台風なるものの本体が全然不明であるからで、私はその根本を知らしたい為茲(ここ)にかくのである。言うまでもなくその原因は科学迷信の結果、何事も唯物的方法を以て解決しようとする、その考え方が根本を外れている以上、一時的膏薬張でしかないのである。

という訳で、どうしても真の原因である唯心方法によらなければ永久的解決は不可能である。では唯心的方法とは何かというと、つまり台風なるものの真の発生原因を知って、それに合う対策を立てる事である。

それは度々言う如く台風は天災ではなく人災であって、人間が作って人間が苦しむという呆(あき)れる程の無智な為である。といったら現代人は驚くであろうから、これを詳しくかいて一般の眼を覚(さま)そうと思うのである。抑々(そもそも)この世界とは見ゆる物質と見えぬ霊との二つから成立っており、丁度掌のようなもので、表(手の平)は体で裏が霊と思えばいい。つまり表裏結合一体となっている。そうして一切は霊が主で、体が従であるのが万有の法則である以上、現界に発生する凡(すべ)ては最初霊界に発生し、それが現界に移写するのである。故に台風も最初霊界に発生するのは勿論であるから、この発生原因を作らないようにすればいいので、それ以外の方法は決してないのである。処がこの理を知らない人間は、結果である物質面のみを対象とする。丁度医学の対症療法と等しい訳で、一時的効果でしかない訳である。

では霊的原因とは何かというと、即ち霊界を曇らす事である。その曇りが或程度を越えるや、茲に自然浄化作用が発生する。これが台風であるから、この曇りを作らなければいいので、それには人間の想念と言葉に注意する。というのは想念が悪に属するもの、即ち憎(にくし)み、妬(ねた)み、そねみ、怨(うら)み、嫉妬(しっと)、不平等が霊界に反映し、気候不順の原因となると共に、今度は悪に属する言葉、行為即ち讒侮(ざんぶ)、中傷、欺瞞(ぎまん)、愚痴、卑劣、凡ゆる罪悪等で、前者は一次元、後者は二次元の霊界を曇らす事になる。これを台風という自然浄化作用発生によって払拭(ふっしょく)するのである。今一つは全然物質的原因である人肥金肥等の肥料、病虫害防止の薬剤等によって土を汚す為、自然はこの浄化の為大雨によって水で洗い流すのである。といったように凡ては人間の無智が作るのであるから、この事を知って原因を作らないようにすれば解決するのは当然で、大災も小災となり、小災も無災となる。これが宇宙の真理であるから、これを守る以外根本的効果のない事は断言するのである。(明主)

 

安全な食べ物

参加者

ユッケを食べてO―111で亡くなったり、入院したりしている人がたくさんいますが、O―157の時にも治療をしないでそのままにしておけば治ると教えていただいていますが、Oー111でも同様ですか。

楳木代表

治療しないで放っておいて、苦しんで上げ下げすれば2、3日でよくなりますが、治療をすると腎臓を痛めるということが起きます。しんどいけれど我慢して出してしまったほうが助かるということです。それと生は気をつけておかないといけないということです。

参加者

さしみはわさびをつけて食べればよいのでしょうか?

楳木代表

わさびは生だからつけるのではなくて、わさびをつけるともし魚に寄生している虫をわさびでおさえるということです。生を防ぐわけではありません。生を防ぐにはやはり鮮度をいつも見ておかないといけません。わさびといっしょに食べると魚に寄生している虫が卵を産んでいても大体処置できるということでわさびをつけなければいけません。だからわさびをつけることのできない子どもには生の魚を食べさせてはいけないということです。だから回転寿司でもわさび抜きは食べさせてはいけないのです。いわゆるすし屋には本来子どもを連れて行ってはいけないのです。さび抜きで食べたら、ものすごく危険なのです。子どもは。だから少しでもわさびを付けるようにして食べないといけないのです。それなのに物を識らない大人たちがさび抜きばかり食べさせるから。わさびを付けて食べることのできない子どもはすし屋には行ってはいけないと。

参加者

かつおには生姜がついていますが、それはそれで良いのですか?

楳木代表

生姜はその魚に対応しているので、それはそれで良いのです。そういう場合はわさびをつけなくても良いのです。かつおとかに生姜をつけるのは、それで良いのです。昔の人がずっと知恵を重ねてきていたので。

参加者

最近の若い人たちは朝から「疲れた」、「疲れた」と言うので、とても気分が悪くなります。

楳木代表

今の若い人たちは水分を摂りすぎです。常にペットボトルを持っています。小学生も学校に水筒を持って行きます。そんなに水分を摂ることはないのです。水分はご飯やみそ汁で十分なので、そんなに水を摂ってばかりいると、ずっと内臓も働いていなくてはいけなくなるので疲れてしまうのです。お年寄りが水分を摂ることは必要ですが、若い人はそんなに摂る必要はありません。

参加者

最近〈「まじめ」をやめれば病気にならない 簡単!免疫生活術 安保徹 PHP新書〉を読んでいたのですが、御教えと少し違うところもありますが、御教えの内容に合うことだったり、いつも楳木代表からご指導いただいている内容がたくさん書かれていました。本文中に〈がんになったらどうするか〉という項目には「早期がんの人はもちろん、進行がんの人でも、まだふつうに暮らせる人であれば、進行具合によって要する時間は違ってきますが、免疫力を高めることでがんは必ず治ります。そのためには日々免疫力を高める生活を根気よく続ける必要があります。」と書かれていました。

免疫力を高める

参加者

免疫力を高めるとためには、体温を高くすると良いということを聞きましたが、いかがでしょうか。

楳木代表

そうですね。

参加者

体温を高くするためにはどうしたら良いでしょうか。

楳木代表

それは食べ物に気をつけることです。自然農法と一緒で肥毒がある畑だと土の温度が下るのと一緒で、安全な食べ物を食べていないと体温も下ってしまうのです。

参加者

肉を食べると血液が濁ると聞いたことがありますが。

楳木代表

肉を食べると血液が濁るというより、日本人の体のつくりが肉を食べる体のつくりではないということです。日本人の体は欧米人と違って、小腸が長いのです。肉は吸収が早いので小腸まで来ると途中でカスになってしまっています。ですから野菜を食べることです。昔は肉を食べること

はほとんどありませんでしたからね。

参加者

肉を食べるようになったのはいつごろなのでしょうか。

楳木代表

明治時代からです。江戸時代までは肉を食べていませんでした。

参加者

子ども達の体温がどちらかというと低めなのですが、食べ物には気をつけているつもりでしたが、まだまだ気をつけ方が足りなかったということですか。

楳木代表

そうですね、家でも気をつけるのはもちろんですが、学校給食があまりよくないですね。

参加者

学校給食は子どものことを考えて作ってくれているのではないですか?

楳木代表

給食は、メニュー自体は良いけれど、材料が・・・。

参加者

栄養バランスのことは考えられているけど、給食費を抑えている分、安い材料や加工品でつくられているということでしょうか。

楳木代表

そういうことです。それでは時間が来ましたので終わりにします。

 

[メシヤ講座no.124 浜松支部 2011(平成23)年5月]