メシヤ講座no.101浜松(平成21年6月)

<今月の御教え>

「明主様(メシヤ様)と為郷恒淳氏との御対談」

【メシヤ講座 浜松支部】

メシヤ講座no.100のご対談を拝読して

楳木代表

今回のご対談相手がマスコミ関係者ということで、核心をついた質問に対して、御論文『文明の創造』の内容をそのまま判り易く話してくださっているようです。

それともう一つは、ブログ日月地の中で述べているように、メシヤ様というご存在と主神様というご存在をどのように捉えていくのかということです。

支部の御神床のようにメシヤ様のお写真を掲げてあることによって、主神様の方向とメシヤ様の方向を並列に考えてしまうと御神格というものが段々解らなくなってしまいます。

主神様は全宇宙を主宰されています。それを私達の身近に限定して、判り易く太陽系というものを運行されていると捉えると、そのことを鑑みても主神様は非常に大きなご存在であります。

 

一直線でお祈り

楳木代表

メシヤ様は、その主神様のお働き中の地球を救う部分を以って、私達に力と知恵を与えるために降臨されたのです。ですからご参拝する場合、主神様とメシヤ様は直線で捉えた方が良いのです。 主神様という大きなご存在の中の、地球を救うためのメシヤ様が前にいらっしゃるというイメージで捉えていくと、ご参拝する上において「主神様」、「メシヤ様」という御存在に対して一直線でお祈りできるのです。

だから支部の場合は、このようにメシヤ様のお写真を掲げていますが、個人の家にはメシヤ様のお写真を掲げない理由がそういうところにあります。

一直線にお祈りできるようにするためです。

この御神体にお参りする時に、主神様であり、地球を救うためのメシヤ様がそこから我々に御力を下さっているというそういう見方ができるようにするために、メシヤ教では各家庭にメシヤ様のお写真を掲げないようにしています。

そしてそれは、この御対談の後半部に更に考えさせられるところが出てくることにより、明確になります。そういう深奥なる理由があるのです。

だからこそ、メシヤ様は主神様のお立場に立ってここで明解に述べられているのは、『悪は必要であった』ということ、『善悪が闘う中で物質面が発展してきた』ということです。

私達が今、便利に使っている飛行機にしても悪があったからこれだけ進歩してきたというお考え方です。しかし、このことは主神様のお立場でしか言えないことです。悪も必要であったということは、主神様のお立場だからこそ言えるのです。今までの宗教は善だけできていますから、悪というのは戦う相手であるということになっていました。主神様は善も悪も両方造られたので、『悪も必要だったのです』ということが言えるのです。私達はこの主神様から御教えをいただいていますので、そういう大きなものの考え方が出来るということが、実は最も有り難いことだということをこのご対談を通して捉えてください。

そうかと言って、ここではメシヤ様のお立場から言うから『此の見方と言うのは主神の見方です。』とか『主神は善悪両方共造ったのです。』と仰っていますが、私達が『主神』と呼ぶわけにはいかないので、『主神様』とお呼びし、ご参拝する時には『主之大御神』様というように奉唱してご参拝させていただくのです。

しかし、これを勘違いしてしまうと、普通に『主神』『主神』というようなものの言い方をしてしまうのです。だからそういうようなところが私達の心の中で偏ってしまわないような考え方をしていただきたいと思います。

 

【御教え】御教え集13号 昭和27年9月25日 「8月17日」の一部

『昨夜から今朝にかけておもしろい論文を書いたのですが、まだ仕上げをしてないから読みにくいのですが‥‥‥。つまり薬というものは毒ですが、毒を薬のように思わせたのはだれかというと、神様なのです。だからちょっと意外な説ですが、ところが之を充分解ると根本的に分かるのです。なにしろ悪魔というのは、神様が作ったのです。こういった説き方は主神の説き方なのです。今までの宗教にしろなんにしろ、主神の教えではなかった。つまり善の側の神様が出て説いたのですから、悪というものをいちがいにぜんぜんいけないと排撃したのです。これは善悪両方の神様がこしらえたのです。善のほうの神様は、キリストとか釈迦を使って説かせたのです。ところが私は善悪両方の主神‥‥その神様の計画を説くのです。そこで悪を否定するのではなくて悪を肯定しているのです。そうすると毒を薬として服ませるのはどういうわけだという、そういう意味も知らなければならない。それを書いたのです。』

 

地上天国祭を迎え火素が増量

楳木代表

そして明日、地上天国祭を迎えて、さらに火素が増量してきますので、浄霊力や浄化力がさらに強化されてきます。

そういうところにおいて、今日は前日に月次祭をさせていただき、明日は地上天国祭を執り行わせていただくということは、浜松支部の場合、非常に有り難い節目が二度もあり、しかも明日は一番変化のある日であり、その日が浜松支部を中心に祭典を執り行うことができるということ、させていただけるということは大変有り難いことですので、感謝の心を持って明日の祭典に臨んでいただきたいと思います。

楳木代表

先日、「料理をしているお母さんのそばにいた小さな女の子に、煮えたぎっているお湯が服の上からかかってしまい、水ぶくれもつぶれてしまい、皮がズルズルになってしまっていますが、どうにしたら良いのでしょう」という電話が来ました。

「冷さずに、しっかりその部分に浄霊をすればよくなります」と伝え、御祈願してから浄霊をお取次ぎしてもらうと、痛みが治まってきて泣き止み、それから眠り始めたそうです。2時間位してからまた電話がありましたので、その子のお母さんに「一晩中浄霊を続けなさい」と指示しましたら、お母さんも努力して御浄霊を続けたそうです。

が、ご主人はまだ未信者さんですので、どうしても病院には連れて行くようにと言われて、翌日病院に行ってみたところ、小さい病院では手に負えず、大きな病院を紹介されて行ったのですが、その紹介先のお医者さんから「適切な対応をしてくれたので、菌が全然発生していません。順調に良くなってきていますから、手当てだけに毎日来れば大丈夫でしょう」と言われたそうです。

実は、小さい病院では手を負えなく何も対応してなくて、ただ大きな病院を紹介しただけなのです。

ですから、対応とは浄霊の取り次ぎなのです。浄霊が如何に素晴らしい効果があるかということを証し立てています。

ここで今一つ問題なのは、虐待で子供に熱湯をかける親がいるということです。そういうことがあるので、病院に診てもらわないと幼児虐待と勘違いされてしまう危険性があります。

今は中々難しい時代にはなっています。

だからこのような大きな怪我の時には慎重に対応しないとなりません。

薬を使わなければ中はきれいに元通りになるのです。しかし薬を塗ってしまうとどうしても火傷の痕が残ってしまいます。

医者の手が入る前に浄霊をしておくことがとても重要なことです。

そうしないと傷が残ってしまったり、治るのに時間がかかってしまったりしてしまいます。

 

【御教え】栄光161号昭和27年6月18日 治療という言葉

『医学では病気を治療する事は、全然出来ないといったら驚くであろうが、之は真理であるから仕方がない。では誰が治療して呉れるかというと、それは自分自身の体である。従って若(も)し医療で治るものなら、手術の必要はない訳である。つまり医療では病気の個所が治らないから、止むを得ず其(その)個所を除去して了(しま)うのである。又痛みの場合痛みを除ることが出来ないから、痛みを感じる神経の方を麻痺させて、感じさせないようにするのである。だから怪我をした場合、出血を止めるのも傷ついた皮膚や肉を作るのも人間自体である。処が医学ではそれを補う働きをするのが、医療であるとしているが、事実は反って邪魔をしているので、治りが遅れるのである。此(この)理によって手当や療法は無意味という訳である。』

 

B型肝炎が治っていた

楳木代表

またB型肝炎のキャリアの方が妊娠を許され、助産院でどうしても産みたいと言っていました。

しかし、誕生後にワクチンを接種しなくてはならないために助産院からは断られたそうです。

「日本で生きている以上決まりごとは守らなくてはいけない部分があるので、助産院での出産は難しいかも知れないけれど、最善を尽してメシヤ様にお任せして子供を授かることを中心に、色々問題があっても頑張っていきましょう」とお話をしていました。

そうしていたところ、B型肝炎が治っていたという報告がありました。

医者は「有り得ないが、精密検査の結果なので間違いはありません」と言っているそうです。今までより更に精密な検査をしてもマイナスになっていると喜んで報告してくださいました。

念には念をということで、もう一度精密検査を受けてみるそうですがそれで治っていればもう何も心配はないから安心して出産できるようになります。

その方は毎日の自己浄霊は勿論、30分の御教え拝読を音読でお腹の赤ちゃんに聞かせてあげるように欠かさずに実践しています。

主神様から地球を救うために出てこられたメシヤ様の偉大な御力を見せていただいているこの二つの大きな御守護を来る途中で耳にしましたので、まずは皆さんにお知らせします。後日、ご本人から報告していただく機会があると思います。

 

御神業地図について

楳木代表

(三重支部の責任者の方が発見された)この地図を見ると、鋸山は天照皇大御神様が誕生しメシヤ様がお迎えになったところで、伊勢神宮は天照皇后様がいらっしゃるところですので、夫婦神の間にある浜松支部の皆さんには心してやって貰わないと・・・ボーっとしていては困りますよ。(笑)

ちょっとびっくりするような地図が出てきましたね。

 

所信表明について

参加者

所信表明を読ませていただきましたが、○○委員会は所信表明と同じ気持ちで動き出したはずなのに、どこかでずれてしまったということですか?

楳木代表

今まで所信表明を見たことがありましたか?知らなかったでしょ?所信表明を知らなかったということは重視されていないということです。所信表明で進みたいということであれば、「○○教団」となった時にも、その後も所信表明を見せてそれをずっと掲げていくはずですが‥。教団の広報活動が弱かったのですね。所信表明をもう一度読んでみて、改めて初心を思い出してください。

参加者

メシヤ様の御法難と同じように教団浄化も警察まで行ってしまい、事件になってしまったのは、御法難のことがわかっていらっしゃらなかったのですか?

楳木代表

いいえ、そんなことはありません。わかっている人にはわかっていました。 要は司直のところまでいったというやり方が問題なのです。 利用した人間がいるということ、陥れたというのは利用したということです。メシヤ様の御法難の時も司直の手を利用してやったのです。 利用して御法難が起きたと解釈しておかなければなりません。

 

咳をしている子供を御覧になって

楳木代表

風邪をひいているのかな?お兄ちゃんに首、肩をよく浄霊してもらいなさい。

参加者

最近、子供が面倒くさいから動きたくないというのですが‥。

楳木代表

それは浄霊不足です。特に腎臓が弱っています。腎臓をよく浄霊しなさい。で、お母さんも疲れています。 子供がまとわりついてくると“うるさい”と感じているでしょう?それも腎臓が弱っているのです。その場合、子供に浄霊をしてもらいなさい。みんなで腎臓の浄霊を仕合わなくてはいけません。まずお母さんを元気にするために、腎臓の浄霊をしなくてはいけませんね。腎臓をよく浄霊しておかないと、お母さんの機嫌が悪いよ(笑)

 

【御教え】昭和22年 天国の福音 『腎臓医術と若返り法

『本医術は一言にしていえば腎臓医術ともいえるのである。曩(さき)に詳説した如く、病原としての毒素は然毒、尿毒、薬毒の三種で、その三毒が最も作用する局所としては腎臓である。先ずその順序を説いてみよう。人間が此世に生を享(う)けるや、既説の如く先天性毒素としての然毒が、先ず背面腎臓部に集溜する。嬰児と雖も殆んどは背面腎臓部に相当の毒素を保有している。幼児の起(おき)歩きの後れる原因もその為である。そうして人間は成人するに従い、然毒の凝結圧迫により腎臓は萎縮し余剰尿が溜結、何等かの病気発生となり、それの浄化停止の為薬毒を使用する。即ち以上三毒の圧迫加わり、腎臓はいよいよ萎縮する。元来腎臓はホルモンの製出と、生理的残渣を尿によって排泄するという重要機能である以上、腎臓萎縮は全身的浄化微弱とホルモンの欠乏を促す。その結果としての老衰は免れ得ない。此理によって人間の元気旺盛なるは腎臓機能の活発に因るのであるから人間の強靭なる健康こそ、全く腎臓の強盛に正比例するのである。

腎臓が完全なる活動状態となるに於て、先ず全身が軽くなり挙措敏捷となる。頭脳は明晰となるから能率は増進する。仕事に当って倦(う)む事を知らず、且つ困苦に堪え、万事楽観的となり、常に爽快感を保つから怒る事を厭い協調的となる故、人から愛敬され、成功者となる訳である。

又婦人にあっては浄血の持主となるから著しく美を増し、不断の快感は接する人に好感を与え、ホルモンの増加は著しい魅力を発揮する。故に夫婦は円満となり、家庭内の風波は起り得なくなる。又老年者と雖も先ず二十年は若返るであろう。其結果として普通九十歳以上の長寿者となる事は敢て難事ではない。

私は、人類の腎臓を完全たらしむに於て病者の絶滅、出産の増加は勿論、戦争の絶滅をも期し得らるる事を信ずるのである。何となれば完全なる腎臓は完全なる健康体となり、完全なる精神を持ち得、完全なる精神の持主は闘争を厭い、平和を好み怠惰を厭い、利己愛を捨て、すべて常識的に事を処理するようになるからである。

私は思う。本医術を他所(よそ)にして世界の真の平和の実現は得られないであろう事を。』

楳木代表

子供はとにかく小学生の間はまとわりついてくるものです。

参加者

周りの人からよく、「小学生にもなって、お母さんにまとわりついていておかしいんじゃない?」と言われますが‥。

楳木代表

それが普通なのです。それが当り前なのです。それをしない子が多すぎるから、変な子が出てきてしまうのです。愛に満たされないまま成長してしまうから成人した時おかしなことをしてしまうようになってしまうのです。ネットを見るとおかしなサイトがいっぱいあるでしょう?変質的なサイトが。それは全部満たされないままに成長してしまっているから、そういうところから離れられなくなってしまっているのです。

参加者

「小学生にもなってまだお母さんと寝ているの?」とも言われるのですが‥。○○○○○○○

楳木代表

そういうことは全く気にしなくていいです。昔は小学生でもおっぱいを吸っている子もいたのですから。それはその子にとってそれが一番必要なことですから。だから小学生の間までは、そのように甘えたりすることはその子にとって必要なことですから、突き放してはいけません。

参加者

小学生の男の子でも、お母さんとお風呂に入りたいというなら一緒に入っても良いということですか?

楳木代表

当然です。一緒に入った方が良いです。 一人で入れたら危険極まりないです。だから本当は小学生の間まではずっと一緒に入った方が良いです。本人が入りたくないというまで入って良いのです。そうしないと駄目です。

参加者

そうすると周りみんなは早く止めてしまっているということですか?

楳木代表

そうです。みんな思い込みでやってしまっているのです。そしてそれが親離れ子離れと思ってしまっているのです。 錯覚です。 精神的に親離れ子離れはするべきものであって、生活上でそのようなことをする必要はないのです。 独立心とか自立心とか言うものは精神上の問題です。

最近では親が婚活とかまでやっているでしょう。馬鹿げたことを。子供が30代後半や40代にまでもなっているのに、未だに親が婚活とか馬鹿なことをやっているでしょう?

それは自立心を持たせないように育ててしまっているから、そんなことまでやらなくてはいけなくなってしまっているのです。そして形ばかりで自立していると思っていますが、心は自立していません。 今は形ばかりの自立が多くなってきてしまっています。ですからいつまでたっても親に甘えているというのはせめて小学生の間くらいまではあっても良いのです。

そして男の子は中学になってヒゲが生えてきたりして変化が出てきた時に自立させれば良いのです。女の子は初潮がくるから、その時を機会に自立させれば良いのです。

そしてそのときを機会にぱっと離れていくでしょう。それまではべたべた甘えさせてくっつけておかないと。甘えてくるのは全然心配しなくても良いです。かえって親のところへ全然来ないで自立しているように見える子の方が心配です。 手がかからないと親が思う方の子供が危ないのです。 成長した時に事件を起してしまうことが多いですから。恐ろしいことです。何故かというと精神の安定の図り方がわからないで成長してしまっているからです。

親に甘えることができて育った子は精神を安定させる術を身に付けて成長していきます。

いらいらしてお母さんにべたっとくっついた時に「何言っているの、それはこのように考えるといいのよ」とか声を掛けてもらうと「あーそうか」と思えるようになりますが、そういうことが無くて大きくなってしまうとそのような整理の仕方がわからないまま大人になってしまいますから、大人になった時におかしなことをやりだしてしまうのです。

だから周りの人たちの方が危険な育児をしていると思っておかなくてはなりません。恐ろしい育児をしていると。

ですからそのような人たちをメシヤ講座に案内してください。「全くおかしな育児らしいよ。メシヤ講座で話を聞いてみない?」という風にしていきましょう。

参加者

今回、田中さんの体験記を読ませていただいて、私の家で月次祭をやらせていただく訳ではありませんが、毎日の生活の気持ちの持ち方にとても参考になりました。

楳木代表

そういう点では非常に参考になる体験記だったと思います。田中さんはまだ若いですが、自分の家で月次祭をさせていただくことによって、ずいぶん変化を許された人です。

参加者

今の北朝鮮というのはどのように見れば良いですか?

楳木代表

今、長男がインタビューに答えてソフトな側面を出していますが、後継者問題をまだ引きずっているようですので、後継者の権力闘争の最中にあるんだということです。

例えば仮に戦争を仕掛けてきてもすぐに潰せる訳ですから。絶対的な軍事力はないですから。今は出てくる人がガリガリにやせてしまっているでしょう?ですから早急に後継者を決めて、北朝鮮を立て直さなくてはいけませんので、今はそういうことをやっているんだというように見ておけばいいと思います。

色々な角度からみておかないといけません。

長男がインタビューに答えているのも、すべて指示が出てそうしているのです。

日本人は善意で見ていますから、答える気になったんだと思ってしまいますが、指示がないのに話は出来ません。勝手にやってしまうと、殺されてしまいますから。中枢が指示をしてソフト面を出すように言われているのです。

そういう見方をしておかないと、郵政で鳩山さんが辞めたということもわからなくなってしまいます。

何故社長交代であれだけもめているのかということが。

何故社長が頑としてやめないのかというのは官僚の天下り先をバッタバッタと斬っているからです。 最低20以上の天下り先をカットしたのです。それに対して、郵政の官僚たちが反発して辞めさせようとしているのです。しかし、社長はそれだけの天下り先をなくしたから民営化は良いことかというと良いことばかりではありません。 問題も多いのです。

問題も幾つかあるというように見ておかないと鳩山さんが辞めたということだけがクローズアップされていくとおかしなことになってしまいます。天下り先をなくしていくというのは、あの社長でなくては出来ませんが、その見返りとしてかんぽの宿を安く売っているのです。 自分達が安く買い取って、次の事業展開をするという確約がされているから天下り先をカットしているのです。 確約をもらっているから動けるのです。

しかし、官僚の方はそんなことやられてしまうと天下り先が無くなってしまい、自分たちの老後の安泰がなくなってしまうから、あれを潰せとやっているのです。ですから、一番の問題は何かというと官僚たちの公僕心がないということです。要するに自分の職務を全うしたあと、天下りをしないというのが公僕心です。あるいは退職金をもらって年金生活に入ったら、第二のところへ仮に行ったとしても給料返上をする。これが公僕心です。そういう姿勢がないのに、天下り先にいってまた多額の報酬を手にしていくということをやってしまうから、この社会がおかしくなってしまうのです。そういう構図を見て、構造改革というものの一番よかった点はそのような社会を壊していく点であります。

しかし小泉さんがやったことについては、悪く言えば〈アメリカのATM〉を作ってしまったということです。

郵便貯金がアメリカに流れていってしまうということですから。ゆうちょ銀行の貯金がアメリカに流れていくために民営化をしたというのは一つあるけれど、しかし構造的には天下り先を整理したというのがあります。

ですから、みんなが見て、この点まではある程度許しながら進めるか、あるいはこの点は許せんと言うことをはっきり持っていかないとテレビの報道によって私達が踊らされてしまいます。

そういうことを今のうちによく親は勉強しておいて、子供が小学5年生くらいになってきて社会的な勉強が多くなってきた時に、“ものの考え方を子供に教えてあげることが出来るような見識を持っていられるようにメシヤ講座に参加しているのだ”というように思って、そして自分も新聞などを読む時に文面だけでなく背景を探っていくような訓練をして自分の視野を広げながら子育てをしていくと、そのように思っていくと周辺で起きている内容がだいたい捉えられることができるようになっていきます。

視野を広げるのには図書館へ行くとか新聞を読むとかになりますが、社説はネット上で見ることが出来ますので、幸いにも全部の新聞を購入する必要はありません。

それを集めてまとめてみて「いかがでしょうか?」とこの場で聞いてみてください。まとまらなかった時にはまとまらなかったといえば良いですから。

そういう姿勢で取り組んでいけば、子供達の教育にあまり問題は起らないでいけると思います。

あと数年もすれば、子供ももうべたべたしてこなくなりますから、今の内にべたべたして来なかったら自分で引き寄せるくらいの姿勢でいてください。(笑)

 

[メシヤ講座no.101浜松支部 2009(平成21)年6月]