社会が地獄から天国に変わることに期待

町田市 田高善子(元世界救世教いづのめ教団所属)

 

「神界通信」への確信

メシヤ教ホ-ムペ-ジに出された「神界通信秘(メシヤ講座・特選集no64・「神界通信」参照)」を最初に読ませていただいたとき、「大変な内容だ」と思いました。しかし、失礼ではありますが事が事だけに「ここに書かれている内容が絶対的なものであるという根拠はどこにあり、どのようにしてこのことを信じれば良いのか?」という自分に対する疑問ともいえるような問いかけがいつも頭の片隅にありました。

7月中旬のある日、出かけた折に駅の近くの人通りの多い通路脇に破れたズボンをはいたホ-ムレスが寝ころんでいるのを見掛けました。帰りにもまだそこにいて、自分の前に置いた箱には一円玉ばかりが少し入っているだけでした。気の毒に思い、少し話をして思わず「明日ズボンを持ってきてあげるから、ここにいてください」と告げて帰りました。

翌日、出かける前に「もう一度じっくりと読み直してみよう。何かしら明主様(メシヤ様)からメッセ-ジをいただけるかも知れない」と、ふと思い、「神界通信」を読み直しました。

すると、読み終わる頃から何となく眠いような気分になり横になりました。出かけなければならないので起き上がろうとするのですが動けず、そうかといって眠ってしまうわけでもなく、「行かないとあのホ-ムレスは騙された気持ちになり、かえって気の毒な思いをかけるのではないか・・・」と気持ちは焦るのですが、自由がきかずなんとか動けるようになったときは夕方になっていました。「何か意味があってのこと」と受けとめ、この日はあきらめました。

次の日、昨日と同じ場所にその人は同じかっこうで寝転んでいました。洋服を渡して帰ろうとしたとき、警官が来て「『お尻を出して寝ている人がいる』と通報を受けたので、様子を見に来た」と非常に高飛車な態度でした。私は(通報をした)心ない人の行動を残念に思い、警官に「この人は悪いことをしているわけではない。着る物がないのだ。貴方がしなければならないことは、この弱者の前に来て権力を振りかざして立ち退かせることではなく、『弱い立場の人を助けましょう』と市民を教導することではないか」と意見を言い、その間にホ-ムレスは立ち去りました。

もし、この日この時間に私が行かなかったらこのホ-ムレスは警官から罪人扱いされ、辛い思いをしたことでしょう。前日、急に行けなくなったのは、この時に行かされ、このような体験をさせるためだったのかと思えました。

この出来事に重大な意味があるわけではないでしょうが、私にとってこの2日間の体験は『(偶然ではないのだ)全て事実ですよ』という明主様(メシヤ様)からのお言葉のような気がしてなりません。

「全ては明主様(メシヤ様)からの御指示であり、明主様(メシヤ様)が働かれているのだ。『神界通信』の一言一句はすべて明主様(メシヤ様)のお肉声である」ということを強く感じることができたのです。

 

「おひかり」を外してから浄霊力が大変強くなった

私は、6年前に「東方の光教団」から「いづのめ教団」に移り、昨年11月初旬に「おひかり」がなくても浄霊のお取り次ぎができることを明主様(メシヤ様)より知らせていただきました。何も知らない家族に「おひかり」を外して浄霊し、「どう?」と聞くと、「いつもより強く感じた。いつもこういうご浄霊をしてほしい」という回答です。「どういうことか?」とインタ-ネットを調べたところ、「晴明教」、「メシヤ教」の存在を知ることになり、真実を知らされました。

「おひかり」を持つことに意味がないので12月23日をもって世界救世教を脱退、今はどこにも所属せず活動し、唯一、メシヤ教とお付き合いをさせていただいています。

ご近所の佐藤さん(73歳)は2年前に「おひかり」をいただきました。今年になって私の仕事が忙しくなり、3ヶ月ほどお伺いできていませんでした。その間に佐藤さんは大きな浄化をいただきました。

風邪をひいたのでご主人につられて薬を飲んだ結果、血圧が上がってしまい、病院へ行って血圧の薬をもらって飲んだところ更に悪化し、不眠、食欲減退、不安感に襲われ「買い物にも行けない」という状態に陥り、一週間の入院もしたとのことでした。何故か浄霊のことは思い浮かばず、ある日ふと思い出し、私に連絡したとのことです。

それから2~3日置きに浄霊のお取り次ぎをさせていただき、4~5回させていただいた頃から、180以上あった血圧が正常になり、食欲も回復し不眠もだんだんと解消され、自由に出掛けることができるようになりました。

佐藤さんは「一事は死ぬかと思った、命が救われこんな有り難いことはない。元気になったらできるだけ多くの人に教えてあげたい」と、浄霊のお取り次ぎをする度に感動を語られ、大きな感謝が生まれました。

薬で死ぬか生きるかの苦しみに会い、浄霊でみるみる元気になって行く奥さんの姿を見ていたご主人も大変喜ぶと共に、目には見えない浄霊の力の存在がわかり、その後は御教えを熱心に拝読するようになりました。

また、ご主人は長男なので仏壇を設けて先祖供養をされるようお勧めし、メシヤ教で遷霊式を執り行なっていただきましたが「非常に気持ちが落ち着く。これが本当のあり方だね」と言っています。

そして自分も浄霊をお取り次ぎさせていただきたいという気持ちになり、我が家で明主様(メシヤ様)にお願いしたところ、お取り次ぎすることができるようになりました。この体験は私にとっても大変意味を持つことであり、霊界が大きく変わろうとしていることを感じました。

ご主人(80歳)は20年前から透析をしており、週に3回病院へ通っています。この20年間一日2回以上トイレに行くことがなかったのですが、浄霊をいただくようになってから排尿が増えてきました。最近では、昼間5回、夜中2回程トイレに行くようになりました。量的にはそれほどではなく、まだ透析の回数を減らすところまでは行きませんが、近い将来には期待したいところです。医学的には有り得ないということで、「もし透析の回数が減ったら学界に発表したい」と、ある医師は言ってくださっています。

また、ご主人は頭の真ん中が禿げており長年髪の毛が生えていなかったのですが、黒い髪の毛が生えてきました。動作も機敏になり、手先が冷たくて痺れていたのも解消されました。

これからの社会は少子高齢化が進みつつあり、今後に備えての国の対応策なのでしょうが、医療費の負担が増える傾向にあります。浄霊が正しく伝わり、明主様(メシヤ様)と直接霊線の繋がる人が増え、佐藤さんご夫婦のような方達が多くなれば、社会が地獄から天国に変わることは可能です。そうなることを期待したいと思います。

 

[御蔭話(御神業の変遷)メシヤ講座・特選集no.69 2006(平成18)年10月]

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