メシヤ講座no.196本部(平成29年7月)

<今月の学び>

「地上天国祭」と「メシヤ降誕仮祝典」の意義、「霊層界」

 

【メシヤ講座 本部】

菅谷支部長

皆様、改めまして月次祭おめでとうございます。

今日は7月2日ですけれでも、6月15日の「メシヤ降誕仮祝典」のことに少し触れさせて頂きたいのですが、3月3日に我々支部責任者、出張所責任者及びその他の中心のメンバーが神界から不合格というお答えを頂きまして、6月15日まで延期して頂き「その日までに我々は神様が望まれているレベルまでに到達出来るのか。」ということを神界から見られていたんですね。

3月25日に代表が御昇天されまして、今日はその日から調度100日目ということで後程百日祭として代表に御挨拶をさせて頂きたいと思っているのですが…。

これまでの時間はあっという間だったのか、それとも長かったのか…、我々責任者にとっては非常に長い百日だったと思うのですけれども…。もう2,3年経ったような気がしないでもないのですが…。
この百日の間、最初は代表がいらっしゃらないという、肉体的に目の前からいらっしゃらなくなってしまったということが辛くて正直なところ泣いていたのですけれども…。泣いてばかりもいられない位に、神界に行かれてから私達に沢山のメッセージを下さり、其々が今までの自分達のあり方を本当に考えさせられたのではないかなと思いました。

私もそうでしたし、その上で余りにも至らないということに気付いて、本当に一生懸命皆さんと共に取り組ませて頂きまして、そして6月15日を迎えることが出来ました。

箱根、熱海で祭典を執り行わせて頂きましたが、本当に合格だという御答えを頂きまして…、こんなに嬉しいことは生まれて初めてでした。勿論、代表も喜んで下さっていたと思いますし、代表はどんな思いだったのかなと色々と考えてもいたんですけれども…。調度その祭典の時に頂いていた、祭典の様子に関しての御垂示を少し読ませて頂きます。

 

御垂示―箱根祭典時に見えた情景

1.祝詞奏上の際

大きな劇場の様な所が見えました。照明はかなり薄暗く、演劇が上演される時の様な感じです。

次に舞台が見え、客席から見て左側の舞台の袖に楳木先生が控えていらっしゃる様子が見えました(舞台上だけは明るいです)。

先生はいつもの祭服で、正座の様に傅き、軽く頭を下げて祝詞をじっと聞いています。

 

2.御浄霊の際

先程の舞台が見えました。メシヤ様が舞台中央にお立ちになり、薄暗く誰一人いない静かな観客席に向かって集団浄霊をなさっていました(そこは劇場ではなく、救世会館の御参拝室でした)。

参拝席全体に御浄霊をされているわけではなく、前中央部の割と狭い範囲に向けてずっと御浄霊をなさっていました。

楳木先生はそのまま祝詞奏上時と変わらず、軽く頭を下げた状態で舞台袖にじっと控えています。

緊迫した雰囲気がかなりの間続きましたが、何故メシヤ様は誰もいない所に御浄霊をなさっているのか、そして一体どなたに向けて集団浄霊をなさっているのだろうかと不思議に思いながらずっとその様子を見ておりましたら、急に場面が明るくなり、「○にゝ」の御神体が見え、続けて御浄霊をされている菅谷さんの姿が一瞬見えたので、メシヤ様は時空を越えて箱根に集まったメシヤ教の皆様に向けて御浄霊をされていたのだと分かり、本当に驚きました。

そして御浄霊が終わり、それと同時にその様子は見えなくなりました。

 

3.体験発表の際 

発表時に携帯の呼び出し音が何度か鳴りましたが、その時楳木先生の物凄く厳しい表情が見え、その都度鋭い目でその携帯をお持ちの方を見ていらっしゃいました。

また、トイレ等で途中退席される方の中で、一部の方が祭典途中である事の自覚がなかった、楳木先生がいないからと軽く思っていた人がいた、誰がそうだったのかというのはしっかりとこちら側からは見えている、帳簿につけられているという指摘がいつもの方と楳木先生両方から伝えられました。

信仰をしているといってもやはり本人ですら自覚のない唯物思想が根強く影響している、人間側から見たら霊界の方は見えないだろうけれど、反対に霊界側からは体がある時以上に丸見えなんだ、心根まで見える、と付け加えていらっしゃいました。

 

御垂示-熱海祭典時に見えた情景

1.祝詞奏上の際

箱根での祝詞奏上時と同じく、楳木先生が舞台左側の袖で正座をして頭を軽く下げた状態で控えていらっしゃいました。

その時はメシヤ様にお仕えしているお立場である感じが強く、あまりこちらに対して接する事が出来ないといった雰囲気がありましたが、その中でも原田さんの祝詞の拍子に合わせてそっと二度頷いて、最後に「よし」という感じを出していました。

メシヤ様のお姿ははっきりとは見えなかったのですが、舞台の上は見え、人間のお姿ではない光の種の様なものを感じました。
祭典翌日になってから気がついたのですが、箱根御参拝時にメシヤ様が集団浄霊をなさっていた一画はメシヤ降誕仮祝典の為にメシヤ教の方々が集合して御参拝した位置でした。

熱海御参拝時にはメシヤ教の皆さんがあの辺りに集まるというのをご存知だったのだなとその時にようやく分かりました。

祭典時に見えたものは以上です。

 

御垂示-祭典終了後の夜

そしてその日の夜、先生の様子が見えました。

楳木先生が大役を終えた雰囲気で、やれやれ、ホッとした…という感じの様子が見えました。満面の笑みで、充実感・達成感が本当に伝わって来る、大変清々しいお姿でした。

その様子から、神様がお出ましになるにあたり、先生は神様にお仕えするお立場でありながらもメシヤ教の皆さんをお導きする指導者として先生ご自身が集められた因縁ある方々がきちんと神様をお出しする事が出来るかが問われていたという事がじわじわと伝わって来まして、大変な重責を担われていた事が分かりました。

この内容を受けて、本当に申し訳なさと感謝で胸がいっぱいになりました。

 

霊視報告

菅谷支部長

ということなんですね…。御浄霊中に○○さんも霊視をされて松原支部のホームページにアップされていますので、皆さんご覧になられたと思うのですが…。右進左退で回っている笹舟が、左進右退に修正されて行くように回って、その笹舟というのは私達一人一人のことだということですよね。大変リアルな凄い霊視で続いているんですよね。ですから、その前からの霊視を見て頂くと非常に分かりやすくて、松原支部月次祭の様子とか全部が繋がっているんだなということが非常によく分かります。

6月15日は霊界ではこういう情景だったんですね。私達は緊張していて…、私も箱根では緊張しすぎていて(笑い)…、ちゃんと拍手も出来ないような感じだったんですよね(笑い)。

”まずいなあ”と思っていたら後ろの方で携帯が鳴り出したりして…、一瞬”まいったな“と思いながら…、しかし精一杯礼拝はさせて頂きました。今回は熱海に参拝された方、そうでない方もおられましたが、メシヤ教として全員で6月15日を無事に終えて次に進むという御許しを頂けたということだと思います。

 

本日が実質的に新たなスタートの日

菅谷支部長

そして、本日がメシヤ教として実質的に新たなスタートの日であり、その日が楳木代表の百日祭と重なっているということが、本当に偶然ではないんだなと感じています。

先程、御礼拝で6月15日の感謝とこれからメシヤ教として本当の意味で核となって来年の3月3日にメシヤ様を御迎えさせて頂く、楳木代表、先達の先生方を含め4代教主様や多くの先生方や各教団の方々を含めて皆でメシヤ様を御迎えさせて頂きたいと…、その為に精一杯頑張らせて頂きますという新たな思いで御礼拝させて頂きました。

祭典後、代表の御霊前で同じように決意を皆さんと共に御捧げし、明日から心新たに進ませて頂けたらと思いますので、どうぞ宜しく御願い致します。

それで、6月15日に御参拝されなかった方もいらっしゃると思うのですが、今月の学びの課題は6月15日の「地上天国祭」と「メシヤ降誕仮祝典」の意義と想念のあり方についてというプリントを配らせていただいたんですが…、このプリントの内容と併せて「霊層界」の御教えを学ばせて頂いていますが、この「霊層界」の御教えというものは非常に大事なことが書かれています。来年に向けての御神業をさせて頂く上に於いてもそこのところとを今しっかりと腹に落とした上で進ませて頂けたらと思います。
それでは、先ずプリントの方を読んで頂きたいと思います。

 

国分寺支部長代理

「平成29年6月15日『地上天国祭』の意義と想念のあり方について」の朗読をさせて頂きます。

平成二十九年六月十五日「地上天国祭」の意義と想念のあり方について

 

 

菅谷支部長

はい、有難うございました。

この内容をしっかりと読んでいただいて、お腹に落として頂きたいなと思います。分からないことが有りましたら、今日は質問に御答え頂ける方が参拝されていますので…(笑い)、どんどん質問して下さい。

それでは、「霊層界」に付いては三重支部長代理から御願い致します。

 

霊層界についての学び

三重支部長代理

月次祭おめでとうございます。三重支部の濱口です。

「霊層界」に付いて重要な御教えだということで、先程しっかりと学んで腹に落として下さいということでして、私は浜松と三重では毎回このように大きな紙に書いて講座をやらして頂いているんですが、それを今回持って来ていますので見えにくいとは思いますが、御教えを読ませて頂きながらお話をさせて頂きたいと思います。
先ず「霊層界について」ということで、『霊層界と人間』という御教えがありますのでそれを拝読させて頂きます。

 

『霊層界と人間』

『霊界は、天国八衢地獄の三段階になってゐる事は、既に詳説した通りであるが、之が人間の運命と密接な関係が有る事を、爰に説かふとするのである。

霊界に於ける三段階は大別しての事であって、細別すれば一段は六十に別れてゐるので合計百八十段になってゐる。勿論、層になってゐるので、私は、霊層と名付けるのである。そうして此霊層に対し、人間は如何なる関係があるかを順次説いてみよう。

私は曩に、人間は肉体と霊体と密着してゐる事を説いたのであるが、その霊体なるものは、実は個体ではなく、今一つの或物との繋がりがあるので、その或物を名付けて幽体といふ。幽体とは、霊の霊であるともいへるので、霊体が肉体を、支配する如く幽体は霊体を支配してゐるのである。此意味に於て、人間の生命の真の根源は、幽体そのものであるといってもいいのである。

そうして幽体とは、霊界の生活者であるから、人間死するや、霊体は直ちに幽体に引かれて幽体と密着する事になる。それは生前、霊体と肉体と密着してゐたのと同様の意味である。又幽体は、霊界に於ける百八十段層の何れかの層に属してゐる事は勿論である。然し乍ら、幽体の居点は常に一定する事なく、その層の段階を常に上下してゐるが、普通時は或範囲内に限られてゐるのである。稀には、その範囲外へ出づる事がある。それが肉体的に表はれる場合、運命の急転となるのである。

人間の運命即ち幸不幸は、幽体の居点である霊層の階級によるので、それは実に決定的である。

そうして霊界に於ても主宰神があり、八百万の神が分担管掌してゐる事は、曩に述べた通りであるが、幽体に対し、断えずそれぞれの命令が下るのである。従而、その受命者の任務遂行が霊体に反映し、肉体に反映し、肉体がその如く動くのである。

如何なる人間と雖も、自己が計画し企図する事が、常に実際に於て意の如くならない事多いのは誰もが経験する所であらう。従而予想外な運命や、意外な結果に逢着するといふ事は、実は現世の人間の予想や思念は、幽体の運命に左右されなければならない法則であるからである。又自分自身に対し、眼に見へない或大きな力が常に支配しつつあるやうな感想が大抵の人は有るものである。この支配者とは即ち幽界に於ける支配者即ち神であって、健康、富裕、平和の世界であり、之に反し、下方にゆく程、病気、貧困、争闘等の絶間ない醜悪世界である。その中間帯である八衢が丁度現界に相応してゐるから、現世は健富和の幸福、病貧争の不幸と入り混ってゐる事は、誰もが知る所である。

右の理によって、現世に於ける幸不幸は、幽体の住する界層の階級によって定まるものである。従而、人間が人為的に如何に幸福を求め、実現しようと努力しても意の如くならないのは、右の理に由るからである。然し、現世に於て斯ういふ例もある。それは富裕者であり乍ら足るを知らず、吝嗇なる事貧困者と異ならない人があるが、之等は人為的に苦心努力の結果、一時的富裕者となったまでで実は幽体は下層にあるから、斯様な人が死後霊界に往くや、幽体相応の貧困者となるので大いに後悔するものである。

故に、幸福者たらんとするには、幽体を上層に住する事より外に道はないのである。然らば、それは如何なる方法によるかといふに之は何人と雖も知らねばならない事であらう。
茲処で、幽体が何故上中下に分離するかといふ事であるが、それは左の如き理由によるのである。

即ち、幽体の重量によるのである。軽い程上層に、重い程下層に往くのである。そうして軽いとは幽体が清浄であるからであり、重いとは溷濁してゐるからである。溷濁とは勿論罪穢に因るのであるから、清浄な幽体たらんとするには、その罪穢を滅消しなければならない。然らば罪穢とは何ぞや、言ふまでもなく自己愛による不正、虚偽の手段を以て人を苦しめ世を毒するといふ悪の行為によって発生し堆積するのである以上、それを滅消するには、その反対である利他愛による正義真実等の善的手段によって人に幸福を与へ、国家社会の為になる行為を多くすることより外にないのである。勿論それは厳然たる天則で、人力の如何共為しがたいものである。

右の意味によって、私の説く現幽相互の関係を知ると共に、衷心から信じ得らるる人こそ幸福の門に一歩入ったといふべきである。

右の霊層界に就て、今少し言ふ事がある。天国に相応する所の上層界は、健富和の活力が生々として流通しつつ、上層程それが高度である事は勿論である。斯かる説は、私の観念による仮説と思はれ易いのであるが、決してそうではなく、事実である事を立證してみよう。

私が永い間、本医術によって患者が治癒した場合、健康恢復のみではなく、性格も一変する事である。それは争を厭ひ、親和的となり、楽天的となるのである。特に講習を受け病気とそれに関する霊的事象を知るに及んで人生観が一変すると共に、不思議な現象が起り始めるのである。それは健康のみではなく必要な物資も恵まれ豊かになる事であって、而も、人為的では更になく、惟神的に思はざる所から、奇蹟的に入手するのである。斯事は受講後の誰もがいふのであるから、誤りはないのである。又、今迄不和であった人と親和し、今迄よりも人から尊敬を受け引立てられたり、希望が実現したり、仕事の能率が上り、試験にパスする等幸福的の事象が非常に多くなるといふ話をよく聞くのである。

右は、如何なる訳かといふと、病患の治癒者、特に受講せし者は、人間の健康や生命の実を知るに及んで、盲目であった霊魂が、飜然と覚醒するのである。彼の釈尊が曰った等覚を得て仏となり、正覚を得て菩薩となり大覚を得て如来となるといふ意味と同一であらう。従而、受講者は等覚を得るのであるから即心即仏となり、霊的地位が向上する訳で一躍霊層界の上級に転位する事になるので、右の如き事象に恵まるる事となるのである。』
[著述篇4-P.530(明日の医術3)  昭和18年10月23日]

 

霊層界についての解説

三重支部長代理

ちょっと長い御教えだったですけれども、拝読しただけでは中々スーと頭に入らないと思いますので、私はこういうふうに図式化して…、例えば先程の霊層界の話は天国、八街、地獄で各60段ずつありますよと。そこが又別れているんですけれども…。宿命というのは変えられないと…。霊籍というのは幽体がどこにいるのかだと…。

運命というのは例えば八街のこの辺に幽体がいても徳を積むことによって、このように上下に変わることが出来るんですけれども、ここにあるラインを上に超える時に運命が急転すると書いてありますので、急にラッキーなことが起きたり、しかし反対に下がって地獄に近づくことになると段々と悪いことが起こって来たりと、そういうことを今説明したところで伝えてあります。

どの階級に幽魂が属しているかによって幸、不幸が決まるんですよと、これは決定的なことなんですよということが書かれていました。

目には見えないある大きな力に支配されているように思うような時があると思いますけれども、主宰神、神様の方から幽体に命令が下るそうです。「幽体」、先程から幽体と言っているんですけれども、これは下手な絵ですが…、肉体があって同じような形で霊体があると、仮に亡くなったらこの霊体というのは霊層界にある幽体と同じような形でくっつくんですよと書かれています。今お話している幽体というのは霊層のどこかにいるということです。神様からこの幽体に命令があって、幽体から霊体に反映し、霊体から肉体に反映して体が動くというのが仕組み法則だということです。

今、物事が上手くいかないとか予想外のことが起こる場合は幽体の位置に左右される法則であるということですので、善事を行って徳を重ねて行くことによって罪穢が減少するので軽くなって幽体が上に上がってくるし、その逆で悪事を行い罪を重ねれば罪穢が増しますので罪の重荷というように重くなるのですよね。昔の人はこのことを分かっていたんですよね。

善悪の心言行そのままが霊線によって神に通じていますので、ここのところをしっかりと分かっていないと、なぜ悪いことが起こってくるのか…、などが分からないと「私達が地上天国建設に向かって行くに於いて自分の魂を清めて、御世話される側から御世話する側、救われる側から救う側に変わっていかなければならない」ということで、その為にはこの幽体の居場所を上げて行きましょうということが書かれています。

 

御論文「幸福の秘訣」朗読のあとで御話し下さった内容(御教え集30号)について

三重支部長代理

どうしても太陽の光でなければ駄目だと。太陽の光は毎日必ず出ます。暗闇はないと…。悪いことは幾日も続きません、総てがそうなんですよ…と。霊層界での魂の地位が地獄にある人は地獄の通りに写ってくるんですよ…と。それから、霊の力が弱いと怯えるようになる、例えば肝っ玉が小さいと怯えるようになるそうです。

又、霊の力が弱いと肉体の健康が弱いのと同じですから、自分の魂を霊層界の高いところにおくようにしましょうと。それで、災難とかの苦しみが来るという時は、よく考えてみると自分の体が健康でない時が多いのではないんでしょうか。ということが御教えに書かれています。健康な人は運勢が良くなりますよと。それで、私達にとってありがたいことは…、霊層界が上がるとお金に苦しまなくなるそうです。勿論、大黒様にも御願いして頂きたいのですが…(笑い)。

それでは纏めとしてこの部分を拝読させて頂きます。

 

根本の根本というものは自分の魂の居所にある

三重支部長代理

『・・・だからして”どうも思うようにゆかない、困る事が多い”という事は、結局自分の霊界の地位が低いからです。例えてみれば”自分は信仰に入って有難い、よく分るが、どうも親父の奴は分らない”又”娘も伜もこれに反対してしようがない、どうしたらよいだろう”というように考えている人は随分あります。それは自分の霊層界の地位が低いからです。若し自分が高ければ、自分の家族の者は霊線が繋がってますから、自分の霊が高上すれば、その繋がっている枝でも幹でも、自分の地位の方に引張り上げられるわけです。私が何時も言う”分らなかったらウッチャラかしておけ、急(アセ)って早く信仰に入れようという考えはいけない”という事はそういう事です。ですからそういう事は全然考えないで神様に御任せして、自分だけが一人でも多くの人を助けて、神様の御役に立つというようにすれば、自分の霊が上って行きますから、そうすると他の者も自然につり上げられるから、黙っていても分るというわけです。結局において、根本の根本というものは自分の魂の居所にあるのです。・・・』
[御教え集30号より抜粋]

『根本の根本というものは自分の魂の居所にある』ということをお伝えして、分かり難かったのではと思いますが終わらせて戴きます。
ありがとうございました。

受講者一同

ありがとうございました。

菅谷支部長

ありがとうございました。

魂の位置が関係しているということですが、結局は「人間が何の為に生きているのか…」ということがここに集約されているんです。ですから、我々は来年の3月3日のメシヤ降誕本祝典を目指して、そこでメシヤ様を御迎えさせていただき、世にお出しさせていただくという本当に尊い御用を、楳木代表との御縁で“楳木代表が我々に手柄を立てさせて下さる”という思いは、メシヤ様を世にお出しさせていただくことで凄い徳を積ませていただけるということです。それが霊層界での良い霊籍を頂けるという意味で、手柄を…ということなんですよね。ですから日々積み上げさせていただき、取り組ませていただけたらと思います。
我々は今、メシヤ様を世にお出しさせていただこうということで進んでいますが、今の世の中がどういう形で進んでいるのかということも併せて考えていただきたい部分がありますので、三重支部のHさんに最近の世の中の情勢に付いて少しお話をして頂ければと思います。

 

世の中の動き

三重支部のHです。

以前より、“今の世の中の動きは御教えに反する”ということを思っておりまして、マスコミに取り上げられていない真実ということがたくさんあるのですが、意図的に隠されているのです。時間の都合上その一部をお話させていただきます。

 

悪魔の儀式

去年の6月に楳木代表に御垂示が降りだした頃、ヨーロッパではショッキングなイベントが行われました。スイスのアルプスのトンネル57kmのトンネルなのですが、世界一の長さを祝福するイベントがありました。
【Wikipedia:最終更新 2017年5月14日 (日) 09:51
ゴッタルドベーストンネル(英: Gotthard Base Tunnel)あるいはゴッタルド基底トンネル(ゴッタルドきていトンネル)は、スイスのアルプス山脈・ゴッタルド峠付近において、アルプトランジット計画に基づいてゴッタルド鉄道トンネル(1881年完成)やゴッタルド道路トンネル(1980年完成)より深い地下に建設された鉄道トンネル。2本の単線トンネルで構成され、ウーリ州エルストフェルトとティチーノ州ボディオを結ぶ。全長は57km、縦坑や関連する連絡路を含めた総延長は153.5kmに上る。2016年6月1日に開通して、青函トンネルを抜いて世界最長の鉄道トンネルとなった。】

おぞましい内容のイベントになっていまして、悪魔の儀式と言われております。そのイベントにはヨーロッパの首脳も招かれていたのです。「世界は悪魔の王が支配することになっている」という、そんな儀式をヨーロッパで行われていた時期に御垂示が始まっているというのは、メシヤ様が世界の王として平成30年3月3日に御降誕いただけるように、我々準備をさせて頂いているわけですけども、それに対抗して悪の世界も・・・『東方の光』の逆ですからヨーロッパというのは。物質文化のそういうことになると思いますので、その象徴的存在であるエリートを集めてグローバリスト、自由貿易とか人と物とお金を自由に国境を越えてやるというのを推進するということでやってきて、今格差がものすごく開いています。99%の人と、1%の人の富を比べたら1%の人の富の方が多いと言われています。そのくらい搾取されているのです。

日本はデフレが20年間続いています。我々の給料は右肩下がりとなっています。思い込まされているということがありまして、政治家も学者も思い込んでしまった政策しかとれないということがあります。本来ならもっと早くデフレを解決する方法はあって、難しいことではないのですが、それができないように足かせをかけてしまっているのです。

 

真実を知れ ~種子法廃止について~

国会ではどうでもよいようなことで紛糾していますけども、ドサクサに紛れて自然農法を真っ向から否定するような政策が決まってしまいました。「種子法」が廃止されたのです。

日本では農協がアメリカへ行きまして、農協は既得権と言われていますが、実は我々を守ってくれています。アメリカの農家へ行って遺伝子組み換えの作物を使っていないことを徹底的に調べて、買ってくれているのです。しかもリーズナブルに種とかを入れてくれているのです。そして行政がきちんと管理して農家へ届けているのです。

「日本の固有種を守れ」というのが種子法だったのですが、グローバリズムの圧力、日本の経済人が結託して財政諮問委員会という名のもとに議員でもない人たちが廃止にしてしまうと。おそらく皆さん御存知ないでしょうが大変なことなのです。場合によっては自然農法の種が使えなくなると懸念されるのです。

『神様の常識と人間の常識は違う』と御教えにありますが、正にそういうことではないでしょうか。

『神様のやることは、人間の常識と言っても、本当の常識なら良いが、世間的の常識で考えて分かるような浅いものではないのです。』
[御教え集21号 御講話(S28年4月27日)]

マスコミの情報はコントロールされていると考えた方が良いです。インターネットで真実が明かされていたりします。しかし、インターネット上には嘘の情報もありますので、メシヤ様の御教えに照らして正しいことを言っているのかということを判断していかなければいけないと思います。
メシヤ様に繋がっている我々は真実をこれからドンドン知って行かなければいけないと思いますので、また機会があればこのような話をわかりやすくお伝えさせていただけたらと思います。

本日はありがとうございました。

受講者一同

ありがとうございました。

菅谷支部長

ありがとうございました。

世の中がそのような形で動いているということの触りを御話ししていただきましたが、世の中もそうですし、御神業でもそうなんですが、我々から見ると正反対なことが起きて来るんですよね。それで、御神業を進めさせていただこうという形で歩む中でどうしても…、例えば世の中も人間関係でもそうですが逆の働きが強くなって来るんですよね。全く同じように頑張れば頑張るほど…。6月15日をお迎えし、今はもう日が昇っていますので昼の世界なんですね。ですから、逆の悪の働きではないんですが…必死なんですよね。只、一つ言える事は、逆に我々の向上が許されるということがその反面言えますので…。

例えば人間関係もそうですが、大変な方がいらっしゃると…。これは仮にですが…、その際にその方とのことを通して、ではどうしたら解決出来るのかと…、それはもう自分が向上することしかないんです。ということは逆に向上のチャンスを与えられていると。そして向上することで総てが解決していくと…。これが全部先程の霊層界の御教えと繋がっているんですよね。先程のHさんのお話も。ですから、これからは本当に来年の本番に向けて色々なことがあると思いますが、個々に課題や使命を持って生まれさせられて今ここに繋がって集まっていますので、是非とも其々の因縁使命をメシヤ様に真向かい御祈りさせていただきつつ覚って進めさせていただきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

以上で終わらせていただきます。
ありがとうございました。

受講者一同

ありがとうございました。

 

[メシヤ講座no.196 本部 2017(平成29)年7月2日]

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菅谷支部長

 

皆様、改めまして月次祭おめでとうございます。

 

今日は7月2日ですけれでも、6月15日の「メシヤ降誕仮祝典」のことに少し触れさせて頂きたいのですが、3月3日に我々支部責任者、出張所責任者及びその他の中心のメンバーが神界から不合格というお答えを頂きまして、6月15日まで延期して頂き「その日までに我々は神様が望まれているレベルまでに到達出来るのか。」ということを神界から見られていたんですね。
3月25日に代表が御昇天されまして、今日はその日から調度100日目ということで後程百日祭として代表に御挨拶をさせて頂きたいと思っているのですが…。

これまでの時間はあっという間だったのか、それとも長かったのか…、我々責任者にとっては非常に長い百日だったと思うのですけれども…。もう2,3年経ったような気がしないでもないのですが…。
この百日の間、最初は代表がいらっしゃらないという、肉体的に目の前からいらっしゃらなくなってしまったということが辛くて正直なところ泣いていたのですけれども…。泣いてばかりもいられない位に、神界に行かれてから私達に沢山のメッセージを下さり、其々が今までの自分達のあり方を本当に考えさせられたのではないかなと思いました。

私もそうでしたし、その上で余りにも至らないということに気付いて、本当に一生懸命皆さんと共に取り組ませて頂きまして、そして6月15日を迎えることが出来ました。

箱根、熱海で祭典を執り行わせて頂きましたが、本当に合格だという御答えを頂きまして…、こんなに嬉しいことは生まれて初めてでした。勿論、代表も喜んで下さっていたと思いますし、代表はどんな思いだったのかなと色々と考えてもいたんですけれども…。調度その祭典の時に頂いていた、祭典の様子に関しての御垂示を少し読ませて頂きます。

 

御垂示―箱根祭典時に見えた情景

1.祝詞奏上の際

大きな劇場の様な所が見えました。照明はかなり薄暗く、演劇が上演される時の様な感じです。

次に舞台が見え、客席から見て左側の舞台の袖に楳木先生が控えていらっしゃる様子が見えました(舞台上だけは明るいです)。

先生はいつもの祭服で、正座の様に傅き、軽く頭を下げて祝詞をじっと聞いています。

 

2.御浄霊の際

先程の舞台が見えました。メシヤ様が舞台中央にお立ちになり、薄暗く誰一人いない静かな観客席に向かって集団浄霊をなさっていました(そこは劇場ではなく、救世会館の御参拝室でした)。

参拝席全体に御浄霊をされているわけではなく、前中央部の割と狭い範囲に向けてずっと御浄霊をなさっていました。

楳木先生はそのまま祝詞奏上時と変わらず、軽く頭を下げた状態で舞台袖にじっと控えています。

緊迫した雰囲気がかなりの間続きましたが、何故メシヤ様は誰もいない所に御浄霊をなさっているのか、そして一体どなたに向けて集団浄霊をなさっているのだろうかと不思議に思いながらずっとその様子を見ておりましたら、急に場面が明るくなり、「○にゝ」の御神体が見え、続けて御浄霊をされている菅谷さんの姿が一瞬見えたので、メシヤ様は時空を越えて箱根に集まったメシヤ教の皆様に向けて御浄霊をされていたのだと分かり、本当に驚きました。

そして御浄霊が終わり、それと同時にその様子は見えなくなりました。

 

3.体験発表の際 

発表時に携帯の呼び出し音が何度か鳴りましたが、その時楳木先生の物凄く厳しい表情が見え、その都度鋭い目でその携帯をお持ちの方を見ていらっしゃいました。

また、トイレ等で途中退席される方の中で、一部の方が祭典途中である事の自覚がなかった、楳木先生がいないからと軽く思っていた人がいた、誰がそうだったのかというのはしっかりとこちら側からは見えている、帳簿につけられているという指摘がいつもの方と楳木先生両方から伝えられました。

信仰をしているといってもやはり本人ですら自覚のない唯物思想が根強く影響している、人間側から見たら霊界の方は見えないだろうけれど、反対に霊界側からは体がある時以上に丸見えなんだ、心根まで見える、と付け加えていらっしゃいました。

 

御垂示-熱海祭典時に見えた情景

1.祝詞奏上の際

箱根での祝詞奏上時と同じく、楳木先生が舞台左側の袖で正座をして頭を軽く下げた状態で控えていらっしゃいました。

その時はメシヤ様にお仕えしているお立場である感じが強く、あまりこちらに対して接する事が出来ないといった雰囲気がありましたが、その中でも原田さんの祝詞の拍子に合わせてそっと二度頷いて、最後に「よし」という感じを出していました。

メシヤ様のお姿ははっきりとは見えなかったのですが、舞台の上は見え、人間のお姿ではない光の種の様なものを感じました。
祭典翌日になってから気がついたのですが、箱根御参拝時にメシヤ様が集団浄霊をなさっていた一画はメシヤ降誕仮祝典の為にメシヤ教の方々が集合して御参拝した位置でした。

熱海御参拝時にはメシヤ教の皆さんがあの辺りに集まるというのをご存知だったのだなとその時にようやく分かりました。

祭典時に見えたものは以上です。

 

御垂示-祭典終了後の夜

そしてその日の夜、先生の様子が見えました。

楳木先生が大役を終えた雰囲気で、やれやれ、ホッとした…という感じの様子が見えました。満面の笑みで、充実感・達成感が本当に伝わって来る、大変清々しいお姿でした。

その様子から、神様がお出ましになるにあたり、先生は神様にお仕えするお立場でありながらもメシヤ教の皆さんをお導きする指導者として先生ご自身が集められた因縁ある方々がきちんと神様をお出しする事が出来るかが問われていたという事がじわじわと伝わって来まして、大変な重責を担われていた事が分かりました。

この内容を受けて、本当に申し訳なさと感謝で胸がいっぱいになりました。
菅谷支部長

 

ということなんですね…。御浄霊中に○○さんも霊視をされて松原支部のホームページにアップされていますので、皆さんご覧になられたと思うのですが…。右進左退で回っている笹舟が、左進右退に修正されて行くように回って、その笹舟というのは私達一人一人のことだということですよね。大変リアルな凄い霊視で続いているんですよね。ですから、その前からの霊視を見て頂くと非常に分かりやすくて、松原支部月次祭の様子とか全部が繋がっているんだなということが非常によく分かります。

 

菅谷支部長
6月15日は霊界ではこういう情景だったんですね。私達は緊張していて…、私も箱根では緊張しすぎていて(笑い)…、ちゃんと拍手も出来ないような感じだったんですよね(笑い)。

”まずいなあ”と思っていたら後ろの方で携帯が鳴り出したりして…、一瞬”まいったな“と思いながら…、しかし精一杯礼拝はさせて頂きました。今回は熱海に参拝された方、そうでない方もおられましたが、メシヤ教として全員で6月15日を無事に終えて次に進むという御許しを頂けたということだと思います。

 

本日が実質的に新たなスタートの日

菅谷支部長

 

そして、本日がメシヤ教として実質的に新たなスタートの日であり、その日が楳木代表の百日祭と重なっているということが、本当に偶然ではないんだなと感じています。

 

先程、御礼拝で6月15日の感謝とこれからメシヤ教として本当の意味で核となって来年の3月3日にメシヤ様を御迎えさせて頂く、楳木代表、先達の先生方を含め4代教主様や多くの先生方や各教団の方々を含めて皆でメシヤ様を御迎えさせて頂きたいと…、その為に精一杯頑張らせて頂きますという新たな思いで御礼拝させて頂きました。

祭典後、代表の御霊前で同じように決意を皆さんと共に御捧げし、明日から心新たに進ませて頂けたらと思いますので、どうぞ宜しく御願い致します。

 

それで、6月15日に御参拝されなかった方もいらっしゃると思うのですが、今月の学びの課題は6月15日の「地上天国祭」と「メシヤ降誕仮祝典」の意義と想念のあり方についてというプリントを配らせていただいたんですが…、このプリントの内容と併せて「霊層界」の御教えを学ばせて頂いていますが、この「霊層界」の御教えというものは非常に大事なことが書かれています。来年に向けての御神業をさせて頂く上に於いてもそこのところとを今しっかりと腹に落とした上で進ませて頂けたらと思います。
それでは、先ずプリントの方を読んで頂きたいと思います。

 

国分寺支部長代理

 

「平成29年6月15日『地上天国祭』の意義と想念のあり方について」の朗読をさせて頂きます。

 

平成二十九年六月十五日「地上天国祭」の意義と想念のあり方について

1.本祭典に臨むまでの経緯

本教は例年六月十五日を「地上天国祭」と定め、一年の中天の日、「天照皇大御神」様の誕生日でもあるこの日を、霊界の大きな転換を迎える重要な節目と捉え、祭典を執り行って参りました。

思えば、教祖メシヤ様の事蹟を振り返りましても、昭和六年六月十五日、夜昼転換の啓示により本教開教の礎をお定めになったことに始まり、昭和九年同日、「天照大御神」様の夫神であらせらる「天照皇大御神」様を日枝神社にお迎え鎮座し奉り、昭和二五年同日には、かつて三千年の昔、「天照皇大御神」様の御頸珠に宿られていた「御倉板挙之神」様を、メシヤ様腹中の玉にお迎えし、最高最貴の御神格を得て、昭和二九年同日には「メシヤ降誕仮祝典」挙行に至るという、一連の御経綸の重要な節目の日となってきたところであります。

 

2.昭和二十九年六月十五日メシヤ降誕仮祝典について

この「メシヤ降誕仮祝典」でありますが、その挙行に先んずる昭和二十九年六月五日熱海碧雲荘において「メシヤ降誕宣言」が執り行われ、庭の玉砂利の荒莚敷きに資格者一同を並ばせ、僅か一分足らずの面会という異例のお詫びと裁きの型をまずとられ、次いで十日後の六月十五日、旧救世(メシヤ)会館において、メシヤ様を壇上にお迎えし、「天照皇大御神」の御神名とともに祭典が執り行われました。

メシヤ様の力である人類救済の絶対力は、火と水と土の三位一体でありますが、まず火の力の根源、即ち太陽神の力、次いで火と水の結合、即ち伊都能売神の力、火水土の三位一体力、即ち日月地大神の力と、正しい順序に世に現れなくてはならないため、メシヤ様に真向いつつ、「天照皇大御神」様の御神名を奉唱し奉り、絶対力の根源である太陽の火の力をまず現界に迎えんとしたのがこの「仮祝典」の意義であります。

当時は、これら一連の出来事とその意義が十全に理解され、メシヤ様の御神格がしっかりと受け止められていたとは言い得ない状況から、祭典は形だけに終わり、「メシヤ様」の呼称も「明主様」へと戻り、仮祝典は失敗に帰したのでした。

 

3.本祭典の意義と想念のあり方について

その後、メシヤ様ご自身も御昇天あそばされ、以後六十有余年を経て本年平成二十九年六月十五日を迎えるわけですが、かかる経緯から今回の「地上天国祭」は、昭和二十九年仮祝典のやり直しの意味を持っているため、箱根と同時に熱海への参拝がご垂示されたところであります。

従いまして、まず箱根の御神前においては、主神様に対し奉り、昭和二十九年、正しい認識と想念の下、メシヤ様に真向かえず、この六十有余年、ご経綸を遅らせ、正しい神を封じ、その教えを曲げ、救われるべき人を救い得なかった我々人間の不明と不徳とその罪を心よりお詫び申し上げるとともに、仮祝典やり直しの御許しと祭典挙行のお力を賜わらん事を切にお願い申し上げ、次いで熱海の地においては、昭和二十九年仮祝典と同じ日時、同じ場所において、メシヤ様御尊影に真向い、同じ「天照皇大御神」様の御神名を奉唱申し上げ、来る平成三十年三月三日「メシヤ降誕本祝典」において、人類がメシヤ様を歓喜と感謝のうちにお迎えし、絶対的救済力を如何なく発揮いただきますようお祈り申し上げるとともに、メシヤ様に繋がるすべての者を人類救済の大業と地上天国建設にお使いいただけますよう、衷心よりお願い申し上げるものであります。

 

菅谷支部長
はい、有難うございました。

この内容をしっかりと読んでいただいて、お腹に落として頂きたいなと思います。分からないことが有りましたら、今日は質問に御答え頂ける方が参拝されていますので…(笑い)、どんどん質問して下さい。

それでは、「霊層界」に付いては三重支部長代理から御願い致します。

 

霊層界についての学び

三重支部長代理

 

月次祭おめでとうございます。三重支部の濱口です。

「霊層界」に付いて重要な御教えだということで、先程しっかりと学んで腹に落として下さいということでして、私は浜松と三重では毎回このように大きな紙に書いて講座をやらして頂いているんですが、それを今回持って来ていますので見えにくいとは思いますが、御教えを読ませて頂きながらお話をさせて頂きたいと思います。
先ず「霊層界について」ということで、『霊層界と人間』という御教えがありますのでそれを拝読させて頂きます。

 

『霊層界と人間』

『霊界は、天国八衢地獄の三段階になってゐる事は、既に詳説した通りであるが、之が人間の運命と密接な関係が有る事を、爰に説かふとするのである。

霊界に於ける三段階は大別しての事であって、細別すれば一段は六十に別れてゐるので合計百八十段になってゐる。勿論、層になってゐるので、私は、霊層と名付けるのである。そうして此霊層に対し、人間は如何なる関係があるかを順次説いてみよう。
私は曩に、人間は肉体と霊体と密着してゐる事を説いたのであるが、その霊体なるものは、実は個体ではなく、今一つの或物との繋がりがあるので、その或物を名付けて幽体といふ。幽体とは、霊の霊であるともいへるので、霊体が肉体を、支配する如く幽体は霊体を支配してゐるのである。此意味に於て、人間の生命の真の根源は、幽体そのものであるといってもいいのである。
そうして幽体とは、霊界の生活者であるから、人間死するや、霊体は直ちに幽体に引かれて幽体と密着する事になる。それは生前、霊体と肉体と密着してゐたのと同様の意味である。又幽体は、霊界に於ける百八十段層の何れかの層に属してゐる事は勿論である。然し乍ら、幽体の居点は常に一定する事なく、その層の段階を常に上下してゐるが、普通時は或範囲内に限られてゐるのである。稀には、その範囲外へ出づる事がある。それが肉体的に表はれる場合、運命の急転となるのである。
人間の運命即ち幸不幸は、幽体の居点である霊層の階級によるので、それは実に決定的である。

そうして霊界に於ても主宰神があり、八百万の神が分担管掌してゐる事は、曩に述べた通りであるが、幽体に対し、断えずそれぞれの命令が下るのである。従而、その受命者の任務遂行が霊体に反映し、肉体に反映し、肉体がその如く動くのである。
如何なる人間と雖も、自己が計画し企図する事が、常に実際に於て意の如くならない事多いのは誰もが経験する所であらう。従而予想外な運命や、意外な結果に逢着するといふ事は、実は現世の人間の予想や思念は、幽体の運命に左右されなければならない法則であるからである。又自分自身に対し、眼に見へない或大きな力が常に支配しつつあるやうな感想が大抵の人は有るものである。この支配者とは即ち幽界に於ける支配者即ち神であって、健康、富裕、平和の世界であり、之に反し、下方にゆく程、病気、貧困、争闘等の絶間ない醜悪世界である。その中間帯である八衢が丁度現界に相応してゐるから、現世は健富和の幸福、病貧争の不幸と入り混ってゐる事は、誰もが知る所である。
右の理によって、現世に於ける幸不幸は、幽体の住する界層の階級によって定まるものである。従而、人間が人為的に如何に幸福を求め、実現しようと努力しても意の如くならないのは、右の理に由るからである。然し、現世に於て斯ういふ例もある。それは富裕者であり乍ら足るを知らず、吝嗇なる事貧困者と異ならない人があるが、之等は人為的に苦心努力の結果、一時的富裕者となったまでで実は幽体は下層にあるから、斯様な人が死後霊界に往くや、幽体相応の貧困者となるので大いに後悔するものである。
故に、幸福者たらんとするには、幽体を上層に住する事より外に道はないのである。然らば、それは如何なる方法によるかといふに之は何人と雖も知らねばならない事であらう。
茲処で、幽体が何故上中下に分離するかといふ事であるが、それは左の如き理由によるのである。
即ち、幽体の重量によるのである。軽い程上層に、重い程下層に往くのである。そうして軽いとは幽体が清浄であるからであり、重いとは溷濁してゐるからである。溷濁とは勿論罪穢に因るのであるから、清浄な幽体たらんとするには、その罪穢を滅消しなければならない。然らば罪穢とは何ぞや、言ふまでもなく自己愛による不正、虚偽の手段を以て人を苦しめ世を毒するといふ悪の行為によって発生し堆積するのである以上、それを滅消するには、その反対である利他愛による正義真実等の善的手段によって人に幸福を与へ、国家社会の為になる行為を多くすることより外にないのである。勿論それは厳然たる天則で、人力の如何共為しがたいものである。

右の意味によって、私の説く現幽相互の関係を知ると共に、衷心から信じ得らるる人こそ幸福の門に一歩入ったといふべきである。

右の霊層界に就て、今少し言ふ事がある。天国に相応する所の上層界は、健富和の活力が生々として流通しつつ、上層程それが高度である事は勿論である。斯かる説は、私の観念による仮説と思はれ易いのであるが、決してそうではなく、事実である事を立證してみよう。
私が永い間、本医術によって患者が治癒した場合、健康恢復のみではなく、性格も一変する事である。それは争を厭ひ、親和的となり、楽天的となるのである。特に講習を受け病気とそれに関する霊的事象を知るに及んで人生観が一変すると共に、不思議な現象が起り始めるのである。それは健康のみではなく必要な物資も恵まれ豊かになる事であって、而も、人為的では更になく、惟神的に思はざる所から、奇蹟的に入手するのである。斯事は受講後の誰もがいふのであるから、誤りはないのである。又、今迄不和であった人と親和し、今迄よりも人から尊敬を受け引立てられたり、希望が実現したり、仕事の能率が上り、試験にパスする等幸福的の事象が非常に多くなるといふ話をよく聞くのである。

 

右は、如何なる訳かといふと、病患の治癒者、特に受講せし者は、人間の健康や生命の実を知るに及んで、盲目であった霊魂が、飜然と覚醒するのである。彼の釈尊が曰った等覚を得て仏となり、正覚を得て菩薩となり大覚を得て如来となるといふ意味と同一であらう。従而、受講者は等覚を得るのであるから即心即仏となり、霊的地位が向上する訳で一躍霊層界の上級に転位する事になるので、右の如き事象に恵まるる事となるのである。』

[著述篇4-P.530(明日の医術3)  昭和18年10月23日]

 

霊層界についての解説

 

三重支部長代理

 

ちょっと長い御教えだったですけれども、拝読しただけでは中々スーと頭に入らないと思いますので、私はこういうふうに図式化して…、例えば先程の霊層界の話は天国、八街、地獄で各60段ずつありますよと。そこが又別れているんですけれども…。宿命というのは変えられないと…。霊籍というのは幽体がどこにいるのかだと…。

 

運命というのは例えば八街のこの辺に幽体がいても徳を積むことによって、このように上下に変わることが出来るんですけれども、ここにあるラインを上に超える時に運命が急転すると書いてありますので、急にラッキーなことが起きたり、しかし反対に下がって地獄に近づくことになると段々と悪いことが起こって来たりと、そういうことを今説明したところで伝えてあります。

 

どの階級に幽魂が属しているかによって幸、不幸が決まるんですよと、これは決定的なことなんですよということが書かれていました。

 

目には見えないある大きな力に支配されているように思うような時があると思いますけれども、主宰神、神様の方から幽体に命令が下るそうです。「幽体」、先程から幽体と言っているんですけれども、これは下手な絵ですが…、肉体があって同じような形で霊体があると、仮に亡くなったらこの霊体というのは霊層界にある幽体と同じような形でくっつくんですよと書かれています。今お話している幽体というのは霊層のどこかにいるということです。神様からこの幽体に命令があって、幽体から霊体に反映し、霊体から肉体に反映して体が動くというのが仕組み法則だということです。
今、物事が上手くいかないとか予想外のことが起こる場合は幽体の位置に左右される法則であるということですので、善事を行って徳を重ねて行くことによって罪穢が減少するので軽くなって幽体が上に上がってくるし、その逆で悪事を行い罪を重ねれば罪穢が増しますので罪の重荷というように重くなるのですよね。昔の人はこのことを分かっていたんですよね。
善悪の心言行そのままが霊線によって神に通じていますので、ここのところをしっかりと分かっていないと、なぜ悪いことが起こってくるのか…、などが分からないと「私達が地上天国建設に向かって行くに於いて自分の魂を清めて、御世話される側から御世話する側、救われる側から救う側に変わっていかなければならない」ということで、その為にはこの幽体の居場所を上げて行きましょうということが書かれています。

 

御論文「幸福の秘訣」朗読のあとで御話し下さった内容(御教え集30号)について

 

三重支部長代理

 

どうしても太陽の光でなければ駄目だと。太陽の光は毎日必ず出ます。暗闇はないと…。悪いことは幾日も続きません、総てがそうなんですよ…と。霊層界での魂の地位が地獄にある人は地獄の通りに写ってくるんですよ…と。それから、霊の力が弱いと怯えるようになる、例えば肝っ玉が小さいと怯えるようになるそうです。
又、霊の力が弱いと肉体の健康が弱いのと同じですから、自分の魂を霊層界の高いところにおくようにしましょうと。それで、災難とかの苦しみが来るという時は、よく考えてみると自分の体が健康でない時が多いのではないんでしょうか。ということが御教えに書かれています。健康な人は運勢が良くなりますよと。それで、私達にとってありがたいことは…、霊層界が上がるとお金に苦しまなくなるそうです。勿論、大黒様にも御願いして頂きたいのですが…(笑い)。

それでは纏めとしてこの部分を拝読させて頂きます。

 

根本の根本というものは自分の魂の居所にある

『・・・だからして”どうも思うようにゆかない、困る事が多い”という事は、結局自分の霊界の地位が低いからです。例えてみれば”自分は信仰に入って有難い、よく分るが、どうも親父の奴は分らない”又”娘も伜もこれに反対してしようがない、どうしたらよいだろう”というように考えている人は随分あります。それは自分の霊層界の地位が低いからです。若し自分が高ければ、自分の家族の者は霊線が繋がってますから、自分の霊が高上すれば、その繋がっている枝でも幹でも、自分の地位の方に引張り上げられるわけです。私が何時も言う”分らなかったらウッチャラかしておけ、急(アセ)って早く信仰に入れようという考えはいけない”という事はそういう事です。ですからそういう事は全然考えないで神様に御任せして、自分だけが一人でも多くの人を助けて、神様の御役に立つというようにすれば、自分の霊が上って行きますから、そうすると他の者も自然につり上げられるから、黙っていても分るというわけです。結局において、根本の根本というものは自分の魂の居所にあるのです。・・・』
[御教え集30号より抜粋]
『根本の根本というものは自分の魂の居所にある』ということをお伝えして、分かり難かったのではと思いますが終わらせて戴きます。
ありがとうございました。

 

受講者一同

 

ありがとうございました。

 

菅谷支部長

 

ありがとうございました。

魂の位置が関係しているということですが、結局は「人間が何の為に生きているのか…」ということがここに集約されているんです。ですから、我々は来年の3月3日のメシヤ降誕本祝典を目指して、そこでメシヤ様を御迎えさせていただき、世にお出しさせていただくという本当に尊い御用を、楳木代表との御縁で“楳木代表が我々に手柄を立てさせて下さる”という思いは、メシヤ様を世にお出しさせていただくことで凄い徳を積ませていただけるということです。それが霊層界での良い霊籍を頂けるという意味で、手柄を…ということなんですよね。ですから日々積み上げさせていただき、取り組ませていただけたらと思います。
我々は今、メシヤ様を世にお出しさせていただこうということで進んでいますが、今の世の中がどういう形で進んでいるのかということも併せて考えていただきたい部分がありますので、三重支部のHさんに最近の世の中の情勢に付いて少しお話をして頂ければと思います。

 

世の中の動き

三重支部H

 

三重支部のHです。

以前より、“今の世の中の動きは御教えに反する”ということを思っておりまして、マスコミに取り上げられていない真実ということがたくさんあるのですが、意図的に隠されているのです。時間の都合上その一部をお話させていただきます。

 

悪魔の儀式

去年の6月に楳木代表に御垂示が降りだした頃、ヨーロッパではショッキングなイベントが行われました。スイスのアルプスのトンネル57kmのトンネルなのですが、世界一の長さを祝福するイベントがありました。

【Wikipedia:最終更新 2017年5月14日 (日) 09:51
ゴッタルドベーストンネル(英: Gotthard Base Tunnel)あるいはゴッタルド基底トンネル(ゴッタルドきていトンネル)は、スイスのアルプス山脈・ゴッタルド峠付近において、アルプトランジット計画に基づいてゴッタルド鉄道トンネル(1881年完成)やゴッタルド道路トンネル(1980年完成)より深い地下に建設された鉄道トンネル。2本の単線トンネルで構成され、ウーリ州エルストフェルトとティチーノ州ボディオを結ぶ。全長は57km、縦坑や関連する連絡路を含めた総延長は153.5kmに上る。2016年6月1日に開通して、青函トンネルを抜いて世界最長の鉄道トンネルとなった。】

おぞましい内容のイベントになっていまして、悪魔の儀式と言われております。そのイベントにはヨーロッパの首脳も招かれていたのです。「世界は悪魔の王が支配することになっている」という、そんな儀式をヨーロッパで行われていた時期に御垂示が始まっているというのは、メシヤ様が世界の王として平成30年3月3日に御降誕いただけるように、我々準備をさせて頂いているわけですけども、それに対抗して悪の世界も・・・『東方の光』の逆ですからヨーロッパというのは。物質文化のそういうことになると思いますので、その象徴的存在であるエリートを集めてグローバリスト、自由貿易とか人と物とお金を自由に国境を越えてやるというのを推進するということでやってきて、今格差がものすごく開いています。99%の人と、1%の人の富を比べたら1%の人の富の方が多いと言われています。そのくらい搾取されているのです。

日本はデフレが20年間続いています。我々の給料は右肩下がりとなっています。思い込まされているということがありまして、政治家も学者も思い込んでしまった政策しかとれないということがあります。本来ならもっと早くデフレを解決する方法はあって、難しいことではないのですが、それができないように足かせをかけてしまっているのです。

 

真実を知れ ~種子法廃止について~

国会ではどうでもよいようなことで紛糾していますけども、ドサクサに紛れて自然農法を真っ向から否定するような政策が決まってしまいました。「種子法」が廃止されたのです。

日本では農協がアメリカへ行きまして、農協は既得権と言われていますが、実は我々を守ってくれています。アメリカの農家へ行って遺伝子組み換えの作物を使っていないことを徹底的に調べて、買ってくれているのです。しかもリーズナブルに種とかを入れてくれているのです。そして行政がきちんと管理して農家へ届けているのです。

「日本の固有種を守れ」というのが種子法だったのですが、グローバリズムの圧力、日本の経済人が結託して財政諮問委員会という名のもとに議員でもない人たちが廃止にしてしまうと。おそらく皆さん御存知ないでしょうが大変なことなのです。場合によっては自然農法の種が使えなくなると懸念されるのです。

『神様の常識と人間の常識は違う』と御教えにありますが、正にそういうことではないでしょうか。

 

『神様のやることは、人間の常識と言っても、本当の常識なら良いが、世間的の常識で考えて分かるような浅いものではないのです。』

[御教え集21号 御講話(S28年4月27日)]

 

マスコミの情報はコントロールされていると考えた方が良いです。インターネットで真実が明かされていたりします。しかし、インターネット上には嘘の情報もありますので、メシヤ様の御教えに照らして正しいことを言っているのかということを判断していかなければいけないと思います。

メシヤ様に繋がっている我々は真実をこれからドンドン知って行かなければいけないと思いますので、また機会があればこのような話をわかりやすくお伝えさせていただけたらと思います。

本日はありがとうございました。

 

受講者一同

 

ありがとうございました。

 

菅谷支部長

 

ありがとうございました。

 

世の中がそのような形で動いているということの触りを御話ししていただきましたが、世の中もそうですし、御神業でもそうなんですが、我々から見ると正反対なことが起きて来るんですよね。それで、御神業を進めさせていただこうという形で歩む中でどうしても…、例えば世の中も人間関係でもそうですが逆の働きが強くなって来るんですよね。全く同じように頑張れば頑張るほど…。6月15日をお迎えし、今はもう日が昇っていますので昼の世界なんですね。ですから、逆の悪の働きではないんですが…必死なんですよね。只、一つ言える事は、逆に我々の向上が許されるということがその反面言えますので…。

例えば人間関係もそうですが、大変な方がいらっしゃると…。これは仮にですが…、その際にその方とのことを通して、ではどうしたら解決出来るのかと…、それはもう自分が向上することしかないんです。ということは逆に向上のチャンスを与えられていると。そして向上することで総てが解決していくと…。これが全部先程の霊層界の御教えと繋がっているんですよね。先程のHさんのお話も。ですから、これからは本当に来年の本番に向けて色々なことがあると思いますが、個々に課題や使命を持って生まれさせられて今ここに繋がって集まっていますので、是非とも其々の因縁使命をメシヤ様に真向かい御祈りさせていただきつつ覚って進めさせていただきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

以上で終わらせていただきます。

ありがとうございました。

 

受講者一同

 

ありがとうございました。

 

[メシヤ講座no.196 本部 2017(平成29)年7月2日]

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