メシヤ講座no.164岡山(平成26年9月)

<今月の御教え>

御教え『文明の創造』宗教篇 「霊的病気 精神病と癲癇(てんかん)」〈本文は『文明の創造』284ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

人間の存在を解説下さっている御教え

 

楳木代表:本日の御教えはですね、題目というのは『霊的病気』の中の『精神病と癲癇(てんかん)』ですけれども、拝読をさせて頂くと、人間そのものの存在、人間とは一体どういうことで、どういう形で構成されているかという、そういう人間の存在しているありのままを解説していただいているということと、それからその人間が正しく繁栄していくためには、信仰が大変大きな役割を担っている。

 

そういう意義をメシヤ様はお説き下さって、それから癲癇(てんかん)については、いろんな因縁によっての出方を説明して下さっておりますので、今回のところは我々の知り合いの中とか、親戚の中で起きてくる様々な問題を解決していくためには、大変参考になるところであります。しっかり拝読を重ねてですね、頭に入れさせていただきたいというふうに思います。

 

メシヤ様が、霊的病気を何故こういうふうに三つに分けて・・・今回が三回目の御教えですけれども、こういうふうに説かれたのか、そして今回の精神病というものをどのようにメシヤ様は解説しているかということを、しっかり受け止めさせていただきながら拝読を重ねていただければ大変ありがたいと思います。

 

海外の学問形態と日本の実態

 

楳木代表:冒頭ですね、医学が精神病に対して様々に取り組んでいることについて、メシヤ様は批判を加えておられますけれども、有名な話はですね、癲癇の治療をするためにドイツの方では頭蓋骨を外してですね、脳に電極を当てて癲癇の理由を探ろうという、そういう研究をして最終的にですね、右側のこの辺りにですね、耳のちょっと上の辺りに、シルビウス裂という亀裂が入っているんですけど、そこに電極を当てると幽体離脱が出来るというところまで発見をしております。

 

ですからまぁ、ヨーロッパの方では非常に心霊による霊憑りの研究が進んでいるのと、医学がそういうことで研究が進んでいるために人間の見つめ方というのは非常に深いものになっているのと、それから未だにですね、日本の皇室もヨーロッパへ留学をさせます。そこには帝王学というものがあって、人の上に立つ者達のあり方ということを徹底的に教育をする学問が未だにあります。日本の場合、残念ながら最高学府に行ってもですね、そうした学問的なものがないために、知識だけは豊富にあるんですけれど、上に立つ人間としては、どうあらねばならないのかというのが中々きちんと教えられてない部分があるのは、非常に残念であるかと思うんです。

 

まぁ、ヨーロッパの貴族の場合は、下の人達を従えるために全て一番でないといけないので、スポーツも学問も絶えずトップを目指すために、英才教育をずーっとしていって、その結果、人々を従えるという、そういう学問形態を整えておりますけれども、日本はまだ一部の大学位にしかないし、或いは警察学校とかですね、そういったところ。或いは防衛大学とか、そういった特殊なところしか、そういう教育法をしていませんので、中々人間作りが日本の場合は難しいところであります。しかし、医学もですね、そうした幽体離脱は、脳の中でどこに刺激を与えると幽体離脱が起きるとかというところまでは、行き着いておりますけれども、これを総合的に人間として、人間とは一体何かというところまで総合的な学問に行っていないために、それが我々日本人の場合は、日本人の生活の中に生かされてないところがあります。

 

メシヤ様とお呼びするということは

 

楳木代表:そこでこうして、メシヤ様の御教えを拝読させていただくと、この御教えによってですね、人間とは一体どういう存在なのか、そしてその家その家にですね、色んな問題があったりですね、それからあの家は栄えていってる。しかし、あの家はどうもおかしな事が多いとかいうようなことを理解できるですね、何故そういうことが起きるのかということをメシヤ様の御教えを拝読させていただくと、手がかりを見出すことが出来る。その点においては、この『文明の創造』は21世紀の、言わば地上天国を建設する設計図としてメシヤ様が書かれた、そういうメシヤ様の御意図は良く判らせていただける、そういう箇所であったのではないかなぁと思いますね。

 

メシヤ様が、この『文明の創造』をどうして書かれたかというと、観音様の力によって全人類を救う方向でやってきたんですけれども、最後にはですね、悪のトドメをしないといけないというところで、『メシヤ様』という御存在に立たれていくわけなんですけれども、『メシヤ様』の御存在というところに立たれると、今度はですね、「観音様」+「国常立尊様」のお働きが加わって、それに高さが加わってきますので、大変な立て分けも行われていくことになってきます。

 

その立て分けになった時に重要なのが御教えということになってきます。この御教えを社会的に広めようということで、今○○Aは、間違った方向に行ってしまっているということになっています。で、間違った方向に行ってくると、この「国常立尊様」の裁きが薄れてくるというか、まぁ人間が三千年前にですね、正しいお働きを押し込めてしまったので、『夜の時代』になったわけですね。これを、メシヤ様の御神業は、押し込めたものを、岩戸を今開くというのが御神業としてあるわけなんです。

 

で、開くとすばらしい時代になってくるんですけれども、善悪の立て分けが行われるわけなんで、この立て分けの時に大事なのが御教えということになっていきます。まぁそういう関係がありますので、今回のですね、「精神病と癲癇」というところは、自分の中に、全て暗記出来るくらいに拝読を重ねていただきたいと思います。

 

そうしなければ、我が家に繋がってくる様々な因縁というものを解決する事が出来ませんし、これから自分の家を永遠に繁栄させるという道も開きづらいところがありますので、そういう点でですね、何度も言いますが繰り返し繰り返し拝読をしていただきたいと思います。

 

副霊を制御できる自分作りを

 

楳木代表:そして、この御教えに併せて過去に拝読をさせていただいた『天国の礎』とか、昔出ていた御教えとかの生活面に係わるところをくっつけていくと、例えばですね、挨拶をする時に、本来相手の正面に向いて挨拶しないといけないんですけど、少しずれて他を向いて挨拶している人がいる、ということをメシヤ様が御指摘されている部分がありますが、これは本日拝読させていただいたところに理由が書かれていますね。そして、副守護神が五割くらいを突破すると精神病状態になる訳なので、副守護神が二~三割程度に制御されていればいいんですけど、それが膨らんで来た分、「最近あの人おかしいことを言うねぇ」とかという話になってきます。或いは、きちんと礼儀正しく挨拶はするんだけれども、よそを向いて挨拶したりする事が起きるということを、メシヤ様は御指摘されておりますけれども、その中身はこういうところにあるんだ、と。そうしたものを過去拝読していた御教えをここに繋げていきながらですね、地上天国建設をしていくということはどういうことなのかということを、整理をしていただきたいというふうに思います。

 

それから、余りに覚りきっていくと、所謂、副守護神の働きがなくなってくると物を食べなくなってきますので、これは死に向かっていくということになりますので、余り覚りすぎても困るわけなんで、適度にですね、副守護神の働きも持ちながら生活をしていかないといけない、それが所謂ですね、『決定的に勝負をつけてはいけない』ということです。

 

しかし、人間はどうしてもですね、徹底的にやらなければ気が済まないところがありますので、そうしたところをですね、この御教えに照らしながら、自分の按配というものをよく見つめながら、進めさせていただきたいと思います。

 

最初にそうしたことを確認しておきますので、そうしたことを思い浮かべながら、本日のところは長いんですけれども、繰り返し繰り返し拝読していただければ大変ありがたいと思います。

 

それから動物霊の種類を書いていただいておりますけれどもね、八割が狐だと・・・それから残りの一割が狸で、その他が一割ということですので、霊憑りになった時には、こうした大半が、八割方が狐ですので、狐がやるようなことをやってしまうということになってきます。で、後は狸とその他ということです。

 

その土地の古い地名は大切

 

楳木代表:で、蛇とかありますけど、昨日少し聞いたんですけどね、広島の方で。八木地区が大変な被害があって、昨日一人見つかったので行方不明者は後一人だけになっていますけど、あそこの元々の地名をテレビで言っていたのを聞きましたか?

 

私は見ていなかったので、正確を期すためにも調べたんですけども、「蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)」という、「じゃらくじ」というのは「蛇」が「落」ちる「地」という字を書いて「蛇落地」という。しかしそれでは響きが悪いので、不動産屋があそこをずーっと切り開いていく時に名前を変えてですね、「浄楽寺」に・・・「浄楽寺」と「蛇落地」では、全く違いますけどね。  (名前の変遷:蛇落地悪谷 → 浄楽寺建立 → 上楽地芦谷 → 安佐南区八木)

 

この「蛇落地」と名前を付けたのは、そこは住んでは大変危険なところだということで、わざと悪い名前を付けてですね、そこへ人が住まないように昔からしていたにも係わらず、やはり経済至上主義によって名前を変えて、そして住める所だというふうに偽って造ったために、その被害で七十何人の方々が・・・まぁあそこだけで亡くなった方々は数十人ですけども、そういう方々が犠牲になったということで、これはやはり、今はですね、避難指示の問題ばっかりが取り糺されておりますけれども、実は昔からの言い伝えで名前を付けたものを覆して、そして経済至上主義で進んだために起きた不幸だという・・・全国各地にやっぱりこういうふうに改名してですね、土地を切り拓いているところがあるようですので、まぁ昔から自然災害があるから、それから人間を守るために色々名前を付けられたところがあるわけなので、そうしたところをもう一度見直さなければいけない、そうした教訓であろうかと思いますので、その教訓をこの御教え拝読をすることによって、その名前とかの意義が一層ですね、思い知らされるなぁと思います。

 

沖縄での御神体御奉斎について

 

楳木代表:それから今回のメシヤ講座の特選集は、もう読まれましたか、見えた方・・・。

 

お蔭様でですね、先月は沖縄の方で「御神体御奉斎式」を執り行わせていただきまして、これで北海道から沖縄まで御神体が全て御奉斎されたということで、大変ありがたいことだったんですけど・・・その前の日にですね、○○さんというお宅で御神体御奉斎をしたんですけども、その前の日にそこで御神体御奉斎の準備をさせていただいて、一旦ホテルへ帰ったんですけど、そのホテルへ帰る時にですね、まぁ見事な虹が架かっていて、私が59年間生きてますけど、初めて見るくっきりとした虹でした。

 

で、どうしてこんなに綺麗な虹が出るのか・・・地元の人にしてみると、沖縄の雨の降り方が違うので、スコールのように降ってきてさっと止むような、そんな降り方を沖縄の場合しているので、割と綺麗な虹が出るというふうには説明してくれたんですけども、それにしてもですね、虹が架かって弧がですね、根元まで見えるような、そんな虹が出たんで・・・こんな綺麗なものを見せてもらえるのはありがたいなぁと思ったら、次の日の御奉斎式にですね、参列していた人が、実は八月に、もう一人の人から頼まれて、神界、神様から「沖縄全土を浄めるように」という指示が出たので、要所要所に行って善言讃詞を奏上していくように言われたので、「順番にやらせていただきました」という説明をしてくれました。

 

そうして、主神様の御神体を迎える準備として、そのために神界の方から指示があってやられたのかなぁと思わせていただきました。それと虹の鮮やかさとを併せて考えた時に、御神体の御奉斎をさせていただいたことのですね、大変なありがたさが込み上げてきましたので、今回は沖縄での「御神体御奉斎式」での挨拶を掲載しようということで、こうして載せてありますので、一つ目を通しておいていただきたいというふうに思います。

 

で、今全国で御神体御奉斎を、御神体をお申込みになる人が増えてきておりますので、私自身が直接御神体御奉斎に行くのは支部とか出張所というところだけになってきておりまして、各ご家庭にまでですね、出かけて行くことが出来ないようになってきておりましたので、この御神体の意義とかですね、そうしたものを今回は纏めさせていただきましたので、御神体をお迎えさせていただく時に、確認の材料にしていただければ大変ありがたいというふうに思います。

 

最初にそうしたことを、確認やらお願いをさせていただいて、いつものように質疑応答に入りたいと思いますので、よろしくお願いします。今回拝読した御教えは非常に我々に力をいただけるので、繰り返し拝読していただければありがたいと思いますね。

 

御尊影の御下付と掃除について

 

参加者:今回のメシヤ講座特選集の中で、

「なお、メシヤ教では信者さん宅には一家入信で親戚間でも問題が生じないご家庭のみに御尊影を御下付させていただくことにしております。」

というように、メシヤ様の御尊影について触れておられますけど、あれは御神体を御奉斎してない家庭に「メシヤ様の御尊影」を御下付してもらえるのかという質問を受けたので、普通は御神体だけ御下付するんですけど、「メシヤ様の御尊影」もいただきたいという方には、その家庭の状況を考慮して御下付しても問題ない家庭なら「二位一体」として御下付していますと伝えましたが・・・。

 

楳木代表:それでいいです。ただ「御尊影」だけはですね、特殊な場合があって・・・私の家の場合は檀家総代をしていたんで、お寺の檀家をみんな当時の世界救世教にもっていかれるのではないかということで、あの「御尊影」についてもの凄く寺自体が反対したんですね。

 

そういうような特殊な事情があるところなどは、「御尊影」御下付は中々難しいところがあるので、そのご家庭とか親戚筋の中で十分吟味してしなくてはいけないなぁと・・・。

 

参加者:それから御神体の掃除(ハタキ掛け)について、家庭祭の時に掃除とありますが・・・。

 

楳木代表:御神体の部屋で寝起きをしたりするとか、常時使うところは毎日掃除(表のハタキ掛け)してもらった方がいいですが、ただ御神前としてここの家みたいな使い方をされている場合は、月に一回の掃除でいいです。しかし、日常生活として使っていると埃がかかるので、その場合は表だけは毎日掃除した方がいいです。

 

この前頼まれたので、御神体のお巻上げをしたんですよ。そうしたら、お軸の裏側に二十年分くらいの埃が付いていて、「これどうしたんですか、裏掃除してないんですか」と聞いたら、「裏、したことはありません」と言うんです。もの凄い埃が溜っていました。

 

御教えに反することは畏れ多くないのか

 

参加者:それがね、御神体はよういろわないんです。とても畏れ多いというのがあるから、裏までお掃除というのはようしなかったです。

 

楳木代表:御神体触るのが恐ろしいのに、御教えに反することを恐ろしがらんから困る・・・○○○○教団はね。針一本たりとも刺してはいけないということと、それから薬を飲んだらメシヤ様は『縁を切る』とおっしゃっているにも拘らず、平気で「いいですよ」という感じでやっているから・・・。

 

この前ね、成人を迎えるある女性なんだけど、精神薄弱児として産まれてきているんですよ。しかし、これが、○○○○教団に行って薬を飲まされたために、精神病が加わってしまったんです。それで、4才を超える精神状態だと支援を受けて就職できますけど、薬を飲んだために精神病が加わっているので就職できないんですよ。

 

で、親が結局救いを求めて行ったにも係わらず、薬を飲まされて・・・で、4月から薬を止めてですね、今だいぶよくなってきているという報告をいただいたんですけどね。精神薄弱だけであれば、3才半くらいであった精神状態がお蔭で4才になったので、ここまで来れば就職できるのに、薬を飲まさたために精神病状態になっているから就職できないということで困っているんです。

 

まぁ人を救うどころか、とんでもない医学の手先になってやっているので、『地上天国建設』が遠のいているという状態です。だからメシヤ様の御教え通り進ましていただいて、地上天国を我々の手で建設して行こうということを働きかけていただきたいと思います。

 

ああそれから、○○さん、この前失禁しなくなった人ですけど、あの人はあのまま元気ですか?

 

参加者:元気ですけど、御浄霊しないとまたオネショするそうです。だから、浄霊しないといけないとこの前、言っていました。

 

楳木代表:浄霊すると止まる、浄霊しないと又出る。非常に判りやすいので、「一生懸命やっていこうね」というふうに励まして、そういう人を救ってあげて下さい。

 

それでは、時間になりましたのでこれで終わらせていただきます。

 

参加者一同:ありがとうございました。

(以下省略)