メシヤ講座no.141大阪(平成24年10月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 霊主体従」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』135ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

「体主霊従」の挫折と努力でノーベル賞

楳木代表

この『霊主体従』という御論文は、メシヤ様が昭和27年以前に御説きになっておられたものを『文明の創造』として書きなおされておられるので大変よくわかると思いますが、いま世の中で起きていることと密接に関係しているととれるような内容です。先月『無機質界』という御論文を拝読しましたが、現代のヒッグス粒子ということに触れましたが、御論文の素粒子という部分で概念が理解しやすいようになっております。

三日前に京大の山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞しましたが、報道などで細かくその原理を知ることができましたが、それまでは受精卵の細胞にキズをつけて万能細胞をつくるということでしたが、今回は自分の皮膚の細胞からでも作ることができるということで評価されております。

これは難病の方々をはじめ大きな治療法として期待され、薬を作ることや移植で使われることが進んでいくだろうと言われていますが、恐ろしいことは、『文明の創造』の一番最後にも触れてありますが、たとえば男同士、女同士が結婚しても子供が作れるということになってしまいます。

主神様が御経綸で人類を造りだしてきたことと違うことが起こりうるということが先には待っています。

医療の世界では大いに期待することですが、人類全体としてはですね、たとえばカルフォルニアにいけばカップルの1割くらいが同性愛者といわれておりますが、これからは倫理上大変なことが目の前にまで迫ってきているということです。

こういうときに、宗教にいる人は、主神様の御意図のもとにキチンと生活できるように御導きしていかなければいけないという想いが強まりますが、そういうときの根幹になる教えがこの『霊主体従』の御論文であるというように受け止めていただきたいと思います。

世の中で起きていることと、メシヤ様が60年前にお書きになった御論文と、絶えず繋ぎながら拝読させていただくということで、これからも一層学びを深めていかなければならないことだろうと思います。

反面、iPS細胞を作りだす過程をみていきますと、細胞の中を入れ換えて万能細胞を実証的につくることができたということですが、これは真っ暗な暗闇のなかで、研究員2百数十名くらいが、飛んでくるボールをバットで打つというそのくらいの実験を積み上げてできたといわれております。

だから教授は、最初のインタビューで、「感謝以外にはない」ということで研究者のお蔭でできたということですね。

それと19年前におなじく医学界で受賞した方が出てきて、「こういうことに辿り着く発見というのは、同じことをやっていては発見できないんだ。いままで、常識をくつがえるようなことをして、初めて発見できることだ」とで、参考になろうことかと思います。

それと教授は、最初スポーツ医学のなかの整形外科医になろうと研修をうけているときに、あまりにも手先が不器用なので「ジャマなか」と言われて随分先輩たちから虐げられて、断念して違う世界に行ったということですが、挫折ということがノーベル賞に繋がったということになります。

私たちの人生のなかにも、そうした場面がいくつかあると思いますが、そのときに「どのように世のため人のために役立つ人生に変えていこうか」と考えて生きていけば、その先には大きな栄光が待っている、ということが人間的には言えることであります。

神様の世界、信仰者の世界で考えると、大変な問題もありますが、人生ということで考えると大変参考になるので、そういう整理をしながらノーベル賞受賞について見つつ、『霊主体従』という御論文を今日から一ヶ月毎日拝読して、メシヤ様の説かれておられるものを我がものにしていただくように心がけていただきたいと思います。

 

「魂」と「遺伝子」の相関

楳木代表

今回の御論文では、魂の存在について分り易く説かれておられます。これまでは数字的にはわかりにくく、霊の1/100が心で、その1/100が魂で、全体からすると1/1000が魂だという表現ですが、おそらく書きとった方の聞き間違いであろうと思いますが、今回の御論文では魂は『極微のポチ』だということです。ですから、この100倍が心で、さらに100倍が霊ということでだいたい推測できると思います。

このポチの魂に、神様からいただいた使命や特性が入っているということです。

iPS細胞の過程をみると、遺伝子を4つ入れ替えると万能細胞ができてくるということですが、わたしたちのからだには平均60兆個の細胞があり、そのなかの一個の細胞、さらにそのなかに遺伝子というものがあります。

その世界は、「いわゆる超極微の世界」でありまして、その世界の中に人間としての使命や特性や性格がギッシリ詰まっており、そうしますと、その遺伝子の世界は「魂の世界」と言ってもいいくらいですが、こうして、唯物学的にみていくと、そういう超極微の世界の働きを想像していくと、私たちの持っている魂の意味というものがわかりかけてくるのではないかなと思います。

 

「魂」も「遺伝子」も浄化させる光

楳木代表

浄霊の光というのは先月学んだように、それより小さい粒子なので全てを透過し作用していくということですので、日々われわれがお取次させていただいている浄霊というのは“果てしなく深いものがある”とご理解していただいて、お取り次ぎについてメシヤ様は「相手を貫くような想念で」とおっしゃっていますが、その想念の世界では、こういうように細かいことがわかった上で透過していけばそれだけ透過していくということですし、精神的に病んでおられる方にはその部分に神様の光を透過していけば浄めていただくことができます。

こうして考えますと、いま世の中で起きていることは、ひとつひとつの問題点において、吟味していかなければなりませんが、全体的にはメシヤ様の御教えの学びのために動いている部分もあるので、そういう意味において、大いにメシヤ様に感謝を捧げながら、いま、魂、霊性をより向上し高めていくという真っ只中にいるので、そういうことの怠りが無いように、ぜひ学びのほうを積み上げていきたいと思っております。

また同時に、この『霊主体従』の御論文を拝読させていただきますと、『浄化作用』の原理がありますが、いままでは『霊の曇り』というものは漠然として捉えていた部分がありますが、霊は透明体の存在でそれが不透明体になるということであります。

そうすると、浄化をいただいて、発熱し鼻水が出るとか、お腹が痛くなって下痢をするとかは、“すべて魂が透明体になることなんだ”というように考えていきますと、どうしても“毒素の固まっている場所の固結を溶かそう”とか、“微熱を探そう”とか、そうした(療術的な)浄霊ではそうした超極微の魂の世界までいかないということです。

 

『霊主体従』に従うことが真の科学時代を築く

楳木代表

だから、私が批判的な話として、「M●Aは時代遅れな浄霊をしている」と話しているのは、メシヤ様がすでに昭和27年に書かれていることを60年間到達できていないというか、後退してきているということがありますので、“こうしたことに気付いたメシヤ様の信者さんたちは、より大勢の方々にこうしたことを「感化を与え目覚めさせていく」という取組みをさせていただかなければならない”と沸々と湧いてくる今回の御論文である、と思って、今話したことを頭のなかに浮かべながら、この『霊主体従』という御論文を一日一回は読んで、そして他の御論文も拝読していく、ということを積み重ねていっていただければ大変有難いと思います。

そうしますと、話を戻しますと、浄霊というのは、いままで説かれておられる「急所」プラス「極微の世界に光をあてていくという想念」をより高めていかないといけない、という時代を迎えていると思って、より「浄霊力の強化の生活」を積み上げていっていただければ大変有難いと思います。

そういうことを最初にお話しまして、いつものように質疑応答にはいりたいと思いますけど、何か(笑)・・首かしげてますけど(笑)?

 

恐ろしい「遺伝子組み換え時代」

 

受講者A

あのぅ、iPS細胞について、同性同士で危険という話をいただきましたけれど、『基督教と善悪』という御論文のなかにある人工授精の非に繋がるお話であると。

 

楳木代表

そうそう。だから、人工授精よりも、もっと実は恐ろしい世界。

 

受講者B

クローンみたいになるんですね?自分の細胞からとるみたいに・・

 

楳木代表

一緒に受賞した人は、クローン作った人だね。そのシステムを利用してiPS細胞を作り上げたということですね。

ヨーロッパのほうでは、再生医療が進んでいて、自分の骨を再生するというところまでやっています、イタリヤとかね。そうすると医学的なメリットは、自分の細胞からさまざまな臓器を作っていくと、免疫が一致しているので免疫抑制剤を使用しなくてもいいという点で、だから素晴らしい研究だとされています。

だけど、恐ろしいのは、60年前にメシヤ様が警告されている人工授精よりも、もっと男女の意味すら問われるようなそういう世界に入っていくので、ちょっとゾッーとしてきますが・・

 

受講者A

そういう世界に入っていくと恐ろしいんですけど、しかし、歯とかなら良いかと思いますが、再生できるんでしょうかね。

 

楳木代表

うん。

 

受講者A

そうすると歯なら喜ばしいと思いますけれど、大阪支部のHPで木原さんが書かれていましたが、人工細胞だから、浄霊の光が入らない?・・えっと、魂の曇りを取ることができないということなんでしょうか。

 

支部長代理

エー、まあ、簡単に言えば、異物ですよね、それを体内に入れて、それを浄霊したからといってその異物が身体の一部として存在し続けることは出来ない。だから・・名前は細胞とついているけれども、オモチャの細胞だと。

だからいくら浄霊しても本当の細胞になることは無い。根本から壊したものなのでね。

 

受講者C

心臓のとかね、シートで作って・・・それもiPS細胞ですよね?それを悪いとこにペタっと貼って、すぐ治ってはったんですけど、それでうちの娘が帰ってきて、「iPS細胞はメシヤ教ではどう言ってんの?シートで貼って治ってるやろ」とか言うからね、ハッキリ言えなかったけど、「卵子も精子もiPS細胞でできるようになったから、魂の無い子ができるからマズいんじゃないか」

と言ったんですけど。詳しくは言っていないんですけどね。

 

「真因不明、解決不能」で合法殺人

楳木代表

私がね、こういう難病患者にこういうことができるということで、一番驚いたことは、皮膚が骨になっていく患者が出来て、そうして身体が動かなくなっているという方がいらっしゃるということです。

昔、角がこう一本生えている子供ができてきて、人の目には触れさせられないということで家の片隅に牢をつくって、いわゆる座敷牢で生活させていましたが、そこへ先達者の方は浄霊に行ってます。

また御教えのなかにあるのは、首に蛇が巻きついて、「今日はご飯を一杯だけ食べさせてください」と言うと、ギューと緩めて、二杯目食べようとするとまた締めるということで、これは姑にご飯を食べさせず飢えて死んで、その恨みが蛇となって首に巻きついているということでしたね。

そうしたことが、実はみんな真実が隠されてしまっているということです。

この前、ある支部に高齢出産の方がいましたが、医者は「とにかく早く検査してダウン症の心配がないか診ていきましょう」ということで、非常に医学が進んだかのような言い方をして、「もし異常であったら始末しましょう」と言われましたが、これは、いわゆる殺人教唆をしているわけで、そして、医者自身が殺人をしていくわけです。

それが、医学の名の下に殺人行為が正当化されているんです。

そういうように、医学が進んでいるという言葉の下に自由自在に人を殺しているという世界がひとつあります。

もうひとつは、生まれた子供たちが因縁によってこうした苦しみがあるという状態が、ニ百万人に一人という確率ですが、この地球の人口からすると相当な人数がいらっしゃるということです。

ですから、この因縁を救っていかなければ、いくら新薬などを入れて楽な生活ができたとしても、何の根本解決にならないということです。細胞を作り入れ替えたからといって、来世ではどういうことになるかということは何ら考えていないということです。

生きている状態が少しでも症状が楽になり生活できるようにという考えが中心にあるのです。われわれは、その症状になってしまう原因の曇りを、浄霊によって浄めていくという対処なので、医学で結果的に症状が良くなったとしても、まったく違った対処に取り組んでいるということで解釈していただければね・・・。

 

支部長代理

マァ、いままでは・・、薬を飲んで、その影響で・・、あまり薬が酷すぎると細胞が突然変異をおこすと。

だからある種、外的な原因によって細胞が変わったり、また、どの確率かわからないですけど細胞がオカシクなって遺伝子のほうに異常を来たしてくると。それが「畸形」だろうと思いますけども。

iPS細胞ってことになりますと、それが今医学で判明しているところの遺伝子レベル、これを直接変えるということですよね。マァ、遺伝子に対する外的要因ではなく遺伝子そのものを変えて「突然変異」させていくという・・。まあ見方を変えれば、人体である一番細かい単位である遺伝子そのものを破壊していくと。決定的な破壊であると。

そういうふうな見方ができますけれども、そうすると、Aさんがおっしゃてくれたこと(iPS細胞と人工授精)は、五十歩百歩だということですよね、結局、治るということまではいっていない。

『霊主体従の法則』でみれば、そういう曇りがあって、それをiPS細胞にするか、あるいはいままでの薬物療法にするか、あるいはペタ手術にするかという、そういった違いがあるんですけれども、根源的には、「曇り(罪とケガレ)というものがなぜ発生するのか」ということで、解決していかないことには、いまやっている医療についてはやっぱり五十歩百歩であろう、と。

で、「免疫療法をしなくてもいい」と・・。あれの療法は大変苦しいだろうと思いますけれど、血液とかの・・点滴とかの療法ですが、「ただ苦しみが無い、というだけでは、医療の進歩ということでは無い」ということですよね。

 

楳木代表

うん

 

支部長代理

そうすると、遺伝子を人工的に組み変えているという、いわゆる遺伝子組み換え人間という、その先を考えたときにですね、「たぶん、科学者が想像もしないようなことが、起きてくるかもしれない・・」ということをわれわれは観ておかないといけない、ということですよね。

 

「子宮筋腫」は突然変異

楳木代表

うん、そうだね。で、遺伝子の組み換えのようなことをしているんだけれども、原因を探っていくと、「どうして遺伝子がおかしくなっているのか」ということにいくので、前回のメシヤ講座で、岡山支部で「子宮筋腫で帝王切開を迫られていたんだけれども、浄霊をすることによって子宮筋腫が小さくなったので無事安産することができました」という報告があり載せましたが、「それでは、その子宮筋腫はなぜ小さくなったのか?」と言うと「浄霊のお蔭です」というふうに、そこで止まってしまってはいけないということで、「なぜ子宮筋腫が小さくなったのか?」というその前段としては、「なぜ子宮筋腫が出来たのか?」という子宮筋腫が出来るメカニズムというのがあって、つまり「おかしくなるメカニズム」ということが大事だね。

で、子宮筋腫ができるメカニズムはみなさん知ってるよね?

 

受講者C いや、ちっちゃくなるんですね、ご浄霊で。

 

楳木代表

いや、ちっちゃくなる前の、「なぜ子宮筋腫ができるのか?」です。なぜ、できる?

 

受講者C え・・・・

 

楳木代表

前のメシヤ講座で話したことはある?

 

支部長代理

まだ大阪では無いです。

 

楳木代表

子宮筋腫のでき方を知っている方はいますか?若いママさん方・・、おられますか?

 

受講者C あ、オロ(悪露)が残っていて、

 

楳木代表

違うねえ。

 

受講者D

あの、古血・・古い血が溜まって・・

 

楳木代表

違うねえ、あの、じゃあ、みんな生理がなぜ起きているんですか?

 

受講者

A 古い内膜が剥がれて・・

 

楳木代表

それを排泄するときに出血を伴っているわけですね。では、内膜が剥がれたらどうなります?

 

受講者A

また新しく内膜が・・

 

楳木代表

できますね。で、新しく内膜ができるときに、「突然変異」を起すわけです。その内膜が筋腫になっていくんです。

問題はココです、「なぜ、内膜になる細胞が筋腫になってしまったか?」ということです。

おおよそ、薬物、化学物質、下着、生理用品などがあるので、その影響を受けて内膜になる細胞が突然変異を起して筋腫になるということです。

で、筋腫になると、月一回生理で取れなくなってくるということです。これはもう遺伝子が化学物質によって変ってしまっているので、月に一回取れるはずのものが取れなくなって、それで勝手に栄養をとって大きくなってくるので、生命を脅かす、また、新しい生命が宿るときに、出産するときに妨げるという、人間にとって非常に都合の悪いものに変ってしまって、自分の生理作用を受けない異物がドンドン広がっていくことになります。

 

代表註釈:

現代医療では、大半が子宮筋腫は筋肉が肉腫になるとされて

いますが、産婦人科医師の中では内膜の突然変異を指摘する医師もいます。

また、筋肉は妊娠しなければ成長しないところがあるために、ホルモンのバランスの異変などで肉腫の芽が膨らんでいくように捉えられているようです。

しかし、肉腫の芽がなぜ出来るのかは判明されていません。

肉腫の芽が膨らんでいたとするならば、芽は突然変異で出来るのでしょうし、

バランスが異変を起こしたのであれば、浄霊によりバランスが整えられ、芽は元の筋肉に戻るので、改善されることが考えられます。

 

「宇宙の法則」に基づかない眷属たち

楳木代表

だから、原因がわかっていれば、「浄霊を取次ぐときの想念はどういうものであるか」また「その人にアドバイスすべきことはどういうことか」ということがわかり、修正していくことをしていかないといけないので、そうしないと根本的に治らないのです。

そういうことについて、メシヤ様は、今日拝読したところに『根治にはならない』と書かれておられるのですが、盲腸を切って、盲腸炎にはならないにしても、曇りは解消されず、腹膜や腎臓がまた悪くなってくる、とそういうことを御指摘なさっておられます。

ですので、わたしたちは、ひとつひとつ御守護をいただいたときには、「どうして御守護をいただいたのか?」ということをシッカリ考えていかないと、自分の霊性を高めていくということには繋がっていかないと思いますので、「ああ、良かったね。無事出産できて良かったね」で終わってはいけないのですね。

「なぜ子宮筋腫が小さくなったのか?」ということを考えたときに、「それは浄霊をすることによって、筋腫に変わってしまった細胞が、もとの細胞に戻った。

戻ったということは、メシヤ様の御光によって、(毒素が減って自然治癒力が回復していき)自分で自分の細胞を制御してもとに戻そうとしている。

もう一つは、『霊主体従』ということになってくる。外から切ったり貼ったりするということは、体的に対応していくことになるので、『霊主体従の法則』によって御守護をいただくということは、その霊の存在(不透明な、霊細胞粒子や想念粒子や魂)にメシヤ様の光を取り次いで正常(透明)なものにしているからだ」というふうに考えていかないといけない。

こうした考え方で世界を広げていかない限り、地上天国建設ということには繋がっていかない。

だから、固結を探したり微熱を探して浄霊しているところでウロウロしていると、地上天国建設は実現しないということです。そういうところを、メシヤ様は『文明の創造』を通してわれわれに御導きをくださっているんだ、ということです。

しかし、これ(『文明の創造』)が出ると困る世界が、発刊をずっと60年間止めてきたということです。それは先月お話したように、夜叉龍神の眷属たちが、指導者たちに乗っかかって、そして「問題を起さないために医療というのを許容していこう」「明主様にご迷惑になるから医療問題が起こらないようにしよう、だから医療も使っていこう、投薬もある程度許容していこう」と。

眷属たちが乗っかかって、指導者たちに指示をして、指導者たちは「問題の起こらないように」という綺麗な言葉でズーっと教団で取り次いでやってきたということです。

それで、それを一挙に取るというのが『文明の創造』を発刊し、それを私たちがシッカリと学んで、「メシヤ様の御意図とするところ」をシッカリ自分のものに入れていく、という取り組みを積み上げていかない限り、教団改革もできないし、地上天国建設も絵に書いた餅ということになってしまいます。

そうした魂に力をいただいていく、ということからしても、シッカリ毎日この御論文を繰り返し繰り返し、拝読していってもらいたいですね。

 

現代に合った「伝道」

楳木代表

いま、沖縄で支部づくりをしてくれている方も東方●光教団の人で、その人も「東方●光教団は御教えどおりいってないので」ということで、そこで、「沖縄に信者はいますか?支部はありますか?」と言われ「沖縄には信者もいません、支部もありません」(笑)と言うと、「自分たちがやらないとダメですか?」と言うので、「そういうことになります」と言ったら、「じゃあ、どうやって入会とかやったらいいでしょうか?」という質問があったので、メシヤ講座にある入会のお世話について簡単に書いて送ったんですけどね。それで、HP上でキチンと勉強して入会のお世話をしてくださっているので、大変ありがたいと、思うところなんですね・・。

 

支部長代理

改めて、再度読ませていただいて、御教えと同じように、時間が経っていろいろなことがわかっていくとその段階でまた整理をしていかないといけないんですけれど、昨日ゆっくり読ませていただいて、もうその必要がないくらいに素晴らしくまとめておられると・・。

一番感動したのは、人に入会をすすめる以前にですね、主神様に対する、そのー、感覚といいますか、捉え方について明確にメシヤ様がおっしゃっている御言葉をお載せくださっていますが、

『表現し奉る言辞もなく、文字もなく、ただ無限絶対の力徳の中心であり、一切の根源であると申すよりほかないのである』

と。そうすると、創造主、主神様というそこに想いを遣るときにですね、この、今われわれの・・私がこうしてしゃべっている口も、主神様の御所有物であられると。そういう御存在に対して、代表先生は、主神様と言葉に出したとたんに、ひとつ、その人の考えで限定されてしまうと。

だから、本当に申し訳ないような・・そこで、主之大御神様というのは、言霊的には一番人間として表現させていただける精一杯のものなんだと、そういう神観というものを持っておかないと、特に指導する立場になると、「神様はこういうものなんだ」とか、非常に神様の御働きのみならず、神様のなされようとしていることも、非常に限定的に捉えていってしまいがち・・・、つまり、あの、薬をやってしまうとかいうのは、ひとつは、教団の理事長・・、昔でいったら教会長ですよね、昔の教会長をやられていた方がいろんな教団を作っておられますけれども、まあ、人間の考えで、狭い見方で自分のところの主義、方針を立てていってしまう。

ところが、いま言った神観をずっと留めておけばですね、エー、世界視野・・、主神様は世界全体・・、常に、宇宙全体、地球全体、人類全体に御経綸を御進めされているというところに目が向いて行きますので、そうしますと、(無知などあるので)軽々しく、「今アレだからこうしなければならない」と決め付けることは出来ない。

「そういうふうなことは自分には無いだろうか?」と常に、自分に意識づけるために、その神観というものを、教える立場の人もそうだし、聞くほうの人も、共に深めて、悟っていくという、この営みをしていかないとけないということですね。

非常に、アノ~、震えるぐらいに改めて感動させられました。そういったことが昨日ございました。

 

楳木代表

ですからね、昨日岡山でもお願いしたんですけれども、こう、1,2,3,4というふうに書いてますね、これは平成19年に、教修を取り次ぐ場合の心構えみたいなことをずっと書いていってますので、これを是非プリントしてですね、一回一回勉強して・・・

 

支部長代理

そうですね。

 

楳木代表

うん、月次祭以外の日にですね、集まれる日に、勉強会を、支部でするとか、神戸でするとか、そういう何ヶ所か勉強会をして、そして、今まで世界救世(きゅうせい)教がお座なりにしてきた神観というものを、確立して、そしてメシヤ様の御意図というのがシッカリわかっていくようにしていけば、大変有難い、と思いますね。

そういうことを、昨日、岡山でもお願いしてね。いままで岡山ではミニ・メシヤ講座をやっているけれども、それプラス、「そういう勉強会を責任者を中心にやらしていただきたい」と、こういう分厚い印刷物を中心となる人が持って帰ったんですね。プリントアウトして、改めて読んでいただけるとね。

私も自画自賛ながら“キチンとまとめてるな”と(笑)思いましたので、ぜひ身につけておいていただけると有難いと思いますね。

 

支部長代理

われわれが新しい人達・・近所の人たちとか、そういった方にも、出遭った瞬間から印刷したものを見ながら話していくことができる、と。これは、ご存知のように、非常に、今の時代観というものや宗教不信とかについて根源的なことを明確に書いておられますから、戦後のそうした思想とかを60、70とかいった方々が影響を受けてしまっていると。だから、「浄霊の素晴らしさはわかるんだけれども、神様はわかりにくい」と言ったときに、実はこういうふうなことがあった、あるいは自分の親にはこういうふうな考え方があった、しかし、昔は神仏というものをキチンと大事にしてきた国なんだ、ということですね。

そういうことを具体的に思い出させていく上で、非常に話の筋が通しやすいなということで、・・これは、私ひとりでは決めれませんけれども、また、「そしたら勉強して欲しい」ということでしたら、私のほうでもさせていただければと思いますけれど。

 

楳木代表

うん、小さいグループでもいいので、読み合うだけでも通ってくるというのでもいいね。

 

支部長代理

そうですね、私自身も学ばせていただけますし、みんな家族であれ近所の人であれ、話をするときに非常に有効なものですのでね、ぜひそういう意味でも一緒に学ばせていただければと思いますね。

 

楳木代表

ぜひ、お願いしたいと思います。

 

邪神がいろんな人を使っている

支部長代理

はい。あと、ご質問などありましたら、お願いします。

 

受講者E

ノーベル賞をいただいて日本人も素晴らしいものやと。しかしよく考えないといけないのは、いま世の中は体主霊従の九分九厘悪の時代ですね。

悪が支配している世の中には間違いないですね。ここで、なんでiPS細胞なんだと。ノーベル賞を与える人たちがある方向へもっていっていくために与えるんですが、その目的は、世間でいわれているように50億人の人間を抹殺するんやと。そこで、魂の無い人間をつくっていって葬るというのが前提にあるんですね。その邪悪な連中は、動物以下にしたり、消したいわけですね。最終目的があってこそ、「遺伝子操作し便利じゃないか」というバラ色のところに視線をあて、「昔骨が生えたとかいう人もこの細胞によって治るんや」という、そっちのほうばかりやって、そうして魂の無い人間をつくって、それが目標だからとノーベル賞授賞ばかりやって、「ハア、便利やな」と、マスコミまでたかってやるわけなんですね。マスコミ全体が洗脳手段ですから、その前提として頭に入れておかないと、あまりにも日本人はお人よしですから。

なんかその邪神の計画というのですかね、世間では一杯そういう形で出て来てるんですね。そういうようにやっぱり、「闇の連中がどうやって動いているんや?」と言うと、「メシヤ様のこういった教えがあるんだ」ということで、両方みていかないと、メシヤ様だけをみるのは基本中の基本であると思うんですが、しかし、やる連中はとんどもない輩なんですね。人口50億人削減というのは、始まったんですね。ハッキリとフリーメーソンとかイルミナティは貢献しているんですよ。これからは、もう徹底してワクチンとか子宮頸ガンワクチンとか徹底的に打ちまくって、「あれで子宮頸ガンは無くなるんですか?」と思いますけど、もう打った翌日に亡くなったとか、そういう事件とか一杯あるんですが、封印してますよね。

ほんで、効果とか、●●学会を通じてドンドン宣伝しましたよね、●●あき子とか。まああれ●●学会の宣伝塔らしいですけど。そんなかで、どんどん免疫力を落としていって滅びにもっていこうという、とんでもない世の中で、これから即命を狙われていくぞ、というそういう秘密があって、ほんと悪魔の真髄というのがあるんですね。ですから今回のノーベル賞授賞も喜んでばかりいられない。戦略があってノーベル賞受賞があってですね、ノーベル財団なんて闇の権力の手の内ですからね、悪の計画に沿ってやっているというから・・・。

 

楳木代表

そういう意味でもですね、さっきの御教え、・・Fさん、さっき月次祭始まる前に見せてもらったのを読んであげて・・、御講話録。

 

受講者F

アッ、はい(探し中)

 

支部長代理

エー、いま、Eさんがおっしゃったことは、魂の無い人間をつくっていくということは、『基督教と善悪』という、メシヤ様の御教え、に載っていることですね。

 

受講者E

そうですね、何千年前から着々と計画とやられているんですね。

 

支部長代理

それが、表れてきているんですね。

 

受講者E

最初幼稚なものから、今回皮膚からもとって遺伝子を組み変えて、ほんと魂の無い人間が、実はアメリカではウジャウジャいるんですね。豚人間もおるんですって。この間豚インフルエンザで亡くなった人は、ほとんど豚人間だったんですね。あの辺はエリア51とかあって、いろいろ動物を掛け合わせていって、ケッタイな動物の死骸があったり逃げたとか、あるでしょ。

もう、地下のところでもうムチャクチャなことをやっとるんですよ、それがポッポと今出てきているんですけどね。究極、魂の無い人間を作り上げていくんやて。

 

受講者F

ありました。

 

楳木代表

じゃあ読んでください。

 

受講者F

これは『文明の創造』における「宗教篇」です。この前読みましたがその続きです。これはみんなが分からないことをずいぶん書いてますからおもしろい点も大いにありますが、また非常に参考になる点もありますから特別耳の穴をかっぽじって聞きもらさぬように。

(御論文「仏教の起源」「伊都能売神」「観世音菩薩」朗読)

これでまだいろいろおもしろいことがあるが、ちょっと書けないことがそうとうあるのですから、そういうのは話をするかしようと思っているが、ここに伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子供で五人としてあるがもう一人ある。もう一人というのは伊弉諾尊と言う神様は国常立尊(くにとこたちのみこと)になるんですね。息子に国武彦尊(くにたけひこのみこと)と言うのがありそれが一番長男になる。当時大将軍と言い勇猛でかなり勝手なことをやっていたその罪によって、言わば地獄に行かれたようなことになる。一番末が初稚姫尊(はつわかひめのみこと)と言い、これが天理教祖の中山みきとなる。

そういうようにいくども生まれ変わっている。大将軍の妹になる。

そこで霊界で地獄と言ってもふつうの人間と違います。修行するんです。修行した結果、大いに世の中のためになろうと言うので天理教祖の中山みきに憑った。それで中山みきに最初憑ったのは夫の大将軍が憑ったんです。そういう因縁なんです。そこで最初のうちは力がありますから病気治しもさせたが、その力によって良く病気が治った。それで最初は病気治しで世の中に出たんです。

それからもう一つ日本民族の霊的考察の中にありますが、そこにもっていってそれを出雲系……素盞嗚尊(すさのをのみこと)が利用した。利用して、そうして、盤古神皇(ばんこしんのう)に取って代わろうとしたわけです。それが徳川家康の系統なんです。それは霊的考察にざっと書いてありますが、そういう意味です。

天理教の本体を書くことは天理教に悪いですからそこで書かなかった。

それからもう一つ書こうと思って止したことがある。いまの稚姫君尊(わかひめぎみのみこと)ですね。これがこの次に書きますがお釈迦さんですね。ですから釈迦、阿弥陀というのは伊都能売神皇(いづのめしんのう)がインドに行かれて観自在天というお名前になられ、霊は釈迦と阿弥陀となった。阿弥陀は素盞嗚尊です。そこで稚姫君尊は釈迦になる。そこで釈迦は変性女子(へんじょうにょし)と言われたというのは稚姫君尊だから女になる。

それで弥勒三会(みろくさんえ)にあります「鐘の音」というのがありますが、三人の弥勒というのは釈迦が報身(ほうしん)、報いるという字です。阿弥陀が法身(ほっしん)弥勒、観音は応身(おうしん)弥勒、これが三尊の弥陀になる。

ところが弥勒三会というのは大本教になる。大本教はそのために出た宗教です。大本教祖出口なおと言う方は釈迦の稚姫君尊です。大本教のお筆先にあるが「直の御魂は半分は国常立尊、半分が稚姫君尊である」というのはそういうことです。出口王仁三郎聖師様この方が阿弥陀になる。それで自分は月の神様で、瑞月(づいげつ)という名前をつけたんですね。だから寂光の浄土と言いますね。月の天国と言うんですね。そんなようなわけで、大本教の教祖さんが釈迦になる。そうして聖師さんが阿弥陀となる。そこの二人に生まれたのが私です。私が応身弥勒ですね。この三人が会った。これはだれも知らない。私は知らせたくないと言うのは、大本教の信者がこっちに来てしまうからね、だから書きたいが書かなかったんです。分かったらたいへんだからね。

そんなようなわけで応身の弥勒と言うのは観音です。そこで観音会をつくった。観音を芯にしてやっていたからね。つまり大本教は天理教と姉妹教になる。

それで大本教では天理教の教祖を祀ってやっている。教祖さんの出口なおの妹になる。で、その親が伊弉諾尊……国常立尊になるわけです。なかなかここのところは不思議です。すっかり分かればなんでもないが、なかなかね。

それで仏というのは神の化身です。化身ということはインドは大自在天が支配していたとき、バラモンというのがインドですから、そこに仏教を弘めなければならないと言うので、最初稚姫君尊と素盞嗚尊が行って仏教の基礎を作った、そこに伊都能売神皇が行った。それを化仏化神と言う。そのとき天の八人のお子さんで五男三女と言う、これが八大龍王になる。なぜと言ってそのとき五男三女というのは、自分はインドに行くのは嫌だと言ってどうしても日本にいると言う。仏はいずれ仏滅の世になると言うので龍神になってそれを待たれた。日本の近海ですね、越後と佐渡の間だとか、東北のほうにもあるし、房州と関東の間の海、九州の有明、そういう所に飛び込んで時を待った。それが八大龍王です。そうして総大将が伊都能売神様ですね。それが日本に帰ろうと思ったところ、いま読んだように帰れないので霊で日本に来て自分も仏滅まで隠れていると言うので、先にも言った通り近江の琵琶湖に入り琵琶湖の底に龍神となられて、これが金龍ですね。それで霊でも霊と体がある。霊の体のほうは木花咲爺姫(このはなさくやひめ)で、そうして富士山に祀られている。それから琵琶湖のほうが伊都能売金龍として隠れている。このことは先に書きましたが、そうして時を待たれた。

 

楳木代表

そこまででいいです。ありがとうございました。あと、何年と書いているか言ってください。

 

受講者F

昭和26年9月21日(速記録)です。

 

楳木代表

『文明の創造』の『宗教篇』に書いてありますが、それについての御説明だということで今の文章を受け止めていけばいいですね。エー、どうしても国武彦尊という名前が出てこないので、それでさっき見つけてくれたんでね、それでいま読んでもらったところです。そうやって綿々と企みをずっとしているということを認識するということで、御教えとさきほどEさんがお話してくださった暗黒界の企みをですね、併せて理解していくとわかりやすいんではないかなと。

 

支部長代理

アー、いまEさんからお話いただいたのは、世間一般の・・、世界の人口を減らすとか、邪神の目的とは人類を無くすとか、地獄状態にするという・・この世の霊界をですね。で、一番世界を滅ぼすというのは、魂の無い人間を作るとかありますけれども、一番滅ぼすという手っ取り早い方法が・・信者さんを狙って亡き者にすると。そうすると、救っていく側の人がいなくなりますのでね。救う人間がいなければ、ほっておいても邪神界のそういった働きによって、この世は地獄状態になっていってしまうと。

しかし、救う人間がいるためにですね、なかなか・・アー、シーソーですよね、こちらが頑張っていけばですね、そういったことを、こうした勉強会でもそうですが、見破っていける。表は非常にいいように見えますけど、実は裏でこういうことがあるんだと知っておけば、こういうことに引っかからないということですよね。ですから、そういったこと伝えていくのが、救う側の人たちの役目であろうかと思いますけども、アー、そういう人たちが、いわゆる夜叉龍神の眷属たちがですね、薬を飲ませて命を縮めるようなことをですね、いろんな教団にたいして現実やっていっている。

まあ、さすがにiPS細胞をやろうとする信者さんはいないだろうと思いますけれど、結局、その目的というのは、iPS細胞にしろ既存の医療にしろですね、亡き者にするということで、最も狙われているのは信者であるというふうに、マァ危機をもってですね、邪神界の趨勢というものをですね、観ていかないといけないんではないかと思いますね。

 

「真実」を隠し続ける闇の特徴

受講者E

それと、自分の内面をみるというかですね、結局、答えは自分が全部持っているものですね。今世の中病気の原因をすべて外に見つけようとしますよね。しかし根本は、全部自分が選んで「こうや」ときていますよね。その結果、不幸がきても自分が引き寄せたものであって、それを「サア、神様助けてください」「誰さん助けてください」と。要するに現象界に引っぱられた生き様になってるわけでよね。

それは、その宗教界の内面の勉強というんですかね、・・いやホント私ら救世(きゅうせい)教の時代もそうやったんですけど、「よく活動した人が、よく御用した人ほど神様から恵まれている人なんや」と。「御用の人」とかいうてね。結局、「上から言われるとおりに人救いやっている人らが、本当に「魂が優れている」というようや言い方をしてはるんですけど、よく考えればね、自分の頭で考える時間があんまり無いでしょ?その、ただただパタパタパタパタ移動している活動者ということは、己を意識してないですもん、ある意味。

で、さあ、本当に自分作りをしとったら、人はそれに惹かれて信仰に寄ってくるわけでしょう。自分が出来ていないのに、「良いですよぉ」と引っぱっても、みんな逃げていってしまうという・・。(笑)今までの歴史はだいたいそうですもん、僕自身も考えれば。そこで、本当の内面の学びというのがですね、浄霊があるために、行が無かったんですね。ほんとの修行というかですね、お坊さんのような過酷なことはしなくていいでしょうけど、精神的な面の進化が無かったという、自分自身で、エー、思うとるんですわ。

なんか、“意識の進化というのは、何なんだろう?“とずっと思っとったんが、最近なんとなくわかったような感じがしましてね。

要は、物事の真相真実を本質を知る、というんですかね、真理の具現というのがわかってくる人間が増えてくると、闇の連中はマズいんですね、手の内がわかっちゃうから。わからんふうに騙しとったらいいんですからね、みんなの目をくらまして、明けても暮れてもテレビやマスコミでその情報を流して洗脳しちゃうと。洗脳で当り前となっていますよね。

しかしテレビを消した世界というのは、ほんと自分たちの家庭の団欒もできるでしょうし、自分を見つめれるしね、そういう精神的な、意識の改革を。口では「意識の改革とかを」とか言うんですがね。

ですから、中世の魔女狩りとかいうて、いろんな超能力の目覚めた人たちにね、みな「魔女や」というて、火あぶりして殺していったという・・。

その時代に本当のことがわかった人達が魔女扱いなんですよね。古代の叡智というのがポッポっと閃いてくるわけですから、それを言われたらマズいんですね、自分たちが独占しときたいもんですから。

いまそこまでいかないでしょうけれども、今、教団組織をみていたら、みんな自分たちの不都合なところは、封印していった時代がありますよね。

そういうところを、・・内面をみるということを、最近の教団の浄化(いづ●め教団)によって、ほんと、感じられたことがあったんですね。

 

楳木代表

ええ、今回のメシヤ講座(特選集)でですね、エーっと、6頁くらいから書いてあることは、Eさんが解説してくれたことは、趣旨でありますので、

マァそういうことでジックリ読んでいただければ大変有難いと思います。

というのはですね、最近問い合わせをしてくる他教団の人たちの悩みたるや、もう大変なんですね。“なんでメシヤ様につながっているのに、これほどそれぞれの教団で悩みに渦巻いているのか、奇蹟をいただけずに悩み苦しんでいるのか・・“ということを考えると、もうホントにお気の毒でしょうがないんですね。それはもう指導者たちが、内面を育てるということを一切してこなかったために・・・。

たとえば、神慈秀●会では、天●真美会では、世界救世(きゅうせい)教から離れたときは、「明主様のため」「われわれのほうが、世界救世(きゅうせい)教よりも明主様に直結している」ということで出ておりますので、もの凄く奇蹟が出ていき、神慈秀●会も1万ちょっとの教会から一挙に40万くらいにまで膨れ上がってきております。

しかし、初代がお亡くなりになって、二代、三代になってくると、メシヤ様に繋がらなくなって、どこまでも初代を通して語りかけてくるので、その分奇蹟が半減していっているわけです。

世界救世(きゅうせい)教も同じことで、明主様という言葉やメシヤ様という言葉は出てくるんだけれども、内面的、想念的にメシヤ様に繋がらないで、教主様とか理事長とかの言葉で信者さんたちに指導してくるために、奇蹟が半減・・もっと少なくなってきているわけですね。

こういうなかで、大勢の方々が真面目に信仰しているんだけれども、なかなか御守護いただけないという結果を招いていますので、ほんとに、電話とかメールとか来るたびに気の毒で気の毒でしょうがないんですね。

それで、こっちもいろいろお話してですね、そうしてメシヤ様に直結した瞬間に御守護いただけるようになっているので、時間のかかることではありますけれども、メシヤ様に直に繋がるように一層働きかけをしていただきたいと思います。

そのためには、自分たちが日々メシヤ様とともに生活をするということを心がけていき、皆さんへ感化を与えるようにしていただきたいと思いますね。そういうことをお願いしておきたいと思います。

 

支部長代理

やはり自分で苦しみのタネを植えながら、そしてそれを乗り越える努力、苦しみ・・、これもひとつの修行でないかと延々錯覚してしまっているのではないかという御啓示もありますね。

本当の自分磨きというものは、常に、いまEさん、代表先生がおっしゃったように、自己の内面をずっと見つめていって高めていく、その上で自分の思考上の汚れとかあるので、そういったものを取るときに苦しみを生んでしまう・・、執着があってなかなかとれないとか、そういうのが本来の自分を高めていく修行であると。つまり、一歩一歩向上していっているということですね、そういう修行が本来の修行だと。

しかしながら、悩まされるとかですね・・、自分の意思と違うところを反強制的にやらざるを得ないという環境が、社会の職場であれ宗教の世界であるだろうと思いますけれど、そういうことによって、ひたすら苦労していく、そこに自分が余計に乗っかかって苦労していくというようなことが現実にありますので、そういったのは本当の向上ということをみたときには、いつまでもそこに居たい人はそれもひとつの浄化と考えられますけれども、そういうのを抜け出していくためには、早いこと本来の自分の内面を、根本的なものを見つめて魂を磨いていくということをやっていかないと、向上していくことは出来ないということですね。

 

楳木代表

それでは、最後にですね、みなさん方の誠の奉仕によって、講義机が出来上がっていますが、これは来年の2月3日の立春祭の日に・・・、これはですね、世界救世(メシヤ)教の開教記念日でもありますし、いま進めているメシヤ教の立教の記念日でもありますので、そういう記念すべき御祭に、全国にお披露目して、その日から使い始めたいと思っております。

今月は、車のなかに大黒様とか一杯はいっておりますので、米も幾つか積んでいるので、これを積み込むことは出来ないので、来月の月次祭のときに、私がお預かりして、そして本部で改装しておりますので、キチンと収めるところを確保して、そこへ収めさせていただいて、大事に使わせていただきますので、みなさん方の御奉仕に心から感謝申し上げたいと思います。

それからですね、いま、みろく塔を建立することにいたしまして、22日に建立いたしますけれども、当初、八尺を考えていたんですけれども、やはりメシヤ様が御立ちになっている御写真から類推していくと、また平安郷に立っているみろく塔とを考えると、やっぱり十尺が相応しいだろうということにしたので、3メートル33センチのみろく塔にしたいということで先月発注したんですが、ちょっと大きくしたために、ちょっと予算をオーバーしておりますので(笑)、また余力のある方は、ご奉仕していただけると大変ありがたいと思います。

22日に建立させていただいてですね、その前で御処置するものや、それからお位牌を焚き上げさせていただいて、みろく塔を通して、いろんな執着とか全部救い上げていただけるようにさせていただきたいと思います。それから、他教団の御神体とか、丁寧に扱って、御処置したいと思いますので、そういう取り組みも、今月から、いよいよさせていただくことになりましたので、そういう御報告もさせていただいて・・、ジャスト一時になりましたので、これで終わらせていただきたいと思います。

 

支部長代理

以上もちまして、大阪支部10月度月次祭を終わらせていただきます。

 

受講者一同 ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 薬毒の害」(文創  昭和二十七年)