メシヤ降誕本祝典へ向けての強い決意

鎌倉支部責任者 菅谷 敬

 

本日は「御神体御奉斎」並びに「本部竣成記念大祭」誠におめでとうございます。

 

3月25日から今日に至るまでの様々な思い

鎌倉支部、支部長の菅谷敬です。私がこの1ヶ月の間に思わせていただいた事や、今感じている事柄をお話させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

楳木代表は、メシヤ教を立ち上げられた時から「『世界救世(メシヤ)教』を復興する」という目標を掲げられて、全国を廻られながら取り組んで来られました。そして、3年前の3月3日より毎年、「メシヤ降誕本祝典記念大祭」の祭典を箱根で執り行っていらっしゃいました。昨年からは、「御垂示」をいただかれつつ、並々ならぬ努力をされながら来年の3月3日の「メシヤ降誕本祝典」では、私たちと共にメシヤ様をお迎えさせていただくという決意をお持ちになり取り組まれていらっしゃったのだと思います。

そして、私達は「代表の御浄化と死に直面して」様々な思いが湧いてきたと思うのですが…、私は代表の御浄化の意義というものを教えていただき、心底考えさせられました。皆さんも同じだと思います。そして昨年からの「神性を蘇らす、覚り」の取り組みを振り返り、本当に自分自身が情けなくなりました。代表が私達の事をどれ程思って下さっていたのかにも気がつかずに、代表に総て頼りきった 状態でした…。代表は私達に多くを仰いませんでしたが、今になって総ての事を一人で背負っていらっしゃったのだと気がつきました。「何故、もっと本気になれなかったのか…。」と、後悔しました。

そして、代表から「今回の事は決定事項であった。」との御言葉をいただいたことで、「代表と共にメシヤ様をお迎えさせていただきたい。」と強く思うようになりました。

鎌倉支部では信者さん方に、この事に付いて色々とお話させていただきました。

メシヤ様が昭和30年の2月10日に御昇天になられ、その5日後に代表がお生まれになりました。そして代表は御神意により「『世界救世(メシヤ)教』」を復興する為に」ずうっと歩んで来られました。代表が「メシヤ教」として全国を廻られ各拠点で私達が代表との御因縁により結ばれたということを考えますと、代表の御浄化、“死”というのは、「メシヤ様をお迎えし、『世界救世(メシヤ)教』」を復興する。」ということであり、代表の人生そのものがその為だったわけですから私達の人生も同じなのだと思いました。

私達が生まれて来て代表と出会い因縁を結んで下さったということの意義は、今この時の為だったと思うのです。

今、代表の御姿は拝見できませんが、代表は「世界メシヤ教復興の為に」常に私達に働きかけをして下さっています。神様や霊界の先達の先生方も代表と一緒になって働いて下さっていて、総ての準備は出来ており、メシヤ様も「メシヤ降誕本祝典」「世界メシヤ教復興」に向けてスタンバイされていらっしゃるのだと思うのです。

今私達がそのことに対し「本気になって立ち上がれるかどうか。」にかかっているのだと思うのです。

勿論皆さん其々、考え方や思いも違うと思いますが、私達が生まれ代表との御因縁によりメシヤ教との御縁をいただいた本当の理由は、「メシヤ降誕本祝典を執り行い、メシヤ様をお迎えし、地上天国建設にお使いいただく。」というこの一点なのだと思うのです…。

本当の事を言わせていただくと、私の生まれた理由はそれ以外にはないというふうに思っているのです。三千年前否もっとずうっと前から、そしてやっとこの時にご縁をいただいているので、「代表の死」というのはそのことを成し遂げる為の通過点であって、我々と共に、来年の3月に向けて凄い勢いで働かれて下さっているのだと思うのですよね。

ですから、私達責任者だけではなく信者さん方も含めて、先ずメシヤ教がそういうことで一番の核となって動かなければいけないということであって…、今迄大変厳しいお言葉もいただきましたし、「自分達の魂を覚醒する為に、覚りなさい、変わりなさい、勇気を持ちなさい。」ということで取り組ませていただいているのですけれども…。

その後はですね、○○○○の○○○や各教団の長の方が、メシヤ様に帰一して行く事をお許しいただけるような、そういう我々の取組みといいますか、姿勢がとても大切なのだと思うのです…。しかし「どうやったらそのようなことが出来るのだろうか」と考えるのです…。私達がやるのですけれども、やはり先ずは心ですよね、想念をがっちりとそこに向かって固めていただいて、後は個々の、個性というものがありますが、メシヤ様をお迎え出来るか出来ないかは、私達各々の想念であり信仰であり誠であると思うのです。

メシヤ様はいつでもいらっしゃるわけですから、私達がそこに達していなかったがために…昭和29年は仮祝典だったと…。それで昭和30年3月3日に本祝典が行なわれる予定だったという事なのですけれども、それはそうではではなかったと思うんです。本当は…、今なのですよね。この平成30年3月3日に全部繋がっていて、「開教の辞」の内容も全部繋がっていると思うのです。そこに…。

ですから、そういうふうなことで、皆様と共に勉強させていただきながら、もう一年を切ってしまいましたが、心を一つにして、取り組ませていただきたいと思います。

 

朝拝の祈りの中で頂いた神様からのメッセージ

私は先日、朝拝のさいにですが、「メシヤ様の御手足、道具にならせていただきたい。」と心から思わせていただきました。何が出来るかというと自分は何も出来ないのです…。本当の事を言うと…。何にも出来ないのですけれども、兎に角そうならせていただきたいと本気でお祈りさせていただいていた時に、「決心が出来たら奥津城に来なさい。」という感じのニュアンスが伝わってきたんです。

それで、急遽奥津城に行き、御参拝をさせていただいていた10秒後に、あの奥津城の空間全体に轟音がしてきたんです。山々全体がゴーッという感じで怖くなってきたのです。バババババァと全部の木が倒れるくらい、一本ずつバババババァと風が…、それがドカーンと私に吹いてきて、足が浮いて右足が飛ばされて左足は爪先だけしか地面についてない状態なのです。もう一吹きしたら階段の下まで落ちるという位の…。それで何とか踏み止まって、もう一度気を取り直して祝詞を上げさせていただいていたらもう一回来たのです、バババババァと…。龍神様なのですよね。

メシヤ様は腹を御覧になられておられたのだと、決心出来るか御覧になられておられたんだと、今迄経験した事がない、とてつもない御力の一端を体感させていただきました。

このことは私だけの問題ではなくて全員が一緒だと思うのです。何の為に皆あるのかという、それぞれが…。「だって何にも出来ないじゃないですか。」私達は無力ですから…。だけど、「絶対に。」と思った時にその力をメシヤ様が与えて下さって、情況を変えて下さるというか…、そういうことだと思うのですよね。ですから準備万端なのだと思うのです。神様の方では…。

ただ私達がそれを出来なければ、このことは無かったことになると思うのですよね。それだけの話なのですよね。もう難しいことも何にもないのですよね。そういう思いを持って全員で取り組ませていただきたいと思うのです。

先日、鎌倉の信者さんですが、勉強会が終わった日の夜ご自宅の御神前で真剣にお祈りされて、お使いいただきたいと言って…。その10分後から強烈な腹痛の浄化を頂かれ動けなくなって、一晩中血便と黒便が出てそれが三日間続いたのですよね。四日目にようやく治られたんですけれども…。

そういうふうに本気でメシヤ様と思ったら…僅か10分後からなのです、その浄化を頂かれたのは。だから先ずは「そのような決心をする。」という事を言われているだけだと思うのです。

我々一人一人が核として、「そこを乗り越えて頑張れ。」と代表はエールを送られながら、今日もここにおられること思います。

私は、ある日、「開教の辞」を拝読させていただいていたのですけれども、そして、全集の昭和29年の2月のメシヤ様のご講話を読ませていただいたのですね、国常立尊様のことが書かれてありまして、現界にお現れになるということが書かれていたのですけれども、「開教の辞」でたて分け、そして、それが救いであり、神様の愛ということを考えさせていただいた時に、私は、多分大昔に神様を裏切って押し込める側に当然ついて…、にも関わらず、今こうやってメシヤ様をお迎えさせて頂く、本当の神様をお出しさせていただくという御用に至らないながらも使っていただけるというチャンスを与えてくださっているということに対して本当に心から申し訳ないという思いと感謝と入り混じって、泣きながら御神前に額づいて、お詫び申し上げたのですね。ただお詫びするというだけではなくて、本当にこれからの自分自身の動きであり、想念、働きを持って、お詫びとさせていただきたいという思いでお祈りさせていただきました。

私は御教えのことはまだよく分からないし、実際何も出来ないのですけれども、ただメシヤ様をお迎えさせていただきたいという思いと共に、代表の死を無駄にしたくないのです。私達は皆メシヤ様という一点において同志なのです。ここに集うには意味があって因縁があって繋がっていますし、その背後には何千何万という御先祖も居て、今この時を何千年もの間待っていらっしゃったと思いますし、「メシヤ様をお迎えし、世界メシヤ教の復興」をさせていただければそれでいいのです。

3月の代表のご逝去から約1ヶ月の間、本当に色んなことがありました。皆さんと毎日のように話し合いました。御教えはメシヤ様が残して下さっていますけれども、何が一番生きてくるかというと、これからの「日々の実践の中からいただく教え」ということが生きた御教えであって、このことほど貴重なものは無く…。これからはそのことだけが通用していくと思うのですね。

ですからこの1ヶ月の間、これほど沢山の生きた御教えをメシヤ様からいただけたという事は、本当にありがたいなぁと思います。

御垂示に関しましても、何回も読み返させていただきこんなにありがたいことはないと感じています。

これまで私達責任者は、代表が総てのことをリードし纏めて下さっていましたので、各拠点という意識だけでばらばらだったと思います。しかしこれからは平成30年3月3日の「メシヤ降誕本祝典」に向けて、霊界で働いて下さっている代表と私達が一丸となり、全身全霊を込めて取り組ませていただこうと思っていますので、どうぞ皆様よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

[御蔭話(御神業の本筋) 竣成記念大祭 2017(平成29)年5月5日]

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