集中力 IOT、AI

三重支部 H

 

私がメシヤ教に初めて出会ったのは平成22年の事でした。ネットで観音様の事を調べていた時に、偶然メシヤ教のホームページに辿り着き、メシヤ講座が面白いので、iPadを使い、むさぶるように通勤の行き帰りに拝読をした事がきっかけでした。約2年ほどメシヤ講座を拝読している間に、『浄霊力拝受お願い』をさせて頂いたり、メシヤ様の御手の御写真や出版物等を入手しておりました。メシヤ講座に直接参加したいと思ったのは、平成24年に『文明の創造』を書店で購入して拝読してからです。

そして、メシヤ教に三重支部があることを知り、平成25年8月に初めて三重支部に参拝させて頂くことができました。

 

『集中力』

母の事ですが、平成26年3月位の事です。母の胸にシコリがある事を月次祭で楳木先生にご報告申し上げ、医学的には乳がんだというご指導だったのでそのように受け留めさせて頂いて御浄霊のお取次ぎをしておりました。暫くは排膿(血膿が患部からは出る)を許され、順調だったのですが、ある時期から順調だった排膿が止まってしまい、シコリが大きくなる状況に陥ったので、メシヤ様に「どのような姿勢で御浄霊をお取次ぎをさせて頂けばよいでしょうか?」と祈らせて頂きましたら、メシヤ様から『集中力』というメッセージを頂きまして、その『集中力』を自分なりに想念を込めて御浄霊をお取次ぎをした翌日に、乳がんが跡形もなく消えていたという奇蹟を頂きました。メシヤ様ありがとうございます。

 

御神体御奉斎を許される

私が信仰的に何かを学ぶ必要がある時に母がご浄化をお許し頂くような気がしておりました。と言いますのは、去年の7月位だと思うのですが、母が再浄化を許されまして、その御守護をメシヤ様にお祈りさせて頂いて、その後家内に御浄霊をお取次ぎしていた時に、『御神体』というのがぱっと浮かんだというか、御声が聞こえたというのか、その時の感覚なんですけど、それまでは、御神体の御奉斎を許されたい。という憧れはありましたが、具体的に我が家にお迎えするというところまでは叶いませんでした。その時に、メッセージを頂いて、その時に御浄霊を終えてから直ぐにその場で家内に「御神体を御奉斎して頂こうと思うのだけど」という話をしたのがきっかけで今回御神体御奉斎を許されることになったのです。家内も娘も教修を受けて、「家族入信ということで御神体御奉斎が許されるのだ。」と話しまして、家内と娘と三重支部に寄せて頂いて、教修をして頂き、入会をお許し頂いて、御神体を御奉斎させて頂けることになり、1月9日に我が家で支部長代理に御神体御奉斎式を執り行って頂きました。母の浄化がなければ、今でも御神体の御奉斎は許されてなかったかもしれません。

先日の母の診察の時に、シコリは大きくなっていないで、転移も今のところ見られないと。患部の腫瘍が皮膚から飛び出し、血膿がポトポト溢れ出る状況ですが、痛く無いようで、笑顔が絶えません。主治医のいうには、母の様な経過を辿るのは珍しいと。御守護を頂いております。メシヤ様ありがとうございます。私も家族もできる限り母に『集中力、手の力を緩める事』を再度徹底してご浄霊のお取次ぎをさせて頂くようにいたします。今後の結果は又報告させて頂きます。

 

IOTAIについて

さて話は変わりますが、本日は楳木代表先生より、IoT(モノのインターネット接続)等について話をするようにとご下命頂きましたので、非常に重要な事でありますので、ご報告させて頂きます。

私の仕事の関係で、こういった業界に籍をおいておりますので、比較的色々な情報が入って来ますので、そういった情報を元にお話しさせて頂きたいと思います。

1月のメシヤ講座で、代表先生よりIoTについて少し触れて頂いておりましたが、実はIoTの裏には必ずスーパーコンピューター(スパコン)とAI(Artificial Intelligence)(人工知能)というのが密接に関係しております。

IoTについては、簡単にいうと、あらゆるものをインターネットに接続して、情報を収集して(ビックデータ)、分析して、サービスに応用する。相互に通信し、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。あらゆるもの、例えば、靴、メガネ、カバン、服、帽子、家具なんでもです。現在は50億個のモノがネットに繋がっているのですが、2025年には500億個のモノがネットに繋がると言われております。どういう社会問題を解決するのか? 誰(個人、法人含めて)の課題を解決するのか?などフィードバック(課題解決)までを指します。IoTのメリットのひとつは「圧倒的なコスト削減や利便性」です。たとえば、IoTサービス・商品によって、これまで毎年数千万円かかっていたものが数百万円となったり、これまでかなり手間を取られていた複雑な作業が必要となくなったり、そういった突出した利便性、コスト削減についての訴求を考えることが期待されています。毎年26%の成長率で拡大している分野です。ただ、IoTはスーパーコンピューターやAIがなければ、余り効果的な活用が期待できないと言われています。人間がビックデータを分析してサービスに応用するには限界があるという事です。

先ず、スーパーコンピューターですが、実は深刻な問題があります。世界的なスーパーコンピューターのランキングにTOP500とかGreen500というのがありまして、日本で有名なのは理化学研究所と富士通が開発している純国産の「京」というスーパーコンピューターですね。聞かれたことが有ると思います。数年前にはTOP500で1位を取った事もあるのですが、最近では、中国に1位を奪われております。中国のスパコンは93ペタFLOPSを達成しています。なお、1ペタFLOPSは1000テラFLOPS、すなわち毎秒1000兆回の浮動小数点演算を実行できる性能です。ペタというのは耳慣れない単位だと思うのですが、身近な例でいうと、テラという単位は聞かれたことがあると思います。最近のノートパソコンは1テラや2テラが主流になっており、デスクトップパソコンでは5テラとか売られています。外付けHDDですと、8TBというのが30,000円前後で売られたりしています。1ペタはテラでいうと、1,000テラということです。ちなみ1テラは1,000ギガです。

そして、その「京(京は1兆の10,000倍)」という名前は、1秒間に1京回のスピードで演算ができるという単位から来ておりまして、今この京の100倍のスピード、単位ではエクサというのですが、(1エクサは先ほどのペタでいうと、1,000ペタです。)このエクサを目指して、各国の技術者たちが開発に凌ぎを削っております。このエクサ単位、エクサスケールで計算ができるスーパーコンピューターになると、あらゆる分野での技術大革新が起こるといわれております。

メシヤ様の御論文『二十一世紀(2026年の世界)』の序文にて、メシヤ様は『私の常にとなえる地上天国とはいかなる世界であろうかという事は、よく聞かれるのであるが、これについて私は一九二六年神示によって知り得た一世紀後の世界の状態であるが』、と御論文を始められ、その中で、『自動車を走らす動力は指の頭位の鉱石で、何十哩(マイル)も走らせる事が出来るから素晴らしい。これはウラニウム、プルトニウムのごとき鉱石で、原子破壊の原理を応用したものである。』と御述べになっておりますが、これがこのエクサスケールのスパコンであれば、無限のエネルギー動力源(小型の核熱融合炉みたいなエンジン)の開発ができるので、実現可能だと言われております。又、メシヤ様は以下の様に述べておられます。『私はまず自動車に乗った。運転手などは要らない。』自動車の自動運転ですね。これは既に実現しつつあります。また、メシヤ様は『もう一つ私の驚いた事は、晴天も雨天も自由に出来る事になっており、何曜日の午前あるいは午後に雨を降らせ、何日まで晴天を続けるという事である。風も何日目にちょうどよいそよ風のごときを吹かせる事になっているが、時々強風を吹かせる事もある。これ樹木の根を張らせるためでやむを得ないのである。昔から五風十雨の不順序なくという事は、今の時代の事を言ったものであろう。これらはもちろん科学の進歩によるものである。』天候の完全なコントロールはエクサスケール以上のスーパーコンピューターであれば、実現が可能と言われています。

なので、エネルギー問題が解決します。エネルギーが無料になります。また、自然農法の分析が完璧にできるので、自然農法、無添加の完璧な食材が安価でいつでも手に入れることが出来るようになります。物価がビックリする程安くなります。メシヤ様の御論文の科学的な分析も瞬時にできるということも不可能ではないので、再現性のある浄霊力をお取次ぎできるようになるかもしれません。

核の脅威も無くなります。核を持っている国が他国の作ったコンピューターウイルスにより、自国の核で自国を攻撃させられる様になるので、核保有国は最も安全保障上危険な状況に陥ります。補足すると、莫大な費用をかけて核などの軍備を増強するよりも、コンピューターウイルスを作る方が遥かに安く、しかも工作員を敵地に忍び込ませる事無しに、ドローン、今結構話題になっていますね、そのドローン、超小型のドローン、蚊の様な小さな虫のような大きさ、しかも透明、光学迷彩を施しているので目にも見えない。当然監視カメラにも、センサーにも反応しないドローンが核などの制御システムに人知れず入り込んで勝手に起動して、中国なら、中国国内に配備された、例えば日本を攻撃する為に配備している核弾頭ミサイルで北京の天安門を攻撃するという事が簡単に出来てしまうのです。ですから、当然ながら、核廃絶が急速に進みます。自分の武器で自分が攻撃されては堪ったもんではありませんのでね。幸い日本は核を持っていないので、安全保障上、最も安全な国になるのです。核のない国が有利になるのです。病貧争絶無が物質的には実現します。『主神様とメシヤ様』が理想とされた地上天国の実現に大きく進むことが可能な夢の技術であると思います。物質的には『主神様』はここまで発達することを理想とされているから、この様な御神示をメシヤ様に御与えになったのではないでしょうか。

しかし、現実は大変深刻な状況になっております。ここからが非常に大切なのでよく聞いて下さい。このエクサスケールという単位で計算ができるスーパーコンピューターを造ってしまうと、その先は、人間の脳では開発ができない領域になってしまい、スーパーコンピューターが次世代のスーパーコンピューターを造ることになる為、そのエクサスケールのスーパーコンピューターを最初に作った国が今後のスーパーコンピューターを独占することになってしまうと懸念されているからです。もう、どんなに追い付こうと思っても不可能になってしまうと言うのです。

日本では殆んど報道されていませんが、この1月に中国は2017年度内にエクサスケールのスーパーコンピューターの試作機を開発すると発表しました。もし中国にこのスーパーコンピューターを開発されてしまったら、どんなことになるか非常に怖いです。ただ、中国の技術力というのは現状では、75%以上が外国産の技術で、しかも電力を食い放題ということで、原発を5~6基とか必要とする、いわゆる力業での開発なので、今のところ、本当の技術力ではないんです。

それに比べて、日本ではGreen500(エコ)という、「FLOPS/ワット」1Wあたりで計算できるスピードを競うランキングでは、去年2016年の6月には1位を取っており、11月では3位でしたが、常にトップ3には入っております。

スパコンは非常に熱を持つので、常に冷却をしないと誤動作を起こします。中国のスパコン施設は巨大な土地に巨大な建屋を造り、その9割は冷却する為の空気の通り道としての空間です。日本の技術はスパコンをポチョンと不活性液体を冷媒とした水槽の中に浸けて冷却をするのです。簡単に言うと、スパコン本体を水に浸けちゃうんです。凄いですね。スパコン本体が壊れない液体なんです。中国は空冷で、日本は水冷です。理論上、液体は気体の3000分の1の体積で冷やすことができるので、電力も何百分の1で同じ冷却性能を発揮できるそうです。ですので、非常に小さな建屋で、それこそワンフロアーで、省エネのスパコンが設置できてしまうのです。そういう技術力が日本にはあります。

もし、このエクサスケールのスーパーコンピューターを共産党独裁国家中国が造ってしまったらどうなるでしょうか?あるいは、グローバリズムによる、今大変な格差社会を作って支配している欧米のグローバリスト達がこのスーパーコンピューターを造ってしまったらどうなるでしょうか?殆んどの地球上の人類は奴隷状態になってしまう恐れがあると言われております。このエクサのスーパーコンピューターを造るのは「和」や「徳」で治める、大和民族の特性が魂に染みついた日本人でないと駄目です。ましてや神性を取り戻した日本人がこの技術を握らないと地上天国は出来ないということが、このスーパーコンピューターの世界でも言えるのではないでしょうか。

また、AI(人工知能)ですが、現在のところ、定義は特定の領域、特定の機能に特化した人工的な知能となりますが、更に進んでこちらも既に深刻な状況になっているという事です。AIというと、よく新聞、雑誌やテレビではAIがゲームや将棋、囲碁名人に勝ったとか、LINEの女子高生AIが人気とか、Google検索のAI、Amazon、FacebookのAIとかIBMのワトソンが銀行のお客様センターの受付に導入されたとか、各自動車メーカー等の自動車、バスやトラックの自動運転、あらゆる分野での人型ロボットとAI連携など最近話題になっておりますけど、そういう一般的な理解でAIを捉えていると大変なことになるという事なのです。と言いますのは、実は特定の領域、特定の機能に限定したことですが、AIが自律的に作成をした、ある画期的な最新技術の数式なのですが、もう既にその数式を人類はどのような優秀な、天才的な科学者であっても解読できない、地球上に数式の意味を理解できる人がひとりもいないというところまで来てしまっている。そのAIが作成した数式に基づき製品を開発すると、今までの人間が開発したあらゆる製品を遥かに凌駕するものができてしまう。もう既にAIが一部分野で人知を超えてしまったということです。

しかし、もっと怖いのは、この一部の分野というのが外れてしまったらどうなるのか?という事が懸念されております。それはAGI(Artificial General Intelligence)(汎用人工知能)です。特定の領域、機能に限定せずにあらゆる意味で人間と同等以上の知能を持った驚異的なものなので、人間が完全に理解不可能となり、AGIが次々に更に優れた新しい何かを勝手に創造してしまう。地球上で人間が理解できない単純に知能とは呼べない、超知能というのが、地球上に表れてしまう。我々人類が理解できない新しい何か?

これが近い将来、地球規模で起こる瞬間を「シンギュラリティ」(技術的特異点)と言います。2030年よりも前に「シンギュラリティ」(技術的特異点)が訪れる可能性があるとも言われています。この用語を提唱したレイ・カーツワイルによれば、「100兆の極端に遅い結合(シナプス)しかない人間の脳の限界を、人間と機械が統合された文明によって超越する」瞬間の事であると。簡単に言うと、「コンピューターのAIが人間の知能を越える日」です。先ほど申し上げたように、一部分野ではもう既に「シンギュラリティ」は実現しています。昨年位からこの言葉がちょくちょく言われ始めまして、恐らく今年度末くらいにかけて、マスコミでも少しずつ話題になってくると思いますので、本日はこの言葉を是非覚えて帰って下さい。「シンギュラリティ」です。

しかし、ここまでの人類がコントロールできない、無秩序な物質文明の発達を私は『主神様とメシヤ様』は望んでおられないと思います。

このAGIに人類が支配された世界は物質文明の悪い面の究極ではないでしょうか。地上天国とは真反対の世界。ターミネーターとかマトリックスのSFの世界ですね。早ければ来年2018年、遅くても東京五輪の2020年までにエクサスケールのスーパーコンピューターは黙っていてもできてしまいます。日本の場合、技術力はあるので、後は予算の関係らしいのですが、安倍政権に訴えなければならないと思います。数百億円でできてしまうそうですので、国に国債を発行して、予算をもっと出すように働かないといけないと思います。ちなみに中国は10兆円の予算を注ぎ込んでいます。AGIの完成、地球規模のシンギュラリティは近い将来確実に実現すると言われています。こうなってくると、今何故、神性を蘇らせる人が一人でも多くなるように取り組み始めないといけないと『ミクラタナの神様』が御垂示されるのかという事が、このIoT、スーパーコンピューター、AIの分野で起こりつつあることをみても分かるのではないでしょうか。

もし、AGIのような究極の物質文明の発達が避けられないとしたら、「シンギュラリティ」が必然であるならば、どうすれば良いのでしょうか?神性を蘇らせた人たちが地球上に増えれば、そのAGIを世界中の神性を蘇らせた人たちが適切に運用をすれば、メシヤ様の御教えに基づいた運用をすれば、AGIが悪の権化になる事を防ぐことが出来ると思います。貧困、戦争、温暖化、太陽フレアの脅威といった地球規模の課題も、病貧争絶無という究極の目標も、人類、人工知能、そしてスパコンがタッグを組めば解決できる可能性が見えてきたと思います。地上天国での物質的な発達はエクサスケールのスーパーコンピューターとAGIによって、急激に実現していき、私たちが生きている間に、早ければ、2026年にはメシヤ様の御論文通りの地上天国をかなりの程度実現させることは決して夢ではないでしょう。その礎となる中心的存在が神性を蘇らせた人類という事ではないでしょうか。だから、このタイミングで『ミクラタナの神様』から『神性を蘇らせよ!』と御垂示を賜わっているのだと思います。

楳木代表先生、先達の各所属の責任者の方々のお取り組み、ご姿勢を見本とさせて頂き、来年の3月3日迄に神性を蘇らせる取り組みを、みんなで行える事を祈りつつご報告とさせて頂きます。一部専門的な表現、内容となり、発表が長くなりました事をお許し下さい。どうしても、今のタイミングで問題提起をしておかないと間に合わない内容だと思いましたので、何卒ご容赦下さい。本日はメシヤ降誕本祝典記念大祭、誠におめでとうございます。ありがとうございました。

 

[御蔭話(御神業の資料) メシヤ降誕本祝典記念大祭 2017(平成29)年3月3日]

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