岡田茂吉全集の拝読を許されて

岡山支部  原田 舞

 

本日は、立春祭、誠におめでとうございます。岡山支部青年部の原田舞です。

昨年の立春祭で2017年2月3日までに岡田茂吉全集を読みきるという目標を実行していく中で、頂いた御守護の報告をさせて頂きます。
最初は、期間内に十分読み終わると少し余裕に考えていました。読むに当たって気になった所はノートに書き留めて進めさせて頂いておりました。仕事もしながらだったので目の前の事が忙しくなるに連れて、次第に拝読が疎かになっていました。
しかし、その頃から少しずつ体にも変化が起きるようになり、よくお腹を下すようになりました。激しい嘔吐下痢をした日もありましたし、友人と外食するのも以前のように出来ない時も多々ありました。
そういう浄化を頂きながら、9月の月次祭の時点では、まだ読み始めて5巻目、著述篇の5巻を読んでいるような状態だったので、先生からも「スピードアップして」と言われました。毎日欠かさず必ず50ページ読むことを決め、余裕のある時には100ページ読み、1巻ずつ確実に読み終えて行っていました。
全集を読むと決めたことは、メシヤ様との約束だと思って必ず読みきると強く決心しました。
やはり、読めば読むほど変化があり、仕事でひどく悩んでいた時に、御教えを読んでいるとその答えがふっと湧いて、あぁそうかと納得すると、途端に感謝の想念に変わり、いつも同じことで苦しい思いをしていましたが、こうして気づかせるために磨かれていた、正守護神様が働かれていたんだと思わせて頂けました。

 

拝読により下痢、出血などの相次ぐ浄化

また時々、下痢をしていました。そうしている内に、ある日突然血が出るようになり、便器が血で染まっていたり、赤黒い固まりのような物が出るなど、生まれて初めての出来事に少し恐さを感じました。両親に相談すると、頭の毒素が下痢や痔になるんだよ。出ただけは頭が軽くなるから、良いことだよと教えてもらい、安心して御教えを読んでいるとそのことが御教えに書いてありました。先生に12月報告させて頂いたら「それは結構だね。しかし君もそういう癖があったのかね?」と言われて、私はよほど穢れた癖でもあるのかな?と思っていた所、「観音行をして汚れを少しでもよけいに浄めること。中には下痢で血が下がったり、膿が下がったりする人もある。こういうのは極いい。軽くすむ。そうする内に心もよくなる。人間は、どんな人も癖がある。そういうものが除かれてゆく。あらゆる人と調和してゆく。心が綺麗になってゆく。」と御教えに答えが書いてありました。
こうして悩んでいることや思い当たった時に、こんなに早く答えを教えて頂けて、浄化を軽く済ませていただけたことがとても有り難く、感謝でいっぱいになり、すぐに感謝献金をお届けさせていただきました。この頃ようやく著述篇が読み終わり、講話篇第一巻を読み進めていました。
1月1日やっと三巻に取りかかることが出来ましたが、これではメシヤ様や皆さんと約束したことが守れないかもしれない・・・とかなり危機に感じ、毎日100ページ以上、休みの日は150~250ページと量を増やし、仕事以外はほぼ家で拝読する日々でした。そうするとまた出血したりして有難い浄化を頂きました。長時間の拝読というのは、大変体が辛く、疎かにしていた日々をとても後悔しました。
いよいよ日にちも迫ってきているという時に風邪のご浄化を頂き、咳が出て声が枯れ接客業の私にとって声が出ないのは大変困ります。1日だけ熱が上がった日は、さすがに拝読が出来ませんでしたが、あとは微熱で声もなんとか出る程度で仕事も休まずに勤めさせて頂けました。しかし、あまりの咳に眠れなくなる日もしばしばで、これが一番辛かったですが、御教えを読ませていただける事の方がありがたかったです。平熱には戻らないものの、無事1月31日に講話篇も読み終わり、合間をぬって読んでいた詩歌篇もなんとか2月2日にギリギリですが読み終わることが出来ました。

 

日常生活に次々と生じる大きな変化

全集を読んで初めてメシヤ様のご在世中の様子などを知ることが出来ました。

メシヤ様の御心や御言葉は、本当に愛と誠で溢れていて、そういう部分に触れる度に、とても目頭が熱くなり感謝や感動で涙が止まらない事が幾度もありました。とても言葉では表現できない神秘的な気持ちです。生活していく中でも気づく事や、ふと浮かぶ内容など昔の私には想像もつかないことを考えられるようになりました。新聞などの社会情勢を御教えと照らし合わせて考えるようになったり、自分の行動を人から褒めてもらえたことで、もっと伸ばして行こうと思えたり、こういう癖があるから気をつけようと心掛けるようになりました。そして、御教えを読むことによって、神様への感謝の気持ちが湧き、献金をする回数が御教えを読み続ける毎に段々と増えていきました。
友人から両親の病気のことで相談された時は、これがタイミングだ!と思って、どうか友人家族が救われるよう心からメシヤ様にお願いし、とても緊張しましたが、浄霊のこと添加物や農薬の事も話すことが出来ました。あとは、メシヤ様がいいようにして下さると思い、お任せしようという心境になりました。残念ながら浄霊に関しては理解をしてくれるところまではいけませんでしたが、毎月会うたびに無農薬のもの無添加のものを持って行ったり、教えてあげることで友人もお母様も大変喜んで下さって、そういうお店に行くときは気持ちが明るくなるようで、「初めてこんなに感謝した。」と笑いながら言われました。(笑)それぐらい私にとって嬉しい言葉はなかったです。
そういった体験も踏まえて、これからさらに勉強して伝えていける力を身につけていきたいと、以前にも増して思うようになりました。それは、周りの方だけではなく海外の方へも伝えていける術を身につけていきたいと思います。
この一年で、全集を全て読ませて頂けたことは、私にとってとても貴重な体験でした。昨日の節分祭の数日前に、国常立尊様を押し込めたのは天若彦尊という神様・・・という御教えを読んだあと、ふとメシヤ様にとても申し訳なくなって、しばらく涙が止まりませんでした。これは、メシヤ様に対して大変なことをしてしまった、一心に謝らなければと思わされ、正守護神様の想いの強さにも気づかされました。私は、このことを心からお詫びさせて頂かなければいけないと思い、昨日の節分祭でお詫びの参拝をさせて頂きました。

これからも、因縁使命を自覚し、メシヤ様の御心に叶う人間になるべく精進邁進していきたいと思います。
最後までご静聴いただきまして、誠にありがとうございました。

 

[御蔭話(御神業の本筋) 立春祭 2017(平成29)年2月4日]

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