メシヤ講座no.191浜松(平成29年1月)

<今月の御教え>

『救い主と贖罪主』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』51ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 浜松支部】

 

楳木代表

皆さん改めまして、新年祭おめでとうございます。

 

受講者一同

おめでとうございます。

 

楳木代表

本年もよろしくお願いします。

 

受講者一同

よろしくお願いします。

 

楳木代表

新年早々、御心配をお掛けしまして、ずっと浄化を許されていて、ズボンを見せるとこんなに。(笑)畳まないと落ちてしまう様な状態で・・・。今年から覚りは前で話してもらわんといけないから、○○さんからお願いします。

 

頭から何でも悪いと決めつけずに

受講者

はい。前だとあがっちゃって。(笑)

今回は、悪いことでも訳があって神様が作られたって御教えされていますので、自分自身にしてみると自分の周りに起こった悪いこともやっぱり訳があって起こるということだと思います。今回は自分の生活を振り返って、頭から何でも悪いことだって決め付けずに、その理由を考えて自分も反省したり謙虚になったりしなければいけないと思いました。

それと後は、キリストは贖罪主で私達は赦(ゆる)していただける神様があるっていうことでとても幸せに思いました。

医学のことですけど、今回「天恩地恵」でも教えていただいたように、医学は間違っていることばっかりだなっていうことを教えていただきました。以上です。

 

楳木代表

はい。次、○○さん。

 

ぼやぼやしていてはいけない

支部長代理

今月は、医学が誤りだということを是正するのは容易な業でないとメシヤ様が仰っている通り、私達が知っている知識だけではとても・・・少しずつでも学んでいかなければ皆さんに、知り合いの方にお伝えすることができないということが分かりました。例えば会社などでサプリメントのことを分かっていただけるよう少しずつお話させていただいています。

私達が健康にさせていただくためにはやっぱり食生活が一番大切だということは前から分かっておりますが、最近家族も子供が大きくなったので添加物が入っているものを食べていることが多くなり、そのことがやはり家の中を険悪な状態にするということがよく分かるようになりました。

自然栽培の野菜を求めたいと思いますが、金銭的なものもありなかなか理想通りにいきません。もっとそういう添加物の無いものを食することが今重要なことで、病気にならない・・・浄化をいただくのはありがたいことなのですが、そういうふうな方向に向けることは危険なことだということが痛切に感じられています。そのことによって家の中も暗くなったりするということがよく分からせていただいたのでその点を十分これから気をつけていきたいと思いました。

人間の最大貴重な生命を完全に握ってしまわれたということが・・・あと一厘というところでメシヤ様の御力をいただいて、先生が12月23日の御降臨祭に世界救世(メシヤ)教を復興されるという御言葉を述べられましたので、私達もできることはそんなに多くない・・・とは言ってはいけないのですが、外に向かって神様の御用をさせていただきたいというふうに日々思わせていただきました。

今日の先生の御浄化を見させていただいて、ぼやぼやしていることはできないというふうに思わせていただきました。

おかしくなっちゃいましたけど、以上です。

 

司会者

メシヤ講座をいただきます。

 

腎臓を解(ほぐ)すための浄化

楳木代表

それでは改めまして、よろしくお願い致します。

昨日は新潟も大雪で、長野県まで大雪だったので無事辿り着くかどうか心配して走ったのですが、ありがたいことに昨日一日だけ天候に恵まれて雪も降らずに、大体高速道路は路面がすいていたので、やれやれと昨夜浜松まで着きました。しかし着いてから浄化し始めて、まあずっと浄化はいただいているのですが、昨夜は夜通し下したり戻したりして、そして今朝もギリギリになってしまいました。

12月23日の御降臨祭の時には「世界救世(メシヤ)教を復興させていただく」という誓詞は祭典の前から神界に届いて、神界はそれを了解していただくのと、それから参拝者の方々の尊い信仰と誠に反映して、司会者が「5分前になりました・・・」と言う、その前から皆さん方が非常に集中してくださって、神界も『今までに無い非常に素晴らしい祭典を受けることができたので、信者さんを称えるように。』という、そういう御垂示をいただきましたので、本日改めてお伝えしたいと思います。

しかし、昨年12月に・・・。誓詞を捧げるということについて私の心を固め始めようとしたら浄化を次々といただいて、今は最終的に腹が定期的に差し込んでいるのです。しかも、誓詞を捧げたのにどうしてこれだけ浄化をいただくのかなあ、と思ったら、誓詞を捧げた以上は神様が使い易い体にするのが当たり前、そのために浄化するのが当たり前だ、と。理屈に適っているからそのつもりで・・・、『暫く浄化をいただいて貰いたい。』ということですが、この浄化の眼目はですね・・・。

今ちょっと・・・、戻した影響で耳鳴りのように、声が耳内に響いているのでね、声が聞こえる?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

聞こえますか。

天津祝詞の中に『祓戸大神等諸々の枉事罪穢を祓ひ給へ淨め賜へと申す事の由を』というふうに御唱え申し上げて、そして主神様の御神名を我々は奉誦させていただいていますが、この祓戸大神様という神様の御働きを人間の体に当てはめていくと、これは腎臓に当たる、と。

腎臓が血液を祓い浄めて、そして血液が非常に美しい状態になって、頭も一層冴えてきたり柔軟性を持ってきたりするのと、仮にあちこち病気症状が出たとしても血液が綺麗であればそれを修復することができるので、その為にまずは腎臓を柔らかくする為に、今、浄化をいただいているのです。大体腎臓の周りの余剰尿を外へ排泄するということで、まあさっきもお見せしましたようにズボンがベルトを外すとストンと落ちるぐらいに(笑)なってしまいましたけれども、皆さん方もどうか腎臓を柔らかくすることにお努めいただいて、今、報告の中にもありましたように、お米は、主食は農薬と化学肥料を使用しない、そういうお米を日々食べることができるのでこっちは安心ですが、野菜が農薬や化学肥料を使用しないということになると中々手に入れるのが難しい部分もあるし、それから添加物の入ってない食品を食すということについても、もうかなり難しいところがありますが、どうか心掛けていただきながら血液を綺麗にする為、腎臓が柔らかくなるようにお努めいただければありがたいと思います。

 

「権威の崩壊」を認識し「下意上達」の精神を浸透させる

23日にお話した、とりわけ、新大阪駅のすぐ近くのホテルで教団紛争の最中、教団護持委員会を支持する人、まあ関西の専従者150人に集まっていただいて、そして立ち上がる準備をした話を御降臨祭ではしましたが、その時に幹部の先生方を私は批判したわけです。これはどういうことかというと、あの時には時間が無かったので十分説明することができませんでしたが、当時の世界救世(きゅうせい)教というのは「明主様」の御名を使用すれば信者さんはみんな言うことを聞く、と。それから「御教えにこう書いてあるので、それに努めていきましょう。」という語り掛けをすれば、みんな「分かりました。」ということを言うけれど、これは本当の意味での権威ではなくて形骸化した権威になってしまって、その取り次ぐ本人が非常に霊性を磨いた状態で皆さん方にお話しするという姿勢ではなくて、只々、明主様の御名とそれから御教えにはこう書いているという、そういう形骸化した権威がその当時の教団の上の人達にはあるので、これをまず崩していかないといけないということで、「権威が崩壊したのだ。」ということを認識していただく為に上の先生方の批判をまずそこでしたのです。

それからもう一つは、明主様の御教えを一人ひとりがしっかり拝読をして、そしてその中から覚った分、立ち上がって、地上天国建設に取り組むという、そういう姿勢がないといけないので、これは「下意上達」という、そういう取り組みが生まれてこない限りメシヤ様が進められようとした御神業を担うことができないので、そういう二つの願いがあってああいう話をしたわけです。

しかし、幹部の先生方は、「若造が俺達の批判をした。」ということで腹を立てて控え室の方へ入っていってしまいました。それでこの先生方とこのままでは・・・、今度はいくら若い人が立ち上がっても中々信者さん方をまとめることができない、ということで、打ち合わせが終わった後、その控え室へ行って、「高知県の田舎からこの大都会に出てきていろいろ話をして疲れたので、先生方と一緒に一杯酒を飲みたいのでどっか連れてってください。」と言ったところ、みんな酒好きだったので自分達が使う店へ連れていってくれました。

相手が13人いてこちらが3人だったのですが、そこでもう一度みんなが集合したところで「今日は先生方に非常に失礼なことを申し上げて大変申し訳ありませんでした。しかし、150人の専従者が立ち上がるといっても幹部の先生方に後押ししていただけなければこの取り組みは成就することは出来ないので、何とか先生方に肚を固めていただきたい。」と。「しかし、29歳の自分よりも皆さん方のほうが御教えも教団紛争の実情も十分知っているでしょうから、私がいくら何を言っても説得する力は無いので・・・。」と。偶々そこにロックグラスがあったので「これでお一人お一人と返杯をすれば何とか立ち上がっていただけるでしょうか?」と言ったところ、自分達13人いますから13杯ロックグラスで空けることなんかできないだろう、ということで「おお、面白いな。じゃあやってみようじゃないか」ということで、まあそのお店のママさんはそうやってやればボトルがゴロゴロ転がっていくので喜んで作って、で、13杯私が空けた時に「お約束通り全て空けましたので男に二言は無いでしょうから、立ち上がっていただけますでしょうか?」と言ったら「分かった。お前がそこまで体を張ったのだから心配しないでいろ。」ということで返事をいただいたので「それではよろしくお願いします。」ということで、さっきみたいにトイレへ駆け込んで、ひたすら戻し、一晩中戻し続けましたが、まあそれだけ若い時から酒が幸いなことに飲めたのです。

ところが、今回の浄化で、今現在は・・・、日本酒はおちょこ一杯。味は変わらないので、美味しいのでもう一杯飲もうとすると、二杯目を注いで飲もうとするとさっきみたいにお腹が咳き込んでトイレへ走らないといけない。それからビールも普通の小さいコップで一杯飲んで、二杯目を飲むとまたお腹が咳き込んで、それでトイレへ走らないといけないという、まあそういう位に、これは全て腎臓の為に神様がやっていることなので・・・。やっぱりお酒も、メシヤ教の場合は、日本酒は醸造アルコールが入っているものは、資格者以上は絶対飲んではいけないという決め事をしていますし、ビールの場合はホップと麦芽以外のものを使っているものは飲んではいけないと決め事とか細かくあるのですが、しかし、やっぱりいくら安全そうなものをと思ってもお酒は酒毒があるので耳に痛いところですけれど・・・。酒毒があるので頭をフル回転させることができなくなるので、それで一挙に制限を掛けたということなのです。

まあしかし、あの美味しいものが飲めなくなるというのは辛い事だなあと思ったら、さっきも言ったように、『誓詞を捧げた以上は、神が使い易いように体を変えていくので、もう誓った以上はそれに従っていくように・・・。』と言われましたので、今はこうして定期的にお腹が差し込んできますが、体を浄めていただいていると思って取り組ませていただいております。ですから皆さん方もどうか体を、血液を汚さない、そういう食生活を心掛けていただきたいと思います。

 

教団改革の原動力となった『観音講座』

ところで、私がどうして教団紛争時にそういう、まあいわばロックで13杯もブランディーを飲むということは命懸けのようなことなので、何故そこまで取り組むという気持ちがあったかというと・・・。それは、教団紛争が昭和58年から始まるその前年にMOA美術館が完成して、そして教祖生誕100年祭というのを行うその年に、今皆さん方に御下附している御教えのデータの最初の著述篇の中に『観音講座』というのがあります。

『天国の福音書(一)神観 主神様とメシヤ様』の198頁を開けていただきたいのですが・・・198頁に『観音講座 第一講座』というのがあります。昭和10年の7月15日。これはメシヤ様が、当時入会してくる人の為にお話をした内容ですが、ここには『主神の御目的と天地経綸の真相』と書かれております。

この1行目から読んでいきますと

『主神が何の為に宗教を造られたかと言うと、宗教は彌勒出現迄の世界人類をして、或程度以上の堕落をなさざらしめんが為の必要的限定的の経綸であって、主神は一方悪の活動を許容され、物質文化を開き、一方其の悪に因る弊害を甚しくせざらんが為に諸々の人傑を出し、宗教なるものを弘通せしめ、善悪を巧妙に織られたのである。故に今日迄の経綸は善悪、明暗、美醜、相交りつゝ流転活動し、進歩し発達し来たのである。』

と、このように書かれている一文を読んだ時に「ああ、メシヤ様は昭和10年から主神様の御経綸を御説きになられたのだ。」ということをその時にこの論文を読んで知りまして、それにしても当時の先生方が主神様の経綸ということが十分認識できなかった為に観音様から始まって、彌勒大御神様という信仰をずっとしていくようにメシヤ様はせざるを得なかったなあ、と。だから教団がこれだけ分裂をしているのだということに気付いて、何とかこれを信者さんお一人お一人の手に渡すように取り組んでいかないといけないなあ、というふうに思った時に紛争が起きたので、それでどうしても「これは教団護持委員会の活動を通して教団改革を進めていかなければいけない。」と、強く思った次第、まあそういう理由があったわけですね。

そしてさらに、現代はどうかということを見つめていくと、204頁を開いてください。204頁の後ろから4行目に

『霊返(たまがえ)しが出来たら、此次は天津金木(あまつかなぎ)という学問と云(い)うよりも鍵がある。是(これ)があらゆるものゝ根本である。言霊、天文、地文、易、予言等の根本なのであるが、是を教え様とする人が未だないのである。古事記の中の稗田阿礼(ひえだのあれ)が勅命により口述したのである。

天津金木は上のような形のものである。

稗田阿礼は此天津金木を背に負っていたのである。古事記は天津金木の神秘が書いてあるのである。されば何故文章に書かなかったかと云えば、文章に書けば命がなかった為である』

現在残っている古事記は神武天皇が日本を征服してからの、いわゆる天孫系に都合の良いようにまとめたものであるので、本当の古事記を稗田阿礼が話すと命がなかったということをまずわかっておいていただきたいのと・・・。

この形をみると縦に柱が1本ドンと立っています。ここに主神様の御意図がドンと届くと、それが四方に拡がるという、そういう意味があるそうです。この四方に拡がったものが更に細分化、2つに割れると八方ということになります。ですからこのお家を建てたときにも地鎮祭をしましたが、そのときには「八方払いの儀」というものをやったのを覚えていますか?

 

受講者

覚えてないです。

 

楳木代表

塩とお米を八方に撒いたでしょ?

 

受講者

それは覚えていないけれど、撒いたようだったね。

 

楳木代表

八方に撒くというのは、全てに行渡らせるということです。それをさらに2つに割れると16になります。16というのは実は皇室の紋章になります。16弁の菊の紋章ということに。しかし菊の紋章にしてしまったということは、本来の天津金木の意味を隠すために、菊の紋章というふうに名前を付け替えてしまっているのです。それが『夜の時代』の皇室運営ということになります。

だから今、天皇陛下が生前退位をされるということを表明されて、自民党をはじめ有識者の方々がいろいろ会議を重ねていまして、平成30年まではあるということは決まりつつあるので、平成30年3月3日の本祝典は執り行うことができそうなので、それはありがたいことではありますが、天皇陛下がこの天津金木の前に御座りになってお祈りすると主神様の御意図がスッと入るようになっているということが、天皇陛下が祭祀王として取り組む本来の祭事なのです。しかし海外の要人に会ったり国事行為が多いために、本来の生前退位の真意は賢所でもう少しお祈りをする時間を作らないといけないというのが本当の意味なのですが、自民党の人たちや有識者の人たちがこの天津金木のことを知らないために、今、ただ皇室典範を変えないといけないとか特別法でいくとか表面的なことだけで話をしているのです。ですから、我々メシヤ様と御縁をいただいている人はこの天津金木の意味をよくわかっておいていただきたいと思います。

そして、この天津金木の16弁を上から見た姿がこの「ス」という御文字だというふうに認識しておいていただきたいと思います。主神様の御意図がこの地上にドンと降りた姿がこの「ス」という御文字であるのだと。そういう思いで日々ご参拝をしていただければありがたいと思います。

 

「結び」の働きが出来る自分作りを

そして、◇◇さんが話したように、私は世界救世(メシヤ)教を復興させるということを宣言した以上は、ここに縦とそれから拡がった、拡がるのはある程度悪によって拡がって物質文明を発展させていくので、悪と善というのを〇〇さんが言ったようにはっきりしたいのですが、はっきりしていくと裁いたことになってしまうので、それは人間のやることではなく、人間はどこまでも結んでいくということをしていかないといけないのです。この交わったところの結びの働きを私達はこれからできるようになっていかないといけないので、そういうことができるようにお一人お一人がなっていただきたいと思います。

今、前で報告してくださった二人は今年の3月3日までに神性をよみがえられるように努力をしていただきたいと思います。あとの人たちは来年の3月3日までに神性をよみがえらせる、そういう取り組みをしていただければ、世界救世(メシヤ)教を復興して、これから地上天国を建設していく取り組みが具体的にできるようになるのではないかなと思います。

神性がよみがえっていくと、我々の魂は主神様の分け御魂なので、光輝く存在であるわけですが、三千年来の『夜の時代』にその光輝く魂に罪穢れがいっぱいくっついているので、それをはがしていく、とっていくという取り組みをすると元の魂が輝いてきますので、そうしたことをお互い取り組んでいただきたいと思います。

そして、結びの働きをすると〇〇さんが報告したように、「あの人は悪だ」とか「あの人はいくら話してもどうしようもない」とか我々はどうしても思いがちなのですが、そういうことでは結びの働きはできないので、「相手の魂は、神様からどういう特性を与えられて生まれてきているのか」という見方をできるような、そういう一人ひとりになっていただきたいと思います。

それと同時に、今、だいぶテレビでも言われ始めましたが、これから第4次産業革命が始まってきます。

第4次産業革命の命運はどういうことかというとIoTです。

 

受講者

IoTって?

 

楳木代表

会社ではまだ言っていない?

要はインターネット・テクノロジー。例えば、電子レンジを買ってきました。その買ってきた電子レンジの電源を入れるとインターネットに繋がります。今日は「キャベツと鶏肉と何何を買ってきたけれど良い料理はありますか?」とレンジに尋ねると、「その材料だったらこの料理があります。」と答えがかえってきて、その中から気に入った料理を選択すると、「下ごしらえはこうやってください。」と案内をしてくれるので、その通りにし、「容器にこのようにいれてスイッチを押してください。」ということで押すと料理ができてくる、そういうレンジがこれから主流になってきます。

そうかといって同じものばかりを食べていると「同じものばかりを食べています。体によくありませんので、違う材料によってちがう料理を作ってはいかがでしょうか。」と言ってくれるので、「どういうものがありますか?」とたずねると、「今までの食事を比較するとこんなものが良いでしょう。」と提案してくれるので、その材料を買ってきて下ごしらえをしてスイッチを押すと料理ができる、そういうものがIoTの一つということですので、覚えておいていただきたいと思います。

 

受講者

ぼけてしまいそうです。

 

楳木代表

それから、皆さん方はできるだけ無添加の洗剤を使おうと努力していると思いますが、仮にAmazonで無添加の洗剤を見つけて買ったとして、届きます。使っているうちに残りが少なくなるとタグが付いていて押すと勝手に注文が入り、使い切ったころに次の洗剤が届くようになります。

そうすると〇〇さんが今言ったようにぼけてしまいます。人間が何もしない世の中になってしまうと思いがちになりますが、それがじつは21世紀なのだ、と。

だからメシヤ様は労働時間が短縮され、機械がいろいろなことをやってくれるので、人間が家事などから早く解放される、と。解放された体はどう使うべきかというと、実は芸術生活なのです。芸術というと絵を描いたり、焼き物を作ったりするのが芸術生活なのかというと、そうではなくて、今までの人生のなかで、「これは良いことだ」とか「これは悪いことだ」とか、絶えず識別して生きてきたのですが、芸術生活とは、その中から必要なものと不必要なものを見つめながら、そして、より良い生活をしていくということが芸術生活なのです。頭をそちらに使いはじめていくということになります。

今、ここにいる人たちは霊界に往くということになると、脳細胞は20分の1しか使わずに霊界に往くことになります。20分の19は宝の持ち腐れで死んでしまうのです。

しかし、これからは20分の19を使う、そういう生活をしていくようになるということをひとつ頭の片隅に置いて、便利になればなるほど頭を使わないといけないのだというふうに意識をしながら生活をしていただきたいと思います。テレビもボーッと見ないで、「不必要な番組は消そう。」とか、「この番組はこれからの生活に必要だから見ておこう。」とかいうような方式で絶えず見ていく生活に切り替えていただきたいと思います。

そういう意味で支部と集会所には年賀状が届いたと思いますが、メシヤ様の御歌を2首載せてあります。この2首をメシヤ講座の最後に私が奉誦させていただいて終わりたいと思います。

ただ、声が耳にこもっているので、口回しがどのようにでてくるかわからないので、その辺ご容赦いただきたいと思います。

『兄の花の 香り床しも 天国の 苑より匂ふ 今年この春』

(昭和二九年立春祭御詠)

これは昭和29年の立春祭の歌なのですが、『このはな』とは『兄の花』と書いて梅の花を意味しています。同時に兄花姫尊(このはなひめのみこと)という富士山に御鎮まりの神様をかくときにも兄の花の姫の尊と書きます。

そして梅の花なので、私も楳木なので、そこにかけさせていただきまして、楳木は先ほどお話しした決意をもって、決意を匂わせながら天国の苑からこうやって出張に出ているという決意を披露するために1首を選ばせてもらいました。

2首目は

『薬毒も 肥料の毒も 目に入らぬ 物識達の 眼開かん』

(栄光二四六号 昭和二九年二月三日)

これは同じく2月3日にメシヤ様が御詠みになったのですが、昨年お見せしました稲の根の長さは肥料によって長さの差がでてきます。

これを人間に当てはめていくと◇◇さんが話したように栄養剤やサプリメントを体に入れていくと小腸にそういう差がでてきて、小腸に差が出てくると全身のバランスが崩れてくるので、そうしたことを医者も専門家の人たちも充分認識しないでいる人たちが多いので、これをより認識せしめると。

それから、先程のIoTの場合は我々の携帯電話を新しくしたときにクラウドというものを設けるのですが、そのクラウドが向こうにあり、それを集積したビッグデータがありいろいろな情報が流れてきます。

そのビッグデータの中身が果たして正しいのかということがこれからの課題になってきます。例えば血圧が130を超えると高血圧と言われていますが、こういう間違った情報がビッグデータの中に入っていますと、料理の献立などにも悪影響が出てきます。

我々の御神業というのは、現実的に浄霊をもって人様を救わせていただくということと、メシヤ様の御教えを新たにお取り次ぎしていうということと併せて、このビッグデータの情報を正しいものに変えていく取り組みが我々には課せられています。

幸い我々には東京国分寺支部ができ、そこの責任者が科学者として幅広い人脈をもっているので、その人脈をまた温め直して、医者や科学者からメシヤ様の御教えに基づいてやりとりをしながら「御神業を進めたい。」ということを志してくださっていますので、そういう人たちとも一緒にやっていきながら、御神業をすすめさせていただきたいと思います。

何ができるかということではなくて、一層しっかり支えさせていただきますという気持ちで進んでいただければ大変ありがたいと思いますので、そのことをお願いさせていただいて、新年の挨拶とさせていただきたいと思います。

それでは今年もどうぞ宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

 

 

<来月の御教え>

『善悪発生とキリスト教』文明の創造」(昭和二十七年)

[メシヤ講座no.191 浜松支部 2017(平成29)年1月19日]