メシヤ講座no.191出雲(平成29年1月)

<今月の御教え>
「『救ひ主と贖罪主』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』51ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 出雲支部】

覚りの報告

司会者

今月の学びから得た覚りの発表をして頂きます。支部長代理、よろしくお願いします。

 

言行一致の信仰生活を

支部長代理

今、昨年中色々と反省を繰り返して、中々一所を何遍も回っているというような現状です。

昨年中、色々と御教えを頂きまして、一年の反省として感じた事は、自分の心の中に天国が出来なければ、とてもじゃないが外に向かっての天国は出来ないのではないか、という事をつくづく思い知っております。先ず、その手始めには家庭天国であり、そして、天国を求める自らの心の大事さと言いますか、それに対しての行動の積み重ねこそが、信仰ではないかなというふうに思うようになっております。中々思うようにはいきませんけれども、メシヤ様が一番初めに手掛けられた、人間の病気の事に就きましても私達が一番考えなければならなくて、一番考えている筈だけれども、未だその考えているような格好をしている位の事で、取り組みは非常に上面の取り組みの様に思います。先ず、病気になった時にそれを未だ病気と捉える。浄化、浄化と言いながら病気と捉える。医者に掛かれば良い方向に行くのではないか、と。そういう気持ちがあるから、ついついお医者の方へ縋ってしまうとかいう様な事が、往々にしてあるのではないかと思います。根本的に言いますと、大神は生きとし生けるものみなにいのちをたまい、さちをめぐもう、というふうにおっしゃっています。浄化の元は色んな物の排除作用という事ですね。黴菌と我々は良く言いますけれども、あれも生き物でございます。必要な所にしか湧いて来ない訳だから、とに角薬で退治するんではなく、原因を追究してそれを絶やして行くという、そういう姿勢が我々の生活の中で、非常に大事ではないかと思います。何時も私は言いますけども、表で蠅は沸きません。汚れた所に蠅が湧く訳ですね。蠅一つ取りましても、我々がインフルエンザ何だというと、直ぐ菌、菌だという事で騒ぎますけども、結局それも自分らの免疫というものが、関係してくるんではないかなと思いますね。要するに食べ物という物が、人間の体を作っている根本ですのでね、食べ物という物にもっともっと、その心を配るべきであるというふうに思います。要するに綺麗な所でないと、綺麗なものは生まれて来ません。だから我々が血液を綺麗にしようと思ったら、先ず自然を綺麗にし、食べ物を綺麗にするという、そういう事が基本の道ではないかなと思っております。そういう事をこれからは特にやって行かないと、大変ではないかなと思っております。

先月の「メシヤ様御降臨祭」の時に、東京の窪田さんが発表された事、今の医学が誠に間違っていて、我々が良いと思ってやっている事が、非常に誤っている事が沢山あってという様な事が、書かれていますね。例えば、ピロリ菌の話とかそういう話も出ておりました。そういう事を学びながら・・・、偶々そういう方が今度御入信なされて、東京で支部を御造りになってですね、我々に、そういう情報をこれからドンドン流して下さると思いますので、医学に対する考え方も我々にも分かり易く、これから伝えて頂けるのではないかと期待しておりますけども・・・。

今年は酉年で、どうだこうだと言われますけど、世界を見てもアメリカがトランプという人が大統領に代わって、それがどういうふうに変わって行くかという事も、世界中が危惧する大統領ですけども、それがどういうふうに反映して行くかという様な事も併せて、我々も身近にメシヤ様の御教えというものを、もっともっと学んで行く必要があるのではないかな、と、今その様に思っております。取り留めのない話をしましたが、私は最近ズーッとそういうふうな事を考えながらおります。これで終わらせて頂きます。

 

司会者

有難うございました。それでは、奥出雲集会所責任者の方よろしくお願いします。

 

淨霊は幸福を生む

奥出雲集会所責任者

今日の御教えの中にございますけども、56ページに出ている

『人間の最大貴重な生命を完全に握って了った。』

医学ですね。殆どの人が、それを完全に信じ切ってしまっている訳ですね。それを私等が少々話して上げても、全くもって聞く耳を持たないんですよね。だけども、そうした結果がどうなったかというと、私の知人ですが、体力もあり非常に元気な人でしたが、3年位前に体調不良となり掛かり付けの医師の紹介で大学病院に入院しました。盆の一ヶ月余前の事です。心臓の弁が不良の為、手術を受ける事になり、家族には「20日位で盆前には帰って来るから、心配するな。」と言って入院されたのです。結果は心臓の手術は成功したが、脳梗塞となり半植物人間状態となり2ヶ月位で地元の病院に転院させられ、2年半余りの入院生活で亡くなりました。

私も子供の時から同じ病で苦しみながらも、昭和27年メシヤ様に御縁を頂き、以降どんなに苦しくても淨霊だけで今日まで過ごさせて頂きました。この事実を目の当たりにして、私は幸せ者と感謝申し上げています。この御教えが昭和27年ですね。私が世界救世教を知ったのも27年なんです。実際私が『お光』を頂くまでは、時間が掛かりました。それは、一つの原因は当時順序という事で厳しく言われ、「一家の主人が先ず入信しなければ、次に進まれない。」という事でした。私の父親は、「そんな馬鹿なことがあるか。」と反対していたんです。それから色々な事がありまして、それが元で、父親が「大した神様かも知れないな。」という様な事から、「俺は、入信するわ。」と、『お光』を頂いたのが昭和27年だったのです。次の28年に母親が入信。私は、御下付料のお金が中々出来ませんで、昭和30年1月に入信させて頂いたのです。入信後、私は御教えの中で一番スッと入って来たのが『自然農法』だったのです。当時としては、正反対の事を行っていた訳ですが、何故かそうしたスッと入った事が、自然農法に取り組む一番大元になっていたんだと思います。

それから以降「薬」に関しましても、強制的な「注射」や「薬の服用」以外は、一切拒否してきました。所が昨年12月1日支部に参拝させて頂いて、帰って、“あぁ今日も御参拝させて貰ったんだ”と思っていた矢先に、夕方過ぎから急に胸が苦しくなりまして、“うわぁ、きたぁ” 自己淨霊しながら休んでいたのですが、中々治まらなくて、2時間近くかかったと思います。その後家内に淨霊の取り次ぎを頼み、乗り越えさせて頂きました。正月を迎えさせて頂いて、正月2日の事です。夕食時頃より孫娘が体調不良になるも入浴し、洗髪中より腹痛を訴えるので、早速私と妻で、御淨霊をさせて頂きましたが、15分経っても苦しむので、息子を呼び「淨霊しなさい。」と。来て見て苦しむ娘を抱きながら手を翳すも、心配な様子でしたが長女も来ていたので4人で、痛みに苦しみ、泣きながら耐える娘に、患部、腎臓他、手分けして御淨霊を取り次ぐ事2時間半~3時間、急に「トイレに行く。」と。暫らくして出て来て、「下痢した。」と。ああ良かったなぁ、さっきまでの苦しみが嘘のようにスッキリ、痛みも無くなったのです。翌日元気に帰りました。

後日、妻の話では、我が家に来る前から親子仲違いのまま、お互い意地の張り合いだった様子で、浄化中、親子お互いに「ごめんな。」「御免なさい。」と言っていたようです。お蔭様で、心のわだかまりも解けて帰って行き、私達も心から安らぎ、ただただメシヤ様に感謝申し上げます。

同じ56ページ、ここに書かれている通り

『九分九厘の悪とは現代医学』

と仰っているんですね。私は、これは本当に、その通りだと思うんです。只、如何せん、このメシヤ様の教えを本当に信じ切る事が出来るか、出来ないか、簡単な風邪位は大丈夫ですわ。誰も思います。だけど、七転八倒して苦しみ出した時に、それを本当に祈って、淨霊が出来るか出来ないか・・・。それを私は、そこまでの“メシヤ様を信ずる”これが一番大事な事ではないかな、と。そこまで出来る修行をどうやって積んで行くかという事ではないか、と、つくづく年頭から思いましたので・・・。以上で終わらせて頂きます。

 

司会者

有難うございました。「メシヤ講座」を始めさせて頂きます。

 

楳木代表

それでは改めまして、本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

受講者一同

よろしくお願い致します。

 

「誠」の共振を称えて頂く

楳木代表

12月は失礼したので、久し振りに出雲の地へ来させて頂いたような、そんな気が致しますけれど、今日は「御教え」拝読の後、お二人の方から貴重な報告をして頂きました。

先ず、私の方からは、「御降臨祭」を箱根で無事に執り行わして頂きまして、其の「御降臨祭」では、世界救世教(メシヤ)教を復興するという、その事の『誓詞を神界に捧げる様に。』という課題を頂いておりましたので、その事を考え始めたらですね、奥出雲の責任者さんではないですけれど、私も次から次と浄化を頂きまして、風邪から始まったのですけれど、子供の頃飲んだ・・・今でも抗生物質を“チョコレート味にしています。”とか言うコマーシャルがあるように・・・ああいう子供向けの薬を4年間飲んだ為に、それから薬毒に悩まされる、そういう生活をして来たのですけれど、その時に飲んだような洟とか痰が出て、これでヤレヤレと思ったら、今度次は、コーヒーの粉末にちょっと水を垂らして混ぜた様な物が出て、これは真底溜まっている物が出されたなと思わせて頂きました。そういう中で「御降臨祭」を迎えさせて頂きました。「御降臨祭」は、皆様方にもプリントが渡ったと思うのですけども、祭典前から神界に私の誓詞はもう届いていて、その誓詞が参拝者の誠に反映してですね、実際には、司会者が言う前から非常に良い、静かな場所になっておりまして、そして、祭典後神様の方からは、『申し分のない祭典を受け取ったので、信者の信仰と誠を称えてやって貰いたい。』と御垂示を賜りました。そういうふうに頂きましたので、新年祭で全国の皆様方に伝えさせて頂いております。

 

『神器』として

楳木代表

皆様方の誠の信仰を神界も称えて下さっている、という事ですので、大変有難い事なのですけれども・・・。その祭典を無事終えたのですけど、私の浄化は留まることなくですね、今度は右足が痛風に掛かって、この痛風は淨霊する場所が判っているので、一日で良くなったのですけども、かばって歩いた為にアキレス腱が腫れて、カチンカチンに腫れてしまって、それから次は左足が痛風になったので、こちらも一日で良くなったのですけれど、今度はそっちをかばったので、もう一方の足が痛くなって、年末の掃除とかを足をかばいながらやったので、酷い状態になったのです。それと同時にですね、ほぼお酒が飲めないようになってしまいまして、去年までは「御猪口で三杯までは良いだろう。」という事で飲んでいたのですけれど、今年になってから御猪口の一杯目は良かったのですが、二杯目に入ると味は変わらないけれど、腹が痛くなってトイレに走らなければいけない様な状態になって、ビールもコップ一杯は非常に良いのですけれど、二杯目に口をつけると痛くなって・・・。“これは大変な体になってしまったな”と思って“神様に誓詞を奉げたのに何でかな?”と思っていたら『お前は誓詞を奉げたので、神の方では使い易い体にしないといけないので、それで今浄化の最中なのだ。』と。

而も使い易い体とは、本日も天津祝詞を奏上しましたけれど、天津祝詞の中に『祓戸の大神等諸々の枉事罪穢を祓ひ給へ浄め賜へと申す事の由を』という、祝詞の奏上文があります。祓戸の大神というのは、人間の体に当て嵌めて行くと腎臓に当るので、この腎臓によって血液を祓い浄めていくのだ、と。だから『今回の浄化は、全て腎臓をほぐす為の浄化であると同時に、腎臓の周りの余剰尿を徹底的に除去する為の、そういう浄化だ。』というふうに教えて頂いて、お蔭で今迄のズボンを穿けなくなって、ベルトを外すとストンと落ちてしまう訳です。

 

酒毒を認識する

楳木代表

今日は新しいズボンを(笑い)穿いて来て、5~6cmウエストが細くなってですね、それと同時に、酒はじゃどうして駄目かというと、『酒は食前酒なので、食事が捗る様に飲む程度は良いけれど、それ以上飲むと酒毒が頭の働きを悪くするので、これからの御神業を担う決意をした以上は頭の働きが鈍ってはいけないのだ。』という事です。酒の制限が下ったという事らしいのです。

 

支部長代理

成程。

 

楳木代表

(笑い)そんな拍手しないで良いですから。(笑い)少し今迄以上に控える様にという・・・。

腎臓は、ほぐしておかないと血液が絶えず美しくならない為に、頭がどうしても固くなる、と。柔軟性のある頭の働きが出来ないので、それで腎臓をほぐす必要があるのだ、と。という事から、お酒だけではなくて・・・。お酒についてはメシヤ教の場合は、特に資格者、ここではお二人とも酒を飲まないから特に関係はないのですけれども、日本酒の場合は、醸造アルコールが入った物を飲んだ場合、資格剥奪にメシヤ教の場合なっております。ビールも麦芽とホップ以外の物が入った、例えばスーパードライとかを飲んだ人も資格剥脱という、メシヤ教の場合は、そういうお酒を飲む時には、ワインの場合は酸化防止剤が入っている物を飲んだ場合は、資格剥奪という様な細かい約束事がありまして、それは誰かがチェックしているのかというよりも、自主報告で「私は、この前自分から醸造アルコールの入った酒を飲んでしまいましたので、資格を返上させて頂きます。」という、そういう申し出を頂いて資格を剥奪する。という様な制度を持っていますので、

酒については、そういうふうに厳しくはしていたのですが、酒毒の事までは、考えていなかったので、今回は“あぁ、神様に誓うという事は、大変な事だな”と思わされながら、ここまで動いて来た訳です。

 

メシヤ様の御心

楳木代表

「御降臨祭」でもお話ししました様に、何故私が教団紛争に陥った時に、教団護持委員会の拡大を通して教団改革というものに専心動いたかというのは、この『主神様とメシヤ様』の198ページ、これはメシヤ様が大日本観音会を御創りになった、最初の入信教修です。198ページには、観音講座の第一講座が載っております。このタイトルは「主神の御目的と天地経綸の真相」というふうに書かれております。ここに大きい文字で書いている所を、読んで行きますけれども、

『主神が何の為に宗教を造られたかと言うと、宗教は彌勒出現迄の世界人類をして、或程度以上の堕落をなさざらしめんが為の必要的限定的の経綸であって、主神は一方悪の活動を許容され、物質文化を開き、一方其の悪に因る弊害を、甚しくせざらんが為に諸々の人傑を出し、宗教なるものを弘通せしめ、善悪を巧妙に織られたのである。故に今日迄の経綸は善悪、明暗、美醜、相交りつゝ流転活動し、進歩し発達し来たのである。』

この様に、昭和10年に御説きになっている訳です。この時からメシヤ様の御心というのは、主神様直接の御啓示を、皆に御垂示するという姿勢だった訳なのですけれども、残念ながら主神様という事を当時の方が理解出来なかった為に、観音様からスタートしている訳ですね。そして、メシヤ様がズーッと教えながら、或程度理解が深まった所から、「彌勒大御神」様になっている訳です。最後は主神様にならないといけないのですけれども、其処までどうしても皆が高まって行く事が出来なかった為に、「彌勒大御神」様で終わってしまっている。そして、メシヤ様は御昇天になっておりますけれども、幸いな事にですね、今皆様方の様に、主神様のそういう概念を、構築出来る方々が少しずつ増えて来ておりますので、メシヤ様の御心というのが、やっと実現する事の出来る時期を迎えているかと思います。

 

教団改革に身を賭した、その原点

楳木代表

私はこの文書を、昭和57年の「教祖生誕百年祭」の時に、知り合いが「MOA研究所が論文を纏める事が出来たので、その中の未定稿論文を読んでみるか。」というふうに言われたので、「是非読みたい。」という事で最初に手にした所が、この論文だった訳ですね。だから昭和57年に、この論文を拝読し、“之は、世界救世(きゅうせい)教は、もう根本的にメシヤ様の御教えとは違った信仰を構築してしまって、信者を世話している”というふうに強く思った所に、教団紛争が勃発した訳ですね。そこで“これは徹底的に改革をしなければいけない”という事で、一身に教団護持委員会を全国に広めて行く、そういう取り組みに至った訳であります。

新大阪のホテルで執り行った時には、150人の専従者を前に、先ず地区本部長、県本部長それから県本部の次長クラスの批判をして、皆の気持ちを取り纏めた訳です。これを何故批判したかというと、それまでは「上意下達」、上の意思を下に伝えるという事だけで、御神業を進めておりましたけども、これでは信者さん方から沸き立つような信仰は目覚めないですし、私が初めて読んだ、こういう御教えも全ての信者さん方に提供して、メシヤ様の御論文全てを信者さん方が拝読をして、その上に立って、自分の魂が沸き立つように御神業に臨まなければ、之は御神業とは進まないので、「下意上達」の精神を植え付ける為に、150人の若い専従者の方々に、上司の悪口を私は言った訳ですね。それで皆も、こういう事を言う奴が居るのか、という事で150人の人の心が固まって、今の主之光教団の約半分の世帯が、それによって立ち上がる事が出来たのです。

しかし、それだけでは片手落ちなので幹部の先生方には、(私が悪口を言った瞬間に、その場から居なくなって、別室に篭ってしまいました。)別室に行って、「今日は大変失礼な事を申し上げました。しかし、皆がやる気を持って立ち上がる順序をキチンと計画を立ててくれたけども、やはり幹部の先生方が後押しをしてくれないと、どうしても教団護持委員会を関西で作り上げる事が出来ないので、一つよろしくお願いします。」と。「しかし、私も高知県の田舎から大阪へ出て来たので、多少疲れたので酒を御馳走して下さい。」と言って、そこは29歳の甘えた態度で「酒を飲ませてくれ。」というふうに頼んで、そして先生方が使っているクラブへ行って、全員揃ったから飲み会をしようかというふうになったので、そこで又、私が立ち上がって、「今日の非礼を非常にお詫びします。しかし、私の様な29歳が、幾ら皆さん方に説明した所で、御教えも教団紛争の実情も、皆さん方の方が充分掌握されているので、私が何を話そうとも受け入れて貰う事は出来ないでしょうから、これで(ロックグラス)お一人ずつ返杯しますので、それを見事最後13人迄全部返杯出来たら、どうか私の今日の非礼を全部許して頂くと共に、若い150人の者達の後押しをして貰いたい。」というふうに頼んだら、「おぉ、面白いそれが出来るのならやってみろ。」という事で拍手があったので、「じゃ、お願いします。」と。間髪入れずに直ぐ動かないと、何か他の事を言い出すと関西人ですからいけないので、「じゃ、先生お願いします。」と・・・。グッと空けて、また、相手も空けて、と、13人迄・・・。こういう時はゆっくりすると酔いが回って来ますので、早くクッと空けないといけない。そして、流し込んで13人全部空けたので「男に二言はないでしょうから、立ち上がって頂けますね。」というふうに言ったら、「男に二言はない。お前が其処まで体を張ったので俺達はやるから心配するな。」というふうに言ってくれたので、「有難うございます。」と言ったら、急性アルコール中毒に一挙になりました。一晩中トイレに行って戻し続け、翌日も定期的に戻して堪えましたが、之だけ体を張ってやったのは、この『御教え』があったからなのです。これを絶対にですね、“この機会にメシヤ様の真の教えを、この教団の中に知らしめて、そして、その在り様を教団体制に持って行かなければ、また、駄目になってしまう”というふうに思ったので、させて頂いた訳ですね。

 

天津金木を説く

楳木代表

こんな話を新潟出張所でお話ししたら、責任者の方が「実は、私もこの御教えで非常に感動したのです。」と。実は新潟出張所発会の直前頃、いづのめ教団の信者さんから「岡田茂吉全集」を分けて貰ったらしいのです。岡田茂吉全集は当時50万円で売り出しておりまして、偶々買った人が「50万円出してくれれば全巻分けてあげます。」というふうな話があったので、手元に30万円あったので、「しかし30万円しかないな。」と言っていたら、今も新潟出張所にお参りに来る○○さんという人が、「私が足りない20万円出すから、それを買いなさい。」と言ってくれて、買ってですね、而もこの『観音講座』を拝読した時に、物凄く沸き立つものがあったらしいのですね。

沸き立つものがあったのは何かというと、今度は204ページの後ろから4行目に

『霊返しが出来たら、此次は天津金木という学問と云うよりも鍵がある。是があらゆるものゝ根本である。言霊、天文、地文、易、予言等の根本なのであるが、是を教え様とする人が未だないのである。古事記の中の稗田阿礼が勅命により口述したのである。天津金木は上のような形のものである。稗田阿礼は此天津金木を背に負っていたのである。古事記は天津金木の神秘が書いてあるのである。されば何故文章に書かなかったかと云えば、文章に書けば命がなかった為である。』

この天津金木の事を古事記の中に書かれている、これは神武天皇が素盞嗚尊の治世が乱れた時に、宮崎県の方から出て来て東征をして全国を制覇した時に、天孫民族ですから、天孫民族に都合の良い様に、古事記というものは書き換えてあります。ですから辻褄の合わない表記が残っているのは、そういう事です。この天津金木の事を稗田阿礼がその時に書けば、天孫民族に殺されてしまうので、それで書かなかったという理由です。

では、この天津金木とは一体何かというと、この上に立っている四角の柱がありますけど、これが主神様の地上経綸の全てのデータが入っている、というふうに解釈をして頂ければ良いと思います。それが地上に降りた瞬間に四方に拡がるという、そういうものがこの天津金木というものです。そして、四方に拡がったものが、二つに割れていると、今度八方に割れます。ですから地鎮祭の時には「八方祓いの儀」というのがありますね。「八方祓いの儀」というのは、先ず、鬼門の方角から八方に渡って塩と米を撒くという、これは八方に撒けば、大体行き渡るという意味がある訳なのです。それが更に二つに割れて行きますと、今度は十六弁になりますから、十六弁の今では「菊の紋章」というのは、皇室のマークになっています。しかし之はですね、『夜の時代』だった為に、十六弁を「菊の紋章」にしてしまった。天津金木の意味という事をこの十六弁では、判らない様にしてしまった。本当はこの十六弁は、天津金木を上から見た状態が十六弁なのだという事です。

しかしそれを、「菊の紋章」というふうに言い換えて、今の皇室が言っているのではなくて、その当時の天孫民族がそういうふうな名称を付けて、真実が判らない様にしてしまった。その『夜の時代』をズーッと私達は生きて来たので、この天津金木をみても、直ぐそういう事が判らない訳です。そのため、新年早々の安倍総理の国会での最初の話を聞いても、天皇陛下の生前退位の御意向を受けて、法律を今改正しようとしているという、そういう話をしておりましたけれども、実は、天皇陛下が何故生前退位するかというのは、以前も少しお話ししました様に、この天津金木の前に天皇陛下が御座りになって、そして、お祈りすると主神様のデータが、入って来るようになっている訳ですね。だから天皇陛下というのは、特別職という意味は、そういう意味がある訳です。だから稲作の時には、天津金木の前に座ってお祈りすると、『今年の籾撒きは何月何日』、『今年の田植えは何月何日』、そして、『稲刈りは何月何日』というのが、天皇陛下に入って来るので、それを全国に知らせたのが、稲穂を担いだ稲荷だった訳です。そういうものの本来の役割があるので、天皇陛下が生前退位というのを表明したのは、実は、祈る時間をもうチョッと増やすようにという御意向だったのですけれども、高齢になったにも拘らず忙しくなったから、その忙しさというのは、大変だからというふうに、物が判らない連中は受け止めたので、政治家達は、この天津金木の事とかの意味とか判る筈もないので、そうした表面的の事だけを受け止めて、今そういうふうに推移しているのです。ですからそのように動いてしまっているので、天皇陛下は皇太子にこの事を今、ズーッと伝えながら、皇太子が賢所に行ってお祈りする時間を、どの様にして増やして行くかという事を、今、懸命に打ち合わせをされているという事が、漏れ伝わっては来ておりますけれども・・・。この事があります。

そして、この十六弁というのを見ると大体丸く見えますので、その丸の中に柱が立っている丸が見えると、主神様の「ス」という御文字になりますので、この御神体こそが天津金木を上から見た状態だと、これは御垂示で教えられた事なのですけども・・・。

新潟出張所責任者は、天津金木の説明を拝読して、この図を見た時に、そうかと言って、その後、鎌倉支部にお参りして、御神体の前に座った時、“あ、これこそが天津金木だ。”というふうに直感で判ったので、直ぐ御神体を頂きたいというふうに、申し込んで来たので、色々と私も話し合いをしながら・・・。今、新潟出張所が全国の支部の中で一番立派な家なのですよね。御神前だけの一間で15畳あって、その両脇に八畳、六畳あって、廊下を挟んで十畳の部屋等、他に付帯設備も自宅用とは別に付いており、非常に素晴らしい建物なので、「此処を教団の施設として、支部なり出張所として使わしてくれるように、そういう様な事も考えて御神業に臨んで頂ける様であれば、やって下さい。」というふうに話をしたので、この(支部の)御神体と、同じ大きさの御神体を御下付する事が出来たのです。

 

『御神意』

楳木代表

まあ、そういう事が判ったので、私が教団護持委員会に立ち上がる前から『観音講座』を拝読する事が出来て、而もそれは、神様から教団紛争に入る前に楳木(代表)に渡るように仕組んだ、と、今回教えられたので・・・。チョッと神様のやられる事も、抜け目がないというか細心の神働きされながら、御神慮頂きながら進んで行くのだな、と思いましたけれども・・・。そういう事が判ったので、“これは凄い事だったなぁ”と思って、今度は新潟出張所から浜松まで約550㎞あるのですけれど、終わってから移動して道中天候の御配慮も頂いてスムーズに浜松に着きました。それで、“今日は良い組み立て(筋道)がほぼ出来上がったな”と思って、やれやれと9時過ぎに夕食を終えたのです。ところが、今ズーッと腹がせいているのが原因してか疲れが出て、夜通し戻すわ、下すわで・・・。次の日、戻し過ぎたので、耳が塞がってしまって、浜松支部の新年祭は声も出ない位、枯れた声しか出ないし、祭典の最中トイレに行きたくなるので、淨霊が終ったら「御教え拝読と、この御論文拝読は皆でやっておいてくれ。」と言って、私はトイレに入っていました。大変浜松支部の皆さんへご心配ご迷惑をかけてしまいました。

まぁ“どうしてあれだけの事が順序立てて判ったのに、どうしてこれだけ体が未だ浄まらないといけないのかな”と思って悩んでいたら、次はですね、『人間というのは判ったと思った所で、神意にはほど遠いので、判ったと思った所から次の探求を始めないといけないのだ。』と御垂示が届きました。私も腹が余り痛いし、“これは覚りだけでは足りんのだな”と思って我慢していたら案の定、そこを突かれまして、“果てしなく高まって行かないといけないのだ”と今回思われたので、これは“大変な事を、神様に誓詞を捧げてしまったな”と、そこでは思ったのですけれども・・・。

先ほど『天津祝詞』の話をしましたけれども、集団淨霊をするというのは、これは何処までも御神業という、聖業を完うする事が出来るように、皆さん方に集団淨霊をしている訳ですね。而も善言讃詞というのは・・・、天津金木に沿って考えれば、主神様の御意図がドンと地上に降りた時に八百万の神様方によって、様々の神格に応じて諸々、物が整って行く様が、善言讃詞に織り込まれておりますので、そういう事が判った上で、更にこの祝詞を奏上して行かないと、この地上は変わって行かない、という事があります。やはり我々は、物事が更に判りながら祝詞を奏上する、善言讃詞を奏上するという事をさせて頂けなければいけないな、という事をつくづく思いました。御神体を頂いている方々は、より一層そういう意義を・・・、新しく頂かれた○○さんもね、そういうお気持ちで御参拝を心掛けて頂くと有難いなと思います。

 

受講者

この頃、朝拝の時など何か感じながら、祝詞を奏上できるように少しずつなって来て、今迄のお祈りとは違うという事が自分の中であって、今の御話で“もっと深めなければいけないな”と思っています。

 

楳木代表

それで而も祝詞を奏上する時に、祝詞を見ながら奏上しますので、より意味を噛みしめながら奏上する事が出来るのではないかなと思います。

 

受講者

チョッと変わってきました。

 

「結び」の働きが出来るように成る為に!-

楳木代表

それとですね世界救世(メシヤ)教は、何をして行く教団なのかというと、本日拝読をさせて頂いたですね、メシヤ様は、悪の意味とかというのを主神様から教えられたので『喜びに堪へない』というふうに書かれている訳ですので、喜びに堪えない事を全人類に知らせて行くという事なのです。是が世界救世(メシヤ)教を復興して取り組んで行く御神業である訳ですね。

じゃ、何をやるかというと、この天津金木でいくと経と緯が結ばれた、この結びの所を我々はさせて行く訳なので、これからの御神業は「結び」という事をテーマにしておいて頂きたいと思います。ですから、主神様の事が判らない時代、観音様からスタートして、光明如来様となって、應身彌勒となって、今はメシヤ様になっていますけれど、この神々はズーッと主神様の御意図の中では、結びの役割をする御神霊でズーッとメシヤ様まで来た訳です。最後が本当の善悪を結んで行く、そういう御神業に高まって行くので、結びの働きをするという事になるのですね。

今日トランプ氏が朝、早朝にですね大統領の就任演説をしておりました。ここでアメリカ第一主義という事を述べて、殆んど理想論を述べませんでした。この理想論を述べなかったという事をどういうふうに取るかというのは、色んな取り方があるでしょうけれども、まぁ世界というのは偽善で進んで、ズーッと行っております。表向きは理想論を掲げて偽善でズーッと進んでいるけれども、本音は“自分の国が一番豊かになりたい”とか、“繁栄したい”という事を思っている訳なので、そっちの部分がトランプ氏の中では、表面に今出て来ました。これが今後の世界にどう写っていくかという事は、分からない事があるのですけれども、平成29年というのは、色んな物が極まって行く年だと言われているので、『悪主善従』の世の中が極まって行くのが、今年ではないかと思います。それを象徴している様な演説ではないかな、というふうに思います。そして、世界はそれにどう反応して行くかというと、ひとつひとつ皆国の在り方とか、世界の在り方を考え直さないといけない時期を今迎えていると思います。只、単にトランプ氏の演説でこの先どうなって行くかというのを不安がるのではなくて、我が国はこうあるべきだという事と、本来世界はこうあるべきだという事を考える時代を迎えていると思います。その為には日本というのは昔はですね、日本列島に国が一杯あった訳なのですけども、それぞれの国はあったのだけども、日本全体としては大和の国というのが成立していたので、そういうものが世界に之から映って行かないといけない所があります。そういう日本に成る為には、世界救世(メシヤ)教を復興して行く我々の心が「結び」の働きが出来る様に成って行かないといけないので、結びの働きが出来るように成る為にはですね、人の見方が変わって行かないといけません。“あの人は、ああいう人だよね”とかいう様な、“あの人は幾ら説明しても分らんからね”とかいう様な事では、結びの働きは出来ませんので、あの人は神様から、我々と同様ですね主神様の分霊を頂いているので、“その分霊はどういう使命を以てこの地上に生まれて来られているのか”という見方をして行かなければ、結びの働きは出来ません。自分の夫であろうと、“何でこの人分らんのかね~”とか、“御教えの事が分らんのかね~”とか思っていると、結びの働きは出来ないので、“この人の分霊としての特性は何か”そういう事を絶えず課題にして、接して行かないといけない訳ですけどね。

そういう事を積み重ねて行くと、メシヤ教の信者さん方にとって29年度の極まるという内容は、神性が蘇るという取り組みが極まって来ますので、先ず支部長代理や出張所責任者が今年の三月三日迄、神性が甦らないといけないという、タイムリミットを頂いています。支部長代理は大変ですけど・・・。(笑い)どうか神性を甦らせて頂きたいと思います。皆さん方は、来年の三月三日迄、一年二ヶ月猶予がありますので、その間に神性を甦らせて、本来の魂の輝きを取り戻して頂きたいと思います。魂の輝きさえ取り戻せば、副守護霊の影響を受けなくなりますので、だから頭が絶えずクリーンに成って、そして、如何なる事も、神様の御守護を頂けるようになるので、この人を救わせて頂きたいと思ったら、神様がドンドン『力』を下さるようになるので、御神業が楽しみになって来ます。一つそういう事を目指してですね、取り組ませて頂きたいというふうに思います。

それをさせて頂く為には、先ほども話しました様に、酒が好きな人は、少し何割か減らして頂くという事と、主食だけは絶対に、無農薬、無肥料のそういうお米を食して行くという事と、野菜なども出来るだけ農薬や化学肥料を使用されてない物を食して行く、と。それから一般に買って来る食品からは、添加物が入ってない物を食して行くという事を通して、腎臓に負担を掛けないようにして、血液が綺麗な状態を保って行くようにですね、私もさっき酒の話ばかりしましたけど、添加物の入った物を食べても、直ぐお腹が刺し込んで来るので、食べる物が無くなって来て、夕べもおにぎりだけしか食べなかったので、お弁当に貰った中でも今回はお腹がおかしいので、自然米のおにぎりだけにして欲しいという事で頼んでですね。それだけを今食べて動くような、そんな状態で、動いています。そうして血液をより綺麗なものして、行かなければいけないなというふうに思います。

 

科学の進歩と相俟って聖業活動の推進を

楳木代表

そうかと言って、問題点ばかりかというと、皆さん方最近テレビとかで、眼に入ったり、耳に入ったりして来ているかと思いますけれども、これから第4次産業革命というのが始まって行きます。

第4次産業革命の主題は何かというと、IoTと言ってですね、全ての電化製品がインターネットに繋がって来ます。そうすると例えば電子レンジを買ってきますと、直ぐ「インターネットに接続して下さい。」というのが表示されます。インターネットに接続しておくと、「今日は外で安全な肉が手に入ったわ、野菜も品数少ないけど、この中で良い料理ないかしら。」というふうに電子レンジに問い掛けると、「この三つの料理が考えられます。」というふうに表示するから、その中で自分の好きな物をポッと押すと、「先ず下ごしらえをこのようにして下さい。」と、下ごしらえの指示が出ますので、その通り台所でやって、それをこういう容器に入れて味付けをして、何分間、で「スタートして下さい。」という指示されるので、指示した通りにやると美味しい料理が出てくるという様な事になって来ます。次の日も又同じような材料を買って来り、これがニ、三日同じような材料が続いてくると、「最近同じ物ばかり食べているので、健康に良くありません。」と。「違う物を買ってきて食べて下さい。」と、向こうが指示します。そういうものが電子レンジ一つを見てもそういうのが出てくるという事です。そういうものがあると分かったので、洗剤もそういうふうにしようという事で、仮にAmazonから無添加の洗剤を取り寄せて来て使い始めて、洗濯機で回していると段々無くなってきますね、そろそろ無くなって来るなと思うと、その辺にタグが付いています。それをポンと押しておくと勝手に注文が行って、使い終わった頃Amazonから洗剤が届くという。これがIoTの具体的な中身です。その一つ一つが色んな物の中に入って来るようになってくる訳です。

皆さん方が携帯電話を持ってますけど、スマホの場合ですね「クラウドを登録しますか?」とかいう事が出てくると思うのですが、クラウドというのは、その向こうに自分の情報が蓄積されて行くからですね。それを取り纏める大きな情報ビッグデータが向こう側にあってですね、そして、料理で同じ物が続くと「健康に良くありませんよ。」というのが、その選択された情報がこっちに来るという事です。第4次産業革命に於いて、世界救世(メシヤ)教がやらないといけない事は何かというと、情報を正しくするという事です。要は、高血圧が今130位迄下がって来ております。サプリメントを売る会社は130、薬品会社は140というふうにしていますが、この間違った情報を取り換えて行く取り組みをして行かないと、世界人類は不幸のどん底に入って行くという事です。ですから世界救世(メシヤ)教は、今迄やって来た御神業プラス、その情報を正していくという取り組みをして行かないといけない。IoTという事は之から展開されて行く、その元情報をキチンとした情報に切り替えて行くという取り組みもして行かないといけないので、我々の課題は更に、大きくなって行きます。

幸いな事に私達には、『御教え』というものがありまして、その御教えを裏付ける科学的な情報を持っている人達もこれから加わって来ますので、そういう事を元に正しい情報が発信されるような、元々のデータを変えて行くような、それ位の取り組みを我々はして行かないといけないので、今、頂いている浄化とかは、そういう事を全面的に支えて行こうと意欲を沸き立たせる為に、起きているので、お孫さんのそういう浄化もですね、本人は非常に苦しかったと思うのですけれども、皆で2時間半淨霊をする事によって、それを乗り越える事が出来るという様な事を、今度はですね、お孫さんはツイートするとか、様々な所に発信して行けるという様な、そんな事をやって頂けるとですね、世の中には大きなインパクトになって行くのではないかなと思います。トランプ大統領もツイッターでつぶやいて行く位ですから、私も担ってくれる人があれば、その人に頼んで“今日は何か一言ありますか。”と言って電話を貰って「こういう事を言っておいてくれ。」とかという事でズーッとやって、而もそれが御教えに照らしてみて、正しい事かというのもチェックをしながら、将来の日本とか世界に大きく貢献出来る様な、或は我々から何代も後の人にも貢献出来る様な、そういう発信が出来る体制を取って行かなければ、とても全人類を救うとか言う事は、言葉だけで終わってしまうのではないかな、というふうに思っております。

 

二首の御歌、新年に込めた願い

楳木代表

そういう事を願ってですね、支部、出張所には、年賀状を送らせて頂いたのですけれど、上には、神山の登山口から私が撮影した富士山の写真です。下は先々月お見せした稲の根の違いを載せている写真ですので、これに合わせて二首、御歌を選定しまして、支部、出張所の年賀状には、これを書いて送りました。「御降臨祭」から朗詠をするようにしましたけれど、皆様方には朗詠の節回しを未だ御披露していないので、今日は私が今から、二首朗詠させて頂きます。

『このはなの かおりゆかしも てんごくの そのよりにおう ことしこのはる』

◎兄の花の 香り床しも 天国の 苑より匂ふ 今年この春

これは昭和29年立春祭の時の御歌であります。「このはな」というのは、「兄の花」と書いて富士山に御鎮まりの「兄の花姫尊」様という時には、「兄の花」と書きます。兄の花と書いた時は、梅の事を指しますので、楳木(代表)がですね、決意も強く香らせながら天国から出て行く、という様なそういう決意も込めて、この御歌を選ばせて頂きました。

二首目は

『やくどくも ひりょうのどくも めにいらぬ ものしりたちの まなこひらかん』

◎薬毒も 肥料の毒も 眼に入らぬ 物識達の 眼開かん

今、薬の毒と言えば農薬の毒が大体分かり始めて来ておりますけども、肥料の毒という事は、未だ未だ皆、認識しておりません。有機農法というと殆んど肥料を使っておりますので、こうした事が眼に入っていない有識者の人達に、IoTがこれから始まるという事も踏まえて、より一層伝えて行かないといけないのだという事を思って、昭和29年2月3日にメシヤ様が御詠みになった挿歌を載せさせて頂きました。

今年はこうした事を懸命にやらせて頂くという、決意を以て朗詠をさせて頂いて、新年のメシヤ講座を終らせて頂きたいと思います。尚、本年もどうぞよろしくお願い致します。有難うございました。

 

司会者

以上を持ちまして、新年祭を終わらせていただきます。有難うございました。

 

受講者一同

有難うございました。

 

<来月の御教え>

「『善悪発生とキリスト教』 文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』57ページに記載されています。

「『善悪発生とキリスト教』文明の創造」は平成29年2月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.192 出雲支部 2017(平成29)年2月18日]