メシヤ講座no.187大阪(平成28年9月)

<今月の御教え>

「『悪と守護霊』文明の創造」

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』30ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

 

拝読後の感想や覚り

楳木代表

この『主神様とメシヤ様』を学び始めて、御論文の中では今日は2回目であります。また今日も支部長代理と、それから出張所責任者、集会所責任者に報告してもらいますけれども、それぞれの内容を自分に返して聞くようにお願いしたいと思います。それでは順番にお願いしたいと思います。

 

支部長代理

拝読させていただいた中の『九分九厘と一厘』というところなんですが、日々のなかで、私の中で一番修行をさせられているのはですね、我慢するということであります。

具体的には歯が時々痛むんですが、どういう状態かと言いますと一つの歯が10分の9欠けていたり、多いもので3分の1は残っております。神経はもうむき出しになっています。まぁそういう状態ですので普段から当然熱いもの冷たいものは、飛び上がるんですね、もう何年も飲めない状態でして、そして微力ながら医学革命の御用をいただきまして、それから今迄にない、非常に複雑なところを勉強していくと、どうしても肩が凝ります。知らず知らずにですね、相当頭の深い所を使うものですから、そちらの方に毒素がどうしても入ってくるんでしょうね。気付いた時にはですね、耳下腺の方から毒血がつるつると入っていくような、そこで気付く、歯痛が起こって来る、それが1本ではなくて今虫歯であるのが8本くらいある、その内の4本くらいは今言ったむき出しのような感じですので、これは歯が悪い方はだいたいご経験があると思いますが、歯医者に行ってドリルで削られますけど誤って神経に当たった状態だと思っていただいたらいいですが、それが4、5本ですね、3日3晩続くんです。ですので、寝ることも当然なから出来ません。そういうのは時々なんですが、年に何回かそうしたことがあります。

あまりこういう話をすると家の父親がこの「メシヤ講座」を読んでいるので、心配して電話がかかってきそうなんですけど(笑)、心配しないでいただいきたいのは、これは冒頭申しましたように痛みが起こるために、なぜ主神様は「痛み」を造られたのか、またこの「痛み」はどの程度までが限界なのか、だいたい最後の3日目ぐらいになると幽体離脱しそうなところまで来ます(笑)。だいたい最後は、毎回もうこれで死ぬかなと。何せ食べ物も、水も飲むというか・・・熱くて、おそらく頭の中は50度ぐらいあると思いますけど水は飲まないといけないんですけど、たまらず冷やすという感じで飲むんですね。何もあまり食べれず、これはこれからいろんなことを耐えないといけない。その耐えないといけないんですけど、単に気力だけで我慢しようと言われても、なかなか人間身に付かないところがありますので、ですので、肉体をもって経験をもってということ・・・心が痛むとか体が痛むとかありますけども、だいたい共通していると考えればですね、この程度の我慢をしていけばどのようなことも、だいたい程度を知る、我慢することができるだろうと。そしてこの「痛み」というものを御造りになった御意思とかですね・・・。人間を御造りになったのはなぜかというと、主神様がやはり全宇宙を御造りになってそして地球を御造りになって、地上天国を御造りになられると・・・。この毎日お捧げする『天津祝詞』『善言讃詞』、この中でですね、高めていって最後に全宇宙の御経綸に対する感謝を捧げ奉ると。そして地上天国建設の御力を賜るというですね、これをですね、ひしひしと「痛み」の中で感じさせていただくことによって、個人の痛みというものを越えてですね、わが身また人類を御造りになった、そういうところに思いを馳せることによって、その御意志の大きさですね、目的を改めて知ることによって「痛み」をこらえることができております。

ですので、これからも『九分九厘と一厘』ということで今後いろいろと起きてくるかと思いますけれども、前回も申しましたように、悪を変えていくためには、そういう悪を認めつつ、どのように転換していくか、そういう工夫と、後はそれに対する忍耐ということが非常に必要であろうと、引続きそういったものを、歯痛がなくても忍耐ができるようなところまで、是非3月3日までを目指して日々努めていきたいというふうに感じさせていただきました。

 

楳木代表

はい、ありがとうございます。では松原出張所お願いします。

 

松原出張所責任者

前回の御教えでは『個人の向上が喫緊時』ということでしたが、家に帰りまして自分の家の中はどうかな、と見ますと、まず長男とよく喧嘩するんですね。「バカ野郎」とか「ババァ」とかはもう慣れたんですけど、昔は喧嘩する時にアホとか馬鹿とか言うんですけど、今の子はすぐ親に対しても「死ね」というんですよ。だからゲームの延長なのかもしれないんですけど、小学生でもすぐ「死ね」っていうんですけど、家の中でそういう言霊になっているなと感じましたので、昨日ちょうど喧嘩したんです。

長男が「クソばばぁ、死ね、もう死んでくれ」と言って、これはあかんと思って「それは許されへんからな!そんなら出て行け!」と、言い合いをして長男は出て行ったんです。私もちょっと言い過ぎたかなと心配したんですけど、でもその言霊を言わせたら駄目だと、ガンとして連絡しなかったんですけど、30分後くらいに、向こうも考えたんでしょうね(笑)、ラインが来て「ちょっと言い過ぎた、ごめん」って書いてきて、ちょっとそこで心が晴れたなぁ、と。家庭生活の中で言霊というのを変えていかなければいけないな、と思いました。

あと主人の兄が心臓の弁が開かない弁膜症で、3つの中の1つなんですけれども、気になっていたんですけど、姑さんが浄霊力伝授をいただいていたので、主人が「直ぐに電話してあげて。」と。でも“電話より直接会って話す方がいい”と思って、姑さんに都合つけてもらい会って話しました。「一度御浄霊を受けてみないか。」とお話しさせていただいたら、「機械を変えたらいけるみたいやから、大丈夫や。」と。「癌とかやったら浄霊お願いするけど、そうじゃないから、もう変えてしまうわ。」と。“えー!心臓のことなのに!”と思いながら、でも、そういうふうにおっしゃるので、「また都合悪くなったらホンマに言ってきてな~。」と言って帰ってきたんです。

それを主人にこれこれこうで、「そうなんや~。」と帰って来た、と話したら、主人が「『そうなんや~。』って、なんで『そうやんな。』って言ってこなかったか?兄の意見に同調しろ!」と言い出して、私は同調したら医学に同調する言霊になるから、「それは同調はできない、そういう考えがあるんやな、ということで、そうなんや~、でいいんじゃないか。」と。主人は「会社では同調しなければすぐ首切られるぞ、俺も同調して仕事を頑張っている。」と言われて。「でも思ってもないのに、なんで同調しないといけないのか?同調したら私が医学の方に同調することになるから、私はその言霊は使われへん。」と。夜そういう話合いになって、その長男とのやりとりから、この「同調する」ということからいろいろ思わされまして、『九分九厘と一厘』、一厘でひっくり返していくということで、“自分の話し方から変えていかなければいけないかなぁ”と、感じさせていただきました。

 

楳木代表

はい、ありがとうございました。では八尾集会所からお願いします。

 

八尾集会所責任者

先月の「メシヤ講座」各支部の読ませていただきまして、各支部の責任者の方々はやはり教え全体についてきちんと整理して理解していらっしゃるので、素晴らしいと思いました。“自分は御教えを感覚的に捉えているんだなぁ”と感じました。

それで今回の『悪と守護霊』ですが、十分に読ませていただいたとは、申し訳ないですが言えない状態ですが、今までに『文明の創造』にもありましたので、あの時は1ヶ月読んだはずなので、かなり読ませていただいて結構分かっているつもりでいたんですが、今回読んでいると、だんだん読んでいる内に分からなくなってきて、分からないところがどこなのか?そこもきちんと整理できていないんですけど、分からない部分がいろいろ出てきました。一番分からないのは、副守護神と邪神の関係が分からないんですけど、副守護神がいて邪神に繋がっていると思うんですけど、しょっちゅう心に隙ができた時に、参拝、御浄霊中とかに邪神にやられるんですね。だから“なんで邪神にやられるのか?”考えないといけないんですけど、これに対する対策もまだ模索中です。ちょっと隙があるとすぐにやられるので、この主人の浄化をいただく3か月前から立て続けに「落し物」をして、警察にも2回くらい行って、そのたびに守護霊様が助けて下さって「落し物」はみな戻って来たりするんですけれども、すごく頻発して、主人の浄化の前に“「お気付け」が一杯あったのを気付かなかったな”と思っています。

今、この御教えを読んで感じているのは、やっぱり読み込みが足りなかったのか、とにかく読んでもよく分からないんですが、今までは“天国が来たら悪は無くなる”というふうに思っていましたが、“天国が来ても悪は無くならないだろうし、人間にとっては必要なものだな”と、今回は思いました。これが今月覚らせていただいたことだと思います。

今回、病院に毎日通っているので、邪神に染まったわけではないと思うんですけども(笑)具体的に話すと長くなるので言いませんが、「夜の世界の働き」の凄さを知る機会に大変恵まれ、“「夜の世界」だったからこそ発達した技術等の恩恵に今私がこうして受けることができることに、すごく有難いことなんだなぁ”というのは思いました。

もっともタイから帰って来て、“日本はすごく投薬が多いなぁ”と思って、お医者さんに浄霊のことも話しましたが、「よく分からない。」と言われまして、「このままにしているとリハビリに移れないし、いろいろ言うこともあるけど、薬もできるだけ少なくするつもりです。」と、一応言われました。リハビリも日本は充実しておりまして、今度主人が移るつもりの所はホテルみたいになっています。行ってみないと分からないですけど、お医者さんがどこまで薬を減らしてくれるか分からないですけど、行かしてもらえるところがあるということに感謝して、いろんな面で悪があったためにいろんな技術が進歩して、薬だけは困りますけれども、自分等もその恩恵にひたれるというのは有難いなと思いました。

悪が必要だということも、私自身この年になって、自分の癖にようよう気付き出して、苦労しているのですが、“もし邪神が昔に働いてくれて苦労してたら、今頃自分の悪い癖も少しは分かっていたのになぁ(笑)”と思って、“たぶん天国が来てもやっぱり悪が必要なんだなぁ”と思って、御教えにも陰と陽、善と悪、熱冷、明暗、霊体と書いてあるように片方に偏らない、“やっぱり必要があってあるんだな”ということが思えたことが・・・。 “全然分かっていなかったんだな”ということがよく分かりました。

 

楳木代表

はい、ありがとうございました。では豊中集会所の方お願いします。

 

豊中集会所責任者

はい、先月はお盆の月でしたけれども、我が家は昔からの風習で親戚と一緒に迎えるんです。お盆の最初の一日目はお墓に御先祖様を迎えに行って、提灯を灯してお花生けて、お盆の雰囲気一杯に仏壇の所いろいろお供えします。お膳も朝昼晩毎食3日間作ります。そして親戚みんなで仏壇のある部屋で食事会をします。最後の日にお墓に御先祖をお見送りします。主人の母が亡くなったので、昨年、主人の母が亡くなったので、昨年から引き継いで我が家でお盆をすることになりまして、お膳は祖母の時代からの食器があり、私が嫁にきた初めての年に義母が私にいろいろと教えてくれました。当時若い私は、古い習慣に面倒くささも感じていました。

しかし、今考えてみると、みんな何かを信仰しているわけではないけれども、その日その時間だけはご先祖様に手を合わせているんですよね。その時って、副守護神が萎縮して、本来の本守護神が勝っている時なんだろうな、今回とても思ったんです。義母の時代は、親戚、20、30人が集まってこういうことをしてたんですが、今回は我が家と弟夫婦の家族で、八人と甥っ子の一歳のおちびちゃんとしました。“これって、太古の昔から亡くなった人にお花をささげた自然宗教から出来た一つの風習なんだなあ”と思うと、日本人の精神文化の高さに改めて感動させられました。今回主人が私の身体を心配して食事会は止めておこうかと言ってくれてたんですが、思い切ってしてよかったなと思っています。これからもずっと続けていきたな、また人数も家族も増えていくことを願いながら、先祖様を大事にしていけたらなと思いました。また、昔は何十人といても頑張って作っていて、女性の力っていうのは素晴らしいなあと思いました。

御教えを拝読して思ったことは、ユダヤが貨幣を作ってお金を儲けるために物質や薬がどんどん出来るようになり、イエス、マホメットなどが精神面をあげようとしたけれども、いまだに精神面は悪いものが蓄積していると。“一般社会の中でもそれに気付き、精神面の動きが活発になっているけれども、この体的に残っている薬毒がとれないと地上天国建設にはならないんだな”と思いました。そして、“最後の一厘『ミクラタナの神様』によって「光の玉」が偏在しているんだなぁ”と。“『ミクラタナの神様』が主神様の方に少し引き上げられ、そこから薬が広まり、そして再び降りられ偏在しているだな”と思いました。

 

「覚り」の得かたを御垂示

楳木代表

はい、ありがとうございました。

今4人の方から報告いただきましたけれども、メシヤ教本部側からの説明が不十分だったために「覚り」ということを非常に捉えにくい状態で勉強を進めてしまったところがあります。今回『ミクラタナの神様』から御垂示いただいたのは、『ミクラタナの神様』の御意図がメシヤ教にずっと向いた瞬間から、神界の歯車がグルグルとメシヤ教に向けて動いているので、私に対しては非常に厳しい話と、それからその厳しさを補うような話が次から次と回ってきているのですけれども、月次祭の執り行い方については、月次祭は司会者が読み上げるようにですね、「主神様に全宇宙の御経綸に対する感謝を捧げる」ということと、「メシヤ様から地上天国を建設する御力をいただく」ということをお願いするそういう祭典ですので、メシヤ様から「御力」をいただくことがメインです。「御力」をいただくということにおいては、スタートのような祭典になります。

しかし、皆さん方の心の中に置いては、月次祭は出発点でもあるのだけれども、「覚り」を開いていくという面に置いては「中間点」のような捉え方も持っておいてもらいたいのです。“先月の月次祭でこういうことを学んで、そして自分にとってはこういうことは大事だなぁ”と思ったこと、一カ月間過ごしてみて、今月の月次祭で、“あ~、こういうことだったなぁ”とか、“捉え方が浅かったなぁ~”とか、そういうことを見詰めて、そして、この日を迎えて、今日の御教えを拝読してから、また来月に向けてですね、“感じたこと学んだことは果たしてどうだったのか?”ということを日々見詰めながら進んでいくという、そういう月次祭の執り行い方をしていってほしいというのが神界からの強い願いでありました。こちら側のお世話が不十分であったことを大変申し訳なく思っております。

 

「覚り」を高めていきながら世の中をみる

楳木代表

それとですね、「覚り」を開いていくとですね、世の中の見え方がどのように変わっていくかということが実は大事なことでありまして、6月の時に太陽の黒点が全て消えてしまいました。そのために本日拝読をした最初の前提として、メシヤ様が私達に御垂示下さっている内容というのは、太陽と月と地球との関係でありますけれども、太陽の黒点が全て消えているということが、今地球にどのように反映しているかというふうに見ていくと、太平洋側からの高気圧の張り出しが実は弱まっているために、今年は台風が北海道方面にどんどん太平洋側から北上して行きました。そして、東北に上陸したのですが、太平洋側から東北に上陸したのは、実は観測史上初めてであるというようなことが起きております。

それでなぜ北海道の方にこれだけ台風が上陸したり、あるいは熱帯低気圧や温帯低気圧が接近して大雨を降らせて、異常なことが起きているのかということを考えてみると、北海道というのは、一面どういうことが言えるかというと、あそこは日本にとっての「野菜倉庫」みたいなところであります。例えばジャガイモの場合は、日本全国で出来る生産量の8割は北海道で出来ておりますので、日本人のですね、「食料倉庫」みたいなところがあります。そこで執り行われている農法は一体どうか?ということになると、やはり大規模農法ですので、北海道の農業の方々の「借金」というのを聞かれると驚くと思います。例えば酪農農家の場合はだいたい4億円ぐらいの「借金」をしながら農業を行っているところも知り合いにおります。ですから、こうした雨などが降るとですね、その返済ができなくなって「倒産」ということも免れられないような農家も出てきております。

しかしながら、いよいよですね時期が迫ってきているので、主神様は太陽にその御意思を御伝えになって、“われわれの食生活というのを、この時期に真に考え直さないといけないという御意図がそこにはヒシヒシと伝わってくるのではないか”と思います。この台風一つの動き方をみても、そのように見つめる一面も持っておかないといけないということが言えるかと思います。

 

MOAにみる光明

楳木代表

それと、それに関連してですね、MOAに関する良い情報が入りましたのでお伝えします。

 

メール内容

「1日、東方之光教団本山ご面会の映像中継に参りました。御参拝後、MOA理事長の挨拶内で、橋本聖子参議が挨拶しました。すごくゲッソリされていた・・・その理由を申されたのですが。

リオ五輪で日本選手団を率いて選手村の宿舎(600名所帯)滞在中、選手のバックアップに寝る間も惜しんで奔走したそうです。例えば水泳は現地の夜中にレースがあり、他競技は日中にあり、睡眠時間も限られる中、橋本氏は日本選手一人一人に『浄化療法(浄霊)』を取次いでおられたそうです。自己浄霊する時間が無かったからゲッソリしてしまいましたが、と自虐ぎみに話していました。

観音講座に、『オリンピック等の様な国際的のものが非常に盛んになり、我観音会でもいろいろなチームが出るが、観音力により最強チームとなり、世界記録等も観音会が一番沢山持つ様になる。』とあります。

世界救世教内では少子高齢化と運動不足が顕著で“夢物語”と思っていましたが、橋本氏は選手団の食事環境をオーガニックに整えながら、選手一人一人を浄霊し続け、メダルラッシュを陰で導かれた模様です。

これには正直・・・驚かされました。

また氏は、浄霊のみならず、日本選手諸氏に、世界各国に無い日本唯一の最強トレーニング法があるとして、善徳と利他を積む想念面の磨きの恩恵を説き回られてもいたそうです、それは選手個々のインタビューにも表われていました。

MOAは社会性を前に、メシヤ様でも明主様でもない、岡田先生と呼ぶよう指導し、真理もボカし、宣教による人心教育も専従組織として放棄している様な実状下、橋本氏は教団行事に来られると、いつもどんな場でも『明主様』と力強く発せられます。

そんな氏が参議院会長になり推薦議員を引き連れる以上、他の議員も橋本氏に倣い『明主様』と発せられます。

教団の御神格観から、さすがに『メシヤ様』と教育されていないだろう為、仕方ないと思えますが、そんな中で体面を気にして岡田先生とせず、明主様とお称えされる信仰心は、公人として凄いなと素直に感じます。

その背景には、同郷ゆえよく聴いていますが、先天性の腎臓疾患で寝たきりに近い持病をスケートで乗り越えられた幼少期があったそうで、腎臓医術の御教えと浄霊体験で真を覚れたそうです。

薬毒回避の浄化観、オーガニックの生命力高い食事、善徳と利他の想念強化、が健全な人間を育み、強くして記録も伸ばす、そう信じてオリンピックの日本選手団を率いる場でその御教えの実践と具現をされている橋本氏。

その言葉は、ゲッソリして声が弱々しく震えていながら、参列者の信者の心を感嘆と感動で揺さぶられました。

信者は口々に「いやぁ凄いね…(これに対し最近の専従者は・・・)」と。

この話を受けて、MOA理事長は、「実は卓球でメダルをとった伊藤美誠ちゃんもMOA自然農法の食事で体調を整え活躍されたんだよ」と続けましたが、これには信者内から違和感の反応が・・・。

橋本氏は自らの強固な信仰心に根ざした実践談を述べられている清々しさに対し、理事長の話は直接関与しない中での組織の優越性を自画自賛で宣伝された臭い印象が信者内に嫌悪感で拡がった、橋本氏の話の反応と、理事長の話の反応と、信者の声色が明らかに違ったのですね。

中継の会場内も、映像と音声で感じる箱根本山も、同様と感じました。専従指導者よりも一信者の橋本氏の方が、参拝者の心を感化させる力が強い。

明主様を直に強く求められる橋本聖子氏の信仰心と誠がもたらした、日本選手団のメダルラッシュだったそうです。

そして、これを受けて一層その選手強化とオーガニックの食環境整備で世界の選手を受け入れる東京五輪準備へ着手され始めているそうです。

MOAの霊界内で久々に出た好事例と認め、報告します。」

 

ここで感じますことは、本来、理事長がリオオリンピックについて話さなければいけないことは、レスリングの伊調選手はですね、4連覇をして国民栄誉賞の対象になっておりますけれども、彼女がインタビューに答えた最大の問題は一体何かと言うと、「自分は痛みに弱いので試合の前に鎮痛剤を処方してもらっています。」と、鎮痛剤を自分の身体に入れて試合に臨んでいるということを、発表しておりました。このことに対してですね、理事長は言及しないといけない内容であるわけです。東京オリンピックの最大の課題は何かというとドーピング問題ですので、「ドーピングをどのようにして対応していくか?」というのが最大の課題になっているにも拘わらずですね、薬毒について論じている教祖を仰いでいる教団の理事長がそのことに触れていかないということ自体が大変な事態であります。今はですね、御垂示いただいたように、組織ではなくて、やはり個人の高まりによってメシヤ様の御神業というのを推進できる、そういう時期を迎えているという事例ではないかと思います。MOAの信者さんからそういうメールをいただきまして、挨拶内容も送ってもらったのですけれども、そういう所からそういうことを感じた次第であります。

 

「医学革命」の進め具合について

楳木代表

そういう点に置いては、今日の拝読した『正神界と邪神界』のこの戦いがずっと続けられてきたけれども、これからはそれを結んでいかないといけない。そういう時期を迎えているのですけれども、その時に大切なことは一体何かといいますと、八尾集会所から報告してくれた「内容が非常に分からない」ということがよく分かったのですけれども・・・(笑)。この○○さんのご主人が脳内出血を起こし、一番大事な脳の中の「橋」という部分で出血が起きて、それがじゃあ、どうして脳内出血が改善していったか?ということを医者がどのように承知しているかという問題が一番大事なわけですね。これは薬で改善したわけではないし、ましてや手術は受けておりませんので手術でも改善していない。これは自分の肉体が出血したものを静脈が吸い込んで、それを腎臓で正常な血液と悪い血液に分けてですね、老廃物を作り出して外へ排泄して、そしていいものだけをもう一度動脈の中に入れ心臓から入れていくという、そういうことを懸命に肉体が行ったから脳内出血が良くなっていっているわけなのです。この時に働いた血管と、まぁ心臓中心に血管と腎臓の働きによってこういうふうに改善していったわけなので、この働きが更に増すように世話をしていかないといけないにも拘わらず、また投薬をしていくという現状があります。

このことをよく分かるためには、最近のとりわけサプリメントのコマーシャルに耳を傾けていただきたいのですけれども、サプリメントのコマーシャルにですね、これは人間の細胞と細胞の間の栄養素や老廃物をやり取りする、浸透圧に対して影響をこのように与えるようなサプリメントを作りあげています、というような説明をしております。ですから、ただ単にサプリメントは皆こういう効能があるのでそれを使ってくださいというコマーシャルから、われわれの肉体の中身まで少し伝えながら、浸透圧によってこのような効能を表すような、そういうサプリメントを作りました、というような説明をしています。そこで大事なことは、そういうことを言うということは、人間の肉体の中で浸透圧による栄養のやり取りが起きているという大事なことを研究者自身がみな分かっているということなのです。分かった上で経済活動をするので、サプリメントを作り出してこれを大量に売るということをやっているわけなので、そういう経済活動のために、今は、○○さんのご主人に対しては薬をふんだんに日本の場合は入れているということ。

このことを週刊誌の中で一番叩いているのは、いま「週刊現代」が頑張ってくれておりますので、最新の「週刊現代」はですね、製薬会社と医者の癒着みたいな構造をですね、医者に直接聞いて引っ張り出しております。そういう作業をしてくれているので、昔は“「週刊文春」の方が中身は上だなぁ”と思っていたのですけども、相変わらず「週刊文春」は芸能界の裏話しのネタばっかりを取り扱っているので、“最近は、「週刊現代」の方が世の中の問題についてメスを入れていっているなぁ”というところが感じられます。そうしたところの情報を見つめていくと、もう時期は正にこの御教えの所まで来ておりますので、私達の心掛け次第で大きく進んでいくのではないか、と思います。

 

「チョン」を拡げるためには

楳木代表

それで先月ですね、こういう「覚り」を開いていくということついて、自分は、この御教えに照らして考えましたということをメールで送ってくれた人の話しがあるので、それを取り上げておいておきたいと思います。それは昭和24年の9月25日に皆さん方も拝読したことがあるかと思うのですけども、「忄」偏の『悟り』と自覚の覚の『覚り』この違いについてメシヤ様が短い御論文として発表していただいておりますので、参考にしていただきたいと思います。

 

【『悟りと覚り』(昭和24年9月25日)より】

『単にサトリといっても二種ある。すなわち標題のごとき悟りと覚りである。ところでこの二つのサトリは意味が非常に違う、むしろ反対でさえある。悟の方は消極的で、覚の方は積極的ともいえよう。仏教においても等覚(とうがく)、正覚(しょうがく)、本覚(ほんがく)などといい覚の方をいうが、事実はそうでもない。仏教は悟の方が多いようである。というのはこの娑婆(しゃば)は厭離穢土(おんりえど)とか火宅とかいい、人間は生病老死の四苦からは逃れ得ないとしている。それも間違いではないが、そのような苦に満ちた娑婆を排除し革正して、極楽世界たらしめようとする積極性こそ宗教本来の役目であるにかかわらず、苦の娑婆はどうにもならない、諦めるより仕方がないという。洵に消極的退嬰的であるのは悟の方であるが実は、これが仏教の真髄とされて来た。何よりも印度の衰亡の原因はそこにあったのではないかと思う。また今日の日本仏教が危機の状態にある事もその現われであろう。しかしこの事実を吾々からみれば今まで夜の世界であったからで、いよいよ時期来って昼の世界に転換せんとする今、一日も早く目覚めて、覚すなわち自覚の境地にならなければ救われないのである。』

 

これから学びを深めていく中で、“自分はこういうことを自覚して、そして進ませていただこう”というような心境になっていただけると大変有り難いと思いますので、また自宅の方に帰られたらこの『悟りと覚り』の御論文を目にしてですね、そして取り組んでいただけければ有り難いと思います。

実は、先月ですね、様々な神格の神様から伝えられてくるのですけれども、『ミクラタナの神様』から教えられたことを一つだけお伝えしておきます。それは井上邸で行われたですね、メシヤ様と長谷川ナミというご夫人と井上先生ご夫婦で行った御神業、この御神業によって『これは伊弉諾、伊弉冉の尊様に関わる御神業だった。』というふうに仰っておりまして、しかも『このことによって人類が救われることになった。』と、『これで良かった』と御述べになっているのですけれども、『その御神業によって、将来、主神様の御神体が世に出る様にしたのだ。』ということを教えていただいので、身の引き締まるような思いに至りました。

それはどういうことかというと、現在、私達が目指している御神業というのは、この「○」が世界救世(きゅうせい)教関連団体であった場合には、メシヤ教が「チョン」になって、多くの人達の中の「組織」ではなくて「メシヤ様と直に繋がろうという人達」が集まって進んで行きます。そして、今度この集まった人達がまた「チョン」になって、その回りにですね、ここに正邪の名前が出ておりますように、キリスト教とか仏教とかイスラム教とか諸々の教団がまたその回りの「輪」になって集合してくる。そして確実にこの「世界救世(メシヤ)教」がですね、キリスト教に一体化してくるというふうに、メシヤ様が「世界救世(メシヤ)教」を開教した時に、『キリスト教的になっていく部分もある』というふうに仰っている、その御言葉と非常に繋がるのですけれども、「世界救世(メシヤ)教」が復興されて来た時にですね、キリスト教はキリスト教の求めた世界からメシヤ様に気付いていくという、そういう構図が出来上がってくるので、そういう構図が出来るためには、実は、私達が「いつも神様と共にいる」という生活がより顕著にみなに写るようになっていかなければそれは実現しない、ということです。どうか「メシヤ様といつも共にある」というような生活をしていただいて、今日4人の方が報告していただいたようにですね、支部長代理は、歯痛を捉えてですね、自分は忍耐をしつつ様々なものを見詰めていく、そういうことに取り組んでいくというお話をしてくれました。

それから松原出張所は、先月の『精神革命こそ喫緊時』というところに少しずつ取り組みながら、子供さんとご主人との会話の中から、少し改善を見ているところを取り組んでいただきました。それから豊中出張所の方は、お盆の慰霊祭について先月からの取り組みで更に新たな自らの課題というものを明確にしていただきましたが、どうかそういうことにそれぞれのお立場で取り組んでいただいて、「メシヤ様と共に御神業に臨ませていただく」というような、そういう生活を営んでいただきたいと思います。ただ急にですね、そういう境地になかなかいけないでしょうけれど、その行けない理由はですね、代表の「覚り」が啓けないとみなの「覚り」が啓けないわけですので、それがみなさん方が啓けない原因は私にありますので、そういう時は文句を言って来て下さい。「私、覚り啓けないのよ~代表の責任ですよ!」と・・・。

 

受講者

(笑)

 

楳木代表

というぐらいにですね、話をぶつけて来ていただきたいと思います。そうして支部長代理が言っていたように、来年の3月3日が一つのタイムミリットとしてあります。それから、平成29年というのは、言わば極まっていく数字でありますので、来年はまた大きな年になって30年を迎えるということになっていきますので、そうしたところを大事にしながら進めさせていただければ大変有り難いというふうに思います。

伝えないといけないことは数々あるのですけれども、今日は、午後に大勢残っていただけるようですので、その時に「今日の話の中ではどうしても分からなかった。」とか、「私は日頃こういうことを考えています。」とかいうことを話し合う機会にさせていただければ大変有り難いと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 

受講者一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)主神様とメシヤ様』38ページに記載されています。

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」は平成28年9月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.187 大阪支部 2016(平成28)年9月8日]