メシヤ講座no.187岡山(平成28年9月)

<今月の学び>

「『悪と守護霊』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』30ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

『悪と守護霊』を拝読しての支部長の想い

楳木代表

「覚り」を開かせていただこうという取り組みも、段々と回を重ねてくると皆さん方の心境も一層高まってくることと思います。また、今日も改めて支部長からまずお話をいただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 

支部長

本日は『悪と守護霊』という「文明の創造」の中の御論文ですけれども、岡山支部では支部の発会が遅かったので、皆さんには代表のメシヤ講座が聞けてない時に御教えの解説があったのですけれども・・・この内容を読んでいきますと、“悪の根本が霊にあるんだ”ということで、ずうっと宇宙の構成から始まって陰陽、火水、昼夜、そして霊体一致から霊主体従ということを通して、霊が人間の支配者であるんだということを詳しく解説していただきつつ、その悪の根本である問題ということについては、32ページのところに、「善悪は心の問題である」というふうにメシヤ様がはっきりお説きいただいていますけれども、善悪の問題である心の問題ということについて、人間にある三守護霊について更に詳しく説明をしていただいております。

そうして34ページのところにいきましてですね、その中で一番大切なところの一つになりますけれども、前から2行目のところにですね、「本霊が勝てば善を行ふが、副霊が勝てば悪を行ふ事になるから、・・・」という所がありますけれども、そうしたことから犬や猫などの動物をかわいがるということも悪いことではないんですけれど、度が過ぎるとてですね、実は魂が下降していって動物性に人間が近づいていくんだと・・・それと共に副霊の力が強くなるから、悪に負けるような人間になっていくんだと、そしてさらには臨時に憑依霊が憑くということもあるんだと、そしてその原因というのは、実は「其の人の霊の清濁による」ということが35ページの最初の行のところに謳っていただいております。

そうして、その曇りの多いほど悪霊が憑き易いのと、そして悪い事をするんだというのが次の行のところに書かれております。そして「善行を好むのは魂が清まってをり、悪霊を制圧する力が強いからで、茲に信仰の価値がある」ということで、メシヤ様は信仰が必要だということをここで説明して下さっております。それと共にですね、人間の魂というものは実は「発光体」だと・・・光もすれば曇りもするんだと、そしてその動物霊はこの光を最も恐れるんだということでですね、この世の中に、地上天国を作っていく、いい世の中を作っていくには清い魂の持ち主を増やしていくことなんだと、その為の信仰なんだという事をここでメシヤ様は我々にお説きいただいているんではないかなぁと・・・。そうして、その信仰を通して我々が神様からいただくもの・・・これが“光”なんだと。そしてその光をいただくということが、問題解決の鍵になるんだということを思うわけですね。

そして、そのことについては36ページの最初から3行目のところに再度ですね、「此根本解決こそ信仰以外にない」というふうに、ここでさらに信仰を徹底せよということをメシヤ様は仰っておられます。別の御教えで『自分の悪に勝て』という御論文がありますけれども、その中にもやはりですね、自分の腹の中にいる悪に勝たなくてはいけないと・・・そして善が勝てば実は幸福を生んでいくと、そしてその唯一の方法としてですね、「神を拝み、そして信仰を徹底させることなんだ」ということをその御論文の中でもおっしゃっておられますけれども、“信仰とは何か”ということを自分自身が御教えを基に整理してですね、よく気配りをするとか、心配りをする、よく気の付くことだということも言われておりますけれども、メシヤ様御自身、「信仰とは魂を磨き心を清めること」なんだということを仰っておられます。

そしてその方法は実は三つあるんだということで、一つには“苦しむこと”だと・・・バラモン式修行をして苦しむという事もありますけれども、ご浄化をいただいて苦しむという、そういう事を通して実は魂は磨けるんだと。そして善徳を積むことが大切だと。そして三つ目には、「最も簡単で捷径なのは」というお言葉でですね、高い芸術に触れるということを仰っておられます。

ですから、名人と言われる方が作った作品や書画等、美術品等を見るのもいいですけれども、神人であられるメシヤ様のお書きになったですね、御論文であったり、或いは御書であったりですね、そうしたものを家庭の中に一つでも多く掲げさせていただいたり、御教えを拝読させていただいたりすることが実は、魂を磨き心を清める力になっていくんだと・・・そしてまた、今まではそういうことが出来なかったんだと。それは夜の時代なのでそういうことが出来なかったんだけれども、昼の時代になったので最高神がここに顕現されたんだということが、36ページの最後の行のところにですね、書いていただいております。

しかし、そういう中にあってもですね、やはりまだまだ邪心の邪魔と言いますか、暗躍というものがあるので、我々信者一人一人がやはり御教えの学びと研鑽を通して、自分を冷静に正しい目で見れるように務めるというのが一つ大事であるのと、どこまでも神隠しということがありますので、我々はそういった意味でもメシヤ様と呼ぶことが出来る人をですね、一人でも多く作っていくということが大事かなぁと思っています。

それからですね、38ページのところにいきますけれども、ここでメシヤ様は「茲に主神は愈々一厘の力を顕現され・・・」ということで一厘の力ということを仰っておられます。そして、3行目の下の所へいきますと「九分九厘と一厘の闘ひ」ということを言われておられますけれども、一厘というのは、メシヤ様御自身が「一厘の仕事をするのがメシヤとしての私だ」ということを、又別の御教えで仰っておられますので、何処までも我々はメシヤ様に対して真向かっていくという事が非常に大切なことであるように思います。

それから昭和29年の5月には、「新しくメシヤとして生まれた私に如意宝珠の力が授けられた。」というふうに言われてですね、メシヤ様御自身が、吃驚しておられます。それで、この“メシヤ”と“如意宝珠の力”というのは当然違いますね。一厘の力というのは、一厘の種の力になってきますから、如意宝珠、○にですね、チョンが入るという、そのチョンが実はミクラタナの神様であるわけですね。

ですから、そういったところを我々がしっかり意識してですね、力をいただく所と実際にそれを使って進めていかれる立場というものをですね、はっきりと自分達が分かった上で物事を進めていかなくてはいけないと。

だからそういう時を迎えたということで、いよいよ「今や其の一歩手前に迄来た」ということで仰っておられますけれども、“一歩手前に迄来た”ということは霊界ではそのようになっているというふうに受け止めさせていただいてですね、現界ではやはり、我々がその足を一歩前に出すといいますかね、そういうことが必要なのかなぁというふうに思っております。

それで最後のところに、「此真相を把握されたとしたら、何人と雖も飜然と目覚めない訳にはゆかないであらう。」というふうに書かれておられますけれども、これはやはりその・・・この御教えを通しての我々の目覚め、魂の目覚めというものをやはりメシヤ様はお望みになっているといいますか、目覚めてほしいという願いを持って最後のところに、このようにお言葉をいただいていると思いますので・・・ですから、私達がこの御論文を読んで、心とか想念というものがそこに行かなければ、やはりこの御教えというものは、何度も何度もいただいてですね、自分達の魂を目覚めさせていくということが、一つ大きな信者に課せられている、ひとつの課題といったらいいのかなぁと、そういうふうになっていくのではないかなと思います。

簡単ですが、そういうところで学びとさせていただきます。

 

楳木代表

はい、ありがとうございます。先月奥さんには聞いてはなかったけれど、支部長代理として何か・・・。

 

支部長代理

今、主人がみな解説してくれたので、私は補佐役として言うとすれば、やっぱりこういう人を一人でも増やしていくというか、作っていくというか・・・その使命を持った上で支部としてのお役をメシヤ様から頂戴したということと共に、毎月のように御守護いただいておられる方が沢山おられることが岡山支部としては嬉しいことであります。

 

倉敷出張所の所長と信者の感想

楳木代表

はい、ありがとうございました。それでは倉敷出張所責任者の○○さん・・・。

 

出張所責任者

7月の代表のメシヤ講座を何度も読み直して、共振することの意味、大切さ。それをズーッと、毎週水曜日に集まるんですけれども、叫びまくりました。皆さんがっくりしておられますけれども・・・。

 

楳木代表

何でがっくりしているのですか・・・。

 

出張所責任者

それは中々皆さん、癖が取れないでしょ。それから言われていることがピンと来ない。でもやっと・・・、代表先生がそういう境地に行かれているのに、「私達がいつまでも何十年も信仰してきて、同じところでウロウロしている時じゃないでしょう。」と・・・。

憶えるくらいに読ましていただきましたけれども・・・その御守護の大きさと、それに伴う浄化の大きさも平行して破壊と建設が進んでいく・・・それは確かにもう顕著に出ているんですけれども、今の時に寄せていただいている私達の幸せ、これは一体何なのかという話をね、ズーッとやってきたんですよ。だから皆さんに聞いて下さい。

それから、4月に今の出張所へ引っ越してきて、それから1ヶ月1ヶ月起きてくることをノートに書き留めて支部長に報告しながら進めているんですけれども、どんどん変わっていく・・・このすばらしさをどのように表現してね、行かしていけばいいのかなぁ、という・・・。だから間違いは直ちに正されますよね、今も読んで下さったように霊籍の向上、覚りの旅に入ったんじゃないかなぁ、と。勿論、御教えに照らしながら自分自身を第二の自分が常に見ていく、百八つ煩悩があると言われているでしょ。その中の4つや5つは言えますけど、後は分らないくらい持っているわけでしょ。それが、赫々と照らされて隠し通せない。綺麗事じゃないなぁ、と思うんです。その中から苦しさの余り、メシヤ様に求め、御教えに求め、一生懸命求めた中に得られる覚りというか、ふっとくる、こういうことなんだなぁ、気が付かなかった、これは今まで気付かなかった、これを気付く旅だ、と思うんですね。気付くことで一つ前に進んでいける。これをどうしても逃げるでしょ、人間弱いから。誰かのせいにしたり・・・決して逃げられない時を迎えたなぁ、というのを思います。みんなに聞いてみて下さい。

 

楳木代表

誰に聞いたらいいですか・・・。

 

出張所責任者

○○さんや、△△さんへ・・・。

 

受講者A

メシヤ講座もいただいたらすぐ読ませていただいて、本当に厳しくなっているなぁ、というか、私なんかも早くから5、6才で入信はしていたけれども、ただ入っていただけで、本当にどちらかというと、やっておけばお蔭がいただけるというのでやっていただけのことで・・・。

メシヤ様になって体的にも何年も解決しなかったことを解決させていただいて感謝していますし、代表が最近ずっと言われているように、その事を人に伝えなさいということを、これからは本当にさせていただかなくてはいけない、と・・・。どこを見ても上手く行っている家が少ないですよね。それは良いことだと言ってくれる人ばかりはいないと思いますけれども、「声を掛けてみる。」というのをメシヤ様は望まれているから、それをやっていって行ける自分に向上を許されたい、と。それで最近特に言われるのは、小乗の善は大乗の悪であるというのがね、自分も何かと理由をつけて先に先にそういうことを伸ばしていくという、そういうことも辞めて行かないといけないと強く思っています。

 

楳木代表

なるほど、分りました。他には・・・。

 

受講者B

素直にさせていただかないと駄目だなぁ、と思いました。させていただいてみて、「これが御教えに書いてある。これだなぁ。」というふうに、この頃初めて分るようになりました。ありがとうございました。

 

最近の台風の動きに見る御神意

楳木代表

なるほど、ありがとうございました。まあ、胸の中にいっぱい持っている方、いっぱいいらっしゃると思うのですけれど、中々口に出して言うのは難しいことかと思いますので・・・。それでこの覚りということになると、中々自分の心の中では難しいことがあると思うのです。一方ではですね、こういう御教えを拝読しながら世の中の見方が少し変わってきているか、自分の目がですね、外を見た時に少し写ってくる内容が少し変わってきたかなぁ、というような見方をしておいて下さい。

というのはですね、今日の御教えの冒頭ではですね、太陽と月と地球の関係についてこのように説いて下さっております。

で、今年は皆さん方ご承知の通り、台風の動きが非常におかしいですよね。この前はブーメラン台風というようなふうに言われて・・・。そして、それが東北の方へ初めて上陸するという、太平洋側から上陸するのは初めてだ、というようなことが起きました。それから、アメリカの方で発表した論文から行くと、この40年間で台風の瞬間風速、ピークの風速がですね、15%アップしているということです。それは、太平洋側を中心にですね、海水温度が上昇している為に起きているという、そういう論文がネイチャーの方に発表されました。

それからですね、6月から太陽の黒点が全て消えてしまっています。その為にですね、地球に及ぼす熱量というのが変化しているために、今年は取り分け太平洋高気圧の張り出しが弱くなっております。通常、太平洋の高気圧が張り出している為に、九州の大体西側から台風が北上していって日本海に抜けたりですね、日本列島を通ったりするのですけれども、今年はほとんど太平洋側をずうっと北上しております。

で、どうしてこのようなことが起きるのだろうかというのを見ていくと、どうも神様の方ではですね、北海道、東北方面から今浄めておかなければいけないことがお在りになるようで、それで台風をあちら側に上げるために、太陽からの熱を少し変化させて太平洋高気圧の範囲を少し狭められているようであります。「ここに主神様の御意図が太陽を通して地球に反映されているのだ。」というような、そういう見方をですね、少ししてみると・・・。

そうすると浄めるということは一体どういうことかということになってきますので、今日本列島の中で北海道の位置付けはどういうふうに言われていますかね。

 

受講者

全体的にですか?

 

楳木代表

日本全体で考えた時、北海道の位置付けは何?

 

受講者

農作物の生産地・・・。

 

楳木代表

その通り。謂わば日本の食物倉庫と言われています、北海道は・・・。しかし、日本の食物倉庫と言われているところで、どのような生産をなされているかというと、広大な土地にですね、病気とか生じないために、雑草とか生えないために、農業生産の仕方がですね、皆さんご承知のような農法で取り組まれているわけです。それをいくら日本人に提供したところで、日本人の肉体がですね、浄らかな状態で保つことが出来る訳がないので、実はそうしたことを今日本人全体で考え直さないといけない時期を迎えているので、これが御神意だというふうに受け止めて・・・。そこまで、この台風の動きをですね、見て捉えることが出来ると我々は少し覚りの世界に入り始めたかなぁ、というように感じることができます。

 

『悟りと覚り』について

楳木代表

それはですね、今覚りを開こうとして私達は一生懸命、御教えを拝読しつつ自分を見つめておりますけれども、この見つめる時にですね、メシヤ様は・・・。

これはある信者さんから送っていただいた「自分は今回覚りについて、こういうことを考えました。」というふうにして送ってもらった中に、自分が照らした御教えというのを引用してくれました。皆さんも承知だと思うのですけれども・・・。昭和24年9月25日の『悟りと覚り』という御論文です。メシヤ様は我々に分りやすく御解説して下さっております。その御教えは短いので読み上げます。

 

【『悟りと覚り』(昭和24925日)より】

『単にサトリといっても二種ある。即ち標題の如き悟りと覚りである。処で此二つのサトリは意味が非常に違ふ、寧ろ反対でさえある。

悟の方は消極的で、覚の方は積極的ともいえよう。仏教に於ても等覚、正覚、本覚などといひ覚の方をいふが、事実はそうでもない。仏教は悟の方が多いようである。というのは此娑婆は厭離穢土とか火宅とかいひ、人間は生病老死の四苦からは逃れ得ないとしてゐる。それも間違いではないがそのような苦に満ちた娑婆を排除し革正して、極楽世界たらしめようとする積極性こそ宗教本来の役目であるに拘はらず、苦の娑婆はどうにもならない、諦めるより仕方がないといふ。洵に消極的退嬰的であるのは悟の方であるが実は、之が仏教の真髄とされて来た。

何よりも印度の衰亡の原因はそこにあったのではないかと思ふ。又今日の日本仏教が危機の状態にある事もその現はれであらう。然し此事実を吾々からみれば今迄夜の世界であったからで、愈よ時期来って昼の世界に転換せんとする今、一日も早く目覚めて、覚即ち自覚の境地にならなければ救はれないのである。』

                      

楳木代表

「という御教えに照らし合わせて私は考えました。」というメールを送ってくれた人もいるのです。ですから私達が今、覚りの世界という非常に難しい表現で出発したので、結構ですね、頭が混乱したり、そういうふうに思われるかも知れませんけれど、“御教えを基に自分自身の生き方とか、物の見方を自覚していくのだ”というような捉え方でですね、進んでいただければありがたいと思います。

 

月次祭について・・・霊性が高まることを願って

楳木代表

それからミクラタナの神様からですね、この月次祭の執り行い方について、一つ、信者さん方と私、代表とですね、共にやっていただきたいのは、この月次祭は御力をいただく祭典でありますし、御神業上出発のような祭典です。しかしながら、出発のような月次祭ではあるのですけれども、中間点、覚りの世界では中間点として捉えていくという、自分の思考形態を持っておいてもらいたいということです。

それはどういうことかというと、今ですね、支部長、支部長代理、倉敷出張所責任者とその所属の皆さん方から報告していただいた事を受けて、“自分もこうだなぁ”と思って、来月の月次祭まで日々を送りますと、“あの時に自分が感じたことと、1ヶ月間動いてみると少し考え方が変わったなぁ”とか、或いは“なるほど、あの時考えた事は間違いなかったなぁ”とか、というようなことを整理してですね、先程○○さんが、ノートに書いて支部長に報告したということを仰ってくれましたけれども、そういうものを自分の中にですね、書き留めて頂きながら進んでいくと1ヶ月間の動きとか、自分の中で得心したことが実は浅かったこととか、いや間違いなかったこととか、というものが少しずつ明確になってくるのではないか、と思います。

で、神様の方は、実は人間の霊性が高まることを願って、そして我々に手を差し伸べて下さっている訳なので、その神様の御付託に応えるように、お互いに高まっていただきたいと思います。それで高まっていく時にですね、もう一つ言われていることは、浄化をいただくことによって自分の霊体が浄まってですね、そしてより覚りが開けるようになるということと、その浄化に依存するような人間になってもらっては困るということがもう一つあります。

それはどういうことかというと、自分の体を汚さないという、そういう生活を一層目指してもらいたいということです。それが今回の台風が北海道へ行くということと非常に関係しております。食べ物、まず食べ物を徹底的にですね、自分の体はこれを食べた場合に汚れないか、ということを絶えず念頭に置いてですね、食べ物を自分の口に運んでいくという事を精一杯心掛けていただきたいわけですね。

それで、心掛けていく中で一番大事なのは主食ですので、主食を自然栽培のお米にして、それを中心に食すということを大原則にしておいていただきたい、と・・・。

幸いなことにこの岡山県というところは自然農法のお米がですね、ふんだんに収穫できるところでもありますので、この主食だけは自然農法のお米で年間通していくという、そうしたことを一番中心に置いてですね、そして皆さんと協力しながら情報をですね、共有しながら、“安全な物は今どこにあるか”という物を探しながら自分の体を汚さないという、そういう生活を心掛けていただきたいというふうに思います。

そして、メシヤ教の場合はですね、「直会では、農薬や化学肥料を使用した物は出さないで欲しい。」ということと、「添加物の入った物は出さないでもらいたい。」ということで通して来ておりますので、この月次祭の霊界というのは非常に高いところに行っております。しかし、この霊界が我が家に帰った時もですね、「その霊界を維持する事を心掛けていただきたい。」ということが、願いとしてはあります。そうしなければ、私達が覚りを開くということを、いつも頭の中を捏ね繰り回してもですね、そういうものは出来ないので、支部長の方から解説したように血が汚れない、血液が汚れない、自分の霊体が曇りを生じない、そういうようなところをお互いに目指していただきたいなぁ、というふうに、そういう事を願っております。

 

MOAに於ける問題点の一つ

楳木代表

それとですね、ここでは○○○○教団に所属していた方々が大変多いですので、○○○○教団にとって今画期的な話を一つしておきます。それは、メールを送っていただいて知ったことです。

 

メール内容

「1日、東方之光教団本山ご面会の映像中継に参りました。御参拝後、MOA理事長の挨拶内で、橋本聖子参議が挨拶しました。すごくゲッソリされていた・・・その理由を申されたのですが。

リオ五輪で日本選手団を率いて選手村の宿舎(600名所帯)滞在中、選手のバックアップに寝る間も惜しんで奔走したそうです。例えば水泳は現地の夜中にレースがあり、他競技は日中にあり、睡眠時間も限られる中、橋本氏は日本選手一人一人に『浄化療法(浄霊)』を取り次いでおられたそうです。自己浄霊する時間が無かったからゲッソリしてしまいましたが、と自虐ぎみに話していました。

観音講座に、『オリンピック等の様な国際的のものが非常に盛んになり、我観音会でもいろいろなチームが出るが、観音力により最強チームとなり、世界記録等も観音会が一番沢山持つ様になる。』とあります。

世界救世教内では少子高齢化と運動不足が顕著で“夢物語”と思っていましたが、橋本氏は選手団の食事環境をオーガニックに整えながら、選手一人一人を浄霊し続け、メダルラッシュを陰で導かれた模様です。

これには正直・・・驚かされました。

また氏は、浄霊のみならず、日本選手諸氏に、世界各国に無い日本唯一の最強トレーニング法があるとして、善徳と利他を積む想念面の磨きの恩恵を説き回られてもいたそうです、それは選手個々のインタビューにも表われていました。

MOAは社会性を前に、メシヤ様でも明主様でもない、岡田先生と呼ぶよう指導し、真理もボカし、宣教による人心教育も専従組織として放棄している様な実状下、橋本氏は教団行事に来られると、いつもどんな場でも『明主様』と力強く発せられます。

そんな氏が参議院会長になり推薦議員を引き連れる以上、他の議員も橋本氏に倣い『明主様』と発せられます。

教団の御神格観から、さすがに『メシヤ様』と教育されていないだろう為、仕方ないと思えますが、そんな中で体面を気にして岡田先生とせず、明主様とお称えされる信仰心は、公人として凄いなと素直に感じます。

その背景には、同郷ゆえよく聴いていますが、先天性の腎臓疾患で寝たきりに近い持病をスケートで乗り越えられた幼少期があったそうで、腎臓医術の御教えと浄霊体験で真を覚れたそうです。

薬毒回避の浄化観、オーガニックの生命力高い食事、善徳と利他の想念強化、が健全な人間を育み、強くして記録も伸ばす、そう信じてオリンピックの日本選手団を率いる場でその御教えの実践と具現をされている橋本氏。

その言葉は、ゲッソリして声が弱々しく震えていながら、参列者の信者の心を感嘆と感動で揺さぶられました。

信者は口々に「いやぁ凄いね…(これに対し最近の専従者は・・・)」と。

この話を受けて、MOA理事長は、「実は卓球でメダルをとった伊藤美誠ちゃんもMOA自然農法の食事で体調を整え活躍されたんだよ」と続けましたが、これには信者内から違和感の反応が・・・。

橋本氏は自らの強固な信仰心に根ざした実践談を述べられている清々しさに対し、理事長の話は直接関与しない中での組織の優越性を自画自賛で宣伝された臭い印象が信者内に嫌悪感で拡がった、橋本氏の話の反応と、理事長の話の反応と、信者の声色が明らかに違ったのですね。

中継の会場内も、映像と音声で感じる箱根本山も、同様と感じました。専従指導者よりも一信者の橋本氏の方が、参拝者の心を感化させる力が強い。

明主様を直に強く求められる橋本聖子氏の信仰心と誠がもたらした、日本選手団のメダルラッシュだったそうです。

そして、これを受けて一層その選手強化とオーガニックの食環境整備で世界の選手を受け入れる東京五輪準備へ着手され始めているそうです。

MOAの霊界内で久々に出た好事例と認め、報告します。」

 

ここで理事長が話さなければいけないことは一体何か、というとですね。橋本参議はですね、前面に明主様、(メシヤ様ではないけれども)明主様を前面に出して取り組んでいっているのにですね、自分達は宗教臭くないように「岡田先生と呼びなさい。」と言っている。橋本参議は、やはり明主様の力なので明主様という言葉をはっきり前面に出して今回対応したのだ、と。まぁ、この違いをどう受け止めるかということを理事長としてはまず自分を見つめないといけないのだけれども、そこには一切触れない。

それから選手の中ではですね、レスリングの伊調選手が4連覇を達成しました。これはもの凄く皆さん評価をして、吉田選手と比較してですね、喝采を浴びたのですけれども、しかし伊調選手がインタビューの中で答えた内容というのは、実に問題になる内容をしている、と・・・。それはどういうことかというとですね、自分は痛みに弱いので、試合の前に鎮痛剤を処方してもらって、そして、やった、ということです。痛みに弱いから鎮痛剤を事前に入れて試合に臨んだということで、これに理事長が着目しないでですね、橋本参議の話を受けた、そういう話をしている程度だから実はMOAが問題な訳です。

鎮痛剤を入れてしまったということは、これはもうドーピングに値するわけだし、薬毒論からすればとんでもない事をしている・・・それを見逃したということ自体がですね、折角、橋本参議が明主様の御教えを前面に出して、しかもその力を以って選手のお世話に当たったにも拘らず、そういう事を見逃していってしまうと・・・。

次の東京オリンピックの最大の課題は何かというと、ドーピング問題だということになっております。その、最大の問題に対して楔を打ち込んでいけるかどうかが、明主様の御教えを持った教団の役割なわけなのですが、そういうことに一目も目を向けてないという、この体たらくに対して信者さん方は心の底で比較してしまったということであります。ですから理事長の挨拶がしらけてしまったという要因がそこにあります。しかもですね、一番の問題点は・・・(ここからは非常に大切な内容なので非公開とします)

 

家賃が下がる御守護をいただく

受講者

実は、3月に「お詫びの御神業をさせていただきます。」と報告させていただいて、その月末で退職したので、4月から支部へ、時間が許す時には奉仕に上がらせていただくようになりました。その時に、お詫びの御神業をさせていただくには自分の『夜の癖』を取っていかなくてはいけないと思い、取るためにはそれに気付かないといけない自分にならせていただこうという思いで奉仕に入らせていただきました。

そうしたところ、6月に入って奉仕中に浄化をいただいたのですが、その時浄霊をいただいたんですけど、僅か10分か15分くらいの浄霊で激痛が取れまして、その浄霊力の違いさに吃驚しました。“自分もそういう浄霊力のある人になりたい”、“そういう浄霊力を授けていただきたい”と強く思いましたし、浄霊力を授けていただくにはどうしたらいいのかなぁ、と考えた時に、支部での御教え勉強会とか、浄霊の勉強会とかに参加させてもらう中でその事が分かって・・・。

御教えを拝読していくこと、そして、浄霊ということを強く思いましたし、色々な受け答えに対しても、全てそこに御教えが入っていく受け答えを支部長がされているんで、本当にそういうふうに、自分の考えじゃなくて御教えでちゃんと受け答えが出来るような自分になりたいと決心して、自分の副霊に勝って御教えを拝読するように努めました。

そして、7月の月次祭の時、代表の話の中で、「メシヤ様をお伝えすれば広がっていく。」ということを聞いた時に気が楽になったんです。それで以前、浄霊力拝受していた人に浄霊の事や祖霊の事なんか伝えていっていました。

そうして奉仕を続ける中、あれもすればいいな、これもすれば・・・、というように少しずつ気が付くようになって来ましたし、自分の癖にも気が付かせていただくようになりました。その中で、現在失業中で失業保険だけで生活しているんですけれど、8月の終わりに大家さんから家賃の事で連絡がありまして、今までの家賃が12,000円下がるという、私に取っては凄い御守護をいただきました。

 

支部長代理

最初の頃に比べると、凄くよく動いて、自分の気が付いたところをさっさとしておられるので、助かっています。

 

楳木代表

今、報告いただいたようにですね、メシヤ様のことを気軽にお伝えする時期を迎えておりますので、それと同時にですね、今月も他教団の方々にお会いしますけれども、私達が思っている以上にですね、“現在の各教団では、メシヤ様の御神業を進めることが出来ない”と自覚している方々がかなりいらっしゃいます。その、かなりいらっしゃる方々が“どうやって繋がったらいいか”というのが分らないので、要は私達がより一層高まれば、その人達と繋がってきますので・・・。

より一層ですね、浄化も含めて自分達の体が浄まって魂が浄まるような生活を営ましていただきながら、そういうメシヤ様と直に繋がりたいと考えている魂と出会うことが出来るように、お互いに取り組ませていただきたいと思いますので、そのことを最後にお願いさせていただいてメシヤ講座を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「仏滅と五六七の世」 文明の創造』(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)主神様とメシヤ様』38ページに記載されています。

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」は平成28年10月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.187 岡山支部 2016(平成28)年9月7日]