メシヤ講座no.187浜松(平成28年9月)

<今月の御教え>

「『悪と守護霊』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』30 ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 浜松支部】

 

楳木代表

では本日は『主神様とメシヤ様』の30ページを拝読していただきますので、よろしくお願いいたします。

(御教え拝読)

楳木代表

はい。ありがとうございました。

覚りを啓かせていただきたいという、そういう取り組みをいまさせていただいておりますけれども、先月は○○さんから報告してもらったから今月は○○さんから報告してもらいます。

 

受講者

まず『最高神が顕現され給う』っていうところが、いちばん私は素晴らしいところでありまして、そうして・・・常に日々生活をさせていただいています上に・・・必ず動物霊とかそういうのが私達にも無いというわけではないので、その分、“清い魂の持ち主にならなくてはいけない”って常々思わせていただいております。その為には、浄霊をいただき浄まらせていただきたく思います。

それはやっぱりこの御論文でいきますと・・・心の問題だっていうことですが・・・常にそういう清い魂の持ち主になりたいと思います。それから

『魂なるものは一種の発光体であって、動物霊は此光を最も怖れる』

ということは、ご浄霊の力をいただいて・・・、病気とか、そういうことだけではなく、人間としてそういう副守護霊がのさばらないように、日々感謝しつつ生活をさせていただきたいと思いました。中々言葉で感謝といっても、その時はそう思ったりするのですが、人様に対してそういうことがないという時はあまり時間的に余裕がなかったり、言葉としてずっとここにこらえていたりすると、本当はすごい“優しくして接しなきゃいけない”と思うのですが、言葉を短くするが故に、人を傷つけているっていうことが毎日あるので・・・。そこのところが、またそこがグタッとなったり“これではいけない”ってなったりというような生活をさせていただいています。副守護霊が萎縮するような生活をさせていただきたいと今回は思いました。

 

楳木代表

はい、ありがとうございました。

 

受講者

困っちゃった。(笑)

 

楳木代表

困っちゃった、と覚った。

 

受講者

はい。霊体両者の関係が真の科学っていうことで・・・自分が弱いと動物霊とか憑いちゃうので、いつも先生の祝詞の時に『夜叉龍神も解脱為し』とか、それから『メシヤの御手に帰一され』というところを“自分の願い”というか“そういう心を持って“日々祝詞を奏上させていただかなきゃいけないなあ”って覚りました。

 

魂がより発光体になることを目指して

楳木代表

はい、ありがとうございました。その他、何かあったら言っていただきたいと思いますけれど・・・。特にないですか?

先月回る中で、メシヤ講座のこの「覚り」という言葉があまりにもみんなにとっては難しく響いてくるのでね・・・、その説明の仕方がちょっと不足していました。

この月次祭は、○○さんがいま副守護霊の話をしたけれども、魂が発光体で居続ける為に月次祭で神様から御力をいただいて、そして魂を太くしていただく為に、『惟神霊幸倍坐せ(かむながらたまちはえませ)』というふうに御祈りしているわけです。だからそういう願いで月次祭にいつも来るということが大切なので、今日、○○さんはそういうことを決意して覚ったと発表したので、これから10月に向けてそういう生活をしてみた時に、10月の月次祭のときに“一体どうだったのか”ということを振り返りながら参拝をするというようなことで、積み上げさせていただきたいと思います。

月次祭は出発の祭典であると同時に、9月から10月、10月から11月ということを考えていくと、これはまた中間的なそういう御祭りでもあるので、継続性を持ってズッと考えていくようにした方がいいというのが『ミクラタナの神様』の御垂示でありますし。私の説明不足を神様から先月は叱責を受けましたのでお詫びしつつ、そのように「継続して取り組む。」という事に取り組んでいただきたいと思います。

それからですね、先月、全国で「覚り」ということについて、あまりにも大きい課題なのでどうしていったらいいか分からない為に、色々御教えに求めた人がいます。その御教えに求めてみたところ、昭和24年9月25日に発表されたですね、『悟りと覚り』という御論文があります。この「さとり」は「忄」の「悟り」とそれから自覚の覚という、覚えるという字の「覚り」ですね。これは短い御論文ですので皆様方にも参考にしていただきたく、ここで拝読をさせていただきたいと思います。

 

【『悟りと覚り(「地上天国」8号、昭和二十四年九月二十五日)』より】

『単にサトリといっても二種ある。即ち標題の如き悟りと覚りである。処で此二つのサトリは意味が非常に違ふ、寧ろ反対でさえある。

悟の方は消極的で、覚の方は積極的ともいえよう。仏教に於ても等覚(とうがく)、正覚(しょうがく)、本覚(ほんがく)などといひ覚の方をいふが、事実はそうでもない。仏教は悟の方が多いようである。というのは此娑婆(しゃば)は厭離穢土(おんりえど)とか火宅とかいひ、人間は生病老死の四苦からは逃れ得ないとしてゐる。それも間違いではないがそのような苦に満ちた娑婆を排除し革正して、極楽世界たらしめようとする積極性こそ宗教本来の役目であるに拘はらず、苦の娑婆はどうにもならない、諦めるより仕方がないといふ。洵に消極的退嬰的であるのは悟の方であるが実は、之が仏教の真髄とされて来た。

何よりも印度(インド)の衰亡の原因はそこにあったのではないかと思ふ。又今日の日本仏教が危機の状態にある事もその現はれであらう。然し此事実を吾々からみれば今迄夜の世界であったからで、愈よ時期来って昼の世界に転換せんとする今、一日も早く目覚めて、覚即ち自覚の境地にならなければ救はれないのである。』

 

楳木代表

という御論文に沿って「自分は考えてみました。」というメールを送ってくれた人もいますので、そうしたことを参考にしながらですね、私達も学びを一層深めさせていただきたいという風に思います。最初にそうしたことをお願いさせていただきたいと思います。

それから、私達の境地が高まっていくと、実は世の中の見方とか、そういうものが段々と変わっていくものでもあります。

 

覚りと社会情勢の見方

じゃあ、どういうふうに変わっていくかというと、地上天国祭の時に『ミクラタナの神様』の御垂示について説明させていただいた時を思い出していただきたいのですが、私が5月からかなりの御垂示の量が来るので“果たして本当に正しい神様からの御垂示か、それとも邪神界から混乱させようとして伝えて来るのか”という事をまずは見抜かないといけないので、御教えに照らして一つひとつ検証しました。“これは間違いない”と思って、それから改めて真摯に受け止め始めたのですが、6月に入ると論理的に積み上げてきた私の頭の中が一旦空白状態になって、それからまた「一から考え直さないといけなくなった。」というように皆様にお伝えしましたところ、三重支部の支部長代理が「太陽の黒点も全く消えていますね。」というような事を言ってくれたので、主神様の御意図が太陽に反映して、その代表が黒点という事でありますので、“そういう現象と関係があるかなぁ”と思っていたのですが・・・。

今年の気象状況を見ると、さっきも○○さんが「雨ばっかりで蒸し暑い日ばっかりが続いている」と言っていましたが、関東の方は外で洗濯物を干す日が全く無いというぐらい雨が降り続いております。

ご承知のように、今年は・・・、今、大きい台風がまた向かっては来ていますが、今年の前半の台風は太平洋側を北上して行きました。北海道に三つぐらい上陸して、それで東北に、太平洋側からこの時期に上陸するのは初めてだということです。

これは太平洋高気圧がその時期、張り出してなかった為に太平洋側を台風がどんどん北上して行きました。そして、北海道には大変な被害が及んだ訳ですが、“何故、北海道にこの時期、これ程の被害が及ばないといけないのだろうか”と考えていると、北海道はいま日本では何と言われているかというと、「食料倉庫」などと言われております。ジャガイモは8割が北海道で作られているし、玉ネギもかなりの数が作られているというぐらい、日本の食料を支えている部分があります。

しかし、その生産方法はどうかというと、戦後の食糧難を改善する為に農薬と化学肥料によって量産をした、その農法を、戦後もう70年も経とうかというのに、まだ同じ農法で生産しているという、日本人は体たらくな食料生産をしております。でも、この食料生産の為に、いま日本人は2人に1人が癌になっております。このまま進んでいくと、3人に2人が癌になっていって、5人に4人が癌になって、もう1割ぐらいしか健康な人が残らないような状態にズッとなっていくということは想像に難からないというところがあると思います。

それ故に、主神様は、日本人の健康を守るために『そろそろ食料事情を考え直せ。』ということで、いま北海道にこのような被害をもたらすような台風の行き方をされたのではないか、と私は思って、月次祭の時にはそういう話をしておりましたら、川崎出張所にさいたま市から来ている人がいまして、参考になる報告をして下さいました。(その内容をメールで送って下さいましたので添付します。)

 

メール内容「北海道店主のコメントについて」

「9月のメシヤ講座にて、北海道に上陸した台風によって作物に大きな被害を受けたということから、代表先生より『これ以上農薬、化学肥料を使った野菜を食べて行くと、日本人が絶滅してしまうから神様がされたことである。食について見直す時が来ている』とのお話がありました。

北海道のトウモロコシを取り寄せしているのですが、北見にある店主のコメントです。『化学肥料は強制的に生育させるので根が浅い。秀さんのトウモロコシは倒れることなく成長しております、この50年の化学技術の大いなる進歩は便利、快適、効率的、機械的等有利さを生み出しましたが、その業が一気に吹き出し、天の嘆き、地の怒りとなり自然現象として現れているのでしょう。食料品の価値が大きく変わろうとしている時期が来ていると思います。』との店主のコメントが心に残りました。

日頃食については気をつけていますが、このように深く感じ取れなかったと思います。このコメントで改めて気づかされた気がしました。

信仰させて頂いている価値のある生活をさせて頂けるように努力していきたいと思います。」

 

楳木代表

これほど、主神様は日本人の行く末を案じてくださっているということに対して、台風の被害に遭われた人達には大変お気の毒だけれども、“食生活という事について十分考え直さないといけないことでないか”と思います。

また、私は舛添さんを随分、擁護しながら皆さん方に話してきました。都議会がくだらん事で舛添さんを突き上げていっているし、ましてや都知事になる前の話が大半なことで、石原さんと比べたら、石原さんは週に二回か三回しか登庁してないのに全然叩くことができなかった。しかし、舛添さんはあれだけ仕事に賢明に取り組んでいるのに叩きっぱなしになっているので、これは都議会議員も地に落ちてしまったなぁ、といふうに考えていました。その前の猪瀬さんもお金のことですぐ辞めないといけないようになって、こうして都知事が何でこれだけ“このような形で辞めないといけないのか”ということをズッと疑問に思っておりました。

しかし、小池知事になって、いまいちばんテレビで取り上げられているのは豊洲新市場の問題です。

あれを調べれば調べるほど、土壌汚染と・・・、今朝は地下にたまった水を検査してみたところ強アルカリ性になっているということでありますので、恐らく土壌の中に含まれている様々なものの中の強アルカリ性のものが出てきているのではないか、というふうにいま推測して調べているようです。

あの上で魚や青果などを売り買いするわけですから、それが魚とかに・・・ベンゼンとか非常に揮発性の強いものが表面にさーっと出た時に、“それが魚とかに付着してみんなの口に入るようになったらどうなるか”ということを考えていくと、石原、猪瀬、舛添というラインでそのまま知事が続いていると、豊洲新市場にもう移転がすぐ行われるということになっておりましたので、それを食い止めるために、実は悪と思えるようなくだらない連中だなぁと思えるような人を使って舛添さんを辞めさせて、そして崖から飛び降りる決意で自民党の応援を得ずして当選した小池知事を通して『豊洲新市場の移転を考えさせる。』ということを主神様は執り行われたのだ、というふうにやっと肚(はら)に落ちました。

都知事に対する様々な動きが主神様は悪をも使っていく、というそういう内容がやっと私には分かったので、この機会に徹底して、豊洲新市場が改善されて、そして移転をするのかあるいは別の所に作っていくのか、まあそうしたことが行われなければ都民をはじめ、関東一円の食糧事情というのは大変なものが全国にばら撒かれていくということが言えるのではないかと思います。

このような話をしていたら、実は福島が3.11の直後、風評被害に遭ってお米も出荷できないようになった時に、何と恐ろしい事に新潟の○○が「全部新潟に送れ。」と、そして新潟の米に全部混ぜて全国へ出荷するからという事を、これはもうテレビで答えていたというぐらいですけれど、恐ろしい事を○○はやっているわけです。

今も、福島でとれるお米を○○がブレンドして、取り分け沖縄を中心にして全国へ売っているそうなので、そうすると癌の発症率が全国的に上がってきて、福島だけに集中しないので非難の対象にならないという、そういう事を○○がやっているというような話も聞き及んでいますけど、非常に恐ろしい事が実は行われています。

そうしたことが実は・・・。(非常に大事な話をされましたが割愛します)

 

それから、小池都知事がいまパラリンピックの閉会式に臨むべく向こうに行っていますが・・・。MOAの方から貴重な話が届きましたので紹介します。

 

メール内容「正直・・・驚かされました。」

「1日、東方之光教団本山ご面会の映像中継に参りました。御参拝後、MOA理事長の挨拶内で、橋本聖子参議が挨拶しました。すごくゲッソリされていた・・・その理由を申されたのですが。

リオ五輪で日本選手団を率いて選手村の宿舎(600名所帯)滞在中、選手のバックアップに寝る間も惜しんで奔走したそうです。例えば水泳は現地の夜中にレースがあり、他競技は日中にあり、睡眠時間も限られる中、橋本氏は日本選手一人一人に『浄化療法(浄霊)』を取次いでおられたそうです。自己浄霊する時間が無かったからゲッソリしてしまいましたが、と自虐ぎみに話していました。

観音講座に、『オリンピック等の様な国際的のものが非常に盛んになり、我観音会でもいろいろなチームが出るが、観音力により最強チームとなり、世界記録等も観音会が一番沢山持つ様になる。』とあります。

世界救世教内では少子高齢化と運動不足が顕著で“夢物語”と思っていましたが、橋本氏は選手団の食事環境をオーガニックに整えながら、選手一人一人を浄霊し続け、メダルラッシュを陰で導かれた模様です。

これには正直・・・驚かされました。

また氏は、浄霊のみならず、日本選手諸氏に、世界各国に無い日本唯一の最強トレーニング法があるとして、善徳と利他を積む想念面の磨きの恩恵を説き回られてもいたそうです、それは選手個々のインタビューにも表われていました。

MOAは社会性を前に、メシヤ様でも明主様でもない、岡田先生と呼ぶよう指導し、真理もボカし、宣教による人心教育も専従組織として放棄している様な実状下、橋本氏は教団行事に来られると、いつもどんな場でも『明主様』と力強く発せられます。

そんな氏が参議院会長になり推薦議員を引き連れる以上、他の議員も橋本氏に倣い『明主様』と発せられます。

教団の御神格観から、さすがに『メシヤ様』と教育されていないだろう為、仕方ないと思えますが、そんな中で体面を気にして岡田先生とせず、明主様とお称えされる信仰心は、公人として凄いなと素直に感じます。

その背景には、同郷ゆえよく聴いていますが、先天性の腎臓疾患で寝たきりに近い持病をスケートで乗り越えられた幼少期があったそうで、腎臓医術の御教えと浄霊体験で真を覚れたそうです。

薬毒回避の浄化観、オーガニックの生命力高い食事、善徳と利他の想念強化、が健全な人間を育み、強くして記録も伸ばす、そう信じてオリンピックの日本選手団を率いる場でその御教えの実践と具現をされている橋本氏。

その言葉は、ゲッソリして声が弱々しく震えていながら、参列者の信者の心を感嘆と感動で揺さぶられました。

信者は口々に「いやぁ凄いね…(これに対し最近の専従者は・・・)」と。

この話を受けて、MOA理事長は、「実は卓球でメダルをとった伊藤美誠ちゃんもMOA自然農法の食事で体調を整え活躍されたんだよ」と続けましたが、これには信者内から違和感の反応が・・・。

橋本氏は自らの強固な信仰心に根ざした実践談を述べられている清々しさに対し、理事長の話は直接関与しない中での組織の優越性を自画自賛で宣伝された臭い印象が信者内に嫌悪感で拡がった、橋本氏の話の反応と、理事長の話の反応と、信者の声色が明らかに違ったのですね。

中継の会場内も、映像と音声で感じる箱根本山も、同様と感じました。専従指導者よりも一信者の橋本氏の方が、参拝者の心を感化させる力が強い。

明主様を直に強く求められる橋本聖子氏の信仰心と誠がもたらした、日本選手団のメダルラッシュだったそうです。

そして、これを受けて一層その選手強化とオーガニックの食環境整備で世界の選手を受け入れる東京五輪準備へ着手され始めているそうです。

MOAの霊界内で久々に出た好事例と認め、報告します。」

 

楳木代表

昨日、伊調選手が4連覇を達成したので国民栄誉賞もらいましたね。しかし、伊調選手が試合の後、インタビューを受けたのを聞いた人います?その時に大変重要な話をしています。どんな重要な話をしているかというと「私は痛みに弱いので、試合の前に鎮痛剤を打ってそれから試合している。」と。

〇〇〇の理事長であればそのことに着目して、東京オリンピックの最大の課題は何かというとドーピング問題に対する対処の在り方です・・・。ロシアをはじめとしてドーピングで今回随分参加できなかったけれど、このドーピング対策が最大の課題と言われているにもかかわらず、そういうインタビューに答えた、その言葉を受けて、橋本参議に「いま一歩、日本人のこういう姿勢については随分改善していくように努力をしていただきたい。」というように、さらに念押しするような挨拶をしていかないといけないところが、まあこういう人もいます、というような総花的な挨拶をしている程度の理事長なので、〇〇〇がどんどん衰退していっているのはそういう事が原因ではないかなぁ、というふうに思います。(中略)まあそうした事に対して私達は一つひとつですね、考え方を整えていかないといけない時期を迎えているのではないか、というふうに思います。

それから、今日、報告いただいた○○さんが、副守護霊の話をしましたが、これが絶えず萎縮しておいてくれないと、すぐ腹立てたりするわけです。「何やっているの!」とか言って。それからいつまで経ってもブスブス、ブスブス言うような、これは動物霊が言っている訳なのです。

顔を見合わせていたけど。これは動物霊。子どもが何か問題を起こした時に、この子の将来の為に“今日だけは叱り付けておかないといけない”という時には、これは本守護霊が叱っているわけです。

しかし、ちょっと自分が体調悪いから気に入らん事を子供が言った時に「そんなの後にしなさいよ!」とかいうのは動物霊が言っているということです。(笑)

 

受講者

(大笑い)

 

楳木代表

メシヤ様も書いている。思い当たるところがある、と。(笑)

本守護霊と副守護霊の闘いというのは自分の心を見つめればすぐ分かるだろう、というふうに書かれております。だから、この副守護霊が幅を利かさないように本守護霊、主神様の分け御霊(わけみたま)である魂がずっと発光体として維持しておかないといけないので、それが実は月次祭の御祭りだという事です。

月次祭の時に神様から御光を存分にいただいて、我々の魂がより発光体という状態を維持してれば、この動物霊が萎縮し続けるので家庭で変な事は起きない、ということです。動物霊の癖とかっていうのは酒を飲んだ時とかにも分かるし、廊下を裸足で歩いた時の歩き方で(受講者笑い)・・・ん?

 

受講者

そんなの分かるのですか?

 

楳木代表

分かるでしょ?

動物の歩き方と足のペタペタつき方は。動物の歩き方を見ておけば、その人が「ああ、あれが憑いているなぁ」というのは裸足の時の廊下の歩き方をじっと聞いておけば「あ、この人の副守護霊はあれだなぁ」というのがすぐ分かります。それは屋根の上を鳥がチョンチョンチョンと歩いたりする音があるでしょ。歩き方がそういうふうに聞こえるのは鳥類が憑いている、とか。それから牛みたいに歩く歩き方もあるし、馬みたいにリズムよくパッカパッカ、パッカパッカって歩くような人もいる。そういうふうなので段々分かってくるわけなのです。そうすると、自分の歩き方に気をつけないといけないことになっていくので、まあまあこの人生がより豊かになるかと思います。

 

神性に目覚める科学者?

そういうものと併せて、先週の土曜日に辛坊さんが出るテレビ番組を見た人いますかね?今回はiPS細胞の山中教授が出てきました。見なかった?

私はホテルでちょうど出発の準備しながら見ていたのですが。iPS細胞が、皮膚とかから採った細胞がどのような臓器にも変化することができるということで、辛坊さんが「どうしてそういう変化をしていくのですか?」と聞いた時に「ある刺激を与えるとそうなるのです」と。

それで「どうしてその刺激の与え方が分かるようになったのですか?」と聞いたら、「それは自分達の先輩が、赤ちゃんがお腹の中でずっと成長していく時のその様子を研究して、一つの細胞が臓器に変化する時にどういう刺激が加わって臓器が生まれていくかということまで研究ができているので、それを応用しているのです」と言ったので、私はすぐメモしました。

そのとき山中教授は何と言ったと思います?まあ聞いてないから分からないよね。(笑)

「お母さんの腹の中で神様がやっている事を真似しているのです」と。辛坊はその事に質問していかなかったが・・・。

ノーベル賞を受賞する学者が「お腹の中で神様がやっている事を真似しているのです。」と。「そうすると、iPS細胞が心臓になったり、胃になったり、或いは手になったり、足になったり、そういう事が可能になっていくのです。」と、こういう説明をしたのですよね。

という事は、最先端の科学者は元々神様がこの世の中を創った、或いは我々人体を創った、とか本来のそういう事に目覚めて来ているわけです。それが、今回、本守護霊は神性そのものだと書かれていますね?だから神性そのものに目覚めている・・・。これは、33ページの7行目、

『宿った魂こそ本守護霊と言ひ、神性そのものであり』

 

と・・・。この魂が、神性が目覚めてくると神様の存在が分かってくるということですので、こういう科学者が増えてくると・・・神様が創ったものを自分達は真似しているのだ、と。或いは応用しているのだ、というような謙虚な姿勢を持っていけば、この世の中は変わっていくと思います。取り分け変わらないといけないのは医学界ですので・・・。

いま週刊現代と週刊ポストが頑張ってくれているので、「60歳以上になったら手術は受けない方がいい。」とか、「糖尿病の薬は医者の言う通りに飲んではいけない。」とか、そういうようなことが数々、医者の発言を取り入れながら特集を組んできているので、「手術をしなくてよかった。」という礼状が週刊現代などにはかなり届いているようです。

しかし、病院は、とにかく手術をしないと経営が成り立たないという一面があり、薬を処方していかないと経営が成り立たないという一面もあります。それで手術をしたがります。薬を出したがります。これが病院の世界です。そうしないと経営することができないという現状があります。これを無くしていけば、日本人はもっともっと健康になっていくわけです。もう、いらない薬ばっかり出しているので・・・。

で、その薬によって次の病気が生まれてくるので、その病気にまた薬を使ってまた次の病気になっていくという、そういう連鎖によって日本人は世界でもうトップクラスのように体が悪くなっています。

そうしたことを打開していく為には、こういう科学者がさらに神性を蘇らせて、そして本来のところに目覚めていってくれればありがたいなぁ、と思います。

そういうものも・・・、こうしてメシヤ教はまだまだ小さい教団ではありますが、私達がこういう学びをして高まっていっていると、その霊線に繋がる人達が共振して、高まっていきます。そして、そういうことの連続でこの世の中は天国化していきます。

 

御神体が世に出るための御神事

とりわけ、〇〇〇光教団のいちばん言っている、井上茂登吉先生のお宅でメシヤ様と長谷川ナミさんという方とそれから井上先生ご夫婦で行った御神事によって『ああ、これで人類が救われるようになった』というふうにメシヤ様が仰っておりますけれども、その真髄は『ミクラタナの神様』から教えられて、非常に私も緊張するような内容です。

その御神事はメシヤ教に将来この御神体を御下附する為に行った御神事なのだ、と。

そして、このメシヤ教の御神体が世に出て行けば、この御神体を中心にしてメシヤ様を教祖と仰ぐ教団が段々まとまり始めていく・・・。まとまり始めるには、まずメシヤ教の代表の私と、それからそこに集まっている人達の霊性が高まっていかないといけない。

覚りをさらに啓いていくと渦が起こってきて、そこにメシヤ様を教祖と仰ぐ教団の人達の中で御教えに基づいて“本来の御神業をさせていただきたい”という人が集まってくるのです。(中略)そうして世界救世(メシヤ)教ができあがってくると、今度はキリスト教とか仏教とかイスラム教の中から、その夫々の教義の中でメシヤ様というところに目覚めてくるようになるのだ、と。

 

各宗派の教えの追求からメシヤ様に繋がりを

これは、世界救世(メシヤ)教の教えによって目覚めるのではなく、各宗教がずっと追い求めているものが「メシヤ様なのだ。」ということに目覚めてきて、メシヤ様に繋がってきて、組織はキリスト教のまま、仏教のまま、イスラム教のままだけれども、メシヤ様に繋がってくるような動きが更に起きてくる。この主神様の御神体を御下附することによって世界が救われるようになるのだ、というのが『ミクラタナの神様』の先月の御垂示だったのです。メシヤ様が最後に執り行った御神事というのはそういう御意図があるのだ、と。

しかし、これは、“そうだなぁ”と思える人と、“そんなことは・・・”と思う人といろいろだろうけれど、“そうだなぁ”と思える人で『大きな渦を起こしていけばいいのだ。』というふうに御垂示いただきましたので、そういう中に我々は身を置かせていただけているという事をお互いに、感謝しつつ、責任も、私自身がいちばん感じるところですが、責任を感じつつ進めさせていただきたいと思います。(この後、各地で新たに参加しつつある方々の状況を説明いただきましたが、割愛します。)

『ミクラタナの神様』から、『今までは非常に苦労をして土台作りをしてきたけれども、これからは非常にスムーズにうまくいく。』というふうに教えていただいた通りに、こちらから取り組まなくても、向こうから吸い寄せられるように集まってくる人達が今できつつあります。そうしたことが全国で大きく動いているので、そういう中で今月は三重支部の遷座祭に浜松支部から二人参加していただきましたけれども、三重支部の中にも新たな人達が加わって、そして次の御神業に向かって進もうとしている動きが手に取るように分かったのではないかなぁ、と思います。

そうしたことが最初に浜松支部を発足させていただいて取り組み始めたことが、そのような大きい渦になっているという事も承知していただいて、より一層日々の、高まりを得ていくように、どうかよろしくお願いしたいと思います。

そういうことをお願いさせていただいてメシヤ講座を終わりたいと思います。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」(昭和二十七年)

[メシヤ講座no.187 浜松支部 2016(平成28)年9月15日]