メシヤ講座no.183大阪(平成28年4月)

<今月の御教え>

『天地創造記』(昭和二十五年十一月二十日)

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』34ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

楳木代表

御論文『天地創造記』を拝読させていただきました。これは最初に『浄霊』という本を作った時に、その頃あまり堅くない御論文の方がいいだろうという思いと、それから読んで下さる方が、メシヤ様が私達に問いかけている内容というものを分かりやすい表現で読んでいただいた方がいいだろうということで、こういう語り口調の御論文を平成12年に掲載した訳であります。その時にまだ発表されてなかった学術論文があったので、それを今回は付け加えて発刊致しました。

そこでですね、これからこの本を活用して大勢の方に浄霊力を授けて行く時に、まずメシヤ様の弟子である私達が実は自分達の頭の中の想念を広げる拠り所に、この御論文をさせていただきたいというふうに思います。

私達は先月、先々月と『開教の辞』とそれから『世界救世(メシヤ)教教義』を学んで参りました。そして、メシヤ様が世界救世(メシヤ)教を開教された、その一番根底に置いておく、そういう考え方をメシヤ様は御示し下さった訳ですので、それに基づいて私達の信仰を確立しておかないと・・・、本来60年前にメシヤ様が『開教の辞』を発表されて、そして3月11日に『世界救世(メシヤ)教教義』を発表されて、そして御神業を一気に進めようとされた時に、3カ月後に御法難にあってしまったために、その進めようとされたことが停滞したということが起きてしました。それのために『世界救世(メシヤ)教教義』を出発点として、思考を広げさせて、そして人類を天国に引き上げて行く、言葉で言えば地上天国建設ということが今日まで遅れてしまっているということが起きてしまいましたので、今までの信仰のやり方を続けていてもですね、地上天国建設というのは当然絵に描いた餅に終わってしまいます。具体的に天国を創って行くということはどういうことかということを、この『天地創造記』から一層学ばせていただきたいと思います。

それで『世界救世(メシヤ)教教義』に、メシヤ様は『世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。』と冒頭御述べになられています。この『太初より』ということを考えて行くと、まずですね、この『太初』ということをメシヤ様が御示しになった以上は、長年信仰してきた人達はこの『太初』というのを大きくですね・・・、これは先月も先々月もお願いさせていただいたように、宇宙が最初にできたのは、科学的には今から138億年前ということになっております。138億年前にビックバンによって宇宙というのができて、その宇宙というのは光の速度で広がっているんだと。そういうことを考えて行くと頭の中に宇宙の半径を計算すると、地球の周囲×7.5(30万㎞)×60×60×24×365×138億という、そういう計算式を作って頭の中にそれぐらいの広がりがあるんだというぐらいに、まずは認識していくような頭の使い方を是非していただきたいと思います。それぐらいの広がりがこの宇宙にはあるんだ、と。

その宇宙の中に・・・、次の『太初』というのは太陽系ができて、地球ができたのはだいたい45億年前だということですので、45億年前にですね、太陽の周りを回るカケラができて、そして、それが地球となって太陽に向かっては垂直な地軸で回ってたところへ、また天体がぶつかって、それで月ができて、その月ができる時にぶつかったことによって地軸が23.4度傾いて、その傾いた周りを月が回るようになって、その地球が太陽の周りを回っており、太陽は銀河系を約2億年かけて回っているのだ、と。その太陽の周りを地球が回ってるので、地球の動き方は螺旋形に銀河系を動いているのだ、と。そしてその地球の回りを月が回っているので、この螺旋形は二重の螺旋形になっているのだ、と。その地球の中で生命が宿ったので、それで生命の源である遺伝子は二重螺旋になっているんだというふうな繋がり方ができるのだ、と。そして、その銀河系は・・・、今は春になってきたので、夜は天の川がだんだん見えにくくなりますけれど、寒い間は天の川がしっかり見えております。これが銀河系の内側ですので、この天の川をずっと我々の地球は、約2億年かけて1周しているんだ、と。我々と言っても、自分達の平均寿命80歳くらいで一生を終えるので、我々と言ってもおかしいんですけど、生命の永遠性を考えると2億年かけて銀河系を回っている、その回っている所が天の川なんだと思って見て行くと、自分達の動きというもののイメージがだんだん膨らんで来るんではないかと思います。

これが地球ができた『太初』でありまして、その地球の中に7億年かけてだいたい海とか陸地とかだんだん別れて来て、そしてこの大阪の場合はですね、海の水がどの辺まで押し寄せて来たかというと、この辺は毎日沈んでいるぐらいで、遥か彼方まで満ち引きがあったものと思われます。それは45億年から38億年前までに海が出来あがった頃には、38億年前というのは、4㎝×38億の距離今より月が近かった訳ですので、お月様というのは今こうやって見えている場合には、これぐらいに見えていて、その引力によって海の満ち引きがあったということであります。この辺はザブザブと毎日乾いたり濡れたりしてたんではないかなと、そういうふうに思います。

その海の泡の中に塩基が宿ったのが38億年前というふうに言われておりますので、この塩基が宿ったところぐらいから一番単純な生命が生まれて、それからずっと進化をしてきて、最後に神の代行者として人間を創ったということであります。本日この御論文に書かれているのは、だいたい45億年前からだいたい陸地と海が出来あがった頃からの話がここに書かれているということであります。

そして、まだ陸地が軟らかかったんで、それを踏み固めさせるために恐竜を出現させて、そして土木工事を行ったという訳ですので、数ある宗教の中で恐竜の出現理由とそれからもう必要がなくなったので自然淘汰していない状態にしてしまったという、その存在理由などを明確に説いて下さっている方は他にはいらっしゃらないんではないかなと思います。そうした教祖様を我々は仰いで生活をしている訳ですので、私達の日常生活というのは、メシヤ様の教えを根底において科学者の方々が発表して下さるものをそれにずっと繋いで考えて行けれるような、そうした頭の思考形態を作って行っておいていただきたいと思います。そうしたことを絶えず心がけていけれるような信仰生活を歩んでいただきたいと思います。

そうしなければ、例えば御講話で信者さんがメシヤ様に悩みを打ち明けている内容があります。「家の主人は全然信仰を理解してくれないので、本当に困ってしまいます。」というふうに質問したのに対して、メシヤ様は『おまえはそれで信仰が深まったじゃないか、だから良かったじゃないか。』というふうな御答えをしておられます。しかし、これは『夜の時代』の教え方にすると「前世で敵同士だったんだ」と。「だからなかなかうまくいかないんだ」というような答え方をします。しかし、メシヤ様は『そのことによって信仰が深まったじゃないか。』という答え方をされている訳ですので、私達がメシヤ様という御存在を頂点において教会長、支部長、それからその他の教師達がずっといてですね、その人達がメシヤ様の教えをそのまま取り次ごうとしても過去の『夜の時代』の教えをそれに加味して答えた場合は、実は私達はメシヤ様の信仰ではない信仰を植え付けられるということが起きてしまいます。それが実は地上天国をいまだに建設できない最大の理由であります。地上天国を建設していくためにはメシヤ様が教えられたことに基づいて、そしてこれだけ科学技術、その他が発展してきているので、その発展してきたものをメシヤ様の教えて照らして繋げていく考え方を構築する訓練をしながら人々を導いて行かないとですね、地上天国建設というのはなかなか難しいのです。この『入門と奥座敷』を通して浄霊力を一人でも多くの方に授けていって、そして共々に御神業を担う方々を発掘するためには、まず私達の頭の中の構造を御教えを基にして広がりのある頭にしていただきたいということで、今回この『天地創造記』というのを学ばせていただきました。是非そういうふうな考え方を持っていっていただきたいと思います。

そして、世の中は幸いなことにですね、もう一昨日になりますけれど、安倍内閣は抗菌剤の使用を今の3分の2に削っていくということを公式に発表しました。それは医者達が風邪を引いて下痢とかをした場合ですね、これは風邪のウィルスによって起きる下痢なので、ウィルスによって起きる下痢にいくら抗菌剤を投与してもその下痢は治らない訳です。というのは抗菌剤は細菌にしか効かないのでウィルスには効きません。そのことも医者が知っているのかどうか知らないけれども、安易に抗菌剤を出し過ぎているということにやっと内閣も気づいて、これは国民健康保険が頭打ちになっているので、この国民健康保険を少し赤字が出ないようにしていこうという取り組みの一環として薬の出し過ぎを抑えていこうということで話し合って、まず抗菌剤を出し過ぎているのでこれを3分の1削っていこうということで、医師会から医者達にも働きかけをしてもらうということが起きております。実は信仰のない世界でもだんだん薬毒とかいうことに気づき始めているので、本当はリードして行かないといけないのがメシヤ様の関連教団な訳ですけれど、その関連教団が薬を使用しながら浄霊をするというような、そういう迷路みたいなところに落ち込んで行ってしまっています。もう一度みんなを覚醒させながらメシヤ様の教え通りに進むと言うことを働きかけて行かなければいけない部分もありますので、私達の使命たるや非常に大きいものがあるかと思います。

そういうことを考え直していく、そういうきっかけになる御論文であるというふうに受け止めていただいて、これからも一層御神業に臨んでいただければ大変有難いと思います。初めにそうしたことをお願いさせていただいて、いつものように質疑応答に入らせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 

質疑応答

受講者

メシヤ様は原爆が落とされたことで、こんなにめちゃめちゃになってしまったけれどもということで、今もちょうど原発という、人間ではもう処理できないものをどんどん作ってしまって、今後どうなっていくんだろうなという思いがありましたので、今の御教えてちょうど思い出してしまいました。

楳木代表

私達がどうしても考え違いをしていってはいけないことがあるんですけれど、福島の原発はアメリカが作った原発だったので危なかったんです。日本が作った原発は危なくないので、アメリカ人の作ったのは完璧さがないので、それでこれだけ被害が広がっている訳です。地震で津波が福島に来た時には、アメリカはコンクリート詰めにしてくれというふうにすぐに連絡がきたということです。それはアメリカの技術としてはどうしようもないので、鉛を入れたコンクリートで当面の間固めてしまって、それで被害を広がらないようにしてくれと言うふうに言った、と。しかし菅さんが工学部系の大学を出ているという安易な気持ちで、自分が視察に行ったりしてやったので被害が広がってしまった、と。

だから今ですね、アメリカの大統領選が盛り上がっているために、トランプ氏が「自分が大統領になったら日本に負担金を増額してもらう」と。「もし増額してくれない場合は、米軍を引き上げる」と言ってますけど、実はアメリカは日本に米軍基地を置いておきたい訳です。それは何故かと言うと、アメリカの米軍の技術というのは日本の技術が支えている面があるからです。だから日本に基地をおいて、日本はそこへ様々なことを出資しているからアメリカの軍隊は成り立っている訳です。それはスペースシャトルのUSAのラベルを1つ剥がすとほとんどメイドインジャパンというのを聞いたことあるでしょ?それぐらい日本の技術で宇宙のこともできているし、軍事技術も日本の技術で成り立っている部分が非常に多い訳なんですよね。だからトランプ氏がいくらああいうことを言ってもアメリカのある程度のレベルの人達は、日本から軍隊を引き上げるともの凄い損失を招くということは分かっている。しかし、学問的にそこまでいってないレベルの人達が今トランプ氏を応援しているので、その人達は日本の技術によってアメリカのそういったものが成り立っているということを知らないので、「そうだそうだ」と言っている。だから大統領選を見る時にもそうした見方をしておかないと、トランプ氏になったらどうなるんだろうかというようなことがテレビで流れてくると、日本国民は勘違いを起こしてしまうところがあります。

そうしたところをですね、原発においても、仮に日本で原発を止めしまうと、今度は中国で原発技術が伸びてくるので、そしてそこに今ビルゲイツが出資しようとしてますので、ビルゲイツの資産で中国で原発を作って、世界の原発は中国によって管理して行くということが起きてくるので、これまた恐ろしい事になって来る可能性があります。だから日本は今原発を再稼働するしないということで裁判にまでなっていろいろ進めているけれど、この技術を磨くことについては進んでいっていかないと、『二十一世紀』という御論文の中には『原子力によって車が動く』というようなことが書かれているので、技術を怠ったらいけないのです。この技術は日本人でしか安全なものを完成させることはできないので、そうしたことを日本人自身も自覚して、安全で高性能なものを作り出すということにもっと全力を注げるような体制を作って行かないといけない訳です。

そこで政府がですね、今回のガソリン代のプリペイドカードかなんかの、秘書がやったとかやらないとかで、水増しで買いこんだのを政治資金に流用するというようなことを騒がれているでしょ?あんなことを政治家が、あのレベルの政治家ばっかりがいるということが実は日本の危機なんだ・・・と。原発よりもこの政治家の質の方が危機なんだというふうに思って、政治にもうちょっと皆が関心を持っていかないといけないんではないかなと思いますね。

受講者

それから日本の技術で、今まで武器は輸出はできないという法律があったのが、昨年変わって輸出できる法案ができてしまったがために、三菱重工が1位、川崎重工が2位というふうに、もう輸出する気満々になっている状態で、どこの国に何を何台というふうにもうなっているらしくて、そういう日本の技術で武器を作って、たぶんアメリカとか買うんでしょうけれども、素晴らしい技術だからすごい喜ばれていると思うんですが、本当に戦争になってしまうのではないかと。そういう不安があるんですが、そういうのを大乗的に考えると、日本の技術ということで、やはり神様からの・・・。

楳木代表

今世界の各国の軍事担当者は戦争は起こしたくないというのは第一にある訳ですね。それから軍事力は何のために軍事力を持つかというと、これはですね、いわゆる国と国とのいわばインテリジェンス、駆け引きの背景として軍事力を置いておきたいということな訳なんです。そして、日本がどうして今まで武器を輸出しないということでやってきたかというと、それはアメリカの軍事産業を潰さないためにアメリカから足かせとして置いてきたことなんです。実は軍事産業が一番儲かるので、だから日本をこれ以上発展させないために、ああいう足かせをしていたんです。そうすると良い悪いを抜きにして、輸出できるようになると日本は豊かになる訳、実はね。

受講者

景気が上がる。

楳木代表

うん、景気が良くなってくる訳ね、そういう側面もあるということです。だからこれからの軍事力というものを今の各国の軍担当はどう考えているかというと、いわゆる国交のやりとりの背景として軍事力をもっておきたいというのが、おおよその政治家達の考え方なんだということは分かっておいていただきたいと思います。しかし、それを私は応援している訳ではないですけれども、一応そういうことを軍部の頂点の人達は考えていると、最後は外交でしか物事は解決できないというふうに思っています。

だから今朝もちらっと言ってたけど山本五十六という人が日本を大変なところに巻き込んでしまったと言われているけれども、あの人も日本は何日間かはやれますと、世界を大慌てさせられるけれども、それは最初だけだと。あとはもう続けることはできませんと言って、やり始めた人なんです。

その時の陸軍全体が世界と日本との関係を的確に掌握している人達がもうちょっといれば戦争は起こさなかった。日本は物量が足りないので、だから燃料を遮断されたら負けるというのは最初から物が見える人は分かっていた訳です。それをあえてやってしまったのが陸軍の一部の軍人達が、もう全部取り仕切っていったために起こした問題なので、だから日本人の一番の問題点は過去の第二次世界大戦を起こしてしまった時の国の中身と、それから国際情勢を再分析して、過去の真の過ちとは一体何かということを明確にしてですね、そして教科書に載せてないということが一番の問題点なんです。これをしっかり教育を、これから若い人達に日本人の最大の過ちは何かということを教科書に載せて、それを子供達に教育していかないと、また同じことを起こしてしまうということが今の問題点としてはあります。

それから国を支えているのは税金なので、これから社会人になって行く為には、税金をいくら治めることができるかということが人間の一つの誇りになるんだという教育をしていかないと日本国は豊かになっていかないので、教育方針がまだまだ成熟されていないというふうな見方をですね、今ですね、武器を輸出するとかというところからもう一回教育論迄戻して私達は考えて行かないといけないのではないかなというふうに思いますね。

受講者

一つ聞きたいことがありまして、病気についてずっと前から菌について分からないでいるんですけれども、従兄弟がひどい帯状疱疹に罹って、今迄薬飲んだことがなかったのが、初めて飲んだと。また知り合いも帯状疱疹になったんですけれども、昔よりもきつくなっているような感じを受けます。

それから風邪をこじらせると肺炎球菌とかマイコプラズマ肺炎とか、あとこれも風邪とは違うのか溶連菌とか、菌が入ったら普通に対処できないというか、勉強不足で申し訳ないんですが、よく言われるもんですから何て対処していったらいいのかと思いまして。

楳木代表

その帯状疱疹になった人は信仰が古いんでしょ、それは?

受講者

そうなんです。

楳木代表

古いんなら、御霊紙の作り方ぐらい知ってるでしょ。

受講者

御霊紙がないですけどね、

楳木代表

いや、作り方。

受講者

作り方・・・どうやろね~?

楳木代表

どやろねー?じゃなくて、御垂示録に載ってるでしょ、御霊紙の作り方というのが。

受講者

あ~書いてあるかもしれない。

楳木代表

御霊紙は和紙をね、御神前にお供えして3日間お祈りをしてね、それで御霊紙を作りなさいと言うふうに書いてあるでしょ。

受講者

(笑)書いてあるのは見た気がしますけど、そういうことを実際やってなかったので、その内に御霊紙がなくなって、そのうち祖霊舎のお供物のビニールを剥がして御霊紙として使って張ったけど、

楳木代表

だからお菓子の包み紙を御霊紙にしたら、糖分が加わっているので悪化するじゃない、そんなの。

受講者

私はあんまり御霊紙は使ってないけど・・・

楳木代表

だから御霊紙の作り方はメシヤ様はそういうふうに御垂示しているので、だから岡山支部でも御霊紙を作って皮膚癌の後に今貼っているけれど、何にも汁は出てないけど、こう貼っているけど、黒~く濡れて来るんです。

受講者

あっそうですか。

楳木代表

メシヤ様のおっしゃることは間違いないということを、そういうところでも体験できるので、だから皮膚に出てきたというのは、帯状疱疹というのは肝臓を守るために出て来る訳ですから、もの凄く有難い浄化なので、有難いと思った瞬間に痛みが和らぐ訳。それが困ったと思うから痛みが増してく訳なので・・・。

受講者

お医者さんに行ったら、菌だからその菌を殺さないと絶対無理みたいな感じで。

楳木代表

帯状疱疹は菌じゃないでしょ。

受講者

いや、水ぼうそうの菌じゃないですか。隠れてた菌が出て来ると、違いますか・・・

楳木代表

それは医者が説明することなんで、長い信仰を持ってる人の話をしている訳でしょ。

受講者

えー長い信仰をしてる人もお医者さんに罹ったらそう言われて、だから菌を殺さないと駄目だとよく聞くから。

楳木代表

だから菌の御蔭で浄化が許されるという話を、ずっと『文明の創造』で学んできたじゃない、

受講者

はい。

楳木代表

そういう勉強をしていないから、そんなことが起きる訳です。

受講者

菌も全部同じ浄化作用ということで・・・。

楳木代表

要するに菌がないと生命は一日たりとも持たない訳なんです。ただその菌の中に良い菌と悪い菌があるので悪い菌が影響すると症状的には悪化するのだけれども、しかし悪化するということが浄化作用な訳なので。

受講者

肺炎も結局菌が溜まってバイ菌が増える、御教えから行くと不潔だから菌が・・・。

楳木代表

御教えからいくと?

受講者

そうですよね、菌が溜まってそれが排泄させないから、なんか不潔というか、それで悪くなるというふうな感じに書いてあった気がしたんですけども・・・だからそういうふうに繁殖するような環境にしてしまったから菌が増えて行くから良くないということなのかなと・・・。(笑)すみません。

楳木代表

それで?

受講者

それで菌があるから、殺さないといけないと良く聞くんですけど、普通の浄化作用と違うんかな~と私も勘違いして聞いたんですが・・・。

楳木代表

だから医者がそういうふうに行った時に、何十年も信仰してた人が御教え通りにしていないためにそういうことに惑わされるということが今回分かっておけばいい訳なのでね。

受講者

浄化作用と黴菌の御教えありますよね。

楳木代表

まぁこの前ですね、大学の入学式にもう何十年ぶりに出て、理事長とか学長の話はこういう大学の説明のパンフレットに沿った挨拶なんですけど、それはいいんですけど、一通り終わってその後特任教授が15分ぐらい、学生と父兄が大学の勉強についての姿勢作りということで、入学式に続いて実は講義をやったんですね。その中で一番先に言った内容というのが「学生諸君は今日まで高校のカリキュラムに沿って与えられた日程に沿って勉強してきたけど、これからは自分で選択して勉強して、単位を取って行くということになるけれども、その前に一番最初に分かっておかないといけないことは、すべてこの大学に来ると言うことは両親や親御さんのお金で来ている訳なんだ、そのことに対する感謝のない者は学業しても駄目だ」というふうな話をしてくれて、「感謝ができなければ幼児性がとれないと。感謝がないと幼児性がとれないので大学生になれない、大学生というのは幼児性がとれていかないと大学生としての自分から学んでいく姿勢ができない」と。だから「幼児性を取るためには感謝の気持ちがないといけない」と。「あの人が悪い」「この人が悪い」とか、そういうようなことを言っているのが子供ですから、例えば子供を叱った時に兄が妹をいじめた時に、お兄ちゃんに「何やってんの!」と言った時に兄はどういう?「だって妹がこんなことをするんだもん」と言い訳するでしょ。これが子供な訳なんで、責められた時に言い訳をするというのが子供な訳。大人はそういうことをしないのです。まぁそういうことをする大人もいるけどね(笑)。大人というのはそういうことは言い訳をしない。それから人を攻撃をしない、あの人はどうだこうだとか言うことをしない。子供はする訳。「○○ちゃんはこうなんだよ」とか、これは子供のやることなんだ、と。その「幼児性を取る一番の根底に感謝というのがないとだめなんだ、感謝がなければいつまでもたっても子供で終わってしまう」というような話を一例として15分程の中の3分ほどしてくれたので、非常に良かったな、と思いました。

信仰というものとそういう社会の学業とか会社とか様々なものは実はそうやって密接に繋がっているんだという、今時期を迎えているんだ、と。それの現れが今「とと姉ちゃん」というドラマが始まりましたよね。あの中で父親が家庭で丁寧な言葉づかいをして、そして架空の中に家族と一緒に過ごすということは、あの時代では滅多にないことを表現しているでしょ。あれは時代に合ったこれから必要なものということで脚本家を中心にNHKが練りに練ってドラマを作っている訳なんです。今の時代に必要な考え方ということで、だから必ずあのドラマを見て下さいよと言っているのは、昔と違ってものすごく研究して時代性に合わせてドラマ作りをしているという点において見ておいた方いいという内容だからです。そして、父親がもう少しすると結核で亡くなっていくので、ととお姉ちゃんが代わりに妹達を育てつつ家庭を守って、やがて女性雑誌を作り上げていくという、そういう道にずっと歩んでいきますので、あの時代には絶対にない家族構成を考えて今、作っておりますので、そういうようなものも合わせて考えていくようにしていって見ていただけると大変有り難いなと思います。

受講者

まず、感謝を・・・。浄化に対して感謝をするってことが考え方を。

楳木代表

そうそう。

受講者

菌とか言われても、それも全部、言われても全て浄化・・・。

楳木代表

だから菌があるお蔭でこういう浄化が起きている訳なんで・・・。

受講者

そうですね。

楳木代表

その菌がよりよく働いて体を綺麗にするように、そのために浄霊をする訳なんで、良くするために浄霊するわけじゃないので、その菌が影響を与える曇りとか汚れが体にあるから、そこをよく浄霊をして、菌が働かなくてもいい状態にしてしまえばいい訳なんです。

受講者

すっごい痛かったら御霊紙とか貼って・・・。

楳木代表

だから、すごく痛いのは感謝をすれば痛みが和らぐ。感謝のない人は痛むんだって。

受講者

あっそうなんですか。

楳木代表

それは浄化を許されたことに対して、その浄化によって自分の体が綺麗になっていく訳なので、その綺麗になっていく分、長生きできる。これが浄化が起きなければ、今、若い人達で突然、脳梗塞とか脳溢血とか起こす人達が増えているでしょ?浄化がなければ、それでポックリいっちゃう訳なので、死ななくて済むのです。

受講者

依存性が高いと言いたいかもしれないね。

楳木代表

依存性じゃない、感謝、感謝。だってメシヤ様にお祈りする時もお祈りが変わってくるでしょ、痛い時に“メシヤ様、少しでも楽にして下さい”という祈りになるか、“これが浄化だということを教えていただいてありがとうございます”という、“感謝しつつ浄霊をさせていただきます”という祈りになるか、その祈りが180度違うでしょ。メシヤ様にお祈りするお祈りの仕方が・・・。

受講者

信仰されてない方とかでも、そういうことを話していく・・・話が変わってしまいますね、深い信仰の人の話でしたね。

楳木代表

そうそう、帯状疱疹の話。

受講者

帯状疱疹の話ですね。

楳木代表

そして、そういう話をして、“あっそういうものか”と思った瞬間から痛みが和らぐから。私が世話した人達は、皆、そういう話をしてあげると、帯状疱疹を皆、乗り越えていったから、これまでにね。だからその話をする○○さんが、浄化作用をどう捉えているか?ということを問われているんだと思って、自分自身がね。

受講者

そうですね、ずっと何か月も思っていることなんですよね。菌だから殺さなきゃいけないというのは昔から聞くんだけどもね、そうすると何も言えないというか・・・。

楳木代表

これはですね、実は、○○さんとか我々の中学生の時にですね、実はトイレットペーパーに移りかけた時にその当時のつまらん教師達が「トイレットペーパーを何枚重ねても菌が手に着くから手を洗え」という教え方をしたわけ。私はそういうことを明確に覚えているんです。そういうことで子供達に植え付けた訳なんで、細菌という・・。だから「手を洗わないといけない」「手を洗う時には必ず洗剤付けて洗いなさい」ということを徹底的に植え付けてた。それが今、こうしておじいちゃん、おばあちゃんになろうとしている訳なんで、三世代、植え付けて育っているから、なんでもそういうふうに捉えるようになったの。

今、感染症の病棟とか入る時は、消毒して入らないといけないでしょ、持ち込まないでくれとか言ってね。

受講者

なんかお医者さんでも、娘の赤ちゃん産む時でも、一生懸命石鹸を付けたり、保湿剤とか色々してたり、最近、近くの皮膚科に子供が肌が荒れたから行ったら、皮膚科の先生に逆に「石鹸とか付けんでもいい、その方がかえっていいから」とか色々と教えてくれて、逆に考え方が変わってきて、実際、お風呂に2日ぐらい入れなかったら、その皮膚の悪いところが治ったりして、「お医者さんでもいいお医者さんがいて良かったわ~」と言ってたけど、洗わない方がいい菌が残るからと、考え方が変わってきているのかなぁ~と思ってね。

楳木代表

だから、今、社会的にはいいお医者さんとダメなお医者さんと見分け方はなんですか?

受講者

薬を出すお医者さんがよくないのかな?

楳木代表

薬の出す数で決めなさいというのが今の基準なので、だから風邪を引いて病院に行っても、これは風邪なので、「一応風邪を治す薬は今はありませんので、とりあえず様子をみて下さい」と言って帰す医者が一番優秀な医者なんです。

受講者

お友達が言ってましたわ、9度5分でたけど、帰されて「9度5分でれば、治す菌が出てくるから」と言われ、「家でただ横になってたわ」って、そういうお医者さんがいるんだなぁと思ってね。

楳木代表

だから、世の中には優秀な医者もいるんだ、と。しかし、馬鹿な医者もいるんだ、と。それを見抜いていくのが、実は主婦の役割なんだ、と。そのために町中の医者の評判をずっと聞いて「あそこは薬をよく出すよ」とか「あそこは全然出さないよ」ということを聞きながらいい医者の見方をしていくというのが、今の世の中の人達がやらないといけない医者の見分け方だというのが常識的になりつつあるのでね、是非、参考にしていただきたいと思います。

時間がオーバー致しましたが、(中略)メシヤ講座を終わりたいと思います。

支部長代理

以上を持ちましてメシヤ教大阪支部4月度月次祭を終了させていただきます。ありがとうございました。

会場

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

『宗教について』

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』47ページに記載されています。

『宗教について』は平成28年5月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.183 大阪支部 2016(平成28)年4月7日]