メシヤ講座no.183岡山(平成28年4月)

<今月の御教え>

『天地創造記』(昭和二十五年十一月二十日)

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』34ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

『天地創造記』は二番目の太初

楳木代表

今月拝読し学ばせていただく『天地創造記』というのは、少し表記方法が落語調で書かれております。それはですね、今から60年も前にですね、その頃の学問のレベルでは、これを堅い表現にした時には、中々理解するのが難しいところがありましたので、それでこういう語り口調にしてですね、メシヤ様が御表記して下さったというふうに思います。

それからこの御論文がですね、発表されたのが、昭和25年の11月20日です。そして世界救世(メシヤ)教のですね、先月、先々月と拝読を致しました『開教の辞』と、それから『世界救世(メシヤ)教教義』というのは、昭和25年の2月4日と、それから同3月11日です。

順次メシヤ様がですね、この世界救世(メシヤ)教の教義や、それから運用方法を整えていく過程で、こういうものをお書きになられているということであります。それで、『世界救世(メシヤ)教教義』にですね、

『抑々、世界の創造主たる主之大御神(ヱホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を吾等は信ずるのである』

という、この『太初』の中でですね、この『天地創造記』は2番目の『太初』だというふうに理解しておいていただきたいと思います。

 

最初の『太初』と地球の『太初』

楳木代表

この『太初』ということを考えていく時、一番初めのものはですね、今から約138億年前にビッグバンによって宇宙が出来た時ということを考えていただきたいと思います。約138億年前にですね、ビッグバンによって宇宙が出来て、その宇宙は出来た時から光の速度で広がっている、と科学的には考えられております。

光の速度ですので、光の速度というのは1秒間に地球を7回半回る、そういうスピードですので、そのスピード、距離数のですね、現在は半径を考えてみると秒速30万㎞・・・、それに対して×60×60×24×365×138億という計算になっていきますので、それ位が今宇宙の半径だというふうに考えて、これがしかもの半径です。

それから、次の地球という事の『太初』でいきますと、今から45億年前にですね、太陽の欠片から一塊が出来て地球となったと言われております。そして365日で太陽を一周するような形が出来ました。それにですね、さらにまた欠片がぶつかってですね、お月様が出来たのですけれども、この月が出来た時に衝突した衝撃で地軸が23.4度傾きました。この傾きの中で、月が廻りながら、地球は太陽の周りを一年に一周するくらいの形で廻ります。その太陽はですね、この銀河系を2億年掛けて一周しておりますので、銀河系というのは・・・今まだ、天の川がしっかり見えると思うのですけれども、天の川はその銀河系の内側を、地球から見た時に見える・・・、その銀河系を我々は2億年掛けて一周しているということです。

その中をずうっと一周している時に、太陽の周りを地球がこう・・・廻りながら回っておりますので、そして、その地球の周りを月が廻りながら回っているので、地球の形というのは、このように螺旋状に銀河系を回っているという事になります。で、その螺旋状に廻っている周りを月が廻っているので、これが二重螺旋になっているということです。

ですから、私達の生命の源の遺伝子というのは、二重螺旋になっているということです。これは、地球の動きそのものの中で生まれたからそのようになっているというふうに、今私は仮説を立てております。しかし、これは、科学的な立証は出来ておりません。これをするとなると太陽と同じものを作って、地球がそれを廻って、月がその周りを廻って、2億年掛けて一周さす・・・何周もさせないと実証は出来ませんので、おそらくそういうことだろうというふうに考えられるという事であります。

 

『天地創造記』を拝読した我々の姿勢は・・・

楳木代表

ですから、少なくともですね、メシヤ様のお弟子になった以上は、この論文を拝読すると、そうした宇宙の中で地球が出来た過程というものが、頭の中に想像できるくらいの人間になっていただきたいと思います。

これが・・・想念の世界とは、実はこういうことである訳なのです。今、○○○○教団が言っている想念はですね、全部先祖のせいにするとか、ゆだねるという、そういう形の想念の持ち方です。こんな世界では、メシヤ様の世界は違うということです。この『天地創造記』を拝読した我々が、それを学問的に実証していくと、宇宙の事をどのように考えていったらいいかということの足掛かりとして、メシヤ様がこのように書かれておられるというふうに受け止めていただいて、自分達の思考をですね、そのように拡げていただきたいというふうに思います。

そうしなければですね、これから地球を地上天国にしていくという大事業を担う人間にはなれません。それは何故かというと、科学的には研究や技術が今もの凄く進んでいる訳ですので、その科学者たちをリードしていく人間にならなければ、地上天国建設というのは出来ない訳です。そうした思考の広がりというのを持っておいていただきたいというふうに思います。

それが、この二つ目の『太初』として考えていくのだということです。そして、この地球を見てもですね、恐竜の役割をこれだけ明確に書かれた教祖という人はいらっしゃいません。恐竜というのは、地球の海と陸地が分かれてきたけれども陸地がまだ十分固まってないので、あの恐竜に踏み固めさせたという『土木事業』だったのだ、と・・・このように、明確なことを教えていただける教祖というのは、おそらくいないのではないかなぁ~、と思います。そういう教祖様を私達はですね、いただいて、こうして信仰させていただいているということであります。

そして、その恐竜がですね、大方役割を担い終えた時に、メキシコのユカタン半島に隕石をぶつけてですね・・・あれは直接硫酸を巻き上げた訳ではなくてですね、硫酸の元になるものが土壌の中に入っていて、それを巻き上げることによって硫酸になってですね、それで酸性雨を降らせたということになっております。恐らく地球が真っ暗になるように土埃が覆うのと同時に、酸性雨が降ってですね、そうしてプランクトンが死滅していって恐竜が絶滅した訳ですので・・・そのような大掛かりなことが出来る御存在というのは、もうこれは主神様しかいらっしゃらない訳で、その主神様に対する認識がこういうことから段々と我々の想念の中に実感として持てるようになるというのが、この論文である訳であります。

そうして準備が出来た最後に、人間を『神の代行者』として出現させたということですので、これが『世界救世(メシヤ)教教義』のですね、具体論になるというふうに受け止めていただきたいと思います。

 

御教えと科学的発見を繋げられる頭を作る

楳木代表

そうしたものを考えていった時にですね・・・この三ヶ月間に渡ってですね、どうして地球に生命が宿るようになったかという話も致しました。で、そういう話はですね、どうか頭の中に入れて、いつでも人に話が出来る態勢を持っておいていただきたいと思います。

45億年前に地球が出来てですね、そして、その地球は太陽の欠片ですので、もの凄い高熱でですね、表面は高熱で燃えながら回転しておりました。そこへですね、科学的に言えることは、オールトの雲という所で出来た氷の塊がですね、彗星となって太陽に向かってずうっと回転していきますので、その過程で地球にどんどんぶつかってきます。それがぶつかって、氷の塊が燃えているところにぶつかると・・・、皆さんが焚き火をしている時に氷を入れるとどうなるかというと“ブシュッ!”となりますね・・・ああいうことを繰り返しながら地球の周りにですね、雲のようなものが出来て、雨を降らせながら地表を冷やしつつ海を造っていったということです。

そして、海を造りつつ陸地も出来てきたということです。しかし、陸地はブヨブヨしているので恐竜で固めなくてはいけないのですが、これはもっと後のことです。約7億年掛けてですね、陸地と海を造りあげていって、そして7億年経った時に初めて地球の海の中にですね・・・この辺りは38億年前はですね、水没して津山よりもっと向こうの方まで毎日潮の満ち干きがあった訳ですね。その海の中に泡がいっぱい出来ますので、その泡の中に塩基が宿ってそれが生命の出発です・・・。

ですから、38億年前に初めて泡の中に塩基が宿って、それで生命がスタートしたということです。その38億年前までは、お月様は今よりずうっと近かった訳ですね。どれだけ近かったかというと4cm×38億という、それくらい近かったということです。1年に4cmずつ月は離れていっておりますので、それが38億年前は38億×4cm近かったということです。その近い為に潮の満ち干きが非常に激しかったということです。

そういう事をしながら単純な生命が宿って、そこから月が離れる毎に進化していって、最も複雑な人間が生まれて来たということです。この38億年の流れも、このメシヤ様の『天地創造記』が一番根っこにあって、科学の発見をここに当て嵌めていくから我々の思考がこのように纏まってくるということです。

ですから、纏まってこないことには、メシヤ様の信者とは言えない訳です。言えないというと言葉がおかしいのですけれども・・・実はメシヤ様の信者さんというのは、御教えを元に科学者達が発見したことをこうやってくっ付けていって、考えていくことが出来る人が実は世界救世(メシヤ)教の信者さんなのだ、というふうに受け止めていただきたい・・・。

だから、「私はそんな科学的なことは不得手だわ」という人は、実はですね、曇りに覆われているから不得手なのです。三千年間の曇りで、それが不得手になっているのです。しかし、メシヤ様に繋がった人は必ずこのことが理解できる人である訳なので、曇りさえ取れば理解出来るようになる訳です。その曇りがまだあるうちは御教えと科学的な考え方をくっつけられない訳なので・・・だから、曇りを取るために、今、浄化をいただいている訳なのです。だから夫婦喧嘩を毎日したとしても、それは曇りを取るために喧嘩をしている訳なので・・・「ああ、今日も喧嘩出来て良かったわ」と思わないと(爆笑)・・・皆さん笑っていただけたので、納得出来たかと思うのですけれど・・・。

ちょっとカチンと来たりしますよね、言い方が悪い時には・・・。しかし、そうしたことで浄化を許されて曇りが取れていくので、曇りが取れていくと神代の事を思い出してくる訳なのです。神様が造られたことを素直に受け止めていただく、そういう時期のことを思い出していきますので、段々と御教えと科学的な発見を繋いでいけるようになっていきます。

 

メシヤ様の御指導方法

楳木代表

実はこういう繋がりをつけていくように、過去の世界救世教の教師がやってくれておれば、今もう天国になっている訳です。しかし、天国になっていないのは、メシヤ様という御存在が余りに高すぎたので、そのメシヤ様のおっしゃっていることを理解できるところまで行けた人が数人しかいなかったということです。

後の方々はですね、奇蹟が出てくるので、大変な奇蹟が出てくるので、その奇蹟に惑わされて実はメシヤ様の素晴らしさが分らなかったという事です。奇蹟が素晴らしいものですから、その奇蹟の根源に当たるメシヤ様のことが分らなかった・・・この分るか分らないかということが一番分りやすいのは、これは哲学的な話になりますけど・・・分るか分らないか、一番分りやすい話は、「景仰」を読んでいくと分ります。

(中略)

こうして私達は御教えを基に勉強している人間は少しずつ分り始めてきているということです。全て霊的のことばかりにですね、原因を求めていって、これを責任転嫁していって、「先祖のせいだ」というような信仰を植えつけてしまっている・・・『夜の時代』の信仰の仕方をですね、メシヤ様という救世主をいただきながら過去の信仰を植えつけてしまっている訳です。そういうことをですね、こういう御論文を拝読しながら改めていかなければいけないところがあります。

この度、倉敷出張所もですね、非常にすばらしい・・・私、自分の目では見てないのですけれども、設計図や先ほど○○さんから報告をいただいた内容から、もの凄くすばらしい屋敷だというふうに聞いておりました。しかも、○○さん、18回目の引越しで、もうこれ以上引っ越さないで済むようになると思いますけれども、ここで素晴らしい出張所をいただいたということは、その出張所を通してですね、これから皆さん方に奉仕にも上がっていただいて、そして磨き上げて、そして磨き上げたところに大勢の方を救っていく、と・・・この救っていく時には、今までのような“救い”という概念を一つ捨てて下さい。

何故かというとですね、昔の優秀な教会長、支部長達の指導を受けた人は幸せなのですけれども、優秀でない、メシヤ様のことが分かってない指導者達に指導を受けた人達は、命令口調で人に指導していきます。

「もう、あんた、救われたんだからこれだけ献金しなさい」とか、「これだけ毎日奉仕に来なさい」とか・・・こういう指導をしていきます。そして、それを「言うことを聞かなかったら、また何か起きるぞ」というような指導をしていきます。これは『夜の時代』の指導の仕方ですので、メシヤ様の指導はですね、相手が分かるまで例題を話しながら、それは「培いの道」とかですね、そういう本の中に書かれております。

例えばですね、移動式の御神体を申し込む事例が出ておりますけれども、『今度の御書体は非常に大事なものなのだよ』ということを同じことを何回も言う訳・・・“これによって霊界が非常に変わっていく”という意義を何回でも説明される。しかし、その人は中々気付かないので、帰りの汽車の時間があるから「メシヤ様失礼します」と言わないといけないのだけれども、メシヤ様の話が終わらないので、どうしても帰れない・・・そこで“あ、これは自分の腹で決めないといけないのだ”ということに気付いて、「メシヤ様、今度五百体、御書体をよろしくお願い申し上げします」と言ったら、『あ、そうか。気をつけて帰れよ』という御指導をする訳・・・。

 

メシヤ様の御指導方法を身につける

楳木代表

ですから、相手が覚らない限りその数字を言わないというのが、メシヤ様の方針なのである訳です。この世界に実は、皆さん方が出張所を通して高まっていただかないと、我々の御神業というのは、進んでいるようで進まないということになっていきます。メシヤ様の御指導の仕方をどうか私達が身に付けさせていただいて・・・昔の人は脅迫してですね、信仰させたり、決め付けて信仰したりしておりましたので、そういうところからお互いに癖を取ってですね、脱皮していただきたいというふうに思います。

そして、一人一人が悟りの中で御神業に・・・“私はこういう御神業を進めさせていただきたい”、“今出来ることはこういうことなので、させていただきたい”、ということで○○さんや△△さんに報告しながらですね、“それでいいかねぇ”という感じで進んでいっていただきたいと思います。

そういう信仰をしていかない限りですね、地上天国建設の完成ということは中々実現することは出来ないですし、自分に繋がる霊線の人達に光が届いて、その霊線に繋がる人達がまた高まっていって大きな輪が出来るというところには繋がっていきません。どうか会場が新しくなったことを通して、そういうことを皆さん方、目指していただきたいと思いますし、出張所以外の岡山支部に繋がっている方々も、そういう話を通してですね、自分達が進んでいく方向というのは、非常に高いところにあるのだ、という風に受け止めていただければ、大変ありがたいというふうに思います。

 

先祖と自分達、霊界と現界が一体となった御神業

楳木代表

実は今月、8日の日に・・・4月8日はお釈迦様の誕生日なので、後ろでは桜が咲いておりままして・・・、非常に目出度い日ではあるのですけれども、その日に三重支部も、新しい支部に移転しての遷座祭を兼ねた月次祭を執り行わせていただきます。ここも非常に素晴らしいところでですね。しかし、その素晴らしい施設が許される迄、○○さんという人はですね、疥癬の浄化で非常に酷い状態で、こうして月次祭をしていても、ちょうど□□さんの辺りに座っているのですね。しかし疥癬は痒いものですからこうして掻いているんだけれども、終わったら皮が周辺にあるので、ちょっと近寄り難いくらいなのですよ。これが去年の夏過ぎてからずうっと起きてきましたし、奥さんは毎朝起きると敷布を洗わないと、膿で敷布がべったりなっていますので、毎日敷布を洗わないといけない、そういう世話で奥さんの方が痩せちゃって、あれだけふくよかな方がですね、ほっそりになってしまった位なのです。

そうやって中にある然毒を出して、出して、出し切って・・・、そして1月くらいから、月次祭に御参拝する方々の車を止めるのは、近くの地域の集会所に止めていたのですけれども、そこで集会所を利用する人以外は駐車禁止という貼紙が出たので、“月次祭に参拝する方にも当て嵌まるのだろうなぁ”ということで、どこか駐車場を確保しないといけないという事でですね、○○さんの知り合いの方の駐車場を借りながら先月から月次祭を執り行ったのですけれど・・・、「早く新しいところを見つけなくてはいけないね」と話し合ったのが2月のことでした。

しかし、これは、神様が御鎮まりになる所なので、人間的にいくら考えても許されることではありません。「神様が御鎮まりになる場所を早く自分達が分かるように、自分達の御魂を磨いて進ませていただきましょう」と・・・その代わり慌てても仕方がないので「じっくりしましょう」と言ったら、たちまちその月の内に見つかった訳ですね。

しかも、ご両親が住んでいた土地が志摩半島にあるのですが、海の見えるところで生活したいという人がそこを「売ってくれないか」と言ってきたので、売ったのですが、そのお金があったからこそですね、そのお金を頭金にして今回移ることが出来るようになった訳ですね。

ですから、先祖が買った土地というものが大きく役立って三重支部に今貢献しているという事です。ですから、○○さんが浄化をしてですね、燃毒が出て、そういうものが許されていって、そして、次は先祖が働けるようになって、その先祖の土地が売れて三重支部というのが許された訳ですので、先祖と自分達がですね、霊界と現界が一体となってメシヤ様の御神業を進めるという形で、今回許されたものだと言えるのです・・・そういう支部とか出張所が許されるということは、霊界で並々ならぬお働きがあって、そして許されていくことです。今回の倉敷出張所もですね、自分達が考えている以上にですね、霊界からのお働きとか、様々なものがあって許されたものでありますし、そして皆さん方の出張所としてですね、みんなでその霊界を浄めるために掃除とかさせていただきながら、その浄まった所に大勢の方々をご案内していくというような取り組みをですね、進めていただければ、この新しい拠点が、大いに救いの場になっていくのではないか、と思います。

 

メシヤ様が進められようとした御神業

楳木代表

それを救いの場にしていく為には、メシヤ様の進め方に全てをしていかなければ、それ以外『夜の時代』の癖がちょっとでも出たらですね、お互い、「『夜の癖』が出ているよ」というふうに言い合ってですね、そして“メシヤ様が進められようとした御神業をさせていただきましょう”ということを合言葉にしていきたいと思います。

これがですね、『御神業の本筋』というものでありますので、『御神業の本筋に入った』とメシヤ様が仰った、そのお言葉を真に受け止めてですね、理想的な御神業推進を行っていただきたいと思います。で、これから各地で御神業を進めていく時には、そうしたものを念頭においてですね、進めていただければありがたいというふうに思います。

 

注意深く世の中の動きを見ながら

楳木代表

うちの母親もですね、昨夜も電話が掛かってきて、自分の親しくしている人の奥さんがもう80近いのですけれども、手術の出来ないところに脳腫瘍が出来たので、医者から「もう手術できない」ときっぱり言われたというのです。「浄霊をしてみないか」ということをご主人に話してみようとですね、『入門と奥座敷』の本を持っていって「浄霊を試して見ませんか」と話をしたいと思うけど、どのように話したらいいだろうか、という電話が昨夜掛かってきました。

今、安倍内閣もですね、昨日発表した内容によるとですね、抗生物質を3割減らす目標を立てました。これはですね、風邪を引いた時に下痢をしたりしますね、そうした時には時として抗生物質を入れていました。下痢の場合ですね。でもこれはですね、薬理に非常に精通していない医者、要するに勉強していない医者がすぐ抗生物質を出す訳ですね。

普通はですね、風邪の場合はウイルス性なので抗生物質は効かないのですよ。しかし、何か薬を出さないといけないので、抗生物質を出していたのですけれども、風邪で起きたそういうものに対しては抗生物質を出さないという、新しい指針を昨日発表しました。これから、国民健康保険が頭打ちになっているので、医療的には正しい決まり事が段々出てくるというふうに思います。

時代は大きく変わり始めています。そうした・・・政府が発表してくる内容とか、そうしたものもですね、支部全体、出張所全体で「こういう発表があったね」と、浄霊をした後には必ず話題に出して、世の中の動き方がどのように今進んで行っているか、と・・・。その世の中の動きが進んでいる背景に御神意がどのように今下っているのか、ということを話し合うような場にしていただきたいと思います。

お気の毒な方々はいっぱいいらっしゃるのですけれども、自分達がまず高まっていって、そしてそういったことをしっかり理解する中で、大勢悩んでいる方々に救いの手を差し伸べるような、そういう布教のあり方で取り組んでいただければ大変ありがたいというふうに思います。

きのう、それから中国の方でですね、深さ90mある、直径30cmの井戸に子供が落ち込んでレスキュー隊が助けたと報道してましたね。そういうニュース見た人います?・・・どうやって救いましたか?

受講者

縄で・・・。

楳木代表

縄でね・・・だけど、時間が結構掛かったので・・・、中で窒息するかもしれないので何かしたでしょ。・・・縄で引っ張るだけじゃなくて酸素を送り込んで、命が保てるように・・・要するに空気中の酸素濃度は21%・・・、この空気中には21%の濃度がないと人間というのはおかしくなっていくので・・・この21%を保つ為に酸素を送り込んで・・・というのは、中国も非常に科学的な根拠に基づいて人命を救済するという能力が少しずつ広がっているという事で、私は非常に喜んだ訳なのですね。

これはメシヤ講座の中でも何度でも話していますように、我々の酸素の濃度は空気中に21%ないと支障が起きてくるので、これをいつも保つ為に砂漠では砂嵐があるのだ、という話をしたことがあると思うのですけれども、これは全て主神様が仕組まれた内容である訳なのです。地球上でですね、生命が生活できるように、取り分け人間がどの地に行っても生活できる体制を主神様は地球上にですね、仕組んで下さっている訳ですので・・・そうしたものを一つ一つ感謝できるような人間が初めてメシヤ様の信者と言える訳でもあります。そうしたことを一つ一つですね、出張所でお参りが終わった後、「今日こういうことを聞いたので、本当に心から感謝をさせていただきたい」とか・・・そういうような話題をですね、いつも持てるようにしていただきたいと思います。

 

感謝と自立・・・自らの幼児性を抜く

楳木代表

ある大学の入学式後に、特任教授が新入生と父兄に短い講義をしています。

「これからの産業と学業が一致する方向で我が大学は教育方針を立てているので、暦通りに休みはこの大学にはありません。徹底した学業をさせますので・・・」という話をしていました。

その時に、「学生諸君にまず持ってもらいたいのは、4年間ここの大学で勉強できるということは親の力によって出来る訳なので、そのことに感謝ができなければ学業は納まらない・・・」という話をね、最初にしたのですね。

その次に、「人間として生きていく為にはコミュニケーション能力がなければいけない。人と人がどのように関わり合っていくかということが大事なので、大学生同士、色んな学部と学科を越えて話し合いの持てる、そういうスペースをこの大学は用意しているので、そこに絶えず立ち入って色んな人間と関わって欲しい」と・・・。

そして三番目は、「高校生と違って自分が自分で決めて、講義に出て、そして単位を取っていくので、そこで一番大事なのは、自立をしていくことなのだ・・・」と。

だから、この感謝と自立がなければ、「今までの幼児性は抜けない」と・・・このようないい話をしていました。これは、今大人になっている我々にも当て嵌まることで、感謝の持てない人はいつまで経っても子供なのだということですね。

それから、自立してない者、人を頼っている者もいつまで経っても「あの人がこうだから」とかいうようなことを言っている人は、見かけは大人になっていてもいつまでも“子供”なのだ、と。これをトータルで「幼児性」というのだ、というようなことは我々にも当て嵌まっていくことですので・・・。

これから私達がメシヤ様の御力をいただきながら進んでいく時には、そうしたことをしっかり腹において生きていかないといけないという事があります。どうかメシヤ様の御教えというものを頂点において、それを求めて営む我々の生活というのは、まず幼児性を抜いていくという、人から言われないと出来ないというような所から卒業していく、或いは人に対して“あなたこうしなさい”というようなものから抜けていくことなのだ・・・、ということです。そうしたですね、生活をさせていただきつつメシヤ様が絶えず心掛けたですね、合理的な考え方、それから自分のことよりもまず人のことという、そういう利他愛ですね、そうしたものをいつも心掛けていっていただきたいというふうに思います。

本日は『天地創造記』を一番根っこに置きながらですね、そうしたことを目指して生活が・・・信仰生活が営むことが出来るようなことをお願いさせていただいてですね、質疑応答に入りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

今日は春休みなので、子供達も一生懸命聞いてくれて力強かったなぁと思いますね。

 

強制的、地獄的信仰の不可

受講者

2月4日の立春祭の時の愛媛県の○さんの体験記について、もう少し詳しく聞きたいのですけれど・・・。

楳木代表

これはですね、非常に柔らかく表現しているのですけれども、以前の2月3日の夕食会の時に、大分お酒も入っていたこともあり、この人も収入が多い訳じゃないので毎回本部参拝や行事に参加できるかわからないので、「来年は来られるか、どうかわかりません」と言ったら、昔の癖で「あなた、来なくちゃ駄目よ」と言われた訳ですね。ある元○○○○会の信者さんから・・・。

その時に「僕は、ちょっと今経済的に毎回は無理なのですよ」と言ったら「いや、来る気になったら出来るわよ」とかと言われたらしいので、まぁ、こういう言われ方をすると、この人は元△△△△会の人なのですけれど、△△△△会の時もいつもそういうことを言われて、どうしても行けない時は借金をしてお金を借りて行ったなぁ、というのを思い出して、何かまた昔の信仰を思い出してですね、そして辛い思いになったという事を私にこぼしました。それで、「そのまま発表してくれたらいいよ」と言ったのです。

これからメシヤ様の目指される、我々に御示して下さった信仰をする上に於いては、そういうことを改めていかなければいけないので、一番きつかったのは○○○○会が一番きつかったのかな、それから次は△△△△会、この二つの教団の人達はもの凄く借金を抱えながら信仰をしておりましたので、上から命令的に色々言われますのでね。そういったことから脱皮しながら、メシヤ様が『天国的な生活をしつつ人々を救っていかないといけない』というように仰っているので・・・、まぁ、そういうことが隠された内容です。

そうかと言って出来るだけ本部行事には参拝していただきたいと思いますので(笑い)、日頃から工面しながらですね、節約してお金を確保しながら借金はせずにですね、ご参拝していただければありがたいと思います。

5月5日はですね、御神体を初めて前の本部に御奉斎した記念日です。これはメシヤ様から『5月5日に御奉斎するように』と御言葉をいただいて、御奉斎式を執り行った日でもありますし、それから新しい今の本部が出来てからですね、竣成祭を5月5日に執り行わせていただきましたので、こういう記念大祭として素晴らしい内容で執り行う準備を今進めております。

どうか、万象繰り合わせの上、ご参拝いただければ大変ありがたいと思います。「来なきゃ駄目よ」とは言いませんので(笑い)・・・。

受講者

ありがとうございました。それから○○さんが会社にいただいた御守護を報告していただければ・・・。

 

御書の力を体験する

受講者

会社の事務所に『笑』の御額を掛けたのです。まだ話が進行形なのですが、当時、私の方は、立ち上げたばかりの施設で、辞めたり、人の移動が多いものだから、自分としては笑って仕事をしたいという気持ちで掲げた所、最初は半信半疑で“本当かなぁ”、“御書の力は出るのかなぁ”と思いながら当時私はやったのですけれど、これが見る見る御教え通りの展開になってきまして、笑えない人というか、人と和を持てない人はどんどん辞めて、替わりにどういう訳か和を保てる人が次々入ってくるようになりました。

それから『言霊神也』も掛けてみたら、言葉尻の悪い人、言葉のきつい人、そういう人が辞めて今度は和を保てる人が入っているのが現状です。それでメシヤ観音様も掲げてやっている最中なのですけれども、非常に何と言いますか、御書の力というものをまざまざと見せていただいて、ここにある『大浄力』とか、昔から支部長には「(御書には)力があるのだよ」とか、御教えにも書いてあったのですけど・・・、複製ではあるのですけれど、“本当に力があるなぁ”と、“間違いないなぁ”というのが感想で、現在も進行形なのです。だから現在も和を保てない人はメインから外れるような感じで、力は無くてもみんなと力を合わせて協力してやっていこうという人は、家庭の問題も解決していったりしている現状です。御書の力は凄いです。

楳木代表

それは凄いね。それから御書をそうやって会社に飾れるというのが素晴らしいですね。

受講者

みんな何も言わないです。自分が宗教やっている、信仰やっているというのを言っているので、皆からも常に見られるし、自分の身魂磨きと思って自分の姿を見せるというか、これ以上の修行はないなぁと思っています。以上です。

楳木代表

そうですか。もう時間になってしまって、今日は私の話が長くなって、また食事をしながら聞かせていただきたいと思います。これで終わらせていただきます、ありがとうございました。

受講者一同

ありがとうございました。(以降、省略)

 

<来月の御教え>

『宗教について』

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』34ページに記載されています。

『宗教について』は平成28年5月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.183 岡山支部 2016(平成28)年4月6日]