メシヤ講座no.174岡山(平成27年7月)

<今月の御教え>

『文明の創造』宗教篇 「善悪発生とキリスト教」〈本文は『文明の創造』343ページに記載されています。

【メシヤ講座 岡山支部】

まず本教の大神命を理解する

楳木代表:本日拝読させていただいた「善悪発生とキリスト教」というところはですね、今迄この『宗教改革』においては仏教についてずうっと触れてきたためにですね、大体三千年の歴史に止まっていたのです。本日の歴史というのは、地球が誕生して以来の、その経綸を述べて下さっておりますので・・・、この一項目で何十万年、もっと遡れば45億年の範囲をこの一項目で全て理解するというのは中々難しいところではありますけれども、いくつか、しっかり私達の腹に入れておきたいポイントがありますので、それを確認させていただきたいと思います。

 

まず、ここで、いくつかの言葉がメシヤ様のお言葉として、項目が出てきているのは、「文化形態」ということに着目をしているということと、それからですね、「進化論」がここで出てきております。そして「浄霊の意義」が出ておりまして、そして最後にですね、「本教の大神命」という御言葉で纏めておられます。そのことがですね、この御教えの中からしっかり私達の頭と腹の中に入れておいていただきたいというふうに思いますので・・・(正面に座っている青年に向かって)今言った事、頭の中で纏まった?(笑)

 

文化形態・・・メシヤ様は文化形態をこの御論文の中で二回取り上げているので、メシヤ様は文化形態に着目されていたということなので・・・およそ「世界救世(メシヤ)教」時代の専従者は、まずは文化形態がどのように変遷してきたかということをしっかり認識を持って、それから信者さん方にお取次ぎをしていかなくてはいけないのですけれども、そういう姿勢の持ち主が残念ながら非常に少なかったという事が一つ上ってくると思います。

 

ですから、本日拝読させていただいた御教えというのは、人類のこれからに、非常に深く関わってくる内容だというふうに受け止めておいていただきたいと思います。

 

浄霊と施術の違いを認識すること

楳木代表:

それから『霊主体従の法則』というのは、言葉ではいつも私達は口にしているのですけれども、霊主体従というのは、善主悪従というのと同じ意味となり、体主霊従になった場合には、悪が主で善がそれに従うという世の中になっていくということです。

 

今は『昼の世界』に切り替わっていくために、『霊主体従の法則』に沿っていくように切り替えようとしているわけですので、この法則に沿っていくように、みんなをお世話していくことが、実は地上天国を建設していくということなので・・・今ここの半分以上の方々が○○○○教団の中に所属してしまったためにですね、○○○○教団に所属したために、今日の御教えが全く分からない所に押し込められてしまっております。

 

それはどういうことかと言いますと、霊は善であって体が悪なので、『霊主体従の法則』に沿っていくと悪より善が勝っていくという、こういう法則が一つあるのだと・・・このことがですね、明確になっておかないと、『地上天国を建設していくという事を、どうやって実際に進めていくか』ということがさっぱり分からないということになっていきます。

 

そして、この『霊主体従の法則』に沿って・・・、みんなが生活できるようにするためにですね、実は「浄霊」があるのだ、と・・・。これを○○○○教団は「施術」に戻してしまったためにですね、本日の御教えをほぼ理解出来ない現状に、教団をしてしまっているということであります。「浄霊」というのは、神の実在を知らしめて、『霊主体従の法則』に沿ってみんなが生活をするためにですね、最終的にメシヤ様が私達に「浄霊力」を授けて下さったわけであるわけですが、今の浄霊法はですね、凝りと発熱とかいうのを探しながら、そして「施術」として取り次いでおりますので、神様の実在を認識させるという概念が薄れた上で、もう一回浄霊というのに取り組んでおります。

 

そこにですね、体を中心にした、謂わば肉体を中心にした医療界の人達を連れてきてですね、そしてその人達とタイアップして「施術」としてやっているために、本来、最後のページに「本教の大神命」であると言われた、この御神業を進めることの出来ない態勢になってしまっております。

 

まぁ、そういうところからお気付きになられてですね、こうして・・・今岡山支部としてですね、皆さん方が新たにもう一度メシヤ様の御教えを勉強し直そうと、そして地上天国建設のですね、メシヤ様の御手足となって御神業を担わせていただこう、という、そういう想念を持って下さった方が今日は○○人集まって下さっておりますけれども、こういう取組みに目覚めていくことによって、ギリギリのところで地上天国建設が何とか実現していくのではないかなぁ、というふうに思います。それで、この輪を出来るだけ拡げていく取り組みをさせていただきたい、と思うのです。その取り組みをする中で今回は非常にですね、私達に御力をいただける、そういう御教えですので、そのことを念頭において、これから来月の月次祭までですね、毎日一回は拝読して、メシヤ様が我々に何を期待して下さっているのか、ということを・・・どうか読み取っていただけるような、そういう拝読を今回はしていただければ、大変ありがたいというふうに思います。

 

そういうお願いの上に立って、もう一度この御教えをですね、拝読したことで感じたこととか質問等がありましたら、話し合いをしていきたいというふうに思います。

 

一応仏教については長く勉強してきましたので、仏教の発生理由の根本というのはよく分かっていただいたと思いますけれども、本日はですね、キリスト教の発生理由という、『発生理由の根本義』をこうしてメシヤ様が教えて下さっておりますので、キリスト教についてはそのように受け止めていただきたいと思います。

 

科学技術の進歩と人間の進化

楳木代表:それから、昨日からひまわり8号のことが何回も報道されているので、ひまわり8号のすばらしさというのを・・・目が合ったので皆さんに教えてあげて下さい。

 

参加者:今までの画像よりコマ数が増えたから立体的に、雲の映像とかスムーズに見えるから現実に見ているように見える・・・。

 

楳木代表:それが一つと・・・。

 

参加者:災害とかが10分単位とかで、短期間に急を知らせることが出来るという・・・。

 

楳木代表:要するに・・・2分半に一回、コマを撮っていけるので、雲とかの流れが非常にスムーズになったというのと、500m範囲で雲の発生が分かるようになったのと、それからカラー映像になったために、雲の流れと黄砂の流れを別々に認識できるようになった。この大きくは3つがひまわり8号の利点であるわけなのですけれども、このひまわり8号がこれだけ解析度が上った理由は何ですか?

 

これはですね、イラン・イラク戦争の時にアメリカがピンポイントでミサイルを落していきました。そして我々はその映像をですね、バンと開くのだけを見ていました。ピンポイントで落ちていって、バンと落ちた瞬間にそこへ居た人達はみんな死んでいっているのですね。そういう映像は、実は悪そのものの世界で進んでいっているのですけれども、そうやって技術がずうっと進んだのですけれども、3.11が起きて、今火山が次々と噴火しようとしている・・・それからスコールのような集中豪雨が局部的に来ているために、これを何とかしないといけないという善の働きによってひまわり8号が開発されたということです。

 

ですから、ひまわり8号の技術の根幹は、ピンポイントで攻撃する・・・衛星からの画像で解析してですね、ピンポイントで攻撃する戦争によって、あの技術は磨かれたということです。そして、その磨かれた技術を善に働かせて・・・今東京などでは、高いビルがもの凄く建っているために、ビルの間で積乱雲が急に生まれてですね、集中豪雨が局部的にあったりして、大災害が時折起きておりますけれども、日本も今年の梅雨は変な気象状況がずうっと続いております。これは、地球全体がですね、昔の日本の気候とは違った方向へ持っていかれているために、局部的に大変な災害が起きております。

 

そうしたものをですね、戦争という悪の中で磨いた技術が今は人を救済するために使われているのです。そうした関わり合いをメシヤ様はですね、ここでご解説して下さっておりますので、ずうっと歴史を見つめていくとですね、進化論としては半獣半人のような中で生まれてきて、その獣性を抜く中で人間がこのように進化してきているわけで、現在ほとんど獣性が抜けた人もあれば、まだまだ獣性いっぱいの人もいるのですけれども、そうした中で全人間という、神性人間というのがこうして進化の中で生まれてきているということであります。

 

そうした歴史の見方をですね、持っておいていただけると私達の目は非常に広く高く、そうした視野を持っていくことが出来るのではないかなぁ、と思います・・・まぁ、そういうことを言ってもらうと良かったのだけどね。(笑)・・・大体総括するとそういうことなのですと・・・。

 

御神業を担わせていただく姿勢について

参加者:総理が戦争に向かっていると言って、今ワイワイ言っているでしょ・・・ここに書かれているように戦争にはいきませんよね。

 

楳木代表:総理がそういう方向に行っていると言われつつですね、来年のサミットは広島なども会場にしながら被爆地を各閣僚に見てもらうとかいう・・・そういうものを組み込んでいこうと、今、しておりますので、戦争を回避していく体制には持っていっていると思いますね。

 

参加者:この淘汰されてしまうという・・・これも本当に今世界を見ておりましたら、本当に淘汰されていっているんだなぁと思いますね。この間これを読ませていただいたいたら「大神命である」という辺りで、「うっ」と泣けたんですよ。ここのところは凄いところですよね。

 

楳木代表:だから、地上天国祭の時に発表した竹さんの全原稿を今回載せているので、膨大な体験記になったのですけれども、その中には竹さん自身が最終的に前世で人を殺めた具体論まで出てきておりますので、私はそれを敢えてですね、それは間違っているとか、解釈が違うよということは言わずにですね、本人が感じたことなので・・・。

 

まぁ彼女は三十なので、これから三十年間掛けて、還暦を迎えるまでそのことを繰り返し繰り返し自分の罪、罪穢というのをずうっと見つめていくと、60才を迎えた時にはですね、自分の前世、或いは前々世でどんな罪を犯してきたかということが、より明確に分かってくると思いますので・・・その分かった中で、分かった分、メシヤ様にお詫びを申し上げ、主神様にお詫びを申し上げて、お詫びしたことを御神業としてさらにですね、人救いをさせていただくという、そういうことを取り組ませていただくことが大事だということで、長い文章をですね、今回ホームページの中でアップさせていただきました。

 

それに極論では、生き神様を殺したかもしれないというところまで思い詰めておりますので・・・大概こうしてメシヤ教のですね、先陣を歩いている人達は、それに類推するような罪穢れを抱えておりますので、その罪穢をお詫びするということで、こうして御神業を精一杯させていただいているわけなので・・・まぁその先頭を歩いているのが代表で・・・どんな悪い事をしていたかと・・・笑って言えることではないのですけれども、反省しつつ、お詫びをしつつですね、御神業に臨ませていただかなくてはいけないというふうに思います。

 

それで、今日専従を心掛けている人が一人居たので、その人には、「人から悪く言われることを覚悟出来ないような人間は専従なんて出来ないぞ」と・・・人から味噌糞のように言われたり、或いは本当でもない泥を塗りたくられるようなことがあって、それでも遣り抜くという姿勢がないと、御神業というのは担いきれない、と・・・と言うのはやはり前世で、それ位のことをやっている部分もありますので、その罪穢れを解消させていただくために、こうして御神業に臨ませていただいておりますので、まぁそういうこともですね、お互いに認識しながら・・・目が合わないね・・・。

 

参加者:私ですか・・・合います。(笑)別に避けているわけではないのです。(笑)私は逆縁を・・・本当に腸が千切れるような慟哭・・・何回かありましたが、その時思ったことは、切捨てごめんをして、人の縁を斬って、断腸の思いをさせたのだろうなと。だから一回そのことをする度に、一回これでお許しいただけますか、と、メシヤ様に泣き縋ったのですけれど・・・逆縁は、これ以上の苦しみはありませんし、今も決して癒えることはないですけど、それ位自分を叩きました。前世で人の縁を斬って、斬って、斬って、斬って、だから今腸が千切れるような苦しみをしないといけないのだろうと思いました。

 

何をしたか人間には分かりませんけど、自分がそういう目に遭ったことで、大体分かってきますよね、自分が何物であったか、何をしたか・・・。

 

楳木代表:だから、そういうことが分かるために「浄霊」でないといけないのです。やっぱり「施術」ではそこまで辿り着けないのでね。本日拝読をさせていただいた所から、「浄霊観」というのを自分の中にしっかり持っておいていただきたいと思います。

 

自らの体験に御教えを加えて語れるように

楳木代表:それから、○さんは来てますかね・・・。

 

参加者:はい・・・。

 

楳木代表:地上天国祭で、自分の恥ずかしいところも全部発表していただいてありがとうございました。大きな勉強になりましたので・・・○○○○教団のお世話の問題点について触れましたけれども、メシヤ様のですね、取分け「御垂示録」や「御教え集」を拝読していきますと、悉(ことごと)く当時の信者さん方、或いは教会、支部に訪ねてきて下さっている問題を抱えた方々の質問に対して、細かくメシヤ様はお答えになってですね、そのお答えになっているのが我々の布教の鑑とするところであるのですけれども・・・。

 

それがメシヤ様御昇天後、それから教団が色々変遷する中でですね、全部隠れてしまっているので、大勢の方々を救うことが出来ないような、そんな教団になってしまっております。これを改革するのが私達の目指しているところでありますので・・・そういう意味では、○さんが発表してくれたことはですね、大きな教材になりましたので・・・今度はこの教材に、御教えを引っ付けて○さんは廻りの人に話をしてあげて下さい。「この点の問題は御教えに照らすとこういうことなのだ」と、いうふうにですね、御教えをくっ付けて人々に話していって、大勢の人達の魂を目覚めさせるような、そういう取り組みをしていただけると大変ありがたいというふうに思いますので・・・。

 

竹さんは発表した後、また御守護があったんですけど、○さんはどうでしたか?

 

参加者:御守護がありました。(内容はプライベートなことなので省略します。課題に対して全てに御守護いただいている報告でした。)

 

楳木代表:課題が全部御守護の方向へね・・・。

 

 

参加者:はい、そうなのです。で今日は、その気持ちを、誠の気持ちをちょっと献金させていただきました。

 

 

楳木代表:そういう時、「ちょっと」と言わないように・・・。(爆笑)誠、精一杯・・・。

 

主神様のお軸から光の輪が

参加者:はい、あと地上天国祭の前、式典が始まる前ですか・・・ちょうど主神様のお軸から光の輪が二重にボンと出てきたんです。最初、我が目を疑って、「これ何だろう、違うわな」と思って目を伏せてもう一回見たらずうっと出ていたので、その輪が輪と同じサイズの幅でその中心点も同じような感じでダブって二重の輪が出てきたので、「これは幸先いいのかな」と思いました。同時にこれはもうメシヤ教に繋がらせていただいて、しっかり自分の体験をメシヤ様の御教えを通してお伝えしていかなくてはいけないなぁ、というのを感じさせていただきました。

 

楳木代表:なるほど・・・。その輪が二つ見えたところだけはですね、受け止め方が違いますので・・・。

 

参加者:違うのですか・・・。

 

楳木代表:幸先がいいのじゃなくて、今日の御教えに照らして考えて下さい、今日の御教えに・・・。今日の御教えに照らして、今考えてみて下さい・・・344ページの7行目。

 

『何となれば此事は大宇宙の主宰者である主の神の権限に属するからで、即ち哲学的に言えば宇宙意思である。』

 

いいですか、二つの輪は、「主の神の権限」というものです。それを哲学的に言うと宇宙意思なのだと・・・。そういうことを、この御教えを拝読するために事前に地上天国祭で見せていただいたので、二重の意義は幸先いいとかいうレベルではないのだと・・・『自分の認識をもっとしっかり持て』ということです。

 

「主神様の権限」というものと、それを、信仰を持たない人が考えた時には「宇宙意思」だということなのです。このことを主神様に真向かう人間はしっかり持っておかないといけないという事なので・・・分かりましたか・・・。

 

参加者:はい。

 

楳木代表:そういう意味で今日の御教えを拝読していただけると、見えたことがですね、メシヤ様の御教えに照らして考えることが出来るようになりますので、御教えにいつも照らしていくように・・・そういうのが見えたということはお許しをいただけたので、お許しをいただいたことは御教えに返していかないと正しく認識することはできないので、○さんには、ちょうどですね、今日拝読をする御教えのところにぴったりと、自分のことを赤裸々に体験記として書いたお陰で主神様、メシヤ様からですね、そういうものを見せていただいて、今日の御教え拝読に至ったという・・・この神界の御配慮に改めてここで感謝申し上げる・・・そうするとそれに見合う感謝献金だったなぁと・・・。

 

参加者:そうですね。(笑)

 

楳木代表:それで喜びが一層胸の中に盛り上がってくるようなですね、こういう信仰をしていった方がいいですのでね。もう自発的にされたわけですのでね、その自発的にされたことがさらにこれだけ自分にですね、大きな覚りを開かせていただけるのだ、と・・・そういうことにどんどん繋げていけるような、そういう信仰をしていっていただけると大変ありがたいと思いますね。

 

参加者:ありがとうございます。

 

遷霊式でも凄い御光が

楳木代表:遷霊式をさせていただいた○○家は・・・。

 

参加者:感謝あるのみです。身も心もさわやかになりまして・・・。

 

楳木代表:遷霊式自体にいただいた御守護・・・ただただ感謝じゃなくて、その中で具体的な感謝があったでしょ。

 

参加者:今迄知らない事とはいえ、沢山のご無礼をしてきました。それをまず反省と言いますか、お詫び申し上げます。新しく自分も家も全てのものが生まれ変わって、これから新たに学び直して、いかせていただこうと思います。こういう機会をいただけましたことに、お許しいただけましたことに本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

楳木代表:凄く仏壇が明るくなったというのは誰が見たんですか?

 

参加者:○(胡)さんやみんなが・・・。

 

参加者:クーラーが効いているのに凄かったです。祝詞の奏上が始まったら突然暑くなって汗がだらだら出て来て・・・。

 

参加者数名:凄い光で・・・。

 

参加者:みなさん一日も早く、そういう状態に替えさせてというか、いただきたいということを感じ取っていただけたと思っております。

 

霊壇用御神体と善言讃詞の救済力について

楳木代表:メシヤ教のですね、岡山支部の場合、古い方々には話したことがあるのですけれど、新しい方にはまだ話してない・・・我が家に初めてですね、御屏風観音様を迎えた時はですね、母親と祖母が非常に熱心に、私が救われたのでお礼の気持ちで信仰するようになったのですが・・・初めて霊壇用御神体を仏壇に御奉斎して、当時の教会長から「毎日善言讃詞を当面の間あげなさい」と言われたので、善言讃詞をあげだすとですね、村中から下駄の音がしてくるのです。カタカタ、カタカタ、カタカタと・・・そして濡れ縁にカタカタと下駄をぬぐ音がして、そして善言讃詞が終わったらカタカタ、カタカタ、カタカタと帰って行くのです。

 

その時はまだ、その村にはですね、御神体もないし、メシヤ様と関係のあるそういうものを御奉斎していない時だったので、二人で善言讃詞をあげていても怖かったらしいですね。毎晩のように下駄の音がしてくるんでね。

それを教会長に報告したら、それはその村中の先祖がですね、ありがたい観音様とありがたい善言讃詞があるので、それを救われるために聞きに来ていたのだと・・・「それは段々と少なくなってくるから、少なくなってくればもう善言讃詞はあげなくてもいい」と・・・そしたら、その教会長の言う通りですね、下駄の音が段々少なくなってある日から音が聞こえなくなったので、村の救われたい先祖は全部救われただろうと、その後に当時としては御神体をいただいたのですけどね。

 

そんなことが、松本さんの家の様子を聞いた時にですね、急にありがたい『観音様の御光』というのをですね、思い出しました、急に・・・。

 

それから私が初めて布教し始めた頃は、四国の田舎を担当したので、全く御神体とかそういうものがない所でですね、最初にみなさんがいただくのがこの霊壇用御神体なので、その霊壇用御神体を祀って、それからお位牌に遷霊をするとですね、犬を飼っているところはワンワン言い出すのですよね。

 

それは何故かというと霊が集まってくるから・・・。今は下駄の音はしませんよ、みんな靴だから(笑)、下駄なんか履いてくる人いないから・・・だけど霊を感じるから、犬というのはそういうふうに敏感だから、ワンワン泣き出すわけ。で、そういう地域で霊界のことをずうっと整えながらその地域の先祖の方達が救われていった、そういうのを布教のし始めの頃はですね、全くそういうものが掛かってないところへ行くと、そういうことが起きていたわけですね。

 

それだけに、このメシヤ様が御描画になられた観音様とそれから善言讃詞の救済力の強さというのをひしひしと感じながら田舎の布教をしたことがありますけれどね。

 

それから、序での話なのですけどね、約450年前からの、およそ50基の墓を上げたことがあるのですよね。「墓上げしてくれ」ということでね。集合墓を造るために昔はみんな土葬だったので、一つに纏めたいということで・・・それで御教えを拝読させていただくとですね、『100年までの墓は全部底から上げなさい』と、そうすると必ず骨が残っているから。それから『100年以上は上から30cmの土を上げて納めればいい』というふうに御教えに書かれているので、その通りにずうっとさせていただいたことがあるのですよね。

 

その時に、その近所には天理教の分教会もあったし、祈祷師もいたので、村総出でやるので、天理教の分教会長とかも後に並んでですね、そして善言讃詞を唱えてそれから墓上げをして、それからもう一回最後に集合墓に納めて、善言讃詞を上げた時にですね、真冬だったので雪が降っていたのですね。

 

しかし、善言讃詞を上げだしたら雪がですね、集合墓の上からふぁーと開いて、そこにいる全員の頭の上に雪は降って来なかったのです。昔、「光明」というお額を掛けていたら、絨毯爆撃の時に焼夷弾がその家の上だけ、新潟の小川先生だったですね、避難している人が見たら、その家の上から焼夷弾がばぁーと開いてその辺り一帯だけ燃えなかったという・・・それを思い出すようなですね、雪がばぁーと別れてみんながお参りしている中に全然雪が落ちて来なかったという、そういうことがありましたが、この善言讃詞の言霊の力たるや、凄いものだなぁというのを・・・その時、私はまだ二十代だったので、あの若僧がやったので墓がきちんとあがっているかどうか分からんということで、今度は祈祷師を雇って(笑い)・・・こうやって棒を持って調べて回ったのですよ。(笑い)一体一体・・・。  (参考:爆弾よけの「光明」についての詳細は最後に記載)

 

そしたら、何と見事に全て心穏やかに上っていると・・・。だからもうメシヤ様の御教え通りに進めていけば、どのような霊も納得して救われていくのだということをその時にですね、ひしひしと感じたことがあります。

 

まぁ、それと同じように○○さんの家で、そういう遷霊式をさせていただいた時に、そのような光景を許されたという事は、本当に先祖が救われていたなぁと・・・それから、また近隣の人達も、善言讃詞を聞きにですね、おそらくお集まりになっていただろうなぁ、ということをつくづく感じますね。

 

で、この話には尾ひれがついていまして・・・、墓を上げた人は頭痛持ちだったのですよ。浄霊しても何しても治らなかったので、それが墓上げした時に、田舎ですからね・・・農道のあぜ道のようなところに墓石が一つあったのです。それをみんな踏んで行っていたのです。昔の墓石には自然石を使ったものもあり、墓には見えない石だったのでね。それを行く時踏んで行って、帰る時また踏んで帰っていたのですね。それを上げたら頭痛が良くなったのですよ。

 

だから、そうしたことに若い時に関わったためにですね、本日ここに拝読をさせていただいた・・・メシヤ様が進められようとした大神業という意味が、少しずつ分からせていただく、そういうきっかけになったのが、そうしたですね、先祖を祀っていく、新たなことで祀っていく、それから墓をきちんとしていく、そうしたことに一つ一つ繋がってくるわけなのです。そうしたこともあるので、○さんの場合は、口汚く樹木葬については批判をしたわけでありますすけれども・・・。(笑い)

 

参加者:お陰で目が醒めて、助けて戴いたなぁと思っております。本当にありがとうございました。

 

更なる御守護の報告

参加者:それから○さん、もう一つ血液検査の事を・・・。

 

参加者:ああそうでした。治療が終わってから3ヶ月検診と半年検診、1年検診はどうしても国の方針で受けないといけないことになっていまして、この6月29日に3ヶ月検診に行ったのです。すると血液が凄くきれいで・・・もう今迄凄く悪い最悪の状態の数値だったのです、肝機能の数値も他の数値も全て・・・それが「全部きれいにクリアーになっています」ということと、ウイルス菌は去年の9月の半ばから消えているのですけれど、「全く出てきていません」と言われていました。

 

その時に思わずガッツポーズをしたのです。「メシヤ様ありがとうございます」と・・・そしたら、先生が「あんた、なにしよん。」と言ってたのですけれど(笑い)。それで、「今の所、まだ油断は出来ませんよ、9月にならないと」と言われますのですけれど、「はい、大丈夫です」と言ってしまいました。もう本当に嬉しかったです。

 

それを含めて、今までの御神業をするに当たって御教えを無視したところもあって、それから想念浄霊というのも、早く言えばメシヤ様の浄霊力を私物化していたことに対してのお詫びも兼ねまして、お詫び献金と御守護献金を誠一杯させていただきました。

 

楳木代表:おめでとうございました。

 

参加者:ありがとうございました。

 

楳木代表:ちょうど時間となりましたので、これで終わらせていただきたいと思います。

 

参加者一同:ありがとうございました。

(以下省略)

 

参考資料:小川栄太郎「明日の医術に生きる」より

御書の働き・・・「爆弾よけの『光明』」

明主様は、戦争中、「おひかり」をいただいた人の家を守ってあげたい、敵の空襲を受けた場合に生命、財産を守ってあげたいというみ心から『光明』という大きな御書を数多く書いてくださいました。その中の一体が今、箱根神仙郷の観山亭・光明の間に掛けられています。明主様のお文字は草書が多いのですが、あれは楷書です。落款も違います。『如頼』です。この御書を明主様は『神兵器』と呼ばれました。新しい兵器ではなく、神様の兵器です。

 

戦争中、明主様はご自身のご神格については伏せておられ、お弟子の中でも、ごく一部の限られた人しか覚っていませんでした。私は、その頃は、ご神格という言葉さえも聞いたことはありませんでした。しかし、ご治療による奇蹟の凄さや人間の智慧では及ばないご垂示の数々に、明主様を神様のように信奉するようになっていました。無神論者であった私も、明主様のお書きになられた観音様をご神体として祭り、拝んでいました。

 

明主様は、御書『光明』を書いて、希望する者に分かち与えてくださり『敵の飛行機が来たら、観音様の上にこれを掛けなさい。敵の飛行機が去ったら外しなさい』と仰いました。ですから私たちは、これに「爆弾よけの『光明』」というニックネームをつけていました。ご治療に専念している者をはじめ多くの人がいただきました。一体百円でした。教員の月給が50円くらいの時です。

 

私は、2体いいただきました。ご治療(浄霊)をして良くなった人にも「ぜひいただくように」と勧めました。いただいた2体のうち、1体はわが家・小川治療院にいただきました。もう1体は、私が講習会で出張する時に持参しました。

 

昭和20年8月5日、群馬県前橋市で空襲に遭った時は「爆弾よけの『光明』」の威光によってお救いいただいたのです。(後略)