メシヤ講座no.131岡山(平成23年12月)

<今月の御教え>

『文明の創造』 科学篇 「医学の解剖」

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

楳木代表(以下、代表):今回、メシヤ様の医学に対する考え方が先月よりさらにメシヤ様のお考えが、非常に鮮明になっているところがあります。それは、3行目あたりの『と言っても別段医学を誹謗(ひぼう)する考へは毫末(ごうまつ)もない。』ここをシッカリと肚に入れておかねばなりません。

 

どうしても先達の先生方も、浄霊でですね、奇蹟がでてくる。そして教会も、段々支部が出来てさらに発展して教会になっていく、で、みんなから「先生」「先生」と呼ばれるようになると、実はこのメシヤ様のお考え方から少しずれてくるわけですよね。

 

どのようにずれてくるかというと、医者が、医学が「駄目だ」と否定してしまう。メシヤ様は、『誹謗する考へは毫末もない。』とおっしゃっているわけだから。これを維持していかないと、どうしても道をあやまってしまうわけです。

 

そして、最後の所にですね、最後から3行目あたりにですね、『私は世の中には偉い医師もあるものだと感心した事があった』と、ということは、真理がわかっている医者もいるということをメシヤ様はお認めになって、しかも、”偉い医師がいるなぁ”と感心したんだと。この二つのことが、浄霊の奇蹟が出れば出るほど明確に持っておかないと、どうしても対立関係が生まれてしまうということです。それと、そういうことをまず、これから御教えをさらに深く読んで、拝読して勉強していく上においては、どうしてもこの二つは外してはいけないことであるという事です。

 

それで、ずっと説明してきた中で、薬理学が果たしている役割の中で、我々メシヤ様の教えを持って生きていこうとしている者にたいしては、ものすごく有効な部分もあるわけですね。

 

血圧降下剤というのが一番分かりやすいから何度も説明してきましたが、この降下剤の仕組みを薬理学、生体化学、それから病理学が解明したので血圧降下剤が出来たのですけれど、しかし、この血圧降下剤が出来るまでの過程を我々が読むと、この場合は、腎臓を重点的に浄霊しないといけないんだということが明確に分かるわけですね。それは、体の中に出てくる酵素やホルモンによって人間の体は動いているというのが、生体化学の世界からは良くわかってきているので、その仕組みを自分達の中に取り入れて浄霊をしていくという姿勢が大事だということですね。

 

そうしないと、ただ単に対立的に薬理学と浄霊を全く違う立場だというふうに考えてしまうと、薬毒があるので薬毒論からして薬理学というのはまったく浄霊とは対立的な立場にあると考えてしまうと、もう、我々の思考が止まってしまうわけですね。世の中に一杯勉強している人や研究している人達がいるので、その研究の結果、わかってきたものを謙虚にまず知って、学んで知って、それに基づいて実は浄霊はどこをすればいいのかというのを絶えず見ていく癖を付けておかないとですね、浄霊で奇蹟が出れば出るほど、その上に胡坐(あぐら)を掻いてしまうという信仰姿勢を持ってしまいます。

 

それが今のMOAが陥ってしまっている、いわば先達から誤って歩んできた信仰姿勢がもうどん底に落ち込んだ姿が今のMOAだというふうに見ておかないといけないと思いますね。それは何故かと言うと、1ページ目にもう一度返って頂いて、9行目あたりに『「入院すれば治りますか」と訊くと、「それは請合へない」といふやうに、実に撞著的言葉である。又予想と実際と外れる事の、如何に多いかも医家は知ってゐるであらう。』とあります。

 

ここを読んだ時に、現代の医者が医者達のグループが、やっとメシヤ様のところに追いついてきたということですね。だから昭和27年当時、メシヤ様が医者に対して訴えていたことが今医師団がやっと追いついてきて、「インフォームド・コンセント」に取組みだしたという事です。

 

『撞著的な返事はするな』とメシヤ様はおっしゃっておられるのでね。だから医者が「あなた、こうだからこうしないといけないよ」と言ったら、「その薬を飲んだ結果、改善することとその薬が私の体に影響を与える、大まかに言うと副作用というのはどういう形で出てきますか」と細かく聞いて、細かく知った上でその治療を受けないといけないというのが「インフォームド・コンセント」という考え方ですね。それが出来ない医者というのは、絶対その医者に医療にかかってはいけないというふうに、今の時代の流れとしてはそういうところまでいっています。

 

しかし、MOAは全く信者さんにそういう指導をしていかない。「医者の言うことを聞きなさい」ということは言うけれども、あるいは「医療拒否はしてはいけない」ということは言うけれども、医療に掛かる上での姿勢というものを全く指導してないところに大きな問題点があります。だから、今私が読んだところは、現在の医療の中では「インフォームド・コンセント」というところで、今は段々概念が整ってきたんだ、と。そういうふうに受け止めて我々の方は、メシヤ様に繋がらないでも、親戚、知人の人達が医療に掛かろうとした時には、「お医者さんに徹底的に質問しなさい」と。そして「全て納得した上で手術なり、治療法を受け入れなさい」というアドバイスをしていかないといけないわけですね。で、取り分け癌の場合には、最低3つの病院あるいは3人の医者に聞いて、3つの病院共、「手術しないといけない」と言われた場合は手術を受けなさい、と。こういうふうに言うのは、これはメシヤ様の信者に関係なく、今の世の中で時代の先端を歩んでいる人達は、そういう判断をしています。

 

一人の医者から「癌だからすぐ手術を受けなさい」と言われても、絶対手術を受けてはいけないというのが今の世の中の常識です。それがどのレベルの医者を療院が雇っているか知らないけれど、療院の雇っている医者の一人だけの話を聞いて、治療法とか対症法を決めてしまうということほど時代遅れはないわけであってね。そんなところが、東方の光教団は見えてないというところがあります。これは指導者達の大変な勉強不足があるわけなので、その人の下で動いている人たちの目をどうか覚ましてあげていただきたいと思います。

 

それで、メシヤ様は、そういう質問に対して曖昧な点とか、それから機械で調べるとか、薬品で調べてるとか言っても、どうしてもメシヤ様は『科学性に乏しい』とご指摘されております。メシヤ様はどこまでも科学性ということを追求していましたね。

 

だから他の論文を読んでいくと、いわゆる神(かみ)科学だと神(しん)科学だというふうにメシヤ様は説いているのは、どこまでもメシヤ様は科学を重視しているということです。これは何日前に発表したか明確に覚えてないのですけれど、今癌のですね、・・・。先月はみのもんたの「朝ズバ」の話しをしましたけれど、今一応、癌治療をする前の癌検診の時に、ある薬を使うと癌細胞だけが光りだすという薬ができたという、だから内視鏡で見ても最初その薬を掛けておけば、癌があるということがほぼ分かるという、だからまあ検査としては癌検査としては数段よくなるというのがマウスで実験が成功したんで、これから5年かかると、診断方法としてはね。科学がそういうふうにわかってきたのは、これは細胞分裂する時の癌細胞の特性とそれから正常な細胞の特性というのが、段々分かり始めたということです。

 

だから、分かり始めたので癌細胞の特質に薬が反応するという薬を作り出すことが出来たということです。で、こういうことの蓄積の中に、より浄霊というのがさらに重要性が増してくるわけです。そういうことが分かれば分かるほど・・・。

 

何故かというと、正常な細胞がある日突然癌細胞に変るという時には、先月もお話しましたように、突然変異性元素というのがそこに関与して、そして癌細胞が出来上がるのだけれども、実は癌細胞と普通の細胞の違いは何かというと、普通の細胞は調和がとれているということです。癌細胞というのは不調和だということです。で、浄霊すると、浄霊の光というのは、大きくいうと病貧争絶無の真善美完(まった)き世界を作るために、神様から我々にいただいている光なので、真善美になっていくという、下の部屋に御書が掛かってましたね。「真善美」のお額が掛かってましたね。真善美になるということは、浄霊が真善美になっていくわけですね。浄霊すると。

 

だから我々の細胞も真善美になっていくわけですね。アンバランスな細胞がバランスの取れた細胞に変るということです。浄霊の光を当てていくと。そうするとその気持ちをもっとメシヤ様から光を、私の体を通して相手に取り次ごうという気持ちを、そういうところまで高めていくと浄霊力はもっともっと増していくということですね。だからこういうことを拝読するのと今の人間の智慧でずっと研究しているものを組み合わせながら、我々の浄霊力を一層強めていくというふうにですね、日々心掛けていっていただきたいと思います。

 

それで、そのまた下へさらに下がってくると『全く唯物科学に捉はれ』ということを書かれてますね。『捉はれ、他を顧みないからであらう。』これはですね、「唯物科学に捉われる」ということと「他を顧みない」ということは、医学のことだけではなくてですね。自分に当て嵌めて読んでください。私には捉われはないか?

 

例えば、家庭の中であったら、夫婦の事だったら、「お父さんはこういう人だから」だとか、うちの女房は「こういう女房だから」とか、それから「お母さんはこういう人だから」とかね、これが”捉われ”です。捉われているとおかしなものを自分が形成していってしまうので、この”捉われ”ということは、ただ単に医学のことだけでなくて、自分の生活に当て嵌めていく、自分自身に当て嵌めて、ここは考えていただきたいと思います。

 

で、”他を顧みない”。実は相手の話を、・・・。私も家で家内によく言われるのが、「人の話を聞いてない」と言われるんです。(笑い)「わかっているから言わんでもいい」と言うんだけれども、実は本人の言いたかったことは別だったというようなことがあるわけですよね。それは夫婦間ではあるでしょ。これだけ言っているのにさっぱり分かってない、とかいうことは・・・。夫婦の間ではある。(笑い)それから、”私が一番辛いと思っていることをあなたは分ってない”とかね。”全然理解してくれない”とかいうことがよくある。これが、”他を顧みない”ということだから、これも自分の生活に絶えず、自分自身に投げかけておいていかないと、真善美完(まった)き理想世界を作るということには繋がっていかない、ということでありますので、医学を批判しているんだけれども、実は自分自身も省みて、そこに『夜の時代』の癖が、癖ということについては『夜の時代』の癖があるわけなんですけれど、それを取るということが実はメシヤ様の信仰をやっていくということなんだ、と。メシヤ様の信仰というのは、そういうものが信仰なんだ、と考えていただきたいと思います。

 

それからですね、その次に『此様に、医学が大いに進歩したと言ひ乍ら診断と結果が、実際と余りに喰違ふので、医師によっては、自分自身医療を余り信用せず精神的に治そうとする人もよくあり、』と書かれています。

 

この医者自身も、精神的に治そうという人もよくあるということで、最近一番顕著なのは「人は死なない」(矢作直樹著・パジリコ株式会社)という本が出てますね。今かなり売れているらしいですけど。これは、麻酔科の医師が、患者さんの臨死体験を下に、実は魂という霊的なものが人間にはあるというのを、一番感じるのは実は医者であるわけですね。で、医者は肉体ばかり触っているようだけども、一番分かりやすいのは救急医療ですね。そうすると、心臓が止まって、脳波も・・・、最後には色々治療して手を尽くしたけども心臓が止まってしまう人に何て医者は救急医療の場合、声を掛けるか知ってますか?ドラマでやっていたでしょう、心臓が止まってマッサージしても動かない時、患者の耳元で何て言ってます?・・・「帰って来い」と言うでしょ。「帰って来い」と言います。「帰って来い」というのは、どこから帰ってくるんですか?霊界から帰って来いと。霊界に行きかけているというのが分かっているから、耳元で「○○さん、帰って来い、帰って来い。」と言っているんです。だから医者が一番分かっている、霊が抜けてしまうと死ぬということが・・・。だからせりふの中でも「帰って来い」と言うわけでね。

 

だからそういう世界は今までみんな隠して、医者たちは触れないように、触れないようにしてきた。そうしないと自分達の立場がおかしくなるのでね。霊的なことを認めてしまうとね。しかしそれを破って、本が出始めています。医者達が書き始めてる。そういう臨死体験から考えられることを論じた本です、「人は死なない」という本は。

 

そういうことが分かってくると、もう一度我々の宗教の歴史といわゆる医療の歴史というのを見てみると、日本に蘭法、蘭学者、蘭学が入ってくるまでの医療は一体何かというと、おおよそ江戸時代までの医者は聞くだけだった。ほぼ聞いて、慰めるのがだいたい医者の役割だった。漢方薬とかは作っていたけれど、それはほとんど動物と一緒でお腹が痛い時にあの草を食べればいいとか、いうような程度で作り上げた漢方薬しかなかったわけなのでね。だから、これを飲んでおきなさいと言って、実はあんたの家はこうだから、もうちょっとこの点に気をつけていかないと駄目だよ、あの婆さん大事にせよとか言いながら、医者は言い聞かせてその人の気持ちを落ち着かせたわけですね。

 

何故かというと、江戸時代まではおおよそトイレがなかったわけですね。江戸時代のドラマとか見てても、長屋にトイレとかあるところはないでしょ。長屋のトイレとか見たことあります?ドラマで・・・ないでしょ。実はトイレは、一つ木の壷か焼いた壷が一個、焼いた壷は持つのが大変だからおよそ木の壷が一個、そこでおしっこをしていたんです。で、大きいほうは一箇所、トイレするところは、囲いも何にもないところで皆トイレしていたんです。で、ものすごく不衛生で、夏なんかは匂いが遠くからしてくるし、蝿(ハエ)がものすごく多いからね、そういう状態だった。トイレはそういう中に、女性も座ってしてない、立ってしてた。だってその頃はパンティがなかったわけだから、腰巻だけですからね。

 

腰巻をはたいて、その上にまたいで・・・これはヨーロッパでもそうでしょ。ヨーロッパのドレスは何のためにあったか?あれは、トイレをするためにあったわけでしょ。

 

だから、江戸時代までは、いかに、どんな生活をしていたかということなんです。現代人は非常に清潔になっているけれども、江戸時代までは、とてもその不衛生な状態だったわけですね。だから病気とかいう事は、当然頻繁に起きていたんです。医者というのは、それを慰めたり、家庭の色んな問題を解決するということが、主たる仕事だった。その中から蘭法が入ってきて手術したりすることをやり始めたわけですね。

 

これからさらに見つめていくと、自然宗教と創唱宗教。宗教は大きく二つに分けることが出来て、自然宗教というのと創唱宗教というのがあって、自然宗教というのというのをまず見ていくと、おおよそ縄文時代とかいうのは、その集落のテリトリーというのは、朝夜明けと共に歩いて行って、そして日が落ちるまでに帰って来れるのがその集落のテリトリーですよね。まだ馬とか乗ってなかったから。歩いて行って、もうすぐ日が落ちるという、暗くなるまでに帰ってこないといけないから。それが狩猟に出かけたり、あるいは木の実とか採取する時の広さです。海へ行っても船で行っても日が沈むまでに帰ってこないと帰れなくなるわけなのでね。それが大体生活圏の広さです。

 

それより向こうへ行くと命に係わってくるわけですね。それから、まだ猛獣毒蛇とかいたので、どんなのが住んでいるのか調査が出来てないところへ行くと、今度は命に係わってくるので、そこは、禁足区域とかいうのが集落には一杯あったわけですね。しかし、血気盛んな若者とかは、村の長とかの言うことを聞かないで、そういう所へ出かけて行って冒険をしたくなるわけですね。若いから、走って行って走って帰れば間に合うからという事で行くんだけれど、やっぱり毒蛇とかに噛まれたりして死に絶え絶えで帰ってくる。そうした時にすぐ村の長は、これは禁止行為をしたという事でそのことを村人全員に伝えて、そしてもう一人、いわゆる祈祷師みたいな方がいて、皆を集めて、この若者が何故毒蛇に噛まれたかという経緯を懇々と説明して、こういうことを絶対しないと、・・・前にも話したと思いますけど、誓わせるまでは、この若者を皆の前で苦しませて治療をしないんですね、そうしないと皆がこの約束事を破らないという誓いをしない限り、皆の生命を守ることが出来ないのでね。そうして約束事を皆が誓った時に、薬草とかをそこに塗ったり、毒を抜いてやったりしながら治療をしていくということをずっと積み上げてきたわけですね。

 

それが政治の中心者と宗教の中心者の役割として、皆を守るということがあったわけですね。これが、自然宗教の中で絶対に持っておかなくてはいけないものだったわけですね。その事が分かってないと、世界救世(メシヤ)教も何を担っていくのかというのが見えてこないわけですね。

 

で、そういう基礎的な勉強がどうしても不足していったために、余りにも奇蹟が出るために、道を、歩み方を間違ってきたのが世界救世(きゅうせい)教の現在だというふうに、そういう見方をしておかないと、我々がこれからメシヤ様の御心に適った御神業を進めるという上においては、どうしても足りないところが出てくるわけです。だから、そうした歴史というものを少し本を読んだりしながら、確認したりしながら進んで行っていただきたいと思いますね。だから、現代人と江戸時代人の生活スタイルは、・・・江戸時代は一日二食だということは知っているでしょ。昼御飯はほぼ食べなかった。それは、夜明けと共に動き出して、日暮れと共に活動しないというのが、江戸時代までの生活だったのが、現代人は夜も煌々と電気を付けて動いているのでね。だから、どうしても体調を壊す人が出来てきてしまっているわけです。

 

そういうことから、現代が作り出している病気というのは、化学物質とそういう生活スタイルが、長年の人間が営んできたリズムとは違う形になってくるので、おかしな事が起きてくるのは当然だという考え方を持っておかないと、子育てをしていく上においては、自分の子供がおかしい、ちょっとおかしいなという時に、そのことを細かくチェックする癖を持っておかないといけないということになってきます。

 

だいたい今回の御論文からは、そういう事を説明しておきたいと思いますので、後はいつものように質疑応答に移りたいと思います。

 

参加者:高血圧だったおばあさんに浄霊のお取次ぎをしているんですけど、そのおばあさんがこの前血圧を測ったら140だったので、お医者さんに行ったら、お医者さんに「薬を飲みなさい」と言われて、「1日3回朝昼晩と薬を出してくれるんだけど、1日1回朝だけしか飲んでないんだけど」と言われたんで、「140なのにどうして飲むの」と言ったら、「お医者さんがそういうから」と言われるんですが・・・。

 

代表:今の血圧の関係で、血圧の薬をずっと飲み続けると腎臓が駄目になって透析を受けるようになりますよね。で、透析がほぼ必要ない人が、透析患者の中の三分の一人くらい、本当に必要な人は三分の一くらいしかいないんだと。しかし、保険制度が行き渡っているので透析患者にしてしまうと医療費がどんどんね、月に1万円くらいで透析は週3回受けられるそうです。保険が適用されてね。その代わり病院には莫大なお金が下りてくるわけなので。その仕組みが、透析患者を増やしているんだというのを指摘した文章が、先月発行された文芸春秋に書いてあります。まだ次のが発刊されてないのでまだ店頭に並んでいると思います。透析の専門医が、書いております。それで、この濾過能力が何パーセントまで下がったら透析を受けないといけないかというと、5~6%まで下がると命にかかわるので本来透析を受けないといけないのだけれど、今は60%まで能力が下がると「透析を受けたらどうか」と医者が言うらしいですね。

 

で、原稿を寄せた医師の場合は、まだ復活する可能性があるというので、食事療法と生活習慣を変えることによって透析を免れるように、透析患者にならないで済むように皆を指導していくという方針をとっている、そういう先生なんです。だから是非、読んでみてください。

 

割と最近、文芸春秋は、医者でも異端児といわれる医者の原稿を載せて、今の医療に対する問いかけをしてくれているので、非常にありがたいと思います。だから支部で毎号取ってもいいですね。専従者の愛読書にしても・・・。(笑い)

 

「坂の上の雲」今総集編をやっているでしょ、見て何か感じることがありますか。

 

今、ロシアの要塞を攻撃して1万何千人の日本兵が殺されてね、無謀なことをやっている場面があるでしょ。あっちの事は非常に悲惨だけれども、もう一つ西田敏行が演じている是清、高橋是清という人は、何に良く使われますか?

 

参加者:小泉が言った俵のことですか・・・。

 

代表:そうですね。あのことばっかりがクローズアップされてますが、実は今回の「坂の上の雲」の中では、外国の銀行家、投資家からお金を借りてるでしょ。あれは、何のために借りているんですか?

 

参加者:戦争をするためですか。

 

代表:戦争をするためでしょ。貸す方は何のために貸してますか?

 

参加者:利益を得るため・・・。

 

代表:何の利益ですか?お金を儲ける為が一つですが、もう一つは、この前貸した人はユダヤ人でしょ。ユダヤ人が何故、日本人にお金を貸すかというと、ロシアは約束を守らないでユダヤ人をちゃんとしてくれなかった。しかし日本人は約束を守るから、一矢報いたいと、ロシアに。そういう気持ちでお金を貸しているということですね。これがずっと来て、今のギリシャ危機とイタリアをはじめとするEUの危機を招いているわけです。

 

要するにそういう資産家達が金融を使って世の中を動かしているということです。だからああいうのを見ながら、今日本や世界が覆われている経済的な問題は何かというと、そのお金を持っている資産家達の考え方が狂っているというふうに、あのドラマを見ながら是非繋げていってもらいたいですね。

 

そうしないとメシヤ様のこの教えと力によって天国を、世界平和とか、世界を豊かに、精神的に豊かにすると言っても、その原因を分かっておかないと出来ない。司馬遼太郎が何故すばらしいかというと、そこに着目して小説を書いたということです。

 

参加者:わかりました。

 

代表:その着目して書いたところを、メシヤ教信者はきちんと受け止めておかないと、地上天国建設というのは、程遠いということです。

 

参加者:何かおかしいと思ったんです。あそこでユダヤが暗躍しはじめたのが・・・。(笑い)

 

代表:今度はね、暗躍だけじゃないわけでね。要するにあの一部の人間達が、お金を大量に動かしながら日本とロシアを戦わせているわけですね。そうすると兵隊達は一振りで死ににいっているわけでしょ。こういう馬鹿な世の中を変えないといけないというのが、メシヤ様の御心だというふうにして組み立てていかないといけないです。組み立てていった時に、それを東方之光教団に当て嵌めていくと、上の者が一振りすると皆薬を飲むわけだから(笑い) ・・・ね。

 

全く同じ状態ですね。メシヤ様は庶民を救おうとされているわけだから。

 

参加者:私達の使命は大きいですね。

 

代表:そうそう、私達の使命が大きいというより、それが分かる人を増やしていかなければいけないんです。このことが分かる人が増えていかないとね。教団も生まれ変われないし、メシヤ様の御心を実践するという人が増えてこないし、地上天国建設ということは、非常に遠い存在になってしまうのでね。だから、そういう気持ちであのドラマを見てください。

 

参加者:○○君が、「坂の上の雲」の本を読んですばらしかったと言った事があったんですね。その時、「何であんたにそんなことが分かるん」と腹の中で思って、「他の事がもっと分かれ!」と思ったことがありましたが、・・・。(爆笑)

 

しかし、それがそういうふうに繋がっているとは思ってなかったですが・・・。見ること自体が内容的に好きじゃないから。

 

代表:いやね、辛い場面ばっかりなのでね・・・。辛い場面ばっかりなので見るに忍びないんだけれど、しかしその背景となっているのを見て、ユダヤ人とか、西田敏行が中々好演しているのでね。その当時の巨万の富を持った連中が、どのように考えて金を動かしていたかという一端が分かるのでね。で、その考え方と今のギリシャの問題も一緒だということです。

 

参加者:人類はずっとそうやって歴史を繋げてきたんでしょうね。それとは全然話しは変るんですが、岡山県の青少年が荒れているということが全国で1位だというんです。それをこの前学校関係者と話した時に聞いたんです。

 

代表:こんな穏やかなところがワースト1ですか。

 

参加者:そうです。

 

代表:全国で・・・。

 

参加者:大人の世界がそうだからなったんだと思います。それぞれ自己中心的で助け合わない人が多いからかもしれません。

 

代表:しかしこれは難しい問題ですね、岡山だけの問題ではないんですからね。全国的な問題ですね。 さて、こういうことの問題を解決する鍵をメシヤ様は何ておっしゃっていますか?昔の天国の礎の中に・・・。御教えの中で一か二に短い御教えなんですが・・・。昔の天国の礎の中で短い御教え・・・。

 

参加者:・・・。

 

代表:昔、暗記させられなかったですか?

 

参加者:救世教教義ですか。

 

代表:じゃなくて、世界も国家も個人も、あらゆる問題を解決する鍵は誠の一字である。という・・・。

 

参加者:あぁ、あぁ・・・。

 

代表:学校の先生から、『誠』ということを、もう一回思い出してもらわないといけないですね。その誠が一番欠けているのが共済年金です。共済年金が絶対許せないのは、払ってない分が上乗せされて貰えるということ。内の母親も共済年金を貰っているんで、お袋の悪口を言っているようだけれど、出鱈目ですよあれは、共済年金は。厚生年金は高くても企業が上乗せして払っているから正当なんだけど、共済年金は、上乗せ分誰も出してない、国が出しているだけ。

 

上乗せは何であるかというと、給料が安かったから。昔の学校の先生の給料なんて、ほんとかわいそうな位だった。だから共済年金には安い分のために、上乗せをしてきたんですね。しかし給料が今、地方に行ったら一番給料を取っている人に何で上乗せがいるかという、この見直しをメシヤ様はしないといけないということで、この前も熊本でちょっと話したように立法府と廃法府という御教えを我々に課題として下さっているわけですね。しかし、信者は、というよりその前に専従者は全くそういうことを考えていない。

 

この立法府と廃法府は天国になっていくと、罪を犯さなくなってくるので廃法府だけでよくなるんだという、そういう単純な捉え方しか。これが信者さんのレベルだったらこの捉え方でもいいんだけれど、専従者は、この世の中の中で出来てきた様々な仕組みは、その時代の背景があったから出来てきたんで、その時代が移り済んだら、これはもういらないと。しかし、これは新たに作らないといけないという、こういう見直しをいつもしていかないといけないのを、実はメシヤ様は『立法府と廃法府』で我々に課題を下さっているにも係わらず、そういう捉え方が出来てない為に専従者が一番ぼーっとして生きているわけです。

 

ですから、話しが少し飛びましたが、是非「誠」という御教えをコピーして、こういう文章があるんですというふうに・・・。学校の先生はまず自分の身を切るようだけど、共済年金を一元化の中に入れて下さいという運動が起きない限り、教育問題は解決しないですね。ああいう出鱈目なことを自分の生活の中で許容しながら子供を育てる、教育するということは、とても間違っているわけですからね。

 

参加者:それは永遠にならないんじゃないですか?

 

代表:気付く人がいなければ、ならないですね。

 

参加者:気付いていても知らん振りでしょ。

 

代表:そうですね、知らん振りが多いでしょうね。(笑い)だから誠を持ってくれると、気付いたら変えていこうというふうに、誠のある人はなっていきますので・・・。だからまず学校の先生方には誠を持ってやってくれと・・・。で、父兄達はどうするかという問題はありますけどね。父兄を中々変えることが出来ないので、子供から変えるしかない状態ですね。

 

ただね、私が使っているこの手帳、日本能率協会が作っているんですね。日本能率協会というように非常に能率が上がるような手帳なんです、これは。(爆笑)

 

いやぁ、能率を上げるために徹底的に研究して作っているんです。で、これの有り難いのは夜の12時まで時間帯があるんです。普通のは6時位までしかないんですが、これは12時まであるという、非常に有り難いんです。8時から12時まで細かく書き込めるんです。

 

これを研究している人達が、一般企業の新入社員の研修を受け持つんです。で、若い人、色々問題がありますよね、それを企業に合うように修正していくわけです。親が教育してないために。だから企業に入ったらちゃんと仕事が出来るようにこの人達をスタッフが研修を請け負っていて、何を教えるか・・・。

 

例えばですね、アニメみたいな字を書きますよね、丸字とか。こういうのを書いていると、公文書やお客様に出す時にとてもいけないので、これをきちんと書くように指導したりするわけです。一番基本的な文字から教えていくわけです。でも何故文字をきちんと書かなくてはいけないのかという説明をセミナーでするでしょ。それを聴いた瞬間から全員字を改めていくという、ということは親が全く字の意味、文字の意味を教えてないために自分勝手な感覚で字を書いていっているということなんです。

 

しかし、理(ことわり)をきちんと説明すると皆分かるというんです。100人に説明すると100人分かるというんです。この人達が言っていることは、きちんと説明すれば、新入社員、青年達は皆分かる・・・。詳しいことは日本能率協会がセミナーを載せた本を出しているから興味のある人は、日本能率協会編纂という本が色々ありますから取り寄せて読んでみてください。

 

だから親がね、一人一人呼んで、あのね、あなたのこれは、こんなことやっているけどおかしいよと、こういう意味があるからこうしなさいと説明すれば、子供はその時に、そんなこと言ってとか、言っていい顔しないけれど、しかし、一人になった時に考える、子供というのは。不満たらたらの顔をして聞いているけれど・・・。割と素直に「そうかそうか」という子はいないけれど、一人になった時には、”そういえば、お父さんお母さん、ああ言ってたな”とかいうのをずいぶん考える、そういうもんなんです。子供というのはね。だから親がね、いくら嫌な顔をしようが話していかないといけない。そういう大事なことを。

 

参加者:○○さんところはまだ間に合うね。

 

代表:学生時代にやっておかないとね。

 

それから茶髪に髪を染めている子とかタバコを吸っている子は、何のために非行をしているかという事を分かってやらないと、それを「困ったもんだ」、「困ったもんだ」となるから一層悪くなってしまうんですからね。

 

参加者:本当に愛と誠という言葉は、自分の中から湧き上がるものでない限り、いくら愛と誠を持ってと言われても、相手に対する思い、どういう形にせよ、通じていくんだなあと、長い間の信仰生活で色んなことがありましたしね。お導きもさせていただきましたが、その時、一瞬一瞬が愛と誠ですよね。本当に相手を思う心ですよね。

 

代表:だからそういう事を、体験を基にして学校の先生達を教育し直さないといけないですね。誠を持ってやってくれと・・・。

 

参加者:わかりました。御教えをコピーして持って行って話して見ます。

 

代表:そうして下さいね。それからもう一つ短い御教えは何でしたか。暗記するとしたらこの『誠』ともう一つは・・・。「感謝が感謝を生み、不平が不平をよぶとは正に真理だ」という、これが一番短い。この二つくらいをまず一番先に暗記しておけばね。あとどんな問題にぶつかった時でも、この御教えがすっと浮かべば、感謝という事になってくるし、何かと言えば『不平不満を言ってると悪魔に通じるんだ』と思えば、もう言わなくなるしね。

 

参加者:でも感謝という言葉は、簡単そうで本当に感謝するということは大変なことですよね。皆足りすぎて、いい生活になればなるほど感謝できないらしいです。

 

代表:それともう一つは、勉強しないと感謝できないです。ぼーっと生きている人は感謝できない。一生懸命勉強している人は感謝できるんですね。昨日のニュースでは、大体500光年ほど先に地球の2.5倍ほどの天体があって、そこに水を持っている星が見つかったということですね。だから、ひょっとすると人類みたいなのがいるかもしれないという、興味深い発表をしたわけですね。そうすると、そういう事を聞くと、もう一回地球を見直すと地球と太陽の距離と地球と月の距離と、これが400倍という数字になるでしょ。太陽が月の400倍の大きさでしょ、こういう距離と大きさがないと、地球に今我々は住んでないわけです。

 

太陽の大きさと太陽と地球の距離がピッタリだと。これだからこそ、生命が宿れるんだと。しかも、月がないと進化という事が出来ないので、月がまたあって、そして1年に数センチずつ離れていっている。この仕組みがあるからこそ、生命が宿るんだということが分かれば太陽を見た時に自ずと感謝の気持ちが起きますよ。そういう事を知らないと太陽を見ても、感謝はそう起きるものではない。月を見てもそういう気持ちが起きるわけではない。知れば知るほど、感謝というのはどんどん膨らんでいくという、だから日々勉強しないと信仰者とは言えないわけですね。

 

参加者:ぼーっとしていたらいけませんね。問題意識を持たないと・・・。

 

代表:さっき文字の話をした時に「木」の話しはここでしましたよね。「木」という字について・・・。何故こういう字になっているのかという事を・・・。してないかな・・・。

 

参加者:たぶん、してないです。

 

代表:元々はこういう字だったんですね。木はね。(象形文字で示される)しかし、木というのは根が張ってないと駄目だという所から、この上の曲がったのを伸ばして、土より下が大事だということで、こういう形になってきたんです。で、こういう意味が分かると木というのは、毛筆で習った時に、こうパッと広げないといけないということになってくるわけですね。

 

こういうことが一つ一つ分かってくると、字を丁寧に書けるようになってくるわけですね。そういうことを教えるためには親が相当勉強しないと。子供が勉強して丁寧に字がかけるために・・・。もうあなた方はもうじき結婚して親になる立場だから、今度自分の子供に教えていくためには、すごく勉強しないといかんね。(笑い)

 

参加者:○○ちゃん、楽しいね。大好きな勉強が・・・。(笑い)

 

参加者:勉強大嫌いなのに・・・。(笑い)

 

参加者:親がコロコロ字だし・・・。(笑い)

 

代表:そうすると毛筆がなぜ大事かというと、この漢字の意味を知るためにというか、この漢字が出来上がって完成してくることを知るためには、毛筆をやっておかないと、知らないという事になってくるわけでね。で、毛筆だけは取り分け和紙に、摺ったもので毛筆で書くとおおよそ800年は朽ちないです。すばらしいものです、紙というのは。皮はすぐ腐食したりするでしょ。鉄の場合は錆びてくる。ですから和紙は相当持つんです。

 

参加者:宇宙人はいるんですか?UFOはあるんですか?

 

代表:あるという人もいるし・・・。私は1回しか交信したことがないので宇宙人とは。まあ宇宙人というか、神のような存在の人から、1回だけメッセージがありました。

 

参加者:何歳の時ですか?

 

代表:40代になってからですね。突然ね、やっぱり人を使わないと伝わってこないので、回路が開くらしいです。回線がやっと開いたんで、この子を通して・・・小学校6年生の男の子が、これも前に話したよね。熱が出ておかしくなったんで親が連れてきたという話。それで布教所へ来たからずっと浄霊してたら40度の熱が出ていて・・・40度の熱が出たら気をつけないといけないことを話しておきますけども、40度がまる二日続くと脳に障害が残るので、途中少しでも下がれば大丈夫です。40度が48時間ずっと出続けていると障害が起きる場合があるので、それだけ気をつけていれば、どんなに高熱が出ようとも大丈夫だということが前提としてあります・・・その子は40度の熱が出ていたので浄霊してたら、ぐったりしていたのが突然意識がはっきりして、パッと目を開けて、「私はアルタメッタ流星雲から今回路が開いたので、この子を通してメッセージをお伝えします」というのが皮切りだったですね。

 

参加者:それは言葉に出たんですか?

 

代表:ええ、その子供の口を使ってね。

 

参加者:それじゃ、全然違う声ですか?

 

代表:ええ、そうです。それで、冷静で静かな声でね。そして、「この子のお母さんは「主(す)」に身を捧げて御神業に臨めばこの子は助かる」と・・・。「そういう事を今決心すればね、助かります」と。そういう短い文章だったんです。言葉だったんです。だからもう「私は何でもします」と、そのお母さんは言ったわけです。で、ついでだから私もこうして浄霊している以上、私にも何かありますかと言ったら、いや、その当時は明主様だったですけど、「明主様の教えをとにかく広めないといけない」と、だからそれは私は決心しているから間違いなくやっていきますと、というふうにして、「分かりました」と言ったら、「通信は切れます」と言って切れたんです。そして、その子の熱はさっと下がったんです。

 

そのお母さんは、私がいた布教所では、それから一番お導きをしたんです。浜松の人なんです。

 

参加者:それは間違いなく神の声なんでしょうね、狐や狸ではなくて・・・。

 

代表:回路が開いたという言い方をしたんでね。中々通じなかったけれど、やっと開いたんでという・・・ね。まあ、声を聞かなくても我々には御論文があるんでね。それを読めばいいわけですから・・・。

 

それで私は、そういうようなことを重ねて、このメシヤ教でもう一回やるという、その前段の出来事です、そういうのはね。

 

また、色んな事に興味を示していけば、必要なことは、よくメシヤ様は、御教えの場合は身魂相応に分かるということなんだけど、もう一つは、必要な時に必要なことが情報としては入って来るんだと。だからその時にいつも自分が、待ってましたと言って、知識を吸収していかないといけないので、それがここの「他を顧みる」という事とか「捉われない」という言葉であろうかと思いますので、どうか1ヶ月間「捉われない」ような生活をしていただきたいと思います。時間が過ぎましたけれど、12月23日はメシヤ様御降臨祭でありますので、メシヤ様御自身は人間的には一人の男性として生まれてきたけれど、救世主になるために、ありとあらゆる苦労をさせられて、そして人を救う力と方法を編み出されました。

 

その弟子である我々も、その使命に応じて苦労というのをずぅっと今日までさせられてきて、その中でメシヤ様との出会いと、その中での学びが今後も続いていきますので、そういう中で今年一年の学びとか、あるいは反省することとかの整理をさせていただいて12月23日に臨みたいと思います。で、メシヤ様から力をしっかり授けていただけるように12月23日を迎えさせていただきたいと思いますので、そのことを御願い致しましてメシヤ講座を終わらせていただきたいと思います。

 

全員:ありがとうございました。

(午前の部終了)

 

午後の部-抜粋

 

参加者:嫁ぎ先の母の実家が絶えているんですが・・・。

 

代表:お母さんが生きている間だけでも、小さくてもいいから別個に仏壇を設けてほんとうはやっていった方がいいね。

 

参加者:位牌を作ったほうがいいのかなと言ったことはあったんです。

 

代表:その位牌ではちょっとね。もう絶えているんであれば、小さくても仏壇を買って、お母さんが生きている間はやっといたほうがいいですね。本家がちゃんとやっているかどうか分からないけどね。実家がまだあって、先祖供養をしているようであれば、小さい位牌を作って仏壇に入れとけばいいんだけれど、絶えた状態であれば、そこへすっかり掛かってくるから、そうすると、○○家の仏壇の方に入れていると常時いるとよくないのでね。だから小さくても仏壇を買って、小さな位牌を作って入れて祀るというのがよいです。

 

参加者:うちの長男の事もあって、おじさんの永代供養させてもらったらよくなったので、そういう霊的のこともあるから、東方之光でしている慰霊祭というのが、しないわけにもいかないのでどうしていいか分からない、主人はまだ話がよく分かっていないから、こちらで慰霊祭とかないのかなぁって言っているんです。だからこっちは永代供養なんかはないんだと言ったんです。

 

代表:永代供養の意味がわかってないですね。永代供養というのは、絶えたということなんですよ。絶えたから永代しないと跡継ぎがいないから永代するのでね。ところが東方之光教団は金がないから永代を皆にさせてね。跡継ぎがちゃんといてやっているのに永代するということは、先祖にとって見たら「どういうことだ」と、「お前達は祀る気がないのか」ということになるんですよ。永代をやっちゃうと。その当時、何十万包んだかわからないけど、その何十万かが教団の中で使われたので、それが徳として帰ってきたので御守護をいただいたわけで、永代で御守護をいただいたというよりも徳の形になったので御守護をいただいているということなのです。

 

どちらにしても永代のためにその時何十万か、三十万としたら、三十万全部永代に使うわけないでしょ。教団の経理一色、一本だから。その中から事業費とか使っていくわけだから・・・。その教団運営のため使われたから、形は永代だけど徳になっているので御守護いただく場合もあるということです。永代して欲しいために長男をおかしくしたという先祖は許せんですよ、そんなのは。

 

参加者:そうですね。

 

代表:「なんで私の子供に、いいかげんにしてよ」と言いたくなるでしょ。(笑い)それで、本当であれば、自分の出来る範囲の中から神様に御使い戴くということをしながら、慰霊の方は、自宅の仏壇を通して慰霊をしていけばいいわけですね。

 

参加者:命日の日にですか。

 

代表:あるいは月に一回、慰霊祭を執り行うとか。○○家の慰霊祭を行う時にそのお母さんの実家の方にもお膳を一つ上げて、そして一緒にさせてもらうと。

 

参加者:今の○○○○教団の家庭感謝祭のあり方が、大抵の家庭の場合、月に1回、神様に感謝報告をする時にお膳をあげるのですが、その時に紫微宮とか仏壇にもお膳をお供えして食べてもらっているという状態なので、慰霊祭というには、又ちょっと違った意味になっていると思うんですね。

 

代表:何かちょっと、お祭り事態ごちゃごちゃになっているんではないですかね。神様に感謝を捧げるのと先祖と一緒になっているようですね。

 

具体的に話を進める時には、○○さんに相談しながら進めてください。

 

参加者:わかりました。ありがとうございました。

 

参加者:お光のことですけど。お光がなくても浄霊が出来るという理屈はわかるんですけど、そのお光様のことについてどこかで何かあったんですか・・・。

 

代表:そうです。私がメシヤ教を始めるときに、あちこちから100体「お光」を買って出たんです。最初に、買わないとくれませんから。買ってそれでやろうとしたんだけれども、帰りに止めて、家に移動する最中に、どうしても主之光教団は当時「五六七大神」と書いた御神体を、今もそうなんだけれどね。で、宗教年鑑を見ると健富和協会が「五六七」のミロク大御神様という御神体を祀っているということが出ていたので、そこへどうしても訪ねていって御神前を拝させていただいて、今後の自分の・・・御神体とか諸々のことを考えないといけないとか言った時に、お光無しの浄霊の経緯(いきさつ)を、そこの会長の奥さんがずっと説明してくれたんです。

 

その時にメシヤ様と当時の執事、阿部執事とのやり取りとか、諸々のことを見させてもらったんで、それでこれは間違いないなということに至ったんですけど、裏付けがそこで取れたんです。

 

参加者:これが無くても、名前と年齢というところがあるでしょう。あれは皆に言われたんですか?

 

代表:あれは、阿部執事にだけです。

 

参加者:それが元なんですか。

 

代表:そうです。お言葉としては・・・。しかし、メシヤ様がお書きになって尚且つメシヤ様が特別だから入霊されたわけですよね。で、メシヤ様が御浄化に入られて書けないわけなので、それを印刷するというのも又おかしな話ですしね。入霊を、じゃあ、当時誰がしたんだと、メシヤ様は浄化でお休みになっておられるのに、理事会で入霊したのかどうかと、そういうことを突き詰めて考えるとやっぱりおかしいということでしょうね。

 

参加者:前の三代様がお三方にもって、白装束で御神前で汗びっしょりになって入霊されるというのは聞いたことがあるんです。

 

参加者:それは二代様からの、大本式の入霊の仕方がそのまま三代様にも受け継がれていたと思うんです。

 

代表:しかもおかしいのはね。入霊される時、天の数歌を唱えているというんです。天の数歌を唱えて入霊するというのは、そんなに時間をかけてはいけない。『入霊は一瞬に入れろ』ということだから。メシヤ様から、入霊の仕方が一度だけお言葉があるんですけど、この御神体についてね、御神体に粗相があった時に、もう一度御神前にお供えして御報告してから御入霊する時は『胸から入れる』というお言葉があるんですけどね。だから、一瞬に入れないと、天の数歌を唱えたりしているとちょっと変なことを考えたら、そういうものに災いされることになってしまいますよね。救世の情熱、人を救いたいという思いを一瞬にして入霊するという姿勢だったらまだ分かるんですけどね。そういう祭式を用いているので、ちょっとこれは相応しくないなぁと思いますね。

 

しかも一番最初は掛けてないんですよ。桐箱に入れていて、脇床とか、ここに安置して、そして浄霊していたんです。これはメシヤ様から許可をもらうということですので。許可をもらう形式をどのようにするかということが一番の課題になるわけですね。だから、お光無しの方がより許可を戴く姿勢作りというのは、きちんとしないといけないので信仰的には非常に育つ方法だと思います。まぁ、布教所長をやっている頃、皆よく落としてお浄めする時に、結構所長として説教してね。「あんた落ちた理由分かるか」なんてね。そういう意味では、「お光」も意味があるんですけどね・・・。

 

参加者:私は、前の時より、こっちになってからの方が浄霊力の断然強いのを感じます。

 

参加者:我が家の子は、どの子も浄霊力が強いけれど、こちらに変ってからの方がよく効きますね。浄霊力が強くなりました。

 

代表:それはすばらしいですね。やはり、自分で実感するということはすばらしいね。

 

参加者:○○君も、一生懸命念じながら浄霊してますけど、なんか今までと違いますよ。姿勢が・・・。今までは半分寝ながらしていたような感じでしたが。それから、私が勧めた○○○○さん、この人は人相がよくなってきてます。人相が変ったと皆が言い出しました。

 

参加者:この前、お父さんに浄霊する時に、その前に先生から聞いたのだったかな・・・。光で、熱で中を溶かすというか熱で全部溶けると聞いていたので、溶かす勢いですごく集中してやってたら、知らない間に時間が過ぎていたんです。

 

参加者:子供からそういう浄霊がいただけるのは幸せですね。

 

参加者:この前も、熊本に行ってる途中で浄化した時、子供に左の肩を浄霊してもらったら、それから楽になって元気に行けたんですよ。

 

参加者:それは若くて優秀な浄霊士ですね。(笑い)

 

代表:皆に宣伝して、家に浄霊を受けに来てもらったらいいですね。休みの日なんかに。(笑い)