メシヤ講座no.114浜松(平成22年7月)

<今月の御教え>

「明主様(メシヤ様)と谷川徹三氏との御対談(三)」

 

【メシヤ講座 浜松支部】

メシヤ講座no.113の御対談を拝読して

 

楳木代表

今回のご対談は私が解説するよりも、○○君読んでみて茶碗の見方はわかったかな?1ページ目に茶碗はどういうところで見たほうがいいか、書いてあるかね。

谷川氏の二回目の発言になんて書いてある?読み上げてみて。

参加者

〈それに美術館のような明るい所では駄目ですね。特に井戸茶碗などは茶室の薄暗い所でなければ駄目ですね。〉

楳木代表

これが茶碗の見方だということです。だから茶碗は余り明るいところで見ても、本来茶室で使用するものだから、茶室ぐらいちょっと薄暗いところでないとね。茶室というと電灯はついてないでしょ。そして、入り口は狭いし本当に暗いところでお茶を飲むからね。そういうところで見たほうが茶碗の味が出てくると。そういうことを教えてくれているので、大いに参考にしていただきたいと思います。

このご対談を読んだときに△△家では抹茶茶碗を出して、改めて見てみましたか?

参加者

見ていません。

楳木代表

抹茶茶碗はあるでしょ?

参加者

一つだけです。

楳木代表

でも抹茶茶碗はあるね。○○家はどうだね。あったでしょ。実家の方でよく抹茶を出すと言っていたから、ここにもあるでしょ。

参加者

でも家にはないですね。

楳木代表

ないですか。ご飯茶碗は柚薬が塗っているでしょ。手を持つところもツルツルでしょ。だからあれは余り減っていきません。柚薬を塗っていると。抹茶茶碗は柚薬を塗ってないから、置くとどんどん減っていくのですね。

そして畳ずれというのは「一服どうぞ。」と言って出すから畳で少し擦れるということですね。それで今度手に持って三回回しますから、この手の平でまた少し擦れると。それを何回も何回も使っていると擦れていきますよという話しですね。

私が抹茶茶碗を自分の小遣いをはたいて最初に買ったのは19歳のときです。学生のときに山口県の萩にみんなで研修旅行で行ったときがあります。

今、龍馬伝で山口の方が出てくるでしょ。 松下村塾を見ようということで松下村塾へ行った後、萩焼の窯元へ行ったのです。どっぷりしていなくて少しスラーとした茶碗で、非常に色合いが綺麗な茶碗なので、 気に入ったので買ったら、そこの窯元が「家へ持って帰ったら、まず濃い抹茶を点ててたっぷりいれて3日間置いてください。」と言います。そうすると貫入に抹茶が全部しみこんで使えるようになります。それと高台には滲まないようにということで、お皿に水を溜めて置くと良いということでした。抹茶が貫入に全部詰まって、抹茶を点てても下に滲み出ないようになるから濃い抹茶を点てて3日間置いてそれから使ってくれと。そのときに抹茶茶碗の使い方の第一歩を習ったのです。

貫入というのは青磁の茶碗とかを見た時にヒビみたいのが入っているでしょ。それが貫入です。

萩茶碗には貫入がいっぱい入っているからね。そこに抹茶が詰まっていくとまたそこに滲み出てくると。だから使い込めば使い込むほど、抹茶の色がそこに滲み出るから。抹茶は下の方だけ入れるから、下の方だけ色が滲み出て、上の方は元の色が残るから、非常に味わいのある茶碗になりますよ、ということです。

また、例えば壺を買ってきて貫入が入る壺の場合は、それを夜枕元においておく。そして寝ていると夜中に貫入がピーンと入る。それを聞くためにそういう壺を買うのですね。そして精神を研ぎ澄ますために、貫入の音を通して。何時貫入が入るかわからないので、ずーっと寝ながら待っている。で眠りこんでいるときに入ったら音を聞き損ねてしまいます。しかし精神を研ぎ澄ませていると入る瞬間に目が醒めたりします。

それで精神性を高めていくと。そういう世界もあるのです。だからこういう機会に、茶碗とか焼き物というものの解説をしてもらったときには、そういう世界もあるのだということを知っておくと、より一層自分達の精神が豊かになっていくのではないかな、と思います。

大体そういうことですね。今回は焼き物の印刷をしてみた?

参加者

喜左衛門井戸と筒井筒は印刷しました。

楳木代表

メシヤ様が欲しがられて手に入らなかった不二山を印刷するとよかったね。そういうものをみんなに見せてあげると、不二山というのはこういう写真だという事がわかるし、雨雲は雨雲らしかったでしょ。そういうものをみんなに見せてあげるとよりこの話しがわかるようになります。

ここでものすごくびっくりするのは膳所光悦の茶碗でお茶を出したという事です。名品で谷川氏にお茶を出して差し上げたという、ここがまた素晴らしいですね。うらやましいところだね。

さ、そういう所にしておきましょうかね。それではいつものように質疑応答に入らせていただきたいと思います。

参加者

家の実家にあった茶器は安物だったと思うね。だけど昔からあるのでだいぶ使い込んであります。

楳木代表

私が19歳のときに買った茶碗は5千円でした。今から36年前の5千円でしたから、とても高かったのです。学生としては大枚をはたいて買った気分でした。

○○君の家にはテレビが何台ありますか?

参加者

全部で5台です。

楳木代表

携帯電話にも付いているでしょ。

参加者

そうすると7台です。家族より多いね。

楳木代表

それに風呂場にも付けたりするとテレビだらけになってしまうね。

○○君の家の一番大きいテレビはどこのテレビ?

参加者

ソニーです。

楳木代表

ソニーならもう有機LAかね?

参加者

違います。では普通の液晶テレビだね。

楳木代表

地上デジタルは映りますか?

参加者

映ります。

楳木代表

BSやCSはどうですか?

参加者

BSは見ることができますがCSは入りません。

楳木代表

○○君、今は何放送を見ていますか?

参加者

地デジです。

楳木代表

地デジとは何?

参加者

デジタル?

楳木代表

そうデジタルです。では今までの電波は?

参加者

アナログです。

楳木代表

そのアナログは何時から見ることが出来なくなる?[アナログは何時から見れません]って出てくるでしょ?来年の7月何日からか見えなくなるでしょ。

見えなくなるということはその電波が余るよね。アナログの電波は。使わないのだから。その電波は何に使おうとしているのか知っている?

参加者

今のアナログの電波はとてもたくさん使っているから、デジタルにするのですよね。

楳木代表

残ったアナログ電波は何に使うか?実はそちらの理由があって地デジに変えているのです。

参加者

テレビを売るためではなかったのですか?景気回復のためだと思っていました。

楳木代表

アナログの電波を有効的に使うためにやっているのです。それを○○さん、ラジオとかで聞いてないかな?

参加者

いや、聞いた事ないね。

 

自動運転

楳木代表

その電波を使ってね、例えば、そこの交差点は会社が角にあるので、車で出るときには、ミラーとかで確認をしながら出て行きますね。で、今、日産がもう商品化できているのは、向こうから車から来ていたら、「今、右側から車が来ています。」と教えてくれるのです。で、向こうの車にも「今、左側から車が来ています。」 と教えてくれるのです。それを余ったアナログの電波を使って相互通信しながら、ぶつからないようにする装置が今作られています。日産はもう車に乗せているから来年には発売されます。

参加者

それはナビみたいなものですか?

楳木代表

車にナビとセットで。今バックするとナビに後ろの様子が出てくるでしょ。あれと同じ装置にして、路地から出てくる車があると「路地から車が出てきます。」というのをお互い電波を飛ばしながら。そして事故をなくすためにその電波を飛ばしているのです。それから○○君は防犯ブザーを持っている?

参加者

持っています。

楳木代表

今度、その防犯ブザーに電波を発信するものをつけておくと、今度「子供が飛び出します。」というのを教えてくれるのです。それから携帯電話を持っていると、「人が出てきます。接近してきます。」ということを知らせてくれるのです。そうすると交通事故が恐らく半減できるであろう、と。

だからアナログの電波が余ることが実は価値のあることなのです。地デジに変えるというのは、みんなは「何で変えてしまうのだ。お金のかかる事ばかりではないか。」と思っているけれど、実はそういう有効利用するということがあるのです。

しかし、今の日本の政府が一番駄目なのは、この広報活動ができていないという事です。ヨーロッパの方はこういう広報活動をしっかりしながら、「皆さん、このように移行してください。そこにはお金がかかるので、少し助成金を出します。」ということにして、国が徹底的に広報をしながらやっていくので、みんなは「それは良いことだね。」と言って大いに賛成してくれるのです。

参加者

何か言っているのだけれども、難しくて忘れちゃうのよね。

楳木代表

言っていませんよ。

参加者

何か他の事に使うという事は聞いたと思います。

楳木代表

他の事に使うという事は言っているのだけれども、それをどういう風に使うという説明はしていません。

それは何で説明できないかというと「日産でやっています。」とは言えないから。それを言うと今度日産を応援していると言って攻撃されてしまうから。だから「ある企業でこういう研究をして貰っている」といえば良いのです。それを問題ないようにという、事なかれ主義が官僚の中にあるから、それの情報が政治家に流れてこないので、政治家も言わないのです。

参加者

それは政治家も知らないのですか?

楳木代表

いや、知っているのだけれども、「説明のしかたが難しいですよ。」と言われると説明できないのです。

参加者

それは日産だけなのですか?

楳木代表

いや、日産が一番商品化している。みんなそのようにしていった方が、必ず車は売れるようになるから。そのようにしていったら。そうすると我々も運転していても、「車が出てこないかな。」とか田舎道の曲がり角などを走るときにはやっぱり少しブレーキを踏みながら運転しないと誰かがいたら危ないなという心配があるけれど、心配をしつつ誰かがそこにいると言う事が分るともっと注意していくからね。

そういうことのために有効的に使われるのだと。

参加者

会社でも写真でここに車がいて、こっちから人が出てこようとしているけれど、何が危なくてその対処をどうしたら良いのでしょうということをやっています。

楳木代表

そういうことをもっと庶民にも伝えていくと、車ももっと売れていきます。今、景気がよくなっているのはエコカー減税があって売れ出しているのだから。そういう安全性というものをもっと出していけば、景気は上がっていきます。景気がよくなっていきます。

で、それでは次は、はやぶさのカプセルの中には何か入っていたかな?いとかわの砂が入っている可能性はどうだったかな?

参加者

うーん。

楳木代表

この前二万度の答えはすぐに出たのに‥。知らないかな?

参加者

まだちゃんとはわからないけれど、入っていたという事ですね。

楳木代表

あのカプセルの中に何か入っていたらしいという報告がこの前されていたでしょ。だけど地球の中の有機物かもしれないということがあるので、分析しないとわからないのです。

では何故人間はそれを知りたがっているのか?なぜそれを研究したがっているのか?

参加者

分りません。

楳木代表

結局それは人間が幸せになっていくための、幸福になっていくための一番根本を知るためにそういう研究を進めているのです。

だから地上天国ができるために研究を進めているのです。

この前、松江市の病院の病院長とお知り合いの方が話していましたが、今その病院では怪我をして、例えば太ももをピッと切って血が噴き出た時に、どうやって治療をするか?

昔は血が出るとすぐ消毒液を塗っていたでしょ。

消毒液を塗った方が治療の速度が遅くなるという事が医学的にわかっているので、まず水洗いをする。綺麗に。でほこりや泥とかを綺麗に取って、キズのところを綺麗に合わせて、ラップを巻くのです。サランラップをまいてきちっとあわせておくと綺麗に治るということがもうわかってきているのです。

参加者

病院でそのような治療をしてくれるのですか?

楳木代表

そう、その病院はもうそれでやっているのです。それから、広島に行ってその話しをしたら、広島には小さい病院の看護士さんが来ているわけです。

するとその人は「そういう説明がもう来ています。数年前から。」と。

だから医学的な発見というものはもう早くから来ているのだけれども、結局消毒液を使わないと病院経営ができない。あるいは塗らないと点数がもらえない。すると病院経営上困るので消毒をやっているだけなのです。

真実は薬をぬらないでピタッと合わせてラップで巻いていたほうが治るということが医者はもうわかっているのです。

研究報告が出ているのです。

そうすると、自治体の中では、小学校で怪我をしていても消毒薬は塗りませんという自治体も増えているのです。もう7年位前から。学校で怪我をしたときに○○くんの小学校ではどうする?

参加者

消毒を塗っています。

楳木代表

消毒しているのね。ということは、そこの小学校は非常に遅れているということです。

進んでいる学校は水洗いをする。そして上にガーゼを貼るということは新たな菌が入らないためにするのだけどね。だけど消毒液を塗るということは完治が非常に遅れているということです。

まあ教育委員会なり学校の組織がそういう研究をまだ取り入れてないということです。

しかし進んでいるところはもう人間の治る力というのは自然に具わっているということがわかり始めています。そのためにいとかわから採取しようとしているのです。なぜかというと、地球というのは元々どうなっていたの?45億年前に出来たときどうなっていたの?

参加者

わかりません。

楳木代表

火のかたまりだったのです。どろどろ。燃えていたのです。ではどうして冷えてきたのでしょうか?

参加者

それもわかりません。

楳木代表

わからないか。では教えておくね。宇宙の彼方から氷のかたまりが飛んできてぶつかったのです。では氷のかたまりが燃えている中にぶつかってくるとどうなる。 例えばここで焚き火をしているところに氷を冷凍庫から出してきて投げ込んだらどうなる?

参加者

溶ける?

楳木代表

溶けて、どうなる。水になるだけではないね。火はどうなる?火のところに氷を投げ込んだら、そこはどうなる?

ブシュッシュッブシュッブシュッというでしょ。水蒸気が出るでしょ。それと同じ事が地球の中で起きています。おしっこをかけてもなるけれど、水は飛び散るから飛んでこないのです。宇宙から飛んでくるのは氷の塊りが飛んでくるのです。 前、彗星が来たでしょ。ほうき星が夜見えたでしょ。まだ○○君が小さい頃。あれは氷が出来る場所で大きくなって、段々太陽に近づいてくる。二千何百年に一度。そうすると太陽に近づいてくると溶けてくるから、溶けて水蒸気がバーッとでるからほうき星に見えるのです。で、溶けるから氷が小さくなって、また太陽から離れていくのです。離れていって、ある氷ができる場所があって、そこへ行くとまた大きくなってくるのです。そしてまた太陽に近づいてくると溶けてバーッと水蒸気が出るのです。それと同じよう な氷のかたまりが地球にどんどんぶつかってきて、水蒸気爆発みたいになって、水蒸気が地球の周りにたまっていったのです。そして地球が冷えてきたのです。そしてこんど冷えてきたら雨が降り出して、海が出来たのです。

この辺の遠州灘に行くと、凧揚げ場に行くと波があるでしょ。あれに満ち干があるでしょ。新聞にも今日の満潮時刻や干潮時刻が載っているでしょ。 大体見ている?あれを見ておかないといかん。何時にいっぱい迫ってくるのか?何時になったらひいていくのかを。あれは、昔38億年前はここから天竜よりもっと上まで、長野県まで波が行っていたかも知れません。この辺りは浸かっていたのです。そして潮がひいていくと、この辺りはずーっと土地が出てくるくらいものすごい満ち干があったのです。

そこで雷が落ちてその中に小さい泡が出来て、そこにビビビッとおきて、その泡の中に塩基というものが出来たのです。この塩基が生命の源なのだからね。この塩基のことを習ったでしょ?高校の生物学で。リボ核酸とか。これがDNAとRNAだから。ね。これが生命の源でこれが我々の遺伝子の源になっています。これが出来たのがだいたい38億年前。だから海の中から我々生物は出てきたので、だからもう一回キズのところにいくと怪我をしたら水で綺麗に洗い流して上手にくっつけてラップを巻いておけば綺麗に治るということです。

こういうことはそういう研究をしていないとわからないのです。

○○君はお母さんのおなかの中で10ヶ月間居たのだけど、3ヶ月目はどんな顔をしていたのかわかる?

参加者

猿?

楳木代表

猿はもっとあとになってからです。

参加者

そういえば、今日は5年生の理科の教科書を持ってきていて、そこに載っていました。

楳木代表

持ってきてごらん。5年生の教科書には3ヶ月くらいはどんなかおをしていると載っているのかな?6週間でこのくらいだから。まだおなかの中に3ヶ月いただけのときは魚みたいな顔をしていたのです。3ヶ月を過ぎると、その辺にトカゲがいるでしょ。トカゲみたいな顔になるのです。で。今度5ヶ月くらいになると、こんな感じに人間になっていくのです。だから5ヶ月になったらほぼ人間になってくるということです。それでこれは以前にも話しましたが、なぜ皆さん、子供を産むときにつわりがあったのか?つわりは何のためにありましたか?

一つは妊娠がわかるためにありますね。しかし医学的に言うとこのおなかの中で水中動物から陸上動物に変わる訳ですね。要するに魚からトカゲみたいな爬虫類に変わるのです。そのときに血液をつくる場所が変わるのです。魚はどこで血液をつくるのか?以前話をしたからわかるね。

参加者

えら呼吸というのは覚えていますが‥。

楳木代表

それは呼吸だね。血液はどこでつくるか?魚は。これね、魚の場合は脾臓でつくるのです。そして陸上動物の場合は脊髄でつくるのです。血液を。この変化するときが、ちょうど3ヶ月目だから、子供が弱い場合はお母さんをつわりにして寝させてしまう。そうしないとあまり動くと赤ちゃんが苦しいからね。強い子供の場合はお母さんには何もつわりがありません。お母さんがほとんど知らなかった、気が付いていたらおなかが大きくなっていたというのがたまにあるね。そういう人は子供が丈夫だったのです。そういうことが段々最近わかってきたので、それでこういう研究というのは人類が病気をしないで安全に生活できるようにするために、こういう科学的な研究をずっとしているのです。

だから勉強を一生懸命するという事はそういうことに役立つ人間になるために勉強をしているのだということです。だから大学に行くというのはそういうことのために行くのです。わかったかい?

 

物質文化の発展

楳木代表

なんで今日こういうことを言うのかと言うと、要するに世の中というのは人間が幸福であるように物質的にはどんどん動いているという事です。

しかし残念ながら、人の心だけが天国になるようになっていません。やっぱり人が集まると人の悪口ばかり言っていたりして。感謝の言葉よりも不平不満の言葉ばかりみんな喋っている。そうすると精神的なほうが遅れているのです。今は。

今、東芝でパソコンを売り出したのだけれどもそのコマーシャルを見たかい?

参加者

いいえ、見ていません。

楳木代表

見てない。ノートパソコンを開けると今はこうみえるでしょ。それがノートパソコンを開けると両面画面になります。東芝から今度出たのは。そして書籍を買うと本になるのです。タッチパネルでもあるので、手で動かすとページがどんどん替わるのです。こんなすばらしいものが出来て、今はまだぶ厚いけれどもパソコンがどんどん薄くなるといわれているでしょ。そうすると下敷きくらいになる。下敷き2枚くらいで、こう開いてうつとここに出てくる。もっと進むとプロジェクターを組み込んで、後ろに出てきます。

アトムのアニメ見た?あれを見ないと。アトムの授業がどんなだった?

「今から量子力学の授業に入ります。」というとぴゅっと画面が出てきます。そしてここで足し算や引き算の式をタッチしていくと答がわかってきて、最後までわかったときに先生が○を入れてくれるようになるのです。そういう時代に、アトムの世界になっているのです。 昔のアトムと今のアトムのアニメをやっていたでしょ。そうするとこの辺で授業をしていくのです。そうすると今から抜き打ちテストをやりますということになるとテ ストの問題が出てきます。そうするとよそから見えるという事になりますが、よそから見ると見えないのです。カンニングは出来ないのです。自分の正面だけが見えるという、そういう世界にアニメの世界ではもうなっています。

参加者

学校で電子黒板というのはそういう流れですか?

楳木代表

一歩手前ということだね。電子黒板というのはまだまだ遅れているもので、だから今パソコンはそういう時代にすぐなってきます。

それは有機LAという装置が完全に実用化したら、すぐになります。だから今、車のライトは切れなくなってきています。今のライトは。昔はよくライトの交換処置をしないといけないから。もっと古くは夜、信号待ちをしているときにライトを消して待っていましたよね。電球に負担があるし、それからバッテリーが弱いから、夜の信号待ちはライトを消すという事を我々が若いときにはしていましたね。今はそんなことをする必要がない。

携帯電話も前は昔は空にしてから充電しないと長持ちしないと言っていたけれど、今はしょっちゅう充電しても何ともないような充電池に代わってきています。そのくらい物質的には非常に天国に近づいてきています。

 

心の方が天国に近づいてない

楳木代表

しかし我々の精神が、心の方が天国に近づいてないので、これから心を天国にしていくという取り組みをより一層していかないといけません。

そこで、先ほど『世界救世(メシヤ)教 教義』を拝読していただいた本の後ろに『天国的生活』と書かれています。この『天国的生活』というところを毎夜拝読して、そして、どうか心が天国的な生活になるようにしていただきたい。

で、このくらい(小学5年生)になると親に反発ばかりしたくなる。これはもう仕方がない。親離れをする過程だから。親離れをしようとするときに、親が言う事を聞かせようとするともう曲がっていってしまいます。口を利かないようになってきます。

ここで親の叡智が必要になります。

しかし子供も子供で考えさせないといけないから、ここが知恵比べ、根競べという事がこれからいるのです。しかし子供を育てる事で親も知恵比べをしていくので、向上できるのです。これが良い子だったら困ってしまいます。親は全然成長できないし、子供も何も考えない子になってしまいます。だから反発する子でないと困るのです。そういう世界が次には待っています。それで良い子で成人までいくとどうにもならない人間になってしまいます。だから今世の中に引きこもりの人が20代、30代、40代にいっぱいいるでしょ。あれは良い子で成人を迎えてしまっているからそうなってしまっているのです。 「うちの子は困って困ってしょうがない」という子は将

来性があるということです。

参加者

人との関わり合いが大切だという事ですか?

楳木代表

だから親がいないと駄目なのです。今朝、今日投票日だから政治問題はできないのでね、報道2001で教育のことについてずっとやっていたので、私もいろいろやりながら見ていたけれど、やはり一番の問題は大人が口を出しすぎる。保育園なんてひどいね。朝ごはんまで「用意してくれ。」と言っている人がいるのだから。「子どもの朝ごはんまで用意しておいてくれ。」 と。だから今度

「それくらいは食べさせてきてください。」と言うと「朝ごはんを食べさせていると、会社に遅れる。それで首になったら補償してくれるのか。」と、そんな事を言う親が現実的にはいるということです。そうするとそういうことを言う親の親は何をしていたのだという事になってきます。

まあひどい事をやっていたけれども。

そして、出ていた人が面白い事を言っていましたが、3年間学校の教師をやっていて一番驚いたのは2月14日のバレンタインデーにチョコを学校へもっていくのを禁止されていましたが、何故駄目なのかというともらえない子が傷つくからだと言うのです。全員がもらえれば良いのだけれども、もらえる子はいっぱいもらえるけれど、もらえない子はもらえないので、その子は傷ついてしまう。 傷つく子が出てはいけないから駄目だということです。 人間は傷つく事を経験する事によって成長していくわけだから、傷つかせないといけないのです。で親からすると子供が傷ついている姿を見るのは忍びがたいということがあるのだけれど、しかし傷つくことで人生というものを豊かにすることを学んでいくのだから、やはり何回か傷ついていかないといけません。それを全部学校でなくしていくという方針なのでそれは問題ですねということを話していました。電動車いすで動いている乙武さんが学校の教師を三年間やって、その経験を話していました。黒板に書くのに指示棒を使って授業をしていたというのも写真にでていましたがね。二、三日前に二番目の男の子が産まれたと。言っていました。

参加者

学校の運動会でも順位をつけないところもあると聞きましたしね。

楳木代表

そうそう。なんのために走っているのかという事です。いや、ちょっと恐ろしい。学校の教師が少し精神病になっているのではないかと思うようなことが。やはり傷つく子がいたらいけないということで順位をつけないなんてね。そんなね、遅い子は遅いのです。

参加者

もう自分でわきまえています。

楳木代表

だからそんなことに気を使っていてどうするのかという事です。

参加者

運動会のお昼もそうですね。親が来る子は良いけれど、親が来られない子は可哀想だと言って、運動会の日も給食にしたという事も聞きました。親が来られなくても工夫して楳木代表と食べたりしていたのですが。

楳木代表

そうだよね。自分達はこんなもんだと思ってね。しかし現実的には親のいる子、いない子、現実的には家庭に帰ればそうなるのだから、それを学校だけ平等にするというのは、そんなことはおかしいのです。しかも親達もおかしいよね。

というのは、小学校の運動会というと12時前になると、運動場の近くに宅配の弁当屋がずらーっと並ぶところもあるそうです。それでオードブルが届くのだから。それを親達は取りに行って、お金はもう払ってあるからそれを持ってきて広げて食べるという事です。それに一番驚いたのはカキ氷屋さん。それを子供達がたべるのです。

参加者

そうなのです。来ているのです。うちは絶対に買わないと言っているのですが、中には昼休みに買って食べている子もいます。

楳木代表

ああいうものこそ、教師が禁止していかないといけないのに。

もうめちゃくちゃです。

そしてテントを張ってゴザを敷いて食べるのは良いけれど、うしろにキャンピングセットを持ってきて、椅子にパラソルを張ってビールを置いて応援している親とかね。まあそういう親たちの元で育つ子供達は本当にかわいそうだね。

参加者

最近、子供が少しの事で怒れると言い、なんで怒れるのかもわからないそうです。そのときにはどうしたらよろしいでしょうか?

楳木代表

そのときには声を掛けても駄目なのです。そのときには頭を胸につけて「なんかあったの?」と何回か時々してあげると良いです。

参加者

とても頻繁にすぐに怒っているのですが、そういうときにも続けていれば減ってくるのでしょうか?

楳木代表

怒れるということが普通だから。今、イライラしているから。5年生になって急に算数とか難しくなって、20パーセント多くなっているから。去年と比べると。

だから子供達も結構イライラしてくるのです。

だから帰ってきたらご飯をすぐ食べられるように、準備万端にしておいて手伝わせようという事は考えない。特に男の子だからあんまり家事をさせる必要はないから。

ただ自分のことはできるようにしておけば良いのです。

例えば朝起きたらベッドメイキングはさせるようにして、お布団で寝ているようなら自分で畳む、パジャマを自分で畳むというように自分の身の周りのことだけさせれば良い。

台所の事は手伝わせなくても良いです。

参加者

本人がやりたくなったときだけで良いですか?

楳木代表

そうです。それだけ今負担が多いから。そういう方針でやって。

参加者

ありがとうございます。

参加者

成長期とも重なっているのですか?

楳木代表

ちょっと遅いくらい。4年生ぐらいから言う事を聞かなくなります。

4年生から算数では男の子は応用問題が得意になってくるから。

単純問題で間違えて、応用問題で正解するというのが普通の男の子です。

参加者

応用問題の解き方はあっているのですが、最後の答えの書き方を間違える事が多いのですが。

楳木代表

その辺だったら充分理解しているのだから良いのだよ。解き方があっていれば。

だからそれは詰めが甘いので「詰めが甘いよ。」と言ってあげれば良いです。

でもそれは全部親の癖が出ているのだから。

途中まではギャーギャーうるさいのに最後の詰めが甘いということです。そういうところで子供に癖が出てくるのです。

 

天の川

参加者

天の川はなんですか?

楳木代表

○○君は銀河系って知っている?

参加者

わかりません。

楳木代表

太陽系は?

参加者

わかりません。

楳木代表

太陽はわかる?

参加者

太陽はわかります。

楳木代表

太陽の周りを地球は周っています。

そこから順番に水、金、地、火、木、土、天、海、冥と並んでいます。それが太陽系です。この太陽系があるのが銀河系です。

その銀河系の内側の形が天の川です。

銀河系が楕円になっているからそこに地球があるから、地球から銀河系のこの渦の内側を見ているのです。

それを地球から見ていると天の川のように並んで見えるのです。

だから○○君の頭にも渦があるでしょ。それは宇宙の形と同じようになっているのです。

 

ト音記号

2つある人は2つ宇宙を持っているということですか?

楳木代表

たまたま2つあるということです。

普通1つのものが2つあるというのは一種の奇形です。何の障害にもない奇形だというように考えれば良いでしょう。

音楽のト音記号の事を話した事があるでしょ。

ト音記号は何を意味しているかという事を。

参加者

うかがっていますが、忘れてしまいました。

楳木代表

ト音記号は渦だから宇宙の彼方から聞こえてきたメロディをあそこに書き始める。その宇宙から聞こえてきたメロディを音譜にまとめるために最初にト音記号を書くのです。

作曲家の人はインスピレーションでしょ。

インスピレーションが何処から来るのかというと宇宙から来ると思っています。

これは谷村新司の説です。頭の中に突然メロディが降ってくるのです。

だから大事なものが降りてくるところには渦があるのです。

だから頭が大事だから渦があるのです。

参加者

宮崎の口蹄疫の話は宮崎県だからと先月仰っていましたが、天津祝詞にも『筑紫の日向の』とありますが、関係が有りますか?

楳木代表

それは関係があるんじゃない。要するに神武天皇が中国から来たときに青木が原から上陸してそして高千穂まで行って隠れたのです。それで日本をいつ制覇できるかというのを、あそこで何百年も待っていた訳です。それで高千穂郷を作って眺めを良くしてそこで待っていたのです。で、素盞鳴尊の世が乱れ始めたときに、一挙にあそこから出てきて奈良まで行って大和を治めたのです。そういうことを考えるきっかけになってくれると良いと思います。

あと、牛の作り方がめちゃくちゃだという事が今回全部わかったでしょう。大奥みたいなものだから。一頭の優秀な種牛がいて、たくさんの雌牛に子供を産ませているのだから。優秀な子供も出来るかもしれないが、おかしな子供も出来るということです。

ね、メシヤ様は混血の方が優秀な子供が出来るとおっしゃっているのだから、そういう一種類でやっているととんでもないことが起きてしまうという事です。

しかも肉の味をほとんど知らない。牛肉の何を味わっているのかという事ですね。

参加者

霜降りの肉がおいしいと言っています。

楳木代表

今の日本人は脂身を味わっているのです。しかし本当の肉の味は何かというと牧草の匂いなのだと。だからオーストラリアの純正な肉は臭いのです。だから日本人の口には本来合わないのです。だから日本人は日本の山にある牧草を食べて育った牛の肉が一番本来はおいしいのです。しかし配合飼料で育てているので、本来の味がしない、香りがないのです。しかもみんな成人病の牛の肉ばっかりを食べているのですから。病気の牛の肉をおいしい、おいしいと言って食べているのですから。

参加者

私達が小さい頃の、昔の方が本来の牛肉だったという事ですか?

楳木代表

昔は山に放牧をして、牛を歩かせて草を食べさせていたのだから。本来の肉はもっと堅いのです。自然に育てた牛の肉は堅いので相当噛まないといけない。今のような軟なあごの人たちにはあまり食べられない。

参加者

よくテレビで「ここの牛肉は舌でとろけるようです。」なんて言っているのは最悪という事ですね。

楳木代表

そうです。病気ですという事だから。成人病の牛の肉ですという事だから。だからそんなものではしょうがない。静岡の人はそういうことをわかっておかないといけない。とりわけこの辺の人たちは。鮎を食べているでしょ。鮎は天竜川の鮎よりも阿多古川の鮎の方がおいしいでしょ。

参加者

気田川とか。

楳木代表

何がおいしいのですか?

参加者

水ですか?

 

景仰を如何ように拝読するか「奉仕のまことを汲む誠ごころの項」

楳木代表

水が綺麗で、藻。藻の香りを食べるのが、鮎を食べるという事です。だから香りがわからないような日本人では駄目なのです。駄目だというか、物を識らないということなのです。

今、おなかを食べない日本人が増えているという事です。

参加者

私は食べられません。

楳木代表

それは鮎を食べているという事にはなりません。そこを食べてふーと匂うその香りがおいしいのです。

参加者

そこを食べただけで、何処の鮎がわかるそうですね。

参加者

秋刀魚とかもそうですか?

楳木代表

秋刀魚はそのはらわたを食べる事によって人間の肝臓を維持していけるのです。酒を呑みすぎたときは秋刀魚の内臓を食べていると、肝臓を悪くしないのです。

だから酒のあてに食べるときに内臓を食べないと肝臓を悪くしてしまうのです。

参加者

よくはらわたを捨ててしまっているのは、一番良いところを捨ててしまっているということですか?

楳木代表

うん。あそこに大根おろしをのっけて、酒を飲んでいれば肝臓を傷めないということです。最も飲み過ぎれば傷めます。

参加者

昔の人はそれを知っていたのですか?

楳木代表

知っているよ。知っているから、それを食べていたのです。

だからメシヤ様が鮎を真っ黒焦げにして怒ったでしょ。

真っ黒焦げにしても食べられるのだから、何故怒ったのかという事をもう少しメシヤ様に聞けば良いのです。

そうすると香りが消えてしまうからです。焦げ臭くて。だから叱られたのだというところまで景仰に書いてないから、みんなの信仰が育たないのです。

参加者

ただ焦がした事を怒られたのだと思ってしまいます。

楳木代表

焦げた事を怒られたと思ってしまうのです。そうすると、誠がないということと智慧がないということを怒られたということまでわからないから。当時の奉仕者や幹部の先生方がそこまでのことを言及してないので、信仰というものが育たないのです。

 

【御教え『景仰』誠と奉仕 奉仕のまことを汲む誠ごころ】

戦時中、明主様(メシヤ様)が鮎を大変お好きであることを聞き、なんとかお届けしたいと思い、生(なま)の鮎を送るには鉄道の便が悪かったので、入手困難であった魔法瓶が辛(かろ)うじてひとつだけ手にはいったので、早速お届けしようと、午後八時発の夜行に乗ろうと名古屋駅に行きました。ところが、列車が空襲警報に遭って運休の知らせが出されたんです。ままよと改札口でどっかり尻を下ろしたものの、明主様(メシヤ様)のお好きな鮎だから、なんとかお届け出来ないものかと、 祈る思いでいっぱいでした。

一時間ばかり過ぎたとき、突如(とつじょ)構内アナウンスが東京行列車の発車を告げました。この列車のあることを知ったものは、ごくわずかにすぎなかったのです。喜び勇んで、早朝箱根の神山荘にお届けすることが出来ました。

早速、鮎は朝の食膳に供(きょう)せられました。料理番がよく鮎のことを知らなかったらしく、廊下横のお部屋で朝食をいただいていると突然、足音荒く、明主様(メシヤ様)が台所にお出ましになり、『だれが焼いたか。せっかく生きのよいのをたべさせようと持って来た人の真心をふみにじる気か』ときびしくおっしゃられました。

その焼かれた鮎は、もう鮎ではなくて鰯(いわし)の干物を焼いたようでした。早速、わたくしは魚を焼いたことはなかったが、新しいのを数尾取出して、串に刺し火にかけました。しかし、火がつく、焦げる、なかなかうまくゆかないのです。そこで塩をどっさりまぶして遠火で火を強くし、気をもみながら焼きあげました。そして割箸(わりばし)で塩を落して食膳に供しました。もちろん、わたくしの焼いたものも、うまく焼けたはずはありません。お食事のあいだ、どうなることかと気をもみました。

明主様(メシヤ様)は朝湯に湯殿へ出かけられる道すがら、私の姿を認められました。お付きの人が「ただいま、鮎をいただきました方です」と申し上げると、わたくしの方をごらんになられ『うん、うまかったぞ。とてもうまかった』とおっしゃっていただきました。

(布教師)

メシヤ様の境地をたずねて読む

参加者

そこまで書いてあれば‥。

楳木代表

そこまで書いてあれば読めばわかるでしょ。だから今日のような茶碗についてもそこまで話をする楳木代表が今までにいたかどうか。そうしないと流れだけで読み終わってしまうでしょ。どうしてメシヤ様と美術評論家が話をしたことを載せるんだと。もっと別の話を聞きたいと。

そうするとやはり人格が高まるとか情操を豊かにするというメシヤ様の境地をもっとたずねて読んでいくという癖をつけておかないと駄目だという事ですね。

だから今回の言った「みくらたな」の神様のことを明らかにしても、何でそんなことが大事なのというような程度で終ってしまうのです。MOAの人たちはだいぶ知っている人たちがいらっしゃいます。そのような事を明かしているような本を読めばたどり着くのです。

しかし名前を知ってから、そこから探求していないからみんなに報告していないのです。だって意味を伝えないとみんな感動しないでしょ。今回のメシヤ講座と座談会の方を絶えず繋いで自分の中にしっかり入れておくという事を積み重ねていってください。

参加者

何回も何回も読まないとわからないですね。

楳木代表

読むときにさっきやってみた腕立て伏せと腹筋をして読むと。血行をよくしておかないと。頭の中の回転がどんよりしているから。そうするとなんの発想も生まれてこないから。「へー私って相当頭が悪いんだ。」とか「信仰的センスがないんだ。」というマイナス思考で読んでしまうから、体を動かしながら読まないと。少し難しい書物を机で読んでいてもさっぱりわからないから。歩きながら読まないと。だから以前話した事があるでしょ。

マルクスの道を。説明したでしょ。マルクス理論はある一面は非常に良い理論だったのです。資本主義の経済理論の行き詰まりというものが一つと、もう一つは教会と為政者が癒着して庶民が苦しんだという事があります。

だからマルクス理論を立ててみんなを救済したいと言うのが根っ子にあるのです。あとは政治が利用したために変な事に使われてしまったのです。元々はそういうことだけど、マルクスの道というのはマルクスの書斎にできた道のことです。

参加者

赤いじゅうたんの事ですか?

楳木代表

そうそう。そこにずっとあっちに行っては考え、こっちに行っては考えして靴を履いて歩いていたので、そこに道が出来てしまった。そういう風に思索を歩きながら考えたのです。だからわからないことを読んだときは「私って馬鹿だね~。」 と言っているのではなく、そのとき歩けば良いのです。そしてまた読む。まだわからなければ、また歩く。そして読む。でどういうことかなと思いながら歩いていると整理されていきます。わかりましたか?

参加者

はい。では私の道を作ります。(笑)ありがとうございました。

 

[メシヤ講座no.114浜松支部 2010(平成22)年7月]