メシヤ講座no.109浜松(平成22年2月)

<今月の御教え>

「明主様(メシヤ様) 竹内四郎氏外二氏との御対談(一)」

【メシヤ講座 浜松支部】

 

メシヤ講座no.108 御対談を拝読して

楳木代表

今日拝読をすると日本の建築物の歴史の一端が分かるね。だから戦後復興時代に入った時に、ビルが建ったけれども、真四角のビルばかりが建っていたでしょ。

それはこういうお金のないときに一番建てやすかったからです。だけどやっぱりお金をかけない建物はスットントンだからね。こういう風なでっぱりがありません。総二階でストーンと建っているからね。こういう余裕がないと出っ張りは作れないからね。ですから、この家も土地と建物というと莫大なお金がかかるけどね、建物だけだったから、これだけいろいろ工夫して建てることが出来たということだね。大変有難いことだね。ご主人が長年頑張った御蔭だね。

参加者

ほんとに。御蔭様です。

楳木代表

それから救世(メシヤ)会館はね、『私はあれは将来演芸館と言うか芸能専門の処にするつもりです。従って宗教的の本山という意味のものではないのです。救世(メシヤ)会館という宗教的な名前ではありますが、将来は劇場的なものにするような考えでやっているのです。』と仰っているように、本山というより芸能会館みたいにするというご予定だったのです。

参加者

そうされたのですか?やったことはなかったのですよね?

楳木代表

いや、昔はあったのです。あそこでね、音楽会とか結構やった時期があります。

しかし、やっぱり三派に分かれてしまったので、それ以来救世(きゅうせい)会館をそういうように使うということはなくなってしまったのです。

昔は芸能専門の部署があったのです。私が記憶に残っているのはトワエモアです。あと菅原洋一さんも来ました。首に掛けた「おひかり」を見せてくれたことがあります。その頃、伴淳三郎さんがいて、あの人が芸能人をいっぱい連れてきていましたね。伴淳三郎さんの家は素晴らしい御神前があって、御簾まで掛けていました。

私は、一回だけしか行ったことはないけれども、行ってお話をしたことがあり、お弟子さんたちが七人くらい居たかね。なかなか趣のある御神前だったという事を覚えています。

その御働きもあったので、芸能人も当時の救世(きゅうせい)教にはよく出入りをしていました。懐かしいね。

参加者

救世(メシヤ)会館はメシヤ様が造られたものが今、残っているのですか?

楳木代表

いや、もう建て替えられています。一元化の後に、いろいろ理由をつけてね。構造上の問題として、当時の担当者は「会館全体に不等沈下が見られる」と説明しております。

【実際には、二代様の指示で救世(メシヤ)会館の御神床と壁を取り壊し、そこに隣接して救世(きゅうせい)神殿が建造されました。そのため救世(メシヤ)会館自体に亀裂が生じていたと言われています。】

参拝席のこともあり小さかったから建て替えて、それで今の救世(きゅうせい)会館になったのです。

参加者

それで救世(メシヤ)会館と言っていたのが、今は救世(きゅうせい)会館と呼ばれているのですね。私達は救世(きゅうせい)会館しか知らないということですね。

楳木代表

うん。

参加者

メシヤ様が造られたものを残して、大きくなったのですか?

楳木代表

いやいや、もう原型は全くありません。だから、それの面影を残すために、外に今、柱が立っているでしょ。

参加者

前の救世(メシヤ)会館は地盤が悪いとかいうことではなかったのでしょうか?

楳木代表

いや、そういう理由でということです。まあ本当は記念館として残しておいた方が良かったと思

うけれども、そのときの中心者が建て替えると決めたことだから仕方のないことです。

参加者

これだけメシヤ様が仰っていても、もう私達は見ることが出来ないのですね。

楳木代表

写真で見るしかありません。

参加者

楳木代表は救世(メシヤ)会館に入られたことはあるのですか?

楳木代表

いえ、行ったことはありません。

参加者

本部と美術館の間の辺りですか?

楳木代表

そうそう、美術館の入り口の右側です。

 

世界の貧困層を無くさないといけない

参加者

『第三次世界大戦が済んでから、急にそうなってくるでしょう。』とメシヤ様は仰っていますが、どういうことでしょうか?

楳木代表

第三次世界大戦があると仰っていた訳ですね。だからその第三次世界大戦をどう見るかだね。今が第三次世界大戦の真っただ中と言ってもいい位でしょ。だって日本の自衛隊まで出ているわけだから。まあこのまえ帰ってきたけれどもね。だいたいもう世界中でテロ集団対国連軍(と言われる)の戦いはまだ続いているのですから。今の方が怖い。何時どこで何があるかわからないから。この前もアメリカで危うく起きかけたわけだから。

参加者

本当ですね。普通に平和に暮らしているところに来てしまうのですからね。今までの戦争はこの地域で戦っているというのがわかっていたのに。

楳木代表

そうそう。今まではもう戦争をやっているというのがわかっていて、空襲警報が鳴った訳だからで防空壕に隠れるということも出来たのですが、観光しているのに突然爆発したりということが今、起きているのです。

だけどまあ、それが、今のこれが、人類の叡智によってテロが起きなくなるという事になれば、結局メシヤ様のおっしゃっているそういう時代が来るということです。

で、その時代が来るためにそのテロの一番の原因は何かという事をよく解説者が言っているでしょ。テロは何故起きるか?これは○○さんに聞いたほうが良いですね。

参加者

貧困だよね。

楳木代表

貧困ですよね。という事は世界の貧困層を無くさないといけないのです。そうすると健富和の世界の富である富というものが世界全体に行き渡らなくてはなりません。

その貧困を無くすという点において、本当は日本がやらなくてはならない事がいっぱいあるわけだけれども、今それを中国がやっているでしょ。一方総生産で中国は今年日本を追い抜くでしょ。

今、鳩山さんや小沢さんがあんな状態ですから、というよりはそれまでの自民党が体たらくだったから今追い抜かれるわけで。

参加者

中国でも貧富の差が激しくて見ていると気の毒ですね。悪いものを垂れ流しして、病気になって苦しんでいる人もいて気の毒ですね。お金持は良い車に乗っていてね。

楳木代表

だから、中国の共産主義というのはニセ物だということです。

参加者

最近まで、日本の成田空港に中国へ帰国することが出来ずにずっといた人も居ましたね。

年間4万人捕まるというのですからね。賄賂で。

楳木代表

それと政治犯でね。まともなのだけど、中国の体制からすると政治犯といわれるのです。

日本でも政治犯がいっぱい捕まったという時期があったでしょ。戦争中に。北海道の月形というところに刑務所があった。そこは千人くらいの日本人の政治犯が首を斬られています。戦争反対を言った人がみんな処刑されたところが今でも残っています。それをあの寒い、今はだいぶ暖房が行き渡っているけれど、月形というところは札幌からちょっと北のほうでものすごく寒いのだけれども、ああいうところで暖房もまともにないような牢獄に政治犯はみんなつれていかれて、ぶち込まれたのです。

今、我々はこうして豊かな生活をしているけれど、当時日本を変えようとしようとした人たちの犠牲の上に成り立っているという訳です。だから今日9時から町村さんとかがテレビに出ていろいろ話をしていましたが、あの人たちが今日の繁栄を作ったわけではないのです。

だから話を元に戻しますけど、世界の貧困を無くさないといけないということで、日本はやっぱりそういうところにどんどん本当は援助をしていかないとね。ODAが重要なのです。そしてみんな豊かにしていきつつ日本も繁栄をしていくという道を歩んだ方が良いのでね。

これから、まあ日本で言うと原発というのは問題だけれども世界では原発が欲しい所はいっぱいあるからね。そこにはいっていかなければいけないのだけれども、日本もアメリカも韓国に今回やられているからね。インドの方の原発建設ね。あの莫大なあれをね。

そういう意味では、日本の政治家がちょっと働いていないというのもあります。

だから母親からお金をもらったとかもらってないとかいうようなことで騒いでないで、ね、母親というのはくれるものだから。くれない母親が悪いんだからね。(笑)

何億ものお金を持っていてそのお金を子供にあげるのだから、別に悪いことではありません。問題は贈与税を払っていないだけの話だから。脱税行為だということです。生前贈与だから、きちんと税金を払ってくださいよといえば良いわけで、早く払ったらおしまいだからねという事にしておけばいいのに、あのまともな与謝野さんですら、あんな言い方をするんだからちょっと自民党も駄目になってしまっている。

そういうことよりも、もっと世界の貧困に手を差し伸べることをなぜやっていかないのだと。それが世界中のテロを無くす唯一の方法だという論立てをして自民党はやっていかないといけないし、民主党もそういうところに取り組んでいかなければいけないんだけども、そういうところに話がいかないところが日本の今の一番大きな問題です。

 

劣等感という事を口にしない

参加者

『日本人は劣等感が非常にありますからね。』とメシヤ様がおっしゃっていますが、私は劣等感を持っているのですが‥。

楳木代表

持っているの?

参加者

はい、すごく持っています。

楳木代表

何に対して持っているの?

参加者

全てです。容姿から始まって、体は御蔭様で健康だからそれは唯一なのですが、それからいろいろな事に対して、今までの感謝ができない分、このように口に出せば感謝できるのですが、ふっとすると全てが劣等感の塊りになってしまいます。

楳木代表

いや、ここで今日メシヤ様が御指摘になっている日本人の劣等感というのは何かというのを指定しているでしょ。要するに戦争に負けたというのが一つあるのと、それから舶来主義というのが前回から来ているでしょ。舶来ものをみんな良いと思っている。しかしメシヤ様の教えどおりに日本はきているから、だから今のトヨタのリコール問題とかというのがこれだけ問題になっています。なぜかというと、アメリカでは日本の車はほぼ壊れない、アメリカの車はすぐ壊れる、だから日本の車は優秀だということなので、リコール問題が騒がれています。

だからこういう対談記を読んでいくと、時代はメシヤ様がお説きになっているようにずっと進んできているのだ、と、大きい立場で見ることが出来ないと、メシヤ様の教えどおりになっていないとみんな思いこんでしまうのです。

「地上天国はいつ来るのでしょうね?」という話がそれです。地上天国に向かって動いているのです。動いているのだけれどメシヤ様が早く御昇天してしまったために動きが鈍いところがあります。しかし文化の面はもう日本は一番優秀だということは世界に知らしめているわけです。モノ作りということとかは。だからこの劣等感というのは、モノをしらないために起きているのです。知らないから劣等感があるのです。

そうするとメシヤ様から絶対力を授けられているために選ばれた人間なのだから、我々は。浄霊力を授けられている。

で、浄霊力を嫌っている人もいるわけです。「私は医学でいく」 と言って。

その人と自分を比べた場合、主神様からすると、浄霊という絶対力を身につけることができて、日々浄霊に取り組んでいる、こんな素晴らしい人間として自分は生きているということがあれば、劣等感を持つということは神様を否定してしまっている。

そんな重大な、神様に選ばれている身なのに、それなのに劣等感を持つということは主神様自体を否定していることと一緒ですよ。

そういうものの考え方ができていないほど無知だということです。

いい?そういうこと。だから今、ただいまから二度と劣等感という事を口にしない。

それが信仰だということです。主神様に繋がった人はそんな精神状態では駄目だということです。そういうことを我々は教えられているわけです。ずっと。メシヤ様という素晴らしい御方に縁を結ぶことができて。

これが節分祭・立春祭の話の骨子なのです。当日の体験報告は、良い指導者に恵まれない中でお世話に取り組んで、そしてそのいろいろな良い成果が出ない中でずっとお世話をしてきて、そして今はいろんなことが御教えに基づいて解釈することが出来ている幸せという内容です。御教えが身に付きつつあるという内容です。

<兄弟げんかが始まったのをご覧になって>

楳木代表

これ!何でそういう態度をとっているのかというのは、兄貴が反省しなくてはいけないということです。そうい

うふうに仕向けているから。だから○○君が5分くらいちょっと向こうの居間に行ってみてごらん。そしたら解決するから。それで弟はそこへ置いて行きな。

 

「よくぞメシヤ様につながるまで苦労してきましたね。」

楳木代表

そういう中で結局ずっと苦労を重ねてきた結果、このメシヤ教を通してね、メシヤ様の願う信仰、あるいはメシヤ様の御教えに沿ったお世話ができるようになって、大変御守護をいただいているという報告なのです。

そうすると、いろいろな宗教を経て、そしてメシヤ様と縁を結ばれるということに対して、「よくぞメシヤ様につながるまで苦労してきましたね。」ということになります。この最高の神様に出会うことができるまでにみんな苦労してきた訳だから。早くから出会うことができたらこんな幸せな事はないのです。みんな最高神に出会えないから、いろんな宗教をしながら、そこが最高だ最高だと思って生きているのです。それがもういきなり最高神に、みなさん最高の御神格に出会うことができたのだから、こんな幸せな事はないし、それだけの自分は選ばれた身魂だということになると、自分の身魂って素晴らしい身魂になるなと思っていかないと。

参加者

本当ですね。申し訳ありません。

楳木代表

だからね、この劣等感を通してそういうことまで深く考えることができるようになると、私達の人生がより豊かな人生になるし、有意義な人生になっていくね。

まあ是非この機会にそういうことを見つめ直しといていただきたいと思います。

参加者

ありがとうございました。

 

【御教え】『霊科学』(「栄光」二百三十五号 昭和二十八年十一月十八日)

『私は常に霊主体従という事を唱えているが、この事を全人類が知ったなら、茲(ここ)に文明は一大飛躍となるであろう。処が現代人は霊の実在を信ぜず、只体のみを対象としている以上、言わば外表的間に合わせ文明であるから、如何に進歩したとて、相変らずの地獄世界である。

この理によって、霊の認識と霊の曇りを解消する事こそ根本である。ではどうすればいいかというと、これこそ常に神の光に浴し霊を浄める事で、これ以外に道はないのである。といっても神にも上中下の階級があり高位の神程光が強い、この点が重要である。そこへゆくと自画自讃ではないが、我救世(メシヤ)教の主宰神は今まで出現されたことのない最高最貴の神であるから、信者は常に大いなる光に恵まれ浄められているので、無病健康は勿論、他人の病気まで治し得るのである。

又本教信者には驚くべき奇蹟が多いのも光の為であるからで左の御蔭話〔略〕は物質の霊よりも、その人の霊力の強い為、撥(は)ね返してしまった例である。』

 

楳木代表

何で今、首を振ったの?

参加者

私は劣等感という事を深刻に考えたことがないもんですから。

楳木代表

それはそばに良い人がいるから。

参加者

○○さんがいるからですか?

楳木代表

○○さんの話はしていません。△△さんの話をしているのです。ね。自分が良い人と寄り添って生きているから、特にそういうものを持つ必要がないと。

参加者

御蔭様ですね。

楳木代表

ね。

参加者

本当にいろいろな事があったけれど、安心立命ですか、本当にそういう気持ちです。一番辛いときがあったけれど、ご指導をいただいて乗り越えてきたものですから、何かあっても何とかなるという気持ちはすごく強くなりました。

 

【御教え】『安心立命』(「栄光」百八十六号 昭和二十七年十二月十日)

『よく安心立命という言葉があるが、これは精神的の面に限るように世人は思っているようだが、この考え方は大きな間違であって、真の安心立命とは物質も伴わなくてはならないのは勿論である。考えてもみるがいい、病気、貧乏、争いの三つの災厄の内の、仮(たと)え一つでもあるとしたら、何処に安心があるであろうかという事である。俺は一生涯病気の心配はない。貧乏になりっこはない。争いを起すような事もないという自信が有(も)ててこそ、真の安心立命は得らるるのである。処がそのような三拍子揃うなど、今の世の中では到底夢でしかあるまい。そんな人は恐らく世界中の只一人もないといってよかろう。

先ず世間をみればよく分る如く、何事も思うようにならない。嫌(いや)な事は次々降って来る。好いことなどは滅多に来ない。全くこの世の中は地獄その儘(まま)だ。第一健康にしてもそうだ。いつ何時病気に罹るか分らない。一寸した風邪を引いても、簡単に治ることもあれば治らないこともあるし、拗(こじ)らしたり大病の前兆になることさえあるのだから、風邪位などといって安心してはいられない。又医学でいっている通り黴菌はそこら中ウヨウヨしているから、いつ何時伝染病や結核菌が飛込むか分らない。それが為当局でも医学衛生を喧(やかま)しくいい、清潔にせよ暴飲暴食をするな、外出から帰ったら含嗽(うがい)をしろ、食事の前は手を洗え、食物に注意せよなど、何だかんだと煩(うる)さい程注意を与えている。それら悉(ことごと)くを信ずるとしたら現代社会生活は全く恐怖の渦の中にいるようなものである。

勿論貧乏も争いも、その殆どは金銭問題が主となっており、その原因が亦(また)病気であるから、どうしても無病息災、真の健康人にならなければ、絶対安心は出来ないのは言うまでもない。しかし世人はそんなことは到底出来ない相談でしかないと思うであろうが、それが立派に出来るとしたら、大変な福音であろう。処が必ず出来るのだから大したものである。その為に現われたのが我救世(メシヤ)教であり、救世(メシヤ)教を措いては世の中に決してないことを断言するのである。』

 

楳木代表

だからもう11年前のときの選択をする時に、○○先生の指示通りに動いたか、あるいはメシヤ様は良いことは諦めないのが肝腎ということで何とかここをね、というふうに願って動いてきたから実現してっているのです。

参加者

あの時が岐路でしたね。情に流されてはいけないということですね。

楳木代表

そう。もう選択があの時で分かれたのです。

参加者

本当にあの時にもし向こうへ行っていたらどうなっていたかわからないです。

楳木代表

うん。そういうことだね。向こうは誘いにいっぱいきてね、悪口も兼ねていろいろ言ってきたのだけれども、それでも自分はいくら大きさが違ってもメシヤ様の教えどおりにいきたいという方を選択したから、今の幸せがある訳でね。もしこれを手に入れることができなかったら、それこそ人生がね、何のためにやってきたのかという事になってしまいます。

参加者

そうなっていたらもう家の中が総崩れでどうなっているかわからないですね。

楳木代表

うん。だから選択がよかったということですね。

参加者

本当にありがたいと思っています。感謝です。

楳木代表

その感謝の気持ちをいつも心の中にね、呼び起こしていかないとね。だから体験発表もトップバッターなのだから。御守護報告の。

 

【御教え】『解脱』(「地上天国」二十号 昭和二十六年一月二十五日)

『よく昔から、解脱(げだつ)という事をきくが、此(この)言葉は簡単に善し悪しを決める事は出来ない。世間普通の解釈による解脱とは迷いを去り、悟りをひらくとか、執着をとるとか、諦めをよくするとかいう意味であって、之は無論仏教から出たのであるが、然し何となく逃避的隠遁(いんとん)的響きがあり、之は東洋人特有の思想であろう。

処で、実際からいうと、余り悟りがひらけ過ぎると、活動力が鈍るのが通例である。勿論競争意欲などはなくなり、民族にしても、印度(いんど)の如く衰亡する事になる。故に人間は迷う事によって生きる力が出るのである、と言って迷いすぎるのも之又(これまた)危険がある。又諦める事も活動力が鈍るきらいがある、といって余り諦めないと男女関係などは悲劇を生む事にもなる。だからあんまり解脱して了(しま)うのも面白くない。

遂には世の中が馬鹿馬鹿しくなり、孤独的になったり、生ける屍となったりして了(しま)う。

以上の諸々(もろもろ)を考えてみると、何でも行き過ぎがいけない。ツマリ程を知る事である。全く世の中は難しくもあり、面白くもあり、苦しくもあり、楽しくもあるというのが実相である。結局苦楽一如(いちにょ)の文字通りが人間のあるがままの姿である。然(しか)し之だけの話では結論がつかないから、私は結論をつけてみよう。

曰(いわ)く人間は諦めるべきは諦め、諦めない方がいい事は諦めないようにする。迷う場合は無理に決めようとするからで、決断がつかない内は、時期が来ないのだから、時期を待てばいいのである。要は時所位に応じ、事情によって最善の方法を見出す事である。然しそうするには叡智が要る。叡智とは正しい判断力を生む智慧であって、それは魂に曇りがない程よく出る。故に魂の曇りをなくする事が根本で、それが即ち誠である。誠とは信仰から生れるものであって、此(この)理を知って実行出来れば、大悟徹底した人というべきである。』

参加者

Tの問題はTの車は大丈夫というのが根底にあったからだということですか?

楳木代表

それに今やっとアメリカでハイブリッドの試作ができたでしょ。で、Tを今叩いておかないとそれが売れないから。

参加者

そういうことがあったのですか?

楳木代表

それが戦略です。だからHも叩かれたでしょ。TとHを叩いておけばハイブリッドはあとはないのだから。PとIを叩くためにやっているわけだから。

参加者

では、やはりメシヤ様がこの時には『機械的なものはアメリカには迚(とて)も敵いませんし』とおっしゃっていたものが、もう日本のほうが上回っているということは世界の共通の認識だということですか?

楳木代表

そうそう。ただ、日本は政治家が二世ばっかりで、したたかに政治、外交ができない。このしたたかにできない最大の原因は東大出の官僚がトップに居るからです。

要するに問題を起さないこと、軋轢を生まないこと。そういう連中が官僚として上に君臨しているのでその手法によって外交をやるから、どうしても強く言わなくてはいけない時に強く言わないでやってきているからその点がちょっと甘いのです。

だからよく東大の問題は東大に入るまでの人と、東大からの人というふうに分かれるといわれています。それで本当に東大からの人というのは一割くらいしかいないと。東大に行って本当に発揮できるという人は。4割の人は精神が崩れていってしまいます。一割の人が東大をでてやっと役立つ人間になっていっているのです。多くの9割の人たちはいわば犠牲みたいになってしまっています。東大という素晴らしいところだけれども。

だから頭のいい人はいい人で、悲劇的な生活をしているということもあるのです。それにどんなに優秀でもまあたとえば教授なら教授にずっとつかわれていってね、昔は30代で助教授とかになれたけど、今はなかなかもう後半にならないと、下手すると40代までそういう役職につけない人も多いのです。

参加者

准教授という人も最近よく聞くのですけど。

【准教授は、「優れた知識、能力及び実績を有する者であって、学生を教授し、その研究を指導し、または研究に従事する」ことを職務としている。対して、現在の日本で廃止された職階である助教授は、「教授の職務を助ける」ことを職務としていた。

よく勘違い・混同されることであるが、「助教授」が「准教授」に変わったのではない。その最たる違いは学校教育法に定めるそれぞれの職務である。助教授の職務は研究への従事ではなく教授の補佐であって、教授から協力の要請があれば自分の研究よりもそちらを優先しなければならない。一方、准教授の職務は教授と同等であり、研究に従事することを優先させることができる。

(ウィキペディアより)】

楳木代表

だから一割の人たちは10歳くらいで微分積分ができるのです。

だいたい東大行っている人で小学校の時に微分積分の考え方が頭の中に入っているのです。

教えられなくても見ていると「そうか」と思っていく人たちなのです。

最初は考えても、何回か読んでいるうちにああそうかというふうになっていくのです。そうして理解していくのだから。教えられて行った人たちは挫折してしまうのです。東大だけは難しいのです。入学して二年間相当勉強しておかないと、その上の時の選択肢がないのです。君無理だよということで、第一志望の専攻が出来ない。東大入るまで高校で相当みんな点数とるために勉強して入るけれど、入ってからも90点以上とっておかないと自分の志望のところへ行けないわけだから。

参加者

普通の大学生とは違いますね。

楳木代表

それだけ優秀な人が集まっているから。だから意識を持ってやっていけば立派な人になっていくけれど、なんかの弾みで、それこそさっきみたいに劣等感をちょっとでも味わってしまうと。もうがたがたと行ってしまいます。

参加者

信仰をさせてもらうようになってからは少し劣等感と言わなくなりましたが、劣等感を持ってしまうのは、昔からの癖なのですか?

<居間に行っていた子供が5分になって戻ってきたので>

楳木代表

よく5分がわかったな。

 

『霊主体従の法則』

楳木代表

いや、だからそれは白日夢なのだよ。劣等感に浸って自分を慰めているのです。そうすると頑張らなくていいから。みんなそうやって「あの親からだったら自分はこの程度なのよね。」 とか言って、自分を思い込ませているでしょ。

それを乗り越えていかないといけないと思ったら、どんな環境でも自分で切り開いていく訳です。

しかし切り開いていくことをしないためにいくつも理由を求めているのです。「あの親がいたもんで」とか。

そういう人間の精神的な構造の中では「もっとやれるはずだ。」と思っていれば、どんな環境の中でもやっていけるけれども、やりたくないと思った時に理由をいっぱい作らないといけない。その理由の一つがたまたま自分にしっくり来たものが劣等感というものがしっくりきているのです。

だから「そういうものだわ」というふうに思っていると、お風呂みたいにずっとそこに入っておけるのです。そこから出るとぬるま湯だからあがると寒いからやっぱり入っておこうと。これがおかしなものです。精神的なものというのはそういうところがあります。

参加者

今現状で仕方ないと思うために、いろいろ理由をつけて諦めようとするということもそういうことなのですね。

楳木代表

何とかやらんといかんと思えば何とかなるのです。これが、われわれの上に絶対的な法則としてある『霊主体従の法則』というのがそれです。

参加者

それはいつも楳木代表がおっしゃっている「やる気にならなければ何もできないけれど、やる気になればできるようになる」ということですね。

楳木代表

そうそう。それが今、脳科学の世界でもやっとわかってきたのです。

嫌だと思った瞬間に脳の中にオブラートみたいなものがダーッと出てきて、やる気のでない分泌物が出るのです。やる気物質が脳の中に出てこないのです。よく漫画で頭の後ろに線が出てくるのがあるでしょ。あれと一緒の状態がバーッと、イメージ的には脳の中に薄い膜のように出てきて、分泌させなくなるのです。だからいつもやる気を出しておかないと脳の中が活性化しないのです。脳が活性化していくと顔が活き活きしてくるのです。顔の形ではありません。中からこうバーッと出てくるものがあるから。というのが輝いているということです。輝いているというのは着飾っているからではありません。「あの人輝いているね」といって着飾って輝いている人は○姉妹だけで良いのです。(笑)

参加者

お化粧ばっちりしなくても良いのですね。

楳木代表

○姉妹はちょっと気持ち悪いでしょ。

あの人に言い寄ろうかという気にはならないもんね。(笑)

まあ話は余談になってしまいましたけれど、そういう脳の中にはさらに活性化するような分泌物を止めてしまう働きも精神によってあるのだと。

だからそういう精神状態を前向きにするために、そのためにさっき○○さんに話したように御教えというのをいつも口ずさんでいくということが大事ですね。

○○さんの場合は『人間は想念次第』という御教えを毎朝今読んでいる御教えと別個にね、自分に課す御教えとして朝、『感謝が感謝を生み、不平が不平をよぶとは正に真理だ・・・』という文言を短いから、口ずさんでいくと、頭の中がそういうふうに変わっていくから良いですね。

だから○○君が御教えを暗記しているというのは、その頭の活性化のためには非常に良いわけだから、それをみんなのモデルにして自分はこの御教えを暗記していこうと。

自分に一番ピッタリする御教えを、というか自分の一番課題の御教えを暗記していこうということに取り組んでいくと、頭の中がすごく活性化していきます。

参加者

会社の人でとても輝いている人がいるのですが、「その人のようにできません。」なんて言ってはいけないのですね。

楳木代表

だから今度は私出来ませんとか言う人は『新人たれ』という御教えを。今日よりも明日、明日よりもあさって、絶えず進歩向上を心掛けるという事を、御教えを読んで、自分に言い聞かせて、そういう事にチャレンジしていく。だから『新人たれ』という御教えを毎朝読んでね。

 

【御教え】『新人たれ』(「栄光」七十三号 昭和二十五年十月十一日)

『人は常に進歩向上を心掛けねばならない。特に信仰者にして然(しか)りである。処が世間宗教や信仰などを口にすると、どうも古臭く思われたり、旧人扱いされたりする。成程在来の宗教信者は、そういう傾きがあるのは否めないが、本教信者に限っては全然反対である。否反対たるべく心掛けねばならない。

先(ま)ず何よりも大自然を見るがいい。大自然に於いては一瞬の休みもなく新しく新しくと不断の進歩向上を続けている。見よ、人間の数は年々殖える。地球上の土地も年々開発される。交通機関も、建造物も機械も、一として退嬰(たいえい)するものはない。草も木も天に向って伸びつつある。一本と雖(いえど)も下を向いているものはない。此(この)様に森羅万象悉(ことごと)く進歩向上しつつある実態をみて、人間と雖もそれに倣(なら)うべきが真理である。

此(この)意味に於て、私と雖(いえど)も去年より今年、今月より来月というように、飽く迄進歩向上心の弛(ゆる)まないよう努めている、といっても只(ただ)物質的の事業や職業や地位が向上する、というそれだけでは、根底のない浮遊的のものである。根無し草である。どうしても魂の進歩向上でなくてはならない。要するに人格の向上である。此(この)心掛けを持って一歩ずつ気長に、自己を積み上げてゆくのである。無論焦ってはならない。ほんの僅かずつでもいい。長い歳月によれば必ず立派な人間になる。否、そのように実行せんとする心掛け、それだけでもう既に立派な人間になっている。そのようにすれば、世間からは信用を受け万事巧くゆき幸福者となる事は請合である。

斯(こ)ういう言い方をすると、現代青年などは何だか旧道徳論を聞くようで、陳腐に思うかも知れないが、実は陳腐処ではない。之が出来れば本当の新人である。此(この)様な点を規準として私は多くの人を見ると、古臭く見えて仕方がない。何等進歩がなく、相変らずの考え方や話で、何処にも変り栄えが見出せない。だから斯(こ)ういう人に逢っても少しの興味も湧かない。話し合ってみても世間話以外何物もない。宗教も政治も哲学も、芸術などの匂いすらない。世間の大部分は斯ういう人が殆んどであるが、それも敢(あえ)て咎(とが)める気はないが、少なくとも救世(メシヤ)教の信者だけは、そういう旧人型は感心しないし、又そういう人は余りないようだ。本教は知らるる如く、世界の転換期に際し、全人類救いの為に、誤れる文化に目醒めさせ、理想的新世界を造るにある以上、飽く迄新人たる事を心掛けねばならない。私がいつもいう二十一世紀的文化人にならなくてはいけないと言うのは、その意味である。』

 

いつも手帳を付ける

楳木代表

さ、それじゃ。で、○○さん、こういう手帳を買いましたか?

参加者

はい。手帳はあります。

楳木代表

それはいつも持っていますか?

参加者

いえ。

楳木代表

それをいつも持っていてね。今、割と忘れやすいでしょ。それは薬の影響だから。薬の影響で、海の馬と書く海馬というところの周辺に薬毒が溜ると物忘れがひどくなります。それは薬を止めた時からしばらくしないととれてこないのでね。それを復活させるためにはもうノートに絶えず書いてください。で、できるだけ大きな文字で書かないでね、私なんかはこれくらい小さいです。ちょっと良いことがあったりするとこのくらい小さい字で書かないといっぱいになってしまうのでね。そういうふうにして、そして大事な事はそこに二重丸とかつけて少々汚れたって、そういうものを忘れないようにするためにはそういうようにしてね。

そしてちょっといいペンを買わないと。100円のボールペンとかというと大事にしないから。

私の手帳は周りが革なんです。そういうものを買わないと大事にしないのです。その辺にほったらかしにするから。だから一年一回は毎年11月に買わないと売切れてしまうので。12月ではもう売り切れなのです。品数が少ないのです。日本能率協会が作っている手帳で早めに行って買っておかないとなくなってしまうので、そうして、とにかく大事な事をメモするのです。

ここにメモをしているのはこの前メーリングリストに書いたプレイボーイの記事のことです。見ましたか?たまたまプレイボーイを開いてみたら、プレイボーイは我々が読む雑誌ではありません。10代後半から20代くらいの人が読む週刊誌なのですが、しかし喫茶店とかに入ると置いてあるので、私は出来るだけそういうものはペラペラめくって全部見てしまいます。ヌード写真だけではない。時々良い記事もあるのでね。それを見たらこうやって書いておくのです。そうすると一回書くと結構印象的に自分のなかに入ってきますから。

そうしたことを繰り返して積み上げていっているのでね、是非心掛けて。そのほうが自分のためになります。これから人生30年くらい過ごしていく時に、今頭をもう一回復活させておかないと、このまま薬の影響で駄目になってしまうと老後が心配です。

参加者

二日前に話をした人の事も忘れてしまっています。そこまで悪くなってしまっています。

楳木代表

それは仕方のない部分で、そういうときには「ちょっと私、考え事をしてしまっていたので忘れてしまったようなので、もう一度教えてもらえますか?」と言って名前を聞いたほうが良いです。

そういうふうにしてね。忘れやすいと思って生活をしているとますます忘れるようになってしまいますから、それは必ず聞きなおす。確認するということをやっていくと、もう一回脳がね。

今海馬の話をしたんだけれど、海馬というのはこんな小さいのだけれども、そこにはものすごい神経の接点がいっぱいあるのです。

すると薬によって一部分が閉ざされているから忘れっぽくなってしまっているのだけれども、今度そこが閉ざされていて復元しなくても違う回路が確認する事によって生まれるのです。違う回路を作るために確認したりメモしたりして復活させないとね。

だから忘れることは長生きの秘訣だから忘れていかないといけないけれど、大事な事まで忘れているといけないので、それを思い出すということのために確認をする。

私もね、自慢じゃないけれど最近「なんか今日やらなきゃいけないことがあったな」と思って忘れてしまうことがあるけれど、そのときは思い出すまでいろいろめくったりしてやらないと。「忘れてしまったから、まあいいや。」と思ってしまうと全然駄目になってしまいます。

確認作業をしていかないと。脳というのは前にも話したようにノーベル賞を受賞した人でさえ10分の1しか使っていないのだから。あとの10分の9はもったいないけれど使わないで亡くなってしまっているのです。確認作業をしていくと残りの10分の9が補っていくようになるのです。だから忘れるということは仕方のないことだけれども大事な事を忘れないために確認をしていくと残りの10分の9が補ってくれますから、是非いい手帳を持っていただきたいと思います。

 

[メシヤ講座no.109浜松支部 2010(平成22)年2月]