メシヤ講座・特選集no.169(平成27年2月分)

 <御教え>
『文明の創造』宗教篇
観世音菩薩

(文創  昭和二十七年)

 本文は『文明の創造』326ページに記載されています。(『文明の創造』購入方法は「出版案内」を参照ください。また、研鑚資料『文明の創造(三)』では60ページです。)

なお、『観世音菩薩』は平成27年3月に拝読し学び合う御論文です。同2月に学び合った伊都能売神』については、HPアップしている各支部の内容を併せて参照していただければ幸いです。

≪「立春祭」挨拶≫
『文明の創造』拝読により「メシヤ降誕本祝典」の意義が明確となる

メシヤ教代表 楳木和麿

皆さん立春祭おめでとうございます。

昨日の節分祭に引き続きまして、連日の大祭でありますけれども皆様方の真心ある参列に心から感謝申し上げたいと思います。

さて、只今は司会者の方から、節分祭を踏まえて立春祭の意義についてお話しいただきましたけれども、昨日の節分祭の折に霊視を許されました内容から最初に報告していただきたいと思います。

【高井成恵さんの報告】

昨日は御浄霊中に、ハッキリと見えた訳ではないです。紫色の光の中に白金っぽい色で鳥の形、初めは鶴かな?いやなんだか違う?はっきりしないまま、昨日は終わったのですね。それで祭典が終わった後廊下に出た時に、掲げておられる鳳凰の絵を見た時に“あゝ私が見たのはこれだった”と思わされたので、多分火の鳥というのか鳳凰だと思うのです。その形がじゃあ何をしていたかというと、こちらに向かって首をグッと何かを示唆するように、形が動くのです。でも何を示唆されているかは全然わからなかったのです。

今日は善言讃詞を代表先生が奏上されておられる時に、それはもうハッキリとした映像で、白い紙の上にカプセルに入った・・・一瞬見て胸がグッと痛くなるような“薬”と思ったのです。だからおそらく薬だと思うのです。で、白い粉なのですが透明なカプセルではなくて、白っぽいカプセルで、真っ白なものもあれば、ちょっと赤くなっている部分もあって、何に対する薬だとかそれは分からないのですが、グッと心臓が痛くなったのです。多分昨日節分祭で見た鳳凰が示唆していたのは、薬の方に嘴(くちばし)というのですか、グッとコレみたいな形で繋がっているのかな?と思ったのです。

それで、御浄霊中に見えたのは、人間の形をしているけど、人間ではなく、もっともっと大きな存在感のあるそういう形のものが小さく出てきて、ワーッて大きくなって、最後に水の中に石を落とすとパアーッと王冠状の形になりますよね。それが出てきて、それははっきりとした映像ではないです。光の形として出てきたという、感じですね。以上です。

霊視「鳳凰」は3月3日に関連する情景

昨夜、食事会の時に鳳凰の話が出ておりましたので、濵口さんが調べてくださいました。報告してください。

【濵口博幸さんの報告】

高井さんの拝した鳳凰について、メシヤ様が33日の祭典をお喜びくださっておられるのではないか、と拝察申し上げます。

それは次の御教えを読ませていただいたからです。

昭和29725日の御教えです。

【S29.7.25(メシヤ御降誕祭と御盛装に関して)3033日にメシヤ御降誕祭を執り行う』 】

メシヤ様の御盛装は、御頭に王冠をいただき、御下着(聖徳太子の如き)には紫地に金の刺繍で鳳凰を描き、御上着は白地に金糸にて雲をあしらったものを御着用遊ばす事に決まった。

18人、女18人がメシヤ様の御側に並びハレルヤコーラスを祭典で行うので、準備かかるようにとの御指示。ハレルヤコーラスの演奏は交響NHK楽団に出演を依頼する事に決まる。

濵口さん、調べて何か一言ありますか?

【濵口博幸さん報告】

鳳凰に関する御教えはほとんどありませんでした。そんな中、今ご紹介させていただきました御教えは3033日のメシヤ様の御盛装についての内容であり、メシヤ教が33日に記念行事を行うと決めたすぐの祭典で鳳凰を霊視したということは、メシヤ様が御喜びくださっておられるのではないかと思わせていただきました。

高井さんが、水にポーンと落ちた時に王冠のように広がったという霊視は御教えにぴったりですね。夕べ遅く2323分にメールをいただき、その御教えの箇所を拝読させていただいた時に33日に私達が執り行おうとしている『メシヤ様御降誕本祝典』記念行事が、メシヤ様が期待もしてくださっておられて、そこに並々ならぬ御心を注いでくださっておられる。そういう思いが霊視と御教えを拝読しながら強く思わせていただきました。

それでこれは行事をやるだけではなくて、昨日もお話ししましたが、節分祭の意義はお詫びの祭典ですが、お詫びの御神業に取り組まなければお詫びした事にはなりませんので、それでより一層私達はお詫びの御神業に取り組ませていただくのですけれども、その御神業はメシヤ様が本来取り組まれようとなされたことを、私達が後を継いでやらせていただく時に、メシヤ様から力をいただきながら進めさせていただく訳であります。

恐ろしい食品の指摘に伴う安全な野菜の具体的確保法

その御神業の中身でありますが、高井さんが「薬が出てきた」ということですが、この薬というのは病気に対する薬だけではなくて、現代の私達が遭遇している恐ろしいものには、添加物があります。もう凄い量が食品の中に含まれておりますので、こういったものが含まれていないものを、私達が食べ知り合いの人にもお伝えしていかないといけません。先月大阪支部の方では、自然農法、無農薬無肥料の野菜を確保するにはどうしたら良いか随分話し合いをさせていただき、担当者も竹内淳子さんに決めて資料収集と安全なものを共同購入するということから、高額な食品ではなくて手に入りやすい金額で提供できないかということで取り組んでいただいております。

それでは竹内淳子さん説明してください。

【竹内淳子さん報告】

昨今、インターネットでいろんなものが手に入るようになりました。自然農法の食品を食べて病気が改善したというお話も聞きます。

しかし、“そういう安全な食品を手に入れようと思ってもどこで購入すれば良いか見当がつかない”という方もおられるかと思います。

私も何十年もかかってやっとたくさんの情報が入るようになってきましたので、そういう情報を発信させていただきたいと思います。また、皆様からも情報を提供していただき、それをまとめて発信して行くようなサイトを作りたいと思います。例えば「ふるさと21」という自然食品のサイトがあるのですが、共同購入されるなら割引させていただくという話をいただいております。

しかし、安全な無肥料無農薬の生産者が非常に少ないそうです。有機栽培も含めて紹介させていただくという形を取らないと、軌道に乗せることが難しいと思います。B品とかもありまして、数量がまとまればお安くできるそうです。沖縄からもミニトマトなどを取り寄せることができます。

日本は有機JASの取得者が海外に比べて少ないそうです。農家さんを育てていくという意味で共同購入に取り組めたら良いと思います。売れないと農家の跡継ぎもいなくなってしまいます。「売れると跡を次ぐ人が戻ってきた」という話もあります。

私が情報を取りまとめて発信させていただきますので、よろしくお願いいたします。

立春祭に際しては原稿をどなたにもお願いせずに、この場で今後の御神業に取り組む各支部各出張所で心がけ始めていることを報告していただきたい、と思って臨ませていただきました。

お詫びの御神業、『本筋の御神業』に取り組む際に、これからどういう取り組みをさせていただいたら良いかということを、昨年からズーッと練り上げてきました。

様々な指摘をメシヤ教は今までしてきましたけども、その内容を今度はみんなに「このようにやって行ったら良いということですよ。」ということを示していける形をとっていかないといけません。そういった意味で“世の中の方々が、どういったことを望んでいるのか”或いは“どういうものを求めているのか”ということを知った上で御神業を進めていかなければいけないということがあります。

メシヤ教の新ホームページhttp://www.meshiya-kyou.net
※ メシヤ教サイトはリニューアルされました。
以下のアドレスよりご覧ください。
メシヤ教 https://kusu.meshiya-sama.net/

それとメシヤ教のホームページが今月の28日で提供しているOCNがサービス終了となりますので、現在のドメインが使えなくなります。

今月中に新しいドメインを取得して、新しい形でホームページをリニューアルさせながら進めて行こうとOCNから紹介していただき様々な会社を随分探しましたが、忙しくて対応できないというところばかりでした。ジャストシステムというところでIBMのホームページビルダーの後を継いだ会社のものを使ってきましたので、そこの会社のドメインを取得して開設しようと自分で作り始めました。

そうしたところ、日本の9割のドメインを提供している関連会社から電話をいただきました。「メシヤ教というのは非常に素晴らしい宗教なので、私達にサポートさせていただけませんか。」という申し出をいただきました。どういうことをするのかと言いますと、例えば私達がメシヤ様の御力をいただいて、浄霊を取り次ぐことによって“精神的な症状を改善されて行く”或いは“癌や生活習慣病も改善されて行きます”ということを話はしているのですが、実際はそういう悩みを抱えている人が、インターネットでどのように調べて行くかということは私達の手中にはありません。そうした点をサポートしてくれるという申し出です。

悩んでいる人がインターネットでどのように調べて行くか。調べ方ですね。ホームページを作っている人はご存知のように、編集するものと、ビュアーで画面に表れるものの間にはソースというものがあります。そのソースを分析して悩みを持っている方々が、どういった形で調べて行くか、その調べ方を全て分析している会社です。それらを基にメシヤ教のホームページ全てにつないであげるというのです。

立ち上げたばかりですので通常の三分の一で委託できるそうです。ただし「“メシヤ教は私達の会社をこのように活用したお蔭で発展した”というPRに使わせていただきたい」というのが条件です。

大黒様に働いていただきながら、できるだけ経費をかけない形で進めたいと思っております。それでそういった内容を詰めている間に担当者と話していることは何かと言いますと、正に『文明の創造』の中身であります。

「入会者をいかに増やすかということを願っているでしょう。入会者をいかに増やすかということを目標にして私達がお手伝いをさせていただきます。」と言いますので、私は今日の御教えと少し異なりますが、先ほどは『信者を増やすことがお詫びに繋がる』という御教えでしたが、「信者を増やすというよりもメシヤ様と繋がって“メシヤ様の偉大なる御力と御光の恩恵に浴する人を作りたい”という内容なんだ」と。そして「その浄霊力を提供するのに今メシヤ教は無償でさせていただいている。この情報を多くの方々に知っていただきたい。というのがメインの願いだ」と言った時に、向こうはキョトンとしておりました。

「いろんな宗教を見てきたが教祖の揮われる恩恵の御力をどなたにも提供する、という教団はいまだかつて知らない」ということです。

「なぜそのような取り組みをしているのですか」と言った時に、『文明の創造』を拝読させていただいて、今月拝読する内容の伊都能売神皇様のことから話を始めました。岡田茂吉教祖という御方は世の中を救って行く時に、『宗教改革』をしていくのだということを提唱しておられます。宗教改革というと、学問上はルターとかの近年のことを指すようですが、9000年〜6000年前というのは説明してもわかりづらいから、3000年前からの宗教ということを見つめた時に、朝鮮半島から素戔嗚尊が武力を持って大勢の部下を引き連れて日本へ押し寄せて来た時に、伊都能売神皇様は絶対平和主義を貫かれて、二十八部衆のみを従えて、インドの方へ下って行かれた。そのことを大半の日本人は知らない。インドへ行かれてお釈迦様が悉達太子と言われていた時に、補陀落山で諸々教えられたのだ、と。

その教えられた内容は何かと言いますと、皆様方にはズーッとご説明させていただいた通り、皆様方独自でまた学びを深められたように、御神体の御文字である『○に・』というお文字は実は3000年前のお文字では「ア」というお文字なんだ、と。そして「イ」というお文字は風を表す意味だと、それから「ウ」は三角を書いてチョンを打ちます。これは炎という意味なんだと。「エ」というのは川が流れているような字を書いてチョンを打ちます。「オ」は四角く囲ってチョンを打って「オ」と読ませていたのだ、と。(下図を参照)これが仏教の中では五輪塔という形で今に残っているのだ、と。そういう根本的なものとそれから古事記の中に読まれている天の御柱を最初に伊弉冉尊様が回ってそして伊弉諾尊様が回った、と、順序が間違っていたので上手く国つくりができなかった。それで男の神様が先に回って女の神様が後で回ったことによってうまく行ったのだと。これが実は我々の人体の二重螺旋構造のことを神様が教えた内容なのだと。

【ホツマ文字】
HP_メシヤ講座・特選集no169_201502それから太陽は銀河系の中を2億年(2億5千年説もある)かけて一周していまして、太陽の周りを地球が回っていて、その地球の周りを月が回っています。

それがその地球の軌跡を辿って行くと、螺旋系になっています。その周りを月が回っているので二重螺旋になっているのだと。そうしたことを神様は、人間が将来わかるための材料として古事記を書かれているので、そうした内容のことをまずお釈迦様に根本的なことを教えて、仏教の中では胎蔵菩薩という形で肉体の中に言葉の「アイウエオ カキクケコ サシスセソ タチツテト」の響きの中で臓器が出来上がって行った。という教えが仏教の中では今から2600年前に臓器の出来方を伊都能売神皇様によって知らされて知っているので、胎蔵菩薩を作ることができたのだ、と。

それが根本的なことで、それからズーッと進んで人間の日常生活の中では道法禮節を心がけて行けば徳によって治めることが出来る世の中になっていけるのだ、と。そうしたことをお釈迦様の悉達太子時代に話したので、それが基になって仏教の経文が出来上がったのだ、と。それが日本へ入ってきた時に日本人はそういった精神を元々持っているので、仏教を直ぐに受け入れることが出来たのだ、と。

そういうことを今日本人が分かっておかないと、本来の理想世界を作っていく精神面は構築されないのだ、ということを一時間くらいかけて担当者に話をした時に驚愕しておりました。「どうしてそのようなことを代表は解っているのですか」と。「それが岡田茂吉教祖の教えなのですよ」と。それを多くの方々に今後知らせていきたい。それが我々の最大の願いなのだ、と。

『宗教改革』の根幹部分の学び

もう一方では岡田茂吉教祖は『医学革命』を進めようとなされたのだ、と。医学革命の根本は何かというと伊都能売神皇様が日本から出て、そして仏教が入ってくるときに、当面の間「モノ」で治める世の中になっていくので薬というものが出来てしまった、ということと、文字というのは本来日本人は記憶力が良かったので生まれてから死ぬまでのことをすべて諳(そらん)じて言えることができたのだ、と。しかし薬が入ってくることによって記憶力が無くなって来たのだ、と。

古代文字は当時日本を治めていた皇室のみが記録用として使用していました。庶民はみんな覚えているので文字を必要としなかった。薬が入ってくることによって日本人の頭脳が非常に悪くなったので文字が必要になったのだ、と。それで中国から入って来た漢字を元々の文字に当てはめて平仮名を作って、漢字、平仮名、片仮名によって記録をするような形にしてきたのだ、と。多くの文字を利用しなければいけない最大の理由は日本人の頭が非常に悪くなったことです。

しかも、薬によって体がどんどん蝕まれていって現代社会では二人に一人が癌を患っておられます。30年前は4割は日本人の場合(軽いものを含めて)精神病患者だと言われていましたが、今は相当の数の方々が精神病を患ってきていることになってしまっております。

薬価薬害を訴えながら日本人を本来の健康体にしていくということが『医学革命』として岡田茂吉教祖が教えられたことなのだ、と。しかし、薬価薬害を説いても御力がなければそうしたことの証を皆に示すことができないので、その証として浄霊があるのだ、と。

そういう話をしたところ担当者が「そういう素晴らしい教祖という方がいらしたのですか」と2時間くらい教修的な話をしたところ「そういうことであれば私達は現代人に合うような形で情報を渡していく形にホームページもつくり変えたいし、一年かけてそのホームページが有効に働いているかということをチェックしたい」と。そうしてその都度私が指摘すれば作り変えていく、と。大黒様のお蔭で諦めて自分で作り始めたら、「任せて欲しい」という会社が現れましたので、こちらも条件を示していきながらお金を無駄に使わない形で詰めて、何とかメシヤ教の真の願いが世の中に広がっていくような、形にしていきたいと思います。この取り組みがうまくいけば今でも多くのメールが来ておりますので、メールの大洪水になってしまいますので、これを振り分けていかないといけませんので、

関東地区・・・・・・菅谷敬鎌倉支部長代理
中部、東海地区・・・濵口博幸三重支部長代理
関西、北陸地区・・・木原俊和大阪支部長代理
中国地区・・・・・・原田穣岡山支部長代理

というように問い合わせメールを振り分けていきたいと思います。

また、海外からも問い合わせがかなり来ておりまして私が拙い英語力で回答しておりますが、時間がかかりますので、これは北岡明子さんにお願いしたいと思います。『浄霊力拝受お願い書』は今後共英文サイトで受け付けて行きたいと思います。

というように役割を担っていただいて、より一層メシヤ様の御教えの中身が伝わって行くような形を整えて行きたいと思います。

しっかりしたものの考え方を持って欲しい

一方では、支部、出張所、集会所を担っていただいている方々には、世の中で起きていることに対するしっかりした考え方を持っておいていただきたいと思います。内容はイスラム国(現在はISで表記)のことがありますので、イスラム教とイスラム国の進めていることの違いを理解していただくために、今回は「メシヤ講座・特選集」の中で直接私に送信された文章を掲載しております。イスラム教を信仰されておられる方々のお気持ちはこういう内容なのだと知っておいていただきたいがために、今回全文を掲載しております。一部のみを引用しますと“こちらの意図で利用された”と受け止められてもいけませんので、全文掲載した次第です。

考えておいていただきたいのは安倍総理の取り組んでいる問題の中で、整理をしておかなければいけないのは、まず、靖国神社の問題です。戦死者の英霊を祀っているということになっておりますが、元々どこの英霊を祀っていたのかご存知でしょうか。

今NHK「花燃ゆ」で話題の長州藩の明治維新時に戦って死んだ人を祀ったのが靖国神社です。それが何時の間にか日本のために亡くなった英霊を祀るというように変わってしまいました。このように変わってきたということを良く知った上で本来の在り方ではないではないか、という意見を、私達は持っておかないといけません。元々長州藩のために作ったものである訳ですから。

現代、主神様は実に巧妙な方法で私達に教えてくださっておられるのです。NHKまで使って松下村塾のことを皆様方に知らせつつ、しかも明治維新の時に亡くなった人を祀ったのが靖国神社だ、と・・・このような方法で私達に教えてくださっておられるいのです。今の時代に教えてくださっておられる内容を見ると、神様の教えの深さたるや驚きということです。

「マッサン」では添加物ということを教えてくださっておられます。時代の流れに伴って化学合成した添加物が増えてきた経緯というものを私達が説明しやすいようにNHKを使われております。ああいう番組を通して私達が学ぶのではなくて、「テレビでやっているでしょう。あれを見ればわかるでしょう」とどなたにでも説明ができます。「花燃ゆ」で学ぶのではなくて、人に説明するときに「花燃ゆのこの場面はこういうことなのよ」と説明ができるということです。添加物のことも「マッサン」を見れば本来のものは日本人の口になじまなかったので、変えているでしょう。と、こういったものが現代の添加物の源になってきているのよ、と。それから高度成長期を迎えた時にコストを下げるために、添加物を使い始めたのだ、と。時間軸で説明してあげれば、そういったことがわかっていただけるのではないでしょうか。

もう一つ日本が戦争の時に犯した罪は何かというと、中国や韓国が歴史認識として我々に突きつけている問題ではなくて、古神道ですね。古神道というのは伊都能売神皇様の教えを受け継いでいますので、根底には絶対平和主義があります。徳によって国を治めるということがある訳ですが、第二次世界大戦で日本が間違ってしまったのは、古神道を無視して神道を使って国民を戦争に駆り立てて行ったことです。

これは神風特攻隊と今イスラム国がやっている・・・「9.11」も含めて・・・ジハードと特攻隊は同じことをやっているということです。

宗教というものを間違って国の中に取り入れて国民を戦争に駆り立てて行った内容と今イスラム原理主義がやっている内容は実は同じことをやっていたのだ、と。我々日本人は同じ過ちを犯して欲しくないという形で、話をしておかなければ安倍総理のように、絶対許せないという言い方をしてしまうと益々火花が散り始めます。この点は内閣府にメールを送ってはいますが、大勢の方々がこういう考え方というのを分かると同時に内閣府へメールを送ってあげると良いです。

私も移動しながらになりますので・・・ETCに全部しようという動きと、人件費のかかる割引率を使用頻度によって変えていこう、とか少し改善を見ております。実際の動きの中で「こういうように改善したらいかがでしょうか」ということを送り続けております。そうしたことでこれから大勢の方々で日本国を変えていく。本来のメシヤ様が示されている教えに沿って、徳で治めていくように世の中を変えていけるように、大勢の方々が意見を具申していけるようにしていただきたいな、と思います。

それをさせていただくために宗教の中を見つめて行きますと、『宗教改革』のメシヤ様が示された内容は、3000年前からのそうした動きです。キリスト教の源流になっていますのは素戔嗚尊ですので良い面と、戦争のような形が全面に出てしまうことがあります。

本来戦争のような形で出てくるというのは“キリスト教の考えが一番正しいのでこれが勝ち続けないといけない”ということで十字軍のような・・・人間は強い存在、正しい存在ということでキリスト教は出来上がってきております。

このキリスト教の反対の考え方として人間は本来強い存在ではないのだ、という考え方です。弱い存在であるということから目以外の肌を男性に見せてはいけない、ということで服装上の戒律を作ったり、豚やアルコールを食してはいけない、と自分を守る形で戒律を定めております。根底には人間は弱い存在である、という考え方があるということです。

今イスラム国はこのイスラム教の性質とキリスト教の性質を合体した形で戦いに出て行っております。そういうことを踏まえてこの戦いを見ておかないと巷間語られている論調だけで捉えていると、メシヤ様の弟子としては勿体ないことですので・・・。

メシヤ様の弟子として宗教に対する考え方を整理しておく

メシヤ様が『宗教改革』を訴えている以上、宗教をどのように捉えていくかという客観的な見方も持ちつつ、昨日食事会に出られた方がカウンターの人とメシヤ様の御教えを元に話をされておりましたし、湯布院に泊まった方はホテルの女将さんに自然食や薬毒の話をしてくださっております。そうした説明をする時に自分の中に持っているものをより一層膨らませて行っていただきたいと思います。

人々に大いに感化を与えていけるような、そういう日常生活を送れるように取り組んでいっていただきたいと思います。

それで高井さんが神様に見せていただいたその鳳凰の勢いとかクチバシで示された内容とかに表れて行っているのではないかと思います。

私達もより一層自己教育しつつ自分の霊性を高めつつ知識を広めて、そしてメシヤ様の進めようとなされた御神業をより一層進めさせていただきたいと思います。そういう出発点に本日はさせていただきたいと思います。

本日は立春祭だけではなくて、世界救世(メシヤ)教の開教記念日(昭和25年2月4日)であります。そして我メシヤ教が第二の開教に立ち上がった記念日(平成12年2月4日)にあたります。

お一人お一人が自分の中で、“それじゃあ私はこういう形で御神業を担わせていただきたい”と整理をしていただいて、そのために必要なのは豊富な知識と高い霊性でありますのでそうしたものを一歩ずつ身につけて行くようなそういう決意を本日固めていただければ大変有難いと思います。そうしたことを、お願いさせていただいて立春祭の挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 (要旨)