メシヤ様に直に繋がらせていただける教団に辿り着いた!

愛媛会場 伊藤則子(元神慈秀明会所属)

 

地上天国祭おめでとうございます。私は愛媛県から参りました伊藤則子と申します。

私がメシヤ様に繋がらせて頂いたのは高校生の時です。当時 蓄膿症を患っており手術してもよくならず、頭重に悩んでおりました。そんな折り母の知人から勧められ、晴○教(現:新〇〇協会)に入信致しました。

当時大学受験を控えていた私は、ただ楽になりたい一心で“病気治し”という考えしかなく参拝だけ続けておりました。

それから大学に入学し京都に移った私は、ある時「浄霊って知っていますか?」という言葉に「知っています。」 と応え、てっきり晴○教だと思い 浄霊をうけることにしました。しかし、その浄霊は晴○教の時と比べとても短く、5分程で終わりました。その際、額にビンビン力を感じ、教修を2回受け入信致しました。それが神〇〇明会との出会いです。

一年程は、キャンパスライフを満喫していましたが、大学2年になった頃  何となく心に虚しさを感じ“もう一度ここに懸けてみよう”と京都支部に出向き、そこから怒涛の如く布教活動が始まりました。

街頭、キャンパス、戸別訪問での布教、夏休み返上1カ月間の夏季遠隔地布教に参加し、「頭がスッキリしました」「腹痛が治りました」など多くの奇蹟をいただき、入信者を許されました。人の幸せを祈るよろこびと、自分自身心の高揚感に、毎日浸っておりました。

そして、暫くして“一年間ある決められた入信者を頂ければ、青年世話人になれる”という時期を迎えました。“何名導くと~”の資格が得られるということには少し疑問を感じておりました。が、これを達成することが、メシヤ様におよろこびいただけることなのだ、と自分に言い聞かせ、また “いろいろな人の悩みや話を聞いてあげたい。そういう器をいただきたい。その為の修行なのだ”と思い決心。一年間布教に明け暮れ世話人になることができました。

ところが、現実は全く違っていて、世話人会ではグループごとに、お導き目標・献金目標額を立てさせられ、その追及のみのお世話でした。私は、思っていたこととのギャップに悩みましたが、「自分さえしっかりしていればいいんだ。」と心のことを重視し、グループのメンバーに、余り強いことは言えませんでした。また 当時、青年は献金のためにサラ金に手を出す者もいたり、大学に全く行かず、そのまま退学になる者もいました。着のみ着のまま、下宿にも帰らず、支部に合宿、合宿の毎日。“何か違う”“どこかおかしい”と頭の片隅で思いつつも、口にすると「想念がズレている」「感謝不足」挙げ句の果てには、「邪神にやられている」などと言われるのがわかっていましたので黙っていました。

それから 大学を卒業し愛媛に帰ってきて、地元の人たちとの御用が始まりました。青年部とは違い皆大人なので、少しは違うだろうと期待しておりましたが、その期待も虚しく終わりました。

いつも世話人会ではグループごとのお導き目標、献金目標額を立てさせられ、保険会社のような成績表グラフが貼られました。「信仰させていただいているのに、いったいこれは何?」と自問自答の毎日でしたが、お世話させて頂いている人たちもいましたし、口には出せませんでした。

「人の幸せを祈りましょう。」と言いながら、各拠点ごとにお導き数、献金額の目標達成を競争したり、グループでも目標ができないと、皆の前で罵倒される。私はいつも小さくなっていました。

それから間もなく本部奉仕に上がりました。“本部に上がれば、本当の素晴らしさに出会えるだろう”と期待していましたが、長年いる奉仕者は馴れ合いになり、自主性もなく、上の言われたままにしか動けない人が大半でした。

奉仕生活を終え数年たち、○明信者の借金問題、無理な御用による家庭不和、一家離散を防ぐ目的なのか“新体制”というものが打ち出されました。表向きは、活動が緩和されたように見えますが、根底のところは解決しないまま、今を迎えている気がします。

私も新体制になり、お世話のご用は降りましたが、文化活動の一環としてコーラス指導の御用をさせて頂いておりました。メシヤ様におよろこび頂ける自分の使命が見えてきた、と思いやっておりましたが、メンバーが ご用、生活、仕事に追われ、せっかく天国的なご用を頂いても集まりません。何をしているのか本当にわからない日々が続きました。

 

破綻寸前の心に転機

そんな中、昨年母が病で倒れ、御用の面でいろいろ支障が出てきました。もう一度自分自身を見つめ直すいい機会を、メシヤ様からいただくことができました。

そんな折り、子どもを交えての参拝で、信用していた人からの辛辣な言葉、態度、また、資格者からの思いもよらない酷い言葉に「メシヤ様信仰とはこんなものなのか?優しさと奥ゆかしさが信仰のバロメーターとおっしゃっているけれど、そんな人が何人いるのか?」と私の心は○明会から離れていきました。

そして、冷静に見つめ直してみると、“メシヤ様のご理想である天国を地上に造るのが目的”というより、“神〇〇明会”を発展させていくことが、地上天国と思っていることに気付きました。組織の為にクタクタになって、それを維持していく為にまた働いて、それでは心も豊かになるわけがなく、家庭も円満にいくはずがないと思ったのです。私自身、車で一時間のところを月に何度往復していたかわかりません。それで 心が豊かになるどころか、子供に対してゆっくり接してやることもできず、時間に追われイライラし、それでまた上から感謝不足と言われる。もう私の中では破綻寸前でした。

しかし、偶然にも○明では教えてもらっていなかった多くの御教えに出会い、メシヤ様に直接繋がらせていただくくことができました。

そんな折り、元々明るく探究心旺盛な小学校三年生だった次男が、学校に行きにくくなってきておりました。○明の時は、「流産した子の影響だ」と言われ慰霊祭を勧められ参拝しましたが、何も変わらずそのままになっておりました。

メシヤ教に入会後、楳木先生よりご指導いただきますと「愛情いっぱいに抱きしめてあげなさいね。美味しいものを作って食べさせてあげて。」と今までにないお言葉をいただき、有り難くて涙が出てきました。それから子供と向き合い、沢山お話しをしました。また「子供に浄霊するだけでなく、お母さんもしっかり浄まって下さい。」とのお言葉もいただき、そこで初めて“自己浄霊”のことを教えていただきました。

学校に行ったり行かなかったりの生活が続いたあと、保健室になら毎日行けるようになりました。それでも結果を急ぎ、焦っていた私は不満がたまっていました。

そんな時、楳木先生は「保健室に毎日行ける様になって良かったね。感謝ですね。」とおっしゃって下さり、自分が感謝できていなかったことを反省致しました。一日一日、元気に目覚めることができることに感謝し、時間は遅れてでも学校に行けることに感謝致しました。

そして、よく子供を見ていると、夜なかなか眠れていないことが、原因の一つだと気付き、楳木先生に教えていただいていました、後ろ頭をご浄霊させていただくことが、3日ほど続きました。すると3日間とも 10分もしない内にスヤスヤ眠り始めたのです。

 

次男が自ら「浄霊力拝受お願い」を申し出る

そして、春休み、新学期を前にしたある日 次男が「お母さんに後ろ頭を浄霊してもらったらすぐに眠れて嬉しかった。僕も、そんなすごい力をいただいて、浄霊してみたい。」と、自ら申し出て「浄霊力拝受お願い書」を書かせていただきました。

それまでいくら言っても「イヤだ。」と言ってそっぽを向いていた子だったのに、とても不思議で有難いことでした。またその頃私は、メシヤ教のことで、○明の人たちにいろいろ責めたてられ、精神的にも肉体的にもまいっていた時でした。しかし 、自分が浄化しお浄めいただいた分、子供に御光をいただいたのだと思いました。

そして、今では、当時のことが信じられないくらい、元気に通学できております。

一連の事を通して思いますことは、段階を踏んでいく度に課題があり、学びがあり、何かしら結果をいただくということです。これこそ信仰させていただいていて、価値あることだと思わずにはおれません。

また、自然に身をおきましても ○明の時は、何か見えない膜がかかった中で風を感じ、太陽の光を浴びていたように思います。鳥籠の中が全てと信じ、その中で一生懸命に飛んでいた鳥が、やっと大空に飛び立てたような気が致します。

今年になって、愛媛の方でも楳木先生に「メシヤ講座」のお勉強会をとっていただいており、私も何人かの方々と共に、本来あるべきメシヤ様信仰を学ばせていただいております。

振り返りますと、○明は現在明らかに間違った方向に進んでいるように思いますが、そこで問題提起され、考え悩んだ結果、やっと直接メシヤ様に繋がらせていただくことのできるメシヤ教に出会えた気が致します。その間、ずっと見守って下さっていたメシヤ様に 心から感謝申し上げます。

また、この体験談を発表させて頂くに当たり、最初 実名を載せることに戸惑いもありましたが、私も、元神〇〇明会の方々の体験談を目にし、勇気をいただいて メシヤ教のご本部にお電話をさせていただきましたので、今度は自分が、どなたか 以前の私の様な思いをなさっている方に、少しでもお力添えができればと思い、実名で発表させていただきました。

これからも、メシヤ様におよろこびいただける人間にならせていただき、お遣いいただけますよう、日々感謝で生活させていただきます。

本日は、有り難うございました。

 

[御蔭話(御神業の変遷)地上天国祭 2013(平成25)年6 月15日]

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