『信仰即生活』レポ-ト(Ⅰ)安全神話の崩壊

日田市 佐藤将宏

 

「水と安全はタダ」と言われたのは一昔前の話で、今の日本を見るとどうでしょうか?どのス-パ-やコンビニへ行っても‘水を売っているのは当たり前’で、売っていない店を探すほうが難しいくらいです。また、「安全」という点からも「凶悪事件の急増」「過去最悪の検挙率」という言葉が象徴するように、とうてい「安全」とは言えないのが現状です。

そして更に、私たちが日々使用しているシャンプ-や歯磨き剤、家庭用洗剤等の日用品、毎日口にする食物も決して安全ではないということをどれだけの方が認識しているでしょうか?かく言う私自身もつい最近まで、その危険性を全く認識していませんでした。

このぺ-ジを読まれる方々は、日頃からメシヤ講座を勉強しておられ、その危険性に気付き考えられている方も多くいると思います。ここでは、日用品の安全性、食の安全性を私の身の回りの体験を含め、最近勉強したことをお伝えできれば、と思います。

 

日用品と経皮毒性(1

合成界面活性剤という言葉を聞いたことがあると思いますが、これはシャンプ-や歯磨き剤、家庭用洗剤等にほとんど使用されている毒性の強い化学物質です。私も以前から毒性の強い有害物質ということは知識としては知っていましたが、ただ知っているだけで危機感はなく「普通に売られているから問題ないじゃないの?周りの人も皆使っているし・・・」ぐらいにしか思っていませんでした。

しかし、ある事をきっかけにして「本当に大丈夫なのか?」と疑問を持つようになり、やがて危機感へと変わってきました。一番の理由は‘我が子’のためです。

大人が自分の判断で使用する分には文句も言えませんが、何も知らない子供たちはそうはいきません。親や大人が与えたものを何の疑いもなく使用していきます。だからこそ、親や大人がしっかり吟味し、‘安全な物’を与えなければと強く思うようになりました。そのためには、自分自身が良し悪しを判断できる‘確かな知識’と‘確かな目’をもたなければなりません。

現在、世の中には200種類を越す合成界面活性剤があり、全てが悪い訳ではありませんが、市販されている製品に使用されている合成界面活性剤の多くは毒性が強く危険度が高いものです。よく「ゴキブリが出たらシャンプ-か洗剤をかければすぐに死ぬ」と言いますが、裏を返せば生命力の強いあのゴキブリを殺せるようなものを私達は毎日使っているのです。

今では、国も企業も国益、利潤を最優先させ、国民、消費者の安全は二の次です。北朝鮮の拉致問題、BSE(狂牛病)、食品偽装表示等の問題を見れば明らかです。安全は、国や企業が与えてくれるものではなく、自分達で手に入れなければ得られないということです。

私も最近やっと気付いたばかりですので偉そうなことはいえませんが、知らなければ知らないままです。皆さんの中にも「安全」ということに気を配り、生活の中に取り入れている方も多くいると思います。そういう情報を一つでもいただければ幸いに存じます。

日頃はそのありがたさも忘れがちですが、かけがえのない家族、友人、知人が「安全」で「健康」に暮らせることほど幸せなことはありません。

 

[御蔭話(御神業の資料)メシヤ講座no.33 2003(平成15)年10月]

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