メシヤ講座no.186大阪(平成28年8月)

<今月の御教え>

「『本教の誕生』世界救世(メシヤ)教早わかり」

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』19ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

 

拝読後の感想や覚り

楳木代表

改めましてよろしくお願いします。

先月神界からの御指示で岩手県の判官堂とかですね、様々訪ねないといけないので、短時日に継続して4200㎞走ったものですから、右膝を痛めてしまって、ちょっと今日は立って御浄霊をさせていただいたり、いつもと違った形でさせていただきましたけれども、よろしくお願いしたいと思います。

それではですね、先月もお願いしましたように、今月から覚りの勉強会に入りますので、まず支部長代理の方からですね、この御論文を通して覚ったこと、そうしたところを皆さんに報告していただければありがたいと思います。

よろしくお願いします。

 

支部長代理

昨日改めて一度読ませていただきましたけど、今一番私の中でピンポイントでありましたのは、非常にキーワードだなぁと思いましたのは、この28ページの6行目ですね、『異端視』という、この言葉でありまして、何故この異端というものが起きるのかと考えてみましたら・・・。これはやっぱりですね、人間は右に偏ったり左に偏ったりとするんですが、我々の日常の中の心の在り方、また家庭の中で起きていること、また会社、社会で起きていること、これはすべてですね、人間の心がですね、右に行ったり左に行ったりしながらですね・・・、右に行ったり左に行ったりするというのは一つのリズムでありまして、波紋と一緒ですね、こういう右左するので前進、進化発展していくというような御教えがありますが、それ自体はいいんですが、問題は偏り過ぎたところに、右に行き過ぎるとか左に行き過ぎる時に、反対側にいる人から見れば『異端視』というふうに言われてしまうと・・・。

この世の中を見ますと、経済至上主義とか科学偏重主義というふうに言われていますけれども、私達がこれから真文明を建設していくということで人様にお伝えしていく上で、やはり世の中の皆様が物質偏重とか経済至上主義に陥ったその歴史というか、そういった背景を考えてみますと、一つはですね、哲学的というか・・・、生物学的または医学的に一言でいえば「形式理論」という言葉がありまして、正確には「唯物形式理論」というんですが、これは一体どういうことかと言いますと、物事を固定的に考えるということで、例えば「AはAである、B足り得ない。」と、そしてまたAとBというものを見た時に「その中間というものが無い」と。そうするとどういうことが言えるかというとですね、方程式ですね、数学の時間で習ったような方程式、物事を見る時にこれはAである、Bであるという一つの固定観念を作って、そして方程式に当てはめて物事を考える。これは唯物文化、物質文化の根幹となる考え方でもありますし、その中の医学もそうでありますけど、そういったものが近代になりますと、マルクスの・・・ちょっと難しいですけど「唯物弁証法」というのがあるんですが、そういったものを読んで来た方々がこの「物質文化」というのをさらに助長していったと。

そこであまりにも物質に偏り過ぎてしまったので、「精神文化」が置いていかれたので、そこを一体化していかないといけないということでありますので、そうしたことを御経綸、神様の仕組みであるというふうに考えました時には、私達の心の在り方というのを見てみますと、この世の中は今言ったように陰陽のものでありますので・・・、これはホームページも書きましたけど、原子も原子核と電子というものがあって、電子というのは非常な速度でもって外を回っておりますし、まぁ夫婦もそうですし、相反するものがですね、矛盾するようなことが一つの中に包含されて、そして共生をしていくと。生物の進化の基本、社会の基本はですね、「相反するものが共生」して、あるいは協力してそうやって進化発展というものが、物質もそうですが、生物の進化もそういうふうに出来てきたというふうに、生物学者も言われてます。

そういうことから考えますと、これを「善」を一方に当てはめた場合は片方は「悪」となるんですが、「善」も「悪」もですね、これも主神様の御造りになったものでありますので、一人の人を相手にしたときに、その中に当然「悪」がみんな世の中の人にあるんですが、そういったものを否定するというのはいけませんので、そういったものを見詰めていって、その「根本」というのはどこから来たのかなということを考えていって、それを「善」に転換していく・・・。そうするとその「根本」はどこに行くかというと、やっぱり物質、清らかな物質的な考え方ということになってくるんですけど、要は物質は大事であって物質に支配されないというですね、「目に見えるモノに人間の心が支配されない」という、そういうところにお導きしていくと。また科学者に対してもそういったことをお伝えしていく、そういう根本的な話が先程拝読していただいた内容であったのではないかなというふうに思いました。

 

楳木代表

はい、ありがとうございました。じゃあ松原の方、○○さん。

 

出張所長

覚りというほどでもないんですけれども、読ませていただいて、結構長い御教えなんですけれども、とてもシンプルだと思うんです。最後に本教のモットーである基本条件が最後に書かれてありますので、そこが仰りたかったことではないかなと思いまして。

 

楳木代表

29ページ後ろから4行目

 

出張所長

そうですね、基本条件と書かれていますので、メシヤ教の基本条件はこういうことだという内容ではないかなと、それまでの説明であって、大事なのはここではないかと思わしていただきました。要は『天国人たる資格を得る事である。』ということなんですけど、『本教信者は時の経る従い、人相がよくなる事である。というのは浄血者となる以上、健康は増進し、前途の不安は消え、品性も向上するので、』までは一般的な内容であるのかなと思うんですが、ここは最後にですね、『精神革命こそ喫緊時である。』と仰っているので、この『世間の信用は高まり、人々から敬愛される』というところまで自分を、個人の向上ですかね、そこまで上げていくということを仰っているんじゃないかと、思います。

 

楳木代表

だからそういうことを目指して行こうと。

 

出張所長

まだ覚ってませんが(笑)

 

楳木代表

あ~分かりました。

 

出張所長

すみません。ですので、この教えは「自分自身に照らして考えていくように。」ということではないかなというふうに、はい。

 

楳木代表

分かりました。はい、ありがとうございました。じゃあ○○さん

 

八尾集会所長

私も○○さんと同じなんですけれども、そんなに回数として は読めてないんですけれども、『自己自身の精神革命こそ喫緊時である。』と、これが一番地上天国建設のポイントであるなぁと、これを読んで思いました。
今回びっくりするような大変なご浄化をいただいて、たぶんこれは自分自身の精神革命をさせていただく、すごい大きな機会だったと思うんですけれども、そういう中でもなかなかそんなには、自身の精神革命というのはそんなには行われていないので、本当にこれってすごい難しいことなんだなと思いました。
しかし今回のご浄化をいただきまして、非常に何と申しますか神幽現一体と言いますか、神様が物凄い働かれているということを実感させていただきまして、そこに非常に時が、時間というのが関係があると。時がもうバァーと 働いて、そういう中でご守護許されていく、ちょっと一瞬の所まで働かれるということに、物凄い、もう主神様の御働きが、いつもなら御先祖様と思うんだけど、今回はすごい神様が働かれるということを、段取りとかそういうことだけじゃなく、時間も物凄く働かれているということを実感させていただきました。
今回急にタイに行くことになりましたんですけど、具体的に、主人が大変な浄化をいただきまして、ほとんど半分は1週間以内に亡くなって半分は植物人間になるというご浄化だったんですけども、主人は知り合いに電話した時点から、いろんな御守護いただいて、早く発見されて私も早く行けました。脳出血の中で脳幹の「橋」という部分の出血で、そこは呼吸とか意思とか大事な所を司 る所だから、「医学的処置は全くできない。」ということで、ただ主人の場合は血栓ができたことがあってワーファリンというのをもうずっと10年近く常用しておりましたので、ワーファリンと、あと高血圧ということで大事な「橋」という部分に出血して、それが出血が止まらなくて、50%も血液で埋まってるという感じで、「普通はもう戻ることはない。」と、「もう動いたりすることはできない。」というふうにお医者さんに言われたんですけれども、そういう医学的な処置をされてないということがまず御守護だったなと思って、ただワーファリンを止めるために、プラズマという薬が初日だけ入ったみたいなんですけど、それで血液が止まりまして、後はもう医学的に施すことは何もなくて、本当に“ 自然治癒力、神様の光を透過させていただいて、御守護いただくしかない”と思って、子供達もそう思って、お医者さんにも、ちょっと熱が出てきたら冷やすんですけど、「できれば自然治癒力が高まるには熱が高い方が高まるので、熱を下げないでほしい。」と言いまして、一応、「脳に影響がある。」と言われまして「38°ぐらいまでならいい」ということで、オッケーしてもらいました。
いろいろ本当に「メシヤ講座」で勉強させていただいたことが、すごい勉強になりまして、正にむかしから腎臓をよくご浄霊するというのが頭にあるからよくさせていただきましたが、なぜ腎臓をするのか、また代表先生も「大静脈と大動脈をよくすればいい。」とおっしゃっていたけど、どうしてそれをすれば いいのかというのも、すごく御浄霊させていただく中で、もちろん患部というところもよく浄めて光を透過することで、医学的には全く望めないんだけれどもそこをよくすることが出来るし、またそういう大静脈と大動脈を良くして、腎臓を御浄霊させていただくことで、きれいな血がどんどん送られていく、それで患部を治すことができる、“やっぱりこの病気にたいして本当に治すことができる、そういう人を救うことができるというのは、本当に御浄霊の力しかない、全人類がすることが出来る御浄霊なので、是非とも光を透過させていただいて御守護いただけるといいな”という想いで、“地上天国建設に主人も、主人の浄化も(事例として)使われればいいな”という思いで一生懸命御浄霊させていただい ております。
ドクターの見解もだんだん変わって来て、3日目ではまだ血腫も4.5㎝くらいで変わっていなかったんですけど、「ちょっと薄くなってきているから、もしかしたら無くなるかもしれない。」と言われて、1週間目が亡くなるか亡くならないかの山場で、2週間目私が一旦帰るので・・・。CTを取るのを少し延ばしてもらって、そうしたら看護婦さんが言っていた消えることの無い血腫が1.5㎝くらいに小さく薄くなっていて、呼吸とかもだんだんできるようになってきて、ちょっと喉を切開しましたけど自己呼吸が出来るようになってきて、意識も少しずつ戻って来て、本当に御浄霊の素晴らしさ、また向こう行って本当に知らない国なのに、ちゃんと日本人のお世話してくれる方を用意 していただいてね、私も苦労することなく御浄霊もさせていただけたし、“本当に有難いなぁ”と思います。
メシヤ様の理論というのは物凄くその通りだということが、私も“あ~なるほどなぁ~”と思えて、子供達も“自然治癒力しかない”という思いでね、御浄霊させていただけました。
また私も途中から下痢のご浄化いただき、ちょっと御浄霊不足に少しなったので、“確か急性下痢は腎臓と下腹部だなぁ”と思って、ホテル帰ってしっかりさせていただいたら、あんだけの下痢がすっかり止まったりとか、“素晴らしいなぁ”と。やっぱり御教え通りだし、地上天国祭でお話しいただいたように、“メシヤ様は本当に働いて下さっているんだな”と。“こういう愚かな自分ですけれども、 そういう自分にも、自分ができるようなご浄化をいただいて、働いて下さっているな”と思いました。
だからこの『自己自身の精神革命こそ喫緊時である。』ということで、考えたらすごく大変だなと思うけれども、たぶんちょっとでも、愚かな自分に合うような、精神を変えるようなプログラムを組んで下さっていると思うんですね、だからちょっと困難が起こった時に、“これは自分の精神を改革するチャンスだ”ということで、カッーとなることもあるんですけれども、家族と話し合ってやっていってるんですけれども、“自分を変えるチャンスだ”ということで、“ちょっとずつ変えさせていただきながら、やっぱり天国建設にお使いいただけるように、何とかそういう自分にならせていただけた らなぁ”と思います。霊界の働きというのを、非常に覚らせていただくというより、感じさせていだきました。

 

楳木代表

はい。ありがとうございました。では豊中集会所の○○さん。

 

豊中集会所長

私は御教えや、先月のメシヤ講座の『ミクラタナの神様』の御垂示から、いろいろ思い浮かんだことなんですけれども、主人が無肥料の家庭菜園で、今年二度目ですがジャガイモがピンポン玉より小さいものしか出来なくて・・。けれども、焼いたらとっても美味しいんです!我が家は粘土質の土で、畑には向かないということもあるんですが、今月、無肥料の米の注文時期ということもあり、無肥料って改めて素晴らしいな、と。メシヤ教にも注文が増えたと聞きました。田んぼも広がり、ちょうどその分が収穫できるなんて素晴らしいな!と思いました。

『主神様』の○にチョンが、地球に写った瞬間に、森羅万象一切が生じて、火・水・土の「調和」する地球が、地上天国を目標に回っている・・・長い年月を経て、日本人の主食となるお米が、「調和」の中で収穫されているんだな、と思いました。新しい田んぼは、まだ肥毒があると思いますが、それも無肥料栽培を繰り返していくことで「毒」も無くなるんだろうな・・と思いました。神様と農家さんに「感謝」していただきたいな、と思いました。

私自身は、数年前から浄化中です。現在、視野障害で、両目の視野率96%が損失しています。耳も、慢性の浸出中耳炎で、聴こえもかなり悪く、ハッキリと大きな声でないと分かりません・・。

今日のような月次祭の時でも、いろいろの人が私に声をかけて下さっているらしいのですが、私は気がつかなくて・・。そしらぬ顔をしているらしく・・。付き添いで一緒に来ている主人が、この前、「感じ悪く思われるで~。」と言っていました。皆様、ごめんさない。全然、気がつかないんです。申し訳ありません。

「浄霊を全く信じていない」と言っている主人ですが、私のために、ほとんど毎日、御神前で、正座して、御浄霊の御取り次ぎをしていてくれたり、慣れない家事もしてくれています。自分では、いつも、“これは、有り難い浄化だから・・”と思ってはいるのですが、自分ではできないことが次第に増えていく日々に、イライラしてしまったり、何をするにも目や耳の神経を使ってしまうので、すぐにしんどくなってしまって・・。弱気になっていることもあります。

先月「今度から拝読して感想を」という課題をプレッシャーに(笑)御教えを、LED付きのルーペを使って、少しずつ、少しずつ拝読しています。

主神様は、地上天国を造る目的で地球を造られた時、善だけでなく悪も入れられたということで、集会所で医学革命の勉強会でも、そういうことがハッキリ理解できたんですけれども、主神様は「薬草」という「毒」を入れられて、そのため神代の時代から善悪が繰り返され、それが「因縁」となって、今、現在も「病・貧・争」があり、私も毒もあるし小さい時から薬を入れたりして、因縁もあるのでご浄化いただいているんだと・・・。こんなに薬も入れてるから駄目かなと思うこともあるんですけど、しかし『ミクラタナの神様』が成長して、『メシヤ様』の御肉体を突き破って、その「光の玉」が地球全体を覆って、全人類に偏在しているとのことに、とても安心しました。こんな近くに「光の玉」があって、自己浄霊している時でもすぐスーと光が入っているというような、そんな感じがしました。

“今、地上天国完成に向かって、浄められるために、浄化をいただいているんだな”と、なぜかホッとしています。

“善徳を、できることから、少しでも積んでいきたいな”と思いました。

いま拝読していただいた、最後から3行目の『地上天国を造る其の基本条件としては、先づ個人の向上であり、天国人たる資格を得る事である。此様な人間が増えるとしたら、世界は個人の集団であるから、やがては地上天国出現となるのは勿論である。』・・・本当に、そう思ったんです。主人がここにおりますので少し言いづらいですが、まずは、主人に家族に「感謝」してできることを、少しずつしていきたいと思います。

 

 

『夜昼転換』の根幹と意味を御垂示

楳木代表

今、御論文を拝読させていただいて、4人の方から覚りをひらいた部分を報告していただきましたけれども、まず『異端視』という所から現代に至る歴史を支部長代理の方から話しをして、その後、出張所長、集会所長から『精神革命こそ喫緊事』ということ、それから『地上天国建設の基本条件』そうしたことに触れていただきました。

今、メシヤ教のホームページはですね、作り替えようという所から随分構想を練り上げていって、思わぬ方向へドンドン変わってきております。それは御垂示が伴っているために、それを現実社会にどのようにお伝えするかということで、ホームページもより練り合っている所なのです。大きく変わった所はですね、今迄は「メシヤ講座・特選集」というものを私が月末に纏めてそれをアップしてですね、各支部の「メシヤ講座」は各支部でアップしていただいていたのですけれども、現在は、各支部のホームページを本部でも順次アップするようにしております。

どうしてこのような形になったかというと、自分でしておいて“どうしてかなぁ~”と思ったのですけれども、実は代表者である私自身が各支部を或いは出張所、集会所を回らせていただく中で、現在は「覚りの旅」になっております。『ミクラタナの神様』から御垂示をいただいて、その中から自分がどのようにそれを受け止めていって、これから実際に地上天国を建設していくために、どのようにさせていただいたらいいかということを覚りながら、信者さん方と勉強を積み重ねているというのが今の状態ですので、あそこでアップされている「メシヤ講座」を順次読んでいくと、各支部の特徴、特性とそれから勉強会をする中で、御神意を覚った内容、そういう経過が見て取れるのではないかなと思います。

それで先月の中ではですね。とりわけ出雲支部で月次祭をさせていただいた時に、今、私達は『昼の時代』を建設していくために御神業を進めているのですけれども、三千年前にどうして『夜の時代』になってしまったか?ということを、素戔嗚尊の行動によってどうしてこういうふうになってしまったのかということを考えながら、月次祭の参拝をさせていただいている時に、これは伊都能売神皇様に対して素戔嗚尊がですね、山口県萩から多くの軍勢を率いて、そして中国からは瓊々杵尊の軍勢を率いて上陸をしてですね、御自身は東へ向かって動いて、瓊々杵尊は宮崎県の高千穂に潜むような形で居を構えて、そして伊都能売神皇様に「皇位を譲れ。」というふうに迫ったわけです。伊都能売神皇様は毅然としてお断りになったために、「それでは日本人を毎日何人ずつか殺していく。」とかいう脅迫をしたので、日本人を守るために皇位を天照天皇に御譲りになってインドに降っていかれて、将来の仏教の元である教えをお釈迦様が悉達太子と呼ばれていた時に話をしてあげております。

そして皇位が天照天皇に移ったので、素戔嗚尊は今度は天照天皇に皇位を譲るように迫ったのです。しかし、こちらも断ったので、いわば毒殺をして、天照天皇は崩御されております。その崩御されて、御頸珠(ミクビタマ)を奪って「自分は皇位を受け継いだ。」というふうに素戔嗚尊は宣誓したのですけれども、その皇位の象徴である御頸珠を奪った瞬間、この御頸珠に宿る『ミクラタナの神様』は、徳によって治めるという統治者にしか降らないので、武力によって統治しようとした者に対してはその『ミクラタナの神様』は御鎮まりにならないので、主神様の元へスーッと帰っていかれたようであります。そのためにこの世の中は『夜の時代』になってしまったのだというふうに腹に落ちたので、出雲支部で初めてお話ししたのです。

だからこそ、メシヤ様は昭和6年6月15日にですね、千葉県の鋸山で天照天皇をお迎えして、東京の日枝神社に御鎮座申し上げて、一方ではその後ですね、伊勢神宮に御参りして留守居と天照皇后様を入れ替わってもらうという御神事に臨んで、そして天照天皇と天照皇后がこの世の中に一体となってメシヤ様によって出られたために『夜昼転換』が行われていったということであります。

そして、準備が整った昭和25年の6月15日、メシヤ様の腹中にある光の玉に『ミクラタナの神様』が御宿りになる準備が整ったので、ああいう御法難でメシヤ様御一人きりにさせて、その中に『ミクラタナの神様』が御宿りになるということが起きたわけなのです。そういうことが一連の『夜昼転換』の大きな根幹部分であろうというふうに覚ったので、そのことを出雲支部で初めて発表したわけなのです。そしたら、『ミクラタナの神様』から『人間側から見るとその通りだ。』と『これが全ての鍵になっていることなので、しかし神界からすると・・・。』、本日、ここに書かれているようにですね、精神文明をずっと進展しても物質的なものが備わっていかないと地上天国ということができていきませんので、『一旦、「夜の時代」にして物質文明を進展させるために、主神様の方から実は「ミクラタナの神様」を引き上げたのだ。』と、『その引き上げたために、実は善悪のバランスが崩れて、そして悪の方がザァーと広がって、人間界から現界から見ると、悪の方がずーっと広がってバランスが崩れたので、素戔嗚尊が日本の皇位を奪うという心が沸き立ってしまったのだ。』と、そういうふうに御解説いただきました。

ですから、全ては主神様の地上天国を建設していくための「一過程」としてそういうことを主神様御自身が執り行われて、『夜の時代』に変えて、そして今また、主神様の御意図によって、『昼の時代』を迎えようとしている、と。迎えつつあるという、そういう時代認識をしっかりお互いに持たせていただかなければいけないな、と思わせていただいています。

そして、それがですね、メシヤ様の光の玉の中に『ミクラタナの神様』が御宿りになられて、そして尚且つそのことをメシヤ様が、少しずつ御発表になったにも拘わらず、当時の先達の神性がまだ眠った状態であったために、その御事をお支え申し上げることができない状態で時を経ていって、いよいよ昭和29年の6月15日にですね、「メシヤ降誕仮祝典」を執り行って、天照天皇の御神名をメシヤ様に対して唱えたにも拘わらず、それもまたウヤムヤな形にせざるを得ない霊性の状態であったので、地上天国建設というのは一挙に進まずに今日まで来てしまったのです。余りにも時を置くと、今世の中が非常に恐ろしい状態になっておりますので・・・。

 

『御浄霊』と『御教え』を世にひろめる

楳木代表

中国や北朝鮮の状態だけではなくて、この度ですね、今上天皇が生前退位というお気持ちを発表されました。この裏情報を○○さんのお父さんがよく知っているのではないかと思うのだけれども・・・、(内容は割愛)ですから私達はボヤボヤしていられないので、本日の御教えをしっかり腹に置いてですね、自分の関わりある人達には、“この『御浄霊』と『御教え』を持って、世の中をこれから変えていくのだ”というふうに働きかけていただきたいと思います。

 

「悪の見方」を御垂示

楳木代表

で、変えていくとは一体何かというと、『夜の時代』に善と悪のバランスが崩れたために、武力というものが、或いは覇権主義というのが膨らんできたわけなのですけれども、これをさっき支部長代理も話してくれたように、調和がとれていかないといけないので、「善悪を結んでいかないといけない」ということであります。この「結ぶ働き」を私達はしないといけないので、この「結ぶ働き」とは一体どういうことかいうとですね、これは事例としてですね、御垂示いただいた内容をもう一つつけ加えると、古い信者さん方はですね、耳にしたことがあると思うのですけども、二代様が最終的にですね、出雲大社に参拝した時に、その当時参列した信者さんは、大勢、二代様から素戔嗚尊が出雲大社に戻ったという姿を見ております。ですから、二代様は素戔嗚尊に使われてメシヤ様の御神業をずーっと邪魔していったわけなのですけれども、これはですね、もっと神界からは深い意味があって、メシヤ様が神様であるにもかかわらず、『人間という身をもって御神業を進めようとした、その御神業を洗練するために二代様を妻として付けた。』ということであります。神様のなさることもですね、メシヤ様、一男性とすれば苦労の連続をさせられながら御神業というのをずーつと進められたということであります。しかし、そうかといって、二代教主を批判する場合には、まず敬意と感謝を先に持って、『メシヤ様の御神業を洗練するために使われた人なのだという感謝と敬意を持って、その上で、二代様のやられたことの間違いというのを冷静に判断しながらみんなに伝えていかないといけない。』という、御垂示をいただきました。

 

「メシヤ様の御神業の再興」の御仕組みを御垂示

楳木代表

私自身もですね、メシヤ様が御昇天した5日後に生まれているので、これは『神界から将来使うために5日後に生誕させるようにしたのだ。』と。しかも、私の霊統は源氏ですけれども、楳木家は平家なので、『その源氏の人間を平家の中に生まれさせて、そして、「疎外感」や「冷たさ」とかそういうものを味合わせながら、成長させて人生とは一体何か?というものを十分に考えさせるためにそういう手段を神界はとったのだ。』という御説明でした。そして5日後に生まれさせた所から、一は、天の数歌からすると、『一が将来五になるので、そのことを分からせるために5日後に生まれさせているのだ。』というふうに御解説がきたので、私自身は“それはちょっと論理的ではないなぁ~”と思った瞬間、また、『論理的ではないとは何事だ!』と叱責されて、思った瞬間にそういうのがバーンとくるので・・・、実は天の数歌についてはですね、『御光話録』の中に意味というのが書かれておりますね。一は、独一真神、御一方の神様から二と唱えた時に二つに分かれて、陰陽に分かれていくのだ、と。そういう御解説があって、そのことがまた、五から火、水、土として始まっていくんだという、まぁそういう御解説が、実はこれが神の科学なんだということに、私が心底分かってなかったので、浄霊と浄化作用のことを「神科学」というふうに捉えてずっと来てたものを、根本的にこの宇宙を創造して、そして地球を創造して、地球の中に地上天国を建設するというのは全て神様の科学によってずーと建設していっているのだということが、十分私も腹に入ってなったので、そのことに対する大変な叱責を受けました。そうしたことをこれから、『御教え』というものをしっかりいただきながら、お互いに力を合わせながら、地上天国建設というものを現実のものとしてですね、進めさせていただきたいと強く思わせていただいております。

まだまだお伝えしたいことはあるのですけども、時間がきましたので、終わらせていただきたいと思います。

今日は、大阪支部の支部長代理とそれから松原出張所の責任者と豊中、八尾両集会所の責任者と4人の方からこの『御教え』を通してですね、学んだこと、覚ったことの一端を披歴していただきました。皆さん方もそれぞれに心の中に、受け止めたことがあると思いますので、その受け止めたことは、仲間と話し合いをしながら、仲間と共有しながら更にそれを高めていくような生活をですね、日々していただければ大変有り難いと思います。

そして、最後になりますけれども、○○さんがタイに行って大変な状態になった時に、私の祈りは、“○○○○に力をいただけますように”という一点のお祈りです。御守護いただきますようにとかそういうことではなくてね、○○○○がずーつと御教えに基づいて学んできて、力をいただいてきているので、更にメシヤ様の力を彼女にいただけますようにという、その一点のお祈りをずーっと続けさせていただきました。ですから、メシヤ様から力をいただければあらゆる事態は好転していきますので、そうしたことをお互いにですね、更に思いを強めていって、自分達の周りにですね、メシヤ様の力をいただきながら、天国化していくということを取り組ませていただければ大変有り難いと思いますので、そのことをお願いさせていただいて、本日の「メシヤ講座」を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『悪と守護霊』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)主神様とメシヤ様』30ページに記載されています。

「『悪と守護霊』文明の創造」は平成28年9月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.186 大阪支部 2016(平成28)年8月11日]