御経綸は着々と進んでいる、その証

新潟出張所 庭山光太郎(元大明主様奉讃会所属)

 

皆様こんにちわ。新潟出張所の庭山光太郎と申します。

これからお話しさせていただく事は、内容自体はあまり日常生活的なものでなく、御経綸に関することなので身近なものでないため関心は持ってもらえないかも知れないのですが、新しい発見という意味では興味を持ってもらえるかも知れません。

2009(平成21年)8月6日に降りた霊界通信が何のための通信か、ほとんど神示とも思える内容なので、これを追及解明しようというので調べて行くうちに、社会で起こる様々のことがこの通信の裏付けとも思える事象として続々出てきましたので、やはり何か深い意図が隠されているのであろうと思いながら一冊の本にして見て頂こうと思って書き始めて、たまたま今の項目の内容をかいつまんで代表にお話ししたところ「祈願書」というお話になったのです。

昨年の12月23日に、箱根の御生誕祭の折に提出した「祈願書」が長くなりまして、代表より要点を詰めて短くしたものを発表してくれないかとの事で、まとめましたものを発表させて頂きます。

さて、お話の内容ですが、現在の項目は「意外な出会い」です。

「意外」というんですから「思いもしない」という事で、出会った方が「仙人」ですから、今の時代にはそぐわないんですけど、事実なんです。調べてゆくとその仙人は大本教の出口王仁三郎さんから、第二次大本大弾圧から御神体をお守りするために、中国の崑崙山に大本の御神体を遷座してくるようにとの依頼を受ける訳です。崑崙山にも仙人が居て名前はショロ神仙。500歳ですから仙人というより神仙と呼んでるんですが、その方と王仁三郎さんは話がついてて、仙人が御神体をお供していくのを待っていてくれるんです。

仙人が御神体を持って行くとショロ神仙は、小型ヘリコプターくらいの大きさの天の鳥船つまり鶴仙といって鶴に二人でまたがっていっきに7700メートル級の山頂まで登り、岩穴に御神体を御鎮座されます。

お話が一気に飛躍しましたが、何故その仙人と出会ったかというと、私はメシヤ教さんとご縁がある前は「浄霊会」にいた訳です。浄霊会ではメシヤ様御生誕100年に当たり「世間の耳目を聳たせるほどの救済活動をやろう」というのでそれには選挙に出ようという事になった訳です。その選挙の政見放送を見られた仙人が「おぬしは面白い男じゃのう」とただそれだけの文面の手紙を政見放送に出られた浄霊会拐取の野澤師に送ってくるのですが、住所も名前も書いてない訳です。それが9年後くらいに判明するのですが、「私が会いに行ってきます」と報告して4人チームで会いに行ったのが始まりでした。もう24年も前のお話です。名前は笹目秀和という方で、奥多摩の大岳山で道院にお住いの御老人でした。そこで一泊二食の待遇を戴きまして帰った訳で、その後は完くの音信不通でただお世話になっただけで申し訳なかったのですが、その方の出された「モンゴル神仙邂逅記」というのを懐かしくなって3・4年前に図書館から借りて読んだわけです。その時になって初めて偉い事をやられた方だというのが判った訳です。

そして今書いてる題の前の題で「不思議な体験」を書いた訳ですが、どうもそれとも連動しているなあと思いながらでしたので、そんな折に去年また新たな本を提示されるわけです。自分が読みたいと思った本ではなく、持ってこられたんだから一応は目を通さないとと思って読み始めたら、やはりこれは神様が読めと持ってこさせられた本なんだということが判った訳です。題名は「ひあい(日天意)神示」です。

笹目さんの本には

弾圧4日前に御神体を託された訳ですが、この本には王仁三郎さんがどういうふうに逮捕されたのか、逮捕される前に何があったのか、そして連行途中での出来事、獄中での、娘婿の日出麿さんとの関わり合いはどういうものであったのか。そして仮釈放での王仁三郎さんの信者への指示がどういうものであったか。

そして崑崙山に鎮まれた御神体はその後どうなったのか。それらを総合すると、メシヤ様の本来の御神格が如何に別格的存在であるのかが判って頂けるのではないか。そして世界メシヤ教から分裂した救世教関係、メシヤ様と御縁のあられたすべての方々に先ず見て頂かなければならない、凡ての準備は神界で整っている事を知らせた霊界通信ならば、現界に於ては必ずやその受け皿としての機関が出来ていなければならないはずである。としたらそれはメシヤ教として存在しているのではないか。何故なら霊界通信が出て、自然の流れの中でメシヤ教と出会った訳でありますから恐らく間違いはないという結論になるのでありますが、それをいろんな角度から明かしていこうという訳で、これを何とか一刻も早く出させて頂きたいという祈願をさせて頂いたという訳です。

最後になりますが、

「仙人の本場は朝鮮である」と御教えにありますが、「そもそも仙人の仕事は地球の呼吸の乱れを正すのがそのお役目で、それは素尊(素盞鳴尊)の御命令によるものである」とのことですから確かに朝鮮・韓国に関係がある事は間違いない事でしょう。

2015(平成27年10月⒛日、図書館から「モンゴル神仙邂逅記」を借りて、いろいろ調べながら描く準備に入りました。6日後の10月26日お昼頃、仕事中に、何と韓国からいきなり携帯に着信がありました。こんなことは考えもしませんでしたが、現実に起きるんですね。リフトを運転中ですから普通は騒音で着信音など全く聞こえないのですが、場所がよかったのかそれがはっきり聞こえたのですから不思議です。

それから今年は例年になく暖冬のようですが、11月4日、仕事場のテレビでチャンネルを切り替えたら、恰度朝の天気予報で、何と日本列島からヨーロッパに至る7000キロに及ぶ高気圧で、こんな天気予報も珍しく新潟地方も3日間は晴れるとの事でした。11月4日は終日全天快晴。新潟ではこの季節珍しい事でした。ヒマラヤが中心くらいですから、ヒマラヤのマスターも大いに喜んでおいでなのではないかなァと思わしていただけたことでした。

という事はこの項は神様から御賛同いただけたものと思って間違いなく、矢張り御経綸は着々と進んでいるとの証といってもいいのではないかと思います。

以上です。

 

[御蔭話(御神業の変遷) 立春祭並びに世界救世(メシヤ)教開教記念大祭 2016 (平成28) 年2月4日]

[print_link]