本部直属 北岡明子
本日は、「地上天国祭」誠におめでとうございます。
発表をさせていただきます、北岡です。宜しくお願い致します。
発表に至る経緯について
発表に入らせていただく前に、今回の発表に至る経緯をお話させて頂きます。
私は、ロンドン在住時の2007年夏にメシヤ教とご縁をいただき、その年の11月に御神体御奉祭をさせていただきました。その後、2010年8月に26年滞在した英国より日本へ帰国しました。帰国当初から、楳木先生より「浄霊力の素晴らしさを海外へ発信して欲しい」とのご要望をいただいておりましたが、そのような大業を私一人で行うにはあまりに重責であると感じ、また、具体的方策も見つからず、着手には至りませんでした。
その後、2011年10月に熊本光の森支部の発会をお許しいただき、メシヤ様に「どうぞ、因縁の人と御神業をさせていただけますように」とお祈りしていましたところ、ロンドンで2年程我が家にホームステイしていた、H.Nさん(現在、京都在住)が我が家を訪ねて来ました。H.Nさんは、後に大阪で浄霊力伝授を受け、楳木先生とも相談の上、その年の12月光の森支部でメシヤ教へ入会しました。
このことで、再び楳木先生より、懸案である海外発信のご要望をいただきました。今回は、「H.Nさんと協同で、インターネットを利用して」とのご指示をいただきましたが、なかなかアイデアがまとまらず前へ進みませんでした。
そのような中、昨年10月北海道で開催された「伊都能売観音」様入仏記念式典に出席した際、楳木先生からS.Yさんをご紹介いただきました。S.Yさんは、楳木先生が札幌で布教所長をなさっていた頃の信者さんで、数ヶ月前に、二十数年振りに再会されたとのことでした。
楳木先生は、ご自身で御教えの翻訳を進めていらっしゃるというS.Yさんとの再会で、浄霊の英文サイト立ち上げを具体的に進められるとお考えになり、S.Yさん、H.Nさん、そして私の三人で「浄霊の英文HP制作の具体的な作業に取り掛かって欲しい」と仰いました。
HPアップの期限は、2ヵ月後のメシヤ様御降臨祭と決定。
お蔭をもちまして、3人が役割を分担し、期日に合わせてHPをアップすることが出来ました。
立ち上げた英文サイトは、英語圏(特に英国)の、未だ浄霊を知らない方々への発信を目的に、基本的な情報を大変分かりやすく伝えることを主眼に制作致しました。
HPアップから半年近くが経過しようとしている中、度々、HPを管理されているH.Nさんと今後どのような内容を加えていけば良いのかを情報交換をしていましたところ、先月行われた御本部竣成記念祭の後、何気なく話した私の体験談をH.Nさんは、HPにアップしてはどうかと考え早速、楳木先生にご相談致しました。
それから、なぜ私の体験談をHPに掲載することになったのか?という大きな理由は、多くの方々が関心を寄せる身近な内容ではないか?!と思ったからでした。
世界人口の半分が女性です。その女性の殆どがある一定の期間に、何らかの症状を呈するのが更年期障害です。それにもかかわらず、私が経験したように現代医学の処方では不安に感じている人達が多いのではないでしょうか。
と言う事で、楳木先生からHP掲載と共に、今回の発表をお許しいただきました。英文サイトでは、楳木先生にご了承いただき、既に6月1日、体験談をアップしていま す。どうぞ、ご覧になってみてください。これから発表させていただく体験談は、英文サイト用に作成した文章を元にしています。前置きが長くなりましたが、その旨、ご理解いただきながらお聞きいただければ幸いです。
発表 本文「更年期(障害)は、恐くない!」
私は、現在熊本在住の53歳の主婦です。2010年 (平成12年) の8月初め迄の26年間は、スイスに4年、その後は、イギリスのロンドン中心部に住んで居ました。その間、嬉しかったこと、悲しかったこと等の様々な経験を経て現在に至っていますが、取り分け大変な思いをしたのが更年期障害でした。
私の場合は、毎月規則的だった生理が45歳頃から不順になり、47歳で上がってしまいました。生理が来なくなった直後から身体面では、ところ構わず襲ってくる火照りやのぼせ(ホットフラッシュ)、ホットフラッシュによる浅い眠り、動悸、体重増加。精神面では、極度の鬱(うつ)とイライラ、不安感が起こり始めました。
突然の身体の不調にホームドクターを訪ね更年期障害に対するアドバイスを求めましたが、ハーブやサプリメント、そして「症状が酷くなったら、ホルモン補充療法を考えてみましょう」という以外に、その時の不調を緩和できる答えは貰えませんでした。G.Pの更年期障害に対する説明の中で、「人により症状や期間も様々だけど、大体60歳位には症状も落ち着いて来ますよ」「その内に、症状にも慣れますよ」と云われ、「この状態が10年以上続くのか?!慣れると言われても、どの様にしてこの辛い期間をやり過ごせば良いのだろう?」と大変不安になったことを憶えています。
辛い思いを感じながらも、どうにか心身の不調に慣れ、やっと3年が過ぎようとしている頃、日本に帰国しました。
熊本に落ち着き気持ちに少し余裕が出始めた頃、「このまま、更年期障害を引きずって過ごすのは嫌だ」と強く思い始めました。そして、自己浄霊をメシヤ様に「御力を下さい」と祈りながら、毎朝、(朝から出来ない時は出来る時に)10~15分程度(頭と腎臓を主に)する様に徹底することにしました。
自己浄霊を始めて 1ヶ月が過ぎた頃、薄紙が剥がれる様に少しずつ更年期の症状が軽くなり、特に鬱(うつ)の症状が薄らいで、以前の様な精神的苦痛を感じなくなって行きました。そうしている内にホットフラッシュも遠のき、夜もしっかり睡眠が取れる様になりました。
しかも、続いていた動悸も1年後には全く起こらなくなり、当時57キロあった体重も自然に5キロ減り今に至っています。
現在日本では、約2,000万人の更年期の世代(閉経の50歳前後)をはさんだ約10年間)の女性の多くが、エストロゲン欠乏による心身の様々な不調(ほてり・のぼせなどの血管運動神経症状)を有していると言われていて、医師により「更年期障害」と診断される人は、更年期女性の2~3割とされているそうです。
特に最近は、閉経をむかえる年齢ではない10代、20代の女性に更年期のような症状がでる「若年性更年期障害」も増えつつあるそうです。さらに、40代以降の男性にも起こることがあり、特に男性に起こる更年期障害のことを男性更年期障害と呼ぶこともあるそうです。
薬による対処療法や、ホルモン補充療法の様に激的に症状は変わりませんが、更年期障害を自己浄霊で克服した私としては、私のような症状のある方々に、是非、浄霊を試していただきたいと思います。浄霊で人間が本来持っている自然治癒能力を高めながら自然な形で、更年期障害を克服して欲しいと、心から願っています。
まとめ
以上が、英文サイト用の自己紹介から始め、5W1H《(Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)したのか。さらに「1H」How(どのように))で締めくくった直訳できる発表文です。
日本語は5W1Hがなくても通用します。それは、日本語がとても優れている点なのですが、この様な英語での報告文には、誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように、を明確にする必要があります。
皆様もご存知のように、御在世中メシヤ様は、御守護報告をとても重要視されておいででした。もし、この21世紀の現代にメシヤ様が御在世でいらっしゃれば、世界に向け毎日、インターネット上で御守護報告を更新なさっているのではないでしょうか?
新しい情報を、迅速に、読み手に分かりやすく翻訳をする上で大切なことは、相手国の文化を理解し、日本語の文章を英語の思考に基づく文体で作成することだと思います。
情報を更新、発信していくHPを生かすためにも、翻訳する過程においてある程度のスピードが必要になります。今回の発表文は、5W1Hを踏まえての文章になっています。そういう明確で直訳出来る文章にすることで、日本語を置き換える手間が省け、より速く、より多くの生きた情報をHPにアップする事ができるようになります。
今後は、浄霊のHP上でもメシヤ様の思いを英文の御守護報告として掲載し、浄霊力の素晴らしさを一人でも多くの方々にお伝えできるように、世界に向けて発信させていただきたく思っておりますので、5W1Hを念頭に置いていただき、沢山の御守護報告を頂戴できれば大変有り難く存じます。何卒宜しくお願い致します。
長くなりましたが、これをもちまして発表を終わらせていただきます。有り難うございました。
[御蔭話(御神業の本筋/婦人病)地上天国祭 2013(平成25)年6月15日]