浄霊力伝授により家庭天国が許されて

岡山支部 片山真喜男(元世界救世教東方之光教団所属)

 

メシヤ様より頂きました御守護を地上天国祭の御祭りに際して、謹んでご報告させていただきます。

私のメシヤ教との出会いは平成23年の秋でした。メシヤ教の事については数ヶ月前から、うわさ程度に少し聞いてはいましたが、詳しいことは聞いていませんでした。それが、○○さんの孫が浄霊力伝授を希望したので、支部へ私が二人を車に乗せて、案内することになり、行きました。

その時、支部で私も一緒に、メシヤ教の詳しい話を責任者の方に聞くことが出来、話が終わると同時に、伝授を希望していたお孫さん以外に、○○さん自身と私も共に浄霊力伝授の御願いをしました。

そうしたメシヤ教との出会いから、その後は、所属している某教団に対して、心の中で何か違うものを感じてきました。

それは、まず浄霊力伝授により、誰でもすぐに浄霊が出来るようになること、お光を掛けなくても、浄霊力伝授を御願いすれば、その日から出来る、これはすばらしいことではないかと感じました。

 

自らの頻尿に御守護をいただく

私は日頃より頻尿で、今までは、夜たびたびトイレに起きていました。それが、今年の2月下旬のある日、冨山さんから普通に浄霊をいただいていましたが、その日は、冨山さん自身、何か感じるところがあるのか、下腹の膀胱周辺をわずか6分程度浄霊をしていただいただけでしたが、その夜からトイレに起きることがなくなり、頻尿が改善しました。

後から冨山さんにその時の事を聞いたところ、『悪いところが、茶色のような土色のように見えた。それで6分浄霊して、そして「これでいいんですか」って思ったら、ある言葉が聞こえた。』ということでした。

 

浄霊のお取次ぎでも御守護をいただく

また、3月4日、冨山さんに浄霊をさせていただいた時、・・・この事は、5月5日新本部竣成祭の時、発表された冨山さんの体験報告と重複する部分ですが、・・・この日の浄霊はいつもと何か違うことに気がつきました。

それは、背面の浄霊をさせていただいた時、冨山さんがお辞儀をしたのです。それで、誰が御浄霊をいただきたい霊が来られているのだろうかと思い、天津祝詞と善言讃詞を心の中でお唱えして、主神様メシヤ様に御浄霊の御力と御守護を賜りますように御願いさせていただきました。

そうして尚、御浄霊を続けるうちに、冨山さんが3回ほどググッと背伸びするような感じがしたかと思うと、背筋がスッと伸びたように見えました。それは、時間にして10分程度だったでしょうか。

すると冨山さんが泣きながら、「ありがとう。前からあった、背中の中心部にあった痛み(親指程度の固結というか、ぐりぐりがあった)が取れた。」とお礼を言われました。私自身、この時は、心を、想念を集中して御浄霊のお取次ぎをさせていただきましたが、目の前に起きた奇蹟にその夜は、改めてメシヤ様の御浄霊のありがたさに深い感動を覚えました。

短い数ヶ月の期間に自らの体で、このようなメシヤ様の御浄霊のすばらしさ、凄さを改めて体験し、感動して今年の3月には入会をさせていただきました。

 

霊線の繋がりで知人にも御守護をいただく

そうした頃、私と同じ地域で、同じ日に浄霊力伝授を許された○○さんのご主人が、仕事が無くて困っていたので、「それなら私が勤めている会社に聞いてあげましょう」と伝え、会社に聞いてみたら、面接をしてくれて、その翌日には採用の連絡が○○さんの家にあって、その1ヵ月後から就職が出来、私と同じ職場で同じ班で仕事をするようになりました。この事は、○○家が家庭天国になる最初の、大変大きなご守護でした。

 

その後、浄霊力伝授者を許される

そうして、○○さんのご主人と一緒に仕事をしていたある日、冨山さんが私に、

「あのご主人は、仕事のことでも片山君を信頼してくれているんだから、ご主人に浄霊力伝授を話してあげなさい。」と言われ、主人に話すと、「妻からはいつも浄霊をしてもらい、話も聞いていたが、その気になれなかったが、あんたが言うのであれば」と4月の下旬に浄霊力伝授のお許しをいただきました。

この○○さんの家庭は、奥さんは信仰二世で、M○○の人ですが、何十年も主人の入信が許されず、健康も優れず、家庭の不和に悩んでいました。

例えば、奥さんが箱根に参拝に行くとき等、ご主人に反対されるので、着の身着のままで、隠れるようにして冨山さん宅に来て、玄関の鍵をかけておいて、出発してスーパーで靴を買って参拝したり、あるいは、車に乗って出ようとしているところをご主人に見つかって引き摺り下ろされて家に戻されたりと、大変な家庭で、ご主人は、溶接技能者で職人気質があり、右と言えば左というような人で、色々と葛藤しながら奥さんは今日までやってきていました。

そうした家庭のご主人ですが、私と一緒に仕事をするようになって、「職場で水を得たように活き活きと仕事をしている片山さんをずっと主人が見ているんです。」と奥さんが教えてくれました。さらに、ご主人が、「あの子は体は小さいけど、よく食べて、よく動いて、教えてくれることがやさしい、いい男だ。」と言っていたということでした。

この事から、ご主人は私を信用してくれていたことがわかり、その事で浄霊力伝授に繋がったのだと思うと、「信仰は信用なり」の御教えの中に「人から信用されることである」「信用は財産である」という御言葉がありますが、つくづく、本当にその通りだと思いました。

 

浄霊力伝授を許された家庭が変わった

このようにして浄霊力伝授されたご主人ですが、家庭で奥さんに接する態度も家庭での様子も、スッカリ変ったというのです。それで奥さんは、「主人が浄霊力伝授をしていただいて、本当に家庭天国だなぁと思いました。」と語ってくれました。

これはその奥さんの言葉ですが、

「人の事なんか一切心配したこともない、自分のことしか思わない主人が、片山君に嫁を世話しないといけない。」と言ったということから始まり、玄関やトイレに花を活けたり、奥さん以上に家をきれいにしてくれだしたということです。

また、仕事を与えられたことについては、「これは死んだお母さんが霊界から言ってくれたんだろうか」とこのようにご主人が言ったということです。

さらに言葉を足して奥さんは、「本当にメシヤ様の御守護だなぁと、浄化しながら浄化しながら、これでもかというそこまできてね、本当にメシヤ様のことが改めてわかりました。ありがたいなぁということがね。言葉で言い表わせません。今回の浄化と御守護は。」と言われておられました。

私としては、この○○さん宅は、去年の9月、奥さんとお孫さんが岡山支部で浄霊力伝授されて、その辺りから浄化が一段と厳しくて、苦しんだようですけど、メシヤ様を見失うことなく、進んで来られたことがこの度の御守護にも繋がり、このように導かれてきたのだと思わせていただきました。

 

最後に・・・

今まで自分は、誰もお導き出来ていませんでしたが、この度、初めてお許しをいただき、主之大御神様、メシヤ様に大きな御守護をいただき、本当に喜びにたえません。

そのご主人に、地上天国祭の参拝を誘うと、「行ってもいいな」という返事で、二重の喜びに感謝しましたが、この度は都合で主人は無理になりましたが、次回にはご夫婦で許されるように願っております。

このことについてご主人は奥さんに、「入社してまだ3ヶ月なので、今回はお前だけがいっておいで」と言われたということです。

ご主人が、奥さんが参拝するのを反対せず、逆に「行っておいで」と気持ちよく送り出してくれる家庭、本当に奇蹟、家庭天国ではないかと思いました。

メシヤ様の御教えに、

「人間が真の幸福者たらんとするには、先づ霊層界に於ける幽魂をして向上せしめなくてはならない。然らばその方法如何といふに、それは霊体を浄める一事である。本来霊体は曇りの多少によって上昇し下降する。即ち浄魂は軽きを以て上昇し、曇魂は重きを以て下降する。故に浄魂者たらんとするには、善行を重ね、善徳を積まねばならない。それは相当の時間と犠牲を払はねばならないが、茲に一挙にして、霊層界の数十段階を飛躍し得る方法がある。即ち本医術の講習を受ける事である。」

これは「明日の医術」の中の御教えなので、「本医術の講習」という表現になっていますが、浄霊力伝授を許されるということは、「霊層界の数十段階を飛躍し得る方法ではないか」と思いました。

今後は、このご主人はじめ○○さん家庭が、会員となられ、御神体の奉斎が許され、さらなる御守護が許されるようお祈りしながら、お世話していこうと考えております。

私自身、私の心の中でさまざまな我が邪魔をして、回りの人を不愉快にさせ、自分自身の信用を無くし、メシヤ様からいただける御守護を避けて、歩んできた自分自身を深く反省し、もっともっと素直になり、人様をメシヤ様へ導く日々を過ごさせていただけるよう、今後も努力精進させていただきます。

主神様、メシヤ様、誠にありがとうございました。

最後に余談ですが、この○○さんは今日も一緒に参拝に来られていますが、家を出発される際に、ご主人自ら見送りに出てこられ、「気をつけて行っておいで、お土産はいいから、しっかりお念じしてきてくれる」と、言われたそうです。この言葉を聞いて、さらにびっくりして感謝しております。ありがとうございました。

 

[御蔭話(御神業の変遷)地上天国祭 2012(平成24)年6 月15日]

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