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メシヤ講座no.189本部(平成28年11月)

<今月の御教え>

「『最後の審判』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』42 ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 本部】

楳木代表

それではいつものように報告をして頂きたいと思いますが、今日は熊本からお願いします。 続きを読む

メシヤ講座no.188本部(平成28年10月)

<今月の御教え>

『「仏滅と五六七の世」文明の創造』(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』38 ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 本部】

 

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」を拝読して

楳木代表

それでは先月お願いさせて頂きましたように、今月は玖珠出張所の責任者から「覚り」に付いての報告をお願いします。 続きを読む

メシヤ講座no.187本部(平成28年9月)

<今月の御教え>

「『悪と守護霊』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』30 ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 本部】

 

「『悪と守護霊』文明の創造」を拝読して

楳木代表

それでは、先月と同じように2人の出張所責任者から報告をして頂きますが、先月感じた事を受けて1ヶ月間過ごしてみて「先月感じた事は確かにその通りだったと思えたのか、否やはり自分の捉え方が一寸浅かったかもしれない。もう少しこういう点を考えて行かなければいけない。」と思ったとか、そういった事も含めて今日拝読をした中で覚った事、或いは感じた事、学んだ事を報告して頂きたいと思います。

先月は玖珠出張所から報告して頂いたので今日は熊本・光の森出張所から報告して貰いましょうか。毎月交互に報告して貰いましょうか。それでは、光の森出張所からお願します。

 

熊本・光の森出張所責任者

先日迄掛かって『悪と守護霊』の御論文を何度も拝読して自分なりに文章に纏めて来たのですが、この纏めをさせて頂く中で最後の「自分が何を覚ったか。」というところに来た時に何故か“そうじゃない”ように思え全く筆が進まず長い時間が掛かったのですが・・・、先日代表先生とお話をする機会を頂き「あっ、矢張り私は違う部分で覚って行かなければいけないのだな。」という事に気付かせて頂きましたので、その内容を今日はご報告させて頂きます。

7月の月次祭から始まった『覚りの旅』なのですが、この『覚り』という事を私自身が良く理解出来ていませんでした。「この御論文に対して・・・。」と仰っているとばかり思っていたので、この中だけに囚われて考えていたのですが、拝読して行く時間の中で感じさせられる事がありました。それは、四六時中『覚り』という事が頭の中にありまして、そういう状態の時に“他力”という言葉がフーッと下りて来たのでその言葉を先ず自分にかえし、そして、現在メシヤ教に頂いている事象と照らし合わせ考えてみました。「『他力』って難しいですよね。自分自身“他力”でやっているつもりなのに、つい『自力』が出てしまう。と言うような事なのかな・・・。」と思ったのですが、そういう小さな物ではなく、今度の場合の“他力”はまだまだスケールの大きい『他力』なんだと感じました。そして、その意味での“他力”になれた時に『大乗愛』に結び付いて行くのだと思いました。『大乗愛』というと「人類愛、世界愛であり神の愛」ですので、神の愛と言う事になればメシヤ教の信者としての立場から考えてみると「『主神様、ミクラタナの神様』からの愛に繋がっていくのではないのだろうか。」と強く感じています。

それから、テープ起こしや覚りを考えさせて頂く中で頭と歯の浄化を頂きました。お蔭さまで私の家族は病気から程遠いと言いますか、少し痛みがあったりしても浄霊を頂く事で簡単に治っていくので、それが当たり前のように勘違いしていました。そして、この浄化を頂いたことで「健、富、和」を許されている私達の「メシヤ様、そして今まで御苦労されてメシヤ教をここまで大きくされて来られた代表先生への感謝の気持ちが足りない。」という事に気付かせて頂きました。『悪と守護霊』の御論文から程遠い報告になりましたが、以上です。

 

楳木代表

はい、有難うございました。それでは、玖珠出張所にお願いします。

 

玖珠出張所責任者

メシヤ教が立ち上がった時からの事を考えてみますと、“本当に『善と悪の戦い』というものがハッキリして来たな”と言う時があの時でして、そして代表が立ち上がられ玖珠に戻られている時に、私はその当時○○○○教の布教所長をしていまして、丁度その時九州の布教所長と地区本部長と本部の幹部の先生方が来られ布教所を取り巻いたのですが、あの時私は危険を感じないし、私共は皆そういう事を感じなかったのですが、町内にいらっしゃった内科医の先生が「楳木さんに何があった。」とビックリされ、その町内の方々を皆集め「もし楳木さんに危険な事が起こったら皆で助けてあげなくては・・・。」という事で集まられたそうです。

それで、その先生は「私の所へ来る人は何日経っても健康になってニコニコする人がいないけれど、楳木さんの所へ行く人は二、三日するとニコニコしていくではないか。あの状態を見たときに何があったのか。」という事でその先生が守って下さったと後で聞きましたが、私はその時に「本当にメシヤ様はどんなに危険な時でも私達を守って下さっている。」と思い、その先生には後で御礼に行ったのですが、「これが本当に立ち上がって行くということか。」と思ったのです。

その時に教団幹部の先生が何と仰ったかと言いますと「代表は貴方の息子さんだけど、息子さんとの縁を切って下さい。」と、それで私は「肉親との縁は切れないけれど、ペーパー上の縁は切れても私はそういう事は出来ません。そして、私は正しい事でなければ息子に付いては行くような事はしませんが、教えからしまして絶対に正しい事を考えているのだから私は息子と一緒に行きます。」と言い「教団に残って下さい。そうしたら生活が安定してそのままで行かれます。」とその時言われた事をこの頃しみじみと思い出しまして、この御教えを頂きながら考えてみます時に「本当に私共は危機一髪の時に皆救われて行く。」と言う事を感じる事が度々有るわけなのです。危険に遭遇した時に汽車に乗り遅れた事で免れたという事など、この御教えは本当に私共が身を以て感じているところです。

それで、浄霊を受けられる方が毎日のようにいらっしゃるというところを見てみますと、昨日も胆管を切除された方の体がカッカッとされていると言うのでお取り次ぎに行ったところ、もう目も開かないような状態だったのですが、浄霊を20分位させて頂いたところ顔の色が変わり目も開いたのですが、その方は非常に喜ばれ今日の月次祭に神様にお供えさせて頂こうと御玉串料を預かって来たのですが、その時に「奇蹟を頂いて気持ちが良くなっていて有難いことだけど、私には信仰は出来ない。」とその方が言われるのですね、可笑しいでしょう。その事をメシヤ様は「宗派を超えて。」と御教え下さっている。「この事が今は世間に通じると言う事で、最も大切な事が身近に与えられているのではないかな。」と私はこの頃度々感じる事が大きいわけです。

その事が『主神様とメシヤ様』の御教えを頂きながら“実現する”と言う事は此処で信者一人一人が実行者になって、そして、その人達の集まりが『地上天国』建設に繋がって行くという事を日々大きく感じています。これが今日の御教えの感想になるのか如何か分かりませんが、以上になります。

 

楳木代表

はい、有難うございました。○○さん、今日預かって来られた浄霊力拝受お願い書は娘さんのお友達ですか。

 

受講者

はい、下の娘の友達です。

 

楳木代表

下の娘さんのですね。では、浄霊を身につけて行こうという気持ちになられて・・・。

 

受講者

はい、何か精神的にも肉体的にも苦しそうだったそうです。

 

楳木代表

成る程、それで「お父さん、これを届けて下さい。」と言う事でお参りに来られたのですね。分かりました。

 

太陽の黒点の動きは『主神様』の御意図

楳木代表

本日の御教えは・・・、如何いう事を覚って行ったら良いのかとか中々難しい事だと思うのですが、私達はこうやって地球上で生活をしているのですが、最初に地球と太陽とそれから月との関係をこのようにメシヤ様が文章に纏めて下さっています。丁度今太陽の黒点が6月くらいから全部消えているという事は何かで読んだ事はありますか。ネットなどで。

 

受講者一同

いいえ、知りませんでした。

 

楳木代表

この太陽の活動は、私達が日々お祈りをさせて頂いている『主神様』の御意図が太陽に届いた時に太陽の動きが変わって、それが地球に反映される、と私は今教えて頂いているのですが、ですので、“太陽の活動がそういう風に強くなったり弱くなったりという事がどうして起こるのだろう”と考えた時に「『主神様』の御意図によってそういう事が起きるのだ。」と先々月から教えて頂いているので、地球の何倍もある大きな太陽といえども『主神様』の御意図によってそのような状態になっているということになります。

それから、今日本の月面探査機がほぼ完成しているので、月面にその探査機を届けて月面の動きをこれからズーッと探査して行く段階になっているのですが、この月自体は水素を司っているというので、太陽の火素と月の水素が密合して、それと地球自体の窒素というのが加わって、そして生成化育がこの地球上で営む事が出来るそういう物がある、と言う事をこの前半部分に御書き頂いているので、一遍には解り難いかと思います。

しかし、御夫婦が結婚されて新たに子供を許されて行く過程からしてもとても、自分達が想像出来ないような事がお母さんのお腹の中で起こり、そして完成した形で生まれて来ると言う事を考えただけでも、これはこうした三元素の関係が綾なす中で、そうして次第に地球上に生命が宿る事が出来たという事を、そうした家庭を築く事を通して感じていける機会にして頂けると良いと思います。

 

インターフェロンを作り出せる身体作り

そうした中で今○○さんの場合いは、お嬢さんが大変な状態になられています。それで今そこに抗癌剤を使用するという事がどうしても避けられない状態になっているのですが・・・。

今から20数年前の事なのですが、私と上司(教団役員)であった方と一緒に布教していた或る日、単身で布教していたので上司が先にシャワーを浴びて風呂に入り、次に私が風呂に入ると沢山の体毛が抜けていたので“おかしいな”と思い、「浄霊いたしましょう。」ということで浄霊を始めると頭が非常におかしいので、私の言う事を聞いて頂けるのであれば徹底して浄霊させて頂くのですが、教団の役員ですので「此れは一度精密検査を受けた方が良いと思われるようでしたら念の為受けてみて下さい。」と言ったのですね。そして検査の結果、頭にピンポン玉大の腫瘍が出来ていたのです。

それで腫瘍があって何も治療しなくとも体毛が抜けるという事は、身体の中にインターフェロンが放出されているという事です。だから、外から抗癌剤を使用しなくとも身体の中にインターフェロンなどは作り出す事が出来る、という、そういう事はその姿を見ていると分かるのです。そして、そういう事の関係から作り出された薬と言う物を製薬会社から「こういう効能があります。」と言う事で提供されてそれを使用しているのが医者だということです。しかし、これは千差万別なので、その人にこれが必ず合うと言う事は無いのです。出来れば自分の身体の中でインターフェロンを作り出せるような身体になる事が一番理想的なので、その為に私達は病気された方々に浄霊をさせて頂いているのです。

浄霊を頂く事によって・・・、一番分かりやすい例として、今年は本部にスズメ蜂が巣を2つも作っていて皆に蜂の害が及ぶといけないと思い軒下の巣と向こう側の木に出来ていた巣を取ったのです。その蜂が人間を刺した場合は毒が大量に入るのでショック症状が起きるのですが、実は人間は生物として最後に生まれて来ているので蜂の毒も我々は持っているわけです。それは肝臓が抽出して毒を出してそれを消化する時と解毒する時に使うのですが、この肝臓が正常に機能していればそういうものに対応出来る、人間が最後に生まれたという事は蜂も自分の中に含まれているという事なのです。ですから蜂が出す毒も人間は作り出す事が出来る。しかし蜂から刺された時どうしてショックを覚えるのかと言うと、蜂が出す毒の量が多いので人間の肝臓から抽出する毒の量の何倍の量が一遍に入るので人間はショックを感じる。しかし、蜜蜂位の毒の量であればそんなにショック症状は起きないけれどもスズメ蜂となると毒性が強いのでショックを起こすという事です。

そういう事を考えて行くと本来人間というのは癌が出来てもそれに対応する物を肝臓から抽出出来る身体を持っている。しかし、今回残念ながら初期の段階で対応出来なかったのは、お嬢さんが成長して行く過程でどうしても背負ってしまったストレスなどが影響しているのと、食べ物もその時期にそれ程気を付けて食べていたのか、というそういう幾つかの原因が重なって、自分の身体が対応出来なかった部分がありますので、この機会にそういう対応出来る身体になって貰えるように、この月次祭で力を頂いてそしてお嬢さんに浄霊をして上げて頂きたいと思います。

 

今朝届いた良い報告

楳木代表

今朝良い報告をMOAの方から頂きました。

「1日、東方之光教団本山ご面会の映像中継に参りました。御参拝後、MOA理事長の挨拶内で、橋本聖子参議が挨拶しました。すごくゲッソリされていた・・・その理由を申されたのですが。

リオ五輪で日本選手団を率いて選手村の宿舎(600名所帯)滞在中、選手のバックアップに寝る間も惜しんで奔走したそうです。例えば水泳は現地の夜中にレースがあり、他競技は日中にあり、睡眠時間も限られる中、橋本氏は日本選手一人一人に『浄化療法(浄霊)』を取次いでおられたそうです。自己浄霊する時間が無かったからゲッソリしてしまいましたが、と自虐ぎみに話していました。

観音講座に、『オリンピック等の様な国際的のものが非常に盛んになり、我観音会でもいろいろなチームが出るが、観音力により最強チームとなり、世界記録等も観音会が一番沢山持つ様になる。』とあります。

世界救世教内では少子高齢化と運動不足が顕著で“夢物語”と思っていましたが、橋本氏は選手団の食事環境をオーガニックに整えながら、選手一人一人を浄霊し続け、メダルラッシュを陰で導かれた模様です。

これには正直・・・驚かされました。

また氏は、浄霊のみならず、日本選手諸氏に、世界各国に無い日本唯一の最強トレーニング法があるとして、善徳と利他を積む想念面の磨きの恩恵を説き回られてもいたそうです、それは選手個々のインタビューにも表われていました。

MOAは社会性を前に、メシヤ様でも明主様でもない、岡田先生と呼ぶよう指導し、真理もボカし、宣教による人心教育も専従組織として放棄している様な実状下、橋本氏は教団行事に来られると、いつもどんな場でも『明主様』と力強く発せられます。

そんな氏が参議院会長になり推薦議員を引き連れる以上、他の議員も橋本氏に倣い『明主様』と発せられます。

教団の御神格観から、さすがに『メシヤ様』と教育されていないだろう為、仕方ないと思えますが、そんな中で体面を気にして岡田先生とせず、明主様とお称えされる信仰心は、公人として凄いなと素直に感じます。

その背景には、同郷ゆえよく聴いていますが、先天性の腎臓疾患で寝たきりに近い持病をスケートで乗り越えられた幼少期があったそうで、腎臓医術の御教えと浄霊体験で真を覚れたそうです。

薬毒回避の浄化観、オーガニックの生命力高い食事、善徳と利他の想念強化が健全な人間を育み、強くして記録も伸ばす、そう信じてオリンピックの日本選手団を率いる場でその御教えの実践と具現をされている橋本氏。

その言葉は、ゲッソリして声が弱々しく震えていながら、参列者の信者の心を感嘆と感動で揺さぶられました。

信者は口々に「いやぁ凄いね…(これに対し最近の専従者は・・・)」と。

この話を受けて、MOA理事長は、「実は卓球でメダルをとった伊藤美誠ちゃんもMOA自然農法の食事で体調を整え活躍されたんだよ」と続けましたが、これには信者内から違和感の反応が・・・。

橋本氏は自らの強固な信仰心に根ざした実践談を述べられている清々しさに対し、理事長の話は直接関与しない中での組織の優越性を自画自賛で宣伝された臭い印象が信者内に嫌悪感で拡がった、橋本氏の話の反応と、理事長の話の反応と、信者の声色が明らかに違ったのですね。

中継の会場内も、映像と音声で感じる箱根本山も、同様と感じました。専従指導者よりも一信者の橋本氏の方が、参拝者の心を感化させる力が強い。

明主様を直に強く求められる橋本聖子氏の信仰心と誠がもたらした、日本選手団のメダルラッシュだったそうです。

そして、これを受けて一層その選手強化とオーガニックの食環境整備で世界の選手を受け入れる東京五輪準備へ着手され始めているそうです。

MOAの霊界内で久々に出た好事例と認め、報告します。」

今『メシヤ教』は組織では無いのだ、と・・・。組織で進めるというよりも「信者一人一人が『メシヤ様』に直に御繋がりする事によって力を頂き御守護をお許し頂く。」という事を橋本聖子参議は地で行って下さったという事が伝わり、本当に良い話だと思いました。

 

「副守護霊」とは…

それで、子供が生まれて来た時に『主神様の御分霊』が魂として宿って、それが10カ月間掛けてお腹の中で成長して生まれて来たら今度は“先祖の代表霊”と二、三歳頃に段々親の言う事を聞かなくなる頃に「副守護霊」が付いて食べる意欲とか何々をしたいという意欲は「副守護霊」が付かないと出来ないので、これが付いたお蔭で命をさらに育む事が出来るのだけれど、それと同時に親としては「我」が出て来るので世話が厄介になって来る。そういう「副守護霊」の事例を良く見てみると、其の人其の人に様々な癖が出て来ます。お酒を飲むと一番分かりやすいのですが、お酒を飲むと威張りたがるとか、或いは偉そうに講釈を話し始めるとかというのは大体龍神とか烏天狗などの「副守護霊」が付いている人はそうなりますし、狸が付いている人は寝てしまう。或いはポンポコ、ポンポコお腹を叩くように賑やかになる。そういうのを見て動物霊は判断出来るので、今回の御教えを拝読しながら人を観察する時に「これは狸が付いているな。」とかそのような事が分かると人付き合いも寄り面白くなると思います。

それから腹を立てている時はたいがい「副守護霊」が腹を立てているので、この「副守護霊」が「正守護霊」と「本守護霊」の力が弱くなると腹を立てて来るので、例えば職場の同僚とかの中でそういう事が起きた時には『メシヤ様』に「其の人の「本守護霊」の光を増して下さるように。」とお祈りして行くと大体腹立ちは収まって来ます。そした事の事例の中にこういう事を取り入れて人間関係を良くして行く取り組みをさせて頂くと良いと思います。

 

心の底から湧きたって来るものが「共振」

楳木代表

今日は先程○さんと○○さんに出雲支部でのメシヤ講座のプリントをお渡ししました。若い人達はインターネットで読む事が出来るのでお渡ししていません。

そこで、この出雲支部の責任者は昔の世界救世(きゅうせい)教の島根県本部で自然農法担当をされていたのですが、ある事情から辞職して家で自然農法をしつつ少しバイトもしながら生活を続けられていた方です。或る人を介して偶然私と会う機会があってその晩長い時間話し合いをしていたら「もう一度メシヤ様の御神業を担わせて頂きたい。」と言われ「その為にはどの様にしたら良いでしょうか。」と問われ、それで出雲支部が出来たわけです。此方から「こうして下さい。と言われてする御神業ではない。」のだと・・・。

色々な話し合いの中で『メシヤ様』の御心をお話しして「それでは私達はこのようにして行けば良いのですね。」など話をしている中に心の底から湧きたって来るものが相手の中に起きて来て・・・、これが「共振」というものです。

昔は「貴方こうしなければ駄目よ。」などと言いながら布教していましたが、今『ミクラタナの神様』が我々に求められているのは「そのような布教ではない。」のだ、と・・・。『ミクラタナの神様』が求められているのは、「自分が体験した事や学んだ事を相手に話しながら相手の中から湧きたって来るものによって、これからの御神業は担われて行く。」という事なので、どうか出雲支部のメシヤ講座を読まれながら、そうした事を受け取って頂けると有難く思いますので、帰られたらじっくりと読んでみて下さい。このような人間の基本的な事を今回の御教えから再確認して頂けると有難く思います。

 

「覚り」に付いて

楳木代表

それから「覚り」と言う事が中々難しいという事だったのですが、ある信者さんから「私は、昭和24年9月25日の『メシヤ様』の御教えに「覚り」に付いて解説されている内容があり、それに求めて学びを深めています。」とメールをいただきました。皆さんにも参考になると思います。短い文章なので拝読します。

 

『単にサトリといってもニ種ある。即ち標題の如き悟りと覚りである。処でこの二つのサトリは意味が非常に違う。寧ろ反対でさえある。

悟の方は消極的で、覚の方は積極的ともいえよう。仏教に於いても等覚、正覚、本覚などといい、覚の方をいうが、事実はそうでもない。仏教は悟の方が多いようである。というのはこの娑婆は厭離穢土とか火宅とかいい、人間は生病老死の四苦からは逃れ得ないとしている。それも間違いではないが、そのような苦に満ちた娑婆を排除し革正して、極楽世界たらしめようとする積極性こそ宗教本来の役目であるに拘わらず、苦の娑婆はどうにもならない、諦めるより仕方がないという洵に消極的、退嬰的であるのは悟の方であるが、実はこれが仏教の真髄とされて来た。

何よりも印度の衰亡の原因はそこにあったのではないかと思う。又今日の日本仏教が危機の状態にある事もその現われであろう。併しこの事実を吾々からみれば今まで夜の世界であったからで、愈々時期来って昼の世界に転換せんとする今、一日も早く目覚めて、覚即ち自覚の境地にならなければ救われないのである。(「悟りと覚り」S24年9月25日)』

 

短い御論文ですが「覚り」については『メシヤ様』が残して下さっていますので、これから「覚り」ということに付いては自分がこの御教えを読んで自覚したことをお互いに確認して頂けるとご自分の身に付いて行くのではないかと思います。

それから最後に、今までの人間の歴史というものは『主神様とメシヤ様』の38ページ『以上の如く主神は正神と邪神とを対立させ闘争させつつ文化を進めて来たのであるが、其の結果遂に邪神の方が九分九厘迄勝ったのが現在であって、茲に主神は愈々一厘の力を顕現され、彼らの大計画を一挙に転覆させ給ふ、之が九分九厘と一厘の闘いであって、今や其の一歩手前に迄来たのである。従ってこの真相を把握されたとしたら、何人と雖も翻然と目覚めない訳にはゆかないであろう。』この「目覚め」というのは「自覚する」ということなので・・・。

実はこの「一厘の力」が「ミクラタナの神様」のメシヤ様への御宿りということになります。昭和27年に『メシヤ様』は『一歩手前に迄来た。』と仰っているのですが、昭和27年の段階で一歩手前に迄来たのですが、『メシヤ様』が愈々「メシヤ降誕仮祝典」を執り行われた昭和29年6月15日に「本日よりメシヤ様と御呼び申し上げます。」というふうに教団としては発表したにもかかわらず、2ヶ月後に二代様と其の当時の役員が「未だ時期が来ていない。」ということで取り下げてしまい、そのまま今日を迎えているわけなのです。

 

三重支部、御遷座祭

玖珠出張所から報告頂いたように吹けば飛んでしまうような存在だった「メシヤ教」がお蔭さまで段々と大きくなり、今や「『メシヤ様』と御唱えすれば必ず大きな力を頂け、そして恩恵を賜わる。」ということが随分と行き渡りました。そのような中で今月は9月9日に三重支部の御遷座祭が執り行われます。今までは4LDK の家にお住まいだったのですが、今度の新しい家は8畳8畳、6畳6畳の田の字型の2間床の御神前がある大きな家でして、9日に御神体を御奉斎するはこびとなりました。(この後、最近の御めでたい取り組みに付いての御話がありましたが、プライバシーに関わることですので詳細は割愛致します。)

 

月次祭の捉え方

こうした勉強会を通して、月次祭というものを出発点ではあるのですが中間点と捉え、8月に覚った事をズーッと考えてみて、9月の月次祭で「その覚りはどうだったのか。」ということを振り返って頂き、此れから10月に向かってどう取り組んで行くかということを自分の中で整理し、10月の月次祭を迎えた時には出発点ではあるのですが、9月から11月に向かう中間点と捉えて頂き、一か月一か月を振り返りつつ積み上げて行けるような月次祭にして頂ければ大変有難く思います。

それでは終わらせて頂きます。

 

受講者一同

 有難うございました。

 

<来月の御教え>

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』38ページに記載されています。

「『仏滅と五六七の世』文明の創造」は平成28年10月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.187 本部 2016(平成28)年9月4日]

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メシヤ講座no.186本部(平成28年8月)

<今月の御教え>

「『本教の誕生』世界救世(メシヤ)教早わかり」(昭和二十五年十一月二十日)

本文は『天国の 福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』19 ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 本部】

 

「『本教の誕生』世界救世教(メシヤ教)早わかり」を拝読して

楳木代表

いよいよ本日から皆様方と覚りの旅を始めるわけですけれども、前もってですね、先月の終わりに短期間に4,200Km走ったものですから、右膝を痛めて一寸皆さん方には見苦しいところをお見せしますのでご了承ください。 続きを読む