メシヤ講座no.194岡山(平成29年5月)

 

<今月の学び>

「開教の辞『世界救世(メシヤ)教の誕生に就て』」

本文は『天国の福音書続篇(三)信仰観 入門と奥座敷』55ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

この度の支部長代理の覚り

支部長代理

皆様、月次祭おめでとうございます。覚りといいましても中々覚れませんが、どのようにまとめたらいいかなと思っておりましたら、今日の朝拝で頭を下げて祝詞を聞いている時に、フッと縦横結びのイヅノメの働きが、この世界救世(メシヤ)教を発会された意味になるのかなというふうに思わせて頂きました。

それはこの最初の、

「昭和廿二年八月三十日、宗教法人として創立された日本観音教団並びに同二十三年十月三十日同じく創立された日本五六七教会は、今回自発的に解散し、右両会を打って一丸としたる新しき構想の下に、本年二月四日立春の日を期して、標題の如き宗教法人世界救世(メシヤ)教の創立出現となったのである。」

という、この4行の中に、日本観音教団というのは御教えにもありますように縦の働きをしていたと、そして日本五六七教会は横の働きだという御教えが頭の中に浮かんできまして、縦横を結んだ働きがこの世界メシヤ教の誕生なのだと…そのことが分かった時に、後の御教えが理解できたというか、私なりに分からせて頂きましたのは、結局最後の58ページの後ろから4行目にありますように

「観世音菩薩は善悪無差別の救済であった」と、

善悪無差別の救済であったけれども、この時、これは昭和25年2月4日の御教えですが、昭和29年2月4日の御講話の中に、今までは国常立尊様が霊界で閻魔様の働きをされていたと、しかしこれからは現界の裁きをされるという事が書かれてありまして、それと合わせて読んでいきますと、この国常立尊様の働きがなくては悪を滅していくという事が出来ないと…このことを思いました時に、自分の中に長い間蓄積している、ここに…56ページの前から6行目にありますように、

「長年月に渉る暗黒時代によって人類の罪穢の少なからず堆積せる以上、それの清掃作用が行はれなくてはならない、右の滅ぶべき不用物とは之を指して言うのである」と・・・これは全体的な部分ではありますが、自分自身の事を考えると、夜の時代に作ってきた罪穢というものを清算していかなければ、この地上天国建設へ向かっていくことはできないという事を痛切に感じさせて頂きました。

来年の3月3日、メシヤ降誕本祝典をお迎えさせていただくという事は、自分の中の悪を滅していかなければ、お迎えさせていただくことは出来ないなと思わせて頂きまして反省の日々ですが、前に向かって行かせて頂きたいと思いました。

それで、メシヤ様のお歌の中に「我有てる光の玉は日に月に 拡ごりやがて世界を包まむ」というお歌がありますが、世界中にもう光は満ちているという事で代表からもお話しがありましたが、私達の岩戸が開かないと…その岩戸が、今年の2月4日に霊視をされた方が、岩戸が少し開いてそこから光が沢山出ていたという事でした。それが来年の3月3日、メシヤ様をお迎えさせていただくことにより、全開することによりこの悪が滅していかれると・・・自分の中の汚いものというのは、それまでに浄化していませんと、そこから大勢の方々のお救いということはできない自分達なんだという事を再度自覚させて頂きました。そういう想いで今後も努力させていただきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。以上で報告を終わらせていただきます。

 

司会者

それでは、支部長から覚りの報告をお願いします。

 

支部長

皆さん、改めましておはようございます、よろしくお願い致します。

今支部長代理からもありましたが、中々「覚り」ということは難しいことで中々覚りきれませんけど、拝読させていただいた中で気がついたことを報告させていただきたいと思います。

 

世界救世(メシヤ)教の復興推進教団として…

支部長

今回の「開教の辞」についてはですね、代表の方からメッセージがありまして、5月は「開教の辞」を学んで、6月には「太陽神についての学び」を徹底して、6月15日を迎えていただきたいというメッセージがありましたけれども、なぜ5月にこの「開教の辞」を学ばなければならないのかなぁということを考えた時に、世界救世(メシヤ)教というよりメシヤ教自身が、実は「世界救世(メシヤ)教の復興推進教団」という位置付けで、本来メシヤ様のなされようとした御神業を進めていくという事で、今までの教団の間違いを指摘しながら本来のあるべき姿に向かってやっていこうということで、推進教団としてやっておりますけれども、その具体的な内容ですね、復興事業ということについては、本部のホームページの中に、大事なことが3つ書かれてありますよね。

1つはその…教典といいますか、御教えの編纂を通してですね、御教えを共有化していきたいという事で、色々な御教えの整理から始まってですね、データ化されることで皆さんにPDFで岡田茂吉全集の拝読が出来るように進めて行っておられますし、「文明の創造」も出版させて頂きましたし、「主神様とメシヤ様」という神観の学びについても出させていただいたりということで、そういう部分では進めていっております。

それから2つ目についてはですね、今回の御教えの「開教の辞」で示された内容を具体的に具現化していくというのが一つの事業の中にあります。ですから、そういった意味ではですね、メシヤ教の復興事業ということは、この「開教の辞」をしっかり読み込んで理解していかないと、中々そのメシヤ教の進めていこうとする部分が理解できないということで、それが実は、メシヤ降誕本祝典ではなく仮祝典だったのかという所にも行き当たっていくんだということで、今回は特に「開教の辞」の学びという事になっているんだと思います。

それから3つ目は当然のことではあるんですけど、浄霊をはじめとしたですね、具体的な救済事業の活動を進めていく、推進していくというのがあります。この3つがですね、本来のメシヤ教として、これからも進めて行く内容なのですけれども、そういった中でこの「開教の辞」というものを、今回は改めて学ばさせて頂きました。

 

世界救世教と世界救世(メシヤ)教の違い

支部長

何度も何度も繰り返して拝読させて頂きましたけれども、その中でやはり前回の時にもちょっと言いましたけれども、今も支部長代理の方からもありましたけれども、「世界救世(メシヤ)教の創立出現となったのである。」という所が一つ、一番大事な所で…一つにはカタカナをつけることによって今までの東洋的な働きから西洋的な働き、世界を救うという意味でメシヤ様が「救世」のところにメシヤと書かれたのだという事について触れましたけども、この「メシヤ」という言霊ですね、これというのは、29年6月5日の時のお言葉にもあるようにですね、メシヤが生まれたんだということについてはメシヤ様が、メシヤという言葉は世界中で最高の位を持っているんだと…王の王ということで最高の位を持っているんだと、キングオブキングスと言ってその位を持っているというふうに、メシヤ様は仰っておられますので…そういう位置付けで、いよいよメシヤ様が、世界をですね、救っていく教団である、教えであるという位置付けの元にこの世界救世教という「救世」の部分に「メシヤ」というふうに、お言葉をメシヤ様がカタカナで書き加えられたのではないかなと思わせて頂きました。

そうであれば、二代様が世界「救世(きゅうせい)」教というふうに名前を変えたということは、救世の働きになる縦で東洋的な働きになるので、世界を救う事は出来ないという事になってきます。ですからその様なことを考えた時にはですね、代表の進められた「世界救世(メシヤ)教の復興」という事を一番に掲げて進ませていただくのが我々信徒のですね、努めではないかなと思わせていただいております。

それで、世界救世(メシヤ)教というのは、前回もちょっと触れましたけれども、世界をミロクにする運動機関なのだという事について前に少し触れましたが、その内容というのは、人類の病気をなくしていくこと、迷信をなくしていくこと、という事でいくと迷信の打破という事になるんですけれども、病気をなくすという事では「医学革命」という事を進めていっておられますし、また今までの宗教の間違いといいますかね、それを指摘してですね、本来の宗教とはこういうものなのだという事を広く皆に訴えていくと…そうしたことを通してですね、神の存在を認めた人間らしい人間と言いますか、当然のことが出来るような、そういう人間を作っていくという事が「宗教改革」という部分になってくるのではないかなと…それが「医学革命」と「宗教改革」の二頭立てですね、メシヤ様が進めていかれようとされた内容ではないかなということをこの部分では思わせて頂きました。

 

天照皇大御神様について

支部長

それからですね、55ページの最後の行から「観世音菩薩の御働きも救世主(メシヤ)のそれとなる」とあります。そして、「御本体である神の御働きとなり給うのである。」というふうにここに書いておられますけれども、この部分が非常に大事な所で、神様というのは御神名によってお働きが違うという事は皆さんよくご存知ですよね?観音様のお働きと光明如来のお働きは違うし、光明如来のお働きと弥勒神のお働きは違うということで御神名によってその働きが変わるのだと。で、メシヤ降誕仮祝典の時になぜ天照皇大御神様とお唱えしたのかという事が課題で来ていますけども、このことについては皆さんからまた気が付いたことを報告していただいて、これではないかなということでまた触れたいと思うんですけども、これが6月15日までの一つの課題になっていますよね。

それから先程も触れたように、なぜ仮祝典だったのかという事でですね、この仮祝典の時に天照皇大御神様の御神名を唱えたということが仮祝典の一つの意味合いになってくると言いますか…少し誤解があるかもしれませんが、そういう事も含まれていると思います。ですから本来の観音のお働きからメシヤのお働きになるという時期の問題を非常に強く感じております。

そして、メシヤになるという事は、国常立尊様のお働きを兼ねるということが先ほど支部長代理の方からありましたけども、伊都能売大神様は観世音菩薩と兄の花姫尊になられて、兄の花姫は富士山に鎮まられて日本を守ってきたという事ですね。

そして国常立尊様は、天照皇大御神様が国常立尊様に霊分身をして…霊分身という表現がちょっとおかしいかもしれませんが、裁きばかりでは厳しいからということで一方伊都能売大神様を通じて観音様のお働き、一切衆生を救っていくという働きをなされたという事になります。

ですから、メシヤ様というのは両方の働きを兼ね備え、主神様のお仕事をなされるので、主神様の表現神であり最尊最貴の御神格をお持ちであるのは天照皇大御神様であり、一番高い位であり、統一する全ての中心であるということからこの御神名をお唱えさせていただいたのではないかと思うのですけれども、なぜ仮祝典だったのかという事については、6月の月並祭の時に触れさせていただきますので、次回はそのことを皆さんに考えてきていただきたいなと思います。

 

本祝典と仮祝典について

支部長

話が少しそれましたが、入門と奥座敷に話を戻しまして、56ページの前から5行目の所に「不要なものは滅び有用な物のみが残る」とありますよね。支部長代理の方からもありましたが、この不要なものというのは一人一人に身についた、いつも代表が直しなさいと言っている夜の時代に身についた癖ですよね…これが不要なものなわけですね。だから自分自身の中にあるそれが取れないと、要するに滅ぶべき不要物になってしまうという事になりますね。それで有用なもののみが残るという有用なものというと、自分の中にある長所ですよね、自分の長所、人にはない長所という事になると思います。ですから長所はどんどん伸ばす努力をする。そして欠点と言いますか、自分の悪い癖、あるいは変な癖と言ったらいいですかね、そういったものは出来るだけ取っていくということが、この転換期に人間に与えられている課題ではないかなというふうに思っております。

それで、本祝典がね、仮祝典だったからまだ皆ここにいるわけですよね。本祝典だったら多分皆さん霊界に帰っていたかもしれませんね。その本祝典を来年3月3日に迎えさせていただける時に、我々がまだ信者として生存を許されているという時の認識と、自分自身が今のところメシヤ様に許されている存在であるという事を自覚するとともに、メシヤ様に対する感謝という事が非常に大事になってくるのではないかと思うんですね。わざわざメシヤ様が「仮」と名を付けて伸ばして下さっていますからね。

それが本祝典というのが、この前もちょっと触れましたように…過去現在未来が見えられる、メシヤ様が自分の先のことが分からないはずがない。それをわざわざ昭和30年3月3日に本祝典をすると決められたというのは、お釈迦様が56億7千万年後に弥勒の世が来るという予言をしたのと同じように…メシヤ様は予言ができると仰っておられますよね。ただしないだけだと仰っておられますので…だから昭和30年3月3日というのは平成30年3月3日の暗示だったのだというふうにですね、ご理解いただいて…それまで実は伸ばしていただいたという事だと思うんです。という事は、逆に考えるともう期限がないという事になってきますね。だから期限がないという事は、この日を境に…極端に言いますとね、どんなに泣いても後悔してもはじまらないという…だから今盛んに霊界から、代表からのメッセージ、神様からのメッセージで、「ここを直しなさい!こうしなさい!ああしなさい!」ということを、わざわざ神様が言ってくださっているということはですね、それはこの58ページの前から4行目の「時期の推移に従って漸次発表する段取りとなる」とありますね。

 

今という時の認識

支部長

神様というのは時期が来なければ、言われないし、また動かれないし、働かれないんですね。だけども、時期が来た今だからこそわざわざですね、気が付かない我々に、気が付くような形でもって教えていただいているわけですよね。だからそういう「時の認識」…もう本当に先があまりないんだと…ないというのは、審判の中に入っていきますので…メシヤ教の信者であってもメシヤ様は3分の1も残らないというふうにご在世当時言われていますので、そういうことを考えた時に、ほんとにメシヤ教の信者であっても全員が全員残れるとは限らないですし、我々も6月15日まで一つのね、試験期間になっていますから、そういった意味ではほんとに毎日毎日が厳しいのですけれども、そういう事を考え合わせた時に今という時の認識をもっと1人1人が自覚して、「悪に勝て」という御教えがありますけども、自分の中のものを変えていく努力といいますかね、そういう事が今非常に求められているんだと感じさせて頂きました。それからそれが、この56ページの最後の行の「一切が滅ぶものと生き残るものとの何れかに決定さるる」というこの言葉に要約されるのではないかと思います。

 

霊層界の学びについて

支部長

それから実は、代表から「霊層界」の学びをするようにという事で言われておりますので、5月14日の御教え勉強会の時に「霊層界」の学びをしようと思っております。どうしてそういうことを言われたのかといいますと、

「霊層界の学びが充実してくると、とにかくひたすら神様の為、他の人の為に御用をする事、そして人間の罪を溶かす救いの業を行使させて頂いている事がどれだけありがたい事なのかが見えてくるので、だから御教えを拝読するのも自分が分かりたいという気持ちの他に、他の人を救う為に学ばせて頂いているのだという一面があるのにも気付く」

と、そしてさらに付け加えられて、

「単に霊界の構成を勉強するというだけでなく、何故魂の重さで上下するシステムなのか?その重さとは何なのか?そしてそのシステムにある神意は何なのか?その中にある自分という存在とは何なのか?というところまで読み込んでいかないと結果として霊界が主で現界が従であるという感覚も得られない、そして本当の神様の力の凄さやありがたさも分からないよ。」

というようなことでありまして、そういうことでもう一度学ぶようにとのご指示がありましたので、そういった経緯で勉強することになるんですけど、これが結局、滅ぶものと生き残るものとの差になってくるので、もう一度その事を改めてですね、学びを積み上げさせていただこうと思っております。

 

信者であるという自覚が…

支部長

それからこの57ページのその後ですね、

「然し乍ら右は止むを得ないとしても神の恩恵は、一人でも多く滅ぶるものを救はせ給はんとして、神の代行者を選び救世の大業を行はせ給うのである、又その使命達成の機関として運用されるのが本教であるから、本教の使命たるや実に大なりというべきである、此意味に於て愈よ切迫せる最後の時期に当っての活動こそ括目すべきものがあらう、其結果吾の唱導する地上天国こそ最後の目標でなければならないのである。」というふうにあります。

ここで、「その使命達成の機関として運用されるのが本教」なわけですよね。世界救世(きゅうせい)教ではなくて世界救世(メシヤ)教なんですね。だからこそ、一日も早い復興を願ってやっていくということが必要なわけです。それで、今読んだ部分がですが、メシヤ様がこの世にご出現になった理由でもあり、そしてまた世界救世(メシヤ)教をお造りになった理由でもあるという事ですから、この部分は非常に大切だと思うんですね。だから、自分がそういった意味で信者でいると…その使命達成の機関として運用されるのが信者であるというふうにね、一人一人の信者であるというふうにご理解していただいてもいいのではないかなぁというふうに思います。

それからですね、57ページの後ろから3行目の所に

「漸次組織形態は固より、活動の形式も新しく生れるのは勿論である」

というふうに書かれていますけれども、これが御昇天後の色々な変遷を経て教団から最初に木原さんが別れてですね、その後、救世教から大事な節目節目で沢山の教会長が別れて独立していって、そして最後にはとうとう世界救世教が3派に分かれて現在があると…そして、そういった中でもまだ本来のものが出来なかったということで、メシヤ教を造られて本来のあり方にという事で進んでいっているわけですね。その下に我々が集まっているという事ですから、我々の使命というものはここに書いてあるように「本教の使命たるや実に大なりというべきである」これを、我々信者一人一人の使命たるや…そういうふうにですね、この部分を読み変えていただいてですね、“実に大なりというべきである”というふうにご理解していただけると非常に有り難いと思います。

 

過去現在未来のお働き

支部長

それから58ページの前から2行目の所は「御神霊の活動範囲が拡充する」とありますね。これは先ほども触れましたように、名前によってお働きが変わるのだという事ですよね。

観音様の過去のお働きというのは、“正法妙如来”ということで正しい御教えを伝えていくという働きが、観音様の過去のお働きだったですよね。それが現在のお働きというのは、光明如来様ということで“普光山王如来”様ですよね、“普光山王如来”様としてのお働きが現在の働きということで、光明如来様のお働きですね。それが今の働きなんだと…そして未来の観音の働きというのは、“最勝妙如来”様のお働きなんだということをメシヤ様が仰っておられますよね。最勝妙如来様のお働きというのは、どんなことをされても勝って行くという、どんなことをしてでも勝って行くというお働きですので、悪にはどんなことをしてでも“勝っていく”というお働きがそのお働きになっていきますね。

それで、最勝妙如来様というのは、今も言いましたように観音様のお働きなんですけども、これは御教えによりますと、千手観音様のお働きなんだというふうにありますね。だから幽世大神様として千手観音様を御奉斎させて頂いていますけども、現界のご守護もあるということを、何時だったか、以前皆さんにご紹介したと思うんですけども、千手観音様のお働きというのはそういうものがあります。

ですから3月3日の御参拝の時には・・・確か、2月のご参拝の時だったと思うのですけども代表が、3月3日の御参拝は桃の花が咲く日で、5月5日は桃の実がなる日ということを言われていたと思うんですが、桃の実がなるというその実は何かというと聖王母の実ということで、三千年に一度実がつくと言われている桃の実の事なのですが、これは桃太郎のことなんだということを言われていますね。で、桃太郎は観音様のことであり、私のことなんだということで、メシヤ様のことなんだということを仰っておられますけども、これが5月5日からですね、桃太郎が鬼退治を始める日というのが5月5日ということになっています。ですから5月5日のご参拝をして力を頂いて鬼退治をしていくわけですが、鬼退治もですね、まずは自分の心の中にある鬼、邪心を退治していくことが一番の大きな課題かなと思わせて頂きました。

 

犬猿雉のように…

支部長

それから、メシヤ様のお弟子としてはですね、メシヤ様が桃太郎なら、犬猿雉を連れて行きましたよね。自分達がこの犬猿雉の立場になると考えた時に犬とは何なんだろうか、猿とは何なのだろうか、或いは雉とは何なのだろうか、というふうに考えて、自分がそういうものになれているのかなという事を考えていただければいいのではないかなぁと思うのですけれども…犬というのは忠実ですよね、忠犬ハチ公というくらいですから、犬というのは忠実な部分がある…という事になると、御教えに忠実か、メシヤ様の言われたことに対して忠実かどうかという、自分の考えを出してないか…お言葉に対して素直に自分が対応できているかということを考えた時に、そういう自分なら弟子の1人になれるというふうに考えてもいいのではないかなと思います。それから猿は何かということを考えたら、これは知恵なんですね。だからこうやって覚りの学びをしていますけども、メシヤ様から知恵を頂いて物事が進めていける、そういう自分かどうかということですね。そして雉というのは何かというと、これはすばしっこさ、行動ですね。代表のお言葉にもあるように、すぐやる、即時性というものですね、そういうものなんだと…だからそういったものを自分達が出来て行けば…3匹の1つでもね、そういう特長を自分が持って、それを伸ばしていければ、メシヤ様のお弟子として使っていただけるという、そういうふうな位置付けで捉えていければいいのかなと思わせて頂きました。

 

悪のトドメと霊性の向上を願って…

支部長

それから後の所はですね、58ページの後ろから6行目、世界的に拡充する必要があるために世界救世(メシヤ)教の名前をつけたんだということは、今言ったような事を考えていただければ、世界救世(メシヤ)教としての位置付けというものが明確になるのではないかなというふうに思わせて頂いております。

そして最後にですね、この最後の4行目は支部長代理の方からもありましたけれども、ここで大事なのはですね、「悪のトドメ」なんだということを仰っておられますよね。“トドメ”ということは国常立尊様ということを言われましたが、国常立尊様のお働きというのは艮の金様のお働きと閻魔大王のお働きがあるということですね。そして艮という言葉は実はトドメと読むんですね。ですから、このトドメを刺すのは艮の金神様、国常立尊様のお働きということになってきます。これが決定的なんだということですから、自分達の悪というものをできるだけ滅していく努力をするということが求められているということですね。

そしてメシヤ様は、25年からもうメシヤ様なのですが、実は29年の晩年に「メシヤ教の教えは厳しくなって少しの間違いも許せない。」と仰っておられます。これというのは国常立尊様のお働きがありますので、側近の奉仕者の方がちょっとした間違いでもすぐにお下げになられましたよね。ですから、あまり恐れさせるわけではないのですが、我々は御教え、お言葉に忠実に素直に行動をとらせて頂くということが非常に大事になってくるのではないかと思わせて頂いております。

それから、そういった意味では霊性の向上を図って行かなくてはいけないのですけれども、霊性の向上を図る方法は三つあるんですね。一つは何かというと、とにかく御教えをしっかり学ぶということですね…この前5月5日に霊視があったのですが、その時は、高い塔があって塔の先は見えないと言っていましたが、これは多分主神様ではないかなと思うんですけれども、塔の下に代表がおられて手に御教えを持っていたと…ですから、その事を我々に教えていただいているので、しっかり御教えを学ぶようにということだと思うんですね。

そして二つ目はですね、やはり学んだ御教えを実践するということですね。これが霊性を高めて行く一つですね。そして最後は人格を磨いていくという事です。自分自身の人格を磨いていく努力をするという事です。この三つが霊性の向上には不可欠ですから、どこまでも我々信徒は、人に喜んでもらえることを実践させていただくことを主に、この部分を学んで実践させていただければいいのではないかなと思わせて頂きました。

そういったことで学びの報告とさせていただきたいと思います。

それからですね、6月の月次祭では“太陽神の学び”をさせていただきますので、私の方で資料を用意させていただきます。その資料に基づいてですね、勉強会の時にしようかというふうに思ったのですが、一人でも多い時がいいと思いましたので、その時に“太陽神の学び”の資料を基にしてですね、一緒に勉強させていただこうかなぁと思っています。3月3日の代表の挨拶は今日皆さんに配らせて頂きましたが、御神格に関わる内容になってきますので、6月の月次祭の時にお話させていただければと思います。皆さん、何かありませんか…。

 

受講者の体験話…夢知らせ
受講者

すみません…なんか恥ずかしいから言ってなかった事があるんですけど、実は私も代表の夢を見たんです。それは、1週間か、もうちょっと前だったんですけど、先生が「お前にはもう何も言わない」って言われたんです。で、「どうしてですか?」って言ったら、「言ったけど何も実行しない」って言われたんです。で、はぁっと言って、「でも先生、私常時3、4人浄霊しているんですけど…。」って言って、本当は常時3、4人ってことはないんです。時々3、4人なんですけど…その時私はなんでかそう言ってしまって、そしたら「それじゃあ…」って言って先生がこっちを向かれた時に目が覚めてしまったんですけど、でも私、先生にお会いしてからずっと自分のことを考えた時に、あぁ本当だなぁと思って、自分が全然変わってないっていうことをやっと思わされたんですね。

それが、自分の我と執着というか…それが代表するものなんだろうと思うんですけど、そういう強い強いものを私は、夜の期間に養った強い強いものが先生にお会いして、その時までというか、本当に今日まで永遠と持ち続けているんだなぁということを、自分ではどうして変われないんだろうなっていうくらいの事は常に思っていたんですけれども、先生のそのお言葉で、私は、はぁって言って、やっとその事が最近…最近じゃないです。昨日くらいから、はぁー私ってこんなに深いものを持っていたのか、九千年三千年っていう夜の癖っていうのは、これだけ深いんだなぁっていうのをつくづく思わせていただいて、私はこれを神様にとっていただけるようにこれから素直にしていこうってやっと思わせていただいたんですけど、お力をいただいてでないと私は変われないんですけれども、なんかそれを思わせていただいた事は、やはり先生にお会いして良かったなぁと思わせていただきました。なんか恥ずかしかったから言えなかったんですけど、そういう夢を見させてもらいました。終わりです。
支部長、支部長代理ありがとうございました。
支部長

先程の◯◯さんや◯◯さんの話しにあったようにですね、直接的に代表が一人一人に働きかけるっていうのはね、そういう形でいろんな形で気づかせていただくようになりますのでね、そういうことでメシヤ様を中心に、これから特に想念が大事だということを言われていますので、その想いをですね、メシヤ様と自分との霊線というものを太くしていただいて、神様のお言葉とかそういった言葉を聞いた時には、一切言い訳は駄目なんですね。(笑)言い訳をするとですね、神様の試験に落ちるんですね。(笑) (支部長自身の体験からの言葉)ですから、それを素直に「はい」というふうにね、それが修行といえば修行ですから、そういう自分作りを目指してね、やっていっていただければいいかなぁというふうに思っておりますので、どうぞ宜しくお願いしたいと思います。特になければこれで終わりにしたいと思いますが・・・。

 

質問-御教えの拝読について

受講者

はい!30分間の拝読というのは、連続で30分間ですか?
支部長

そうじゃなくてもいいよ。1日に30分以上読めだから。
受講者

例えば、午前中15分読んでおいて帰ってから15分読むというような…。
支部長

いいですよ。一生懸命読む人は30分では終わらない(笑)。
受講者一同

(笑)
支部長

最低30分目指してやってほしいけど。読み出したら30分で終わらないから大丈夫です(笑) 。
司会者

それでは、以上もちまして5月度月次祭を終わらせていただきます。ありがとうございました。
受講者一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

太陽神についての学び(御教えより抜粋)

 

[メシヤ講座no.194 岡山支部 2017(平成29)年5月18日]