メシヤ講座no.189岡山(平成28年11月)

<今月の学び>

「『最後の審判』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』42ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

『最後の審判』を拝読して

楳木代表

それでは(支部長)よろしくお願い致します。

 

支部長

今日は、『最後の審判』というタイトルの御教えを拝読していただきましたけれども、平成26年の6月の月次祭でもですね、「文明の創造」のこの御論文を拝読させていただきまして、その時にはですね、46ページの前から2行目のところですね、ちょっと読んで見ますけれども、

 『時期の到来と共に、主神(エホバ)の神意の発動は、之以上の遷延(センエン)は許されないからであり、最後の審判は目捷に迫りつつあるからである。そこで神は先づ第一番に医学に対し、審判を開始されたのであって、此事が先づ私に命ぜられた使命である。』

というふうに、ここでお説きになっておられますけれども、この事についてですね、代表の方からこの時にはですね、

「最後の審判のスタートというのは医学に対する審判を開始されたことなのだ。」

ということで、この時にはご指導をいただきました。

この御教えはどの文節も大事なんですけれども、どの段落も大事なんですけれども、この部分が一番重要であるかなぁ、と・・・。そして、この事がメシヤ様御自身に命じられた一番目の使命であるので、信者としてはこのメシヤ様の御心を心として、やはり我々がこのことを進めていかなくてはいけないなぁ、というふうに思わせていただいております。

それで『最後の審判』という御教えというのは、実はこの「文明の創造」の一つだけではなくて、昭和25年から28年にかけてですね、4年間に五つの御論文をほぼ『最後の審判』という形でメシヤ様は出されています。その中でですね、昭和25年の御教えから一言ずつ簡単に触れていきますと、濁った身魂では駄目なんだと・・・正しい信仰に入ってですね、魂を浄めることが重要だというふうに、その時の御論文では言われています。

それから26年の御論文ではですね、世界的大浄化作用が行われるんだと、そして一切が光明に晒される時になるので、審判を切り抜ける人間をですね、一人でも多く作りたいと、作っていくということをメシヤ様は仰っています。

そして27年にこの『文明の創造』ともう一つ、二つ『最後の審判』という御論文を出されているんですけれども、この中のもう一つの方ではですね、最後の審判は人間次第なんだと・・・。そして、人間の罪の最大なものは薬なんだということで、この『文明の創造』の御論文の前にですね、薬ということについて触れておられます。そしてこの『文明の創造』の中で医学ということに対しての“審判の開始”ということで特に特記されているのかなぁというふうに思わせていただきました。

それから26年に言われた世界的大浄化作用の中身はですね、世界的大浄化としては戦争、それから病気、また天災地変というものが段々酷くなってくるというふうに仰っておられますけれども、今の社会の情勢を見る時にですね、日本に於いても台風や地震とか、海外に於いてもですね、ハリケーンや地震、また洪水ということで多くの方々が天災地変でですね、お亡くなりになっておられます。

そういうものを見た時にですね、やはり『最後の審判』というものは、ここにあるように、目睫に迫っているんだということを自覚してですね、自分自身どうあるべきかということを考えていく必要があるのかなぁというふうに思わせていただいています。

それからメシヤ様は、日本が一番先に昼になるんだというふうに仰っているんですけれども、それは何故かというと、日本が一番先に浄化が行われたからだと・・・それは何かというと太平洋戦争なんだと、第二次世界大戦でですね、多くの方が犠牲になられましたけれども、その事を通して日本の罪穢れというものはある程度浄まったんだ、と・・・。だから一番先に日本が昼間になっていくんだ、ということでありまして、そういうことでメシヤ様は御在世中の時からずうっとこの『医学革命』ということを進めようとされてきたんですけれども、それが御昇天以後ですね、そういったことが前面に出なくて、宗教という部分が表に出てしまって、本来のメシヤ様の御心から離れてきてですね、60年が経ってしまったんだ、と・・・。そして、現在を見た時にですね、世界の人口の2%にも満たないような日本の人口ですけれども、世界の中では薬によっては30%とか40%以上もですね、世界の薬を、その僅かの2%にも満たない人口の人間が使っている、と・・・。世界的に見ても薬の使用量というのは、日本は10位以内に入っているというようなですね、非常に多くの薬が現在使われています。

そうした中にあって、やはりメシヤ様の御心を我々が受け止めてですね、医学革命ということを進めて行かせていただかなくてはいけないなぁと、特に感じさせていただきました。

それで、具体的にはメシヤ様はどういうふうにする事がいいのかということですけれども、そのことについてもメシヤ様は別の御教えでですね、

『医療によれば一時は苦痛が緩和して治るように見えるが、日が経てば必ず再発するんだ。』

という事とですね・・・そして、

『手術によれば、患部を取る事が出来るけれども、そのことによって再発はしないが、違う形の病気を生むんだ。』

という、この二点ですね、この事が分かれば医学革命は進んでいくんだ、というふうに、メシヤ様は仰っておられますので、そういった意味では我々がやはりこの二点をですね、啓蒙して行くといいますか、可能な限り多くの人にやはり伝えていくことが出来る・・・。またこの『文明の創造』の御教えをですね、多くの人に手に持っていただいて読んでいただくということが、我々に課されている大きな使命ではないかなぁ、というふうに思わせていただいております。

それからですね、最後の昭和28年の『最後の審判』の御教えではですね、実はどういうことを言われているかというと、『善悪を判断できる。』ね、信者になるようにということを仰っておられますね。善悪を判断できるような信者・・・要するに智慧証覚が進んでですね、そして魂が綺麗になって向上してですね、御教えでもって物事の判断が出来ていく・・・、要するに今、我々が智慧証覚を高めていくということで、覚りの学びということでですね、色々なことの気付きということで勉強していますけれども、実は今やっていることというのは、昭和28年の『最後の審判』の中にある御論文を拠り所にした活動と言いますか、自分作りということを進めているんだというふうに理解させていただきました。そうでありますから、我々の信者の霊体の曇りを減らして、そして霊性の向上を進めていくという・・・、この46ページの2行目のところに『時期の到来』という言葉がありますけれども、『最後の審判』という時期と共にですね、霊体の曇りを減らし霊性の向上を進めていくということが、現在という時なんだというふうにですね、学ばせていただいて、またその型をですね、メシヤ様はこのメシヤ教に求めておられるのではないかなぁというのがですね、代表を通してからの言葉をいただいていることと総合的に見てですね、そのように思わせていただいています。ですから、我々のこれからの信仰姿勢というものはですね、非常に大きな意味を持っている・・・。世界に影響を及ぼす大きな意味を持っている、というふうに思わせてもらっています。そうであればあるほどですね、人間らしい人間と言いますか、そういったものが本来のメシヤ様の願いでありますから、そういう人間らしい人間作りということを目指してですね、またこれからも生活の中に御教えを活かして努力させていただきたいなぁ、と思っております。

 

 

魂の浄い人間を目指して・・・

楳木代表

はい、ありがとうございました。それで支部長代理はこの中に入っていたの・・・、支部長代理の意向は・・・。

 

支部長代理

いつも入っております。(笑い)

 

楳木代表

今日は、支部長代理は声が出にくいので・・・。

 

支部長代理

話をすると咳がまだ・・・。この間、北海道へ行かせていただいて、伊都能売観音様に御面会させていただいて、益々魂の浄い人間にならなくてはいけないなぁ、と・・・。縦横結んでいける自分作りに、魂は丸いんですけれども、丸くなって丸がまた回転して拡大出来るような自分作りを目指していきたいというふうに、参拝を通して思わせていただきました。あ、言えたわ。(笑い)

 

楳木代表

やっぱり、大事なことは言えるね。(笑い)一緒に参拝した○藤さんはどうですか。

 

受講者

私は行く前に“私の再出発なんだなぁ”という思いで、途中で支部長代理に「伊都能売だからね・・・。」と言われた、その言葉が凄く心に響いていて、“そうなんだなぁ”と思って、その言葉を日々自分に課して生活できています。北海道に行ったことをとても感謝しています。

 

楳木代表

はい、ありがとうございます。それでは倉敷出張所の方・・・。

 

倉敷出張所責任者

全部言われました。一緒です。(笑い)

 

楳木代表

一緒でもね、その中で自分の悟りはどうかということなのでね・・・。

 

倉敷出張所責任者

御教えは完成された世界でしょ・・・。そこへまだ私達人間は到達していない。で、そのギャップがありますよね。でも現実は医学の誤謬・・・、違っている事を今「週刊現代」とかで一般のお医者さんが内部告発のように出されていますよね。だからメシヤ様時代の時と違って、大変私達もやり易い時を迎えている。何故あれをヤクザより恐ろしい医師会が何も言わずに容認しているのかなぁ、と・・・。次々出るでしょ、あんなことは考えられない・・・。やはり“時”というのは凄いなぁ、と思います。

それにしましても、私達はずうっと『夜の時代』を生きてきましたので、御教えはもう完成された世界、だから“言うは易し、行いは難たし”。中々その一つずつ、メシヤ様はその安易な言葉で私達に分りやすいお言葉で述べて下さっておりますからね、簡単で分かりやすいんですね。でも分かっているのと実践の中で、浄化の中で覚りをするしかない状況に追い込まれて、覚りながら身に付いた御教えは誰にも取られない宝ですよね。それを一つずつ一つずつ身に付けていくことが大切だと思うんです。

で、私は自分に気付く、第一の自分が第二の自分を常に見て行く、審神(サニワ)していく、第一の自分は大体間違っている、第二の自分が本当だと言っている、第一の自分は人を見るんじゃなくて、第二の自分を見ていく、それこそがメシヤ様の仰っておられること、教えて下さっていることが分かっていくんじゃないかな、と・・・。自分を知らずに、いくらこればっかり言っても、説得力もないし相手には伝わらないし、やっぱり自分を知ることが一番大事じゃないかな、と思うんです。

それは、本当に長い間かかって作った自分が正しいと思えないことが一杯あるでしょ。そういうものをしっかり見極めて、御教えに照らして読ませていただいたら凄い分るというか、納得できる。それで一つずつ身に付けていくというか、分かっていくというかね。そういうことも大切・・・。今日も読ませていただいて、誠に今の時代、読めば分ることことですよね、おっしゃっていることは全部・・・、本当に自分のものにして今後の、今の世の中で人に伝えていける、人が納得してくれる、「そんな立派な事を言ってもあんたはどうなの?」と言われるじゃないですか・・・「教えと違うじゃないの。」と。それをやっぱり常に自分に返しながら、自分を厳しく見ていく時だと思うんです。それをしなくて、頭だけ耳だけで分った御教えをいくら言っても駄目だと思います。私は今そう思っています。

 

楳木代表

今日は誰か名指しする人は・・・。

 

倉敷出張所責任者

今日はしません。無理やり言わされたと思っても辛いので (笑い)自発的に・・・。

 

「最後の審判」の真っ只中にある

楳木代表

はい、分りました。ありがとうございました。

今、支部長の方から報告いただいたように、『最後の審判』というのは、昭和27年の時には目睫に迫っていたのですけれど、現在はもう『最後の審判』に突入しているというのは、皆さん方、テレビや新聞を見ていただければですね、『最後の審判』の真っ只中にあるなぁ、というのは、お分かりになるのではないかと思います。

今日は今、アメリカは大騒ぎですけれども、日本のテレビ局も大統領選挙の特集番組を組んでおります。このアメリカの大統領の選挙の特集番組を何故組まないといけないかということを考えていくと、やはり日本はアメリカの一州になってしまっているような様相を感じるところであります。

しかし、そのアメリカのですね、今日も取り上げられていたブッシュが大統領になった時はですね、得票数はブッシュの方が少ないのに、しかし選挙人の獲得が多かったのでブッシュ大統領というのが生まれました。そうすると「民意」「民意」と言っていてもですね、あれは民意を反映したことにならない、そうした選挙制度を未だにですね、文盲率が高かった200年前から続けているということであります。これだけ人智が発達してもですね、或いはアメリカが世界一民主主義の国だと言ってもですね、その選挙制度は果たして世界一と言えるかというと、それを見ただけでですね、世界一とは言えない、そういう錯覚状態にアメリカが・・・、あの大統領の選挙制度を見ていけば錯覚状態に陥っているということが手に取る様に分ります。今、そんな状態に入っています。これが『最後の審判』の様相でなくてなんであろうか、と・・・。突入しているということが言えるのではないかと思います。

 

化学物質が人間の体に浸透しつつある

楳木代表

それから支部長から取り上げていただいたように、日本の場合はですね、薬毒にまみれております。これは、日本人の民族性が大きく反映しているのですけれども・・・。日本は世界のあらゆる文化を取り入れて、そして日本で完成するように練り上げて、そしてまた、日本から発信するのですけれども、薬の場合だけは全部いいというものを取り入れて、そして日本人が使っているという、そういうことになっております。

で、昨日も○○の方で相談を受けたのですけれども、今プロテインという物を摂取している人達が非常に多くて筋肉作りをしているし、女性もまたお腹の筋肉が割れてきて、そうしたものを自慢する人達が増えて、その為に身体を鍛えるのとそういう補助食品を使いながらですね、やっている為に、体のバランスが崩れて他の障害が起きてしまっているという人達が大勢いらっしゃいます。

それで、新聞とかテレビでは知ることの出来ない状況が・・・東京のですね、例えば通勤電車の中で突然意識が亡くなる人とかですね、ずうっと眠り続ける人が続出しているそうなのですね。これは日頃から何かちょっとあればですね、風邪薬を飲んだりという、そういうことの積み重ねの中でですね、入眠剤や安定剤というのが体の中で飽和状態になっている人達が非常に増えてきているということです。これがもう来年くらいになると飽和状態を超える人が更に増えて行ってですね、突然我々の目の前でバタバタ倒れて行くという、一番人口の多いですね、1300万人くらいあるところでそういうことが起っておりますので、それが地方に移って行った時には、我々の目の前にそういうことが起きてくるのではないかなぁ、という、そういう心配事が増えております。

それから今日は「御腹帯」を御下付する人も見えて下さっているのですけれども、最近のですね、出産の時に羊水がですね、「シャンプーの匂いのする人がほとんどだ。」というふうに言われております。それほどですね、化学物質が人間の体の中にずうっと浸透してきております。その化学物質が人間の中にずうっと浸透していくと、必ず起きてくるのがですね、体の異常が起きてくるので、その細胞の異常を考えさせる、そういうものが今回のノーベル賞でですね、大隅という人が受賞した、細胞の中で行なわれるですね、そういうメカニズムを明らかにして、しかもそれに遺伝子がどのように関わっているかといことが解明できたということで受賞しております。私達の食事から摂るタンパク質とか、様々な栄養素というのは食べたものから作り出す、食べたものから体の中に取り込む量では体には足りない為に、自分の細胞の中で絶えず作り変えているというメカニズムを、あの教授は解明してくれたわけなのですけれども、そのバランスが崩れた時に人間というのは病気症状が発生してくるわけですし、またその病気症状というのは人間の体のバランスを整えるために浄化作用として起きているという、そういうことが一方では分かり始めます。

日本人全体は大きなところに今落ち込みつつありますので、そうしたところをですね・・・。落ち込むと言えば昨日から福岡の方でドーンと落ち込んでしまっていますので(笑い)・・・、これで三回目ですよ。福岡市の地下鉄・・・。二回あったらもう、一回失敗したら二回目は絶対あったらいけないということで懸命に取り組むのですけれども、二回あって、さらに三回目ですから・・・。もう如何に、工事担当者が優秀な学歴を持って担当に当たっていると思うのですけれども、そういう優秀な人間がそうした細心の注意を払えなくなっているということの、手に取るような・・・、しかも博多駅のすぐ側ですので、全日本人に知らしめるために起きているようなことではないかなぁ、というふうに思います。

 

稲に見る自然農法と慣行農法の違い

楳木代表

それに引き換えですね、今日○岡さんからこうして届けられた稲を見ていきますと、この根の長さを見ていただきたいと思うのです。こっちが自然農法の根で、こっちが慣行農法、化学肥料や農薬を使っている・・・、この根を見ていくと、それからこの(茎の)色を見ていくとで、稲刈りをした後でもまだ青々としておりますので、こういうのを見ると一目瞭然です。メシヤ様が説いていらっしゃることが非常に、こうして形となって見ることが出来るのではないかなぁ、と思います。

それが先月皆さん方に報告したですね、北海道で大変な水害が起きたけれども、自然農法のとうもろこしだけは水に浸かっても倒れなかったというのは、この根の違いで倒れない訳ですね。そろそろ日本人はそうしたことに気付いていかなければですね、体の中でも同じような状態が起きております。この根の短い稲というのはですね、化学肥料を・・・、化学肥料というのは人間にしてみればですね、栄養剤みたいなものです。そういうものを入れていくと、実はこの差が出て来るということであります。植物だと根に出てくるし茎とかにも出て来ますけれども、人間の体の中でいくと、小腸を中心にこういうことが起きていきますので、小腸がおかしくなっていくとそれに繋がる大腸もおかしくなって、大腸癌が今日本人はもの凄く増えているというのは、こうしたことの反映で起きているわけです。私達の主食である米作りというものを、農薬や化学肥料を絶対に使わないということをですね、日本人が声高々に訴えて農家の人に気付いてもらうような、そして農家はですね、自分のところが食べる物については農薬や化学肥料をやらないわけですので・・・、こういう利己愛的な、まぁしかし、これも世界全体が経済至上主義で動いておりますので、お金にならないことはやっている意義が無いという、そういう考え方に染まっているので、野菜でも形の悪いものとかですね、そういうものは市場に出ても買ってもらえないので、農家も廃棄処分にするという事が起きてしまいます。農薬や化学肥料を使用して売れる物を作っていくという、そういう頭に日本人はなってしまっているので、そうしたものを目の前で気付かなければ・・・、よく教会時代に教会長達が「今に目の前でバタバタ人が倒れていく。」ということをよくおっしゃっていましたけれども、もう現在がそうした時代になっていっていると思います。

まぁ、そうした姿をアメリカの大統領選の時にもですね、ヒラリー候補が突然パタッと倒れたりしたのがテレビで映りましたので、そうしたことがあれだけ健康管理に気を付けている人でも起きてくるわけですので、私達の回りでそういうことが起きないように、皆に知らせていかなくてはいけない。そういう時代を迎えているかなぁ、と思いますので・・・。

 

神界の願いとは・・・

楳木代表

しかもですね、不思議なことに、メシヤ様とですね、先程支部長代理と○藤さんが報告していただいたように、北海道の定山渓温泉というところに岩戸観音堂というのがあって、そこにメシヤ様御描画の観音様が昭和10年に御奉斎されて、ちょうど10月26日が記念日ですので、毎年大祭をさせていただいているのです。そこでお話しした内容というのが・・・、昭和28年の7月からですね、メシヤ様は井上茂登吉先生ご夫婦と長谷川ナミという方と御神事を秋までずうっと箱根で積み重ねられておられるのですけれども、その昭和28年と現在の平成28年の取り組みが非常に、今、符合しておるわけなのです。メシヤ様のお言葉をずうっと求めていくとですね、昭和28年の9月23日の御講話の時にはですね、メシヤ様の腹中の光の玉はですね、『今(当時)日光殿くらいに大きくなっている。』というふうにその時お述べになっています。

で、日光殿くらいになっているのがやがてどんどん拡大していくということですけれども、それは平成28年のですね、この同じ夏に我々が教えられたのは、地球大に大きくなっていっているので、それで誰もが「メシヤ様」とお祈りすればですね、その瞬間から浄霊ができて奇蹟がいただけるという時代を今迎えているというふうに教えられております。昭和28年が今の平成28年というふうに考えれば、昭和のその時期が“霊”とすればですね、今の平成が“体”ということになってきます。現実的にそういうことが行なわれて許されていく時期を迎えているということでありますので、神界の願いはですね、今こうして皆さん方が御教えを基にして少しでも魂の清らかな、そういう存在になるように目指しながら大勢の方々にメシヤ様の御存在を認識していただいて、そこに繋がることによってその恩恵を賜って御守護の生活を許されていくという取り組みを、皆さん力を合わしてしているわけなのです。

こういう取り組みをずうっと積み重ねながら今年の12月23日にはですね、メシヤ様がこの地上に降りてこられた、肉体を持って御出生された日ですので、『御降臨祭』として御祭りさせていただきますが、その時に力をいただいて、そして・・・、倉敷出張所の責任者が報告してくれたように、現代人はやはり三千年間のですね、『夜の時代』の癖を持っているので、この三千年来の『夜の時代』の癖を最初に作ったのは、2月3日ですので、平成29年2月3日には今までの学びをずうっと積み上げた上で改めて主神様にお詫びを申し上げてですね、そして立春祭で力をいただくという、そういう祭典をさせていただいて、神界は来年の3月3日のメシヤ降誕本祝典記念大祭には、そうした取り組みをずうっと重ねてきた、メシヤ様と繋がる人間に『是非結集してもらいたい。』という願いがあります。

そして、『最後の審判』を乗り越える人を一人でも多く造っていくという、そういう取り組みをですね、一層進める、そういう思いを結集してもらいたいというのが、神界からの人間に対する愛を以て伝えられているものですので、そういうところを目指して一層取り組んでいただければありがたいと思います。

12月は私がこうして支部の月次祭には出向させていただかないので、支部長を中心にですね、そうした取り組みを一層積み上げていただければありがたいというふうに思います。6月15日の地上天国祭から、月々ずうっと積み上げさせていただいてきたものを12月の月次祭では結集して、そして23日の祭典に臨むような、そういう取り組みをさせていただければありがたいと思います。

そういうことを私達がさせていただくということを通してですね、人類全体に反映していくかということを考えていくとですね、私達はありがたいことに主神様に直接ですね、宇宙の御経綸に感謝を捧げることができるところまで私達の想念は拡大して高まっております。

 

○にチョン、主神様の御存在を知らす

楳木代表

しかし、まだまだそうではない方々がいらっしゃいますので、そうしたことを認識していただくということで取り組まないといけないのですけれども、その時にですね、先月でも各支部でお話しましたように、仏教で仏壇にかかっているご本尊にお祈りする時には、様々な考え方があってもですね、仏像の後の光背をお祈りするというのが仏教の参拝する時の考え方であるということでありますので・・・。この光背というものを見ると御神体の○でありますので、○にチョンがここに、仏像のここ(白毫)にチョンが入っておりますので、この○にチョンをお祈りするのが仏教の祈りの真髄であるのだ、ということをですね、色んな形でご本尊にお祈りする時のお祈りの仕方というのをですね、仏教を信仰している方々には投げかけていただきたいというふうに思います。

そうしながら日本は仏教国・・・仏教の方が一番多いですので、仏像にお祈りする時のお祈りの仕方というのを少しずつ投げかけていただいて、みんなの気持ちが高まっていくように・・・、まぁ、そういう話をする時には“自分自身が真に主神様にですね、宇宙の御経綸に対する感謝が出来ているという、そういうところまで日々高まりながらお話していかないと相手には伝わりにくいものがありますので、日々自分の参拝の姿勢というものを整えつつ、そうした語り掛けをしていっていただきたいと思います。

また、周辺にキリスト教の信者さん方がいらっしゃる場合はですね、イエス・キリストが説いた中身というのは「天の父」なんだ、と・・・。「天の父」の教えを説いたのだという、“天の父とは一体どういう御存在か”ということをですね、絶えず語りかけていかなければ、「天の父」というと非常に人間的に比喩された言葉になっていきますので、この「天の父こそ、主神様で在らせられるのだ。」と・・・。この大宇宙の主宰者を「天の父」と呼んだのだ、というふうに語りかけていただきたいというふうに思います。

 

宇宙と人間の関係

楳木代表

そして、今幸いなことにですね、宇宙のことが随分分かり始めてきましたので、銀河系もですね、映像化して見えるようになりました。私達が銀河系を見る時には、澄み切った夜空を見た時に天の川を見ると、天の川は銀河系の内側を見ているということになりますけれども、それを外側から見ると大体楕円形に、コンピューターグラフィックで表わすようになります。これは渦になっておりますけれども、この渦の中をですね、地球は太陽の周りを回りながら銀河系を2億年くらい掛けてずうっと回っております。その太陽の周りを地球が回って地球の周りを月が回って、地球自体はずうっと螺旋形に回っております。その地球の周りを月が回っているので、月と地球との動きを見ていくと二重螺旋になっているわけです。

これが神話の中ではですね、伊邪冊尊が先に天(アメ)の御柱(ミハシラ)を回って、後で伊邪諾尊様が回ったので天地創造が上手くいかなかった、と。だから「お前が先にやるからいけないのだ。」ということで、「私が先に回る。」ということで、男の神様が左回りをして、女の神様が右回りをして、そして創造が上手くいった、という、そういう神話を我々は・・・皆さんも知っていると思うのですけれど、これは・・・この二重螺旋の示唆なのだということに気付いた科学者達が、遺伝子構造が二重螺旋だということに導かれていったわけであります。そうして今はこの遺伝子の中に組み込まれた情報、ゲノムの解読が全て終わっているわけなので、これが更に進んでいくと『霊主体従の法則』というメシヤ様の御教えが段々と科学的に解明されるようになってきますので・・・。

 

ネグレクトに気をつけて医学にメスを

楳木代表

今、一番分かりやすいのはですね、これは公に出来ない話ですけれども世の中にはですね、酷いアトピー性皮膚炎で悩んでいらっしゃる方がおられます。そして顔もですね、象皮といって象の皮みたいになっているような方々がいらっしゃいます。これはもう最先端の医療ではですね、遺伝子学上はこの原因は前世のある病気からきているということが解明されているのですよ。しかし、それを伝えると、学校とかの中ではですね、いじめの対象になっていくという、人権擁護の立場から明らかにされてないわけです。

それから、これは、極度のアトピー性皮膚炎の遺伝子上の問題ですけれども、癌の遺伝子上の問題は何かというと、少し勉強した人は皆分っているわけなのです。薬と化学物質によって正常な細胞が突然変異を起こして癌細胞に変わる・・・。癌細胞に変わると自分の制御を受けなくなるので、ずうっと細胞分裂しても片方が消滅するという、そういう装置が効かなくなるので細胞分裂しても両方共生き続けるので、大きくなって、塊りが出来てくるということは、これは少し医学を勉強した人は皆分かっているわけで、しかし皆分かっているけれども、背後にいる製薬会社の圧力によって明らかに出来ないという・・・。これは経済至上主義の中でですね、お金がストップすると研究も出来ないという状態の中から、どうしても明らかに出来ないことがこの世の中には一杯潜んでおります。そういうものを分ったようで分らないように皆に説明しているのが“真如”ですので、これは先月学んだ“真如”ですので・・・。これを真理として説いていくのがメシヤ様の御教えなのです。私達はいち早くそういう真理の教えを手にしておりますので、それを万民に提供してですね、一人でも真理に目覚める人達を作らせていただいて、皆を幸福に導いていくというのが我々の役割なのです。そうしたところを目指して一層取り組ませていただければ、『最後の審判』を乗り越える人が一人でも多く許されていくのではないかなぁ、と思います。

今日の御論文はですね、『最後の審判』のスタートは医学に対してメスを入れるという、そういう御心でありますので・・・。かと言って、医学に対してメスを入れるというのは中々難しいことではあります。余り過度に言っても、ネグレクトと言ってこちら側が裁かれる側になっていきます。そういう巧みな社会構造を作り上げていっておりますので、そこからメスを入れて改善していくというのは中々難しいのですけれども、しかし、浄霊の奇蹟を以てそうしたことをですね、明らかにしていくという、そういう取り組みに一層力を合わせながら進めさせていただければ大変ありがたいと思います。

時間が来ましたので・・・、原稿を一杯書いて来たのだけれども・・・、皆さん方の顔を見ていたら一緒に御神業を担っていただくことをお願いすることに集中しました。あと2ヶ月を切りましたので、今年の御神業を一層ですね、積み上げさせていただいて12月23日を迎えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げて終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

終わり

 

《参考》ネグレクトについて

※2つのネグレクト

  • 消極的ネグレクト

親が精神疾患を抱えていたり知的障害がある場合
育児の知識が不足した結果 育児放棄が起きてしまうケースや仕事に追われて 充分子供に構う時間がないケースは消極的ネグレクトとされています。

 

2、積極的ネグレクト

親が子どもの成長に必要な養育に関する知識を持っており、物理的にも可能な状況にありながら、何らかの理由で十分に養育しない場合に該当する。

 

ネグレクトに代表される5つの行為

〈1〉一般的ネグレクト

子供の食事の世話をしない。体や衣服が汚れていてもそのままにしておく。

〈2〉医療的ネグレクト

医療水準や社会通念に照らして、その子どもにとって必要かつ適切な医療を受けさせないことです。

〈3〉教育的ネグレクト

長期の怠学を許可する、学校に行かせない、子どもに必要な特殊教育を受けさせない

〈4〉情緒的ネグレクト

子どもの要求、言動に対し全くの無関心。
子どもの意思を無視して、親の意のままに子どもをコントロールしようとすること。
ネグレクトの中で、周囲も気づきにくく、親自身も自覚がなくネグレクトになっている事が多い。

〈5〉保健ネグレクト

子供に予防接種などの必要な保健上のケアを与えない。

 

<来月の御教え>

『「人間と病気」 文明の創造』(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)主神様とメシヤ様』47ページに記載されています。

『「人間と病気」 文明の創造』は平成28年12月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.189 岡山支部 2016(平成28)年11月9日]