メシヤ講座no.189出雲(平成28年11月)

<今月の御教え>
「『最後の審判』文明の創造」(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』42ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 出雲支部】

楳木代表

それでは御教えを拝読させて頂きましたので、先月から今月、今月から又来月に向けての、支部長代理から覚りを報告して頂ければ有難いと思います。

 

浄化を通して反省し、感じた事

支部長代理

ズーッと、浄化続きみたいな生活ですけど、浄化を一応一段落終った所で私が反省しました・・・。要するに自分の思い込みによるですね、御神業と言いますか、善意のつもりと言いますかね、そういうものが反省しなければならないという事を、浄化が終った時点で一番初めに思わせていただいた気がしております。その後、段々と本当に『最後の審判』という言葉にあるようにですね、『夜昼転換』から、もう、あの御教えが出されてからですね、何十年になりますかな・・・。そして、本当に、この世の中『混沌として帰趨を知らず』と仰る、その通りの世の中になって来ている現状の中で、私達は一生懸命やったつもりの御神業ですね、そして、やっぱり抜けないのは大乗と小乗という建前がですね、何処当りが大乗の世界で、何処当りから小乗の世界なのかという事をね、非常に時と場合によっては思案する場面がありました。

今でも“小乗ではないか”と思いながらも、行き掛り上、“兎に角この人に分かって貰わなければ、この人のお世話をしなければ道はあり得ない”というような気持ちになったりしながらズーッと面倒を見て、お世話をさせて貰ったりしている訳ですけども、また、その方が偶々農作業中に圧迫骨折になって足が立たないようになりまして、二ヶ月ほど動けない状態が続きまして、その時に、“私がお世話をするという事もおかしな話だな”と思いながらも、お世話をして行きました。そういう事で「御神体」も御奉斎されるし、「みたまや」もお返しになるし、という事で一つの形は整ってきました。

だけれども中々浄化が癒えませんで、本当に其処の家庭がこの浄化を通して、本当に神柱となれる様な、昔、入信してズーッと一緒に御用をしている時には、地域の中心みたいな状態で栄えた所だったんです。だけども私が「専従」で出てしまってからというものは、代表世話人制度が出来たりして、みる人が違ってまいります。そういう関係で段々信仰が遠のいた様な格好になってしまって、教団の浄化が引き続いて起りましたから、入信していたという迄で、今のような御用活動も何もせず、その人はズーッと来ていた訳ですけども、“元に返れる様に”という願いを持ちながら、お世話をさせて頂きまして、二ヶ月チョッと位で食事が作れる所まで快復されました。「こちらの方で又御用がお許し頂けたら・・・。」という事で、心機一転、心新たにしておられます。

今年の私の農作業をみても、今迄農業一切自分一人で背負っているような気持ちでやっておった訳で、私が浄化すると農業だけは元の木阿弥で荒れたままになってしまいましてね。これは大変だ、何処もがそういう事で自然農法を行って来た方々が、年老いて出来なくなった時に、化学農法に変えざるを得ないのかな、と。そういう事を思いながら今度の浄化を通して、“もう一度立て直してやらなければいけないな”とつくづく思いました。それからですね、私自身も体がシャンとしたような、シャンとしないような状態がズーツと続いておりますけども、この月次祭を毎月こうして、準備をのお世話させていただいておりますけども・・・、どうもこの事が、私が何時も思ってやっておった、“自分が一生懸命やれば良いじゃないか”という事と、関連して“間違っていないかな”と、やっぱり月次祭というものを迎えるのは、個人個人が、皆が“その気持ちになって、迎えるのが当然ではないか”と、御守護頂くという事は自分と神様との直接の関わりであって、皆さん方にも本当に「神様をお迎えするんだ。」という気持ちで、前日奉仕というものを、もう一度考え直して頂いたらどうかな、と。そうする事が皆で神様を御迎えして、その取り組んで行くスタートに繋がって行くんではないかな、という事を最近になって非常に感じるようになりました。そういう所が今、私が浄化を通しながらですね、感じている所でございます。

 

楳木代表

はい、以上ですね。

 

支部長代理

はい。

 

楳木代表

じゃ、奥出雲集会所責任者の方、よろしくお願い致します。

 

学びを深め、時所位を自覚する。

奥出雲集会所責任者

今日の『最後の審判』の御論文でございますけども、『最後の審判』という事は、もうズーッと以前から聞かされています。改めて拝読させて頂きながら、夕べフッと思ったのですけども、気楽に聞き流しているんですね、自分自身・・・。「どういう状況が、本当の『最後の審判』の状況なのか。」と色々な多少の事は聞いた事はありますが・・・。

一つはメシヤ様が夢をみられて、涙を流しておられて、その涙を見られた奉仕の人が「どうなさいましたか。」とお伺いしたら『最後の姿を見た時に、余りにも無残なもんで泣けてきたんだ。』と仰ったような事を、チョッと先生方に聞いたような気がしているんですね。その時に、本当に『最後の審判』が来た時には、そこで救われた人は、地蔵さんがポツ、あっちに一つ、こっちに一つという位の事しかなかった、というふうな意味の事を、メシヤ様は仰ったような事を、聞いたような気がして居るんです。それは、正確かどうか分りませんけども、その時私は、 “本当に怖い事が起るんだな”というふうに思っていたんですね。

だから天変地異とかですね、大地震とか、火事とか、そういった事で裁きが起るんかな、というふうに思っていたんです。段々その内にそうではなくて、それもあるかも知らないですけども、もう一つ、一番肝心要の『最後の審判』とは、一人ひとりの事を仰ったという事をチラッと思い出しましたので、“あぁ、そうなんだ。”と。とすれば、例え親であろうと、夫婦であろうと、神様の『審判』そのものは一人ひとりに来るんだ、という事で、そうしてくると“家族って何だろう”とかね・・・。段々その内に、時所位という事がありますけども、今、私は何処にいるのだ、と。どういう所にいるのかと、本当に自覚が出来てない・・・と、昨夜つくづく思いながら、今朝目が覚めた訳ですけども。

今朝何を話そうかな、と考えながら・・・。これからもう少し、もっともっと勉強をして、今、自分が何処にいるのか、という事から反省して行かないと次に進めないのではないかという気持ちが今している所であります。

 

楳木代表

成程。はい、有難うございます。

中々目が合わんね。今日「御神体」を御下付するので最後のご報告を・・・。もう準備万端整いましたか。

 

「御神体」御奉斎の想い

受講者

まぁ一応。お願いして二ヶ月間ですよね。その間一ヶ月目で先月、その後、代表先生から御指導頂いて、「御神体」を頂くという事は“中々ではないんだなぁ”、許される事だと言っても、やっぱり私の気持ちが・・・、色々と、また、大なり小なりの浄化がありますから、その時に色々と考えて、中々そう簡単に頂けるものではない、という事が分かりました、はい。

 

楳木代表

はい、有難うございます。

あと何か、報告したい人がいらっしゃれば、支部で月次祭をご一緒にさせて頂くのは、今年はこれで最後なので、何か言っておきたい事があったら・・・。いいですか。

 

「月次祭」大いなる意義

受講者

私の場合、先月の「月次祭」参拝が終って、夕方から右足に少し違和感を感じ、その明くる日から右足に浄化を頂いて、角材が入っているような感じで重たくて、痺れ、激しい痛みで、足を手で持ち上げないと動かせない状態でしたが、不思議な事に日常の家事をする時には、痛みもやわらいでいたのです。それで考えたんです。御浄霊をさせて頂く為に御教えを拝読して、と。その時「浄霊」に関する本を探したのですが、いつもなら直ぐ見つかるのに、見つからなくて、結局昔の(昭和27年に発行)「浄霊」の本を引っ張り出して、拝読し、そこから学んだ「鼠蹊部」と「患部」、「腎臓」を中心に自己浄霊と夫に浄霊を取り次いで貰い、自分の症状からして「神経痛」でもないし「痛風」でもないな、と・・・。何の痛みか分からない、痛みがあったのですが、それも十日程で癒えさせて頂いたのです。そして、この度の浄化を頂く前の私の腕は、関節痛、腱鞘炎とかで、手を使う仕事は大変難儀をしておりましたが、お蔭さまで、手の方も良くならせて頂きまして、今はピンピンしています。

今迄は、主人が浄化を頂いて、私もこの度浄化を頂いたので、夕拝後いつも相互浄霊をしているので、そのお蔭かなと思ったりしているんです。

 

楳木代表

本当に夫婦らしい、夫婦ですね。

 

受講者(夫人)

そうですかね。(笑い)

 

楳木代表

奥さんが右の足、浄化したでしょ。で、ご主人は左の足、浄化したでしょう。

 

受講者(主人)

それもね、二、三日前から急に痛くなって、それ迄少し痛かったけれども、“困ったな、月次祭に参拝出来るかな。”と、少し心配しておりましたけど、座るのがスッと出来ても立つ時が、立ちにくいですね。誰かの介添えがないと・・・・。

 

受講者(夫人)

お風呂に入っても、湯船から立つ事が出来ないので、色々考えていたのですが、「バリアフリー・リフォームをさせて貰おう。」と、一昨日、申請していたバリアフリーの検査が済み、補助金も出る事に決まりまして、お蔭様で良い状態にさせて頂きました。それでも言うから、(笑い)私は、「感謝した方が良いのではないの。」というのです。

 

楳木代表

だから、月次祭に御参拝する事で、そうやって浄化を許される訳なので・・・。それで又、元気に長生き出来るのでね。而も、腎臓が溶けるから足にドゥーっと浮いて来る訳なので、それが固まったままだったら、重篤な病気みたいな感じになってしまうので。

 

受講者(夫人)

本当に右足は、他人の足みたいで、何をするにも手で持ち上げないと、休んでも痛い、座っても痛いという感じでした。

 

楳木代表

本日、拝読をさせて頂いた御教えに、ピッタリ当て嵌まる、皆さん方の報告だったと思います。

 

『最後の審判』の実情

韓国

楳木代表

取り分け、メシヤ様は『最後の審判は医学から審判が始まる。』というふうに、本日の御教えでは御述べ下さっておるので、医学に対する審判、而も46ページにはですね、3行目に

『最後の審判は目捷に迫りつつある』

というふうに、これは昭和27年に書かれたものですので、昭和27年の段階では『目捷に迫りつつある』と。しかし、今は平成28年ですので、『目捷』どころではなく、もう突入している訳です。『最後の審判』の真っ只中に居るというふうに、解釈しておかないといけない。而も、『最後の審判』と言った場合には、医学に関する審判ですので、医学に対してどういうふうに見て行くかという事が、実は、お互いに大事だというふうに、考えておいて頂きたいと思います。

それが一番分り易いのは、今、韓国大騒動です。実は韓国で、朴槿恵大統領に関する疑惑が浮上する時期に、私達は定山渓の伊都能売観音様入仏記念大祭に臨む為に、北海道に行っていたのですけれども、その前日に夕食会をしていたのです。私の隣に菅谷さんが座っていて、電話が鳴り出し、韓国のさんという人からでした。(窓口は鎌倉支部)本年2月から「御神体」を頂きたいという事だったのですけれども、韓国の家事情が、中々御神床を作るという様な形が出来ないので、「家を引っ越して、そして御神体を頂く準備をします。」という事で、10月まで延び延びになってしまっていました。やっと引っ越しする家が見つかり、「神床も作る事が出来るので、御神体を申し込みたい。」とのことで、11月の私の空いている日を「教えて貰いたい。」という事でした。それで直ぐ替わって、「出雲が終って、広島が終ったら帰るので、それから1週間位は対応出来る。」と言ったら、23日に来るという事が決まったのです。それと同時にですね『文明の創造』の韓国語版、訳本が大体出来たので、私に見て貰いたいと・・・。日本語の理解を、どのようにしてハングル文字にするか、という事のやり取りを、「二日間で行ってしまおうと思うので、集中してやろう。」という事で打ち合わせをしたのです。一応『文明の創造』の韓国語版を発刊できる体制が出来ました。後は出版社を決めて、韓国で出版するような事が大体出来上がったので、“相当メシヤ様の御光が韓国に入り始めるな”と思ったら、朴槿恵大統領の問題が浮上してきました。

一番最近のデモでは126万人主催者は集めたと、警察の発表は26万人と、100万人も差があるのかと、韓国の実情は・・・、評論家とかに言わせると、「足して二で割ると韓国の数字になります。」という事で、7、80万人集まった、と。こんないい加減な数字の出し方をする国だな、と、改めて皆さん方も感じられたと思うのですけれども、その中にはセウォル号の犠牲者の遺族も随分参加しておりました。セウォル号の問題については、朴槿恵大統領が7時間も連絡が取れなかったというのは、皆さん方ご承知かと思うのです。産経新聞などは不倫していたから連絡取れなかった、と報じています。不倫なんかしていても、枕元に携帯電話を置いていたら直ぐ取れるのだから、そんな事はない。どうもある手術をしていたというのが実情のようです。麻酔状態で対応が出来なかったのではないか、というのが有力のようです。という事は、国民の中の大勢の方が危ないという時に、薬毒にまみれて、判断が出来なかったという事です。之が『医学に対する最後の審判』の一番恐ろしい事です。あの船がドンドン沈んで行ってですね、皆取り残されて、どうしょうもない時に国の責任者が対応できないという、こんな恐ろしい事は、奥出雲集会所責任者の方がご指摘されたように、御在世中の教会長を始めとして、お話されていた事の一つです。而もですね、親友というような人に、利益供与して何十億というお金をこの様に使ってしまっている。それ程、薬毒にまみれて行くと、判断が狂って行くという事でありますので、韓国の今の実情は、薬毒にまみれた状態が、どの様な問題を起こして行くかというのを、如実に日本人に分からせて貰う出来事だ、というふうに観ておいた方が良いと思いますね。軒並み女優とか男優も、そのようらしいですけれども、使う麻酔薬や消毒薬たる物は、大変な物かと思います。それが、ああいう状態を生み出していくという事を、判っておきたいと思います。

 

『最後の審判』の実情

アメリカ

楳木代表

もう一つ世の中を騒がしているのは、トランプ次期アメリカ大統領の事ですよね。トランプ次期大統領の事について、日本人が一番陥っている所は何かというと、マスコミは政府に対しても、「日本はアメリカの属国家してしまっている。」と、或は「一州に成り下がっている。」というのを、何時も指摘しております。しかし、マスコミが一番そうなっている訳ですね。それは開票が始まったら、実況中継をズーっとしているでしょ。アメリカの大統領の選挙速報を、日本で何故それだけやらないといけないのか、という事くらい分からない位マスコミはですね、そういう事に陥ってしまっている。政治家を追求しつつ、自分達が、先ず陥ってしまっているという事すら気付いてないという事です。そして、而も喋る内容というものは、トランプ氏が大統領になったら日本は大変だ、というような事ばかりですね。先ずアメリカの選挙制度については、全然ですね、批判を加えていないのです。それは、クリントン氏の方が20万票余計に得票しているのに拘らず、トランプ氏が選挙人を多く獲得したので、次期大統領に決まった訳です。これは2000年のゴア対ブッシュの時もそうです。ゴア氏の方が得票数は多かったのだけれども、ブッシュ氏の方が選挙人を多く獲得したので、大統領になった。この時から、私もおかしいというふうに考えていて、アメリカもこういう体制は、考え直さないといけないという事が、その時は一時ワァーと意見が出たのですけれど、未だに続いている。

この大統領の選挙制度は、何時作ったのかというと、200年前・・・。あの選挙制度。何故ああいう選挙制度にしたかというと、文盲率が高かった訳。立候補者から書類が来ても読めない訳、殆んどの人が・・・。だから、その州毎に信頼できる人を決めて、その人に大統領を選んで貰おうという制度が、今の大統領選挙の制度の始まりですので、全く文字が読めない人達が、大勢いた200年前の制度を未だに続けているという事は、世界に向けてアメリカは、文盲率が高いのだ、というふうに、謂わば、言っているようなものです。その事に対しては、日本のマスコミは全然批判を加えて行かない訳。こんなマスコミに今、日本はですね考え方を引っ張られている訳です。この現状に気付かないといけない、という事があるかと思います。だからトランプ氏が次期大統領になったという事は、様々な事をこれから明確にして行かないといけない事が起きて来ますので、日本が自分達で国を守って行く制度を、アメリカをどのように使って、そして中国や、ロシアとか北朝鮮とかとどの様にして相対して行くかという事を、明確にしなければいけない時期を愈々迎えた、というふうに日本人は判断しておかないといけないのです。そういう所を整理して伝える番組というのは、非常に少ない訳なのです。

だから、メシヤ様と御縁を頂いている私達は、『急所を見抜け。』という事を課題として頂いておりますので、そうした所を絶えずテレビや新聞を見ながらですね、明確にしながら周辺の人達に教えて行くような、そういう生活をして行かないといけないのではないかなと思います。そうしなければ、アメリカは今、言わばクリントン氏を支持していた人は、ある程度知的レベルが高い人達だというふうに言っておりました。しかし、敗れたら今度「トランプ大統領を認めない。」と、今凄いデモをやっていますね、若い人達が・・・。而も暴動も起きているし、略奪行為まで起きている。「自分たちのレベルが高い。」と言っておきながら、レベルの低い事をしている。その人達に、「今度の大統領は民主主義によって決まったのではないか、何故それを受け入れないのか。」と言ったら、「こういうふうに反対するのも民主主義だ。」と。その様な出鱈目な事をやるというのが、実は薬毒にまみれているという事です。薬毒にまみれているので、精神状態がおかしい人達が物凄く増えているというふうに見ておかないと、『最後の審判』というのは、一つは医学に対して切り込まれて行くのと同時に、自分達が置かれているのは、「癌」に代表するように肉体的に非常にひどい状態になるのと同時に、精神状態がおかしくなって行く。これが「『最後の審判』の実情」ですので・・・。

 

『最後の審判』の実情

日本

楳木代表

朝から免許証の更新についての話がズーッと出ておりますけれど、本当に高齢者の事故が増えております。ひどい人になると一日何処を走ったか分からなくて、その間分からないでガソリンを入れている訳ですので、頭の中が認知症状態になったりですね、ま、運転とか長年していると認知症でも運転する識別は充分判るらしいのですけれども・・・。しかし、疲れ果てた時に、ああいうブレーキとアクセルを間違えるというような事が起きて、病院でも死亡事故を起こしたり、という様な事が起きているようなので、この認知症が起きる最大の理由はですね「風邪薬」などの飲み過ぎです。何かあったら直ぐ風邪薬を飲んでいる為に、風邪薬のなかには入眠剤と安定剤が入っているものが多いので、我々のこの脊髄の一番上に延髄があってそこに海馬というのがあって、この海馬に薬が入って行くと硬化して委縮して行ってしまうので、その為に日本人に認知症の方が、今急増している最大の理由は、ああいう薬を飲み過ぎている為ですね。而も日本人は、世界の中で数%の人口でしかない訳なのですけれども、世界に存在する「薬」の30%を日本人が使用している訳ですから、日本人が如何に薬の中にダブダブの状態になっているか、という現状が今あるのだということです。

だから、こういう人口の少ない所に行くと未だですね、薬毒が飽和状態になっている人は、見て分かるような人は少ないですけれど、東京の通勤電車の中、突然パタッと倒れる人が今、急増しているそうなのです。だから人口が多ければ多いほど、薬が飽和状態になっている人が増えているという事です。それが電通の新入社員の人が自殺するような形に、上司は部下を追い込んで行く訳です。これは薬毒の為に追い込んでいく。自分がイライラしているから、部下に圧力を掛ける事によって、精神を安定させる訳です。部下の方はやり場がないので、とに角「頑張ってやろう」という事で、栄養剤とか様々な物を飲んで、一生懸命やるのですけれども、パソコンを見過ぎるのとスマホを見過ぎる為に、ブルーライトが入って来て、帰宅してホッとし“寝よう”と思っても、眠れなくなるので睡眠薬を飲まないと眠れない、という事が起きる為に・・・。延髄の後ろに固結が出来る訳です。この固結が出来た時に、そこに死神が取り憑いてくる訳。この死神に一回取り憑かれると、もう自殺しか解決法はない、というふうに思えてくる訳なのです。私も何人か死神の取り憑いたのをとった事があるのですけれども、とり損ねたのもいます。取り憑いたのを知らないで、その人が死んでしまったというのもあるのです。その死に方は、女性が刺身包丁を持って、心臓の所に刃先を入れて、お風呂に溜っているお湯の中に飛び込んで、向こうに包丁の柄を置いて体重を掛けて死ぬのですから・・・。女の人がそんな包丁の使い方とか知る訳がないのだけれども、死神が教えて、「これが一番楽な死に方だ。」という事を教えるから、一人の信者さんは、そういう形で死んでしまいました。これは私が教団護持委員会の取り組みで、一ケ月とか布教所を空けている時に、代理の専従者が留守番をしてくれていたのですけれど、その人が見抜けなかったので・・・。高額な「壺」を買ってしまってですね、家族・親戚が集まって猛口撃をしたので、本人も居た堪れなくなって、「もう死んでお詫びする。」とか、口にしていたらしいのですけれども、どうも様子がおかしいので家族の人がズーッと見張っていたんです。それがチョッとした隙に台所に行って、刺身包丁をスッと抜いて、そのままお風呂に飛び込んで、死んでしまったらしいのですよね。その事を聞いた時に布教所を空けてしまった事について、本当に申し訳なかったなぁ、と思ったのですけれど・・・。霊感商法に引っ掛かってしまったので、仕方がなかった面もあります。それ以外の人は私が居たので、所長室とか和室に閉じ込めてですね、死神がとれるまでは、皆で交代で見張って、絶対其処から出さないようにして、浄霊をし続けて、私が用事のある時は皆に見張って貰って、用事を済ませて、それから又淨霊を・・・。丁度そら豆位の固結があるのですけれども、其処を摘まんでズーッと小さくなるまで浄霊をし続けて、ほぼ無くなると死神がフッと抜けるのです。力が物凄く強いのですけれど、抜けた瞬間にフッとこうなって、普通の人に戻るのです。そういう事を何人も見ているので、やっぱり薬毒にやられてしまうと、本当に悲惨な状態になるなというのを思い出しただけでもですね、何とか薬から遠ざかる様に、皆をして行かないといけないな、と、そういうふうに思うのです。

そんな事を・・・、韓国、アメリカの現状を見て、しっかり私達は意識を持っておかないと、もっともっと酷くなって行く状態が待っていますので、メシヤ様と御縁を頂いた人達の目を覚ましてあげる様に、一層働き掛けをして行って頂きたいと思います。

 

12月に発会する東京の支部

楳木代表

幸い12月にですね、東京に支部が発会する様に決定しました。その責任者は、科学者一家なので科学的に人体を見る事も出来る位の、そういう優秀な人間です。

例えば、今、世の中騒いでいる「ピロリ菌」がありますよね。「ピロリ菌が胃にあったら大変だ。」と、だからそれを除去する事が、胃癌を防ぐ方法だとかいうふうにして、馬鹿な事をズーっと言っている医者やテレビ番組もあるし、広告もあります。しかし、ピロリ菌の役割というのは、科学者から見ると何かというと、胃が疲れて来たりすると胃酸過多になります。胃酸過多になった時に、眠っていたピロリ菌がフゥーッと起き上がって、ピロリ菌はアルカリ性なので中和してくれる。だから胃壁が守られる、胃酸過多から。そうして人体が大分整ってくると胃酸の出がまた調和してくるので、胃の中が胃酸過多にならない為に、ピロリ菌がスーッとまた眠ってくれる。こういう装置が胃の中にはある、という、科学的に見たらそういう事になっている。しかし「癌」になった人を見ると、ピロリ菌が存在している。それは何故かというと「癌」は、一つは酸化している訳なので、それを中和する為にピロリ菌が出て、一生懸命中和している。その中和しているピロリ菌を見て、医者はピロリ菌が原因だというふうな、馬鹿な判断をしているのだ、と。こういう愚かな人間たちの言う事を現代人は聞いている為に、病人が増えているのだ、と。

こういうふうに科学者なりの説明をして、非常に判り易かったので、彼が参加しているこういう勉強会では、科学者の説明が非常に判り易いので、「今回は良かったな。」という「メシヤ講座」もあったのですけれどもね。そういう現状が、今あります。それからテレビの中では今、肺炎予防の物凄いキャンペーンというのを行っていますね。こんな事を平気でテレビで流している、この「愚かさ」というのを、何故日本人は気がつかないかというのを、私と一緒に口角泡を飛ばしながら話してくれるので、東京に良い人が支部の責任者になってくれるなと、いうふうに思います。この人は、東京の療院と徹底的にやり合った末に縁を切った人なのです。そういう事を判断できる人が入ってくれたのは、非常に有難いと思います。

 

自然農法から学ぶ

楳木代表

それから自然農法の話が出ましたけれども、岡山支部で自然農法をやってくれている80歳代の女性信者さんがいらっしゃるのです。近隣の、農薬と化学肥料をやっている農家に交渉して、「稲を根こそぎ一株くれ。」と、「チョッと比べたいから。」という事で岡山支部に届けてくれたので、写真を撮って来たのですよね。だから北海道で今年三回台風が上陸して、トウモロコシとか根こそぎ被害を受けたのですけれども、自然農法の畑だけは根が張っているものですから、水浸しになっても倒れなかったので、自然農法のトウモロコシだけは生き残ったのです。そういう事は以前報告しましたけれども、これを我々の体に当て嵌めて考えたら、何処に出るかという事です。この根の長さ・・・。目が合っちゃったね、今。体の中に当て嵌めると何処に出て来る。

 

受講者

胃ですか。

 

楳木代表

胃より、もうチョッと下「小腸。」

この根の長さというのは、化学肥料というのは栄養剤なので、根を張らなくても栄養を吸収する事が出来る訳。我々の体も、栄養分をそのままの純粋な栄養補助食品とかいうのを食べてしまうと、腸が働かなくて良い訳です。スッと栄養素が入って来るから、小腸で消化をしつつ、その中から栄養素を取り込んでいこうという作業をしなくていいので、小腸は怠慢になって来る訳。小腸が怠慢になって来るから、大腸がおかしくなって、大腸がんが日本人にもの凄く増えている。

それで、テレビのBSとか夜見ていると、大体ダイエットの器具か、栄養補助食品のコマーシャルばっかりの番組が・・・。ズーッと、それ程皆何かが良いというと、それに直ぐ飛びついて、体の中に入れて来るから、我々の小腸の中というのは、サプリメントを飲んでいる人達は、非常におかしくなっているのが現状だと思います。おかしくなると、おかしくなったのを又補う為に、今度薬を入れなければいけないという事の悪循環が今、日本人の場合起きているので、そうした事も、こういう根を見る事によって非常に判り易いと思うのですね。

それから色も見て頂くと違いますね、同じ日に引き抜いたものだけど、自然農法は青々としている。この差がやっぱり、メシヤ様が仰った通りになっている訳ですね。『自然農法は、いつ迄経っても青々としている。』というふうに仰った通りになっていますので、そうした事がこういう物を見て行くと判り易いと思うのです。また、コマーシャルとかを聞いておくと、判り易いのはですね、今、「軟骨には血管がないので中々修復できないので、うちの会社はサプリメントではなく、敢えて特別医薬品として売り出しています。」というコマーシャルがありますね。そうすると「そうなのか・・・。」と思っちゃうのだけれど、実は血管がないからという事が一番大事な訳。血管がないという事は、血液が行かないと再生能力がないという事を彼らは言っている訳。私たちにとって一番大事なのは、血液だという事です。

だから、メシヤ様は『血液を汚さないように』という、教えなのですね。血液を汚さない為には、農産物は、農薬や化学肥料を使用しない物を食べる様に、と。それから現在では、添加物の入らない物を食べる様に、という事です。夕べ泊まった所も、料理は非常に美味しそうな料理が出るけれど、ビールは添加物の入ったものしか置いてない。料理は一生懸命作っているのに、何故こんな添加物だらけのビールを置いているのだ、と。もう「ビールは飲めないから、日本酒を持って来て。」と言ったら、日本酒も全部、醸造アルコールが入っている。「折角、あなた方料理を自慢しているのに、何故酒がこんな出鱈目の物ばかり出すのだ。」と言わないといけない位、料理人も判らなくなって来ているという事です。添加物の恐ろしさです。

 

『夜の時代』の認識を新たにする

楳木代表

そんな事が起きていますので、メシヤ様と御縁を頂いて、これだけ長い間やって来ている人が、やっぱり先陣を切って「血液を綺麗にする生活をして行こう。」という事を、皆に訴えて行かないと・・・。

 

支部長代理

其れしかないですわ。自分が汚さない事で、他に何もない。いくら「浄めます。」と言っても、片一方で言ってみても、ドンドン食うもので汚れとったら、どうしょうもないからね。

 

楳木代表

えぇ、そうですね。医薬品の研究者達たちは、大体「体の構造」は、もうほゞ判っているのです。判っているけれども、現在が経済至上主義で流れているので、この経済至上主義に流されてしまっている為に、そういうコマーシャルを作らざるを得ないという事です。売らないといけないので、こんな説明の仕方をしている。本当は、「血液が大事なので血液を清らかにしてください。」と言えば良いのを、其処が大事だから、食べる物に、こういう物を私達は提供します、という話になって行っているのでね。そういった所に気をつけられるように、そういう話をしてくれれば良いのだけれども、どーも、もう皆やられっぱなしになっています。

取り分け、世界救世(きゅうせい)教になってから世界救世(きゅうせい)教自体が一番やられていますのでね。皆さん方には非常にご苦労をお掛けしました。これからは苦労をしない様に、この御教えに沿った生活をさせて頂ければ良いので・・・。最近中学生とかも家庭で、この本を読んでくれている家庭が増えて来たので、「物凄く判り易い。」と。中学生が、子供たちの方が「判り易い。」というふうに言ってくれているので、非常に力強いなぁというふうに思う訳ですね。

そんな事が世の中を見詰めて行くと起きているので、皆さん方から報告をして頂いたようにですね、『最後の審判』というのは、メシヤ様御在世中は『目捷に迫っていた』けれども、現在はもう突入している、という事なので、我々も何時も選別されているというふうに思っておかないといけないのですね。魂を清らかにするという取り組みをですね、ここ二、三ヶ月の間は、魂というのは主神様の分霊なので、本来『神性の存在』なのだけれど、『夜の時代』に『神性』の周りに曇りがくっ付いた為に薄まってしまっている部分がある。発光体としても曇りの為に光を発せなくなって来ているので、同時にくっ付いている副守護霊の動物霊に操られてしまう事になって行く。動物霊に操られると、自分の言動が絶えず問題を起こして行くという事になってくる訳です。言う事がうまくいかないという事が起きた時には、一旦立ち止まって、“動物霊に支配された言動になっていないか”という事を見詰めて行けばですね、また、言葉の出し方を変える事が出来る。だから問題が発生した時には“自分の本体の『神性』は甦ろうとしているか”或は、“魂は光り輝く方向を向いているか”という事を見詰めて頂いて、“自分についている動物霊を委縮させる事が出来ているか”という事を一回チェックして、その上で言葉を発して行くような形にすると、問題は解決の方向に向かって行くと、或いは人を幸せに導くように変わって行く、人を喜ばせるように変わって行く、人が明るくなるように変わって行くのだ、というふうに見詰めて頂いて、その拠り所を「御神体御奉斎」にして頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。

何かあった時こそ、大御前に行って自分を見詰めて、主神様の分霊としてある自分の魂がどうか、というのをチェックするように心掛けて頂ければ、非常に良い方向に行くのではないかなぁというふうに思います。

 

出雲支部、騒然とした出来事

楳木代表

この夏に私が、世界救世(メシヤ)教復興事業の先頭に立たないといけない、自分に掛っているというのであれば、・・・(足痛の為、椅子で受講している方に)トイレに行きたかったら、トイレに行って下さい。

 

受講者

いや、足がね。足が痛かったのに、今はもう何ともない。

グズグズした痛みだったのに・・・アラッと今気付いて、御浄霊を頂いて、代表先生の御話と、足がもう・・・。(参拝席:驚きの声で、ざわつく)

 

楳木代表

まぁ、良い話ですね。それ、(代表:相好を崩され大変お喜びになる。)

 

受講者

御話の内容は分かりませんけど・・・。(爆笑)

 

楳木代表

メシヤ様の話をしたり、メシヤ様の御教えを話すと、光が満ち溢れるというのを見える人がいるのですよね。この蛍光灯まで明るくなるというのです。御教えの話をすると。その中で御光を頂いて、・・・・。

 

受講者

最初の時に、座った途端にグズグズしていて、アラ困ったなぁと思っていたら、御参拝させて頂いておる内に、段々痛みが消えちゃったんです。今は、別に何ともないような感じです。御話の内容は判りませんけど・・・。(爆笑)

 

楳木代表

先ず、その事に感謝を申し上げて、えぇ。

 

受講者

そう思わせて頂いて、感謝申し上げております。有難うございます。

 

記念大祭に於ける「代表挨拶」要旨

楳木代表

先ほど、札幌の定山渓の話をしましたけども、其処でお話しした内容の中には、“私がどうしても担うのであれば、メシヤ様と同じ光の玉を私の体の中にも入れてくれるか”と想いを神様に持った時に、『今入れてやろうと思っても、入れられないのだ。』という話を夏にしましたよね。それ程今、光の玉は大きく成って、地球の大きさ位に成っているのだ、と。それは本当かどうかというのを調べる為に、御教えをズーッと調べて行ったらですね。昭和28年の9月23日の御講話の中に、『私の中の光の玉は、どんどん大きく成っているのだ。』と。その時点では、『「日光殿」位の大きさに成っている。之がやがて、世界大に拡がって行くのだ。』というふうな話をされているので、“あの時に知らされた事は、真にその事だな”というふうに、今回しみじみと判らせて頂いたので、それで札幌で、その事を話しました。定山渓での「伊都能売観音様入仏記念大祭」の私の挨拶は、メシヤ教のホームページに掲載しておりますので、確認しておいて下さい。

井上茂登吉先生宅の御神事と、その後の「日光殿」でメシヤ様がお話しされたこの内容は、現在の今の私達の御神業に対する「示唆」であるというふうに受け止めて頂いて、より一層『力』としながら進んで頂ければ、大変有り難いと思います。

 

神界からの願い

「メシヤ様御降臨祭」

楳木代表

そして、神界から今、強く願われているのは、12月23日の「メシヤ様御降臨祭」には、『力』を頂きに来てもらいたい、と。そして箱根まで来れない人は、こういう支部でお参りをして『力』を頂いて貰いたい、という・・・。之が神界の切なる願いとしては、あるようです。そうしないと御神業を、より一層進める事が出来ないので・・・。

然し乍ら『力』を頂きに来てくれと神様から言われた場合、我々一人ひとりからすると、何処に『力』を頂くかというのを、明確にしておかないと。只、「力を下さい。」と言っても、神様側からすれば、『力はやっているよ。』と。然し、『お前は何処に頂きたいのだ。』という事が問われる事であろうかと思いますので、自分自身の今年1年を振り返りながら、“自分には足りない事はこういう事なので、こういう事をより一層自分に身に付けて行こう”とか、或は、“こういう問題が今あるので、この問題を解決して行こう”とかいうような、そうした所を明確にして、「これをさせて頂きたいので『力』を頂きたい。」という様な祈りを明確にしていただきたいと思います。来月の月次祭の時に、また、岡山の支部長が来てくれますので、支部長と一緒に皆さん方の心の中が明確になるような、そういう月次祭にして頂ければ有難いと思います。祈願書を今年は「作ってくれ。」とは言いませんので、心の中ですから、心の中で自分はこういう点に力を神様から頂きたい、という所を明確にして頂ければ有難いと思います。

 

「節分祭」

楳木代表

今年もメシヤ講座の中で学んで来たように、やはり三千年前に当時の伊都能売神皇様の皇位を奪って、そして『夜の時代』にしてしまった。その素盞嗚尊を我々は、日本に受け入れた側になりますので、人間としては、それを受け入れたという事は、『夜の時代』を形成して行った。そういう罪穢れがあるので、その事をやはり2月3日には、主神様にお詫びして頂きたいという事ですので、これも大分へ来れる方は来て頂いて、来れない方は支部で「節分祭」というのを、意義に基づいて、執り行って頂きたいと思います。そして人類が『夜の時代』を作ってしまったという事を、充分お詫び申し上げると、2月4日から神様の振るわれる威力が更に増してきますので、その増してきた神威というものを自分のものに頂いて、御神業を更に進めて行って頂きたい。という事が二つ目です。

 

結集して「うねり」を起こす

楳木代表

三つめが、来年の3月3日はメシヤ様の御神格を認識した人たちが、とに角大勢結集して貰いたい、と。世界救世(メシヤ)教を復興して行くという、「うねり」を箱根で起こしてもらいたいという事ですので、大勢集まって頂ければ有難いと思います。

 

「本祝典」に向かう取り組みを

楳木代表

そういう事を願いとして、3月3日からまた一年間ズーッと取り組んで、平成30年の3月3日に「メシヤ降誕本祝典」の、本当の「本祝典」を執り行わせて頂きます。それは昭和30年3月3日に執り行われようとされたけれども、御昇天になって執り行われなかったので、30年3月3日というのは、再来年の平成30年3月3日ですので、その時に執り行って貰いたい、と。しかし「生前退位」の話が今、法整備とかする中で、平成30年が存在するかどうかという事も課題の一つではあります。私達の想念が確立すれば、平成30年3月3日は存在すると思うので、それに向かってズーッと高まって行って貰いたいという、切なる願いが今、神界から届いております。

 

「生前退位」認識を深める。

楳木代表

生前退位の事について、ご理解して置いて頂きたい事は、天皇陛下の本来の役職というのを聞いた事があるかと思うのですけれど、本来は「祭祀王」なのです。全国にある神官のトップにあられるのが天皇陛下なのですね。天皇陛下の本来のお仕事というのは賢所で、毎日「御祈願」をするという事が、天皇陛下のお仕事なのだけれども、外交とか世界の要人が来て、お会いするとかいうような、そんな行事が物凄くある為に、賢所で「御祈願」する時間を裂かれている訳です。今回「生前退位」の真の願いは、その御祈願を充実するというのが真の願いだという所をお互いに判っておきたいと思います。今その代理で、皇太子ご夫妻がズーッと積み重ねて下さっておりますので、浄化が始まっている訳ですね。更に、理想世界を造る為には、浄化が不可欠ですので・・・。しかし、本当は、天皇陛下が執り行う事が本来な訳なので、皇太子は、後ろに垂れ下がった烏帽子しか被る事が出来ませんし、どんな大きな神社でも、烏帽子は後ろに垂れております。天皇陛下御一方だけ、烏帽子が真っ直ぐな、それは天皇陛下しか被る事が出来ない。

そういう御存在が天皇陛下ですので、その天皇陛下が世界の平和と人類の繁栄というのを日々お祈りしつつ、その中心に日本人がきちんと成る様に、そういう事を日々御祈願して頂くという事が、本来の御役職な訳ですので、それが出来る様な体制を、この機会に作らせて頂きたいと思います。

 

聖業活動に働きかけを

楳木代表

今、日本に大浄化が起き始めているのですけれど、これが世界に移った時に、この浄化を乗り越える事が出来るためには、日本人が一人でも多く居ないと世界は救いづらい事になるそうなのです。それは何故か。日本人は、阿吽の呼吸というのがありますけれど、西洋の人達に阿吽の呼吸というのはないので、(司会の方に)“あれ頼むね”とか言うと、「はい」と、返事が出る訳ですが、大体言わんとする事が判るので、「はい」という返事が来るけれど、アメリカ人に“あれ頼むね”と言ったら、ポケーっとしていますよ。「何だ、その言い方はなんだ。」というふうに、返事が返って来るから「“あれ”というのは、こういう事だ。」と。「それは判ったが、何時までなのだ。」「何年何月まで。」「どの様にするのだ。」やり方まで細かく言わない事には、それが実行できない。そういう人達と日本人の差というのは、物凄い事を進める時には差がありますので、阿吽の呼吸の判る、そういう日本人が一人でも残って置かないと、世界を救済するという事は難しい面があるので、どうか周辺の人達にですね、『最後の審判』の実相というのを説明しながら、一人でもメシヤ様と繋がった方に、メシヤ様が本来進められようとしている御神業とは何か、というのを、どうか訴えて頂きたいと思います。そして、「共々に御神業を担わして頂きましょう。」というふうにですね、働きかけて頂きたいと思います。そういう事をお願いをさせて頂いて、メシヤ講座を終らせて頂きたいと思います。

 

受講者一同

ありがとうございました。

 

【『地上天国』第三十三号 昭和27年2月25日発行 巻頭言より(抜粋)】

「又、メシヤ様には、此節分を転機として彌よ厳かに、神も仏も人も、そしてその文化も、現実に審判される時となれるを示され、汚穢の清算に堪え得ぬ事なきよう信仰に徹し、聖業活動に挫折する事なきよう警告せられ、その為特に今後来拝者のすべてに尊き御淨霊賜う事を御発表になり、一同大慈悲の思召に胸せまり、最後の世にも必ず救い与えん神約を給わった如き無量の幸福感に驚喜した。」

 

<来月の御教え>

『「人間と病気」 文明の創造』(昭和二十七年)

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』47ページに記載されています。

「『人間と病気』文明の創造」は平成28年12月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.189 出雲支部 2016(平成28)年11月18日]