<今月の学び>
「『本教の誕生』世界救世(メシヤ)教早わかり」(昭和二十五年十一月二十日)
本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』19ページに記載されています。
【メシヤ講座 出雲支部】
楳木代表
今月から、こうして長い御論文もございますけれども、しっかり拝読をしながら進めさせて頂きたいと思います。
それでは先月お願い致しました様に、支部長代理の方から今日の御論文で覚った所を、皆さんにご披露申し上げて、それからスタートしたいと思います。
メシヤ様の御心が伝えられる支部に
支部長代理
毎日『世界メシヤ教教義』を拝読させて頂いておりますとね、その事が色んな事に合わさって微に入り細に説明されている、というふうに受け止めております。昔は宗教で一切を図ったものだけれども、宗教では実利が中々掴めないと、それよりも物が目に見えて掴んだ方が早いという主義が段々こういうふうになって来た。私らがこうして、この論文でも分かりますとおり『混沌として帰趨を知らず』という、そういう時代に入っております。この出雲支部もこうして使命があって、頂けているのではないかな、というふうに思っております。
だから、まぁ、今日もこうして、新しい方がお二人、御案内されていらっしゃった。これらを考えてもですね、神様の仕組みである、と。そして、この出雲支部という小さな支部だけれども、この拠点が無くなる事は、メシヤ様の御教えを広げる拠点が無くなるという事であって、私達は常に想念的に役に立つ支部に、メシヤ様の御心が伝えられる支部に、成って行かなければいけないのではないか・・・というふうに覚らせて頂いた所です。
楳木代表
はい、有難うございました。奥出雲の方はどうでしょうか。
医者から「20代までの命です。」と言われた私
奥出雲集会所責任者
御論文を拝読して覚った事という事ではないですけど、私の想いは、こうして皆様の前でお話しする事が苦手なのですが、私の最初からの想いと言うか、信念は終わりの方に記されています『先ず個人の向上であり、天国人たる資格を得る事である。』
一人一人が人間らしい人間に如何にして向上するか、と・・・。これが信仰の要と昔から思っていますが、中々到達出来ませんけども、まあ今の○○家の状態は、人様から見られても指を指される事はないと思っていますが、信仰に入った当時は世間の人は勿論、親戚や知人に色々言われ、馬鹿だの、気が狂ったか、と。そして、私自身「20代までの命です。」と、医者から言われた事が、自然農法をさせて頂き、こうして命を頂いて、現在があるのですが、ある信者さんが言われたのが、「○○さん、今迄貴方は本当に良く頑張って来られた。今、貴方が恵まれているのは、その御褒美だと思う。」と、言ってくれましたので、私も本当に有り難い事だと思っています。
このまま有り難いだけでは大変な事になりますので、これから先どうするか。今、私がしている事は家に来た人に、機会があればJA職員であろうが、誰だろうが、相手が解っても解らなくても、「私が今あるのは御教えを実行させて頂いて今がある。」といったような事を話しています。今、私に出来る事はこれ位の事しか出来ませんが、これからもそうした事を人様に伝えて行きたいと思っています。
楳木代表
はい、有難うございます。支部長代理と集会所責任者に、今、報告して頂きました。奥様方は良いですか。
受講者(集会所責任者夫人)
私は、主人が今迄の事を思うと、元気になっておりますので、それが本当に嬉しいです。
楳木代表
はい、有難うございました。今、メシヤ教のホームページをズーッと作り替えて、もうチョッとリニューアルするのに時間が掛かるのですけれど、ホームページの中ではですね、メシヤ教の本部の方のホームページでも、メシヤ講座を順番に今載せる様にしております。それから各支部の中でホームページを開設してくれて、出雲もそうですけれども、そのホームページもUPしながら二重に発信することになりました。
本部のホームページを読んで頂くと・・・、私がメシヤ講座を順番に執り行った岡山、大阪、三重それから鎌倉、浜松、出雲と。今月からは本部でもUPするようにしましたので、それを順番に見て頂くと夫々の支部の責任者の方とか、出張所や集会所の責任者の方々が「今月、私はこういう学びをしました。」という事を言って頂いて、私が話をしていますので、その経過がよく分かると思います。それから私自身も皆様方の報告を頂いたり、色々考えたりしている中で覚った事を、順次支部で話しておりますので、“代表は岡山ではこのことは未だ覚ってなかったなぁ”と。“しかし、出雲まで来たら随分覚った事があるな”というのが、比較すると判ると思います。
積極的な「覚り」を
楳木代表
それが先月、出雲支部で初めてお話した「素盞嗚尊が御頸珠を奪ったのだけれども、御頸珠を奪った瞬間にミクラタナの神様が主神様の元に御帰りになられた。」という事を、私はこの御神前でお祈りしていて覚った事ですので、初めて出雲支部で先月発表したという事なのです。ですから他の支部では、未だその話はしてなかったのです。だから皆、出雲支部のホームページをコピーして、それで他の支部は勉強したという・・・そういうふうになりますので、順次覚りを開いて行く・・・。今月ですね、信者さんの中から「さとりについて、色々考えました。」という事で、メシヤ様の御教えに基づいて説明するのは、「忄(りっしんべん)」に吾という「悟(さとり)」とですね、それから自覚する「覚(さとり)」、この違いについて、御教えの中では、「悟(さとり)」これは消極的なさとりだ、と。しかし、自覚の「覚(さとり)」というのは積極的なさとりなのだ、ということを引用してくれました。言わば仏教的に「諸行無常」だとか、「諦めが肝心」とかという消極的な「さとり」を、「悟」というのだ、というふうに、メシヤ様が御説明しております。
今、私達が目指している所は、言わば自覚の方の覚りですので、これをさとりというと非常に難しく聞こえるかも知れませんけれども、「自覚しました」という様な言い方で良いと思います。「私は今の時代に於いて、こういう事を自覚しました。」という感じで、「覚り」というものを開いて行って頂ければ、非常にスムーズに進んで行くのではないかと思います。
再度、「ミクラタナの神様」
楳木代表
出雲支部の先月お話をしたのは、御頸珠と「ミクラタナの神様」の関係をここで覚りましたので、再度、メシヤ様の腹中に「ミクラタナの神様」が御宿りに成って、初めてメシヤ様(救世主)という御神格に御出世遊ばされたという事を、この出雲の地で私が再確認をしましたので、この事をそれ以後のメシヤ講座では、皆さんにお伝えした訳です。その様に私が覚った内容も、動きながら覚って行きますので、その覚りの経過等は、ホームページを見て頂ければ大体分かって頂けるのではないかと思います。
救世主(メシヤ)の大任とは一体どういう事なのか
楳木代表
出雲支部の後ですね、本部で今月の「一日祭」をさせて頂いた時には、どういう事を感じたかというと、先ほど支部長代理が世界救世(メシヤ)教教義の具体的な内容を、微に入り細に入りここに書いて下さっているというふうに説明して頂きましたけれども、先ほど祭典の中で拝読をして頂いた『世界救世教(メシヤ)教義』というのを考えた時にですね、私がこの世界救世(メシヤ)教教義を暗記したのが中学生の時だったのですけれども、その時に『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。』とあります、『吾等は信ずるのである』と自覚する人達が、その当時の世界救世(きゅうせい)教の信者さんだろうと思って、まぁ、布教所に何時も二、三百人月次祭の時に来ますので、皆にチョッと聞いて“ねぇおばちゃん、そういう事を信じて信仰しているんですか?”って、聞いたら皆キョトンとしている訳ですね。“えっそれ何の事”とかいうから、「世界救世教(きゅうせい)教義(当時は世界救世(きゅうせい)教教義と言っていましたので。)に、この様に冒頭書いているでしょ、だからそれを信じて信仰をやっているのかなぁと思って聞いたんです。」と言ったら、「そういう事考えた事ないねぇ」とか言うので、何方に聞いても『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。』という信者さんは、殆んどいませんでした。
この様な信仰をやっていたら世界救世(きゅうせい)教はもう駄目になってしまうのではないか、というのが、その時猛烈に不安になったので、それでは自分が学校に行っている内容は何かというと『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を。』を学術的な裏付け作業を先ずして行かなければ、信者さん方にこの世界救世教教義の冒頭を、「信じている。」というふうに胸を張って頂ける人は出て来ないのではないかな、という事から、懸命に学び始めたという経過があります。
その為に宇宙はどうやって出来たか、太陽系はどうやって出来たか、地球はどうやって出来たか、その地球の中にどうして生命が宿ったか、という事をズーッと研究しなければ、御経綸の真の意味というのは判らないという所から始めた訳です。そして、今年の地上天国祭からですね、今御垂示を頂いている「ミクラタナの神様」から絶えず投げかけられているのは、後半部分の『今や、世界の情勢は混沌として帰趨を知らず、此時に際し、主神は吾等の岡田茂吉教祖に救世主(メシヤ)の大任を下し給い、人類救済の聖業を達成せしめ給うを信ずると共に、』この信ずる所が、まさにですね、主神様が岡田茂吉教祖に救世主(メシヤ)の大任を下し給いというのは、一体どういう事かを考えると、救世主(メシヤ)の大任といった時には、メシヤ様の腹中の光の玉に、昭和25年6月15日に「ミクラタナの神様」が御宿りになった瞬間に、救世主(メシヤ)の大任が下された訳ですので、それがメシヤ様という御存在が判らずにですね、いくら信仰していても『真の力』を頂けないという事を、これから更に皆様方にお伝えしていかないといけない時期だという事を強く感じました。
そうしなければ、先ほど奥出雲集会所責任者が最後に纏めて頂いたですね、29ページの3行目からもう一回見て頂きたいのですけれども『何よりも一度本教の信者となるや、何人と雖も一宗の教祖位の救いの力を現わし得る事である。一信者にして奇蹟を現わすなどは、日常茶飯事といってもいゝ、』これは浄霊を初めて手にした時、皆さん感じた事だと思います。その浄霊の奇蹟が余りにも強い為に、この次の後半部分が疎かになってしまった訳ですね。
『実に素晴しい現当利益である。そうして本教の教えによれば人生の妙諦を会得し、真理に目覚め、日常生活は改善され、心中明朗となり、確固たる信念の下、未来に渉って迄も透見されるので、真の安心立命を得るのである。』
こういう信者さんが、世界救世(きゅうせい)教の中にどれだけいらっしゃるかという事が、こう見て行くとチョッと寒い気がしますよね。(笑)チョッと振り返って見て下さい。
支部長代理
(障子を)閉めましょうか?(爆笑)
楳木代表
もう扇風機を止めてくれってやつですね。
人生の妙諦を会得した人が、世界救世(きゅうせい)教の信者さんの中にどれだけいらっしゃいますか?
支部長代理
お寒い事ですか・・・。
楳木代表
えぇ、お寒い事です。真理に目覚めている人が、どれだけいらっしゃるか。それから日常生活は改善されているか、心中明朗となっているか、確固たる信念の下、未来に渉って迄も透見されるので、真の安心立命の生活をされている人が・・・。
まぁ、今日は、奥出雲集会所責任者がその境地に立たれているという事を披歴されましたけども、そういう所へ中々進んでない方がいらっしゃるので、ですから、その事を何とか信仰される方々が実現して行けるように、私も布教師時代は懸命に勉強しながらですね、お世話に取り組ませて頂きました。今やはり、新しい方々が随分来て頂けているので、信仰というものについてはですね、大きく勘違いしている方が非常にいらっしゃる訳ですね。例えば・・・。
「御祈願」の在り方
楳木代表
今月はですね、大阪の○○さんという方のご主人が、今、タイ王国で仕事をしておりますけども、タイで脳内出血を起こしてしまいました。医学的には手術が出来ない場所(詳細割愛)で、而も統計でみると、ここで出血した場合50%は死んでしまう、50%は生き返っても植物人間になって生還する人はゼロということでした。直ぐタイへ飛んで行ったのですけども、支部と色々浄霊の場所とかを打ち合わせし乍ら、そして、その経過を、逐次メールでタイから送って来たのです。その時にですね、本部で私が、どういう御祈願をするかという事であります。「御守護頂きますように」という御祈願は、私はしないのです。それは何故かというと、○○さんというのは○○Aの中で、相当急所の勉強とかもしてきた人で、その中でなおかつ華道教室のお世話をやりつつ、皆の世話をした結果○○Aのやり方がおかしいので、メシヤ教に移って来た人なのです。そのため基礎的な学びは殆んど出来ています。そして今、メシヤ教で物の考え方を勉強して来たので、メシヤ様にお願いする事は、この「○○さんに力を与えて下さい。」という事だけな訳です。
後は、本人が精一杯向こうで浄霊をして、医者と掛け合いをしながら、出来るだけ薬を使わないよう、それから最も大事なのは「冷やさないで欲しい」という事を、医者と折衝して行かないといけないので、その事が分かっている人間が『力』を頂いて行けば、言葉の通じない国で、タイ人の医者と折衝しないといけないのです。『力』を頂いて、「冷やさないでくれ」「薬を入れないでくれ」そして、「私は信仰をやっているので祈らせて欲しい」と、これを交渉して行く。その力さえ頂ければ、乗り越えて行ける訳ですね。
それからもう一つは、頭に溜った血液をどうやって外に出して行くかという事になって来ると、これはですね静脈が血液を吸い込んで、そして腎臓でろ過して、もう一度良い血液は吸収するのと、悪い部分は外へ排泄するという事をやるので、一番大事なのは静脈が活性化して行かないといけないので、お腹の両側にですね、大動脈と大静脈が走っておりますので、ここを徹底的に経20センチ浄霊することが大切です。それから患部を浄霊するというのが、「脳内出血」の浄霊の仕方ですので、それをしっかりして行くと静脈がしっかり働いて行けば、出血した血液を全部吸い込んでくれるので、外へ出す事が出来る訳です。その事がしっかり出来るように、「一層浄霊の力を授けて貰いたい」という事をお祈りしました。
お蔭様で、浄霊をしていたら・・・、呼吸が出来なくなったので一旦咽喉に穴をあけて人工蘇生器を暫く使いましたけれども、それも外す事が出来て、そして自力呼吸が出来て、「意識が絶対戻らない」と言われていたのに、意識も戻るようになったので非常に良かったなぁと思います。この時に、例えば世界救世(きゅうせい)教時代は、「御祈願」はどういう御祈願を皆にお願いしていたかというと「御守護を頂きますように」というふうに、先ずそういう、お祈りになってしまう訳です。
メシヤ様から頂く『力』とは
楳木代表
それから、その他、今はですね支部の責任者を中心に、物凄く地上天国祭以後、浄化を頂いております。私も浄化を頂いておりますけども、支部長代理も先月は、かなり痛い浄化を頂いております。この浄化を頂くとですね、御守護願いをする、その御守護願いの仕方がやはり世界救世(きゅうせい)教の場合はですね、整理しないまま、皆にやって貰っているので、例えば学校に行かなくなった子供の事で悩んでいる人とかが御守護頂きたい為に、その子供が「学校に行きますように」という様な祈りをしてしまう訳ですね。そういう祈りをしてもですね、神様の方は、神様の事情と人間の考え方というのは全く違う場合があるので、要はその願いを持った人がですね、どうしても越えなければいけない・・・まぁ私と色々相談すると心に「あぁこうしなければいけないな」という課題が心の中に出来るのですけども、実際その問題の中に入って行くと、やっぱり問題に流されてしまいます。それから親子の情で、色々はっきり言わんといかん事も言えずにですね、流されてしまう事が多くある訳です。この時に神様が下さる『力』とは一体何かというと、自分がやらなければいけないと思った事が大体明確に見えた時に、それをズーッとやり続けるという事は相手が居るので、非常に大きな壁が立ちはだかる訳ですね。どうしても出来ないように・・・その時に神様が『力』を下さる訳です。メシヤ様から頂くものは『力』なのです。
壁が高ければ高いほどそれを乗り越えるという事は、非常に精神的にも肉体的にも、非常に苦しい事があるので、その時に『正しい願いは必ず叶えて下さる。』というふうに、メシヤ様は仰って下さっているので、この壁を乗り越える事が正しい事であれば、必ずメシヤ様は『力』を下さると思って、それに立ち向かって行くというのが、実は我々の信仰姿勢な訳です。しかし、世界救世(きゅうせい)教の過去の信仰は、問題がうまく解決するようにという祈りしかしない。「本人がどういう事を整理して、決意して、それをやって行こうとする時に『力』を下さるのが正しい神様の『力』のくださり方なのだ」という事すら判らない、専従者ばかりになってしまっている為に、人の世話が出来なくなって来ている一番大きな原因が、其処にある訳ですね。
夫々の役割を自覚する
楳木代表
ですから本日拝読をさせて頂いた時にはですね、この『人生の妙諦を会得した』という事になると、親子関係とか、人生の妙諦ですから、親戚関係とか親子、それから孫、そんな関係が全て会得した状態に信仰者としては成って行かないといけないので、そういう世話をするのが、実は世界救世(きゅうせい)教側の、専従者の役割だという事です。献金を集めるのが専従者の役割ではない訳です。それは結果のことなのです。或は、活動を進める事が専従者の役割ではない訳です。人生の妙諦を会得する為に、お手伝いをするのが専従者の役割だという事ですね。それから真理に目覚めてない方々には、真理に目覚めさせるという事が大事な訳ですね。それから日常生活は改善されてない方は、改善して行かないといけない。
御教えに基づいたお世話を!
楳木代表
昨日は、愛媛の方で鳥の焼肉屋を始めるという人がいたので(中略)安全な食材を仕入れる様に努力して、安全な食材が手に入るまでは、鋭意努力中ですという「張り紙」を必ず貼って、皆が食べている物に対しては、安全度が何処までかというのを示しながら、仕事をやるようにというふうに言って、而も店に「大黒様」を祀るように・・・もう「大黒様」を祀ったら、大黒様が働いて、中々いま盛況らしいのですね。ですから『真理に目覚め、日常生活は改善され』という時には、そういう所までですね、商売をやる人には商売のやり方についてまでも、専従者は御教えに基づいて話をして行かないと行けない。
全部出来る人と出来ない人があるので、出来な場合は出来ない事情を皆に説明して行くという、そういう事でないと次の『心中明朗となり』という事には成らない訳なのです。それを御教えは知っているけれども、日常生活とずれているという所から『心中は明朗』に成らないまま、話が進んで行く、という事になる為に『真の安心立命を得る』事が出来ない状態なのです。
皆『安心立命の生活』が出来る様にお世話するのが、実は教団側の取り組みだという事を、此処で是非理解しておいて頂きたいと思います。
メシヤ様の信者さんが身に付ける事
楳木代表
そして、『何よりも本教信者は時の経るに従い、人相がよくなる事である。というのは浄血者となる以上、健康は増進し、前途の不安は消え、品性も向上するので、世間の信用は高まり、人々から敬愛されるという有徳者となるからである。』こういう所に、メシヤ様の信者さんは行かんといけない訳ですね。
支部長代理
私は、県本部に居る間に信者さんのご参拝を見ていましたら、確かに信仰を続けていらっしゃる方の顔は、全然変わって来ますな。だから、浄霊を頂いている人の顔と浄霊頂いてない顔といいますかね、それから信仰を本当にやっているのか、格好つけてやっているのかというのとでは、全然動作とかね、微笑みの・・・この程度が全然違いますね。顔色が良くなってきますわね。そういう事は常に感じながら、信者さんの顔をいつも見ていた訳ですね。
楳木代表
成程。だから、この浄血者というのが一番大事なので、血液が浄まっているという事ですね。だから、『霊主体従の法則』によって血液が浄まるのは、要するに心掛けによって、霊の世界から血液が浄まって行く方法です。次に、『霊体一致の法則』で血液が浄まって行く為には、先ほどの話で酒を吟味しながら、酒を飲むなという事は、メシヤ様は仰っていないので、変な酒を飲むので血が汚れて来るので、さっきの様に添加物の入ったビール類を飲まない、と。日本酒も醸造アルコールが入った物は飲まない。ワインもですね、酸化防止剤が入っているワインを飲まない。そういう事をまず心掛けて行けば、次に原料が自然栽培であるということを目指していき、酒飲みでも血を汚さない生活は出来る訳ですね。
それから日頃食べる物の中に、今ほど添加物が入っている物はない訳ですので、この添加物の入ってない物を心掛けて食して行かない事にはですね、浄血者には成れません。そうした細々した事を生活の中でですね・・・。この前、○○Aの人が来て、笑い話をしていたので・・・「食育の勉強会」をするという事で、皆で話し合いをして、昼を過ぎたので「コンビニ」に行って弁当を買ってきました。(会場爆笑)この笑い話には、本当にね「食育の勉強会」をするのに、家から「おにぎり」位持って来たらどうだと思うのだけれど、まぁ忙しいので、コンビニから買ってきました、と・・・。コンビニで買ってくると、少なくとも容器に消毒をしていきますので、メシヤ様は、『薬毒の中で消毒薬が一番良くない。』という事なので、それを口から入れているという事です。御教えの実践者とは、ほど遠い生活をしながら「食育」を教えているのだから、ここにも出ております悪い「食育」を教えられそうで、チョッと恐ろしい現実ではあります。まぁそれに専従者も、同じその弁当を食べているというのですから、甚だ背筋が凍る思いがする所でありますね。
支部長代理
それはね、自然農法産物は売れなかったです。今は、どうか知れませんよ。兎に角野菜等萎れて「タダになるから持って行って良いよ。」というと、みんな集まって来て貰って帰るけども・・・採れたての産物を、買って帰ろうかという様な状態ではなかったという事だけは、言えますね。
楳木代表
そうすると、中々浄血者は生まれてこないという事になりますね。
支部長代理
家(支部)では、そういう事は極力気を付けておりますけども、魚は地の物とか、旬の物がある時とか、野菜は無農薬の物を使わせて頂いておりますけども、今の調味料については、吟味しながら、これは添加物とか気を付け乍ら、今日までやっておりますけどもね。
楳木代表
だからメシヤ様が大事な事は、やはり心掛ける事が大事だと、今の世の中“難しい”と言って、難しいという言葉で全然努力しない人が多いので、やはり日々心掛けて行く事が大事だと、仰ってますので・・・。
『御開示』
楳木代表
それで「地上天国祭」以降ですね、『今迄はメシヤ教、ここ迄来るのに苦労したけれど、これからは非常に楽に行くようになる。』というふうに言われたので、どうやって楽に行くようになるのだろうか、御神業が・・・と、思って私も疑問に思っておりました。今月から、急展開しておりましてですね・・・、
支部長代理
感じます。
楳木代表
え、感じますか!
支部長代理
あぁ霊界が変わったなぁという、そういう感じがします。
楳木代表
この前、三重支部でですね・・・。(ここでは、代表が御神業進展に伴う御講話をされました。発表には時期もあり、非公開とし、後略とさせて頂きます。)
皆さん方にお伝えしたい事!
楳木代表
最後になりましたけども、○○○光教団の方々はお聞きしている内容ですけれども、メシヤ様が最後に井上茂登吉先生のお宅で御神事を執り行った内容をお聞きしていると思います。本部でやると邪魔が入るので、取り分け二代様とか役員たちの邪魔が入って御神業が進められないので、井上茂登吉先生のお宅を借りて、そして『神事』を行って、この神事の型は伊弉諾、伊弉冉尊様にかかわる御神事で、この御神事を執り行ったお蔭で人類が救われる事になった、と。いうふうに御述べになられました。その中味は殆んど公開されてなかったのですが、今回「ミクラタナの神様」からですね、『メシヤ様と、それから井上茂登吉先生夫婦と長谷川ナミさんの、この皆で御神事を行った事によって、将来の御神体が現界に出る事、その御神事を行ったのだ。』と、そういう事を今回教えて貰いました。
それで、何故、世界が救われるかというと、この『御神体が出る事によって、世界救世(メシヤ)教復興事業が進んで、世界救世(メシヤ)教が復興さえすれば人類が救われるのだ。』ということです。世界救世(メシヤ)教を、今は消しようにも消せませんけども、世界救世(きゅうせい)教になった段階で、世界救世(メシヤ)教を消した訳ですので、一旦そういう人類が救われない方向にドンドン持って行ったのだけれども、この『御神体が出る事によって世界救世(メシヤ)教が復興出来るので、復興さえすれば世界が救われて、それでその事を、間を全部端折ってメシヤ様が『人類が救われる事になった。』というふうに述べたのだ、と。そういう事を今回教えて頂きましたので、之は皆さん方にお伝えしたいと思います。
私から今回ですね、お伝えしたい事、確認したい事は以上であります。
受講者一同
ありがとうございました。
<来月の御教え>
「『悪と守護霊』文明の創造」(昭和二十七年)
本文は『天国の福音書続篇(一)主神様とメシヤ様』30ページに記載されています。
「『悪と守護霊』文明の創造」は平成28年9月に拝読し学び合う御論文です。
[メシヤ講座no.186 出雲支部 2016(平成28)年8月27日]