メシヤ講座no.185岡山(平成28年7月)

<今月の学び>

「はしがき」

本文は『天国の福音書続篇(一)神観 主神様とメシヤ様』1ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

「はしがき」を読んで

楳木代表

今月は、本当は18ページのですね、『世界救世(メシヤ)教 教義』までが拝読範囲になっているのですが、祭典の中で『世界救世(メシヤ)教 教義』は拝読をさせていただきましたのでここまでとします。来月からは19ページの『「本教の誕生」世界救世(メシヤ)教 早わかり』から1項目ずつ勉強させていただきます。拝読をしつつ、支部長と出張所長にそれぞれ覚ったことを報告していただいて、そして皆さんにですね、さらに皆さん方の心に湧き立つものを喚起できるようにですね、そういう勉強会を来月からさせていただきたいと思います。

今月はですね、皆さん方にも色々とご心配をお掛けしています・・・神界からのですね、御垂示を受けたために、私が非常に浄化をしつつ「地上天国祭」を迎えさせていただいたので、その経緯をよく説明させていただいて、共々に御神業を進める上でのですね、認識を共有させていただきたいために、今から少し私の話を聞いていただきたいというふうに思います。

 

メシヤ様からの最初のお声掛け

楳木代表

まずですね、今まで私は・・・、京都にありました世界救世教の「救世専門学院」という所に入学するところから、世界救世教の専従者の道を歩み始めました。で、専従者の道を歩み始めたと同時にですね、さらなる浄化等を重ねながら御神業を進めさせていただいたわけですけれども・・・昭和48年頃のことを憶えてる方がいらっしゃるかどうかなのですが・・・「救世専門学院」というところはですね、主として大阪大学と京都大学の教授陣が陣容を固めてですね、一教科120分の講義を朝から晩まで徹底的にしてくれて、所謂学術的な基礎を勉強することができました。

しかし、その内容というのはですね、学術的な内容だったので、メシヤ様の御教えに照らして考えると“これは何でこんな講義を受けなければいけないのか”ということが・・・その当時の私の胸にはいっぱい広がってきてですね、もうこのままここで勉強する価値があるのかということを随分悩んだ時にですね、平安郷の警備に偶々当たりまして・・・「救世専門学院」の学生は平安郷の警備に定期的に当たっていたのですけれども、その警備に当たって、一通り見回りが終わってですね、うとうとっとした時にメシヤ様が夢の中にお出ましになりましてですね・・・これは以前お話をした方もあるのですけれども、バスが平安鄕の前にビューと到着しまして、その中にはですね、中島一斎先生や渋井総斎先生をはじめとするお歴々がずうっと乗り込んでいました。そして、そこにメシヤ様がステッキを持って、ステップに片足掛けて振り向いてですね、『おい、開拓布教に行くぞ』というふうに私に声を掛けてくれて「はい」と言ったところで目が覚めました。

その夢を見た時にですね、こういうその御教えとほとんど一致しない学問を、御教えとくっ付ける作業をしていかなければ、万民を救っていくという、そういう論理体系を作ることが出来ないのだなぁ、というふうに思いました。これは開拓布教のために、こういう教授達の授業を受けているのだというふうに、自分の中を整理しまして、それから懸命に勉強する事が出来まして・・・まぁ自慢になるかもしれないんですけれども、首席では卒業出来ませんでした。中央大学を出て弁護士の資格を持った同期生が一人来ていましたので、その男にはどうしても物理的には勝つことが・・・私は高卒で入ったもんですから出来なかったんですけど、まぁ二番目で出たんですけども、第二の開教を担うということを後々考えれば、まぁそれでもいいかなぁという位の成績で出ました。

しかし、そのことが一番基礎になってですね、御教えと最先端の学術的な発表を照らし合わせるという作業をその時からする事が出来たので、大変ありがたかったなぁと思います。

まぁ、それは勿論、信者さん方の献金でですね、1年に昭和48年当時、一人当たり300万円程度かけてですね、そういう人材を育てる学校を経営してくれたお陰でですね、こうした御神業を今でも担っていけている、ということで非常に感謝をしております。

それで本部に5年ほどですね、卒業後入って、そして編集部で、全国の信者さん方がどういう取り組みをしているかということを見ることが出来る、ありがたい部署に所属して、それから現場にでました。現場に出てですね、最初に受け持った布教所は、高知県の「いの布教所」というところでした。

 

祝詞の奏上はメシヤ様を神習って

楳木代表

その「いの布教所」というところはですね、男子の布教員が4人おりまして、村会議員とですね、それから従業員が50人くらいいる中小企業の社長とですね、それから農家の人と町工場の・・・そういう男性4人が布教員としていて、その下部組織に代表世話人が陣容を固めているようなところ・・・まぁ結果的には、私が設立委員会を作って布教所を作ったのですけれども、その時にはそういう古い信者さん方が支えてくれました。

それで支えて下さったのはありがたいのですけれども、私の祝詞奏上はですね、ご承知のように非常に甲高い声で、はっきり祝詞を奏上していくので、中にはですね、「祝詞というのは神社風に上げてもらいたい」と(笑い)・・・要するに聞き取れないようにね・・・そういう祝詞の上げ方をしてくれというので、私も“これはどうしたもんかなぁ”と思ってやっているんだけれども、また家庭集会とか行くとそういう要望が来るので・・・これは困りましてね、“どうしたものかなぁ”と思って悩みきってしまったのです。

その時も又ですね、メシヤ様がお出ましになって下さって、そしてこういう、このお姿そのままの後ろ姿でですね、「天津祝詞」を最初から最後まで上げて下さったんですね。その声の・・・メシヤ様はああいう甲高い声でお話になっております、あの声で朗々と上げていただいたので、自分の祝詞奏上は、このメシヤ様の祝詞奏上を神習って、それを目指してずうっと上げ続けるという腹を決めてですね、それからは色々言う人があっても、「ああそうですか、まぁ私の地声ですから、まぁ、辛抱して下さい。」というふうに、おおらかに対応できるようになりました。

その後もですね、メシヤ様は直にですね、私が悩みの極に・・・、極めつけに悩んだ時にはそうして身を以てですね、お姿を通して今日まで教えて頂きました。

 

この度のメッセージの前段

楳木代表

しかしながら、今年の4月の熊本、大分の地震の、本震の夜から起きてきたことはですね、メシヤ様直接ではないので、非常に頭から理解が出来ないところがあった訳ですね。それはある人を仲介してですね、『自分は宇宙から地球に降り立った種のようなものだ』と・・・そういう存在だということで、意思が伝わってくるようになりました。その仲介者というのはですね、メシヤ様が「源義経」の時代にですね、私がメシヤ様の意向を受けて首を刎ねた相手だったらしいのですね。

だから、私がその時代に首を刎ねた人間が仲介者になって私に伝えてくるので、これほどですね、私が身につまされることはないわけですね。そして、しかも私は、前世とか前々世についてこれだけ具体的に知らされたことがないので、非常に気持ちの悪い内容でありました。しかも首を刎ねた相手ですので・・・。(詳細は割愛します。)どうも、メシヤ様の意を汲んで私がそうやって首を刎ねてしまったという・・・その相手が仲介になっているので、どうしてそんなややこしい人を仲介者にするのかなぁ、と私も随分悩んでしまったところもあるのです。

その理由はですね、私の信奉者だと私のいいように話をしてしまうし、感情が入ってくると・・・神界からの伝達について、感情を入れて私に伝えてくるようなことがあってはいけないので、敢えて、自分の首を刎ねた人間に対して伝えるという、謂わば冷酷とも言える形で冷静に伝えるためにその者を選んだということで、それが前段です。そういうことから話が始まりました。

 

メシヤ教へのメッセージ

楳木代表

そして、昨年の3月3日にですね、『メシヤ降誕本祝典記念大祭』を執り行わせていただきましたけれども、その直後にその方は入会してきたわけですね。その時に私と初めて会った時に、すうっとその時からある意思が頭の中に入り始めたらしいのです。

それは『今まで楳木が積み上げてきた、今日の「はしがき」にあるような論理立てというのは、今まで世界救世教の職員がここまでやれた人間は一人もいないので、このお陰で多くの方々が救われてきたし、これからも救われていく。しかし、今3月3日の本祝典記念大祭をしたことで満足をしていると、このままでは田舎宗教で終わってしまう。今迄の各教団と何等変わらないことで終わってしまう。だからこれから楳木がこの祭典を通してどのように変わっていくかということを見て、次に必要なことを知らせるので、それまではじっくり構えて置くように・・・』というふうに言われたそうなのですよ。

その人にしてみれば、世界救世教は色んなところで大変な状態になっているところに、このメシヤ教が唯一御教えに沿った教団運営をしているので、ここで自分は信仰を一からやり直そうと思って参拝したのにですね、そんな話がきたので、“何でこんな事が入ってくるんだろう”ということで随分悩んだらしいのですけれども、しかし、メシヤ講座に参加して勉強していこうということでずうっと取り組んできて、ちょうどですね、去年の暮れぐらいから具体的なものが入ってくるようになったそうです。

その入り方というのはですね、宇宙から意思がその人の額にドンと入ってきて、入ってきた時にその意思は全部分るのですけれども、それを文字に落としていくと(これはさらに簡潔に纏めたものなのですけれども、それでこれ位ですが)文字にしていくと膨大な量になっていきます。

これはですね、意思がドンと入ってきて、文字起こしをしていくと膨大な量になっていくというのは、以前メシヤ講座の中でお話しましたですね、言霊学の話をした時に、日本人に初めて言葉を与えた時にはどういうことがその前に行なわれたかというと、所謂、霊界の方で、言霊界の方で、「クスツフヌムル」という声なき声が繰り返されて「クスツフヌムル」が飽和状態に霊界でなった時に現界に「あ」という言葉が出たんだ、という話を以前したことがあると思うのですけれども・・・それと同じ方式だというのがよく分ると思います。

その「クスツフヌムル」を理解するために、初めてこの御神体を御奉斎する土地が大分県の玖珠町に指定されたということになってくる、ということも、古いメシヤ講座を読んでいただくと判るんですけれども・・・。その玖珠というところから出発して、「クスツフヌムル」というのを理解させるために、わざわざ私が辞めた時に北海道でですね、暴露本を出す予定だったのですね、世界救世教の・・・。暴露本を出して、信者さん方に真実を知らせていこうと本を出そうという予定だったのですけれど、ある事情で北海道へ行けなくなって結果的に大分県の玖珠に帰らざるを得なくなって、そこからメシヤ教を一から始めて、皆に見本を見せて、暴露本ではなくてその見本を見せて、皆に本来の世界救世(メシヤ)教とは何かというのを示すようにというふうに御下命をいただいて始めたわけです。どうしてこの田舎からやらないといけないのかなぁ、と思った時には、この「クスツフヌムル」を理解するためにこの土地を選んだということが分かったのです。

その言葉が現界に出る前に霊界で鳴り響いて、それが飽和状態になった時出てくるという方式と全く同じ方式で、仲介者の頭の中に意思がドンと入ってきて、それを言葉に起こしていくと地上天国祭で話したような内容に先ず最初はなったということです。ですから、そういう方式を今回は用いたので、そんなことであれば直接私の頭の中に入れてくれればいいようなものですけれども、そうするとですね、何と・・・『言われたからやるという気持ちになってしまう』と。

「メシヤ様がそういうふうに仰ったから、今から、やっているんだ」という話になって、人のせいにしてしまう。それからもう一つはですね、『入ってくるようになると指示待ちをするようになる。指示待ちで動くと創造的な動き方は出来ないので、まずは人を介して伝えることによって腹の中に湧き立つものを作らないと、そうしないと御神業というものは進めていくことが出来ないので、それでこういう方式を取った』というふうに後々教えて頂きました。

そして学問的に積み上げてきた御神業の進め方は、これは全てこれでいいので、その上で進めていかないといけないことが、皆の覚りを得ていくことをやっていかないと、覚りが得られる体制を取っていかなければいけない。その為にこの『主神様とメシヤ様』の御教えを早く勉強を開始しなさいということが、最初の指示でありました。

何故そういうふうになってるか、何故覚りを開かなければいけないかということが中々分らなかったのですけれども、最終的に分ったのは一昨日です。それは何かというとですね、実は楳木に力を与えるので、当然メシヤ教には力がどんどんくるので、だから各教団の中で一番奇蹟が出ているだろう、と。それを見ればメシヤ教が中心になって御神業を進めていくというのは、もう当然分るはずだ、と・・・。だからそれを力強く進めていくのだけれども・・・と言われたんですけれど、このメシヤ教の今の大きさで、そんなことが出来るというのは中々ちょっとあり得ないことではないかなぁ、というふうに思っていたところが、その腹を見透かれてですね、『小さいから出来るんだ』と。『小さいから、御教えというのが徹底することが出来る』と。

今集まっている人間の中に徹底して、それでみんな覚りを開いていけば、そうすれば大きな渦が起きて、そして「世界救世(メシヤ)教」を復興することが出来て、それがメシヤ様が最初に持った構想を実現することが出来るのだ、というふうに伝えられました。

 

「散花結実」の真の意味と今後のあり方

楳木代表

それだけメシヤ教に力をくれるんだったら、その頃ですね、私の大腸から直腸が浄化しておりましたので、お腹の掃除をしたから「私の腹の中に光を入れてくれるのですか」というふうに頼みたかったのですけれど(爆笑)・・・メシヤ様は光の玉が腹中にあったので御神業が、あれだけの力を発揮することが出来たし、大勢の方々にですね、力を授けて人を救うことができたのに、それに比較すると私というのはそういうものが全くないので、これでそんなことが出来るわけがないじゃないですか、というのが、私の不満でした。

私に対して何か力を入れるとかいうことが一切ないのに、私が担っていくことが出来るかというのが実は不満だったのですけれど、それを見透かしてですね、一昨日、『要するに楳木というのは、メシヤ様の御昇天に対しては昭和25年の御法難のために脳溢血状態になってですね、そして命を縮めたという判断をしている、これは人間的には正しい。』と、しかし、神界からすると、メシヤ様の腹中に宿られた光の玉にミクラタナの神様が宿って、『成長して膨らんできて身体がもたなくなったのだ』と。そしてメシヤ様のお身体は『散ったのだ』と・・・『これが「散花結実」の「散花」の意味なんだ』と大変な思ってもいなかった御垂示を賜ったのです。

そして「実」がどんどん大きくなって、今地球上全体を、このミクラタナの神様が成長して包んでいると・・・だから世界中の人々にメシヤ様の御存在を知らせればいいのだ、と。

そうすれば、光の玉というのはもう地球上を包んでいるので、メシヤ様の御存在を認識さえすればみんな霊性が高まって幸せになっていくんだ。これを伝えていけばいいんだ、と・・・。

今まで私達はメシヤ教の中でですね、浄霊力を強めるために、メシヤ様と直に太く繋がるようにというふうに、みんなに掛け声を掛けてですね、組織ではないのだ、と・・・メシヤ様に繋がれば力強い浄霊力をいただけるんだ、御守護いただけるんだ、ということで取り組んできましたけれども、これが非常に狭い取り組み方だったということです。

これからは、組織を超えて、どんな人にもですね、或いは他教団、他教団の方にも随分メシヤ様のことはお伝えしてきましたけれども、もっと大きい気持ちでどんどんメシヤ様のことをお伝えして、メシヤ様と直に繋がりさえすれば、浄霊力も身に付けることが出来るし、大きく光を力をいただくことができるんだということを教えていきさえすればいいのだ、と・・・そういうことが今出来る時代になったのだ、と。

 

 

「世界救世(メシヤ)教」の復興を

楳木代表

で、どうしてもメシヤ様という肉体を持って教えないといけなかったのは、御在世当時の人間は理解できない段階なので、人間というメシヤ様の御姿を見せて、そして「お光」も『光』という文字を書いて、その書いた姿を見せて、そこにみんなの気持ちが寄り集まるようにして「お光」というのを授けてきたのだ、と・・・。

だからこれは全て、その当時の霊性の高さがそこまで日本人全体が行ってなかったので、肉体を以て教えてきたのだ、と。しかし、メシヤ様が御浄化に入られて、そして「お光」が書けなくなったので、『本当は無くてもいいんだけどなぁ』と仰った時からは、後それ以降は日本人の霊性が自然と高まってきているのだ、と・・・高まってきているからそういう肉体とか、モノがいらないことになっている、そして、メシヤ教が今進めているメシヤ様と直に繋がりさえすれば御力をいただけるし、光をいただけるということが誰でも分る今時代を迎えている。

だけど残念ながら、分らない人も非常に増えていっているので、今日本全体では大変な浄化が厳しくなっている。だから子供達を車で跳ねた人は、狙って跳ねたというふうに今日の報道では言っていましたよね。

そんなことが現実に起き始めているし、親子でですね、殺傷事件がもの凄く日本全体で増えてきております。そういう何とも目を覆いたくなるような浄化が、ずうっと今後日本に広がっていくので・・・そこでやはりメシヤ教の信者さんが中心になって、「世界救世(メシヤ)教」を復興して、その人達によって救いを展開していかないといけないのだ、と。

その救いを展開して、日本全土がほぼ落ち着いたら、次は世界に移って行くので、その時には「世界救世(メシヤ)教」というふうになっておかないと、世界を救っていくことが出来ないということなので、我々が今までですね、謂わば御教えを拝読して“本来こうだけどねぇ、本当のメシヤ様の御心というのはこうだけどねぇ”というふうに話してきたのですけれど、これは話だけできたわけです。しかし、これが、現実のものと今年の地上天国祭を期してなっていくのだということをですね、是非腹に入れておいていただいて、周囲の方々にですね、伝えられる範囲で、この世の中を救ってくださるメシヤ様という御存在を認識していただければ、みんな幸せになっていくのですよ、ということをですね、お伝えしていっていただければ、後は軽く進んでいくらしいので・・・。

私の頭は、軽くどころではなかったんですけれどね、4月から・・・だからもう頭を触るのも嫌なんで刈り上げてしまってます。頭の中を整理すると熱が出てきますので、その熱を放出させる為には頭を刈り上げていつも洗っておかないと暑くてしょうがないので・・・そして、今まで積み上げてきた論理的な積み上げ方を、それが腹に入っていくという、これが本当の体得なので、体得して進めて行ってもらいたいというのが・・・そういったことが大まかな御意思でありました。

 

ある時期から御神業はメシヤ教に集約された

楳木代表

ですから、こうやって一回話したって“へえー”と思うくらいの方から“そういうこともありなんだなぁ”と、色々な思いはあると思いますけれど、何度もこれから月次祭を通して、「あれ以来『主神様とメシヤ様』の拝読をしつつ、“こう感じた”のですけれども」ということを報告し合って、支部長と出張所長を中心にして話をしながら、みんなの心の中、或いは魂がですね、一層覚りを開いていくような取り組みをさせていただければありがたいと思います。

これからのイメージはですね、この主神様のこの○ヽ(ス)というメシヤ様のお文字をですね、メシヤ教に授けたということは、もうその授けた時点で他の教団から全て御神業はメシヤ教に集約されたそうなのですね。『だから他所の教団は奇蹟が出なくなってきたんだ』と。それでメシヤ教の姿を見て、ああいうふうにやればいいんだなぁというふうに各教団が気付けば、又奇蹟が出てくるので・・・そうして本来の「世界救世(メシヤ)教」に戻っていかないといけない、と、或いは高まっていかないといけない、という気持ちになりさえすれば、大きな回転が出来て、その回転が多くの人を吸い寄せていきもするし、世界に広がっていくということらしいのですね。

 

季刊誌「天恩地恵」の本当の意味

楳木代表

それでですね、季刊誌を年4回出すのですけれど、もうすぐ2号が出来ますので、2号が岡山支部に到着しますけれども、あの季刊誌の名前をですね、「天恩地恵」というふうに名前を付けました。それは、今メシヤ教の本部、支部、その中でですね、メシヤ様の御直筆が色々ありますけれども、その御文字の中で季刊誌に一番いい文字は何かというのを思い巡らしてですね、そうして色んな候補があったのですけれども、本部に掛かっている「天恩地恵」が・・・天の恩が、こう地に恵まれてくるというのが一番いいだろうと思って、そういう名前を付けたのですけれども、それはね、「天恩地恵」の本当の意味を知らないところがあると・・・。

その「天恩地恵」のですね、本当の意味は一体何かというと、主神様という御存在が宇宙の中心にあって、そこから太陽に意思が伝達されて、だからメシヤ様は太陽の黒点が主神の表れだというふうに仰ってます。そこで熱が発して、その熱が地球にとって一番いい温度になるように、変換して地球に熱が届いているらしいのです。

そして、水素が必要な分は月によって与えて、『それが根本の「天恩地恵」なのだ』と。地球の恵みというのはそういうものなんだと。だから太陽と月と地球の一体化で与えているものが「天恩地恵」の中味なのだ、と。

それから御神業について「天恩地恵」を考えていくと、この主神様を宇宙の中でどこにも特定することが出来ないので、地球上で考えていくと天にチョン、○ヽという文字がある場合、それが地球に移って、ここにそれが移って来ると回転が始まって、その回転の中で全て起きてくることが「天恩地恵」なのだ、と・・・全てが主神様の御恵みの下に起きているということが「天恩地恵」の意味なので、そういうことが分かるような季刊誌に今後もしていくように、という、そういう御指示ですので、編集出版部長にはですね、そういうところを心してこれからも編集の作業に当ってもらいたいということで、頼んでいるところであります。

そうしたことがですね、今皆さん方にお伝えできる内容でありますので、ここまで話せば私の気持ちも随分軽くなったし、頭もですね、割とスッキリしてきておりますので、どうか判った分、共々にですね、この御神業を担っていただければ、大変ありがたいと思います。

 

具体的にすることは・・・

楳木代表

だから何をしろというんだというふうに、○○Aのやり方からするとね、「方針は何ですかとか」「どういうことをやっていこうというんですか」ということではなくて、自分が主神様、ミクラタナの神様、そういう御意図を自分の中に受けて、メシヤ様と直に繋がりさえすれば大きな恩恵をいただくことが出来るということを、組織を超えてお伝えしていくということです、具体的には・・・。

だからそれが方針と言えば方針なのですけれども、まあ「そうしたことを一緒にやらしていただきましょう」というところへ、かなりバージョンアップしたということですね。相当バージョンアップさせられました、今回は・・・。

まあそうしたことを受けて、確認したいことなどあったら聞いていただければありがたいと思います。

 

受講者

凄いことですね。

 

楳木代表

本当に最初はそんな、凄いこととは思わなかったのですけれど、“とんでもないことを言われたなぁ”と思って・・・しかし、皆さん、ここに、メシヤ教に集まって来ている魂は全員そういうことが判る魂だ、と。で、判った魂が力を発揮できる魂なので、それはメシヤ様が寄せて来たと仰ってますので、皆さん方は寄せられた人間だということで非常に目出度いことではあります。「お互い良かったね」と・・・騙されて連れてこられた人もいるかもしれませんが・・・。(爆笑)

色々なきっかけがありますけれども、これは全てメシヤ様から選ばれた存在ですので・・・そして、メシヤ様と直に繋がるという人間が判っておかないといけないのは、光の玉に、メシヤ様の腹中にある光の玉に、ミクラタナの神様が宿ったからメシヤ様に御出世遊ばされたということが判らないと、そうしないと宇宙の中心の主神様とメシヤ様の関係が分らないし、その主神様が地球にずうっと意思を送ってきた時にミクラタナの神様が宿ったので、その事が分った人が初めて「メシヤ様と直に繋がった」と言っていいんだということですので、頭の中をどうか柔軟に膨らませていただきたいと(笑い)・・・。

こういうことを私が言うまでに2ヶ月掛かりましたので、今日こうやってですね、地上天国祭と今日で2回聞いただけでですね、“ふむふむ”というところまで中々いかないこともあるでしょうけれど、どうかそういうところまでですね、頭の中を柔らかくして、一緒に進んでいただければ大変ありがたいというふうに思います。

 

これからの御神業の進め方

楳木代表

それでですね、今まではどちらかというとメシヤ様のことを理解してもらうためにとか、それから教団に様々な問題があったので、それを理解してもらって本来の所へ立ち上って行かないといけないということで、謂わば説得型で御神業を進めてきたところがありました。しかし、『説得型では御神業は進まない』と御指摘されましたので、こうしてですね、話を・・・ここの御長男と話をしているうちに話をしていると、相手の中に自分と共鳴する部分が出来て共振してくると、共振してその中にあるものが生まれるので、それが育てばいいという考え方になってもらいたいということですので、“あなたこうだからね!”というような話はこれからはしないように・・・色んな話をするのはいいのだけれども、しながら、魂と魂が共振するような、そういう話し合い方をしてもらいたいと思います。

そうしないと、魂の目覚めというところに行かないのでね。相手の魂を目覚めさせるということは、“させる”のではなくて相手の中に生まれるということなんだ、と。そういう気持ちで人と接してもらいたいということですので、だからかなりハードルは高いのですけれども、一回コツを掴めばもの凄く進展するそうなので・・・。そしてコツを掴んだ人はみんなに報告して下さい。「掴んだわよ」というふうに・・・。(笑い)

皆さん方、大よその顔は“うーん”という(笑い)、難解であるのは当然でありますので、私も兎に角2ヶ月間、頭をこうやって刈り上げなくてはいけないほど、熱が出るくらい考えて考えてやっと少しずつ判ってきたことなので・・・。

だけど今までのやり方に太鼓判を押してくれたので、これだけはうれしいところであります。これだけのことをやった人間は、過去の先達にも誰もいなかったというふうに言っていただけたので、それだけは涙が出るほど非常にありがたいことなのですれども、しかし、これからの想念の高まりというのは大変難しいことなので、一緒にですね、共々に手を携えてお互いに共振しながら進んでいけたらありがたいなぁと思いますね。

それから、今度の季刊誌「天恩地恵」からですね、地上天国祭の内容なんですけれども、一番後ろのページにですね、これから「笑い冠句」のようなことをやっていこうということで、募集をしていきますので、そういう案内も載せてありますので、どうか頭を柔らかくしてですね、人を笑わせようとかという方向で頭を練っていただきたいと思います。

 

神様は全てお見透し

楳木代表

今晩また、岡山支部での話はどうだったかという事が多分来ると思います。(神様に)見透かされた中で話をするというのは、嫌なものですよ。月次祭が済んでも直会があるし、そこまで見られているわけです。そこまで見て、そして『まあ、その話し方ならよかろう』とか、そういうことになっていくと思います。しかし、これはですね、私達が信仰に入ってからずうっと話し続けたことです。全ては、我々の腹は見られていると・・・神様は全て見透しだと言ってきているにも係わらず、本当に見透しだと思ってないということです。(笑い)言葉ではいくらでも言ってきた。神様は全てお見透しだと・・・しかし心底お見透しだとは思ってないのだけれども、今回だけは本当に見透されていますね、嫌になってくる。本当にお断りしたいという感じでね。

それから一つ分ると次の課題が出るので、それでこういうことだと分るとまた次の課題がでてくるので、それの連続なので頭が・・・大変なのですよね。

だけど、まあ代表はそういうことを毎日やっているのだと・・・自分達はどういう覚りを開いていくか、と・・・。そしてメシヤ様の御存在を何人の方に伝えられているか、と。そうやって魂の目覚めを一緒にやれているかということを自分には問いかけながらですね、進んでいっていただけると、地上天国建設が、地上天国建設というのが、現実のものとなってくると思うのですね。

ミクラタナの神様が満60才になった時に、もう少し気付いておかなければならなかったんですけれども、そのころはまだ支部も少なかったし、この岡山支部もですね、スタートしてなかった頃ですので、証というものが今一つ少なかったので、季刊誌の1号で岡山支部の体験談が載って、今回も岡山支部の体験談が載る等ですね、メシヤ様と繋がって御守護いただくという事例が出揃ってきたので、いよいよこういう話が出来るような時期を迎えたのではないかなぁ、と思います。そうしたところを深く深く受け止めていただいてですね、又この後の直会で、この祭典では聞けないところを突っ込んで聞いていただければ、分かる範囲でお答えしますので、よろしくお願いしたいと思います。ではこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

『「本教の誕生」 世界救世(メシヤ)教早わかり』

本文は『天国の福音書続篇(一)主神様とメシヤ様』19ページに記載されています。

『本教の誕生 世界救世(メシヤ)教早わかり』は平成28年8月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.185 岡山支部 2016(平成28)年7月6日]