メシヤ講座no.184三重(平成28年5月)

<今月の御教え>

『宗教について』

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』47ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 三重支部】

 

宗教に対する考え方を整理

楳木代表

昨年までですね、『文明の創造』を拝読させて頂いて、学びを深めて参りまして、今年になってから、『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』を基に、『世界救世(メシヤ)教教義』や『開教の辞』、それから先月は『天地創造記』を拝読させて頂いて、私達は学びをずっと深めて参りました。これは『世界救世(メシヤ)教』を復興していくという事はどういうことかをお互いに再認識する為に学んできた訳でありますし、又、私達は今、『世界救世(メシヤ)教』という宗教を復興していくという事を願っているが故に宗教というものをもう一度よく理解しておかないといけません。日本人は戦後教育によって・・・、戦前では宗教が間違った方向に利用されて、現在イスラム教がIS等に象徴されているように原理主義的に動いた人々の為に、本来のイスラム教とは違う方向に進んでいるの集団が誕生しているのと同様に、日本も戦時中は神道が政治に利用された為に、今のイスラム原理主義と同じように、多くの日本人を不幸に陥れてしまいました。そういう宗教という捉え方の下に戦後教育は180度転換して、宗教を宗教団体という非常に狭い意味で取り扱う様になってしまった為に、日本人全体が本来の意味と違った宗教への認識を持ってしまいました。そういう中に自分達も生きておりますので、改めて宗教に対する考え方を整理しておきたいということで、今月は学ばして頂きたいという風に思います。

 

集落の人々の安全と繁栄を願う運営

楳木代表

そして、宗教というものを見ていく時に、今回は三内丸山遺跡を取り上げましたが、三重支部から車で一時間ちょっとで行ける、奈良県の平城京跡に行くと、より分かり易いと思います。平城京に出仕していた人達は、夜明けとともに歩いて朱雀門前に立って、出仕場所に入って行きます。そして一日の仕事が終わったら、日が暮れるまでに家に着かないと、街灯などがなく暗く夜道が非常に危険ですので、それが日常の生活になっております。

それが三内丸山遺跡では、ここに出てくる鹿肉のハンバーグを食べる為に、鹿を捕ってこないといけないということが起きます。それから、鯛は4mの盛土の中にずっと埋まっているのですが、私も見て来ましたが、鯛の骨は大体3kg位あったであろうものが並んでおります。ということはその鯛を海に出て釣ってこないといけないので、夜明けとともに出て行って、日が落ちる前に帰って来ないと危ない訳ですので、今の様に電気がないので、そういう事で集落を運営していくという事になると、日が昇っている間に狩猟に出て行き、帰って来ないといけないという事の為に、みんながそういう認識に立っておかないと、その三内丸山の集落を維持できなくて、犠牲者が出てしまうという事なので、そのルールを決める人、いわゆるトップが居ました。

それと、この時期には猛獣、毒蛇がまだ生息しておりましたので、我々の子供の時も、うちの祖父や父が山に草刈りに行くと、大体10m位の大蛇がまだ生息していたようですので、それが、2m位の草を刈りますので、刈ったら、蛇が鎌首を持ち上げているのに出会ったりして、みんな逃げたりした、そういう時期もまだ私が子供の頃にはありました。

それから、以前に一度話しましたけれども、長野県の山道を超えて静岡県に入る時に、トイレ休憩をしたのですが、トイレから出た瞬間に3m位の蛇が鎌首持ち上げてこっちを睨んでおりましたので、それは今までに見たことのない蛇だったので、毒を持っているか否か分からず、ただ恐ろしさの為に判明しなかったのですが、幸い竹箒(ぼうき)が有ったので、竹箒(ぼうき)を鎌首に投げつけて、その間に車に乗って峠を越えたという経験があります。そういう毒蛇が住家にしている場所とかは、トップが立入禁止の決まりを付ける訳です。

しかし、若い者の中にはそうは言っても、“どんな毒蛇がいるか見てみたい”とか、それから「長老はそんなこと言うけれど、俺らは直ぐに対応できるから大丈夫だ。」と言って、そういう立入禁止区域に規則を破って入って行くと、毒蛇に噛まれたりする訳です。噛まれて瀕死の状態で仲間が連れて帰って来ますが、その時に解毒する方法をトップは知っているのですが、直ぐには解毒処置をせず、集落の人を全部集めて、そして、「今日、この者は、この村の決まりを破ってあの禁足の地に入ってしまった。その為にこうやって死にかけている。この約束事を絶対に破らないという事を全村人が誓わない限り、この者の解毒処置はしない。」ということで、一人ひとり確認をしていく。非常に時間の掛かることですけれど、「二度とあの山には入りません!。」という事を全員が誓った時に、初めて、解毒を始める訳です。そうして村の約束事を守っていかないと、未だどういうものが生息しているか判明しない内は、その村の人達を護って、その村を繁栄させるという事ができないので、トップは必死にそういう事を守っていった訳です。

それから、10m位の構造物が一番その集落の端に建っていますが、縄文時代というのは海水がもうちょっと高い所まで来てたようなので、今の海岸とは違い、もうちょっと内側に海岸があったと言われております。ですから、恐らく現代でいう火の見櫓(やぐら)的な使用の仕方をしていて、海に漁に出て行った者達が日暮れまでに帰って来るのが潮の流れの関係でちょっと遅れたら、そこに松明(たいまつ)を燃やしたりして、“安全に帰って来るように”というような措置をしたのではないかと今言われております。

それほど、その集落に住んでいる人々を安全に、自分達の食生活の為の食材を確保して、豊かにする為に必死にその集落をトップは運営していたということです。それは全て自分の権力を維持するという事ではなくて、集落の人々の安全と繁栄を願って運営を行っていたという証であろうかと思います。

そして、中には残念なことに、成人を迎えないでお亡くなりになった人がいるので、墓地は成人になってお亡くなりになった人と、成人前に、子供の時にお亡くなりになった人と分けて、その埋葬の仕方も変えているということであります。

ちなみにこの翡翠(ひすい)とかは何に使っているかというと、翡翠(ひすい)は大体緑色からブルーがかった色ですので、この色は縄文時代には「再生」という意味があったので、“もう一度生まれ変わって来てもらいたい”とかの願いの下に使っていたようです。漆(うるし)ももう有ったようで、我々が食事に使う漆器の中を赤に塗っております。これは「生命の息吹」とか、これを食べることによって、今でいう“エネルギーを自分が貰える”とかいう願いを込めてお椀の中を赤くしていた様であります。そうしたような願いと当時使っていた貴重品というものが繋がりをもって、それが、将来文化が発展して行く根底にそういう事があった、という事が今、研究者によって分かりつつあります。集落のトップは何処までも、集落の人々の安全と繁栄を願って運営していました。それが現在では「政治」という形に進歩発展して来ている訳です。

それで今度、政治が上手くいっているかどうかという事を色々と論じますが、この縄文時代のトップの運営の仕方に立ち返って政治というものを見ていけば、政治家の、今朝も舛添知事が随分叩かれておりますけれど、都民の為を最大限願って動けばどういう動き方になるかという事がひとつ、それから、海外の旅行でかなり良いホテルに泊まっているのは、「都民のお金でけしからん。」という事を言っていますが、東京都の知事の地位を“日本人は知らな過ぎる”ということですね。大体1千万人の国を見ていくと、その国の大統領と都知事は大体同格だという事ですので、西洋などに出て行った時には、小さい国の大統領と同じ位の扱いを、そういう風に見なすという事です。ですから、ヨーロッパへ出かけて仕事をする時に、「お宅は今どこへ泊っているのか、宿泊しているんですか?。」と聞いて、その宿泊するホテル名でその人間の価値を決めるとう風習がヨーロッパにはあるので、節約して変なホテルに泊まっていると“東京都知事という者は大したものでない”という風に見做すという文化が西洋にはあります。その為に“都知事という者は最高級のホテルに宿泊しておかないといけない”という事を知らない人達が実はマスコミで騒いでいるという事になってきます。そういうわきまえを日本人は知らないで生活をしているという事が一方ではあるので、根本的な事が分ると同時に世界に出て行った時には、その国々でどのような見方をしているかという所まで、分かった上で出て行っているのだという認識、見識を日本人には持って貰わないといけないということがあります。

そうした事を実はメシヤ様は細々と御講話の中で話されているので、弟子達はそれを受け留めて、根本的な宗教というものが分ると同時に「現代に生きる」という事はどういう事かということを、弟子達が信者さん達にお取り次ぎして、そして信者さん方が世の中に感化を与えていくというような生活をしていかないと、地上天国を建設していくということが実現していかないという事でありますので、そうした事を再確認する意味でこの「宗教について」はですね、読んで頂ければ大変有難いと思います。

 

御教えが世に出る時代

楳木代表

それから、時代が非常に様々に進んでいるので、一昨日にはオプジーボという薬が非常に注目されているという事をテレビで取り上げておりましたが、このオプジーボというのは癌に対する薬です。今までは癌を叩く薬しかなかったのですが・・・、癌がどうして増殖していくかというと、癌細胞から人間の免疫に対して、その免疫力を抑える物質を癌細胞が出す為に、免疫が働かないので癌細胞がドンドンドンドン増えていくということです。それを発見したことを根底に置いて製薬会社が、癌細胞によって抑えられた免疫力をもう一回活性化させる為に薬を与えていく、と。そうすると、これは肺癌には相応しくないのですけれども、その他の癌には割と有効的でこのオプジーボを投与すると致死率が2割から4割位減る、延命できることに繋がっているという事です。

このオプジーボという薬を最近は使用し始めたのですけど、なんと1ヶ月間に300万円かかるそうです。そこに国民健康保険を使うと8万円払えば、300万円の薬品を使うことができます。この為に、健康保険の財政が行き詰まってしまっている、税金が足りなくなってるというのが現状なので、この使い方をどうしたらいいかという事で、高額薬品の場合は、高年齢の人には健康保険を使わせないという方向で今検討していることであります。そうすると健康保険は使えないけれど、毎月300万円出せるなら、そのオプジーボという薬は使えることになります。しかし、お金のない人は使えないという、そういう格差が出て来るという点において平等の精神に反するのではないかと事があるのです。一方では研究には高額な費用がかかると言われていて、余りにも薬が高額過ぎるじゃないかという議論も出てきて、今喧々諤々(けんけんがくがく)と色んな専門家達が話し合っております。

しかし、私達はその話を受けた時に、実は浄霊をするとどうして癌が治るかいう仕組みがひとつ分かってきたという事であります。それは癌細胞が細胞分裂した時に片方が死ぬという仕組みがなくなって、そしてドンドン増えてくるという性質を持っているのと、癌細胞が免疫力を抑える物質を出しているという事が分かったので、浄霊をしていくと癌細胞が出す物質の為にその免疫の中枢で弱っている処がもう一回免疫力が復活してくるという事と、癌細胞自体は細胞分裂した時に必ず片方の細胞が死ぬという仕組みがもう一度復活してくる。ですから、癌細胞は増えなくなるというのと、免疫力が活性化してくるので、癌はその作用で良くなっているという、浄霊によって肉体の中でそういう事が起きるのだという事が、癌が治ったという事例の中から、そういう医学的な解釈によって、物質的に理解ができるという時代を今迎えているという事です。そういうことから、実はメシヤ様の御教えが世の中にドンドン出て行ける時代を今迎えている。しかしながら、ここで薬等を使用しながら浄霊をしていくと、人間の体の中で起きていることに一部分だけを捉えて薬を使用して浄霊していくと本来の肉体の持っている力が発揮されない状態で御守護が頂けないという事が起きてしまうという事に気が付いて頂かないといけないのです。世界救世(きゅうせい)教三団体を中心に各教団の人達は、まずその事に気付いて貰わないといけないのですが、どうしても一部のトップが大したことない医者の言いなりになってドンドン御教えを曲げた状態で取り組みを進めて行っているということが起きております。

その他の教団では、懸命にメシヤ様の御教えを守っている教団とそうではない教団に又分かれてきておりますので、非常にメシヤ様という素晴らしい御存在を信仰しているにも関わらず、本来持っている御力と御教えを十分享受して幸せな生活を営むことができない教団があるという事は非常に残念なので、これからもより一層、そういう人達に目覚めて貰うような働きを進めて行きたいと思っております。

 

真の設計書作りを

楳木代表

それで今日は又、濵口さんには大きな仕事を頼みましたので(笑)、忙しいかと思いますけれども、奥さんしっかりと支えてあげて頂きたいと思います。要するに、御教えとそれに関する考え方、これは「教・論・律」になってきます。御教えという根本があって、それに対して現在の中でその教えに基づいて科学的に理解した場合どういう風になるのか。それが分かったら私達の日常生活はどういう事を心掛けて行けばいいのかというのをまとめて、こういう書籍の形で出すか、Kindleの様な電子書籍で出していくかという事をこれから考えていかないといけないのですが、電子書籍で販売する場合はどうすればよいかいうことも併せて・・・。(笑)

受講者

調べます。

楳木代表

三重支部のみんなで調べながら、そして、『文明の創造』の電子データを今浜松の男性がチェックをずっと進めておりますので、彼は半角の空間までパソコンの画面の中で見極めることができる特殊な能力を持っています。今までのメシヤ講座・特選集の中で、例えば三重支部で出来上がった原稿を私の方に送ってもらって、そして修正して送り返して、ホームページにアップして、その中の原稿をコピーして今までは特選集を作っていた、そのコピーして自分の特選集に貼り付けると、その作業の中で半角開いたりとかあるけれど、見た目には分からないのですが、実は「半角が開いている。」と。いうのをズーッと私がアップすると指摘して、「こことここに半角スペースが入っているからチェックして下さい。」というから見ると開いているのです。その指摘をしてくれる男性がいます。その人に今『文明の創造』の電子データをチェックして貰っているので、それに基づいて私の「受とめ方」というのを付けて、「医学革命の御教えと現代医療の解釈点」というのを一緒にくっ付けていきたいと思っております。それを書籍にすると分厚い本になってしまうので電子書籍化するといいので、それで金額的な相場も調べて貰って“これ位の金額で販売していったらどうでしょうか”という事を決めて多くの皆さん方に読んで頂けるようにしたいと思います。

そうなってこそ、初めて“二十一世紀に『地上天国』を建設していく設計書”と言われた『文明の創造』が真に設計書になっていくのではないかと思います。“設計書作りを三重支部でやるのだ”と(笑)。いうような気持で皆さん方もご協力頂ければ、非常に素晴らしい作業が進んでいくのではないかなと思いますので、宜しくお願いします。

最初にそういったことのお願いや確認をさせて頂きまして、いつものように質疑応答に入らせて頂きたいと思いますので宜しくお願いします。

 

どんどん不祥事が明らかに

受講者

今の都知事のホテルの話は分かりますけど、家族旅行というのはどう捉えるのでしょうか(笑)?

楳木代表

それはもうかばいようがないでしょう。

受講者

やっぱり、まともな事もありますが、可笑しなこともやってるのですね。

楳木代表

そうですね。実はあれは、政治家が規制法を作っているので、法的に問題がないことが起きてしまいます。家族を連れて行った時に「そのホテルでどういう反応があるかという事をチェックする為に連れて行った。」と言えば通る訳です。それから、ペットフードを随分買い込んだけど、これはペットフードをうちの猫にやった時にどういう反応をするかという事を調査し、「それは政治に活かせるのだ。」という回答をすれば、あれは買ってもいい、と。個人的な事でも。そういう風な仕組みを今までの与党であった自民党が中心になって作り上げていっているので、一般の人からすると可笑しなことを平気でやっているという。美術品も900万円位かかっているとか言っていたけどね。ああいうのを事務所に置くことであれば、買ってもいい、ということ。しかし、全部資料を見ると舛添知事個人の趣味の世界だということが分かっているので叩かれている。あれは全部法律には触れないように規制法を作ったりしてるために起きていることだ、と。だから日本の政治が成熟していないために、こんな事件が起きるのです。

受講者

それに関連するか分かりませんが、昨日の報道で東京オリンピックの招致に賄賂を渡していたとありましたが、そんな不祥事がどんどん出てきて、やはり『水晶世界』ですね。

楳木代表

だから、石原元知事が辞める時に「あんな招致運動は二度としたくない。」と言った訳です。「金寄越せ。」と言われたり、ペコペコ頭を下げて招致していかないといけないので、あんな無礼なやつらとは二度と付き合いたくない、ということで招致運動から引いてしまった訳です。そこへいくと、森元総理はそういうことはへっちゃらな人だから(笑)。通すことができればどんなことでもやるという人なのでね。だから、今回大いに動いてくれたのじゃないかと思います。石原元知事は非常にプライドの高い人だから、あんなにペコペコ頭は下げたくないと。お金を出せっていうのには出したくないということで、招致運動には二度と関わりたくないという風に言ったのではないかと思います。それが明らかになってきたという事は非常に良い事だと思います。

まあしかし、オリンピックのデザインは素晴らしいね。あのデザイン、同じ方向のものが、こうなっているでしょ?あれをずっと動かしていくと、今度はパラリンピックのデザインになる。だから、計算し尽されて作られている。同じものを同じ方向に貼り付けたものがパラリンピックのデザインになっている。あの計算力というのは凄いなあって思いますね。

受講者

CADのようなのでやるのでしょうね。

楳木代表

ちょっとどういう風にするかは分からない(笑)。

受講者

昔は出来なかったことができるようになった。そういう色んなものを使う事によって可能になった。三次元もそうですしね。そうじゃないかなって。

楳木代表

非常にデザイナーとしては計算し尽したデザインみたいですね。今度はあれに色んな色を入れていくと物凄く美しいデザインになって来るのではないかと思う。だから、陸上競技はこんな色とかいう風に色を変えていくといいのじゃないかという意見が出ているけれど・・・。

 

天国的な忙しさ

楳木代表

それから『天恩地惠』皆さんのお蔭で無事出来上がりまして、非常に良い形になりました。次は地上天国祭の発表を原稿にして、そして秋号は青年会の原稿がもう出来ているので、それを秋号に載せたいと思います。青年の体験記とか、これは岡山支部でアップしていますが、私の挨拶をまだアップしていないので、それを“秋号に使おうかな”って思っています。この「宗教について」をもうちょっと細かく話した内容です。今は「宗教について」の認識だけど、本来は青年が宗教をするということはどういう事かというと、宗教の「要素と機能」という事について、一応話しているので、若い人達に理屈っぽく理解してもらおうと思って話した内容があるので、それを載せていきたいと思います。

支部長代理

7月15日位までに入稿しないと、7月末仕上がりで。

楳木代表

6月一杯で原稿を全部作り上げれば良いのではないかな。間に合わないかな?

支部長代理

発表して載せてもらうとしたら、そうですね。そういう事ですね(笑)、結構、春夏秋冬、直ぐに来ますね(笑)

楳木代表

そうそう(笑)。1年4号と言っても直ぐ来るから、その他にさっきの話をやって貰わないといけないし、仕事もしなければならないし(笑)。忙しいのは正に天国的だね(爆笑)。

受講者

私は横で笑っているだけです(笑)。

(この後支部の改装構想の話になりましたが割愛します)

 

武力と漢字の流入時期

受講者

先ほどの本の中で、「何時頃から戦争というものが起り始めたのでしょうか。漢字というものと深く関わりがある」とありますが、もう少し詳しく教えて下さい。

楳木代表

今から3000年前に朝鮮半島から素戔嗚尊(すさのおのみこと)が、中国から瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が合流して山口県の萩から上陸して、武力をもって、当時伊都能売(いづのめ)神皇様の皇位を狙って入ってきて、その当時日本は武器を一切持っていなかったので、毎日何人レベルか分かりませんが、日本人の命を、皇位を譲るまで殺し続けるというような形で脅して来たので、伊都能売(いづのめ)神皇様は急きょ皇位を弟君の天照天皇にお譲りになって、インドにお降りになった訳ですよね。その時には朝鮮語で入ってきた訳なのですが、治世が乱れた為に、約2600年前に宮崎県の高千穂に潜んでいた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子孫が一挙に東征に出て行って、日本を治めて、初代の天皇となったのが、神武天皇です。その神武天皇になった時に日本語の古代の文字を全て漢字とひらがな、カタカナに作り変えて行った訳です。ですから、武力によって制圧して、その文化を全部消して、漢字とひらがなをそこに応用していった、と。で、元々の文字は秀真伝(ホツマツタエ)。鳥居礼という方をご存知ですか。

受講者

本を出されていますよね。

楳木代表

3000年前は、その秀真伝(ホツマツタヱ)の中にある文字が日本の文字だ、と。それとその頃は薬毒がないので、ひとつの文字で、その一文字に込められた意味を受け取ることができたので、あの文字で日本人は全部通じていたのです。それと通じる前にほぼ、あれは記録として残すための文字であったので・・・。庶民は生まれた時から、死ぬまでの記録を一切忘れることなく、持ち続けていたので、文字は本来必要ではなかった時代なのですね、薬毒がない時は。しかし、『夜の時代』を迎える為には、薬毒を入れて記憶力をなくして、体力を無くすという事によって、科学的な、物質的な文明を発展させるという、主神様の御意図がありましたので、その時に記憶力もなくなるので、漢字を使うのと、漢字を応用したひらがな、カタカナ。例えば、安という字は「あ」となり、以上の以が「い」となり、宇が「う」となり、衣が「え」となり、於が「お」になったと。そういう風に漢字をホツマツタヱの表に全部当てはめて行ってひらがなを作っていったのと、それでカタカナを作っていった訳です。だから、朝鮮半島と中国から最初武力で入ってきて、そして、神武天皇は中国系の人間なのでその漢字を日本の文字に当てはめて行った、と。それが武力と漢字の流入した時期が一緒だという意味です。

そして、このホツマツタヱが解らないと実は言霊の意味が分からない。言霊の意味が一番分かり易いのは、「あ」というのは「⦿」、これは御神体の御文字ですね。「い」は「⩀」これは洞窟を現わすので、洞窟というのは洞窟の内と外とで温度差があるから、風が起きるので、これは風の意味があります。「う」は「△に・」これは炎を現わす。「え」は「己に・」を打つ。これは川が蛇行するという意味なので、水を現わす。水の働きとか水の流れを現わしていく。「お」は「口に・」これは土地を現わす。そうすると、「あいうえお」の意味はこれらの意味が母音にはあるのだと。それから、「あかさたなはまやらわ」というのは「か」というのは「ⵀ」丸を書いて真半分に割るという事なので、左右が同じ面積で割っていかないといけないということなので、几帳面さが出て来る。だから、メシヤ様は『か行が名前に付いた人は几帳面な人間になる』という風に御解説になったのは「か」というのは「ⵀ」。「た」というのは「○にY」集まるというこういう記号が加わるので、集合するという意味あるのだという事を鳥居礼という人が書いた本はそこまで細かく解説してないので、宮地という人が書いた本はもっとそういうのを細かく具体的に説明してくれています。まあ、鳥居礼さんのああいう体系化した本をまずはダーと読んでおいて、その後に宮地正典さんの書いた本が非常に分かり易いので、その記号の意味というのを、そこで受けとめて、宮地さんというのは多分、物理学者だったね?だから、その記号を読み解いていっている。この近くで、三重県のあの人が更に、市役所の職員さんで、研究している人がいる。

支部長代理

伊勢の池田満さん。

楳木代表

池田満さんはネット上で随分出しているし、本も出版していますので、三重という所はこういう事を研究する点においては、非常に良い場所でもあります。そういう事も研究すると、古代の素晴らしい霊性を持っていた、薬毒のない時にはそういう素晴らしい日本人であったこと。それから、文字というのは皇室が記録の為に有していただけなのだということ。そして、その一つひとつの文字で、霊性の高さによって、その文字の意味を瞬時に把握していたので、記録する必要がなかった。しかし、武力が入ってきて物質文明を発展させるために薬毒が入ったので、瞬時に理解することができない人間にドンドンなっていったので、文字の量の多さが必要になってきたのだと解釈してみて頂けると良いのではないかと思います。そういうことの根本的なことを教えて下さったのがメシヤ様なので、そのメシヤ様の御教えに基いてそういう研究書を少しずつ紐解いていくと、この歴史全体の理解が深まって来るのではないかと思います。大体よろしいでしょうか?

受講者

はい。

 

依存する事が薬毒の中で一番の問題点

楳木代表

○○さんは如何でしょうか?○○さんは○○○○教団ですよね?長いこと○○○○教団で信仰して来て、今日の様な話を聞いた時に、なんか疑問になることとかあったら聞いて頂きたいとおもいます。

受講者

薬と浄霊、その捉え方が、昔は絶対に薬は毒だということで、使用しなかったのですけど、今は案外皆さんですね、薬も昔の医学でないから、飲んでも出やすいというか、流れやすい、デドックスされ易い、飲んでも。だからある程度は薬を使いながら、先ほど先生がお話しされたように、浄霊でその部分を治していけばいいというような事があったりして、それがどうかなって思います。

楳木代表

要するに、教団の教えの中では、今時代が進んだので、“薬を飲んでも出やすい”と思いたいだけなのです。そう思って「薬を飲みつつ浄霊をしなさい。」ということを言っているだけの話で実は薬は体外へ出ないんです。

受講者

出ないのですか?

楳木代表

出ないのです。それで、薬は体外に出ないと同時に、教団のトップは薬毒の意味が殆んど分かってない。薬毒というのは体内に残留することばかり注目して考えておりますけども、実は現代人が薬毒で苦しんでいるひとつは、女性が生理痛の薬を飲んでいきますと、ベン○とかそういう薬を、CMとかで随分宣伝しているので、色々ありますよね。それで、そういうのを飲んでいって生理が閉経しても、生理痛が起きるのです。何故かというと、脳がベン○を欲しがっている訳なのです。だから、「依存が付く」という事が解っていない。その薬に依存するという事が薬毒の中で問題点なのです。ですから、メシヤ様が薬の問題点については、体内に残留することと同時に依存が付いてしまうことを御指摘されているのです。この薬には依存性がつくことを『文明の創造』等で御説明されているのは、栄養剤についてですが、この栄養剤を飲むと小腸が働かなくなる。これは依存がついてくるからです。栄養剤を飲むと、身体が働かなくても栄養が吸収できるので、身体自体が動かなくなってしまう。特に小腸が働かなくなるので、この依存をメシヤ様は栄養学の点から御注意をされています。しかし、この点について、○○○○教団のトップは着目してないので、薬が身体の中に入った時に何が起きるのかという事を研究してきてないので、指導者が勉強していないが為に、薬に対しては非常に狭い薬毒論でしか理解していないということがある訳なのです。だから、平気でそういう事をみんなに言ってしまう訳です。これほど罪なことはないです。メシヤ様と御縁を頂いて真理を知っているにも拘わらず、知っていて信者さんを間違った薬の使い方をするように陥れていくという指導者の罪たるや非常に大きい訳です。そういったところでですね、皆さんに警鐘を鳴らして頂けると大変有難いと思います。

受講者

昔の当時の教会の先生は「胃が悪くなった時にはできるだけ冷たいご飯に冷たいお茶をかけてできるだけ噛まずに食べなさい。そうしたら、胃は良くなる。」というような指導をされて、実際に良くなったのです。今はそういう事をバシっと言って下さる方は居ません。

楳木代表

そうですね。

 

宗教とは社会改革である

受講者

それから、いまSNS(LINE等)があって、具合の悪いことがあるとすぐに情報が拡散するので、それを教団側は恐れて注意している。そういう事もあるようです。

楳木代表

怖がっているのは何故かという事ですよね。これは宗教というのを解ってないから怖がっているのです。今日話した内容とは全く違う見地から宗教を見ていくと、宗教とは社会改革なので、社会と闘わなくては宗教の役割はない訳なので、それを戦わない方向に動いている指導者は宗教家ではないという、この点をほぼ分かってない人達が指導者として今立っている。そういう人達が宗教という事を研究していないというか、勉強していない人達が指導者として坐っているので、だから可笑しな方向に行ってしまっているところが多いですね。だから、そうした事もお知り合いの人達に少しずつ感化を与えて頂きたいと思います。

それでは時間が過ぎましたので一旦終わらせて頂いてまた、この後の食事会の時に忌憚のない質問等をして頂ければ有難いと思います。それではありがとうございました。

司会

月次祭並びにメシヤ講座を終わらせて頂きます。ありがとうございました。

一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

『メシヤ様の御垂示』

本文は『天国の福音書続篇(三)入門と奥座敷』82ページに記載されています。

『メシヤ様の御垂示』は平成28年6月に拝読し学び合う御論文です。

 

[メシヤ講座no.184 三重支部 2016(平成28)年5月13日]