メシヤ講座no.176岡山(平成27年9月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』天国編」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』358ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

文明の創造「科学篇」の根幹は

楳木代表:

今日はミロクの3、6、9ということが出ましたけれども、本日の参拝者は○○名で、これはいづのめの数字に繋がっていくことであって、非常に今日は参拝者の数としては非常に目出度い参拝者の数になります。

そして本日から『天国篇』を拝読させていただくわけですが、冒頭にですね、

『私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが、之から最後の天国篇をかくのである。』

というふうに書かれております。途中からこの勉強会に出始めた方々もいらっしゃいますので、「私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが、」というところをもう一度ですね、見つめ直しておいていただきたいと思います。

「科学篇」の根幹は何かというとですね、まずメシヤ様の思想としては、病気と言われてきたものは「ほっておけばいい」ということが根幹にあったと思います。科学篇をずうっと拝読させていただくと・・・それは何故かいうと浄化作用であるからであるわけです。

しかし、この浄化作用が充分分かっていないとですね、浄化作用を悪く捉えたりしてしまいます。メシヤ様が説いて下さったようにですね・・・、例えば、病気はある程度病原菌とかウィルスとか、そういうものが原因で起きたとしても・・・そういうものが原因である場合はですね、その菌を殺したらいいではないかという人間の浅智恵でですね、抗生物質等を使用していきますと、この抗生物質が腎臓を痛めてですね、ほとんど腎不全で死んでいきます。

その病原菌で死ぬということはないわけです。そういうことを科学篇の中でですね、私達は充分身に付けさせていただきましたので、この「文明の創造」の前半を拝読して自分の血肉にした人は、病気に対する考え方が・・・以前からですね、メシヤ様の教えに沿った考え方が皆さん出来ておられたと思いますが、改めてですね、この科学篇を通して、病気に対する考え方が改まって行ったのではないかな、というふうに思います。

そして、これから肉体的に人を救う場合にはですね、この科学篇が全ての基礎になっていきますので、その基礎が自分の中に充分入っているかということを確認させていただきたいと思います。

 

文明の創造「宗教篇」で身に付けて欲しいこととは

楳木代表:

それから、次にメシヤ様は『「宗教篇」をかいてきた』と書かれているのですけれども、「宗教篇」を拝読した時に、私達が何をここで腹に持っておかないといけないかというとですね、これは『夜の時代』を形成したところを纏めていただいているわけですので、『夜の世界』を造った最大の原因はですね、武力によって威圧して脅迫をしたり、そうして権力を抑えようとしたという事があります・・・。それは、素盞嗚尊と瓊々杵尊がですね、山口県の萩に上陸して、それから当時のですね、日本の統治者であられる伊都能売神皇様の皇位を狙ってですね、圧力をかけてまいりました。で、この”圧力をかけてくると統治が出来るのだ”というものが三千年前に私達に根付いてしまいましたので、物事を進める時にですね、”圧力をかけた方が旨くいく”とか、”上から押し付けていった方が旨くいく”とかという、その『夜の時代』の癖が私達には染み付いてまいりました。

これが染み付いているとですね、例え信仰の話をしてもですね、例えば夫婦の場合、ご主人があまり理解の無い場合は、”お父さん、これしないと私達どうなるか分らんわよ”とか言って脅かしていきます。

この折角いい御神業を進めて行ってもですね、やり方が脅かしでいくと、これはもう『夜の時代』の進め方になってくるわけですね。『昼の時代』の進め方はそういうことではない、ということをこの「宗教篇」でですね、繰り返し拝読しながら身に付けておいていただきたいと思います。

 

メシヤ様の御神業とその後の教団活動との違い

楳木代表:

それから、どのようにすばらしい御用を進めていってもですね、「あの人のグループは何人お導き出来たらしいよ」と、「こちらのグループは何人だよ」というふうに、絶えず比較させながらいきます。このように比較させて進めていくとこれは何になっていくかというとですね・・・精神病の原因を聞いたことがありますか、薬毒以外での精神病の原因・・・これは”比べたらいけないものを比べる”ということから始まります。それぞれの因縁が違うので・・・私達のグループの因縁とこちらのグループの因縁とは明らかに違うので、それを比べてしまうと、そこからですね”比べてはいけないものを比べる”というところから精神障害が起きてきます。しかし、これはですね、全体の組織から行くと精神をコントロールする上に於いては一番し易いことなわけなのです。みんなを精神病にしておいてコントロールしていくわけです。

これが「科学篇」でもそうです。科学篇の時に薬毒を入れてみんなを精神病にしておいてコントロールしていこうとしたわけですから・・・これが薬毒の狙いですので・・・。

次は「宗教篇」を基に精神のコントロールをしようとすると、比べたらいけないものを比べさせたりしながらですね、みんなが精神異常を来たした状態にしておいて、みんなをある一定方向へ向けさせたりします・・・これがメシヤ様の御神業をしつつ、メシヤ様の組織がそういうことをしてしまったということになるわけです。

メシヤ様時代はですね、そういうことはなかった。それは何故かというとですね・・・中国地方では萩の平本先生が疎開を兼ねて開拓布教に、メシヤ様の名代として萩の方へ行きましたけれども、そこで1年間、入信者が一人も出来なかった時にメシヤ様が何ておっしゃったかというと、『神様は準備が出来てないので、お前がいくらやったって出来るわけがない』とおっしゃっているのです。

しかし、それは結果なので、『いくらゼロでもずうっと報告し続けなさい』というふうにメシヤ様は御指導されておられます。で、平本先生は”神様がなされることなので、その結果をメシヤ様に報告させていただく”ということで、「入信者ゼロ」というのをずうっと一年間報告されました。

そして、その報告で神様から認められて入信者がずうっと出来るようになりました。こうしたメシヤ様がお進めされたことというものと、後の教団が進めていることはこういった差があるわけであります。で、私達がメシヤ教としてやらしていただくことは、このメシヤ様がなされようとされたことをするということですので、今までの『夜の時代』の概念を捨てていかない限りですね、御神業というのは進展させることが出来ないということを、この最初の一行でですね、しっかり腹に入れておいていただきたいと思います。

 

戦争の悲惨さ・・・その原因は精神病

楳木代表:

で、そうしていただきたいために今月のメシヤ講座の特選集ではですね、いくつかの事を取り上げています。何を取り上げているかというと、一つは、戦時中のことを取り上げているわけですけれども、私達がほとんど忘れてしまっている戦争の悲惨さというのは、戦争に行った人達が亡くなったその最大の原因はですね、日本の場合は飢餓と病気です。飢餓と病気で死んでいるのですね。相手の銃弾に当たって死んだとか、或いは爆撃を受けて死んだとかということは、戦死者の中ではですね、3割くらいしかいないわけなのですね。

ほとんどが・・・食べ物が無かったりとか、それから南方へ行きますので、日本では経験したことが無いような細菌が一杯あるので、経験したことがない為にそのために病気を起こしたりしてですね、7割の方々がこれで亡くなっております。この最大の原因は何かというと日本国の政府が分析を怠ったということと現実を直視しなかったということです。食べるものが無くてもですね、戦争にずうっと出させて行ったということです。日本に残っている方々も食べるものが無いし、それから年配の方々に聞くと鉄が無いためになべを出したりですね、そういうふうにして銃弾を作ったりとかしてきたわけです。

もうこんな無謀なことを日本政府はやってしまったというのは何かというと、ほとんど精神病です。これはもうやっても勝てないという事が分かってもやり続けるという、これが精神病の最たるものでありますので、日本全体がある一つの催眠状態に陥らされてずうっと戦争を続けてきたということです。

そして、玉音放送にしてもですね、あの時にはまだ軍部が最後の最後まで交戦体制を布こうとしてクーデターを起こしたけれども、それは鎮圧されたので、玉音放送を放送させないということで一部の軍部は奔走しておりますので・・・ですから8月15日に玉音放送があったから日本人は救われたわけなので、あの時に玉音放送がなければですね、地の果てまで殺されていって、我々もこの世の中に存在していないかもしれない。そうしたところまでですね、異常な状態に陥らされていったのが戦争の原因である精神病だということです。

 

精神病患者が教団運営をしている

楳木代表:

そして残念なことにですね、現在までの・・・メシヤ様が御昇天された後の世界救世教もですね、指導者が精神病状態でずうっと教団を運営してきてしまいました。その最たるものがですね、今月は月末に沖縄の方へ行くのですけれども、今那覇市でですね、○○Aまでタクシーで「行ってくれ」とか、世界救世教までタクシーで「行ってくれ」と言うと、タクシーの運転手のほとんどが嫌な顔をするそうです。

それは何故かというと、「活動・・・」「活動・・・」に信者さんを動かしたためにですね、その土地で執り行うですね・・・沖縄の場合は特殊な・・・人がお亡くなりになった場合ですね、埋葬するのですけれども、墓の前にほとんど遺体を安置して風葬状態にしますね、そしてほとんど骨になった時にもう一度川で洗って、そして骨壷に納めてですね、墓に納めます。

そういうことをずうっとやってきているのですけれども、そういう行事を親族が集まってやる時に「活動・・・」「活動・・・」と言ってですね、教団に駆り出されているためにそっちの出仕をしない状態になってしまっているので、”世界救世教に入るととんでもない事になるぞ”と、”今までの風習が全部壊れてしまうぞ”ということで、「あそこに入った人間は土地の事を全然しない」というような噂なんかが流れていっているためにですね、みんな嫌な顔をします。

先月も少しお話しましたように、沖縄ではですね、日本軍の最大の犠牲を強いてしまったためにですね、大勢玉砕をするだけではなくて民間人も大勢身を投げて死んでおります。その為に今沖縄で何が起きているかというとですね、身長が伸びない人が非常にいるので、小学校時代からホルモン注射をずうっとしないといけないような人達がもの凄く多くいらっしゃいます。それから精神病が非常に多いと・・・まぁ、そういうことの原因は、国の犠牲となってお亡くなりになった人達の慰霊がきちんと出来てないというところが・・・慰霊といってもですね、慰霊だけでは駄目で救霊していかなくてはいけないので、救霊がなされてないということがあります。

だから、例えば家を建ててですね、基礎工事をすると遺骨が出てくるというのは今でも続いております。そうしたことに日本政府はですね、最後まで戦争犠牲者に対する責任をまだ負ってない・・・そういう現実が沖縄にはありますので、この沖縄の救済というのをメシヤ様の弟子がこの岡山県からもですね、一元化前は布教に行っていただいた先生方もいらっしゃるのですけれども、取り分け一元化後はですね、そうした根本的な救いということを疎かにしている為に「活動・・・」「活動・・・」で、結果的には沖縄の人から嫌われるような教団にしてしまっております。

これはメシヤ様がですね、例えばお寺との付き合い方を教えておられます。『メシヤ教に入ったらお布施はアップしないと駄目だぞ』とおっしゃっているわけですね。それは何故かというと、メシヤ教に入るとメシヤ教にお金を運ぶので、お布施を上げないようになってしまってお寺が潰れるかもしれないと恨むようになるので、そうしたことをすると布教が旨くいかなくなるから、メシヤ教に入ったら必ずお布施は多く包みなさいというような御垂示をされておられます。

そういうところまで丁寧にメシヤ様が教えているにも拘らずですね、メシヤ様御昇天後はですね、「みたまや」を作ったり、今では「紫微宮」を作ったりしてですね、メシヤ様が憂慮されていたことを、教団自体がやり始めております。ですから、メシヤ様の御心を全く無視した形でですね、教団運営をやっておりますので、これが・・・結果的に精神病状態に陥った者が教団運営をしているという内容であります。

だからこの宗教篇を拝読することによって、私達がこれからの御神業をどのようにさせていただいたらいいかということをしっかりですね、受け止めさせていただけるような・・・そういうふうに学ばせていただくためにですね、この『文明の創造』をしっかり拝読をさせていただきたいということであります。

 

神の実在を知らしめるために浄霊はある

楳木代表:

それで、この神様の教えられること・・・これが御教えですので、御教えは絶対だというが分かるために実は浄霊があるのです。その浄霊は結果的に何故神様の実在が分るかというと、病気が治ったりですね、それから気持ちが明るくなったりとか、支部へ参拝していると家の問題が解決していくというような奇蹟に触れる事によって、「現実に、神様はいらっしゃる」ということが分かって、その神様のおっしゃることなので正しいという認識が出来るわけなのですけれども、この浄霊の仕方がですね、もうメシヤ様が御昇天になって60年経つのですけれども、この60年間に浄霊観がどこまで高まっていったかということを考えていくとですね、M○○はいまだに「施術」という言葉を用いてですね、「どこに熱があるからどこを浄霊しないといけない」、「ここに固結があるからここを浄霊しないといけない」という、初心者の浄霊をいまだに続けております・・・60年経った今、一回り、還暦を迎えているにも関わらずこんなことを続けているわけです。

これは一重にメシヤ様がこの『文明の創造』としてですね、『21世紀の地上天国建設の設計書』として書かれたものを疎かにしてきたために、そのレベルの信仰から高まっていってないわけです。

メシヤ様は神の実在を知らしめるために、この浄霊の力を私達に下さっているわけでありますし、そうして神の実在が出来たら次はですね、物質文明が発展してきた後は、東西の文明を、これを結んでいくという事が地上天国建設をしていくためには必要なことなので・・・、この東西の文明を結ぶための力としてこの浄霊があるわけですので、私達の浄霊観がそうしたところまでですね、その『文明の創造』を拝読することによって高まっていかない限りですね、この地上天国建設というのは不可能になっていくわけであります。ですから、私自身もこの『文明の創造』を皆さん方と共にですね、学びをずうっと続けてきて本当に良かったなぁ、と思います。

それは改めてですね、メシヤ様が御神業を進めようとされた中身を確認させていただけたわけなので・・・これを出版させていただけたことも本当に感謝で受け止めておりますけれども、ここまで拝読してきてもですね、非常にありがたかったなぁと思います。

 

神様のお言葉に間違いはない

楳木代表:

そして神様の言うことは絶対間違いはないということの一例としてですね、このメシヤ講座の特選集の中ではですね、恐竜を絶滅させる時にですね、メキシコのユカタン半島に約11㎞の隕石をぶつけたと・・・そして硫酸を巻き上げてですね、酸性雨を降らせて、そして海のプランクトンを死滅させて食物連鎖が崩れて大きいものから66%の生き物を死滅させたので、恐竜が当然死んでしまったということ・・・。

これがですね、メキシコのユカタン半島に隕石がぶつかるためにはですね、遥か彼方から隕石が飛んで来ないといけないので、その飛んでくる時にどこから飛んでくるかという事を大体今の学問の中から類推するとですね、一番近い彗星は3年3ヶ月に一度飛んでくる早い周期の彗星があります。それから、ハレー彗星というのは大体76年くらい掛けて来ます。太陽に近づくと水蒸気が蒸発しているので、小さくなってくるのですけれども、又37~8年行くと氷が出来る場所があるので、そこまで行って大きくなって又近づいてきます。それから数百年掛けて回ってくるのと二千年掛けて回ってくるのと、様々な彗星がありますが、地球というのはこうして私達が真剣に勉強してても凄いスピードで回っております。

この前「こうのとり」が行って宇宙ステーションにドッキングしましたよね。あの宇宙ステーションはどれ位のスピードで地球を回っているか聞いたことはありますか?・・・秒速8㎞ですよ・・・秒速8㎞で回っているところに、種子島から打ち上げた「こうのとり」が近づいて行って、秒速8㎞で動いているところに近づいて行って、それをロボットアームで捕まえたわけですので・・・。

そのスピードで動いているところに近づいていくので何日も掛かっているわけです。この作業を支えているのが数学です。今はコンピューターがあるので段々近づいていくのを計算できるわけですけれども、地球の円周はですね、今赤道上は4万kmあります。それを24時間で一周しているわけなので、大体時速1700kmで、我々は時速1700kmで回っております。これを秒速に直すと400mくらいです。音が秒速360mですから、音よりも早く私達は動いているわけです。

そして、隕石が入ってくる時には大気圏があるので、角度が決まって入ってこないといけないので、メキシコのユカタン半島にぶつけるためにはその角度も必要なのですけれども、それと地球はですね、傾いています・・・23.4度傾いていますので、この駒のようにこう回っている地球の、しかも時速1700kmで回っているそのスピードのユカタン半島にぶつからないといけないのですから、そのぶつかる隕石は遥か彼方から飛んできますので、主神様がその隕石を投げた時に、今のコンピューターでやっと計算出来る位の計算式のもとに投げているのです。そうしないとですね、凄いスピードで傾きながら回っているメキシコのユカタン半島に、直径11㎞の隕石をぶつけられませんので、神様のやることは絶対間違いないということは、この科学の進歩によってやっと私達は理解できるということです。

神様のやることは絶対間違いないというのは、科学が発展していかないと具体的には理解出来ないというのはそういうところにあります。ですからメシヤ様が『宗教と科学の一致』ということを御説きなられたのは、こうしたことなのだという事までですね、時の指導者がずうっと勉学を重ねて、そしてメシヤ様の御教えに基づいた思考構成を整えて、そしてそれを信者さん方に指導して下さっていれば、この60年間はもう地上天国建設が真近かに、というより、私達は地上天国の中に生きているというくらいまで進んでいるはずなのですけれども・・・。

 

御神業を担う腹を固める・・・決心が必要

楳木代表:

その努力を怠ったためにですね、益々酷くなっております。益々酷くなっている理由がですね、もう薬が行き渡っています。しかもその薬はですね、著作権を持っていてそれを引き伸ばそうとして、今アメリカがТPPを通してジェネリック医薬品を作らせないようにして、収益を独り占めしようとしております。

こういう現状が現在横たわっているですね、私達の住んでいるところであるわけなので、地上天国とはとても言えないような状態で、もう「『昼の世界』に突入している」と言葉では言ってもですね、酷い状態になっておりますので・・・しかも薬と浄霊の併用とかというようなことを言っている人達がいるので、余計に薬が行き渡っていってしまっているという事であります。

これを大改革するというのは大変な事であるわけなので、この『文明の創造』を魂の力にいただいて、『宗教改革』『医学革命』を進めていくのだ、という、そういうお気持ちになってですね、この一行を理解していただきたいと思います。

後のところはその気持ちを受け止めていただいて、しっかり拝読していただければ、大変ありがたいと思います。

それで、悪をいつまでもですね、無神思想の下に悪をずうっと、改心しない者は絶滅されると、『自然淘汰される』と書いておりますけれども、これを「へ、へ~」と言うような読み方をしていると腹が決まりませんので・・・。

ネアンデルタール人が70万年前に出現して、非常に集団で狩猟するのが得意だった、そういう種であったのですけれども、言語を磨かなかったために伝承を続けていくということをしないためにですね、主神様が、ホモサピエンスとネアンデルタール人の系統のどちらを地上に残すかというふうに決めた時に、言語を磨いてきたホモサピエンスをこの地上に残したわけです。

ですから、ネアンデルタール人は3万年前に死滅しておりまして、それ以後はネアンデルタール人のDNAを持った者はこの地上に存在しておりません。主神様が、絶滅させると言ったら何人もそれを・・・拒むことは出来るのだけれども、それを止めることは何人も出来ないということを、科学者の発見によって私達は腹に落ちて来ております。

しかし、そういう情報を知らずに御教えを読んでいても、私達の腹は定まっていきませんので、今後もですね、いい情報というのは絶えず御教えに照らして捉えながら、御神業を進めさせていただきたいと思いますので、そうしたことをお願いさせていただきまして、いつものように質疑応答に入りたいと思います。

『文明の創造』の中からでも結構ですし、「メシヤ講座・特選集」からでも結構ですし、日常の御神業の中からでも生活の中でも結構ですので・・・。

 

応変自在、千変万化、自由無碍

参加者:

観音行というか「ルナ三訓」が中々そこへ到達できないなぁと思っていたら、ある日「菩薩行」というのが頭に閃いたんで、先日聞いたら、「徹底した下座の行」という答えが返ってきたんですけど・・・今こそ本当に自立して一人一人が自覚して自立した信者になっていかないと駄目じゃないかということを話し合いましたけど・・・。

 

楳木代表:

なるほど、そういうことを確認しながら浄霊をしてもらえるといいと思いますね。そして、それをみんな家庭に持って帰って貰わないとね。

家庭に持って帰って、先月拝読をしたですね、皆さん恐れ入りますけれど355ページを開けていただいて、

『次に私は前から言ってゐる事だが、観音力の働きもそれであって、即ち経にも非ず、緯にも非ず、といって経でもあり、緯でもあり、何れにも偏らない応変自在であるから、千変万化、自由無碍といふのも此意味である。』

ですから、自己浄霊をする時にですね、例えば自分が「頭をよくせんといかん」と思った時にですね、”よくする”という中身が、『応変自在、千変万化、自由無碍』の人間になるように浄霊していただきたいと思います。

もうどのようなことにも”応変自在”に対応できるように、そして、どのような形にも”千変万化”できるように、そして心はですね、かたくななものではなくて”自由無碍”に・・・そういうような自分になるために自己浄霊をしていただきたいと思います。

そういうのがないと、あちこち凝って来るわけです。凝りが生まれてきて、それが体調の悪さを生んで行きますので・・・凝りとかのほぐし方というのは、だいぶみんな勉強してきたわけなので、後は凝りを作らない自分にならなければいけないので、凝りを作らないためにはですね、”自由無碍”でないといけないし、”応変自在”でないといけないし、”千変万化”に対応できるような自分作りをしていかないといけないので、メシヤ様の信仰の根幹は「曇りを発生させない生活」ということですから・・・「曇りを発生させない生活」とはどのようなことかというと、やはり”応変自在”であって、”千変万化”に対応できて”自由無碍”である・・・そういう心の持ち主でないといけないということですのでね。

浄霊をいただいたり取り次いだりする時には、もう皆さん方は信仰のベテラン者ですので、「私今日肩痛いのよ」というような浄霊をもうしないで貰いたい。(笑い)

例えば、「私今日、朝ね、主人から、こんなこと言われて腹が立ってしょうがない」という時のその原因は何かというと、ひょっとすると “応変自在”でなかったかもしれない、心が”自由無碍”でなかったかもしれない、”千変万化”対応できなかったかもしれないという、そこのところに浄霊をいただく練習をしていただきたいと思うのですね。腹を立てたことをいつまでもカッとしていてもね(笑い)・・・もう信仰して何十年も経っているのにまだそんなことをやっているの?ということになりますよね。

そこを変えていくというか、本来の魂になっていくように浄霊をいただいていただきたいと思うのですね。

 

霊の曇りを発生しない信仰生活を

楳木代表:

皆さん方が・・・世界救世教が三つに割れた時に、もう入会していたか、していなかったか分らないのですけれども、問題が起きた最大の原因は一体何かというと、メシヤ様の信仰が理解できてなくて教団運営をしたから問題が起きたわけなのですけれど・・・、その問題の最大の理由は何かというと、人間の幸不幸は霊の曇りが原因であるという事は、教修の時に徹底して勉強して「全部霊の曇りよね」ということで、浄霊をしていただいて御教え拝読もしたのですけれども、”霊の曇りを発生させない”ということの信仰生活を疎かにしてきたわけですね。

だから浄霊をいただいてもですね、家に帰ってカッとくると曇りが頭の中に発生するわけですよね。そうして又布教所へ行って浄霊をすると曇りが取れるのですけれど、家に帰ると又カッと発生するから・・・、曇りを発生させないという信仰をしてきてないから、これが一番の問題なわけです。

 

間違っていた、今迄の信仰のあり方

楳木代表:

折角、メシヤ様から曇りを解消する浄霊というのをいただいているにも拘らず、発生させている。酒飲みはですね、肝臓を悪くして浄霊をいただいて良くなっても又酒を飲みだすという、自分の体を痛めといて神様に救ってもらって、又体を痛めて又救ってもらって、又体を痛めて又救ってもらうという、こういう信仰を私達はずうっとしてきている部分があるわけですよね。こうしたことを変えていかなくてはいけないわけですね。

それをですね、ある県で、信者代表のようにずうっとみんなを引っ張ってきた専従者じゃなくて信者さんにですね、今までの信仰の仕方はそういう点が非常に間違っていたということと、もう一つはですね、信仰の仕方が間違っていた。

信仰の仕方というのは、神様にお参りする時に、みんなお願い事ばかりしている信仰をしてきたのです。メシヤ様は、お願い事がどうしたら叶っていくかという教えを私達に教えて下さっているわけなので、願い事が叶う信仰生活をしていかないといけないので、神様にお願いする時には、御教えを拝読したことから自分の人生はこの点が間違っているのでここをやり直すという、本来の生活をしていく為に「こうあらねばならない」と自分の生き方を決めて、そこに力を下さるのが神様だという・・・自分の中の想念が固まってないので、自分を正さずにですね、願い事ばっかり言ってきた信仰をしてきたわけなのです。

そういう信仰では、いつまで経っても願い事は実現しませんので、そういうことをあなた方もみんなに教えて来なかったのだというふうに、そういう話をしたらその人はもの凄く反省したのですけれども、今度は逆に反省しすぎてですね、認知症になってしまいました。

これはね、笑えないですよ。ショックで・・・だって自分は正しいことをやってきたということで、千人を超す人達を自分が引っ張ってきたわけですから・・・引っ張ってきたその信仰が実はメシヤ様の名前は唱えたけれども、メシヤ様の進める信仰ではなかった、ということを愕然と気づいたわけですのでね。

“もうなんてことをしてしまったんだろう”というふうに気付いたら、もうそれからガタガタガタッと何もする気がなくなってですね、具合が悪くなってきて・・・私は懇切丁寧にその人と話し合いをしていけば良かったなぁ、と思うのですけれども、その当時教団護持委員会にはその方が来なかったので、再建の中にいてですね、そしてその中でヤル気がどんどん失せていって、あっという間にお亡くなりになってしまったのです。まだ70前の人だったのですけど・・・。

それほど・・・やっぱり自分のやってきたことがショックだったのですね、何度か「一緒にやっていきましょう」と誘ったのですけれども、もうそこまでのやる気がなかったのですね。これは私の失敗談です。人を改心させる時にですね、あまりにショックなことを言い過ぎたので、その方を救うことが出来なかったなぁと思うのですけどね。

 

参加者:

その人は途中で気付くことはなかったんですかね。

 

楳木代表:

そのご主人が気付いて連れてきたのです。ご主人が社会的にも常識のある人だったので、じゃあ一回話を聞いてみようということで来たのですけれども・・・。

 

浄化に感謝しながら御神業を

楳木代表:

○○さんもあちこち浄化したりしているのでしょ。

 

参加者:

はい、まあ・・・。

 

楳木代表:

今ね、支部責任者の中でも疥癬と同じ様になっている人が一人いるのですよ。やっぱりこの『文明の創造』を拝読して学びに学んで来た時に、やっぱり”自分を心底変えて御神業に臨まないといけない”と思ったら体中から吹き出て、正座も出来ない状態に今なっている人がいて、会社も1ヶ月間今休養願いを出して自宅療養している人がいるのですけれども、御神業を真にメシヤ様の御用を担おうとなった時にはそういう浄化が一挙に始まりますので、新しい御用が待っていると思って浄化に感謝しながら進めて下さい。