メシヤ講座no.170浜松(平成27年3月)

<今月の御教え>

『文明の創造』 宗教篇 伊都能売神 文創 昭和二十七年)

 

【メシヤ講座 浜松支部】

仏教の中には日本の神様の精神が流れている

楳木代表

本日は『伊都能売神』をただ今拝読させていただきました。

日本人がインドからきた宗教をこれほど日本全土に受け入れることがどうしてできたのだろうか、ということが、私の子供のころからの疑問でした。

仏教というものは、聞いてみると日本の宗教ではない、と。インドでできた宗教だ、と。そして、お経の原本はインド語だと。それを何故日本人が唱えてありがたがるのだろうか、と。お年寄りの人たちがなぜあんなにお経をありがたがるのか、ということが、大変不思議でもあり、疑問でもありました。

しかし、本日拝読させていただいたように、伊都能売神皇様がインドに降られていって、まだお釈迦様がまだ悉達太子と言われていたころに教えを垂れて、それが仏教のもとになっているのだ、と。そのまた仏教が日本に入ってきたので、“仏教の中に流れている精神は日本の神様の精神が流れているために、容易に日本人が受け入れることができたのだ”ということが、この御教えを拝読することによってやっとそうした疑問が氷解したのであります。

それでは、その悉達太子時代に伊都能売神皇様は何を教えられたのか、というと・・・、先月少し触れましたが、その触れた内容が、今回のメシヤ講座・特選集の、皆さん方は何枚目になっているかわかりませんが、こちらでは8分の5となっていますが、名前が『御教え・観音講座・第2講座内 道法禮節』というものが書いてありますので、先月もお話ししましたが、確認のために読んでおいていただきたいと思います。

それから〇〇さんは大分県の玖珠町のしかも玖珠町の奥地の宇佐へ向かう方に住んでいましたので、宇佐の方に行くと何が残っているのかというのは、子供の頃からよく見ていたでしょう。

参加者

全然行かないです。

楳木代表

行ったことがない?

参加者

はい。このごろになってから行ってみました。

楳木代表

それから宇佐を通り越していくと国東半島に行くといろいろな磨崖仏や仏様のいろいろな遺跡があるので、今度行ったときには国東半島に行ってください。もう、仏教をやっている方々が涙がでるほどありがたい場所がいっぱいあるのでね。そこに統一してある、こちらでもお墓を作るときに高貴な人のお墓を作るときの形があるでしょ?

参加者

メシヤ様のような…。

楳木代表

奥津城ではなくて…。高貴といっても天皇陛下とかは前方後円墳というように大きなものですが、庶民クラスで高貴な人たちが建てる墓。

五輪塔の形をした、あれが仏教の中で形として残っているものが、一番根本的なものを教えているのです。

それは一番上から空(くう)風(ふう)火(ひ)水(すい)地(ち)というふうな、これは「あいうえお」という母音の表す意味だということですね。

日本の根本的な「あいうえお」の意味をまず根本的なこととしては悉達太子に教えたわけです。

それから〈あかさたなはまやらわ〉という子音の中ではメシヤ様の教えではカ行のつく人は非常に几帳面になる、というふうに。

これは御光話録という御教えの中に載っているのですが、ア行がカになりますからカは〇を書いて真っ二つに割ったものをカと言います。それから洞窟の形をしたものを真っ二つに割るとキになります。そし火の形の三角を割るとクになり、川が流れるように書いたものを真っ二つに割るとケなり、四角、土地というものを表したものを真っ二つに割るとコになるのです。

ですから几帳面に真っ二つに割るということがこの言葉の中に含まれているので、女性は〇〇子と付けた方が几帳面になってくるのです。子のついた人は良かったです。

だから整理整頓ができるとか、掃除がきちっとできるようになるとか、そういうことができる子供が大人になっていくということが言えるわけなので、女性には子を付けるということが昔からあったのです。ですから子のついた人はおめでとうございます。(大笑い)

そうした根本的なことと丸く書いたフトマニ図を上で離して広げていくと周期表になるというはなしをしたことがあると思いますが、これは神界で〈あいうえお〉とかの七十五声を響かせていくと響かせていく言葉の一つ一つが物質化したときに我々の肉体もできてきたということになっていますので、何回唱えたかわからないくらい響いていって飽和状態となった際に物質化してくる、と。あのような周期表の一つひとつのものができあがってくるということになっています。

そうした根本的なことを教えて、次に日本は徳によって治めることができていた、その徳によって治めるためにはこの道法禮節を守っていかないといけないということです。

先月は藤原紀香の話をして節目の話をしましたが、今、静岡では非常に繋がりある、東海地方としては繋がりがある、5月29日に三菱航空が初めてMRJを飛ばして、おおよそ飛行機が半世紀ですかね、YS11から作ったことのない飛行機を完成させて日本で半世紀ぶりの飛行機ができます。5月29日に初飛行すると。これをアナウンサーたちは「大きな節目になると」。「量産化に向かう大きな節目になる、だから大事に初飛行をやらなくてはいけない」と昨日あたりからNHKをはじめニュースで紹介しています。

やはり節目を大事にするとか、そこに携わった人が集中的にやるという取り組みが、本来日本人が取り組んできたことでありますので、そうしたことを大事にするということがうまくいけばいいなというように、このようなニュースが流れたときには心でお祈りしてあげると失敗なく試験飛行が続いていくのではないのかな、と。そういうことを大事にしていくと徳によって治めることができるということを悉達太子に教えています。

それから、子育てをするときには、挨拶ができるように、嘘をつかない人間にするように、そして自分のことは自分ですることができるように、人に迷惑を掛けないようにということで、日本の場合は取り分け布団を敷いたり上げたりという風習が昔はあったので布団を敷いたり上げたりしながら自分のことは自分でできるようにというようになったのですが、最近のお子さんたちはベッドに寝ているので、しつけの仕方が難しくなるのです。いわばベッドメイキングというものを親が知らないので、子供に朝起きたときにシーツの端と端を持ってシーツを伸ばすのだとか、掛けている布団の四隅をこのように引っ張って、できればベッドカバーを掛けて部屋を美しく見せる在り方を作り上げていくのだということを子供に教えていけば自分のことは自分でするということができるようになっていきます。そういうしつけ方をしていけば、人に迷惑をかけるような人にはならない、と。そうしたこまごましたことを悉達太子に伊都能神皇様は教えられています。

そして、この悉達太子がそれを聞いてここの323ページの真ん中のあたりに『一意専心悟道に入るべく、修行三昧に耽ったのである』ということですが、この華厳経を調べていくと先日三重支部から華厳経についていろいろ調べたことを送ってきてくれたのですが、28人の覚者という人たちにも会って、様々悉達太子は修行を求めていったと。それからつごう53人に会って伊都能売神皇様から教えられたことを裏付けるようなそういうことをずっと積み重ねたのがおよそ7年間ではないかと推測できる内容を送ってきてくれました。

そうした修行に励んでいよいよ業なってインド人の人たちに伊都能売神皇様から教えられたことを説いていった、これが仏教なのです。説いていったことが仏教ということですので、そうして仏教ができあがったのだということを、本日御教えを拝読しながら確認していっていただきたいと思います。

 

三千年来の罪穢れ

楳木代表

一方、多くの宗教、とりわけ大本教を根っこにしてつくってきた宗教は「三千年来の罪穢れ」ということをずっと言ってきました。

それでは、三千年来の罪穢れということは一体どういうことかというと、神話では正しい神様を天岩戸に押し込めたということになっていますが、それは国常立尊様を押し込めたのは3000年前ではなくもっと昔の話ですので、おおよそ9000年前、6000年前のサイクルでそういうことがあって、3000年前の話は現実的な話です。

また、もう一回最初のページに戻って322ページの5行目に『処其頃素戔嗚を中心とする朝鮮の神々が渡来され、伊都能売神の地位を狙って犯さうとしたが、容易に応諾されない為威圧や迫害等から進んで、遂に生命に迄も及んで来たので、急遽御位を棄てられ、変身によって眼を外(そ)らし、窃(ひそ)かに日本を脱出し、支那を通って印度(インド)落ち延び給ふたのである』ということであります。

素戔嗚尊が3000年前に押し寄せてきたときに伊都能売神皇様は最初頑として受け付けなかったわけです。しかし、その後『威圧や迫害等が進んで生命迄にも及んできたので』とありますが、生命迄も及んできたということはどういうことかというと、「あなたが応諾されなければ人民を殺していきますよ」と。一人ずつではなく百人単位とかで殺していきますよ、とかいうようなことを迫ってきたであろうということが推測できます。

そうすると日本本来の人民を守るためにということが一つ出てきますので、天照天皇に皇位を譲られて日本を脱出されたということであろうかと思います。

その後日本人が、この素戔嗚尊のやり方の威圧や迫害、それから命を脅かすような手段で政治を動かすようなやり方になってしまうということが、実は「三千年来の罪穢れ」ということになります。

だから夫婦や親せき、家庭の中でも威圧や迫害的な言動がないか、例えば男の人が「おまえ、誰から飯を食わせてもらっているんだ!!」とかいうことは、威圧ということですね。それから「俺の言うことが聞けないなら、出ていけ!!」という言い方も威圧や迫害になるわけです。

それから会社でいうと上司が「私の言うことが聞けないなら、会社を辞めてもらうよ!会社を辞めたら家の者がどうやって生活できるんだ。野垂死ぬではないか」という言い方をするのは、生命迄も及んできた言い方です。

この癖がついたのが、素戔嗚尊が入ってきたことによって、日本人にそういう性格の癖がついてしまったということです。

素戔嗚尊が入ってくるまでは日本人は『道法禮節』を重んじていたわけなので、徳によって治められていたのです。しかし、素戔嗚尊を日本人が受け入れてしまったために三千年来の罪穢れが発生してきたということであります。このことを自らに向けていかなければ、“私の中にも威圧的に人と話すところがないだろうか”、あるいは“迫害を与えるようなことはないだろうか”ということを自分に問いかけてながら生活をしていかないと、「三千年来の罪穢れ」をとるということについては…。

子育てしているときにはよく「誰にご飯を作ってもらっているの!!」とか言ってしまうことがよくありますよね。「自分ひとりで生きているような気でいて!!」とか。ついつい怒るときにはそういう言い方をしてしまいます。

ところがこういう怒り方は素戔嗚尊のやり方なのだということになります。

だから怒るときにどうしたら良いかということになりますが、さっきのように伊都能売神皇様のようになっていかないといけないのです。

「この世の中には人に迷惑をかけてはいけないという決まりごとがあるのです。それを守っていきなさい。それを守れないのは人間ではなく動物なのだ」という言い方で教えていく。

直情的に「誰がご飯作ってあげているの!!」という言い方をすると、威圧をしてしまっているということになってしまいます。

こういうやり方では本当の日本人を育てることができないということになってきます。

それでは皆さん方は素戔嗚尊が日本を治めたら酒食に溺れて世は乱れてきたという話を聞かれておりますね。

そしてそこをみてとった中国から九州の高千穂に神話では降臨したということになっていますが、瓊瓊杵尊という中国の神様が入ってきて高千穂に移り住んで、そこで孫として生まれてきた神武天皇に即位した、そういう方が乱れた世に対して打って出て、統治に出ていきます。

高千穂からどのような道を通っていったのかということになりますが、ルートとしては出方が阿蘇山のどっち周りで出てきたのかということになりますが、出てきて中国地方を通り、関西の方に出ていきますが、このときの神話の裏付けをどういうふうにしていくかということを研究している学者たちがいて、大変有意義な報告をしてくれています。

どういう報告かというと伊都能売神皇様の時代は縄文時代でありますね。それから3000年前は縄文時代であります。それから弥生時代になりますが、縄文時代と弥生時代の大きな違いは何ですか?

参加者

稲作?

楳木代表

それでは稲作はどうしてできるようになったのですか?

稲作がどうして日本に入ってきたのかということをご存じの方は?

これは実は神武天皇が広めた、というのが最近の研究の報告の一つです。

中国から入ってきたのですが、神武天皇が討伐しつつ、その土地土地に米の作り方を教えていったということが最近分かってきたというのです。米を作るためには水が必要なので灌漑工事、いわば治水工事を教えていったのです。そして、しかも木や石で土を掘っていたのではらちがあかないので、鉄の作り方、製鉄の仕方を…。この3つをもって神武天皇が統治に出ていったということが最近の学者が発表している内容です。

ですから、中国からきた瓊瓊杵尊のお孫さんが一挙に統制にでたときに米の作り方を教えていって日本に米が定着したということです。

だから日本人は一度心がすさんでしまいましたが、この神武天皇のおかげで、食べ物を、美味しい米を取得すると共に、もともと日本では伊都能売神皇様の時代から大事にしてきたことがあるではないか、それを守っていかなくてはいけないということを言ったのが神武天皇ですので、今の皇室の姿を見れば、今上天皇を始めとして自分を非常に律して偏ったことを言わない、そういうことを守りぬいて生活をされています。いわば日本人の鑑のような生活をされておるのは、そうしたことを乱れた世を立て直すためにしたことなのです。

しかし、残念なことに討伐をするときにどうしても武力をもってやったので、この武力だけは日本に残ってしまったということが、一つは残念なことでありますが、しかし素戔嗚尊が入ってきて世の中が乱れたときに神武天皇が出てこられて統治して即位したのが2月で、今年の2月で2675年になります。

今、皇紀、紀元節の2月11日にお祝いしたでしょ、皆さん。あまりお祝いしていない?今は建国記念日と言っているので、訳がわからないようになっていますが、昔の人は紀元節と言って神武天皇が天皇に即位した日であるということであります。

そうして日本中に稲作が行きわたって、もう一度秩序を取り戻そうという動きが少しずつ起こってきたというふうに歴史を見ておくと、メシヤ様の教えと連動して歴史を見ていくと、少し日本の2000年前から3000年前の歴史がわかってくるのではないかなと思います。

 

実を生らせるということ

楳木代表

それでは次は323ページの最後の行に本地垂跡という言葉がでていますが、本地垂跡は日本史でいろいろ説明を受けたと思いますが、メシヤ様の教えでは

『本地とは本元の国即ち日本であり、垂迹とはもちろん巡跡教を垂れる事である。即ち最後に至って、故郷である日本全土に、一度仏の教を垂れると共に、仏華を咲かせ、実を生らせなければならないという蜜意である』ということです。

今、仏華が開ききっています。この仏華が開ききっているということは何かというと法華経から進んだ学会が日本全土に拡がって、それを母体とする公明党が今、自民党とともに法律を変えようというところにまで勢力を伸ばしております。これが、仏華が開ききったということになります。

これから実を生らせるということをするために3月3日にメシヤ降誕本祝典を執り行うということに、そういう意味になります。これから実を生らせるという取り組みを、メシヤ教を中心にしてやっていきます。

これが3月3日のメシヤ降誕本祝典記念式典の意義でありますので、ここを読んだときにその意義をしっかり受け止めて3月3日を迎えていただければ大変ありがたいというふうに思います。

 

阿弥陀様やお釈迦様との違い

楳木代表

そしてその後には伊都能売神皇様と阿弥陀様やお釈迦様の違いというものが書かれています。

ここに小さい阿弥陀様が掛かっております。この阿弥陀様を見ると、頭が2段になっています。その頭は全部こぶのようになっていますが、これは縮れ毛ということになります。天然パーマということです。日本人の天然パーマでは及ばないようなインド人の天然パーマはすごいから、あのようにこぶのようにつけているのですね。それから中にあるこんもりしたところは頭部隆起したということであり、悟りを開いたという証です。お尻のところにあるチャクラを上に引き上げる修行をしていくと、赤ちゃんの時にピコピコしているところから血膿が吹き出るということになります。吹き出てこぶができた状態が阿弥陀様の頭のかたちになります。

いわば悟りを開いた証が頭のこぶです。そういう形になっています。その縮れ毛と。

そして観音様は何処で見ても直毛ですので、結い上げています。ですから日本人という証です。

阿弥陀様はインド人という証であのような頭になっているということを、ここを拝読することによって覚えておいていただきたいと思います。

 

仏の資格を得るということ

楳木代表

それからその324ページの後ろから5行目に

『そうして又釈尊の弟子に、法蔵菩薩といふ傑出した一人がゐた。彼は一時釈尊から離れて他の方面で修行し、業成ってから一日釈尊を訪れていふには「私は今度印度の西方に一の聖地を選びて祇園精舎を作り、之を極楽浄土と名付けた。」』。

之が仏壇を作るときに西を向けた方が良いという理由です。仏壇はどちらの方向に向けたら良いでしょうかというときに、西を向けた方が良いですよというのはそういう理由です

『印度の西方に一の聖地を選びて祇園精舎を作り、之を極楽浄土と名付けた』というところから仏壇は西を向けた方が良いということの根拠はここにあります。

ですからメシヤ様はそういうことを教えてくださっているというふうに読んでおいていただきたいと思います。

そして

『其目的はは今度世尊の御教によって、覚者即ち仏の資格を得たものを寄こして貰ひたい。さすれば右の極楽浄土、別名寂光の浄土へ安住させ、一生歓喜法悦の境遇にあらしめるであらう』

と言われた、ということでありますので、現在の仏教のダメなところは仏壇の向きとは別に、覚者即ち仏の資格を得たものということになっているので、お寺でみんなを覚者にしていかないといけないのです。仏という資格をえるために、そういう生き方を教えていかないといけないところが、本来お寺なのですが、今はどうしても葬式を中心にしたお寺にどうしてもなってしまっているので、やはり生き方を教えていかないといけない。

そして生き方の根本が先程の道法禮節とかいう内容になってくるので、そういうものをずっと取得していって覚者になっていくわけなので、仏の資格を得るということを修行してもらうということです。

お経をいくら写経しても悟りは啓けないのです。生き方の中に道法禮節を守るということをしていかないとその資格を得ることはできないので、そういうことをもこれからお坊さんと話しがあるときにはそういうことを教えて「お坊さん、あなたはそういう資格を得るところまでいっていませんよ。もう少ししっかりしてください」ということぐらいをもうおばあちゃんくらいだったら説教しても良いから・・・。

お坊さんにそういう説教をしてあげてください。「あなた道法禮節を守っていますか?」と。こういうふうに。おばあちゃんくらいの歳になったらそのくらいは言っても良い年になるので。そのかわり自分も道法禮節を守らないといけないので、守りつつそういうことをお坊さんと話し合いができるような人間になっていかないといけないのです。メシヤ教としてメシヤ様の御教えを学ぶことを通して多くの方々に感化を与えるような、そんな生活をするのが実は御神業なのだというふうに受け止めていただきたいと思います。

メシヤ教は浄霊力という絶対的な救済力があるので、この浄霊をしておけば良いということでずっときましたが、しかし日本全体を地上天国にしていくためにはみんなの心の拠り所にしているお坊さん方をさらに向上させてあげないといけないので、そういうことを取り組んでいきたいと思いますので。年をとるほどそういうことができるわけですので。若い人が言うと生意気になるけれど、お年を召した人たちが言うと「ありがとうございます」という話になるわけですので、そういうことに取り組んでいただければありがたいと思います。

本日はそういうことをお願い、確認をさせていただいて、いつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

安全な野菜をいただくために

楳木代表

それからずーっと私達は医学革命とか宗教改革というのを願って様々取り組んできていますが、いろいろ添加物とかそういうものがいけないと言っても、じゃあ「安全なものはどうして手に入りますか?」と言われた時にいろいろ努力はしていますが、これからメシヤ教としてのネットワークを作っていこうというふうに考えております。

大阪支部のTさんの関係で、申し込む時に「メシヤ教」というふうに一筆入れてくれればまとめ買いとか、それからB品とかをお世話して安全な

ものをできるだけ安くお渡しできるような…。一番上にTさんの電話番号を書いてありますので…。例えば、安全なジャガイモが欲しいといった時には、ジャガイモを二箱頼むと二割引にしてくれるとか、それからこの辺りまでは大体500円ぐらいで送ってくれるように、送料も非常に安く、今、設定してくれておりますので、長持ちするものはまとめ買いして、タマネギとかジャガイモとかカボチャとかそういうものは箱単位で頼んで、そして支部で分けて、何個かずつ買っていけば手に入れることができるので、とにかく安くいいものを提供しようということで努力している人達がいます。

それと同時に、今、農協改革をやっていますが、どうしても後継者が育たないというのはいくら作っても、買ってくれる人がまだまだ少ない状態なので、販売体制を整えていくことによって後継者を作ることができるのではないかということで、この人は取り組んでくれているので、何とかTさんと連絡を取りながらそういう人達を育ていくようにしたいと思います。

ネット上では、”ふるさと21(無農薬や有機栽培・自然農法の果物通販ふるさと21)”で検索してくれればどういうことをやっているかというのが分かるのではないかなと思います。

今、自然農法の無農薬米が熱い!ふるさと21は有機JAS・自然農法等の安心安全な無農薬米や信頼の生産者さんから産地直送した有機野菜、リンゴなど自然農法産果物といった食の安全を願う生産者のネットワーク「自然食ねっと」登録生産者の農産物を取り扱う通販サイトです!

参加者

頼む時はTさんに電話すれば良いですか?

楳木代表

うん、一回相談してみて。今どんなのがありますかと。

参加者

はい。

楳木代表

大阪で預かって、ずーっとみんなの所に届けてきたミニトマトがあったのですが、ちょうど一週間たつのでここまで持ってくると傷んでしまうといけないので、一応関東までは1パックずつ置いてみんなに試食してもらったのですけれど、ここはもうズッキーニだけしか持ってきていません。

大根は群馬の人が作った自然農法の大根です。夏野菜は自然農法では本州の場合できないので沖縄で作っております。沖縄で自然農法やっている人から取り寄せて、そしてみんなに発送するという、直送してもらうのは、沖縄から。そういう体制をとっているので冬でもトマトとかを食べるのはおかしいのではないかと言うけれど、ほとんど沖縄で作ってもらっているということです。

今、完全に安全なお砂糖とかが存在しませんので、何とか原料から安全なサトウキビとかそういうものから作れるような、そういうものも農家の人と協力しながら作ってもらおうというふうに…。

お塩の場合は割りと、原料がいっぱいあるので安全なものができますが、砂糖だけは栽培からしていかないといけないのでなかなか難しいところがあって、サトウキビはよほど、キチンと土作りをしていかないと完全無農薬・無肥料では作れないものらしいので、そういうことに挑戦していきたいということですので、一緒にやっていきたいというふうに思います。

 

今を考える

楳木代表

それから、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は見ていますか?みなさん。見てない?見ている?今、長州でやっと牢獄から出てきたけれども、まあ牢獄でも塾をやり始めるぐらいだから。

参加者

そうだね。吉田松陰、凄いね。

楳木代表

凄いなあと思いますね。今、長州という話が出ているので最近やっと分かったのですが、靖国神社は、元々は長州の人達が明治維新の時に犠牲になった人達を祀った神社らしいのです。

だから、日本の戦争に行った戦死者が祀られるというところに果たして相応しいかどうかという問題が一つはあるので、やはり今この時期に、「花燃ゆ」というそういうものを放送するというのは日本人に他の面でも考えていかないといけないことがあるのではないかなあ、と思いますね。

今の時期、「マッサン」と「花燃ゆ」は必ず見るようにしておいていただきたいと思います。まあマッサンもこれから辛いことが、明日ぐらいに逮捕されるのではないかなあと・・・この前採用した親子の母親が密告するはずなんだけどね。あんまりストーリー言うと面白くないから。(笑)

だからあの時期というのは、今、イスラム国と言わないようにNHKなどもしたのですが、やっぱりあの自爆テロというのは日本もやっていますので、零戦に帰りの油は積まないで、行き掛けの油だけ積まして、そして・・・

参加者

死んじゃうんだ。

楳木代表

うん。爆弾を積んで、そしてもう零戦ごと艦体にぶつけるというような、あれこそ、自爆テロの最たるものですので、自分の体に巻きつけるよりもっと大きい爆弾を積んで、相手の戦艦にぶつけさせたというのは、これは宗教の名の下に、神道という名の下に人民の命を弄んだ最悪の出来事ですので、イスラム原理主義の方々に日本人が言えるというのは、「我々の先祖も同じような過ちを犯したので、あなた方は踏み止まって欲しい」と。そして「問題点はもっと話し合いしていこう」と。「その場が国連の場だ」というような形で、取り組みつつ、それを本当に国連でやれるかということをまた日本は問いただしていかないといけないわけです。

それでロシアとか中国が拒否権を発動するような時には、「それでも国連の一員か」ということで迫っていかないといけないわけなので、これから今、国の体制を安倍総理も整えてはいっていますが、国連を中心にやろうとするのであれば国連の常任理事に入るというよりも、まず国連の常任理事国の姿勢を問いただすということを、同時にやってかなければこの世界平和というのを築くということはできません。まあこうしたことも官邸の方に、メールを入れていかなければいけないなあ、と今、考えているところです。まあある程度の文章を整えていきたいなあと思います。

それから、ピケティというフランスの学者のこれぐらいの(厚さの)本(『21世紀の資本(Capital in the Twenty-First Century)』トマ・ピケティ(Thomas Piketty)著)を私も買ったのですが、ちょっと読む時間がないのでなかなか進んでいかないのですが、資本主義が格差を生み出してしまうということを計算式でずっととっております。

それは資産家が、分かりやすく言うと、例えばマンションを幾つか建てて、そのマンションの家賃収入、或いは分譲のお金で資産を増やしていくのと、一人の労働者が、いい会社に入って一生懸命働くことによって資産を作っていく、この資産を作る資産率が、どっちが高いかということを長年月の資料を基にして構成して作り上げた論文で、今それを日本語に訳してくれているので文章の作り方がちょっと読みにくいところがあるけれど、その資産を作っていくのはこの資本主義でやっていくとどうしても格差が生まれるということを指摘しております。

これを補うためには資産が生まれる方へいわゆる税率を高く掛けていかないと、いわば公平な資産形成というのはできませんよということが、簡単にこれぐらいの本を大雑把に言うとそんな内容です。

ですから、そうしたものを解説するような番組があったら是非聞いていただいて、これだけの本でしかも5500円ぐらいするので結構高い本ですので、読むのも一生懸命読まないといけないのですが、大雑把に捉えていくとそういうことなので、我々の税金の体制というのもしっかり考えていく機会に、ああいう本が今ベストセラーになっているということを見た時にはそういうことも考えていきたい、それ程この世の中は格差社会になって、その格差社会をリードしているのが欧米で、そしてその犠牲になっている一つが、今、イスラム国が形成されているようなところで起きているのだというふうな位置関係を見ておかないと、話し合いをする時の起点を何処に置くかということではズレてきますので、そうした見方をしておいていただければ大変、ものが、まあ平均的に見ることができるのではないかなあというふうに思います。

残酷な映像ばっかりがクローズアップされていますが、根っこは何処にあるかという見方をしとかないと、高校生たちも休み時間になると携帯見ながらもう殺されたかなあとかいうことを会話しているそうですので、ちょっと感覚がおかしくなっているところがあります。

おかしいのでないのと言える子供は正常ですけれども、「おい、どうだい?わかったか?」とかいう話になってくるとこれは少しおかしい方向になっていますが、まあ学生達の向かう興味がどのようにいっているかというのも、やっぱり学校側と父兄とそれから教育評論家とかそういう人達と一緒に考えていく、今、時期ではあるのではないかなあと思います。そうしたことも目を向けて、地上天国建設というのはこうしたところにも目を向けながらみんなをいい方向にお導きさせていただくというのが私達の御神業ですので、これからそうしたことをいろんなところに目配りしながら進めさせていただきたいなあと思います。

 

メシヤ教ホームページリニューアル

楳木代表

メシヤ教のホームページも、今のアドレスが今月いっぱいで閉鎖されますので、今、新しいアドレスを取得して少しずつ試作しながらプロにいろいろ修正してもらう準備をしておりますので…。

私ももうホテルに入ったらパソコンばっかり見ているので目が痛くて、疲れるまでしかできないけれど、一応パソコンを閉じてバタンと倒れて寝るようなそんな毎日をしながら、ひとつひとつ古いホームページから新しいホームページへ移す作業をしつつ新しいメシヤ教の姿勢も示していかないといけないので、そういう文章作りをしてそしてそれを世の中の人達が抱えている問題に対して、インターネットの中でどういうことを検索するかということのデータを基に、その検索をするというデータがメシヤ教に繋がっていくような、そういう難しい言葉では中のソースを、業者にいじってもらってメシヤ教に繋がってくるようにしていきたいというふうに今、作り替えをしているので目の奥が痛い、後ろ頭がちょっと痛くなるような日々を今私も送っいますが、これで大きく、3月3日には様々なものを整えて一挙に御神業を、メシヤ様の『本筋の御神業』と言われたものを打ち出していけることができるような体制を今月いっぱいで作っていきたいと思いますので、いろいろ万障繰り合わせの上、3月3日には、箱根にお参りに行っていただきたいと思います。それから、20日ぐらいまでにお弁当の数と参拝者数を報告していただきたいと思います。

まだ1分ぐらいある?

参加者

よろしいですか?

楳木代表

うん。

 

作法について

参加者

今度、祈りの栞で作法の仕方が書いてありましたけれども、普通の家は先程も八足が無いので膝のところにとかやっている方が多いのですが、それはどのような形で・・・

楳木代表

いや、ポケットに入れとけばいい。

参加者

どこのポケットでもいいですか?

楳木代表

うん。ポケットに入れといて、で、拍手をしてから取り出せばいい。

参加者

で、祈願参拝とか祭典の時の天津祝詞から善言讃詞の時には、このような形でさせていただけばよろしいですか?

楳木代表

うん。

参加者

楳木代表が一揖(いちゆう)されましたら、そしたらもう額きしてればいいってことになりますよね?

楳木代表

いいってことになりますか?

参加者

いいっていうことっていうか、そのように書いてありますけれど・・・

楳木代表

そのように書いていますか?

参加者

すいません。私、しまってありまして。

楳木代表

ああ、いい。それじゃあ。

「参列者は先達者が一揖(ゆう)した際に額き、そのまま祝詞を拝聴し、御神名の二回目で共に奉誦(ほうしょう)します。そして、先達者が拍手で締めた際に起き上がります。」

参加者

はい。楳木代表が一揖された時にはもう額づかせていただくっていうことで・・・

楳木代表

うん、そうそう。

参加者

わかりました。

楳木代表

ここに、これで統一してと。

参加者

ありがとうございます。

楳木代表

はい、それじゃあ時間が来ましたのでこれで終わらせていただきます。ありがとうございました参加者一同

ありがとうございました。

[メシヤ講座no.170浜松支部 2015(平成27年)3月]