メシヤ講座no.169岡山(平成27年2月)

<今月の御教え>

御教え『文明の創造』宗教篇「伊都能売神」〈本文は『文明の創造』322ページに記載されています。

【メシヤ講座 岡山支部】

伊都能売神皇様について

楳木代表:本日拝読させていただきました「伊都能売神」という、この内容はですね・・・、私達がメシヤ様と出会う前、仏教の事でどうしても分からないところが、この御教えによってですね、分からせていただけます。大変ありがたい教えであるかと思います。

『三千年来の罪』という御教えを中々理解が出来ないところがあるんですが、3000年前はですね、伊都能売神皇様が・・・ここでは伊都能売神というふうに書かれておりますが、伊都能売神皇様がこの日本を治めておられたんですが、徳を中心にして治めておられました。ですから、縄文時代の遺跡にはですね、武具はありません。所謂、戦をする道具はですね、出土されません。それは日本がですね、絶対平和主義で治められたという証であります。

その伊都能売神皇様の地位を狙って、3000年前に朝鮮半島からですね、素盞嗚尊という神を中心にした神々が押し寄せてきて、そして地位を狙ったという事でありますが、その時に伊都能売神皇様は頑としてそれを受け入れなかったのです。ところが、色々その当時の日本人をですね、篭絡したり様々なことをしつつ、伊都能売神皇様が御位を降りるように仕向けていったということが一つあるかと思います。

それと同時にですね、武力を持ってきたので、命に係わるようなことが起きてきたので、天照天皇に御位をお譲りになられて日本を出国されております。そしてインドまで下られて行っているんですけれども・・・今日本人が信仰しているですね、伊勢神宮を中心に信仰している天照大御神様は、天照皇后様で、天照天皇の奥様に当る神様であります。

ですから日本人は天照天皇の御存在をほとんど知りません。これは後々ですね、素盞嗚尊から・・・メシヤ様の御言葉通りに言えば、ある事情で崩御されたということですけれども、私が神様にお尋ねしたところ、「毒殺された」ということでお伺いはしております。天照天皇様は命を亡くしておられます。

そして話は色々飛ぶんですけれども、昭和6年の6月15日に『夜昼転換』が行われた時に、メシヤ様が房州鋸山でお迎えした神様は、この天照天皇をお迎えしたわけであります。そのことによって夜昼転換が行われたわけであります。

そうした経緯をですね、世界救世教を中心にしてメシヤ様の御在世時代は、細かく教えていただいていたんですけれども、御昇天後はですね、そういうことを教えなくなりましたので、『夜昼転換』の本当の意味もですね、それから『三千年来の罪』ということも中々分かりづらいようになっております。

観音様は日本の神様

楳木代表:でここに、メシヤ様がですね、観音様が日本人であるという証しを御記述なされておりますけれども・・・そこ(御神前の次の間)にですね、「岩上観音」様が掛かっておりますが、観音様のお姿を見た時にですね、頭に頭巾が掛かっております。これがお忍びの姿で日本から脱出したという証だということですね。で、髪がですね、漆黒の素直な直毛であるということは、日本人の証だということですので、その直毛が分かるように結い上げているわけですね。

それからここ(胸)に装飾品がありますけれども、これは高貴なお方であるということを表わすために、ここに装飾品があります。皆さん方も装飾品をいくつかつけていると思いますけど、そのことをメシヤ様がここに御記述いただいて、日本の神様がインドに行って、そしてお釈迦様にですね、日本が徳によって治められていた頃の話をしてあげたわけであります。

徳によって治めた頃の話の一番根本はですね、仏教の場合は五輪塔となって今は世の中に残っております。お寺とかですね、それから霊場などに行くと五輪塔がありますけれども、この五輪塔はですね、日本語の母音から来ております。母音の「あ」はですね、「空」ということになっています。「い」はですね、「風」。そして「う」が、「火」ということになっています。で「え」が「水」ということになって、そして「お」が「地」ということになっています。

それが五輪塔の形として「あ・い・う・え・お」ということになって、この「あ」というものは、日本語の場合はですね、五十音訓は「あ」から始まっていきます。ですから「あ」が全ての始まりということになっていきます。そして3000年前はですね、皇室を中心にしてですね、文字を持っておりました。

記憶力の低下は薬毒が原因

楳木代表:で、この文字というのは各地のですね、歴史とか出来事を記録するために文字が必要だったのですが、3000年前の人々は皆ですね、生まれた時から死ぬまでのことを全て自分の頭に記憶しておりました。それはなぜそれほど記憶力が良かったかというと、薬毒が無かったからであります。

今皆さん、すぐ物忘れが酷いとか言ってますが、これは全部薬毒で記憶力が弱まっているわけです。で、自分の中から薬毒が取れていけば、記憶力というのは非常に鮮明になっていきますので、太古の方々というのは、それほどの記憶力の良さがあったわけです。しかし、伊都能売神皇様が抜けられて仏教が入ってきた時にですね、薬師如来とかいう、そういう仏様も一緒に入ってくるほどに薬が入ってきて、それから日本人はですね、薬漬けになっていきます。そして、薬漬けになっていくと共に記憶力が非常に悪くなってきているわけです。ですから、親の責任でもないわけです。私どうしてこんなに記憶力が悪いんだろうかというのは、これは親の責任ではなくて、薬毒の責任であるということですね。

体内に入った薬毒の固結と毒素の流れ

楳木代表:まぁ話が他所へ行ってしまいましたけど、その一番根本的な中にですね、縄文時代まで使われていた「文字」というものがあります。それで、文字の一覧表を「ヲシデ」と読んでおりました。その「ヲシデ」の真ん中からずうっと開いて表を横に広げると、これが科学の中ではですね、周期表になっていきます。高校生で物理や化学を専攻した人からは大体理解できると思いますけれども・・・周期表がありますが、これは縄文時代のですね、文字と一体化しておりますので、これから興味のある方は「ホツマツタエ」の「ヲシデ」を研究しながら、周期表と合わせていただければ、大変ありがたいと思います。

で、この周期表をずうっと研究している科学者とかですね、今月は大変ありがたいことに、有機化学を専攻している博士とかと色々と話し合いすることが出来たので、おおよそそのメシヤ様の説かれている薬毒論、この薬毒が体に溜って固結になるというのが、化学式で大体分かるというところまで話し合いが出来たので、これからですね、論文を少しずつ専門家に(書いてもらって)、薬毒論の科学的説明をしていきたいと思います。話がついでになりますけれども、医者はこの化学式というものを中心に捉えておりませんので、医者は薬毒論を化学式から考えるということはしないだろうと、勉強のジャンルが違うので薬毒論のことは認めないないだろうと思います。

それから、メシヤ様の教えの中にはですね、毒素が頭から流れてくる時にどういう感じで流れていくとかというような、そういうことを教えて下さっておりますけれども、これもですね、細胞の中を通過する時の通過の仕方は化学式で大体分かるという・・・これは脂溶性と水溶性という水に溶けやすい分子と、それからですね、油に溶けやすい分子の場合、細胞膜の膜が油に溶けやすい分子だとその膜をすぐ通過していきますので、素早く下に降りてくるということが、これは科学的に説明が出来るということですので、しかし高校時代に化学をサボっていた人は、その分子構造式を見ただけで頭が痛くなりますので、中々その話を聞いても分かりにくいところがあるんですけれども、これからそういう勉強をしていなくても分かるような形で、少し説明が出来るようになっていけばありがたいなぁという話をしています。

骨粗鬆症になる原因の一つとは

楳木代表:例えばですね、皆歯磨き粉の中に添加物が色々入っていますけれども、フッ素というのがありますよね、フッ素・・・フッ素入りの歯磨きは虫歯になりませんよというような宣伝をしながら、そういう歯磨き粉を使っている人も過去居たかと思うんですけど、あのフッ素はですね、フッ素が体の中に多少口をゆすいでも残って、それが胃の中に入ってくると胃の中には胃酸が出てくるので、胃酸とフッ素などが反応していくと、さっきの油に溶けやすいという固まりができます。

それは細胞を突き抜けて行って血液まで入ってきます。そして今度は血液まで入ってきた固まりから再び出てくるフッ素は、血液の中のカルシウムと反応して、重たくなって血管内で沈殿していきます。沈殿していくと、血液の中のカルシウムが減ってくるので、血液の方で判断して、今度は骨から溶かしてですね、骨からカルシウムを引っ張り出して血液の中のカルシウムを平均化させていきます。こういうことをしていく為に骨からカルシウムを出していくので「骨粗鬆症」になっていくということであります。だから骨がスカスカになるので、これは代表例です。

薬毒論と浄化論を説明できるような取組みを

楳木代表:フッ素入りのものを使うとそういうことが起きてくるという、そしてしかも血液の中に沈殿するわけですから、私達が寝ている間に薬毒は背中に溜るので、浄霊をいただく時に前からいただくよりも後からいただく時の時間を2倍~5倍にしないといけないとメシヤ様が仰っている、この薬毒の溜り方を科学的に今は説明できるような形になってきておりますので、今回ですね、薬学の博士とメシヤ様の御教えの薬毒論と浄化論を説明できるようなですね、科学的に裏付けできて、説明できるようなそういう論文を一緒に書いていけたら、というふうに話し合いをしたところですので、そういう作業もこれから重ねていきたいと思います。

「徳」で世の中を治めていくためには

楳木代表:私がそういう話を受けた時に、メシヤ様の御教えをお言葉通りにお伝えすることは出来るんですけれども、唯物科学者達に説明する時に中々説明できなかったんです。けれども、この科学式を使いながら説明すれば、何故薬が体の中に蓄積されていくのか、というようなことが分かりますし、その薬毒が残ったのがどうして固結していくのかということも、科学的に説明できる糸口が見つかりましたので、まあ大変ありがたいなぁと思います。また元に話を戻していきますと、そういう根本的なことと併せてですね、お釈迦様に伊都能売神皇様が話した内容は、「徳」で世の中を治めていくために必要なことは、人間が「道・法・禮・節」を守るということにあるんだ(「メシヤ講座・特選集」№168・平成27年1月分参照)と。

そして、そうしたことを上に立つ者達は守っていかなければいけない。それから、底辺に生きる人間達は、現代で言えばですね、まず朝起きた時に「挨拶」が必ず出来るとか、それから「嘘をつかない」とか「人に迷惑を掛けない」とか、そういうことを生まれた時からですね、躾(しつけ)の中にそういうものを入れていけば人間として立派な人間になっていくんだというようなことをですね、一番高いところから底辺の我々が生活していく上において必要な事とかを、お釈迦様が皇太子時代に伊都能売神皇様がずうっと教えていったわけです。

で、その話に、当時バラモン教でインドの人達は修行していたんですけど、これは先月学んだところですね。そういうところに、そういう教えをお釈迦様が話し始めたので一挙に仏教がインドの中に広がったということであります。そうしてインドに広がった仏教が、さらに今度は日本に逆輸入されてきます。このことを「本地垂迹」というふうに言うんだと、本日の後半のところで説明をいただいております。

日本に入ってきた仏教とは

楳木代表:入ってくる時にですね、中国を通って入ってきますので、中国をずうっと通る時に「儒教」を拾って入って来ております。「仏教」と「儒教」が加わって入ってきておりますので、「儒教」の中の黒塗りの板に金泥で文字を書くという位牌の形式を中国で拾って入ってきたわけです。

そしてその当時ですね、古神道からくる慰霊の仕方がありましたけれども、これは木札に文字を書いてご先祖を祀るという神道形式のものだったんですけれども、黒塗りに金泥で書くこの位牌形式の方が先祖を崇め奉るためには、こちらの方が非常に高級に見えるんで日本ですぐ定着していったわけです。

ですから、仏教は位牌がいらないというお坊さんは一面正しいんですけれども、日本に入ってきた仏教は、儒教と仏教が混合した仏教だというその歴史を知らないがために、位牌が必要ないということを言い始めますので、お坊さんがそういう話をした時にはこの全体の歴史を是非お坊さんに教えてあげて下さい。でもお坊さんはそれを否定するでしょうけど、否定されてもまた説明できるように、今私達が拝読しているところは暗記するくらい拝読していただきたいと思います。そうしてお坊さんの狭い仏教というのを改革してあげなければ、この日本は天国にはなっていきませんので、そういうことを一つお願いしたいと思います。その中の元になってくる御教えですので、しっかり拝読をしていただきたいと思います。

神武天皇の東征と紀元節


楳木代表:それから今ですね、歴史の事が非常に研究され始めているので・・・今日は紀元節ですよね。この紀元節は何の日ですか・・・。

参加者:建国記念日?

楳木代表:新しい言い方だと建国記念日、昔は紀元節と言ったんですけど・・・建国記念日って、いつ建てた記念日ですか?

参加者:さあ・・・。(笑い)

楳木代表:なぜ紀元節と言ったか・・・そうですね、二千六百七十五年前に神武天皇が即位した時からですよね。で、3000年前に、素盞嗚尊が日本へ押し寄せてきて、そして日本をしばらく治めたけども、先ほどの「徳」で治めていた時代よりも、人々の心が荒んだりですね、色んなものが乱れてきました。その乱れてきた時に、宮崎の高千穂に潜んでおられた神武天皇が出山して、そして東征に出て行きます。

この神武天皇の歴史はですね・・・宮崎県の高千穂にですね、中国から上陸した瓊々杵尊というそういう神様がいらして、その曾孫さんに当る御方が神武天皇に当ります。ですから神武天皇は中国人ということでありますけれども、この中国人がですね、東征していく時に、武力だけで東征していったわけではないわけですね。

今やっとその学者達が分かり始めたのはですね・・・日本人がお米を食べ始めたのは大体何時頃だと習っていますか?その子は何年生?

参加者:五年生です。

代表:五年生は、お米は何時代に来たかというのは習っている?まだ習ってない?・・・一応弥生時代ということになっておりますけど、弥生時代というと何年前ですか?・・・縄文の後だから二千数百年前ということで、ちょうどこの皇紀と一致していくわけです。だから米というのは中国人が持ち込んだわけです。そして、神武天皇が普及したわけです。

で、神武天皇が東に向かって戦いをしながら、特に中国地方を中心にずうっと東に向かって進みましたので、その土地、土地にですね、3つのことを教えて移動しています。それは、何故そういう事をやるかというと、人民がですね、日本人が、素盞嗚尊によって治世が乱れたので、どうしようもないなと思っていた時に神武天皇が現れて、ずうっと東征していく時に3つのことを庶民に教えながら移動していったということになっています。

それは何を教えていったかというと、まずですね、農業をする鍬とかそういうもののですね、製鉄、製鉄方法を教えたということです。製鉄方法を教えて、それから稲作を教えて、そして稲作をする場合にはですね、灌漑工事をしないと、所謂治水をしないといけないので、水をどういうふうに引くとか、どういうふうに溜めるかというようなことを、神武天皇が教えながらずうっと東に向かっていっていたので、その土地土地の人が神武天皇に治めてもらえば、我々は豊かになると豊かな生活が出来るということで、素盞嗚尊の治世から神武天皇の治世に切り替えようという気持ちになったと言われております。そうしてずうっと東征して行ったので、言わば神武天皇を新しい天皇というふうに日本では認めたということに・・・一番進んだ歴史学者がそこまでやっと辿り着きました。

我々は、御教えですっかり知っているわけなんですけれども、それを学問的に今やっと分かり始めてきております。ですから武力によって治められたところを、神武天皇がまた武力によって治めたというような簡単な歴史ではないという事ですね。日本人が食事のことを中心に世の中のことも合わせてですね、豊かになっていくようなそういうことが裏ではありながら、時代は移り変わってきているということであります。ですから皇紀ということを考えた時に、2675年の歴史の流れはそういうものがあったんだと・・・そうして今このメシヤ様の御教えによってですね、『夜昼転換』を進めて、この地上に天国を造る方法というのがこの「文明の創造」によってですね、明らかにされていくということでありますので、全体的なこの3000年間の流れというものを、大雑把でいいので頭に入れておいて下さい。

薬毒の恐ろしさを知り生活改善を

楳木代表:この『三千年来の罪穢れ』と言った時には、そうした時に言わば素盞嗚尊を一回は日本人は受け入れた罪があるんだと、その次に神武天皇を受け入れたということがあります。その3000年の罪穢れはそういうことだということです。素盞嗚尊が入ってくることによってですね、『道法禮節』を守るとか、「朝起きた時には挨拶をしましょう」とかですね、「嘘をついてはいけない」とか「人に迷惑を掛けてはいけない」とかいうことを一回ご破算にしてしてしまったわけですね。

そして、神武天皇が次にですね、米を作るという事を教えつつ、日本でそういう事を守ってきた以上はもう一回、日本人のすばらしいことはやっていこうということで、天皇によって天皇が自ら実践するから国民もそれに沿ってやってもらいたいということで、皇室がずうっと努力を積み重ねて今日を迎えてきているわけですね。

しかしその中にはですね、仏教になったので唯物主義に日本は陥ってしまったために、薬毒が蔓延してしまったということです。ですからこの薬毒の恐ろしさを知って、自分達が言わば無薬になって、薬をなくしていきながら健康を取り戻して、3000年前のようなですね、聡明な頭になる・・・聡明な頭になるような生活をしつつ、天国を目指すというのがメシヤ様の御教えの根幹部分だ、というふうにですね、受け止めていただいて・・・そういうことを受け止める為には本日拝読したですね、御教えは大変ありがたい御教えですので、どうか繰り返し繰り返し拝読を重ねて行っていただきたいと思います。最初にそうしたことをお願いさせていただいて、いつものように質疑応答に入りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

【責任者・註】 御教えでは『(前略)その昔畏多くも天照皇大御神が豊葦原瑞穂国を、豊穣の土地となさしめ給はんが為豊受明神に命じて、四方の国原に稲を間配らせ給ふたのであった。豊受明神はその命を畏み多くの狐に命じ稲種を各地に蒔かせ給ふた。(後略)』となっていますが、神話に対する史実を研究する学者が各種報告する時代を迎え、御教えに少しずつ近づいて来たことは、各論が出揃う非常に楽しみな時代を迎えていることを実感します。

伊都能売神皇様と天照天皇

参加者:天照天皇というのは初めて聞いた気がするんですけれども・・・今の皇室の祖ですか。

楳木代表:祖ではありません。今の皇室の祖は神武天皇ですから。天照天皇というのは肉体を持った実在の神様ですけれども、伊都能売神皇様から次の皇位を受け継いだ方ですのでね。だけど素盞嗚尊に殺されたのでね、それから一切この世の中に出てきておられませんので、その天照天皇をお迎えしたのが昭和6年6月15日の、鋸山での神事です。そして、お迎えして東京のですね、「日枝神社」に御鎮座申し上げたわけです。メシヤ様の御神事によって御鎮座申し上げて、そして『夜昼転換』が行われたということです。ですから国会のすぐ近くに「日枝神社」というのはありますので、そこから序々に日本を天照天皇が背後で動かしているということです。

参加者:天照天皇様は伊都能売神様とは違うんですか?

楳木代表:伊都能売神様から皇位を受け継いだ御方です・・・だから本当は、伊都能売神皇様はインドでお釈迦様に仏教を教えた後ですね、日本へもう一回帰ろうとされた時期があって、それで観音教というのが各地にあって、伊都能売神皇様に触れた人が観音教をやり始めた・・・だから、中国大陸からずうっと南にかけて観音信仰がですね、息づいているのはそういうことです。

ですからマレーシアの方で入会されている奥さんも観音信仰をしてきたわけですね。それで観音信仰をするということは、自分達の先祖が伊都能売神皇様と出会っているということですね。そしてその徳の高さに打たれて信仰をするようになったということです。

愚かなのは教団の執行部だけではない

楳木代表:ですから、世界救世教はですね、昭和57年に「MOA美術館」を建てた時にですね、全国の信者さんから集まった献金が・・・あの「MOA美術館」は9年のローンを組んで建てたんですけれども、皆さん方の真心が非常に多く集まったので、57年に全て完済してですね、220億円の余剰金が本部の中に残ったわけですね。それを巡る戦いが教団浄化の真相ですので・・・あの時に半分を京都の整備に使って、半分をですね、伊都能売神皇様の崩御地を特定して、そこに伊都能売神皇様の奥津城なり、或いは観音教の聖地のようなものを中国大陸に作る、そういう予算に当てればですね、教団はこんな馬鹿なことを何十年も続ける必要はなかったはずなんですけれども、まあそれほど当時の執行部が愚かだったということですね。或いは先の事を考えていなかったために、こんなことをやってしまったんだということになるかと思います。

で、これはですね、教団トップが愚かだけではなくて、我々信者も愚かだったということです。それを見逃してしまったので、しかもこういう御教えをですね、しっかり読んでないために・・・まぁ隠されて読むことが出来なかったんですけれども・・・これを拝読しつつ、「本来の御神業と違うではないか」ということを指摘することができなかったために、あんな浄化が今もって続いているという事になっていますので・・・。

それで日本人はですね、愚かなことがまだ一杯あります。この前、立春祭の時にはお話したんですけれども、今中国や韓国の人達がですね、靖国神社の問題をいつも盾にしながら首脳会談をしないとかそういうことをやっていますけれども、今ちょうど大河ドラマで「花燃ゆ」というのをやっておりますので、松下村塾を中心にしたですね、あの頃の時代をずうっと今描いております。ああいうことが今ドラマで行われているということは、実は日本人に何を気付かないといけないかという、幾つも気付かないといけないことがあるんですけれども、主たるものは靖国神社のことです。

靖国神社はですね、日本のために貢献した人の英霊を祀るということに現在はなっておりますけれども、元々はですね、長州の、長州の人たちを祀った、そういう神社なわけですね。ですから、明治維新のために犠牲になった長州人を祀った神社が靖国神社であるわけなんですね。そこに今日本のために死んだ人達を祀るというあり方は、果たして正しいのかどうかということを、言わば神道の世界の人達はじめですね、宗教界が考えないといけないことであるわけですね。勿論今の安部総理が長州の人間なので、安部総理自身がこの事に対してはですね、十分検討しなくてはいけないということが主神様の御意図としてはあるんではないかと思いますね。

で日本人はほとんどそれを知りません。長州の人達を祀った神社だったということは、ほとんど知りません。しかし、長州人というのはですね、自分達の名誉とか権力を守るためにはですね、結束力がもの凄くあるらしくて、その結束力を生むために靖国神社という、自分達のですね、長州の人間の慰霊をするようにしたということでありますので、そういう歴史からすると、日本人の戦争犠牲者の慰霊のあり方は、考え直さなければいけないということが言えるのではないかなぁと思いますね。勿論私の親戚も靖国神社には祀られているんですけれども、随分戦死者がいますので、そういうことはそういうこととしてあるんではありますが、しかし戦死者の方々の慰霊というのはですね、考え方を変えていかなければいけないのかなぁと思います。

3月3日の本祝典への思い

参加者:一つだけ・・・3月3日の本祝典、このことは凄いことですよね。

楳木代表:そうですね、一応ですね、天聖○○会も1回だけやっているんですよ。琵琶湖に施設が完成した時に、本祝典だというふうにしてやられているんですよ。しかし、「メシヤ様」という尊称には変えてないわけなんですよ。だから、そういう意味では本祝典をやったということにはなっていないわけですよ。今や「岡田茂吉研究所」と名前を変えて「メシヤ様」とは程遠い、先生をつければまだいいほうですけど、「岡田さん」と言っている人もあるくらいですから。

「神格」をどんどん、どうしても落とす働きにみんなやられてしまっていくということですね。ですから、3月3日はですね、そういう意味では形は小さくても「メシヤ降誕本祝典」としてこれから毎年積み上げていくということをさせていただきたいと思いますね。

キリスト教とイスラム教について
楳木代表:今、日本の話をしましたけれども、世界で起きている事の一番はですね、イスラム国の問題が出ておりますけれども、日本人としてこの事を整理しておかなくてはいけないことはですね、日本もイスラム国と同じ事をやってきた歴史があるんだという歴史だけは、しっかり見つめていなくてはいけないですね。

取分けですね、神風特攻隊は原理主義と同じ方法でですね、神国日本を守るということでみんなにはっぱをかけてですね、飛行機毎戦艦に爆弾を積んで飛び込ませたわけですからね。これは今イスラム原理主義が女性とか子供達に、爆弾を腹に巻かせて、そしてテロを起こしているのと全く同じことをですね、宗教の名の元にやってきているということです。

本来、神道というのは古神道が、ほんとうの日本の神道です。今の神道はですね、2600年前から整理をし始めて作り上げてきた神道でありますので、元々の古神道の精神は、伊都能売神皇様の絶対平和主義にありますので、この絶対平和主義を守るために「徳」によってこの世の中を治めていくというあり方であるわけなので、「イスラム国が怖い」「怖い」というようなことを言うような日本人であってはいけません。日本も神道を利用してみんな自爆させたんだということをですね、反省しておかないと、今起きている事をただただですね、批判しているようなことではいけませんので、この点は良く整理しておいていただきたいと思います。

それからですね、イスラム教がどうして出来たかというと、元々キリスト教の中から出てきたわけですね。キリスト教はですね、素盞嗚尊が治世に失敗して、伊邪那岐、伊邪那美の尊様に叱責を受けて、その名誉挽回のためにヨーロッパへ行ってキリスト教を作りました。

ですから、キリスト教の教えは改心した素盞嗚尊が、イエスキリストに力を与えて、そして教えを作ったわけですので、非常に激しいところがあります。キリスト教の激しさは、人間は万物の霊長だから人間は何をやってもいいという、強い存在だということでキリスト教は出来上がってきております。ですから世界をアメリカ型の秩序で治めていこうという、そういう姿によく似ているところがあります。

一方イスラム教は1400年前にですね、人間はそういう強い存在だけではないんだと、弱いところもあるということで、イスラム教にはもの凄くですね、戒律があります。例えば、女性は目だけしか出してはいけないということで、目だけ出して後は全て覆い隠すような生活を強いられています。それは、男は弱いから女性のですね、色っぽいところを見せると男は狂ってしまって、乱暴したり色んなことを起こすので、そういうところは全部隠すようにということで戒律が生まれてきます。

それからお酒もですね、アルコールも飲むと人間はおかしくなるので、だからアルコールは飲んではいけない、食事の中にアルコールも入れてはいけないということで、様々な戒律が生まれてきております。

それから断食月がありますね、断食月もですね、人間は一度お腹の中を空っぽにして、そして体を綺麗にしないといけないということで断食をやります。それから豚を食べないというのは、豚は雑食だから食べると危険だということで豚を食べないという戒律がありますので、この戒律の中身というのは人間は弱い存在だというのが、流れております。ですから本来ジハードとかいうのは、やるべきではないのですけれども、いいような信仰の厚さを利用して原理主義が生まれてきております。そうした全体の姿をですね、メシヤ様の弟子の我々はしっかり整理して理解をしておいて頂いてですね、イスラム教はどうのこうのという、そういう話が出た時には、少なくてもキリスト教から繋がっている流れを説明できるくらいにしておいて下さい。それから、キリスト教が十字軍を持ってですね、言わばアラビア方面を攻撃した最大の理由は、イエスキリストの世界の数学とアラビアの数学とでは格段にアラビアの方が進んでいたわけなんですね。だから数字は、アラビア数字といいますね・・・それは数学がもの凄く進んでいたからですね。

だからキリスト教の世界では0(ゼロ)の概念がありません。0(ゼロ)の概念はアラビアから取得した文献によって持つことが出来たわけですね。だからキリスト教でいう21世紀というのはですね、0(ゼロ)では言わないので2001年から21世紀ということになります。しかし、数学的にいうと2000年から21世紀ということになりますので、キリスト教の教えと数学的な21世紀の迎え方というのは、立場が違うというのはそういうところに原因があります。

ですからこういう機会にですね、日本の歴史と世界史というのを高校生レベルのところまで一回確認作業をしておいていただきたいと思います。

癌になる原因は

楳木代表:さっきの薬毒論を説明する化学式も、おおよそ高校のレベルの化学で理解できますので、それから生物学もですね、癌になるメカニズムもですね、普通の我々の正常な細胞が二つに割れる時にですね、高校の生物学では、一つのこの細胞の中にですね、核が1つあったのがまず分かれて、それに引っ張られるように中の様々なものがこう分かれていきます。分かれてきた時に、この細胞膜が中でぷつんと切れて離れて、離れた時に片方が必ず死滅していくということが、我々の体の中で起きている細胞分裂が繰り返されている内容です。

しかし、この分かれる時に薬物なり化学物質が加わると、正常な細胞分裂が出来ないので、出来た細胞が両方共生き残っていくというのが癌細胞です。で、これが分かれて分かれて、ずうっと残っていくので癌細胞の固まりになっていくわけです。で、固まりになると胃とか腸を圧迫してくるので、胃が働かなくなったり腸が働かなくなって、そして病気症状が生まれてくるわけです。

この癌が生まれる時の細胞分裂の中身というのは、大体高校生の生物学で理解できますので、ですから私達は余り難しい勉強をしなくても、高校生レベルの学力を持って見ればですね、今日本人がぶつかっている病気の問題は、ほぼ理解できるということでありますので、書店などで参考書をパラパラ見て、細胞分裂はこのようになっているのかということを理解さえすればですね、おおよその病気の原因というのは分かってきますので・・・。

最も分かりやすいのは、この前信者さんの子供が出産した時にですね、産婦人科と付き添っていた助産師が驚いた内容があります。何に驚いたかというと、「この子の羊水はシャンプーの匂いがしないね」というでした。それは、親が子供の時から自然食を中心にしてですね、しかも市販されているシャンプーとか使わせないで無添加のシャンプーをずうっと使っていたので、羊水がシャンプー臭くなかったというわけです。裏返すとほとんどの人達の羊水はシャンプー臭いということです。頭で洗ってですね、使ったシャンプーが羊水の中にその匂いが籠るということですので・・・。

参加者:怖いですね・・・。

楳木代表:怖いんですよ・・・今世の中で使われているものというのは、怖いものを使っているわけなんです。ですからメシヤ様時代よりももっと恐ろしい世の中になってきておりますので、そうしたことを教えてくれるのが「マッサン」ですので・・・朝八時から「マッサン」見てますか?今はブレンドしてますけれども、片方のですね、売り出しているウイスキーは○○トリーですので、○○トリーは添加物だらけで日本人の口に合うようなウイスキーを作っています。で、マッサンが作っているのはスコットランドの、そこのウイスキーと同じものを目指して作っているわけなんですけれども、この日本人の口に合うウイスキーというのが実は添加物だらけのウイスキーだということです。

で、現在に当て嵌めていくと、ビールがですね、第3のビールとか色々言って新しいビールを作っておりますが、これは添加物を入れて作っているのでコストを下げられるということです。本来は麦芽とホップだけで作るのがビールなわけなんですけれども、そこに添加物を加えると早く作り上げることが出来るのでコストが下がるということで、それで安く売り出せるわけなんで、本来のビールというのはそれだけの時間が掛かるので、その時間を掛けて作ったビールが本来のビールですので、そうしたものを一つ一つチェックしていくと日本人は実はですね、戦争よりも今恐ろしい世の中になっているわけなんです。

化学物質だらけの食品とか飲料水を飲まされてですね、今二人に一人が癌になるといわれていますよね、その癌の原因はほぼ薬と化学物質、食品添加物ですので、恐ろしい世の中に突入しているということを自覚されてですね、自分の生活を守ると同時に、お知り合いや周囲の方々にもそういう警鐘を鳴らしながら、皆さんの健康を守ってあげるようにお取り組みいただければありがたいと思います。参加者:一ついいですか・・・この間、朝の報道番組で、今回の虐殺された人のことで言われていたのが、ずうっと昔から「憎む」ことがずうっと連鎖的に繰り返えされてきてて、今の現状がそうなっていると。この「憎しみ」をどこかで変えていかないといけないのは、「日本人の宗教」がないといけないと言われていましたから、ちょっと報告しておきます。

楳木代表:日本の元々の古神道を思い出していただけると、解決できると思うんですけれどね。いい話が最後に出たところで終わらせていただきたいと思います。

参加者一同:ありがとうございました。
(以下省略)