メシヤ講座no.166大阪(平成26年11月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』宗教篇 霊界における昼夜の転換」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』305ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

霊界の夜昼転換と現界汚濁

楳木代表

本日拝読をさせていただいた『霊界に於ける昼夜の転換』というのは、この世界救世(メシヤ)教が開教され、またメシヤ様御自身が最初の創業である大日本観音教団を立教された時、そうしたことに深く関わることでありますし、仏教界からすれば、これは大変問題になる御論文でもあります。そのためにですね、『文明の創造』を最初にお作りなった○○先生は、これを仏教界にお見せになって、この部分の一部を削られております。バチカンの方にも寄贈になっていますので、神学者から非難され『禁断の木の実とは薬のことである』というところも削除されております。真実、この『文明の創造』が世の中には今迄出ていなかったんですけども、2年前にこうして発刊することができたので大変良かったなと思います。

これから優秀な英訳者にご縁をいただいて、これを英文に翻訳したり、様々な言語に翻訳をして出版することができれば、大変有難いと思うんですけども、それほど重要なところですので、改めて確認させていただきながら進めさせていただきたいと思います。

まず、最初に305ページの3行目に

『成程それには違ひないが、私のいふのは大宇宙のそれであって、此事を知るとしたら、人智では到底想像もつかない程の大神秘を会得する事が出来、それによって今後の世界の動向も分り、未来の見当も略ぼつくのである。』

とありますけれども、私達が今主神様に直接御参拝しているということが、このことそのものである訳でありますので、このところは、何度も何度も拝読をさせていただいて、『昼夜転換』という、この御教えが分かることによって、大宇宙の、その起きている事、それから世界の動向、あるいは『未来の見当も略ぼつくのである。』ということですので、『昼夜転換』の御教えが分からない限りですね、宇宙の創造から、それから地球が今後どのようになっていくかということも分からない面があります。このところはしっかり拝読させていただきたいというふうに思います。

それから、306ページの8行目にですね、

『それによると、霊界に於ても現界に一日の中に昼夜がある如く、十年にも、百年にも、千年、万年にもあるのである。』

ということを・・、これがなかなか難しい・・、“どのように考えていったらいいのだろうか?”と解釈するためにですね、いろんな学者が発表している書籍とかですね、論文の中から見ていくとですね、「10万年前に大きな地球上に変化が起きている」(岸田一隆著「3つの循環と文明論の化学」参照)・・。10万年前に何が起きているかと言うと、その時人類がですね、言葉を有してそして世界に散らばったということが起きている。これがだいたい10万年だと。

それから、三千年ぐらい前にですね、・・日本でいくと弥生時代に・・二千年よりももう少し前ですね、稲作が入ってきりしたのを含めて、世界の人類は言わば耕作というのを習得したのと、・・耕作というのは物を作るということですね。「一万年前に農業を手にし、定住というのを得たためにそこで文化が発祥してきた」というふうに捉えています。

そして18世紀にですね、産業革命が起きて、「そこから劇的にまた人類は変わっていった」という、こういう大まかに捉えています。

そうしたことを見ていくとですね、産業革命が起きてから今は2014年ですけど、今資料として得ているのは、2006年の資料があるんですけども、2006年の地球がですね、・・例えば酸素ですね、我々は酸素を吸って二酸化炭素を出して呼吸をしておりますが、・・産業革命以後ですね、この酸素を二酸化炭素に変えることによって(蒸気動力)、産業がずっと拡がってきまして、その結果、今はですね、温暖化というものを始めとして、地球の気象も大変化が起きておりますけども、2006年当時の、その人類の消費量をみていくと、だいたい地球が生産できる或いは環境を浄化できる能力の1.4倍ぐらいのものを、もうすでに人間は使ってしまっているということです。

だからだんだん地球はですね、「今物質的には老化現象(たとえば酸化)に入ってきている」というような見方をしております。

しかし、これは世界のことですので、日本人の生活レベルで世界の人達が生活すると、だいたい地球何個分ぐらい使っていることになるかと言うと、2.4個分です。今度はアメリカ人が使っている消費量を世界人類が全部使っていくと、だいたい5.2個分ぐらいです。だからアメリカ的な生活が世界に拡がったら、もう地球はパンク状態になるということですね。今は、後進国の方々がいらっしゃるので、なんとか地球も飽和状態ではあるけれども、なんとか維持できている。

それで異常気象が起きて、大地や空気界が浄化されるので、なんとか地球は今もっている状態である・・・、そういう学者達が、何故そういう資料を用意するかというと、「これからの生活の在り方を変えていかなければ、人類が生存することができない」ということを訴えるために、そういう統計を取っている訳ですね。

そういうものを見ていくと、メシヤ様の『この十年にも、百年にも、千年にも、万年にも』霊界に昼夜の転換が起きているということを、目に見える世界ではそういうふうに捉えることができるんだということを一つは参考例としてですね、持っといていただければ有難いと思います。

 

転換の黎明と実行の遅れ

楳木代表

次にですね、307ページの1行目に

『そこで今私が言はんとする処は、世界の大転換に関する主なる点であって何よりも先づ大転換の時期であるが、それは一九三一年六月十五日(これは昭和6年6月15日ということですね)から始まってをり、一九六一年六月十五日迄の、三十年間で一段落つく事になってゐる。』

ということですので、一段落・・本来は、次の段階に入っていくということになってるはずなんですけども、現状、現在の世界を見ていくとですね、おおよそ製薬会社に支配されているような状況になっております。言わば、そういうものの支配の極みまで今来ているような状態です。

それをこの区切りを・・何故その区切りとしてやっていくことができなかったかということで、次の状態を見て行きますと、308ページのですね、10行目ぐらいにお釈迦様がですね、見真実に到達した時のことをこのように述懐されております。

『儂は、見真実によって分った事だが、今迄説いて来た多くの経文は、少なからず誤りがあるので、今日以後真実を説くから、よく之によって正覚を得られよ』

と仰せられたので、『此時からの経文こそ仏法の真髄である事は確実で、それが法華経二十八品と、法滅尽経と、彌勒出現成就経である。』というふうに書かれております。そして続いてですね

『処が、其事を発見されたのが彼の日蓮上人であって、上人は此発見によって他宗教義悉くは見真実以前に説かれたものであるから、真実ではない。』

ということで法華経をずっと説いて来られたんであります。そのこととですね、日蓮上人がそういうことに気付いて、そして310ページの2行目にですね

『最初故郷である安房の清澄山上に於て、東方日の出に向かって、』

立ち上ったいうふうに書かれておりますけれども、日蓮上人はですね、この安房に行く前にですね、伊勢神宮に寄ってます。伊勢神宮に寄って、そして伊勢神宮に『天津祝詞』を奏上して日本の神様に、“日本の仏教の間違いというのに気付いたので、これから仏教改革に立ち上って真如をお釈迦様が説いたそういうことを仏教界で実践していく”と祈願しています。その次にこの安房の国へ行った訳なんですね。これと比較してメシヤ様はどうかというと、メシヤ様は安房の国で1931年の6月15日に上り来る太陽に向かって『天津祝詞』を奏上して、天照天皇をお迎えして、東京の日枝神社に御鎮座申し上げて、その後、伊勢神宮の神様を入れ替えたり、それから元伊勢も入れ替えたり、勿論、日枝神社の御神霊を入れ替えたりされて、そして夜昼転換の現実的な取り組みをずっと続けていかれた訳ですね。そのことと対比してこのところをじっくり拝読をさせていただきたいというふうに思います。

それから、312ページの3行目にですね

『とすれば阿彌陀と釈迦は、夜の世界の期間の御役であったに対し、観音は昼の世界にならんとする、其境目に観音力を揮はせ給ふのである』

ということですので、メシヤ様が観音教団をお作りになったのは、正にこのことによって作られら訳であります。

そして、最終的に最後に

『処が其後御位が上がられ、光明如来となられたので、現在は光明如来の御働きである事は信者はよく知ってゐる通りである。』

と。この後メシヤ様になられていった訳ですね。その『御位』というところをよく私達は認識させていただいて、最終的にメシヤ様という御位に上がられて、そして本来は、昭和30年の3月3日にメシヤ降誕本祝典を執り行って、更に御神業を120歳ぐらいまで進められようとする御計画だったんですけども、それが実行できないまま今日を迎えている訳であります。ですから、そうしたことを考える上においては、本日のこの『霊界に於ける昼夜の転換』という御教えは、メシヤ教の信仰させていただく上においても一番根本義にあたるところでありますので、心してですね何度も何度も拝読をさせていただければ、大変有難いというふうに思います。

それから最後のページの3行目のところに

『其境目に観音力を揮はせ給ふのである。此経綸こそ昔印度に於て、仏法発祥の時已に誓約されたものである。』

ということであるので、この『誓約』というところは、もう一つ私達はですね、しっかり確認をしておかないといけないことであろうかと思います。それは、素盞鳴尊がですね、日本に武力を持って約3000年前に押し掛けて来て、そして、その当時の日本の頂点にいらした伊都能売神皇様が、密かに抜けられてインドに降って行って、そしてお釈迦様に仏法として教えております。その時の『誓約』は実は之なんだということをよく理解しておかないと、その仏教が一旦日本へ入って来て、そして暫く日本に拡がった後、次に日蓮上人が出現されて、その真実を理解して仏教改革に立ち上がることによって、この『夜昼転換』の黎明期を迎えることができたんだ、と。そしてメシヤ様の御出現によっていよいよ『夜昼転換』を行うことができた、と。こういう3000年間の繋がりをですね、この御教えを基にしてしっかり私達は、頭に捉えておいていただきたいと思います。

実は、これが経綸なんだということですので、これ以外の経綸というのはこの世の中には存在しないという・・しかもこの経綸は変更がないということです。ただ遅らせているのは人間の努力不足で遅らせているところがありますけれども、経綸上の変更はないということです。この経綸をしっかり受け止めて、そして私達は御神業をですね、今後も精一杯取り組ませていただきたいというふうに思いますので、そいうことを思い出しながら、本日のところは繰り返し繰り返し拝読をしていただきたいというふうに思います。そういうことを最初に確認させていただいていつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

天国に住める天国人づくり

楳木代表

今月はですね、先月皆様方にお話したようにノーベル賞を受賞したお三方のですね、大変素晴らしい発言をして下さったのでお話しましたけど、今月はですね、3日の日に天皇陛下の御前でですね、文化勲章をいただかれまして、その時の感想を名古屋大学の天野教授は何と言ってました?〇〇さん、感想を・・・。

 

受講者

メシヤ講座に載ってましたね。

 

楳木代表

メシヤ講座に、この前のことだからまだ載せてません。

 

受講者

あっそっか、すみません。

 

楳木代表

天野教授が言った感想を覚えている人はいますか?・・・「生まれて初めて緊張しました。」

 

受講者

そうそうそう

 

楳木代表

何故緊張したかと言うと、今上天皇という御存在は神様ですので、神様の前に出たので緊張した訳なんです。だから非常に明確な一言がですね、天皇陛下という御存在を見せて下さっている訳なんで、しかも天皇陛下が何故神様かと言うと、皆様方が毎日朝拝の時に拝読しているでしょ?『神格をいただく道』を・・・。

あれを実践している方が天皇陛下なので、天皇陛下ほど、ああいうことにずっと取り組んでいる訳ですね。その皇太子の時代にその準備期間をずっと積み上げて来ているわけですから、あれだけ海外に活躍した外交官の女性を奥様に迎えられて、その奥様が受ける制約たるや大変なものなので、ああいうご病気になったということです。皆さん方、お一人お一人にそれだけの制約をかけられたら・・・、目が合っちゃった(笑)

 

受講者

(笑)

 

楳木代表

・・今回残念ながら、阪神は日本一になれなかったけど、(天皇皇后は)「悔しい」と言えない訳ですから、阪神を心の中で応援することができても、負けたから「悔しい」とか、「〇〇バンク憎たらしい」とかいうことは口にできない訳なんです。そういう制約を皇族のトップになると物凄く受ける訳なんで、それをずっと修めていっている御方なので、それで、これで神格を得ることができる訳なんです。我々みたいに好きなことをやって「今日は何々が食べたいわ、あれが食べたいわ」とかは・・(笑)

 

受講者(笑)

 

楳木代表

「もう今日、木原さんからこんなこと言われたけれども、もうやれないわ」とか(笑)

 

受講者

(笑)

 

楳木代表

これはもう神格どころではないね。だから神格を得るということは、天野教授の一言から神格とは一体どういう御存在なのかということを少し連想していけばですね、良いんではないかなというふうに思います。

 

枝葉末節と本末転倒を切り替える

楳木代表

それから、今、安倍総理の周辺が慌ただしくてね、もう本当に国会のやり取りもイライラするようなやり取りを・・、40何年前の裁判沙汰を取り出してきて、不起訴か不起訴処分かとかそんなことをずっと民主党が問いかけて色々とやってますけども、安倍総理がやっていることをブッシュ時代にですね、国務副長官をやっていたリチャード・アーミテージという人がいますね。あの人が安倍総理のことを絶賛しております。あの人の文章はあんまり面白くないんだけども、今回は物凄く絶賛しています。それは何かというと、要するに、民主主義の中で、しかも日本の場合は特殊なんですね、国会議員を選んでその中から更に総理大臣を選んでいくという民意がこう・・二重に働くようなところで「私が記憶する限り、民主的選挙で選ばれた指導者の中で、これほど短期間に、多くの成果を上げた人物は他にない。」(11月3日付読売新聞「地球を読む―日米同盟拡大に対応」)と述べているんです。安倍総理のことをそれほど・・。日本が今課題になっていることを今どんどんどんどん進めていっております。

この進めていっていることに対して、中国は尖閣諸島の問題と赤珊瑚を取りに来る中国の漁船団がイライラして、こういうことをやっている訳ですよね。日本はどこまで武力行使的に取り締まりをするか?ということを今チェックしている訳なんで、日本は40何年前の裁判沙汰をゴタゴタやっているんではなくて、やはり国会としてやるべきことをしっかり国会議員がやってもらわないと困るということをですね、お友達とかと話す時には、国政についてはそういうことをいつも話題にしていただきたいというふうに思います。

それで消費税の問題もですね、内閣も悪いんだけども、「経済状態が良くなって行けば消費税を10%にする」というような言い方をするので、消費税とは一体何か?何の為に上げるのか?というようなことをですね、全く論議しないで経済と結び付けてやろうとしているので、論理がおかしくなってくる訳です。しかも国民にもの凄く負担をかけるわけなので、上げる側の自分達がどれだけ身の切るようなことをやっているか、というのも示さないので、それを示させない国会議員が一番だらしない訳です。そうしたことをいつも囲炉端会議のときには口にして、「あんた難しい話ばっかりするね」と言われても、いつも話題にしておかないと、日本人のレベルが上がっていきませんので、まあ一つそういうことをお願いしたいと思います。

これが小学校ぐらいに入って義務教育の段階からですね、「税金は何故払わないといけないのか?、或いは払う意義はどこにあるのか?」という教育を日本はしてないために、税金のことについては経済のことといつも繋がって語られるようになってしまっているのです。もう日本人の思考形態が非常に低いレベルで動いておりますので、これをどうか上げていくという取り組みを囲炉端会議ではしていただきたいと思いますね。

今年は台風の影響とか様々な天候の影響でお米の収穫量が少なかったのと、前年度までのお米が余っているために、お米が非常に値が下がってきておりますけど、その下がっている中でもお米5キロ当たり一万五千円を維持している人を取り上げています。その人はいわゆる農薬と化学肥料を使わないだけではなくて、石油も使わない。・・石油も使わないということは全部手作業・・、草取りも昔ながらのこうザッザッと押すやつがありますが、あれで手作業して全部人力でやってる人なのです。米屋が直接そこに買いに来ます。それで米をまず玄米で食べてみて味を確認して、それから次に炊いてみて、匂いと口に入れた時の味を確認して、それでお米屋さんと本人とで値段を決めて行くという方式で、「今年も一万五千円で行きましょう」と。こういう素晴らしい人達が日本の中にもいるなあと思って、今日はテレビを見ていたんです。そういうことは、私達はもうメシヤ様から早くから教えられてるんですけども、現状とすればなかなかそうした考え方が普及されてない状態にありますので、これからさらに私達は御神業に取り組んでいかないといけないと思います。昨今の動きとこの霊界における昼夜の転換というのをしっかり学びながら進んでいただければ大変有難いというふうに思います。

大阪支部としたらマレーシアに出張所ができましたんでね、大変広がりが見えてくれているので有難いことであります。来月には松原出張所も『御尊影』ができあがるのでね、出張所としてスタートしていただきたいと思います。

 

法華経について

受講者

密教とか、法華経は学んだりとかしてないんでしょうかね?

 

楳木代表

密教の祖は誰ですか?

 

受講者

あの~

 

楳木代表

弘法大師

 

受講者

そうそうそう。

 

楳木代表

弘法大師のやられたことはなんですか?

 

受講者

弘法大師はずーと回られましたよね。

 

楳木代表

ずーと回って・・何をして回ったんですか?

 

受講者

寺を作られたりとか、そういうことじゃなくてですか?

 

楳木代表

密教をもって何をやったんですか?

 

受講者

仏教を定着されていかれたんでしょうかね?

 

楳木代表

仏教を定着したのは弘法大師ではないので。仏教を定着させたのは奈良時代からずっと為政者がしていったので。

 

受講者

あ~そうなんですか。

 

代表先生

密教で人を救っていった訳なんです、弘法大師は。人を救うというのは病気を治すだけではなくて農家の人達が水害とか様々なことが起きるので、その困っているのを助けるために密教を使っていったわけなんで。

だから弘法大師のやられたことは、言わば、今私達はその延長線上で浄霊ができてるわけ。で、日蓮のやられた延長線上で私達は御教えというのを手を入れているわけなんで。

 

受講者

親鸞とかあの~

 

楳木代表

親鸞は何て言われてる?野卑な言い方で・・

 

受講者

あの~

 

楳木代表

「門徒、物知らずなんだ」と。そこに真理はないわけなので、真実は。

親鸞を世に出した人は誰なの?

 

受講者

法然じゃなかったっけ

 

楳木代表

法然とか蓮如でしょ。そしたら如だから、真理の如しだから。だから真理ではないので、そこから流れて来るものは御詠歌とか演歌の世界に流れて来るわけなんで。人を慰めるとか人の心を落ち着かせるとか、そういうことで今日本ではずーと定着して来ている訳なんです。

 

受講者

今のその密教とかでも法華経とは、・・勉強してないんですか?

 

楳木代表

要するに日本でお経の原本を全部読んだ人は日蓮上人しかいないわけで、後の人は全部は読んでないので。

 

受講者

あ~じゃ伝わってない可能性が。

 

楳木代表

うん。空海上人は何故それだけの力を発揮されたかというと、お釈迦様に教えを説いた伊都能売神皇様のことが分かったからなんで。

 

受講者

あ~

 

楳木代表

だから力を発揮できるわけで。

 

魂の向上と使命

受講者

お釈迦様に伊都能売神皇がお教えを説いたのはいつ頃なんでしょうかね?

 

楳木代表

悉達太子の時からだから

 

受講者

あぁ小さい時から

 

楳木代表

皇太子の

 

受講者

じゃその時聞いた時はまだそんなあれで、後で自分で勉強されて見真実になられた訳なんですね。

 

楳木代表

人を救わないと見真実にはなれないので。大勢の人を救ったから、そして最終的に見真実に達している。ただ伊都能売神皇様から教えられたことを元にしているんだけども、あの方は出家してしまっている。奥さんと子供を捨てた・・、捨てたというかね、皇位も捨ててしまってそういう俗なるものを捨ててやっていったので、そこは真実ではない部分がずーと続いて、見真実に達したわけなんで、で見真実に達した時にそのこと自体は間違ってたということに気付いたんで。

 

支部長代理

『大仏陀』から教えられたというふうに書いてある。

 

受講者

大仏陀から教えられた・・・ここに書いてあるんだっけ

 

支部長代理

だから、『三尊の弥陀』って、仏陀ってまあいったら三種類あってね。で今おっしゃったように『伊都能売神皇様』から教わったと・・。で、見真実になったと。

 

受講者

でも伊都能売神皇様には小さい頃から教えていただいてたんでしょう?

 

支部長代理

うん、だけど早めに言ったら勉強しないから。

 

楳木代表

だって「メシヤ講座」を受けていてもね、いつも同じ質問する時もあるじゃない。

 

受講者

あっそうですね。

 

楳木代表

そうでしょ、いくら優秀な御釈迦様と言えども、伊都能売神皇様にかかってみたら子供みたいなものだから、だから何回でもお聞きしないと分からない部分は、これはあるわけね。

しかも勉強しただけでも分からないことがあるので、勉強して実践しないと分からない。

で、実践して成功したり失敗したりして分かったかというと、またこれも分からないわけなんで、後はその上に人格を高めていかないと分からないわけなんで、だから教えられて実践して、そして、人格を高めなければ見真実に近づいていくということはできないわけなんです。

薬をやれば病人が治るし、医者がやればドンドン健康になるというのでは救世(メシヤ)教というのは発展しないし、又現われる必要がないのです。そうすると救世(メシヤ)教を発展させたものはやっぱり医者や薬なのだから、それを今悪い事を言うという事は非常に矛盾(ムジユン)してます。本当言うと大いに感謝して褒めなければならないのです。そういうように考えると、神様の経綸というものは実に深いもので、人間の理窟で簡単に片付けようと思っても駄目なのです。善が悪になり、悪が善になり、という事で、そうして世の中がだんだん進歩発達してゆくのです。しかしてそれを本当に分るにはやっぱり見真実でなければ分らないのです。

 

支部長代理

『誓約』についても最初ボーと聞いていればですね、ボーとした生活をしているとですね、後でね、まあこうして・・

 

受講者

耳が痛い。

 

楳木代表

だから耳が痛いということが有難いことなんで、耳が痛いということは分かったということ(分かったから痛苦浄化が生じたこと)なんで、分からなかったら何言われても(笑)

 

支部長代理

なんとかの耳に(笑)

 

楳木代表

「馬の耳に念仏」じゃなくて、今日テレビで凄いのがあったね。瀬戸内海を泳いで行く豚が(笑)豚がずーと小豆島まで泳いで、あっ、豚じゃないイノシシ。

 

一同

(大笑)

 

楳木代表

イノシシが(笑)、イノシシが女性を襲ったりしたんで、皆で捕まえようということで追っかけたら、海に飛び込んで泳ぎだしちゃって、ずーと休みなく小豆島まで向かって・・。

だからそういうふうに人の話を聞かずに、ひたすらずーと(笑)

 

一同

(大笑)

 

楳木代表

「(ひたすら逃げて)私はこれが正しいんだ」(大笑)、という人もやはりいるということ(笑)。

馬のように手綱を引かないと行き場所が分からないというね・・、これ○○Aでしょ?言われないと動かないというのは。どちらかと言うと、い○○め教団はイノシシ的で、あんまり組織的な動き方ができないで、教会毎にいろんな色を出していて進んでいるからね。

今満幾つですか?

 

受講者

・・・九十四・・・

 

楳木代表

初めて会った時九十二って言ってたから、あれから二年たったから九十四だね。

 

受講者

鞄忘れてきてね、どこにあるんかと思ったら二階の自分の部屋にあって、かなわんわぁ~。

 

楳木代表

それ何で忘れると思います?

 

受講者

そうやなぁ~

 

楳木代表

なんでか?

これね、掃除をせんといかん。掃除と整理整頓をしないと忘れるわけ。今月ある所でメシヤ様が夢に出て来られてね、『お前片付けないと御神業を取り上げるぞ』と言われた人がいるの(笑)朝五時半に。それでバアーと起きて、もう家族全員で掃除を始めて、ゴミ袋何袋か捨てた人がいてね。御神業取り上げられるともう恐ろしいから、震えあがって掃除したという人がいるんです。だからやっぱりメシヤ様はどこの引き出しのどこに何が入っているとかいうところまで奉仕者に指示をされて取りに行かせたりしているぐらいなので、やはり我々も掃除と整理整頓を心掛けていかないと。

 

受講者

頑張って掃除しましょうね。

 

楳木代表

じゃ来月ね、いよいよ御神体御奉斎が許されるようなので、それに向かって一生懸命ね、掃除に取り組んでくださいね。よろしくお願いしますよ?

 

受講者

えぇ。・・・娘がね、きれいにね、家ん中全部ね。

 

受講者

でも「Hさんの部屋はしてほしい」って言ってはったよ、娘さんが。「自分の部屋だけでも掃除してほしい」って。頑張ってしましょうね。

 

楳木代表

今ね~、季節もいい時だからやって行きましょうね。

 

受講者

そやけどね、私、本を読んでね。

 

楳木代表

他の支部へ行ってね、「私は感動した」と話してるいんですよ。何故かというと御神体を申し込んだけれども家族が反対したんでほぼ諦めてたけど、「『主神様とメシヤ様』という本を読んで、そして“主神様を祭らんといかん”と思ったので、もう1度御奉斎をしたいという気持ちを持っている御婦人がいる」ということで、そしてこのお二人の努力と娘さんと話し合いができて、そして、「12月だったらいいよ」というところまで来れたんでね、大変良かったなと思いますのでね。

 

受講者

もうHさん、何回も読んでるもんね。

 

楳木代表

だから御教え拝読でここまで気持を強く持ってくれたということがね・・。

運動は、掃除をして下さいね。自分の部屋は自分でね。

 

受講者

そうやね。分かりました。頑張ります。

 

楳木代表

その返事を聞きたかった。よろしくお願いします。またGさん大変だけどね、よろしくお願いします。

最後になりましたけど、皆様方に報告させていただきたいのは、箱根の参拝場予定地が隣の敷地も入手してくださる方がいて、(ここで、メシヤ会館復刻の話がありましたが割愛します。)全体的な構想ができあがったら、また皆さん方に報告しつつ・・、必要なものは必要なので(笑)

 

一同

(大笑)

 

楳木代表

ということで時間になりましたので終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

支部長代理

以上をもちましてメシヤ教大阪支部11月度月次祭を終了させていただきます。

ありがとうございました。

 

一同

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『文明の創造』宗教篇 仏滅と五六七の世」(文創  昭和二十七年)