メシヤ講座no.166岡山(平成26年11月)

<今月の御教え>
御教え『文明の創造』宗教篇 「霊界に於ける昼夜の転換」〈本文は『文明の創造』305ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

 

夜昼転換は世界観の根本になる

 

楳木代表:本日拝読させていただいた『霊界に於ける昼夜の転換』というところは、これは仏教界にしてみるとですね、大変な内容ですけれども・・・。私達がメシヤ様の信仰をさせていただく上に於いては、一番根本義になる、そういう場所でありますので、ここのところはですね、しっかり腹に入れておいていただきたいと思います。

 

しかもですね、今まで入信教修・・・過去の世界救世教時代にですね、入信教修をいただいて「夜昼転換」を学習したと思うのですけど、その「夜昼転換」の・・・これは、メシヤ様がこの中で書かれているようにですね、「十年、百年、千年、万年」という、そういう形で捉えていかないと、私達の考え方はですね、どうしても狭いことになっていきますので、そのことを確認させていただく意味で、もう一回ここに返ってですね、確認させていただきたいと思います。

 

まずですね、305ページの3行目に、

『成程それには違ひないが、私のいふのは大宇宙のそれであって、此事を知るとしたら、人智では到底想像もつかない程の大神秘を会得する事が出来、それによって今後の世界の動向も分り、未来の見当も略ぼつくのである。』

これがですね、メシヤ様の私達に示していただいた、言わば歴史観及び世界観の一番根本になっているところであります。この「夜昼転換」によってですね、時代は流れていくのと、それから世界の動向・・・世界がどのように動いていくかというのを把握していく、その為の一番根本的な御教えですので、今拝読させていただいたこの4行のところはですね、私達が絶えず頭に置いて、世の中の動きとか、それから時代の流れを見ておかないといけないというふうに、捉えておいていただきたいと思います。

 

夜昼転換に伴う人類の節目について

 

楳木代表:それから次のページの最終行・・・一番後ろの行を読むために少し前から読んでいきますけれども、

『其事を頭に置いて、長い歴史をみる時、大、中、小種々の歴史的変化をみるのは、其表はれである。』

というふうにメシヤ様が纏めて下さっております。ですから、「夜昼転換」というのは、百年、千年、万年というふうに、ずうっとあるんですけれども、昨今ですね、冒頭の話と関連して学者の方々が色々分析している中にですね、人類は今日迄ですね、大きく三つの節目を越えてきているというふうに説いている学者がおります。

 

最初は、十万年前にですね、人間というものが言葉を取得して、そして世界に散った。それが大きな人類にとって飛躍した時なんだと。大体これが十万年前だと。それから次はですね、稲作は、おおよそ弥生時代でいくと2000年より少し前ですね、3000年くらい前ですが・・・人類は一万年前に農業(日本では栗やドングリの栽培)と定住を覚えたので、そこから文明が生まれてきたというふうに捉えております。これが二つ目の飛躍。

 

そして、三つ目が18世紀のですね、産業革命・・・その時から時代は大きく動いてきたというふうに捉えております。それで、色んなことを研究する学者がいるんですけれども、今の時点では2006年の算出ですが・・・今から割と近い時点ですが・・・その時にですね、人類がこの地球上の再生産能力、浄化能力から算出した時に、人類全体ではですね、大体地球の1.4個分を消費しているということです。で、日本型で世界の人が生活すると大体地球の2.4個分だそうです。で、アメリカ型で換算すると5.3個ですから、大体人類全体がずうっと底上げしてくると、もう地球が生み出しているもの・・・生み出しているというのはどういうことかというと、地球が再生産しているものですね。

 

例えば、私達は酸素を吸って二酸化炭素を出しています。だから、二酸化炭素がずうっと一杯になってくると私達は生きていけませんので、植物がですね、光合成によって酸素を作り出してくれています。しかし、その作り出している能力の1.4倍くらい使っていることになっていくし、科学技術が世界に広がっていって皆がアメリカ型の生活をするようになると5.3個分だそうです。今のような化石燃料を燃やして生活するとかですね、こういうことを続けていっていると、人類がこの地球上に住むことが出来ない状態になっていくということを警告している学者達がおりまして、そういう事を考えていくと、今は私達は生活を大きくですね、見直さなくてはいけない、そういう時期を迎えているということを警告している学者達が非常に増えてきております。(読売新聞10月26日付「地球を読む」―「一切の成長断念を提唱」山崎正和氏)

 

それは、そうしたですね、数字を基に説明しているんですけれども、メシヤ様がここで纏めていただいているようにですね、「夜昼転換」というのは、こういうサイクルで起きてきているので、その都度、昼に切り替わったら、昼に切り替わったような生活が出来るように、私達の考え方を持っていかなければ、この地球上がお釈迦様が説いたようにですね、言わば「滅していく」方向に動いていくということを・・・そういうものも併せて考えながら、この御教え拝読をしてもらいたいというふうに思います。

 

それからもう一つですね、今、産業革命によって、人類は大きく転換期を迎えたという話をしましたけれども、この18世紀に産業革命をするこの少し前後にですね・・・今日本を始めですね、この前から日銀の総裁がああいう発表をしたために株価が上るんだけれども、円が安くなってきておりますね。で、こういう言わば貨幣の価値から金融というところに移った、その出発点がですね、産業革命の少し前に、ワインを作っている時のワインの収穫量が頭打ちをした時に、実はこの先物買いとかいうものが飽和状態になったために、スペインが次の手を打ったのが、ヨーロッパ全体を言わば支配するというところにヨーロッパの歴史が動いていきました。

 

そして、それも一杯になった時に、今度はイギリスからスタートしてこの産業革命が始まって、そこから次にですね、東南アジアの方へ貿易と称して植民地化するように動いてきております。ですからこの産業革命というのが、唯物世界の中で、物質化した一番の出発点になって行きますので、それで一番夜の飽和状態になってきたのが、大体昭和元年前後ということになってきます。 その頃ですね、植民地化がずうっと東南アジアへ広がって行って・・・日本もアメリカから来たりして明治時代を迎えるということになってきました。そして、日本の中にある程度この産業革命の、物質的には恩恵がずうっと行き渡った時に「夜昼転換」が起きてきているんだというような見方を持っておいていただきたいというふうに思いますので、急に、大掛かりな話をしたので、今までの話とはちょっと違ったことになりますけども、「夜昼転換」というのは、そういう人類の歴史と照らし合わせながら拝読をしていただきたいということが願いのために、そういう話を今致しました。

 

夜昼転換の黎明期と転換の時期について

 

楳木代表:それからですね、次は日蓮の話が出ておりますね、308ページくらいからちょっと見ていきたいんですけど、308ページの7行目、お釈迦様の見真実に達した後の言葉のところ

『それによると或時期に至ると、我仏法は滅すると言ふ事で、大いに失望したのである』

との御言葉であって、それから世尊は斯うも曰はれた
『儂は見真実によって分った事だが、今迄説いて来た多くの経文は、少からず誤りがあるので、今日以後真実を説くから、よく之によって正覚を得られよ』
と仰せられたので、

『此時からの経文こそ仏法の真髄である事は確実で、それが法華経二十八品と、法滅尽経と、弥勒出現成就経である。』

 

というふうなことを、ここにメシヤ様が纏めて下さっているのと、このことが実は私達が信仰をさせていただく上に於いて一番また大事なところになります。それは何故かというと、日本はですね、奈良時代から仏教が広がってきて、仏教がずうっと花開いてきたんですけれども、日本へ入ってきた仏教の真髄は一体何かというと・・・最近の学者が纏めているのはですね、「鎮めのエートス」と言っております。「鎮めのエートス」と言うのは、戦いとか色々して気持ちが高ぶっていくんだけれども、仏教のお経を唱えることによってその高ぶった心を鎮めていく、そういうことが仏教の真髄だというふうに説いている学者達がいますけれども、仏教というのは、日本に入ってきた仏教の大半がそちら側を担っているわけでありますね。

 

しかし、そこで日蓮上人が出現されて、今拝読したところのことが分かったので、今までの仏教では、お釈迦様が「見真実」に達した後の教えではないので、これから私がそのことを説いていくという事で仏教改革に立ち上がりましたので、これがメシヤ様がおっしゃる「夜昼転換」の黎明期を迎えたというのは、日蓮がそういうのが分かって、そしてそのことを説きはじめたので、この世の中は「夜昼転換」をしていく黎明期を迎えたという、そういう解釈をして下さっております。そのことが次に私達は分からせていただいて、日蓮が出たことによって仏教のお釈迦様が「見真実」を得る前と得た後の教えの違いを、まず日本人に分からせたと・・・そしてその後ですね、黎明期の間はまだまだ日が出てないので全てが分からないので、昭和6年6月15日から愈々太陽が上り始めたので、昼を迎えたんだと・・・尚且つ昼を迎えたんだけど、307ページの

『大転換の時期であるが、それは一九三一年六月十五日から始まってをり、一九六一年六月十五日迄の、三十年間で一段落がつく事になってゐる。然し人間の頭脳で考へる時、三十年と言えば相当長期間であるが、大宇宙に於ける神の経綸としたら、一瞬の出来事でしかないのである。そうして右の三十年といっても、現界に於ては急激な変化はなく、徐々として進みつつあると共に、右の三十年を挾んで其前後の時を合せると、六十余年の歳月を費す事となる。それは準備期と転換後の整理とに時を要するからである。』

というふうに見て、世界救世教の前身である大日本観音会からずうっと来て、世界救世(メシヤ)教が開教されるというその違いを、ここから見ておかなければいけないということで、本日拝読させていただいたものは非常に貴重な御論文ですので、そうしたことをですね、思い出しながら毎日毎日拝読をして、しっかり今日のところは腹に入れておいていただきたいと思います。

 

このことが分かっておかないとですね、世界救世教で教団浄化が起き・・・、教団紛争を起こして、そして三つに割れて、そして未だに一つに纏まってない為に、こうしてメシヤ教としてですね、教団の大改革をやろうとしている意味が分かりませんので・・・ここのところは、一番基点になるという事をよく分かっておいていただきたいと思います。で、しかもですね、世界救世(メシヤ)教を開教する前は、観世音菩薩の働きでずうっと来てますので、そしてそれから、次の位に上っていく、そういう御神霊の御出世によって世界救世(メシヤ)教が開教したんだと、しかしその世界救世(メシヤ)教が開教してもその当時の偉い先生と言われた方々は、その霊界の動きと神様の神格の向上と、それから「夜昼の転換」が行われる、この今拝読をしたですね、三十年間のその捉え方の前後の六十年間のことが十分掌握が出来ていないために、メシヤ様が何故世界救世(メシヤ)教を開教したかということが分からないで、今日を迎えてしまったということです。

 

ですから今、こうしてメシヤ教を通して、世界救世(メシヤ)教をもう一回復興しようという、そういう取り組みをしているのは、全て本日拝読した御教えが基点になっているということを、是非分かっておいていただきたいと思いまして、少し咽喉が嗄れるほど声を大きくして話しましたので、一つよろしくお願いしたいと思います。

 

最初にそうしたことを確認させていただいてですね、いつものように質疑応答に入っていきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。

 

隣接地の入手を許される

 

楳木代表:それから、御論文と併せてですね、皆さん方に、直に報告していませんでしたので報告させていただきますけれども、箱根のですね、参拝場建設用地が○百坪、今年のですね、6月に入手することが出来ましたけれども、先月ですね、さらにその地続きの下の○百坪がまた入手する運びになりましたので、合計○百坪になっていきます。

 

そうすると建築上、箱根という制約なんかもありますが、○百坪の建物を建設できるという運びになりましたので、そういうふうにメシヤ様のお導きでですね、○百坪の土地に広がりましたので・・・これも皆様方のたゆまぬ信仰によってですね、メシヤ教の中に、それだけのものを許されるものが広がってきたお陰で、先月そうしたことが許されたものと思います。そこにですね、メシヤ会館は潰されてしまいましたので、その縮小版ですけど、メシヤ会館の縮小版を復刻したいと思います。今○○さんに色々な資料に基づいてですね、これから設計の準備に入ってもらって、メシヤ様が一旦造られたそのメシヤ会館を復刻していきたいという願いを持って今進んでおります。

 

メシヤ降誕本祝典について

 

楳木代表:しかもこれが・・・昭和30年の3月3日がメシヤ会館の開館記念式典と併せて、「メシヤ降誕本祝典」を執り行う予定でありましたが、しかし、その年の2月10日にですね、メシヤ様は御昇天なされましたので、「メシヤ降誕本祝典」は執り行わないまま、計画のまま終わっております。ですから、私達の手で「本祝典」をさせていただいて・・・来年がちょうど60周年になりますので、「本祝典予定日記念大祭」のような形でですね、3月3日をメシヤ教の大祭に来年からさせていただきたいと思います。そのように今話を進めております。

 

次に発刊する書籍について

 

楳木代表:メシヤ様が・・・メシヤ様の御神格というものを認識するために、また私達が日々参拝させていただいています主神様の御存在について認識を深めるためにですね、「主神様とメシヤ様」という本を出して、そしてそれを「文明の創造」と併せて学びを深めさせていただく中でですね、様々整えないといけないことがメシヤ教の中に、或いは世界救世(メシヤ)教というものを復興した時にですね、整えておかなければいけないことが数々あります。それを一つずつ出していこうということで、まず「祈りの栞」を改訂してですね、12月23日に発刊するということは、これはもう皆さん方に報告した通りであります。次は○○さんが入会された時、浄霊の仕方とかですね、基本をすうっと分かるようにしてくれていた方がいいという申し出がありました。そういう申し出を基にですね、来年は・・・今、浄霊力拝受した時にこの「浄霊」の本を買っていただいておりますけれども、これにですね、浄霊の基本を、最初にですね、どういう手順でするかというのを載せてですね、そして浄霊というものに初めて触れる人でも、順番とか、どういうふうにしていったらいいかというのを図式で分かっていただけるように、これも作り変える予定でおります。

 

で、作り変えるにおいてはですね、○○さんが持っている五六七会系の浄霊の仕方と二代様が作られた浄霊の仕方と各教会長が取り組んだ浄霊の基本と、色々種類がありますので、今私も色々自分に自己浄霊して実験し始めたら、風邪を引いて・・・中々これが治らないんですね。排泄が止まらないんですね、痰が絡んで絡んで・・・で、どの方針が一番いいのかというのを自分で試してみるのと、それから昔の資料をまだ持っている方々から提供してもらって、あらゆるものをずうっと見た上で統一した形を来年は作り出した上で、それを製本化していきたいと思います。それ程、世界救世教はですね、基本線をきちんと決めてない部分がありますので、これからそういうものをきちんとして、そして出版していきたいと思います。

 

それで「浄霊」の本もそういう形で作り変えていくのと、それから、それを作り変えていくんであれば、「祈りの栞に寄せて」もですね、信仰していく上においての基本的なことがあそこには纏めているので、合本にしてくれないかという声も今出ているんですね。

 

信仰とは一体何かということも、何かスーッと分かるものがないと、支部へご案内して入会しようかしまいかというような時の判断材料も無いのでということで、それも合本にしたらどうかというようなことも今声をいただいておりますので、そうしたことも十分検討した上で、来年のですね、地上天国祭を目指して、その本を作っていきたいと思います。まぁ、十分整理が出来なければ、少しずれ込むかもしれませんけれども、一応6月15日を目指して、今までの本の倍くらいの厚さに、「文明の創造」の半分くらいの厚さになるのではないかと思いますけれども・・・そうしたものを整えて、信仰の一番の基本、基礎の基礎をまずは分かっていただくものを出して、それから次はまた深い御教えに戻って出版をしていこうと、そういうような気持ちで今おります。

 

これからもですね、「こういうものがあった方がいいのではないでしょうか」とか、「こういう本を出していただくとありがたい」というような声がありましたら、支部の方へですね、寄せていただいて、それに出来るだけ応えるような形で書籍化していきたいと今考えておりますので・・・まぁ、そういうことを整え始めた時にですね、そういうことを整えようと私の腹を決めたら先月土地が入手できるようになりましたので、これはやはり、御神意に沿ったあり方だろうというふうに思いますので、より一層進めさせていただきたいというふうに思います。

 

霊壇仏壇用御神体について

 

参加者:千手観音様、霊壇用御神体の進捗状況はどうなんでしょうか?

 

楳木代表:今ですね、硯屏(けんびょう)という形にした時の表装の具合があまり良くないので、やり直してもらっているところなんです。以前お渡しした写真の中に「極小」というのがあったと思うんですが、あれを「小」にして、お軸とお額と硯屏、言わば屏風型の、これだけは三種類作りたいと思っているんです。それで、この中では「小」になっているんですけど、これを「大」と「中」を作って、お軸と硯屏という屏風型の、そういう観音様にしたいというふうにして、表装の部分を私が納得出来ないので、もう一回やり直してもらっています。

 

参加者:申し込みは何時頃からしたらいいでしょうか?

 

楳木代表:12月くらいから申し込みをしていただければと思いますが・・・。

 

参加者:分かりました。○○さんや□□さんなどをはじめ、申し込みをしたい方がおられますので・・・。

 

楳木代表:○○家はもう出来たの?

 

参加者:今日、位牌が来るんです。

 

楳木代表:仏壇はもう買ったの?

 

参加者:まだです。(位牌の現物を見ないと)サイズが分からないので・・・。大体20号くらいのを考えているんです。上段から天井まで30cmくらいで・・・。

 

参加者:そうすれば、位牌とお額とのバランスが取れると思って・・・。

 

楳木代表:それだったら、お軸でも大丈夫じゃないかな・・・それは、着々と進んでていいね。

 

参加者:はい。

 

648の数字について

 

楳木代表:メシヤ講座は読みましたか?何か聞きたい事があれば・・・。

 

参加者:はい・・・648の数字がメシヤになるというのが・・・何んで、648がメシヤなんですか。

 

楳木代表:6が「メ」になって、4が「シ」になって、8が「ヤ」になるんですね。

 

参加者:6が「メ」なんですか。

 

楳木代表:うん、数霊学からいくと、こういうことだというふうにメシヤ様が教えて下さっているんでね。

 

参加者:そうなんですか、分かりました。

 

海外事情―野菜についた農薬を洗剤で洗う不思議

 

参加者:マレーシアでは農薬を洗剤で洗うといういうようなことが書かれてましたが、農薬が洗剤で落ちるんですかね?

 

楳木代表:この前メキシコから帰ってきていた人・・・この人はアメリカで、浄霊力伝授いただいたんですけども、転勤でメキシコに行って、メキシコで仕事を始めた女の人なんですけども、まぁ大変らしいですね、野菜が・・・農薬だらけらしいので・・・それを落とすのに「洗剤をつけて洗いなさい」というふうに教えられて、手袋をして洗って、水も危険なんで、いい水を買ってきてそれでそれを洗いなおして料理しないといけないから・・・メキシコがそれ程酷いとは思わなかったんですけどね。日本という国は本当に幸せですよね、きれいなところであれば、川で洗ってもすぐ食べられるわけなんでね。

 

参加者:マレーシアも食べるものが大変ですね。

 

楳木代表:ここまで酷いとは知らなかったんで、我々も・・・。ここには書いてないけどもっと酷い話があって・・・マレーシアへ行く時の必需品は何だと思いますか?・・・トイレットペーパー・・・「トイレットペーパーを持って来てくれ」と言うんですよ、一杯・・・それは、ホテルとかは備え付けがあるけれども、一歩出ると紙が無いから、トイレットペーパーを持って動かないといけないという事でね。トイレットペーパーを必ず持って来てくれと、それから水ですね、それをトランクに一杯詰めて持って行ったんです。着替えよりもトイレットペーパーを一杯持って行ったらしい。(笑い)まぁほんとに、海外に行ったら不便ですよね。トイレに行く度にチップをあげないといけないしね・・・そういう一つ一つを比較すると、日本というのは何とすばらしい国かということがよく分かりますよね。

 

道徳観念の欠如、見直しが急務

 

参加者:最近海外でも何とか出血とか言ってますが、あれは何ですか。

 

代表:エボラ出血熱ですね、あれは、コウモリの中にいるウィルスです、向こうのコウモリです。それを食べた時に火の通し方が悪かったか、糞か何かに触れてしまった人達から入ってきているわけなんですけど、恐らく食べたんではないかと言われています。

 

エイズはもっと気持ち悪いんですよ。エイズが何故、人間に入ってきたか、聞いたことありますか?・・・エイズは欧州○国人が最初に持って来たんですよ。何をしたかというと、サルと交尾をしたわけなんで・・・ミドリザルの中にエイズのウイルスがあって、それと○国人が交尾をしたから入ってきたと言われています。それでその○国人がタイに来て、タイの女性にうつしてそれが今東南アジアからずうっと日本に、そして日本の○協がタイに行くから、その人達が持って帰って来ているんです・・・そうやって広がって来ているわけです。

 

だから人間が不道徳なことをやったために、ああいう恐ろしい病気が人間の中に蔓延していっているわけなんでね。で、これを医学的には、薬で何とかしようということで対応しているので、もう対応しきれないわけで・・・道徳観をもう一回持ち直さなければいけない、そういうことをきちんとやっていかなくてはいけないのです。一応安倍総理はそれをやろうとしてますので・・・だからブッシュ時代のアーミテージという国務副長官がいたんですけれど、あの人が最近の新聞に載せているのは、「民主的選挙で選ばれた指導者の中で、これほど短期間に、多くの成果を上げた人物は他にない。」(読売新聞11月3日付)というふうに評価してます。それ位今日本の課題に取り組んでいます。一回欧米から阿部さんは潰されて、体調が悪いという事で辞めたんですけど、あれは潰されたわけなんで、それで今回は万全の準備をして政権に着きましたけれども、今は閣僚達が足を引っ張っていますけれども・・・。

 

戦後教育の欠陥が日本を駄目にする

 

楳木代表:また、消費税の問題にしても小委員会で話し合っているようですけれど、今の現状として消費税をどうするかということを、国会でしっかり話し合いしていかないとね、これは消費税どうするかという時に、消費税の精神を話し合ってないから駄目なんで、”何故消費税が必要かということ”・・・今景気が悪いから上げないと言っている、しかし将来の日本の為には上げないといけないという、この将来のためにはこの増税が必要か必要でないかという話し合いをしないといけないのに、経済が好調だから上げるとか、好調じゃないから上げないという、この論理のすり替えが日本人が今一番駄目なところです。それは小学校時代から税金とは何かということを教育してないために、いい大人になっても税金を払うことの意味がさっぱり分かってないという事です。

 

景気がいいから上げてもいいと、また2%上げると景気が下がるじゃないかと、こんな論理しか出来ないので、日本人の政治が成熟できない原因ですので・・・税金とは一体何かと、何のために必要なのかという教育を子供の頃からしてないために、いい大人になっても、あんな論理の展開しか出来ないような状態になっているので、この点を日本人はですね、ああいう国会放送とかを聴きながら反省していかなくてはいけないですね。職場でもそういうことを話して下さいね。そうして拡げていかないとですね、日本人が税金に対して考え方がきちんと捉えられていないのでね。そうかと言って私は税金を上げることに賛成しているわけではないですので、出来れば上げない方がいいと思っているんですけど。(笑い)

 

しかし、将来の国の財政からいくと上げていかないといけないところがあるし、天下りは2年間だったと思いますけど、同じ関係のところへ就職するのはいけないという法律が出来ているけど、あれは全廃しないといけないですね、そういうことを遣りつつ税金を上げていくという事ならいいんですけどね。要するに無駄使いが多すぎるので、無駄使いを無くしつつ、税金をどうしても必要ならば上げていくというような話の仕方をしていってもらわないと、日本はいつまで経ってもいい国に、真にいい国になっていかないと思いますね。アメリカの占領下のままの国で終わってしまうと思いますので・・・その点ですね、先月お話しましたノーベル賞受賞した人の中で、文化勲章を戴いた天野浩さん、名古屋大学の教授が、戴いた後の感想を言っていたでしょ、聞いてませんか・・・「これほど緊張したことはない」と。

 

参加者:そこは聞きました。

 

楳木代表:あれは何故緊張したんですか・・・神様の前に出たから・・・現人神の前に出たから緊張したんです。天皇陛下というのは神様ということを言ってはいけないと言って、戦後教育を受けてきたけど、神様なんです、生きてる・・・だから、制約を受けて好き嫌いが言えないし、行事をきちっとこなしていかないといけない、その決まったことをやるという制約を受けた存在ということは神様なわけなんですね。だから、その神様の御前に出て戴いたから緊張したわけなんですね。

 

だからオバマ大統領は今度選挙で負けるでしょうけど(笑い)、オバマさんが天皇陛下の前に出た時も非常に平身低頭したというのは、アメリカから天皇を見ていても何とも無いんだけれども、御前に行って天皇陛下に会うと自然に頭が下がる、そういう存在なんですね。イギリスでもエリザベス女王は神様だから自分の子供の皇太子妃を殺すことが出来るわけなんですね。暗殺とか出来るんですね。そういう許可を持っているんです、神様なので・・・そういう存在だというふうに見ていかないと、私達の一つ一つの見方がですね、少しずつずれていってしまうので、今回は天野さんが「産まれて初めて緊張しました」と言ってくれたので、非常に良かったなぁと思いますね。それに中村教授も「和解したい」と言ったんでね。

 

これからは「和」の精神で

 

楳木代表:頂点まで立てると「戦い」の原動力で研究してきたんだけれど、これからは「調和」の原動力で彼は研究していきますので、さらにすばらしいものを発見することができると思います。ですから、頂点に立てば立つほど、「和」ということになってくるということですね。「戦い」の原動力ではない、「和」が原動力になっていくことなので、これは聖徳太子が、私達に教えてくれた通り「和を以て貴し」ですので・・・私達も「健富和」の「和」をですね、これから築いていくという取り組みを、一層していかなければいけないなぁと思わせていただきました。

 

少し話がオーバーしましたけれども、これで終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

参加者一同:ありがとうございました。

(午前の部、終了)

 

午後からの内容の抜粋―ポテトチップスは癌を造る 食へのこだわり

 

楳木代表:今、癌の話とレンコンチップスが出てきたから言うけど、今度政府の、内閣府の食品安全委員会がポテトチップスは癌を造ると発表したからね。子供達にポテトチップスを食べさせないように・・・。

 

参加者:ポテトチップスの何が悪いんでしょうか?

 

楳木代表:揚げると悪いんです。(油で)揚げると癌を造るアクリルアミドという化学物質が出来るんです。ポテトチップスの製法が悪いんです。(農法の問題と芽が出ないように処理する薬品も大いに関係します。)

 

参加者:製法が悪いんなら、家で作るのはいいんでしょ。

 

楳木代表:油がいい油でないと、油で揚げる時に癌を造る物質が出来るんです。だから、市販されているポテトチップスだけは絶対食べないように・・・しかも、どっかで貰った時は、子供達の目の前で捨てないと、徹底的に教え込まないと・・・よそで食べたら癌になるために食べているようなもんだからね。

 

普通の油と自然農法の油の違いは知っていますか?圧搾方法・・・圧搾方法の違いを・・・。

 

参加者:知りません。

 

楳木代表:絞り方なんです。材料の農法はまず、良いのと悪いのと分けても、仮に良いのでも絞り方によっては危険なのとそうでないのとあるので、必ず容器に圧搾、圧搾方法というのが入ってないと後は全部危険だと思っておかないと・・・。

 

圧搾方法というのは上からこうやって絞るわけで、それが書いてないのは全部薬を入れて、そして抽出して、その後、薬を蒸発させて出てきたのが普通の油なんで・・・。

 

参加者:そんなことをしているんですか。

 

楳木代表:そうしないと99%絞れないのでね。要するに圧搾と書いてない油はみんなそうやって作っているので、だからそういう油でポテトチップスを作るから発癌性が・・・薬を蒸発さすといっても、蒸発しないから油の中に入っているということ。で、圧搾の油というのは滅多にないので、M○Aの中にはあったけどね。

 

参加者:M○Aのはいいんですか?

 

楳木代表:その中でも圧搾と書いてないといけないですから、そういうのが表示されてないと・・・。

 

参加者:M○Aのものなら何でも良いということはないから、気をつけて下さいね。

 

楳木代表:そうやって確認して買って下さい、恐らく無いと思うから油が、安全な油が・・・本当に見つけるのが大変だから。

 

参加者:これは○○という自然食のお店で買った油なんですけど、「圧搾一番絞り」と表示がありますが・・・。

 

楳木代表:これをみんなに見せてあげてください・・・こういうことが勉強会として一番大事なことだからね。

 

参加者:△△さん、醤油はどこのを使っているんですか、M○Aのですか?

 

参加者:M○Aのは高いでしょ・・・今使っているのは松○食品のものです。今はインターネットで探せば、色んないいものが手に入りますよ。

 

楳木代表:醤油が何故高いかということについて、勉強しましたか?

 

参加者:大豆をはじめ自然だから・・・。

 

楳木代表:だから、自然にすると何故高いかということ・・・。

 

参加者:手間が掛かっているからですか。

 

楳木代表:違うんですよ、醤油のね、保管期間が長いので・・・「瑞雲」は、2年保管しておくからね。で、安売りなどの醤油は4ヶ月で作るんですよ、発酵させる薬を入れて。だからコストが掛からない。だからそれの大体6倍の保管料が掛かっているということなんです。だからそれからすると、6倍の保管料で2000円くらい出しても安いということです。

 

参加者:私も安いと思うんです。ありがとうございました。

 

御教えを通して今までの歴史を理解する

 

参加者:今日の代表のお話はちょっとむずかしかったです。メシヤ様のお働きが観世音菩薩から光明如来と言われても、何かそれと現実とを結び付けて考えたことが無かったから・・・今日先生が一つ一つ教えて下さって、神様が御神業を進めていくというか、世の中を形成していく部分というのが意図無しに、そういうことは無かったということが分かりました。

 

楳木代表:この昼夜の転換が分かると歴史が分かるとメシヤ様はおっしゃっているわけだから、その歴史が分からないといけないですね。

 

参加者:それが分からなかったんです、それが・・・。

 

楳木代表:そうなんです、救世教の信者さん方はみんな分かってないです。

 

参加者:そうですね。結び付け方を全然知らなかったですね。

 

楳木代表:これは、今までの指導者がそういう教え方をしていないので、信者さん方の頭もね、そういうところへ向けちゃいかんと思って、ただ組織の中だけというか、小さい枠の中だけで「夜昼転換」を捉えていこうとしてしまったからね。

 

参加者:それって、教団のあれだったんですか、それとも神様の仕組みでそういう風にさせられていたんですか。

 

楳木代表:専従者、専従者の努力不足!

 

参加者:自分も知らなくてそういう風にしたんですか。

 

楳木代表:そうです。

 

参加者:専従者のレベルが低かったということです。

 

自らの向上をめざしつつ、人に伝えていく

 

参加者:そうなんですね。それから、浄霊力拝受とか入会とか、人によっては出来にくいというか可能性を感じないというのか、自分自身が出来てないから仕方がないレベルなのかなぁと思ったりするんですけど、今日のお話とか伺っていたら、それくらい世の中が毒素というか曇りが増えて少々の事では話が通じていかないという部分があるんですか、それとも、まだ他に何かそういう意味があるんでしょうか?拝受者が出来にくいような感じを受ける現実というのは・・・。

 

楳木代表:出来にくい感じは自分の霊性の問題ですが、薬毒論が入っていかない理由は、製薬会社がほぼ支配しているから・・・。浄霊力伝授の方は、自分の霊性の高さを高めていけば、それで許されてくるので・・・。

 

参加者:それだけで・・・そういう意味では、自分の努力というのは外へ向けてというより、自分自身の内に向ける努力でそれは解決していくという事ですか。

 

楳木代表:いやいや、相乗作用なので・・・出来なくてもやっぱり人に話していかないと自分は高まっていかないし、また自分が高まっていかないと人に話しても通じていかないから、これは相互作用で、やりつつ向上して、向上しつつやるという、そういうことでやっていかないと・・・。

 

参加者:今はちょっと無理なのかなぁと思って・・・遠慮していた部分があるんですけど。

 

楳木代表:それは駄目、誰に対しても言っていかないと・・・私も外部の人と接触する機会が限られているんですけど、そうした中でも食事したりする時は必ず、薬毒論から入った方が良ければ薬毒論から入っていくし、神秘的なところから入った方が良ければ神秘的な話をするように、相手次第だけど必ず話掛けていくようにしているから・・・。

 

参加者:そうなんですね、私は自分が出来てないから、これはもうしばらくは駄目と動かない方がいいと思って・・・。

 

楳木代表:そうすると、永遠にしゃべらなくて終わってしまうからね。(笑い)やりつつ行かなくてはね。そうして旨くいかないことを通して自分が反省していけばいいので。

 

参加者:はい、分かりました。

 

信徒の会話1―メシヤ降誕本祝典と我々の姿勢

 

参加者:メシヤ教で本祝典が出来るなんて、凄いことですね。

 

参加者:○明会では、教祖殿落慶が本祝典だと言ってました・・・造って10年近くなりますが。

 

楳木代表:○明は、教祖殿が本祝典と言って、天○○美会は琵琶湖にある会館、あれを本祝典と言ったんだけど、どちらもメシヤ様とは言ってない。

 

参加者:そうですよね、それがおかしいですよね、メシヤ降誕ですもんね。

 

参加者:不思議ですね・・・どうして言えないのかなぁ。

 

楳木代表:本祝典じゃないから・・・。

 

参加者:ああそうか・・・言えないんですね。

 

参加者:メシヤ様とお呼びするということは、責任も伴うし、厳しさも伴うんですよ。だから、どこでもは呼べないんですよ。

 

参加者:私達も大変だ(笑い)

 

参加者:メシヤ教は見方によれば日本一厳しいから・・・。

 

参加者:今日、私はメシヤ様からずうっと逃げてきているんだなぁとまで・・・逃げちゃいけない。

 

楳木代表:まぁ、これもみんな分かっていないんだけど、メシヤ教は厳しい話をしないので、これが一番厳しい。

 

参加者:そうそう、そうですね。

 

楳木代表:厳しい言葉をいくらでも掛けるのが一番楽なんですね。

 

参加者:自分が高まるしかないですからね。

 

参加者:今まではみんな、ああしなさい、こうしなさいと言われて来てますから。

 

参加者:○明では、世話人という人がいて世話をしているけど、メシヤ教はないからね。

 

参加者:ちゃんとしてお世話をして下さっていたら、今苦労しなかったんですけど(笑い)

 

参加者:人のせいにしちゃいけない(笑い)

 

楳木代表:いやいや、ちゃんとした世話をしすぎたんです。

 

参加者:でも、信仰なんか教えてもらってなかったですもの。

 

楳木代表:信仰のお世話じゃなくて、組織の世話だから・・・。

 

参加者:家の中にまで入って世話していたようなところがあるからね。

 

楳木代表:家の中にまで入って世話するということは、ここを片付けなさいとか、メシヤ様はこういうふうにして片付けられていたので、お宅もこのように片付けてくださいと、「分からなかったら我が家を見に来て下さい」と、言わなければいけない。(笑い)・・・我が家を見られたら大変ですよね。

 

参加者:言うだけで、自分の家は汚いという人が多いですからね。(笑い)

 

参加者:メシヤ様が、自分のしていることをみんなに伝えなさいとおっしゃっているのは、そういうことですね。

 

楳木代表:そうですね。

 

参加者:メシヤ教はそれをやっていこうというのだから、世界一厳しいですよね。

 

参加者:そこが甘いから苦労している・・・(笑い)

 

参加者:今までの活動主体から切り替えるというのが、中々出来ないんです。

 

信徒の会話2―布教のあり方

 

参加者:○明の知人ですけど、毎日朝7時に支部へ参拝に行って仕事をして、毎日のように夜ミーティングがあるんですよ、それで今未信者浄霊を毎日やらされているというような感じで、それを集計してそれを毎日先生に報告していて、数を追うような感じにも見えるんですけど、結果として支部全体で今年75名くらいの入信者が得られているんです。結果がそういうふうに出ているんですけど、どういう考えでやればいいのかなぁと思って・・・。上から言われたから未信者浄霊の数を毎日報告しているんですけど、果たしてどうなのかなぁという気があるんですけど、その辺りは代表、どうですかね。

 

楳木代表:メシヤ様も大日本観音会を立ち上げた前後は、そういう布教をしていた・・・大本教時代は・・・だから東京がすごく発展したわけなんでね。出版物を発行したのも、その布教に使うために・・・。

 

参加者:教団もそういう意味では一時期、宣教月間として、とにかく信者を一杯作って行ったから・・・。

 

参加者:でもちゃんと導かなかったら、みんな落ちていきますよね。

 

参加者:入信させても、奥座敷まで案内しなければ、結局そうなるね・・・そこに信仰というものがないと続かないです。だから、自らが御教えに沿ったような心言行を積み重ねていかないと、いくら多くの人を入信させたとしても、その人達が自ら信仰をして次の人を導こうというところには中々行かない。

 

参加者:○明会は入れっぱなしなもんで。

 

参加者:せっかくね、メシヤ様を知ったということは凄いことなんだけど・・・。

 

参加者:数いる中で一人くらいは、ちゃんとした人が出ることも確かなんだけど、そういう意味では数がいるということはあるけれど・・・「一人が百人」という御教えからすると、一人の人をちゃんと導くことが出来る自分作りが一番大切なんだけれども・・・。

 

楳木代表:今の話とさっきの○○さんの話を総合して考えると・・・本当は自分で朝7時にお参りに来て、そうして布教してまわると・・・そうして取り組む分はいいわけです。言われてやるというのが、問題を生んでいくわけなんでね。

 

参加者:そうですよね、上の先生から「あなた最近7時の礼拝に来ないね」とか言われたようですね。仕事をしているんだから、そういう時もありますよね。それを頑張ってやっているみたいですけど、もう体がヘロヘロのようなんで、それって地獄的じゃないですか・・・。

 

楳木代表:体がヘロヘロというのは、今回のメシヤ講座と一緒で要は就労環境が悪い訳で・・・(笑い)しかも御用環境が悪いですね。仕事は生きていくためにしているわけなんで、あと御用は徳を積むためにやっているはずなのに、ヘロヘロになるというのは・・・。

 

参加者:天国的じゃないですよね、僕もそう思うんです。立場上やらざるを得ないというけど、自らの気持ちではやってないですね。

 

参加者:信仰の一番の原点は、湧き起こる気持ちなんだけど・・・。その気持ちが持てていかないと天国的信仰にはならないね。その点メシヤ教は、こうしろああしろと言わないので、その気になって湧き起こる気持ちを持って動いてもらうというのが一番なんで、自覚と共にね。

 

参加者:求めればいくらでも答えてくれるけど、求めなかったら何にも・・・ね。(笑い)

 

参加者:代表もそうで、問い掛けとか質問とかしないと言ってくれないですからね。(笑い)

 

参加者:そうそう。(笑い)

 

信徒の会話3―御教えの受け止め方

 

参加者:「罪を許すようなそういう浄霊が出来るようにならないといけません」と言われた時に、朝拝読させていただいている「神格をいただく道」って、これの事だったんだなぁと思って、ああ私何と思って読んでいたんだろうと、あの時の言葉というか文章はありがたかったというか嬉しかったですね。そこまで思いが至らなかったです。

 

参加者:御教えは全般的にそういうことが言えるんです。みんな何回も読んだら分かったつもりになるんだけど、そういうものとは違うんだ。

 

参加者:今日も代表が大事なところですよと言ったところだけど、何気なく読んでいたところですね。そうなんか、ここは大事なんだと分かったような・・・。

 

参加者:自分の大事だと思った所と、代表が大事だと言ったところが随分違ってて。(笑い)今日も思ったけど、言われなかったら素通りするところだったから。今日は反省しました。

 

参加者:何回も読んで気付いていくというのは、そういうことなんです。今までさらっと読んでいたり、流して読んでいた部分の大切さが分かってくる・・・だから深いんです。

 

参加者:それから、自分の意識としては地球の環境問題は誰かがどうにか、世界の人が何とかしていかないとどうにもならないことだから、そういうところに目を向けなくて、御神業の方へみたいな、そういう自分でいたんだけど、そうではないということではないんですかね、そういうことも一切含めて・・・神様のことをみんなに伝えていくということは、その部分も含めて私達の御神業の中に入っているという事ですか。

 

楳木代表:時代の見方がね、今日の教えの中では「夜昼転換」というこの御教えが分かれば、時代をきちんと見ることが出来るということと、世界の動向も見ることが出来るということなんで、だから時代のことを世間の人と話し合っていかないとね。

 

参加者:そうですね。

 

楳木代表:その捉え方が、「実はうちの教祖がこのようにおっしゃっているんですよ」というふうにして、教えに導いていかないといけないです。あと、「夜昼転換」の意識が、夜を悪いと思ったらいけないわけなんで。

 

参加者:そうですか・・・ああ、そうですね。

 

楳木代表:マイナス部分としては見えるんだけど、しかし「夜昼転換」していくんだけど、夜が悪いわけじゃないんで・・・前の時代が結果的に夜だったわけなんで、それが昼にどんどん替わっていっているんでね。こういうのはある程度祭事を学んでいかないと、「夜昼転換」というのは分からないです。何が分からないかというと、例えば「天之数歌」とかの練習をしていかないと、「天之数歌」を唱える時、低く出ていって、「ここのたりやー」と大きくなったところで、そこから「ひとふちみーよー」と言っていかないと・・・これが「夜昼転換」と思っておかないと、昼は良かったんだ、夜は悪いんだという考え方をすると、時代の感覚が・・・結果的に「夜昼転換」した時に前が夜だったわけなんで、時代は進んでいるわけ、物質的な時代はね・・・だからそういうところの感覚を身に付けるために祭事をきちっと勉強してやっていかないと、掌握することが出来ない部分があるんです。

 

参加者:そうなんですか、「夜昼転換」という、そこの部分がまだぼやっとしている部分がありますよね。

 

楳木代表:そういうことが分かったら色々とすることがあるでしょ・・・。

 

参加者:はい、ありがとうございました。

 

信徒の会話4―人間の愛と神の愛の違い

 

参加者:テレビでやってましたけど、1000g以下の双子が産まれて、その一人が一ヵ月後くらいに命が危くなったので、別々のベッドだったのを一つのベッドに二人を寝かせたら、一人がもう一人の肩を小さな手で抱いてて、そうしたら元気になったという内容だったんですけど。

 

楳木代表:何で生き返ったと思いますか・・・。

 

参加者:命は神様からいただいたものだから・・・。

 

参加者:霊線かもしれないですね。

 

楳木代表:浄霊の原点なんです・・・大丈夫かと手をやって、そこから光が出たんで、それで一命を取りとめたんです。ここから祈りの光が出たんです。それを基準にして布教すればいいわけです。「あんたあの奇蹟の映像見た、掌から光が出たんよ」と言って・・・。

 

参加者:そうは・・・。(爆笑)

 

楳木代表:さっき言ってたでしょ、体を抱きしめる時、手の平で抱きしめないと愛は通じないでしょ・・・愛が出るのは手の平しかないわけです。で、メシヤ様に祈ると、この愛が神の愛に変わるわけだから、奇蹟が出てくるんです。祈らない時には人間の愛だから、人間の愛のレベルしか出てないわけです。メシヤ様に祈るとこれが神の光に変わるから奇蹟が出てくるわけなんでね、今のは人間同士だけど、それも兄弟、双子だから奇蹟が出てくるわけなんでね。

 

参加者:そんな話聞くと、早く帰ってどっかに言いに行かなくちゃ・・・(笑い) 気が付かないことがたくさんありますね。

 

参加者:ありがとうございました。

(以下省略)