メシヤ講座no.160岡山(平成26年5月)

<今月の御教え>

御教え『文明の創造』科学篇 「種痘」〈本文は『文明の創造』266ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

二つの事を理解する

 

楳木代表:今日の「種痘」というところを拝読させていただきますと、大きく二つのことをですね、ご理解しておいていただきたいと思います。この「種痘」について、イギリスの医学者、エドワード・ジェンナー氏が発見したという事になっているんですけど、メシヤ様は、「種痘」というよりも、このジェンナー氏が自分の子供までも犠牲にして試して、そして人類を救いたいという、学者的良心の強さを評価しているんです。

 

だから人間として・・・5月5日に参拝された方は、大阪支部責任者の発表があったんですけど、その発表は「医学革命」という大命題に向かってという、そういう題で書いた文章なんですけども、この中で纏めた医学の歴史というのは、医学の世界は昔からですね、(医者は)技術者という地位というか、職人というくらいのレベルだったので、その後、医学者達が段々社会的な立場を得るような取り組みをして、そして、人類の病気を救うというよりも、医学者の地位を確立するというような歴史で今日まで来た、そういう医学史があるんだということを纏めてくれていたんです。・・・そういう医学界というものと、メシヤ様が評価されているのは、学者的なですね、良心・・・良心を持って人類の苦しみを救おうという、そういった姿勢に対してメシヤ様は評価をここでは与えております。

 

しかし、一方では、そういうすばらしい学者もいるんだけれども、この「種痘」というのはやはり正しいとは言えない。永年のですね・・・永年と言っても約2600年余の間にですね、薬毒によって・・・遺伝的な薬毒が私達の中には、大まかに言えば3000年来ずーっと蓄積されて、それを、その中の遺伝的薬毒を体外へ出すのが、この浄化の本当の意味だということで、メシヤ様が一方では解説して下さっておりますので、これを大きく分けて理解をしておいていただきたいと思います。

 

一番恐ろしいのは精神病

楳木代表:それと、この当時、昭和27年当時はですね、一番やはり恐ろしかったのは結核だったわけなので、結核の原因になってしまっているということで、さらに進められております。では、現在は一体結核はどうかと言うと、結核は年間20万人くらいは結核を発症しているようですけれども、しかし現代人にとって、結核というのは恐ろしい病気というようなことには今はなっておりません。その点、時代が変わっております。

 

今恐ろしいのは一体何かというと、最大の恐ろしさはやっぱり精神病であるかと思います。子供の時からですね・・・「サイレント・プア」というドラマを見た人居ますか、NHKの・・・。深田恭子が主演しているんですけど・・・昨日のは、大学入試の時に父親からですね、大学入試の自分の行きたい進路を絶たれて、そして二浪した挙句に父親から「お前はこの世で生きていけない」とかと強く言われた為にですね、それから49歳まで、引き篭もりをずーっと続けている人が対象者のですね、そういうテーマでドラマ立てをしていたんですけども、結局問題解決というのは・・・これからですね、大勢の方々を救っていく時に問題解決というのは一体どうしたらいいかというと、問題解決というのは、問題が起きる出発点が必ずありますので、その出発点まで立ち返って、そこを修正していけば問題は必ず解決していきます。

 

まぁ、それの典型のようにですね、色々取り組んだ結果、結局やはり大学入試の時にですね、美術科の方へ進みたかったんですけど、そういうのを全部親から断ち切られて、そして親の勧める方の大学を二浪したけど、それも落ちてしまったために家に引き篭もってしまうという、そこまで立ち返って親が詫びることによって、「あの時はすまなかった」というふうに詫びることによって、約30年間の引き篭もりが、やっと親が分かってくれたというところから変わりはじめたというようなストーリーです。

 

ゴルフの場合は、グリップが1ミリずれると、正確なショットをしても100ヤード飛んだ時には1mずれます。どこまでも手元が、出発点がずれると着地点にいった時には大きな差が出るということです。

 

出発点を修正するのが問題解決の鍵

 

楳木代表:ですから、問題解決というのは、問題の出発点を探して、その出発点を修正するという事が問題解決の大きな鍵であります。しかし出発点を探して、そこを修正したからといって問題解決するかというと中々難しいわけですね。それは何故かというと、問題が起きるということは、その時に、人間というのは都合のいい方へ動いてしまう、或いは易きに流れるということがあるので、そこを修正するということは、実は大変な生き方の変化をしないといけないし、その結果課題というのが浮かび上がり、それに向かって取り組んでいかないといけないので、実はその時に力を下さるのがメシヤ様であるわけですね。

 

で、メシヤ様に、「こういうようなことで悩んでおりますので、御守護御願いします」という御参拝は、実はメシヤ様はお聞き届けになりません。それはもうちょっと格下のですね、神格の低い神様の役割なので・・・。メシヤ様は、最高最貴の・・・自分にとっては「最高最貴の生き方をするので、どうか御力を下さい」というお祈りには力を下さるわけなので、問題解決をする時に、実は自分が平成何年何月何日にこういう誤りをしたので、そこから自分の人生を立て直していきますので、どうか自分に御力を下さいという、そういうお祈りをした時にメシヤ様は御力を下さいますので、どこまでも出発点が大事だということです。

 

現代社会の抱えている問題を理解して

 

楳木代表:話が横道に反れたような話になりましたけれども、私達に蓄積されている遺伝的薬毒、この遺伝的薬毒があるために、私達は子供の時から各種のですね、伝染病を含めて様々な病気を患うようになっております。それを患うことによって実はその遺伝的薬毒を全部外へ出していただけるんですけれども・・・こういう種痘をはじめとしてですね、今予防注射とか様々なことがあるので、浄化を停止させる方向でいっているために、それが内側に籠っていくと精神面からいくと鬱病状態が起きるし、そこまで酷くなくても引き篭もりというような状態になっていくということでありますね。

 

これがやはり根本のですね、遺伝的薬毒が出ないために、そういうことが現代では起きております。それから浄化を止めて内へ内へ入れていくと、自分の肉体の中ではですね、本来自分を支えるために動いている細胞が、遺伝的薬毒とさらに後から加わった薬毒によって、その本来の自分の細胞が、癌化してしまうということが起きてきます。そして、内側に込められたものは癌というふうなものを形成していくということになっていきます。

 

それから今、医者のですね、良心的な医者という方々の研究によっては、例えば対立心の非常に強い人は心臓を患うというようなことが、統計的には分かってきておりますので、医学の中では良心的にずーっと研究している人達も大勢いらっしゃるので、そういうものも私達の信仰生活の中に取り入れながら、これからですね、さらに心身共に健康な生活が許されていくような、そういう生活をですね、歩ませていただければありがたいと思います。

 

今回、この科学篇の中でメシヤ様がどうしてこういう「種痘」というのを最後にもって来られたのかなぁ、というふうに考えた時には、やはり、それを平成26年に改めて考えていった時には、現代の抱えている大きな問題の根っこというものを、こういうふうにして見ておかないといけないというふうなメシヤ様の御心であろうかと思いますので、そういうふうに受け止めていただければ大変ありがたいと思います。最初にそういう説明をさせていただいて、いつものように質疑応答に入らせていただきたいと思います。

 

今月のメシヤ講座・特選集は、皆さん読まれましたか?

 

救世の第一義は医学迷信の打破

 

責任者:今日、渡したばかりです。

 

楳木代表:それじゃ、メシヤ講座・特選集をちょっと見てください。 今回は、私の解説は非常に短くて、簡明な文章になっていますので・・・。

 

4月は様々な方々からの質問のメールが来たりですね、それから新しい人とかなり会いましたので、色んな教団で様々な説明をしている中で、所謂、御神業というふうに考えた時に、先月拝読をさせていただいたですね、「擬健康と真健康」の中に、メシヤ様が『救世』と言った時には、このことだ、この御神業だということが出ておりますので、もう一回、確認をさせていただきたいと思います。

 

『文明の創造』262頁の3行目に、

『忌憚(きたん)なく言へば自分自身の体を弱らせ寿命を縮められ乍(なが)ら、医学は有難いものと思ひ込み、それに気がつかないのであるから何と情ない話ではないか。従って此(この)迷信(医学迷信)を打破する事こそ、救世の第一義であらねばならない。』

だから「救世活動」と言った場合にはですね、『医学迷信』を打破することが第一義なわけです。だから第二第三でもない、第一義は『医学迷信』を打破することだということですので、メシヤ教から救世教になったとしても、救世教の御神業と言った場合には、『医学迷信を打破する』ということが第一義であらねばならないということですので、これを・・・この事が薄れていくと御経綸が変わってきているとかという話を平気でしてしまいますので、救世の第一義は『医学迷信』を打破することなんだということを一つ確認しておいていただきたいと思います。

 

空前の一大福音とは

 

楳木代表:それからもう少し下にですね、次に266頁のことが書いてありますけど、

『右の如く病気の種を有(も)ってゐる擬健康を無毒者となし、真の健康者を作り得るとしたら、之こそ真の医術であって、人類にとって空前の一大福音(ふくいん)であらう。』

と書かれています。で、「福音」というのは、様々あるけれども、「一大福音」と書かれていますので、一で大ですので、これだけの「福音」はないということであります。擬健康者を無毒者にするということが「空前の一大福音である」ということですので、ですからこの文言を取って、『天国の福音書』続編というシリーズを創ろうとしておりますので、そのことを簡単に纏めてありますので、またお帰りになったら読んでおいていただきたいと思います。

 

そして、その下のですね、『天国の福音書』続編(一)、寄稿文というところに5月5日に・・・立春祭の時にこちらの岡山支部の原田さんが発表してくれましたけれども・・・同じ様に寄稿文をですね、5月5日に大阪支部と三重支部の責任者がそれぞれ発表してくれましたので、後で目を通しておいていただきたいと思います。

 

で、5月分、次のメシヤ講座・特選集は、5月5日の私の挨拶を載せますので、これをしっかり読んでおいていただいて、それで次回の特選集を待っていただけると大変ありがたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 救世の第一義は他にないですから、○○○○教団の人には言い続けて下さい。

 

それから、今日たまたま来る途中のNHKニュースの中で、医学の様々な数値が見直されつつあるんですけど、その中ではっきりと、医大の研究者達と製薬会社が結託している部分があったので、数値を厳しくしているというのをはっきりと言ったのでNHKのニュースの中で、ですから時代は愈々変わって来てはいるんです。

 

今まで色んな陰謀を巡らして来て、医療界が人類全体を制覇しようというふうに、あの手この手を張り巡らしてやってきたんですけど、どうしてもそういう人達が、人類の健康の為には寄与してない部分があるという事をテレビなんかでも指摘するようになったので、だから愈々、医学迷信を打破する時期が今来ているように思います・・・。

 

参加者:「薬が病気をつくる」のこの本を買いに行こうと思っているんですけど・・・。

 

楳木代表:もう、売り切れていますよ。これは、出たらすぐ、即日完売したそうです。だから今、増刷しているようですので、予約を入れておいて下さい。そうしないと中々手に入らないですよ。

 

参加者:しかし、すごいですね。

 

御神業のあり方-生存している価値がない

 

楳木代表:話は変わりますけど、広島からこの前の遷座祭にお参りに来た船井さんがね、翌日、網にこんな鯛(78センチ位)が入っていたということでした。お参りから帰った翌日に・・・。こうやって測って78センチだから、下げるともっと大きいですね。

 

参加者:ぶら下げているのを見たら、首の辺りから膝の辺りまであるような大きさでしたね。

 

参加者:へぇー、凄いですね。

 

楳木代表:網に入ったことがないんですよ。今まで鯛が・・・。それがね、遷座祭から帰った翌日に、鯛が入ったというんだから、凄い目出度いことがあったなぁと・・・。

 

参加者:ネットに出てましたね。その時、カメラマンが乗ることがないのにその時だけ乗っていて、写真を取ってくれたらしいです。今まで見た事がないくらい大きな鯛でした。

 

参加者:23日の御遷座祭以降、色々と凄いことが起こっていますね。

 

参加者:一層メシヤ様にピントを合わしていかなければと思いますね、私も何時まで生きさせていただけるか分かりませんけど、一人でもメシヤ様に光がいただけるような人を増やしていただきたいなぁと思っています。85歳になりますけど、ボーとしていたんではね・・・。メシヤ様のことが少しでも伝えられたらありがたいかなぁと思います。

 

参加者:私もメシヤ様の御神業に一人でも多くの人をね、お救いさせていただきたいといつも願っておりますので、精進したいと思います。一人でも多くの人をお導きしないと、「生存している価値がない」と言われておられるので、メシヤ様が・・・そうでしょう。

 

楳木代表:今日はね、岡山支部の遷座祭の時に、御神業はメシヤ様と共にという話を、もう少し具体的にみんなと詰めていかないといけないと思っていたんだけど、今メシヤ様のお言葉が出てきたんでね、皆さん大分腹に入って御神業を進めて下さっているなぁと思って、敢えて言わなくてもいいかなぁと思った次第ですけどね。

 

俗世界にどっぷり浸かってこそ覚りが開ける

 

参加者:自分が浄まっているから、色んな悪い言葉とか聞きたくないんかなぁ、と思うんですけど、どうですか?

 

楳木代表:人間が覚りを啓くためには二種類の覚り方があるわけです。一つは、山の中に籠って俗世界のことを全て忘れていくと悟りが啓ける。こういう悟りの世界が密教とか、山伏の世界、山の中を走って回ったり、滝に打たれたりね、お経を唱えたり、祝詞を上げたりする、これが山陰に籠って悟りを啓く世界。

 

で、メシヤ様と繋がっている我々というのは、俗世界にどっぷり浸かって、人のそういう悪言とか雑言を全部聞いて、それを救っていきながら覚りを啓くというのが、我々の世界なんです。だから、それを聞けるようになっていかなくてはいかんです、どんな嫌な言葉でも・・・。

 

でその時に、不可欠なのが御神体なわけです、ね・・・聞くと頭がおかしくなってきたら、祝詞を奏上してメシヤ様に御力をいただく。そうして人を救っていくのが我々の信仰なわけです。だから、俗世界にどっぷり浸かっていくのが、メシヤ様と御縁をいただいた我々の覚りの世界なんです。しかも、そういう変な話とか、聞ける魂になっていかないといけないわけですね。

 

だから、そうなった時にメシヤ様にお祈りしないといけない。それと御教え拝読をきちっとしていかないといけないのでね、これを欠かさないようにしていかないと・・・。その事の積み重ねで自分自身が覚りを啓いていけるのでね。だからありがたいわけでね。

 

だから色んな人の変な話を聞かないことには、覚りというのは啓けていかないのでね。それが何ヶ月も前からここで話しているでしょ、メシヤ様のお耳は何故大きいかということを・・・それは、そういう人の悲しみとか苦しみを聞くということがメシヤ様の中では象徴的にあるわけなんで・・・それを救世教は福耳としか説いて来なかったので、全般的な人救いが出来なかったところがあるわけなんでね。

 

だから、愈々御神業の本筋に入るために、準備を整えて下さい。入会教修を受けて、御神体を申し込んで、そして日々メシヤ様にお祈りしながら御神業として、色んな方々とのお付き合いをしていくと、そういう風にして下さい。

 

参加者:そうしたら力が強くなりますね。

 

楳木代表:そうなりますね。

(以下省略)