メシヤ講座no.156岡山(平成26年1月)

<今月の御教え>

御教え『文明の創造』科学篇 「総論 手術」〈本文は『文明の創造』225ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 岡山支部】

医者の話を信じていいのか

 

楳木代表:今回からはですね、この御論文は「総論」という所へ入っていきます。総論の中で「手術」ということになっていきますが、手術はもう一番最初に書いているようにですね、

『近来、医学は大いに進歩したといひ、取り分け手術の進歩を誇称してゐるが、私から見れば之程の間違ひはあるまい。考へる迄もなく、手術が進歩したといふ事は、実は医学が進歩しないといふ事になる。といふと不思議に思ふであらうが、手術とは言う迄もなく、病に冒された機能を除去する手段であって、病其ものを除去する手段ではない。』

ということであります。

 

昨日もですね、広島の方で肝臓癌を宣告されていてですね、来年の4月までという余命を突き付けられて、「手術を早速やりましょう」ということで相談があったので、去年の秋にですね、手術をしても4月までの命なのでもう手術しないで、そして浄霊に縋ったらどうでしょうかということで話をしてずーっと浄霊しているんですけど、この前検査をした結果ですね、癌が良くなっていると。

 

で、医者に「4月迄と言っていたじゃないですか」と言ったら、「いや、そういうことも稀にある」と。(笑い)もうこんな医者の話をどう理解したらいいのかということですね。浄霊で良くなっていって、「稀には良くなることもある」と・・・余命を切っておいてですね。

 

それから、別の人からも電話が掛かってきたんですけれども、この人は乳癌の抗癌剤をあの手この手でずーっと医者が進めるので・・・子供達は「体が随分衰弱してきているので、もう抗癌治療は止めてもらいたい」と言ったんだけど、そのお母さんというのは医者が丁寧に対応してくれたので、「あの医者が言ってくれるんだからもう一回試してみよう」と言ったら、左手がこんなにパンパンに腫れてしまいましてね、そして、ここから少しずつ液が出るように、医学的に言えばリンパ液ですね、そうしたら医者が「抗癌剤が合わなかったからもう手がないので、緩和ケアに移ってくれ」と。そういう電話が掛かってきたので、「何ということを言うんだ」と。医者がこんだけ腫らしてしまっているのにね、その責任を取らないで「緩和ケアに移ってくれ、病院はいくらでも紹介する」と。

 

このようないい加減な話を医者がするので、まあその電話掛けて来た人達に「あんた達、医者に少しは文句を言ったのか」と言ったら、「いえ、言えません」と。大体今、医療関係者と患者さんの間はそんなことで推移しております。

 

日本人はですね、医者というのはサービス業という考え方を全く持っていません。偉い存在だと思っているので、文句を言ったり、それからですね、どういう治療をしますという時に具体的に質問する事が出来ない為に、医者の言い成りになって、結局自分の体をですね、蔑(ないがし)ろにしてしまう結果になっていっております。そうした姿勢をこれから変えていかなければですね、益々日本人の健康が奪われていくような、そういう状態になっていくのではないかな、と思います。

 

そういう意味でメシヤ様が冒頭御指摘になられているですね、病を治すのではなくて機能までも切り取ってしまうというのが「手術」なので、結果的にはですね、体内の不具者になっていくんだ、と。指が落ちたとか腕を落としたとか言うと、不具者になったというのがですね、明確に我々の眼に見えるんですけれども、お腹の中の見えない部分を切ってしまうと、これを不具者になったとは見ません、私達は。上を縫合してですね、そして元通りのような格好をしているとですね、内部の不具者になったという認識はないんですけれども、メシヤ様が御指摘しておられることはそういうことであります。

 

化学物質、薬が癌を作っている

 

楳木代表:そして、医者はですね、実は現代の癌の原因というのはほぼ分かっております。分かっているけれども、製薬会社から研究費とか様々なものが支払われているので、実は薬が癌を作っているとか、それからですね、こういう家を建てる時に、木造建築できちんと塗り壁で造っている家なら心配はないんですけれども、クロスを貼ってしまったりですね、それからこの柱もですね、今は接着剤で固めた柱があります。そういうものを使って造ると、そこから化学物質が出てきますので、それを吸い込んでいくとそういうものが癌を形成していく原因になっていきます。

 

それから、車の場合もですね、新車というのは乗り降りする時に十分気をつけておかないと、中の空気を入れ替えて乗車するということを絶えず心掛けておかないと、車ほど化学物質に覆われているものはありません。例えばフロント硝子はですね、前にも話しましたようにビス止めは一切ありません。フロント硝子は、糊でくっつけております。そして、時速200kmで走ったとしてもあの硝子は外れないようになっております。それ程強烈な糊でくっつけておりますので、それが炎天下でずーっと気化してですね、車の中に充満しておりますので、暑い日ほど空気を入れ替えて乗らないとその化学物質を吸い込んで、そして体内の中に化学物質が入り込んでしまうということになってきます。

 

で、入り込んでもですね、それが絶えず自分の体内の中から排出できていればいいんですけれども、排出できない場合、我々の細胞がですね・・・普通細胞分裂しても必ず片方の細胞が死ぬことになっています。これが我々の細胞の中に組み込まれたシステムであります。しかし、癌細胞になる時には、化学物質が加わって細胞分裂した時に両方生き残るという・・・いわゆる片方が必ず死ぬというシステムが壊れてしまいますので、これが分かれて、これが又分かれて全部生き続けるので、そこに塊が出来てきます。

 

この塊が自分の臓器を圧迫して、そして、これが命に係わってくるということでありますので、この細胞が突然変異をするその化学物質を突然変異元素と言って、こういうことはずーっと研究している医学者達は十分承知しているんですけれども、実はその化学物質を作っている業界から、主として製薬会社からお金が病院の方へ研究費とか、それから大学の方へ研究費として入ってきますので、それに対する批判的なことはできないという状況に陥っているために、結果的にですね、日本の場合は国民がその犠牲になっているということです。真実を知らされてない状態になっておりますので、メシヤ様はそのことを御指摘をされているということです、60年前に。

 

そして、そのことを御指摘されて、何とか医学者達はもっと善意な気持ちで研究を進めてくれということを願っているわけですので、ただ単に科学の進歩を批判しているのではなくて、科学が進歩するという事は非常にすばらしいことなんだけれども、そういう製薬会社等の利権の中に巻き込まれないで、正しく人間を健康にしていく方向で研究を進めてもらいたい、ということがメシヤ様の御心ですので、その点を十分受け止めていただきたいと思います。

 

医学の考え方の間違いを指摘

 

楳木代表:それからこの中で229ページにですね、非常に分かりやすいのは、『私は、唯物科学を敢へて非難する者ではない。人類は之によって、如何に大なる恩恵を蒙り、今後と雖も蒙るかは、最大級の讃辞を捧げても足りない位である。』というふうに科学をですね、メシヤ様は評価しております。しかし医学については人体そのものをですね、大事にする姿勢がない限り、いくら研究が進んでもこれは問題であるという事で御指摘しているわけであります。

 

これは400年前からデカルトがですね、肉体と精神を分離して、そして肉体の方は単なる物質として見る考えをスタートさせた為に、これを分けて考えるようになってしまったんです。でさらに今度は、この肉体が有機物と無機物とを一緒のように捉えてしまうために、考え方が根本的に間違えてしまったんだということを、ここではメシヤ様が御指摘をされております。

 

出来物について—代表の場合

 

楳木代表:そして、その次にですね、236ページ位迄いくと、ここに昔からよく言われた出来物というものを説かれておりますね。この出来物を経験した方はいますか?

 

参加者:あります。

 

代表:その時、どうやってよくしましたか?

 

参加者:今から20年くらい前に、ここ(足)が真っ赤に腫れてじくじくして、その時御霊紙を貼って、その上から浄霊していると穴が開いて膿が出て綺麗に治りました。

 

楳木代表:その時、どれ位膿が出ましたか?

 

参加者:杯に一杯くらいです。

 

楳木代表:それじゃ、そんなにたいしたことはなかったですね。私も御神前でなければ、ズボンを脱いで見せるんですけれども、(笑い)ここにですね、小学校2年生の時にですね、出来物が出来て、随分腫れたので、親はもう見かねて病院へ連れて行って手術したんで、洗面器半分くらい膿が出たんですけども、しかしここに書かれているように、手術すると必ず隣に出来ます。

 

で、それが又腫れてきたので、これは手術が原因だというふうにその時私は思ったので、親が「病院へもう一回行こう」と言っても、「これは浄霊で治すから」ということで、ずーっと浄霊しておりましたら、又同じ様にパンパンに腫れて、その時私は御霊紙は貼らなかったんだけれど、やはり自然に割れて同じ様にですね、血膿が洗面器半分くらい出て、それでずっと浄霊していたらその後はもうチョンの後しか残ってないんですけれども、手術した痕はこれくらい今でも残っています。

 

これはですね、いくら経っても肉がくっつかないで、もの凄く時間が掛かりました。ですから、手術したのとしないのでは、治り方が如何に違うのかということを小学生時代に嫌というほど見せられまして、腫れるだけ腫れて出てしまえば一挙に良くなるというメシヤ様の御書きになった通りでありますので、貴重な経験をさせてい

ただきました。

 

それで私は体が弱かった為に、10箇所出来物が出来ましたね。そして最後に鼻にできました。そのお蔭で鼻が少し高くなりました。(笑い)我が家系は鼻が低いんですけれども・・・(笑い)それが最後で健康体にならせていただきました。ですから、腫れ物が出るのは非常にありがたいので、腫れたらしめしめと思うくらいにですね、十分腫らしてそこへ毒素が集中して集まってきて、そして自然な形で出さえすれば、健康を確保していけますので。

 

現在と過去の子供の違い

 

楳木代表:だから言わば、アトピー性皮膚炎ということで子供達が非常に苦労しているお子さん達がいるんですけれど、それはですね、皆さん方か若い時にはみんなお腹の中に虫がいましたね。この虫を殺してしまったためにアトピー性皮膚炎が出来ているわけなんです。子供の時に虫が湧いて、そして悪いものを全部食べてくれている時代は、アトピー性皮膚炎は日本にはなかったんですけどね。

 

ただ、頭にいっぱい出た子供とかというのは昔はいっぱいおりました。で、髪の毛が抜けるくらいかさぶたが出来て取れた子供とか居ましたけども、あれは、親から受け継いだ毒素が全部ああいう形で出て取れてしまっていたんで、だから昔の子供は非常に明るくてですね、笑顔が絶えなかったわけです。今はああいうものが出ない為に、無表情な子供が多いわけです。

 

それは、毒素がいつもですね、機嫌よくなろうと思っても毒素が頭にあるので、機嫌よくできないわけです。だから、同年輩の方でも機嫌の悪い人いっぱい居るでしょ。(笑い)あれは毒素が頭に固まっているんです。機嫌の悪い人は毒素があるんです。(笑い)そうなんです。だから、浄霊をして、その毒素が取れればみんな機嫌が良くなってくるんです。(笑い)

 

余談になりましたが、今月はですね、非常に大切なところを拝読をさせていただきましたので、手術ということについては翌々ですね、繰り返し繰り返し拝読をしながら吟味していけるようにですね、お努めしていただければ大変ありがたいと思います。

 

それではいつものように質疑応答に入っていきたいと思います。

 

人のお世話をする上で大切なことは

 

楳木代表:今月は「メシヤ講座特選集」は大変分厚かったでしょう。体験記が5人分ありましたのでね。最初の3人の方は信者さん方がいただいた御守護で、4人目はそういう浄化を乗り越えて少しずつ人救いをさせていただけるように、そういうことが許されるようになった人で、5人目が岡山支部の方でしたので参考にしていただきたいと思います。

 

で、○さんのことをきっかけにですね、「世界救世(メシヤ)教教義」を基に私達の信仰をずーっと見つめ直してきました。これからもですね、この「世界救世(メシヤ)教教義」を出発点にして私達は物事を考えていく、そういうことをしていかないといけないんですけれども、個人の場合はですね、個人のご家庭の場合・・・個人のご家庭の場合は、夫は妻を安心させ、妻は夫が気持ちよく働けるようにして、そして、両親の叡智によって子供を育てていけば、家庭はすばらしい家庭になっていくというふうにメシヤ様は教えられております。

 

それから、人様をお世話する時に大切なことはですね、原田さんが御教えをここに抜書きしてくれております御教えのですね、2番目の御教え・・・2番目の御教えの抜書きの一番最後のところですね、

 

『(前略)以上によっても分る通り、小乗信仰は自由がなく、大乗信仰は無碍の自由がある訳である、といってただ単なる自由ではない、叡智が働かなければ我儘的自由となる危険がある、真の自由とは他人の自由を尊重する事であるから、そこに自らなる限度がある、所謂一定枠内の自由で、此自由こそ真の自由である、何となれば他人に些かでも障害を与えるとすれば気が咎める、不愉快であるから、そこに天空海濶的の気持にはなり得ない、どうしても他人に愉快を与える事によって自分も愉快になる、之が真の自由である事を知るべきである。』

 

私達の御神業の根幹はここですので、私達が「真の自由」を得ていかなければですね、御神業というのは・・・メシヤ様のお進めになる御神業というのは進んでいきませんので、ここのところは是非ですね、「文明の創造」と併せて、繰り返し繰り返し拝読していっていただきたいと思います。で、ここを拝読することによって、M○○の中で培ってきた癖というものが取れていきますので・・・。

 

今のところは大事なところですので、繰り返し繰り返し拝読していっていただきたいと思います。もう枠に嵌められて来たでしょ、皆さんの信仰がね、枠に嵌められて・・・。「こうするんよ」「こうするんよ」そして「こうよ」というように、決められた通り来ましたので、そういうことはメシヤ様の望まれていることではないので・・・。

 

それから皆さんの心が、いつも天空海濶的になっていないといけないので、天空海濶的心境になっていただきたいと思いますのでね。

 

薬は飲んでもいいの?

 

参加者:M○○の専従が、メシヤ様は薬を飲んではいけないとはおっしゃってないと言っているそうですが・・・そうなんでしょうか?

 

代表:要するに、メシヤ様にとっては、私の論を採用するか採用しないかはご随意だと・・・だから飲むなとは言ってない、ご随意だと・・・しかし、身内は、飲んだら縁を切るとおっしゃっていますから、ここのところは明確にしておいて下さい。ご随意ではあると。しかし自分の身内で飲んだら、それは縁を切ると。

 

参加者:ご随意のところを取り上げて言っているんでしょうね。

 

楳木代表:だから、ご随意で飲んだ人は、信者にはならんでしょう。だから、その専従者は「世界救世(メシヤ)教」の専従者ではなくて、M○○の専従者ですね。

 

「世界救世(メシヤ)教教義」を真に理解する

 

楳木代表:○さん、家庭でのご参拝の仕方は、より一層高いものになりましたか。

 

参加者:渋滞しております。

 

楳木代表:渋滞している・・・渋滞している原因は何ですか?

 

参加者:自分のサボタージュ。生き癖です。

 

楳木代表:なるほどね、12月23日にメシヤ様の御尊影について、お話しましたよね。で、メシヤ様の御姿を見た時には、耳というのは福耳で捉えるような話をずっとしてきたんですけど、やはり、人の話を聞くということを形に教祖という方はしているんだということですので、まず人の話を聞くということで先月ここでお話をしました。

 

それから、「世界救世(メシヤ)教教義」の中でですね、『抑々、世界の創造主たる主の大御神(ヱホバ)は、此地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行はせ給いつつある事を吾等は信ずるのである』という、このことを信じるというのがまず大前提としてあって、これに対してですね、人間というものを代行者とされて、全ては人間のために必要なものをこの世の中に存在させているということです。

 

参加者:それは私自身も、自然も好きですしお花もいいなぁと思ったりして、感覚的に分かっているつもりですが、実践という所が・・・。

 

楳木代表:その実践という前にですね、全ては人間のために造られたものであるということです・・・全ては人間のために造られたものであるというところを見た時に、その事が分かった時に真の感謝が生まれてくるということです。

 

参加者:以前よりは出来るようになったつもりですが・・・。今日こうやって来させていただいていることにもありがたいなぁという感謝を持っていますし、全てにいつも感謝だらけじゃないかぁと・・・。

 

楳木代表:今、花の話が出ましたけど、ここに戸を立ててですね、その壁の向こうに壺に梅を挿すと、どちらから開いていきますか。

 

参加者:明るい方から・・・。

 

楳木代表:明るい方からですね。じゃあ、何故梅は明るい方から咲いていくんですか。

 

参加者:お日様が当る日の光によって、暗かったら寒いし・・・。

 

楳木代表:あのね、梅だけは明かりによって咲くんです。そして、桜とかは温かさで咲くんです。光で咲くんではなくて、桜は温かさで咲く、梅は明かりで咲く。だから梅は木辺に毎と書きます。これは、季節が来て日が長くなったら、日が長くなる毎に咲くという事で梅という字はこういう字を書いているわけです。昔は、甘い木と書いて梅と読ましたんです。今は毎日の毎を書いて梅と読ませるのは、研究によって、日が長くなると或いは日射時間が長くなると咲くという事が分かったので漢字を替えたわけです。これが、季語ということに非常に繋がってきています。ですから人間自身が文化が育っていくように、様々な情操が高まっていくように、神様が全てを万物を用意して下さっているという、そういう考え方を持って物を見ていかないと、「世界救世(メシヤ)教教義」というのを理解したことにはならないという事です。

 

ですから、メシヤ様は科学が進歩するということを自分は否定するわけではないと。恩恵を受けているから。それは、研究が進めば進むほど、神様が仕組んで下さっている、人間のために全て用意して下さっているものが理解できるという、これは科学が進歩しないと理解出来ないんです。

 

「はやぶさ2」がそろそろ打ち上げられますよね。何とかという数字の惑星(C型小惑星「1999 JU3」)から、そこのものを持ち帰って、ちょうど東京オリンピックが開催する頃帰ってきます。それとぶつけて日本のそういう研究分野を一層世界に知らしめようということでもあるんですけれども、実はその探査機が持ってくるものは何かというと、生命の起源になるものを探りに行ってくるわけです。ですからもう創造主である主神様のですね、この地球上に生命が宿るような仕組みを造った、その一番根源的なことを探りに行ってくるわけですね。その元になるものを・・・。

 

ですから、そういうことが「世界救世(メシヤ)教教義」を腹の中にドンと入れておかないと、そういう科学の進歩ということを真直ぐ見ることが出来ないということですので、ですから今回でもう4回目ですかね、○さんについて話しているのは・・・。(笑い)

 

「世界救世(メシヤ)教教義」の最初から、そういうふうに、メシヤ様は何故この文章を入れられているのかということを、そういう思いを持って拝読をしていただかないとですね、言われた通りのことをやっていてもですね、メシヤ様の願われる信仰という処にはいきませんので、是非いつもそういうことを課題にして拝読していっていただきたいと思います。

 

家族の健康を確保するには

 

楳木代表:若い人達は、ビッグコミックを読んでる?ビッグコミックのゴルゴ13を・・・。

 

参加者:昔読んでいました、内の兄貴が。(笑い)

 

楳木代表:新年号のゴルゴ13のタイトルは何だと思いますか?今日拝読した処と似ているんです。ある少年が脳の真ん中に腫瘍ができて、医者としてはもう手を付けられない。それでこういう治療はイメージで良くするしかないということで、医者がイメージで、イメージトレーニングしていって、それがですね、免疫学からすると、免疫学の中で体を良くするというためには、まず笑いがなくてはいけない。それから明るさがなくてはいけない。それから正しい生甲斐がなくてはいけない。これが免疫を活性化する方法です。(感謝の生活も必要です。)

 

ですから家庭の中では、男はね、一日に一回、親父ですよ、親父は一日に一回家族を笑わせないといかん。(笑い)あのね、家庭人を健康にするために男は頭を使わなくちゃいかんですよ。一日に一回は奥さんを何とかして笑わせんといかんし、子供も何かして笑わせんといかん。(笑い)これをしないとですね、家族の健康を確保することにはならないわけですね。

 

そして、男がむすっとしていると段々暗くなるから(笑い)、これは明るくしておかないといけない。ということは、朗らかにいつも主(あるじ)はしておかなくてはいけない。それと主というのは、前に向かって正しい生甲斐を持ってずーっと進んでいかないと、家族を引っ張っていけないわけですね。これがないと、家庭は健康にはならないわけですね。それが一つでも削れていくと家庭の中に病人が生まれてくるという事です。だから、主というものは中々難しいんですね。結婚もおちおち出来ない。(爆笑)それ位の決意を持って結婚しなければいけないとこなんです。(笑い)まあ、好きだ惚れたで結婚するんだけど、一度結婚して家庭を持ったら主というのはそういうことを課題にして、我が家全体を健康に保つようにしていかないと、どんなに会社で嫌な事があっても、玄関に入る前に一回笑う練習をして(爆笑)、そして「ただいまー」と入っていかないと、今日は取引先から嫌味ばっかり言われたとか言って「くそっー」と言って帰ったら家の中暗くなって・・・もう男は大変なんですよ。(笑い)

 

いい漫画は人生の参考になる

 

楳木代表:それで話が横道になりましたけど、ゴルゴ13のその少年はですね、イメージトレーニングしろと言われたんだけど、小さいのでよくわからないので、鳥を、バードウォッチングしようということで病院から出ては裏山で双眼鏡で見ていたら、ゴルゴ13が練習している姿を見ちゃったわけですね。

 

それで、向こうにコインを何百メートルも向こうに置いたのを目掛けて撃っているのを見ちゃったので、自分がそれを目撃したことで、ひょっとすると自分の命が狙われるかもしれないと思っていた時に、その子供が入院している病院にある曰く有の政治家が入院してきて、それをゴルゴ13が撃ち殺したわけなんですけど、自分が目撃したことをゴルゴ13が知っているかもしれないので、殺される夢ばっかり、特に頭を打ち抜かれる夢ばっかり見ているうちに、その腫瘍が小さくなっていったという物語にしているわけなんです。

 

ですから、今、こういうイメージによって病気が良くなるということは、世界的には知られてきている療法の中ではあるわけですよね。それを取り上げて、作者がゴルゴ13の中に組み込んで新年らしい・・・暗殺だけではなくて少年が救われたということを紙面に取り上げながらやっているわけですね。そういう療法が広く知られてきているので、メシヤ様が『霊主体従』ということを御説きになっているんですけれども、それが世の中にもですね、病気に対してはそういうことも非常に効果的だということが、症例がいくつかあるということですね。

 

ですから、ビッグコミックも時々読んでよね。(笑い)普通の本もしっかり読んでいただいて・・・ゴルゴ13はチームを作っているんです。専門家のチームを作って、そして脚本を作って、その脚本が果たしてロシアの現状がどうかとか検証して、ほぼ間違いないということでああいう筋立てを組み立てているので、島耕作と一緒で・・・余り読まないかな・・・島耕作も今特に東南アジアを中心にして、日本の電気メーカーが出ていく時に、どういうことを課題にしていかないといけないかとかということをチームを組んで研究して、それを筋立ての中に組み込んでやっているんです。そういう漫画はいい漫画なので見ておけばね、自分の生き方の上においても大変参考になるのではないかと思いますね。

 

神様の御意図は、人の口を使って表わす

 

参加者:何を言わんとしているのかということを、言われた言葉の中から整理していきたいと思います。言われたことが通り過ぎてしまっていますので・・・。

 

楳木代表:だからそれは、周りにいる人や家族の人の気持ちを汲み取る話の聞き方をしなさいということです、一つは。それからもう一つは、神様の御意図というのは、人の口を使って出てくるので、人の話が何故こういう話が出てくるのかということに注意して聞こうという、この二つの面で捉えてもらいたいということです。

 

参加者:そういう面では、今は家庭内や親戚関係もだいぶ切り替わってきています。だから一層私が心掛けないといけないと思いますが、ちらほら足が向くというんですか・・・ありがたいことです。

 

楳木代表:親戚の方々をはじめそういう方が集まってくるのは、○さんの心に愛が大きくなったという事です、少しね。

 

参加者:今までは自分本位で、我が道を行くで、人に理解してもらえなくてもこれは正しいんだからということで、人の理解を得ようとしてなかったんですけど、自分自身の考え方が随分変ってきたんだと思うんです。

 

真の不惑とは

 

楳木代表:それでそういう人とお付き合いする時に、先ほど拝読した自由ということをね、枠に嵌めていかないようにね。ですから、我々が高校生の時に古典を習って漢文を習うんだけども、漢文を習った時には大体中国人の思想が入ってくるんですけど、その文字の上面だけを取り入れてしまっている授業しかしてないので、ですから三十にして立つとか、四十にして惑わずの、この四十にして惑わずという処が十分分かってないところがあるんですね。

 

惑わないというのはどういうことかというと、三十にして立って自分が自立していった時に、10年間自立した生活をすると自分というものがある程度出来上がってくるのは40歳です。しかしその40歳の時に出来上がった時に、実は人も出来上がった一人一人なんだという見方を持って、人の考え方とか価値観とかいうものを実は認めた上で、自分があるというのが本来の不惑なわけなんです。

 

それで、この人こうあらねばならない、この人はこうあらねばならないということを考えてしまうと、実は不惑ではないということです。人それぞれの生き方も認めて、その上で自分というものを見失わないということが、実は40歳の時なわけですね。

 

もうそこから20年くらい生きているわけなんで、凄い境地なんです、60代というのは・・・。60代というのは、実はすばらしい年齢なんです。40歳の時にそういう境地に立って、尚且つ生活をずうっと20年間してきた人が、たどり着いた年で干支を一回りしたわけですから。

 

だから世情に起きる様々なことは、一通り経験したということですから、60年間で。あの干支というのは、ものすごくその年その年に12×5で60でですね、全てのものが出てくるのを細かく見ていくと世の中の動きを全部研究したという事になってきます。

 

それから今伊勢神宮で東側から西側に移りましたよね。そうすると、西に移った時には世の中栄えるんです、物質的には。東側の時には整えられるんです。だから例えば岡山の場合、岡山東と付けた場合と岡山西と付けた場合は、岡山西と付けた方が発展するんです。岡山東と付けた場合は、物事を整えて行くということにおいては大きな力を発揮するけれども、全てですね、西の方へ流れていくわけです。西の方がものが溜っていくというというふうになります。まぁ、そういうことが、この世の中には法則みたいなものがありますので、話はぐるぐる変わりますけど、60代というのは非常にすばらしい年なのでね、この時から大勢の方々を救っていける力を60代になってやっと持てるということです。

 

私もまだまだ、本式ではないということです。来年60になりますので・・・。来年になるともっと救いを展開できるなぁと思っているんですけどね。ですから、それよりはるかに年を重ねている人達は、更に救いができるということですので、不惑の年にまた不惑を重ねたような年ですので(笑い)、人の価値観どころではなく、霊の系統まで分かってくる年が80くらいですから・・・。

 

わかりましたと素直に言うのが一番いい

 

楳木代表:そして、『必要なる人間と必要なる宗教を顕はし給い』というところはですね、『一切万有は人間の為に造られたものである』ということの上において、『必要なる人間と必要なる宗教を顕はし給い』ということで、全ては人間のためにある中で、強く出てきているのがキリスト教圏なわけです。そして弱い存在だと、人間のためにあるんだけれど弱い存在だとして捉えているのがイスラム教ですので。ですから、イスラム教の人達は、原理主義に走った人達はまぁ置いといて、敬虔なる祈りを一日5回するようなですね、イスラム教の人達は、人間の体というのは弱い部分があるので戒律を作って守っていこうという、そういう宗教形態を作っているわけですね。

 

キリスト教は、万物の長は人間だから全ては人間が支配するということでキリスト教を形成して、その際たるものがアメリカが世界を制覇していくという、そういう考え方が出来上がっているわけですね。で、その中間的に仏教というものがあって・・・仏教の話をしだすと長くなるけど、一切は空だとかね、空なんだけれども・・・一番面白い笑い話が、「空室在り」って書いているでしょ、柱の所に「空室在り」って。空室なのになんであるんだという(笑い)おかしなことが・・・これは仏教的に見ていくと「空」があるという、こういうことを仏教的に捉えていくとどういうことなのかということを、若い時は考えたいわけですね。それが「ごちそうさん」の中で今、石を落としたり煙が上に上ったりすることに興味を持っているちっちゃい女の子のことを捉えて、実は研究していたということが分かったのと一緒ですので、自分の家族の中ではそういった話も時々は出して、人生を探求していくという、物事の考え方をずーっと突き詰めて行くとかいうようなことも課題にしていただければ、集まってきた方々と深い話が出来るのではないかなと思います。

 

参加者:その為にも自分自身が学びをしてないと、話し合いも出来ないですね。

 

楳木代表:そうですね。だからあの、その時の返事というのは「わかりました」というのが一番いいんですよね。自分はまだそこまでいけていませんと言うと、また一ヶ月間ですね、サボってましたという話になってくるので、今日から私、やりますよという感じでね。

 

参加者:そういう気持ちもあります・・・でも出来てないところが凄くあります、持ってますね、全てに渡って。マイナス思考的な生き癖がありますね、生い立ちの中からの。

 

楳木代表:そういうのは少し切り替えて、メシヤ様を求めていくようにですね、いっていただきたいと思います。○○さん、月次祭、休み取れているんですか。

 

毛染めをやめて転換を許される

 

参加者:はい、取れてます。月次祭の日は大抵休みになっているんです。

 

参加者:メシヤ様のお蔭だと思っているんです。

 

楳木代表:メシヤ様のお蔭とご先祖のね、お計らいですね。

 

参加者:それから宝くじも当ったんですけど、自分が切羽詰った時には、どうしたらえんじゃろうと思って、凄いどん底まで落ちた時に、明日の人生どうしようかというまで考えたんですよ。どうなるんかと思って、メシヤ様と言った時に上からビビビビーと来た様な感じがしたんですよ。

 

参加者:ほんとに・・・。(笑い)

 

参加者:本当なんですよ。誰にも分からない、自分だけにしか分からないんよ。それでロトで少し当ったんですけど、それから主婦の店で1等が当ったんですよ。その時に、メシヤ様御願いしますと言って2枚引いたんだけど、そこに居たアルバイトの女の子がどっちにすると聞いたんだけど、思わず「メシヤ様」とつい言ってしまったら、その子が「はぁ」と言ってその後1等って言ったんです。それで商品券をいただいたんです。

 

楳木代表:1等というのは中々当らないですね。

 

参加者:それだけではないんですけど、心が晴れ晴れしたというか、当ったからではないんですけど、何かが違うんですよ。今日も頑張って仕事をさせていただこう。ここを受け持っている係りは私がしないといけないんだ、メシヤ様が見られているんだという、そういう気持ちに想念が変わったんですよ。そしたら、ここの腰の痛みがですね、あれほど痛かったのが、すうっと良くなったんですよ。すっごいですよ、これは。(笑い)

 

いつもここを自己浄霊していたんですけど、上司が「この頃明るくなりましたね」と言うんですよ。自分ではそんなこと思ってはいないんですけど、この前も帰る前に、ぬくぬくのお饅頭いただいて、すいませんいつもと言ったら、「何か、あなたの顔を見たら晴れ晴れするんです」と言われて。「えっ」と思って、何か感謝されて帰ったんですけどね。

 

人間っていうのは心の持ち方で相手にも伝わるのかなぁと思ってね。もう一日を明るく、日々を大事に生きていかないと、今まで暗かったなぁと自分自身でそう思いました。

 

楳木代表:良かったですね。

 

参加者:これは本当に、もう自分自身でないと分かりませんよ、ほんとに。自分で体験しないと・・・。(笑い)

 

楳木代表:どうしてそういうふうになれたと思います。

 

参加者:どうしてかなぁー・・・母がね、よく先のことばかり考えるなと言っていたんですけど、やはり人がなぁ人がなぁと常に思っていたんですけど、何かね、自分の心をパッと切り替えたら、メシヤ様って、ちゃんと答えて下さるんだなぁっていうのがね、分かったんですよ。それはもう何とも言えないね、誰にも分からない、自分だけしか分からない体験でしたね。

 

楳木代表:いやー、みんな分かってますよ。(笑い)

 

髪の毛染めたら、それがこうあらねばならないと思っても邪魔するんです、それが・・・脳の中に入ってくるから、染物が、染色料が入ってくるので、母親から「このように捉えないといけないよ」と言われていても、中々なれないんです。そういう微量のものが人間の意識改革を邪魔するわけなんです。

 

だから、薬毒の量とか、添加物の量というのは微量なんだけど、その微量が我々の精神まで悪影響を与えているわけなんです。

 

だからその髪の毛を白くしたというのは、大転換なわけです。ご主人にしてみればね、もうちょっと若くしといてもらいたいと思うんだろうけど。

 

参加者:頭を染めないようになって、帽子を被ったりして隠していたんですけど、会社の人も「白い方が若々しくていい」と言ってくれています。

 

楳木代表:もう少し早く言って欲しかったですね、そんなすばらしいことは。(笑い)これはね、皆に希望を与えていくんです。どうしても女性が化粧をするとか髪を染めるとかいうのはね、死の恐怖から来ているわけです。

 

何時までも自分は若いと思い込むために、皺(しわ)を一本でも消していくわけです。だけど皺というのは人生を刻んでいるわけなんで、実はそれを見て”自分はしっかり生きてきたなぁ”と思えばいいのを、”老けた老けた”と思うから気になってくるわけなんで・・・。

 

物事の捉え方を変えていくことによって、人生というのは、年を取ってもうんと広がっていくという事をですね、みんなに教えていってもらいたいですので、仕事場の人達にも、「若いでしょう」「若くなったでしょう」と言われたら、「秘訣があるんです」と・・・。

 

参加者:そうですね、いつもある上司は「暑いのにご苦労様ですね」と言って麦茶をくれるんですよ。「他の人はくれないのに、どうしてこんなに違うの」と言うんですよ。だから、「わからないわ」と言うんですけど。

 

楳木代表:そういう話をしてくれる人は、次に救いを求めているので、お茶とかくれたら後ろを見て、「○○さん何見てるの」と言ったら、「いや添加物がどうかという事を一応チェックしておかないといけませんので・・・」とかいうようなことに、少し相手の関心をメシヤ様の御教えに向くようにしてあげてですね、そして相手の方の健康を確保していけるようにですね、これから徐々に導いていっていただきたいと思いますね。

 

参加者:この人が仕事が続くというのが不思議ですね。今まで続かなかったんです。体が悪いから、足が痛くなったりして。それが今回は、浄霊力拝受していただいてから・・・あれは不思議ですね。それで、数日前に会った時に、今までの○○さんと違う人を見たような、喜びというか、確信というか、だから体もゆがんでいたのに綺麗になってて、不思議ですわ、この人は。不思議ではなく当然なんでしょうけど。

 

楳木代表:時間がオーバーしたので、これで終わりたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

参加者:ありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。 (以下省略)