メシヤ講座no.151三重(平成25年8月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 脳貧血其他」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』186ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 三重支部】

楳木代表

前月は脳溢血を中心とした病気について触れましたけども、今月は逆に『脳貧血その他』のことについてメシヤ様はご解説してくださっております。

脳貧血の場合はおおよそ187頁に『何故減少するかといふと、人体は絶へず頭脳に向って、送血されてゐるので、之が一定量なら何事もないが、其(その)量が減ると頭脳機能の活動が鈍る。それが脳貧血である』その原因が『頸(くび)の周りにある毒結の圧迫による』ということでありますので、頸(くび)が如何(いか)に大事であるかということです。

それで、次の箇所に『汽車、電車、自動車の音を聴いただけでも、眩暈(めまい)や嘔吐感を催す者もある。』というように書かれております。

 

赤ちゃんには大きな音は禁物

楳木代表

今日は夏休みということで子供達がいっぱい来ていますが、〝生まれてきた時の赤ちゃんの耳の聞こえ方”というのは産婦人科で教えていただきましたか?

お腹の中にいるときは羊水の中で聞いているので「うお~ん」という音です。お腹から出てくると羊水の遮断がなくなりますので物凄く響くそうです。

ですから、赤ちゃんを寝かせている部屋で大きい音とかさせると、その子は「ビクッ」とするようになるので、楽天的な性格になりにくいところがあったり、いつもビクビクするようなことになってきますので、子供を寝かせている時にはその部屋では大きな声を出したり、金属的な音を立てない方がその子が穏やかに赤ちゃんの時期を過ごすことが出来るということですので、これからまた子供を育てていこうという時には、そういうことを心がけていただきたいと思います。

それから知人に赤ちゃんを宿した方がおられましたらそういうことを教えてあげてください。

今は小児科の研究も随分進んでいます。

一方では障害を持った子供を減らすという残酷な治療もしておりますけども、同時に研究も進んでおりますので、そういう情報をできるだけ取り入れて子育てを上手にやっていけるように皆でアドバイスしてあげたり、この子達が子供を産んだ時にはおばあちゃんとして良いアドバイスができるように、そういう情報を良く取り入れておいていただきたいと思います。

 

眠れない人は延髄部の右側を良く浄霊する

楳木代表

次に188頁には『睡眠不足』という項目がありましてメシヤ様は

『睡眠不足とよく言はれるが、之は結果であって、睡眠困難といふのが本当であらう。』

そして、その原因が

『延髄部に固結が出来て、此(この)固結は右側の方が多い』

ということですので、「中々眠れない」という人は延髄部の右側を良く浄霊してあげると良いということですね。

最近は〝眠る″ということの研究も随分進んでおります。寝付きの良い人と寝付きの悪い人というのは眠り酵素がスッと出る人と中々出てこない人の差があるということです。

我々は脳が活発に動いているので精神活動が出来るのですが、眠るときに枕に頭をおいた途端に眠り酵素がスッと出てくれる人は数秒で眠りにつくことができるのです。中々眠れない人はその酵素が出にくいのです。

酵素が出にくいのは『延髄を圧迫する』毒素があるからで、とりわけ『延髄部の右側』に固結が多くあるということですので、その辺(あたり)を良く触ってみては浄霊してください。

 

嚔(くしゃみ)洟(はな)は毒素を排泄している

楳木代表

それから次は耳鳴りですが、ここで一番大事なことは190頁の『溶ける其(その)音が耳に響くのであるから、之も其(その)部の固結を溶解すれば液体となって、毒素は嚏(くしゃみ)によるか又は自然に鼻汁となって出て快(よ)くなるのである。』

ということでありますので、皆さん時々嚔(くしゃみ)をしますね。誰か「悪口とか噂をしているのだ」とかよく良く言われますが、嚔(くしゃみ)もこういった毒素を排泄する大変有難いことなのです。

それから〝鼻水がよく出る″ということも『頭の毒素がよく排泄されている』ということなのですから感謝をしながら洟(はな)をかんでください。

 

消毒薬が次の病気の原因となっていく

楳木代表

それから『その他のもの』ということで心臓との関係で190頁に『次は歯に関する病気であるが、之は歯に付ける薬毒が滲透(しんとう)して、頭に上る場合、中耳炎の際の薬毒、扁桃腺や淋巴腺手術による消毒薬、眼病の際の点眼、注射、手術の消毒薬等が、頭脳迄も犯すので、右何(いず)れも慢性的頭脳の病原となるのであるが、其(その)他に斯(こ)ういふ事もある。』

ということで、手術の際の消毒薬とかが次の病気の原因になっていくということですので、こうしたことも心得ておいていただきたいと思います。

 

歯の治療での金属は脳を冷やす

楳木代表

それから、歯の治療の場合、上顎(あご)に金属を使った場合、金属はいつも冷たいので、これが脳を冷やす原因になります。それで脳が冷やされますと、不快感が起きたりしますので、〝いつもイライラする″といった原因になる可能性があります。

それでメシヤ様は

 

『御教え「文明の創造」(昭和27年)

現在歯の弱い人、虫歯のある人、老齢者などは急の間に合はないから、そういふ人は精々入歯をして美しくすべきである。』

 

と仰っておられますので、差し歯とかより入れ歯の方が良いと思います。

現在上の歯で差し歯とかしている人がグラグラしてきましたら差し歯とかで金具とかを使わない形に取り替えていただくと精神的に安定してくるのではないかと思います。

 

扁桃腺は上半身毒素の掃け口

楳木代表

それから最後に『扁桃腺炎』ということが書かれていますけども、私が扁桃腺が腫れたのを覚えていますか?その時だけは私が声が出なかったので濵口さんに先達をしていただいた事がありました。

もう、唾も飲み込めないし水が一滴も入っていかないくらい腫れて、それこそ三日間ほど何も食べられなくて激ヤセしたことがあります。ここの『扁桃腺炎』の箇所を拝読しますと『扁桃腺なるものは実に上半身毒素の掃け口とも云っていい』とあります。『毒素の掃け口』なのですね。『毒素の溜結』をさせて出していくのですから扁桃腺は非常に大事だということです。扁桃腺が腫れて膿が出て、随分ティッシュで拭っていきました。それで健康を維持して、さらに頭が冴えるようにしていただきましたので、あの時扁桃腺が腫れたということは大変有難いことだったのです。

しかも、メシヤ様が191頁にですね、『私が長年唱へて来た説が、漸(ようや)く認められるやうになったもので、満足に堪(た)へないのである。』と御記述されています。昭和27年当時メシヤ様がズーッと訴えていたことが漸く〝医者達もわかってきた″ということで、『満足に堪(た)へない』と述べられていることが非常に印象的です。

 

幹細胞は抗がん剤を入れると眠った状態になる

楳木代表

現代では医学が発展してきているためにいろんなことがわかってきています。

例えば癌治療について切除するとかして退治しようとするけども癌の元になる幹細胞というのは抗がん剤を入れると眠った状態になるために、癌と認識できないために抗がん剤が効かなくなるそうです。それで抗がん剤治療を終えるとまたその幹細胞が起き上がって癌を作っていくということが最近の研究でわかってきたそうです。

それで、眠っている癌細胞を目覚めさせて癌化させてそこへ抗がん剤を当てていったほうが撲滅に繋がるのではないか、というところまで癌治療の世界ではわかってきているのです。

これは医者の側の立場から話している内容ですからね。

 

人体のメカニズムの謎

楳木代表

それと先月の文藝春秋に癌治療の権威との対談が掲載されていました。

 

【がん治療の「ビッグバン」が始まった(「文芸春秋」2013年8月号)

立花 隆 中山敬一(九州大学生体防御医学研究所主幹教授)
(1)がんを作る親玉細胞の発見
(2)追い出し療法と冬眠療法
(3)がんは治療から予防する時代に】

 

それはどんな内容かと言いますと、癌の元になる幹細胞というのは生涯眠ったままですと癌にはならないそうです。

しかし、その幹細胞が起きた状態になると癌細胞を作り始めるということが最近発見されたそうです。このスイッチが入るかはいらないかということは人口調節機能が仕組まれているのではないか、人口が増えてくると癌を発生させて〝人口調節をする仕組み″が人体の中に埋め込まれている可能性があるという仮説です。そうすると癌治療に取り組めば取り組むほど癌が発生するということになります。人の命を助けていくと人口を調節しなければいけないので〝スイッチが入って癌が発生する″可能性があるのだそうです。

研究が進めば進むほどこの〝人体のメカニズムというのはどうなっているのかわからない″という壁にぶつかるのだそうです。

 

今こそ主神様直接の御啓示を提示していく時

楳木代表

そこに『文明の創造』を中心としてメシヤ様が主神様から御啓示いただいたことを提示してあげなければ医者達がぶつかっていることを乗り越えることができないという時期に今来ております。

メシヤ様は

 

『御教え「文明の創造」(昭和27年)

人間の寿命であるが、之も造物主が人間を造った時は、寿命もハッキリ決めた事である。尤(もっと)も之に就(つい)ても私は神様から示されてゐるが、最低百二十歳から、最高は六百歳は可能といふ事である。従って人間が間違った事さへしなければ、百二十歳は普通である』

 

と仰っておられますから、その120歳まで生きる条件としては、〝薬毒とか日常品の中で様々に使われている、食品で言えば添加物とか農薬とか化学肥料とかが残留しているものを体の中に入れていかない。″ということを肉体的には取り組んでいくのと、〝曇りを発生させない生活″をしていく。そういうことを重ねていけば120歳くらいまでは長寿を保つことが出来るでしょう。

このことを医学界の壁にぶつかっている人たちに示していかないと〝癌の幹細胞のスイッチが入る瞬間とは一体何か″ということの理由が研究者達にはまだ分かっていません(最先端の研究者は気付いていますが)ので、メシヤ様の教えに基づいてそのスイッチを入れる様々な原因を提示させていただかないと〝癌を撲滅する″と言った時には癌治療ということで撲滅を図ろうとしますけども、私たちは〝癌にならない生活をする″ということを提示するという姿勢で取り組んでいますので、メシヤ様の教えが今ほど〝様々な分野で必要となっている″時期はないのではないかなと思わせていただいております。

今日拝読したところからはそうしたことを確認させていただいていつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

腎臓の浄霊について

楳木代表

先程「腎臓の位置がわからない」と仰っていましたね。

家に人体図とかが掲載してある「家庭医学の本」とかはありますか。

 

受講者

おそらくあると思います。

 

楳木代表

それを見ながら浄霊する方がしやすいと思います。大体ベルトの上の位置が腎臓だということがわかりますので、後ろから浄霊するときにはその辺をしていただくと良いですね。

それから、ボクシングでボディブローがありますが、あれは腎臓を叩いているのです。腎臓が麻痺すると血液が濾過されていきませんので、それでダウンさせることができるのです。ただ腎臓を麻痺させるには時間がかかるので相当粘り強い攻撃が必要となります。顔面を叩いて脳震盪を起こさせたほうが早いのです。腎臓を叩いて判断力を鈍らせて隙を見てカウンターを入れるというのがボクシングの手法ですのでこれほど残酷なスポーツはないなと思います。

ですから、あの辺りが腎臓なのです。それで横から叩きますので、我々は逆にそうしたところを浄霊していくと腎臓に光が当たっていくので腎臓の周りの毒素が取れて腎臓が活性化していくのです。

そういうことが言えますので、人体図を見ながら大体この辺だなあとお子さんや奥さんと話をしながら「この辺に手を翳してくれ」と話をしていけば良いのではないかなあと思います。

 

受講者

自己浄霊はどのようにさせていただいたら良いでしょうか。

 

楳木代表

腎臓は前からするときはお臍の両側を浄霊してください。それで手に力が入ってしまう時はソファなどの肘掛に肘を付けて浄霊しますと割と力が抜けると思います。

それで夏は汗をかきますが腎臓も疲れやすいので車を運転しながら背もたれのところに手を挟んで浄霊をします。自己浄霊の場合はそのように工夫をしてください。人からいただくのが一番楽なのですけどもね。体の柔らかい女性の場合は良く手が回って浄霊しやすいのですが体が堅い人はやりにくいですよね。

 

中耳炎の浄霊について

受講者

過去に子供の頃中耳炎の手術をされた人がいまして、年を重ねると共に聞こえにくい状態となってしまいました。浄霊で復活させることは可能でしょうか。

 

楳木代表

浄霊に挑戦する場合は耳の真下のところですね。

年をとってくるとどうしてもここが凝りやすくなります。

ここがズーッと圧迫していくので耳が聞こえにくくなりますので、耳の下の首を浄霊してそれから耳を直接浄霊してあげて変化が出れば有難いなあと思います。

 

『御教「文明の創造」(昭和27年)

又中耳炎は耳下腺及び淋巴腺附近の毒結が高熱により溶解穿骨(せんこつ)し、一旦中耳に入り、鼓膜を破って排泄されるそれらの痛みであるから、之等も二、三日そのままにしておけば、順調に治癒されるのである。』

 

年を取れば取るほど体操を取り入れた生活を

楳木代表

100歳で現役の医者の日野原医師は朝起きたら首肩の体操を入念に行うそうです。首肩が凝ると頭を使う仕事は中々できなくなりますのでね。

こういうことは参考になりますので、浄霊すると共に日野原先生を見習って首肩の体操をするように勧めると良いと思います。

私も勉強会を行っては車で移動しますのでハンドルを握ります。それで肩や首が凝るのです。目もズーッと使っていますのでね。ちょっとでも気を抜くといろんなことが起きてきますのでね。

ですから、目は非常に良く使いますので、後ろの首から頭の付根のところが年とともに凝って来ます。朝シャワーを浴びて首筋に良くお湯を当ててそして体操を行っています。

「年を取れば取るほど体操を取り入れて生活をされた方が少しでも改善が望まれますよ。」ということを伝えてあげてください。

 

パソコンによる目の疲れは後ろ頭を良く浄霊する

受講者

仕事でパソコンを良く使います。それで目が疲れやすいです。どこを浄霊すれば良いでしょうか。

 

楳木代表

後ろ頭ですね。

ただパソコンを使った場合はブルーの光が入ってきます。目に直接入ってくる分がありますので、パソコンを使って仕事をしている人は前と後ろを良く浄霊しないと中々改善しません。ズーッと刺激が入っていますのでね。それで首筋が物凄く凝ってきますのでね。

それとキーボードを叩きますので肩が凝るのです。

 

受講者

肩甲骨のところが良く凝ります。

楳木代表

(先生)

そうですね、30分置きくらいに立ち上がって腕を回すとか首を回すとかして画面から目を離してから、またパソコンに向かった方が良いと思います。

時々目をパソコンから話すなどして集中力が無いように人から思われても、自分を守るためにそういうことを心がけていただきたいと思います。カチンカチンになった後だと中々解すのが難しいのでね。

今はスマートフォンが随分普及してズーッとやっている人が増えましたがあまり見つめ過ぎないようにしてください。

 

『御教え「御教集21号」(昭和28年)

目が悪いのは、左と右の延随の真中の後頭部の所ですから、目の悪い人は其処を中心にやればいいです。これは実にはっきりしてます。目の急所は後頭部のちょっと下の所に必ず固まりがあります。そういう人は目が悪いのです。近眼もそうです。それから右の目の場合は左に固まりがあります。

これは交感神経が頭を中心に交叉してますから、逆になるわけです。』

 

蜂に刺されたら直ぐに浄霊をする

受講者

桜の木の手入れをしていましたら、手袋を嵌(は)めていたのですが、雀蜂に刺されてしまいました。すぐに水で洗い流しました

それで子供達も遊ぶ場所ですので自治会長さんに話して雀蜂の巣の処置をしていただきました。

会長さんに「救急車呼ばなくて大丈夫か?」と聞かれたのですが、「大丈夫だと思います」と答えました。

(直ぐに浄霊をせずに雀蜂の巣の処置の対応に追われていた)

それから支部で浄霊をいただきました。

浄霊をいただいている間に痒(かゆ)くなってきまして、いただいていたらスーっと引いていきました。

それで「心臓の方へ向かわないように指先の方へ流す気持ちで浄霊を」と言われました。

それから家に帰ってからしばらくすると、非常に腫れてきました。それでズーッと自己浄霊をしました。指先が痺れるような痒さでした。〝毒素を出していただけるのだ、ありがたいな″と思いました。まだ一箇所少し痒みが残っています。

 

楳木代表

それが消えるまで浄霊してください。

 

受講者

ゴム手袋もしていたのですよ。

 

楳木代表

それは凄い大きな蜂だったのですね。

心臓に行くと心臓が止まったりしますから危険です。浄霊を知らない人は刺された所より上を縛ってね、毒が体に入っていかないようにしていかないといけません。ですから、適切な浄霊をいただいたから良かったのですね。

 

支部責任者

刺されたら直ぐに浄霊をした方が良かったと思います。

 

受講者

他の人が危険だと思いましたので・・・

 

楳木代表

浄霊をしておいてから他の対応をしたら良かったね。

人のために自治会長さんのところへ行っている間に毒が回ったのですね。直ぐに洗って浄霊をすればそこまでは腫れなかったでしょう。蜂がいなくなったところで30分くらいズーッと浄霊をすればだいぶおさまっていきます。

丁度同じ時期に浜松からも電話がありまして、そちらは足長蜂の方でした。首筋を刺されたのです。それで家族が傍におりましたので家族が浄霊をしました。その時は、心臓が近くでしたので、「心臓と刺された首筋と交互に浄霊をするように」言いました。直ぐに浄霊をしましたので比較的早くおさまりました。

東海地方は蜂に気をつけなければいけませんね。(笑い)

 

『御教え「天国の福音」(昭和22年)

虫類または獣類による傷害、すなわち蜂、蛇、蝮(マムシ)の類、鼠、猫、犬等に咬まれた場合、その動物特有毒素のため、それぞれ症状は異なるが、苦痛はなはだしく蝮、鼠、犬等に至っては生命の危険すらある。しかし本医術によれば、蜂の刺傷は数分間、蝮害は数時間、狂犬は数日間にて完全に治癒するので、その実際を見る時何人もその偉効に驚くのである。

火傷及び切傷の場合大抵は化膿する。それは人体の一部に傷害を負う場合、傷害部に近接せる毒素を主に、他の各部にある毒素といえども誘導的に傷害部に集溜する。それが化膿であるから、これは大いに喜ぶべき事であると共に放任すれば必ず順調に治るのである。そうしてすべての痛みは薬毒であり、痒みは然毒あるいは特殊薬剤によるのである。またすべて皮膚に関する疾患の予後は醜痕を残す。すなわち手術は引吊りとなり、薬毒は紫黒色等の痕跡を胎(のこ)すが、自然治癒によれば右のごとき醜痕、色痕は胎らないのである。右いずれの症状といえども、本医術によれば重症も容易に治癒するのはもちろん激痛もたちまちにして緩和、または除去されるので、患者の歓喜は常に経験する所である。』

 

言霊学はなぜ大切か

受講者

リンパ体操とかは良いものでしょうか。

 

楳木代表

体操するのは良いことですよ。

それと年をとってくると立ち上がる時に「よいしょ」と言って立ち上がるでしょう。私も無意識のうちに出てしまいます。

最近のスポーツ医学の中では掛け声を掛けると実は体がシャキッとなるということがわかってきたそうです。

「よいしょ」と言うとノルアドレナリンが体に分泌されるらしいのです。ですから大いに声を出してください。卓球のスマッシュをする時に福原愛ちゃんは「サー」って掛け声を出すでしょ。あれは良いみたいですね。

 

受講者

テニスのシャラポワも結構大きな声を出していました。

 

受講者

言霊(ことたま)に乗せるということでしょうか。

 

楳木代表

そうだね。言霊学がなぜ大事かということがそのようなことが裏付けとなってわかるようになってきているのです。

 

受講者

子供に「もうー」とよく言ってしまいますが・・

 

楳木代表

そういうのは良い言霊ではないわけです。

それで合気道というのは大本教から出ているのです。それで言霊を学んで、創始者の植芝という人は言葉で投げることができるのです。それでそこまではできないので手首とかで投げるようにしているのが合気道ですね。言霊から出た武道なのですが、それだけ難しいので日本全体には行き渡らずに精神修養に使用するということにとどまっているようです。

 

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【合気道の創始者・植芝盛平は1883年(明治16年)和歌山県西牟婁郡西ノ谷村(後の田辺市)の富裕な農家に生まれた。1905年(明治38年)日露戦争出征と前後して起倒流・柳生心眼流などの柔術や講道館柔道を学び、1915年(大正4年)北海道開拓中に大東流の武田惣角に出会いその技に驚嘆し入門、武術的開眼を得る。
1920年(大正9年)、父の死をきっかけに宗教団体大本の実質的教祖・出口王仁三郎に出会い入信、大きな思想的影響を受ける。王仁三郎の勧めで京都の綾部に「植芝塾」道場設立、開墾・建設作業に従事しつつ甥の井上鑑昭(親英体道の創始者)と共に「合気武術」を教団内で指導する。(ウィキペディア 2013年7月24日 (水) 05:32より)】

 

楳木代表

メシヤ様が観山亭の前で大きな石を動かしたことがありますが、あれはきっと言霊をかけたのではないでしょうか。

 

『浄霊力』というのは如何に視線が大事か

楳木代表

道路に面した喫茶店に入ってひとりの人をジッと見ていると、キョロキョロし始めるはずです。〝視線″を感じるのです。

〝目に見えない力がある″ということがわかると思います。見えない世界のことを認識して感じていくためにはそういう実験も良いかと思います。

そうすると『浄霊力』というのは如何に視線が大事かということがわかります。視線を〝ズーッと貫く″という気持ちで浄霊すると光がより出ていくわけです。メシヤ様に祈らなくてもその人をジッと見つめていればキョロキョロし始めるくらい霊力が届くわけですからね。

メシヤ様にお祈りして浄霊の手を翳してジーッと見つめたら光がどんどん出ていきます。

 

受講者

どういうふうに光は出るのですか。真っ直ぐですか。

 

楳木代表

真っ直ぐです。掌の幅で真っ直ぐに出ると思って取り次いでください。

 

受講者

浄霊をする時に目を瞑(つぶ)るのはいけないのでしょうか。

 

楳木代表

相手の幸せを祈る時には目を瞑(つぶ)っても良いですけどね。ズーッと見つめていた方が良いですね。

 

受講者

相手を見つめようとしても真っ直ぐにすると自分の掌しか見えなくなるのではないでしょうか。

 

楳木代表

焦点を遠くに当てていけばね、両目だから見えるでしょう。掌を見てると掌に焦点が当たるけど向こうに焦点を当てれば見えるでしょう。

 

受講者

ああそうですね。

 

神様について

受講者

メシヤ講座はたくさんありますが、何年頃からですか。

 

楳木代表

平成12年12月からです。

 

受講者

神様の名前が多く出てきます。伊都能売神皇様、天照天皇様・・・天照皇后様が天照大御神様なのでしょうか。

 

楳木代表

そうです。

 

受講者

混乱しているのですけども素盞嗚(すさのお)尊が日本に来たので、逃げられて観音様になられた。神話の話なのか肉体を持ってお生まれになられたのかがわからないのですけども・・・

伊邪那岐尊様、伊邪那美尊様がご両親でそこからお生まれになられたのが天照皇后様で素盞嗚(すさのお)尊が弟でとすると、伊都能売神皇様の御両親はまた別におられるのでしょうか。

 

楳木代表

まず伊都能売神皇様のことを話していきますと、伊都能売神皇様が日本を統治している時は絶対平和主義で統治していましたので、その時代は日本には武器はありませんでした。縄文時代の発掘現場からは武器は出ていないのです。鹿を獲ったりしていたので鹿を獲る矢尻の先だけは発掘されています。

実在の天皇であられたと思われるのは、その御方が三千年前に素盞嗚(すさのお)尊が押し寄せて来た時に武力で押し寄せてきたので絶対平和主義を貫かれて皇位を天照天皇に譲ってそして国外へ脱出して、インドまでくだっていったのです。

その時ついて行った人達が三十三間堂に二十八部衆の像がありますね。あの方々が一緒にインドまでお供されたと言われています。

補陀洛(ふだらく)山というところでお住まいを構えて、そこで説法をインドの人たちにしている中にお釈迦様も来られて、それで婆羅門の荒修行では悟りを開くことは大変なので、ということで仏教をお創りなられたのです。

 

『御教え「文明の創造」(昭和27年)

其(その)化身仏の総領が伊都能売(いずのめ)神であって、当時日本に於ける最高の地位であられたのである。処が其(その)頃素盞嗚(すさのお)尊を中心とする朝鮮の神々が渡来され、伊都能売(いずのめ)神の地位を狙って犯さうとしたが、容易に応諾されない為威圧や迫害等から進んで、遂に生命に迄も及んで来たので、急遽御位(みくらい)を棄てられ、変身によって眼を外らし、窃(ひそ)かに日本を脱出し、支那を通って印度へ落ち延び給ふたのである。そうして観自在菩薩の御名によって、当時印度の南方海岸にある補陀洛(ふだらく)といふ名の、余り高からざる山の上に安住せらるべく、新たなる清き館を建てられた。』

 

楳木代表

跡を継いだ天照天皇は『ある事情によって崩御された』ということなのですけどもこれは〝素盞嗚(すさのお)尊に殺された。″ということだと思います。

そして、天照皇后を象徴のようにして天皇に立てて、そして、自分が〝暫く実権を握った″ということだと思います。

おおよそ三百余年実権を握ったのですけども素盞嗚(すさのお)尊の素行が悪いので、世の中が乱れてしまい、その時を狙って神武天皇が・・中国から渡来した神武天皇は宮崎県の高千穂に潜んで〝世の中が乱れるのを待っていた″と言われています。

予想通り世の中が乱れたので一気に出てきて制圧をして初代の神武天皇になられたのです。

 

『御教え「文明の創造」(昭和27年)

処が伊都能売(いずのめ)神去り給ひし後の日本は、どうなったかといふと、其(その)弟神であったのが、彼(か)の天照天皇であって、此(この)天皇は惜しくも、何の理由もなく俄(にわ)かに崩御(ほうぎょ)され給ふたので、止むなく其(その)皇后を立てて、御位(みくらい)に即かせられたのが彼(か)の女性である天照天皇であった。』

 

『御教え「地上天国22」(昭和26年)

先ず古代史によれば、天孫民族は天孫瓊々杵尊を擁立して、九州の一角高千穂の峰に天降られたという事になっていて、其御孫神武天皇、又の御名神倭磐余彦尊(カムヤマトイワレヒコノミコト)の代になり、尊の御歳四十五歳の時、東夷征伐の軍を起したのである。

 

楳木代表

これは神様の時代の人物なのです。それでは素盞嗚(すさのお)尊は〝三百年も生きていたのか″ということになりますが、『文明の創造』の書の中にも『武内宿禰(たけのうちすくね)の寿齢参百六歳』という文献があるという記述が出てきます。昔仙人に近い境地の人はそのくらいの年数を生きておられたのではないでしょうか。

 

『御教え「文明の創造(昭和27年)

無薬時代の人間の寿齢が、百歳以上が普通であった事など、種々の記録や文献等にみても余りに明かである。私は彼(か)の武内宿禰(たけのうちすくね)の寿齢参百六歳といふ有名な話は、本当とは思ってゐなかったが、先年武内家の家系を見た処、之は確実である事が判った。武内家の祖先の中、最長寿者は三百四十九歳で、次は三百二十何歳」、次は三百十何歳、武内宿禰は確か四番目であったと記憶してゐる。』

 

楳木代表

伊都能売神皇もかなり長いあいだ生きておられて日本へもう一度入ろうとした時に崩御されたということです。伊都能売神皇が日本へ帰られる動きをする時に説法をズーッとされて行ったので、中国あたりまで観音信仰が今でも残っているのです。

 

れで先ほどの質問の神様と神様の関係と言いますのは、おおよそ古事記にまとめられたものは伊都能売神皇とか天照天皇の関係とかは一切出ていないのです。天照皇后の話しか出てきません。皇后の話を作り上げるために伊弉諾、伊弉册尊の御夫婦の神が親ということになっています。

 

『御教え「御光話録 補)」

(問)天照皇大神と伊都能売大神の御経綸について……伊都能売大神につきましては『古事記』にも出ておりませんが……

(答)伊都能売大神のことは昔は言えなかった。いい加減にボカしてあったんです。天照皇大神は太陽神で、位は上だがお働きは限られる。伊都能売大神は火と水で、仏界では観音様になる。これに土のお働きが加わって弥勒になるのです。天照皇大神は一つの力であり、伊都能売大神は二つ、弥勒大神は三つの御力となり、これが三位一体で完全になる。』

 

『御教え「地上天国22号」(昭和26年)

次に神代史によれば、初め伊弉諾、伊弉册尊の御夫婦の神が、天照大神と申す女神を生み給い、次いで神素盞嗚尊という男神を生み給うたとなっている。』

 

楳木代表

3.11の前の阪神大震災の時の震源地には淡路島の伊弉諾尊、伊弉册尊様が祀られていますので、神界から人類に対して取り分け日本人に対して〝今のような生き方では世の中は滅びてしまう″という、そういうメッセージが阪神淡路大震災の一番の理由だろうというのが宗教界や神道を真剣に修めようとしている人たちの考え方であります。

それから先ほどの天照天皇は崩御されたのですが、昭和6年6月15日にお出ましになられました。その時にメシヤ様が鋸山に登られてお迎えいたしました。

これによって『夜昼転換』が行われて、天照天皇は現在国会議事堂のすぐそばの日枝神社にメシヤ様によって御鎮座申し上げておりますので、現在は天照天皇は日枝神社にお鎮まりになっておられます。それで、皇后さまは伊勢神宮にお鎮まりになっておられるという関係だとご理解しておいていただければ良いかと思います。〝ご夫婦はいつお会いになられるのだ″ということですが神界のことですので、どのようにお会いされているのかはわかりません。

 

『御教え「観音講座6」(昭和10年)

今度いよいよ光明世界になるのは、天照皇大神が出現になられる岩戸開きがあるのであります。昭和六年六月十五日、私が房州日本寺に天照皇大御神を御迎いに大勢の信者さんを御供にして参詣に行ったのであります。この時大神様が霊界へ御出現なられたのであります。房州は女の陰部であります。房州の保田(ほど)北条も同じ陰戸(ほど)、房州の房の字も同様であります。』

 

『御教え「観音講座6」(昭和10年)

昭和九年六月十五日に私は御神命により、麹町の山王様即ち日枝神社へ三十何人の御供を連れて御参拝しまして、天照大神様を御鎮祭、一同で祝詞を奏上致しました。これは日枝神社へ天照皇大神様が御鎮りになられたのでありますが、霊的の事でありますから神官すら知らん事であります。』

 

受講者

伊都能売神皇様の奥様はおられなかったのですか。

 

楳木代表

そこは明らかにされておりませんね。

御教えを細かく見ていきますと伊勢神宮も天照大御神様の代理の神様がお鎮まりになられていて天照皇后様は崩御されて元伊勢の日室岳が御墓所ではないかとも推測されます。

元伊勢では神宮より素晴らしい日室岳にお参りする場所がありまして〝一願成就″の参拝所になっております。石で拵えた三宝まであります。

日室岳に向かってお参りするときに、非常に神々しい気分になれるのです。

太陽の道を行く

 

『御教え「地上天国22号」(昭和26年)

そうして先ず、日本の神代史から検討してみる時、衆知の如く、殆んど神話的御伽噺(おとぎばなし)的で、常識では到底考えられない事が多いのである。人も知る如く、天照大御神が最高最貴の神とされており、而も日本天皇の御祖先ともされており、日本に於ける神宮中の、最高の神位として伊勢神宮に鎮祭されているにみても、如何に崇敬されていたかが肯れるのである。

之に就て色々の説があるが、其中の比較的真を措けると思う説は、大神は最古の時代から丹波の国元伊勢という処に、鎮座在しておられた処、今から千百年以前、現在の伊勢の山田に遷宮されたというのであるが、其時大神の神霊を御輿(みこし)に遷(うつ)し参らせ、数人の者が担いで元伊勢の外れに流れている、五十鈴川という川を渡らんとした時、急に御輿が重くなり、どうしても渡る事が出来ず、引返して元通り鎮祭される事になったというのである。処が、不思議にも其時から同神社の後を流れている谷川の、数丈上にあった三間四方位の角形の大石が、突如落下し、谷川の岸の辺に行儀よく座って了った、之を御座石(ございし)と名付けて今尚そのままになっているのを、私は先年元伊勢参拝の折見たのである。又その直ぐ脇に相当大きな洞穴(ほらあな)があるが、之は岩戸という名だそうで、之も面白いと思った。』

 

(支部責任者補記:下記の御教えにより、〝昭和16年5月に元伊勢に天照大御神様をお迎えに行かれ、昭和16年7月1日、伊勢神宮の御留守居の神素盞嗚尊様から天照大御神様へ交替なされた。″と受け止められます。)

 

『御教え

昭和十六年五月、渋井氏以下数人の信徒を伴につれ、丹波の元伊勢神宮へ参拝に行ったのである。此事に就て興味ある一挿話をかいてみるが、今日の伊勢山田の皇大神宮は、今から約千百年以前此丹波の元伊勢から遷宮されたという事になってゐる。それに就て斯ういう説がある。遷宮の際御神霊を御輿に乗せ奉り、一里離れた所に和知川の下流で五十鈴川があり、その川を渡御せんとした際、急に御輿が重くなり、どうしても渡り得なかったので引返したというのであるから、伊勢の山田には御神霊は移らなかった訳である。それを今日実證した一つの出来事があった。それは此参拝から一ケ月余経た七月一日私は中島氏以下数人を従え、伊勢山田の皇大神宮へ参拝に行った。社前に額いて祝詞を奏上するや、社の中から神の声が聞えた。それは「デワ私はこれから故郷へ帰らしていただきますから、後は宜しく御願申します。」といふ言葉である。すると私の傍に又別の声がした。「永い間御苦労であった。」との御言葉で私はハッと思った、といふのは、逾よ、天照大御神と御留守居の神との交替である。いふまでもなく私は先日元伊勢へ参拝に行ったのは大神をお迎えしたので、今日の行事の為であった。お留守居の神とは勿論、神素盞嗚尊で朝鮮へお帰りになったのである。其時私が思はれた事は、いよいよ日本の霊界が明るくなり、正邪善悪の是正が行はれる時が来たのである。』

 

楳木代表

観音信仰を○○さんがされていたということは伊都能売神皇様のことが良くお分かりになられていたのではないでしょうか。インドの仏像は頭の毛が縮れていますが観音様は直毛でしょう。あれが日本人である証だとメシヤ様は仰っておられます。

 

『御教え「光明世界4号」(昭和10年)

日本の仏様といふと仏様の本場は印度ではないかと誰方(どなた) も思はれるでせう。成程、仏様の出たのは印度であります。然し、外の仏様は印度から出たんでありますが、観音様だけは日本から印度へ渡られたんであります。阿弥陀様とお釈迦様とは日本の仏様じゃないのであります。

それで頭の毛が縮れてゐるんであります。観音様はちぢれてをりません。よく仏像等で古いのになると一寸見るとお釈迦様か観音様か区別の分らないのがありますが、頭の毛を見れば判るんであります。』

 

御書の意味について

受講者

たくさんのお額が掲げてありますがお文字に意味があるのでしょうか。

 

楳木代表

ここは丁度良い意味がありますね。

『地上天国』を『建設』する、ですね。しかも『大』がついていますので大きく建設していくということでお書きになられたのですね。

それで『五六七』は〝みろく″ですね。お釈迦様のお言葉で「五十六億七千万年後に仏滅の世が来る」というのがあります。それで〝みろく″と読ませたわけです。

 

『御教え「自観叢書12編」(昭和25年)

今一つの重要事をかいてみよう。観世音菩薩は光明如来と現じ給い、次は、彌勒又はメシヤの御活動をなされるのである。前述の如く、光は火と水であるが、之に土が加わる事によって、火水土の御働きとなる。元来火と水だけでは霊の御働きだけで体がないが、之に土が加わって、初めて火水土の三位一体の力を発揮されるので、之が如意宝珠であり、麻邇(まに)の玉である。又火は五であり、水は六であり、土は七であるから、五六七の数字をミロクと読むのである。彼の釈尊の予言にある五十六億七千万年後、五六七の世が始まるという事は、此五六七、即ち火水土の順序正しき世界が出現するという事でなくて何であろう。』

 

楳木代表

五十六億七千万年後というと大体地球の寿命と同じです。地球も後五十億年は大丈夫だろうと言われています。

 

受講者

現在で何億年ですか。

 

楳木代表

大体45億年です。

〝太陽が膨張していくのでその中に入っていってしまう″と科学的には言われています。50億年前は地球自体がなかったわけです。それで38億年前に生命が宿りました。地球が出来てから7億年くらいは生命のカケラもなかったのです。地球に水を運んだのは彗星なので・・氷の塊がぶつかってきたのです。

今年は11月に物凄く大きな彗星(アイソン彗星のこと)が太陽に近づくでしょう。相当大きく見えるでしょう。

今月は流星群(ペルセウス座流星群のこと)が地球に接近するでしょう。早朝子供と一緒に見たら良いと思います。

 

放射能と浄霊

受講者

放射能を受けた人は浄霊で改善できるのでしょうか。

 

楳木代表

ええ、これは広島で原爆に遭った人達が随分『浄霊』で御守護をいただいているのです。医療的治療をした人たちはただれたところが残ったりしますが、浄霊をいただいた人は元の皮膚に戻ったりしているお蔭話が多数あります

浄霊をしっかりしていけば良いかと思います。

 

『御教え「栄光87号」(昭和26年)

先日はレントゲンよりも御守から発する光の方が、強力であるという実例をかいた記事は、読者は今更乍ら感激したであろうが、今度更に、別な奇蹟の報告があったので、左にかいてみると共に、其解説をしてみるが、之は実に珍しい、今迄にも例を見なかった事である、之によってみても、如何に霊界が変って来たかという事で、それは神威が益々発揮されるようになったからである。

報告の通りとすれば、御守から発する偉力が、颱風の如き響きを発し、それが隣家に迄及び、隣家の主人は、塀が倒れると思い、突支棒をしたというのであるから驚くべき奇蹟である、之は何が為に起ったかというと、神様は御守の偉力を色々な奇蹟によって、一日も早く人間に分らせ、信じさせようとされる一つの現われである。

という事は、愈々重大時局となり、何時原子爆弾の如き、危機に見舞われるかも知れないという、深刻な心配に対し、神様に御委せすれば、安心であるという事をお知らせになるのである、それは仮令、原爆たりとも、御守を身につけている(注:現在は、「メシヤ様に直に太く繋がっている」)以上、驚くには当らないという事を、如実に示されたのである。』

 

TPPについて

受講者

TPPによって食べ物への恐怖が増大します。

アメリカと日本では認可している添加物の種類が全く違うそうです。TPPによって今まで以上に食生活に注意が必要となってきます。本当に食べ物があっても食べられるものがない世の中になってきましたね。

(支部長代理:4月13日の日経新聞では、「米側が日本の食品添加物の審査手続きを早めるように求めた。日本が認める添加物は約800種類で米国は3000種類ある。日本で規制緩和が進めば米国の食品メーカーの輸出増につながるとみている」と報道しています。)

 

楳木代表

本当にそうですね。添加物を許可していくという方向に行ってしまうと恐ろしいですね。

 

受講者

遺伝子組換えについても〝表示をしない″とかの報道もあります。

 

楳木代表

一方ではジェネリック薬品がTPPでは規制がかかるようです。安い薬が売れなくなることは良いことだと思います。(薬の使用者を減らすという意味において)

 

じゅ

成長ホルモンで巨大になった鱒の話を聞いたことがあります。

 

楳木代表

今そのような話がありますが、鶏なんか成長ホルモンをやって一気に大きくしています。鱒どころではないと思います。

ゲージに入っている鶏はホルモン剤と精神安定剤を与えるのです。精神安定剤を入れると胃潰瘍になるので胃潰瘍の薬まで入れているのです。普通に売られている安い鶏肉はとんでもない肉になっているのです。生産者がはっきりわかる肉を買わないと恐いですね。

そういうことで言いますと鹿肉と猪肉は安全ですね。

霜降というのは脂肪の塊でしょう。あんなのを食べてたら不健康になりますから、身の締まった鹿肉の方がよほど美味しいですよ。

 

受講者

羊の肉はどうですか。

 

楳木代表

飼っている動物はどんな飼料をやっているかが問題になるのです。

牧草だけなら良いのですが、混合飼料をやっていると良くありません。今のところ鹿肉が良いですね。撃ってすぐ血抜きをしてくれた肉が良いですね。今は冷凍パックで取り寄せることもできます。

 

受講者

日本カモシカですか

 

楳木代表

日本カモシカは保護しないといけません。鹿は食べても、カモシカは食べたことはありません。(大笑い)日本カモシカが出てきたところで、終わりにしたいと思います。

 

お盆は地獄の釜の蓋が開く

楳木代表

八月はお盆ですね。お盆は地獄の釜の蓋が開く時なので・・・日頃仏壇には地獄に落ちている霊は来ることができません。お盆の三日間だけは帰ってこられますので大いに帰ってこられた方々を接待して、御馳走して、それぞれの郷土料理をあげて、そして『善言讃詞』をしっかり唱えてあげてください。

そうすると、地獄へ帰ってまた修行するときの励みになりますから。そして、頑張っていけばまたこういう慰霊が受けられるのだ、との想いを持っていただけるように精一杯尽くしてあげていただきたいと思います。

それから、今週来週と猛暑が続くようですので体調管理に十分気をつけながらお過ごしいただきたいと思います。それをお願いして終わらせていただきます。

ありがとうございました。

 

一同

ありがとうございました。

 

『御教え(昭和24年)

(問)お盆の意味についてお伺いいたします。

(答)釈尊の大慈悲から盂蘭盆会というものを作り、毎年一回日を決めて地獄にいる霊を子孫の家へ還らしてくださるのである。その日は地獄の釜の蓋が開くと言うが、とにかく地獄の祖霊も仏壇へ招かれ子孫に供養される。地獄の霊もそれを知っていて待っているのである。

元来祖霊は全部仏壇にいるわけでなく、平常は選ばれた留守番の霊がいるだけで子孫が拝むときだけ仏壇に集まるものである。その際仏壇にはある程度救われた霊だけしか来られない。つまり八衢(やちまた)以上のものが来られるので、地獄にいる霊はお盆のとき以外は来られないのである。

お盆には種々の儀式を行なって霊を迎えるのであるが、「おがら」を焚くのはここからお入りくださいという目印である。これはいままで夜の世界だったため霊界も暗いので灯りを見せないと霊がまごつくからである。

ここで注意したいことがある。それは仏事はどんな古い先祖でもするほどよい。また長男だけが祖霊を祭り、次男以下は祭らないのがあるがこれはよくない。霊界人となってもやはり現界と同様親子兄弟の情は同じことで、自分の子供のどの家へでも行けるようにありたいわけだ。従って、次男も三男も全部祭るべきである。

位牌が多くて始末に困るときは面識ある祖霊はそれぞれに位碑を作り、面識のない祖霊は先祖代々にまとめてよいのである。』

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 口中の病気など」(文創  昭和二十七年)