メシヤ講座no.149三重(平成25年6月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 神経痛とリョウマチス」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』178ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 三重支部】

楳木代表

一行目に『単に神経痛といっても色々あるが、それは勿論(もちろん)場所によるのである。』と書かれていますが、この神経痛の場所を言えますか。

何の神経痛があるでしょうか。言ってみてください。

 

受講者

腰・・

 

楳木代表

腰の神経痛は通称何と言いますか。

 

受講者

腰痛??

 

楳木代表

坐骨神経痛ですね。それから、今回出てきた肋間神経痛がありますね。上の方から・・

 

受講者

顔面神経痛

 

楳木代表

そうですね。頭には神経痛はいくつかあります。他に三叉(さんさ)神経痛があります。ピクピクするのは痛まないからまだ良いですね。これが痛み出すと大変です。

それから食べた時に喉のところで蓋をしたりしないと、年をとってくると誤嚥(ごえん)を起こしたりします。飲み込んだ時に気管の方へ入っていったりします。老化してくるとそういうことが起こり始めるわけです。

脳幹のところには神経がありますので、その神経痛もあるのです。

それで『単に神経痛といっても色々あるが、それは勿論(もちろん)場所によるので』と書かれている時には〝色々あるのは何があるか″くらいは調べておいていただけるとありがたいです。

 

楳木代表

家庭医学の本を開けば神経がどのように脊髄から出ているかということがわかりますよね。

脊髄から神経が出て筋肉を動かしたり、筋肉が骨を動かしたりしているわけですので、その神経がどのように出ているかということと、医学的な神経痛の起こり方とメシヤ様が御指摘になられている神経痛との差を見比べていただきたいと思います。

そうすると、年をとってくると神経痛が起きるのはどういうことかと言いますと、我々の年から段々身長が縮んで来ます。大体60歳位になると身長は縮むでしょう。

どうでしたか○○さん。

 

受講者

縮みますね。70歳位からだったと思います。

 

楳木代表

身長が縮むということはどういうことかと言いますと、肉体的に縮むわけではなくて骨が縮んできますね。骨が小さくなってくるので身長が小さくなる。

骨が縮むということは脊椎(せきつい)の数は一緒なわけですので、脊椎が縮むと神経が圧迫されるとかいうことが起きるわけです。

骨が縮んだ時に神経も一緒に縮んでくれると痛みとかは起きないのですけども神経は伸びたまま脊椎が縮むということになると神経を圧迫して痛みが起きたりするわけです。

ですから神経痛の原因は、骨に異常が起きたりとか腫物が神経のそばにできて圧迫するとかいう医学的に特定できる神経痛と、原因が特定できない神経痛があります。

医学の場合は原因がわかる場合はその骨のところを少し削ったり、炎症とか腫物を小さくするか、取り除くかということで対処して行って神経痛に対応します。

原因が特定できない神経痛の場合は〝痛み自体を麻痺させる″という薬を処方して〝痛みが頭に伝達されないよう″ブロックする薬を処方するという対処の仕方をします。

メシヤ様がこのことを御指摘なさっている『散々金を費った揚句不具者とされるのだから、厄介な世の中である。』というのは昭和27年ですけども、現在はもっと厄介な世の中になってきています。

そういうふうにメシヤ様が御指摘になられていることを現代に当てはめて考えていくとそのように言えると思いますので、彼(幼児が手にしていたので)のように左手に『文明の創造』右手に「家庭医学の本」というように見比べながら読んでいただけると大変ありがたいと思います。

 

楳木代表

それからリュウマチのことに関しては様々調べてもやはり原因はわからない。起きてくる症状に応じてリュウマチと病名を付ける場合と、他にも要素があるので膠原病と付けたりして医学的には対処方法を考えていきます。

しかし、最初の原因はメシヤ様が仰っておられるように薬毒が原因であるわけですので、薬毒をめがけて浄霊をしていけば『割合に簡単に一週間以内に治っていく』わけです。

一番最後のところに『従って最初から何等手当もせず浄霊法のみ施せば、一週間以内に完全に治るのである。』と書かれていますのでね。

この点においては今までの教団の対応がまずかったために、そういう浄化に入られた方もすぐに対処してあげられなかったところがありますので、〝大変申し訳ない時代があったなあ″と思います。

医学的に、原因は免疫のバランスが崩れていくためにこういうことが起きてきますので、免疫のバランスが崩れたところへ薬を処方すると崩れたものがまた崩されて行ってしまいますので、どうしても悪化してしまいます。リュウマチになられた方は真っ先に免疫中枢を良く浄霊してあげなければいけません。

 

楳木代表

免疫中枢はどこにありますか。

 

受講者

脳ですか。

 

楳木代表

脳ではありません。免疫中枢は胸です。

この中枢がバランスがとれていかないと、サイトカインという物質が分泌されて、リンパ球に影響を与えてしまってリンパ球の働きが悪化してしまうために起きてくるのです。

 

楳木代表

ですからこれはバランスが崩れるために起きてくることなので、免疫中枢のバランスがとれるようにまず胸をしっかり浄霊します。

それで免疫の中枢は胸ですけども、全体の中枢は延髄ですので、延髄を良く浄霊して、免疫中枢を良く浄霊してそれから患部を浄霊してください。

そういうことを重ねていかなければいけません。

それから薬を飲んだ分だけ腎臓と肝臓に負担をかけていますので、腎臓と肝臓を良く浄霊して対処していかねばいけません。

今日拝読したところではそういったことを確認していただきたいと思います。

 

楳木代表

それから先月の勉強会(「メシヤ講座no. 148三重(平成25年5月)」)の時に支部長代理の浄霊を知った時と知らない時の結石の回想録を掲載していただきました。

この回想録は皆さんの参考になると思います。

 

胆石が砂のごとく尿とともに排泄

楳木代表

それでその「回想録を書いてください」と頼んだ後、私が大変な浄化をいただきました。胆石ができたのです。

三重支部でお願いして移動して次の会場から痛み始めたのです。これは尋常な痛みでないので・・・肝臓を悪くしていないし・・・肝臓を悪くすると全身だるくなってきますので・・・。

肝臓の一番下の所が痛いのでズーッと浄霊をして、月次祭の時とかは割合楽になりますので、祭典をして勉強会が終わったら、どこの会場も少し早めに失礼をして、ホテルへ行って一晩中御浄霊をするような、状態でした。先月の177頁に、

『茲(ここ)で、最初の胆嚢(たんのう)結石の原因をかいてみるが、之は曩(さき)に述べた如く、腎臓から滲出(しんしゅつ)する薬毒が、漸次(ぜんじ)上部に移行する際、胆嚢(たんのう)の裏面から胆嚢(たんのう)内へ滲透(しんとう)するので、其(その)毒素と胆汁と化合して石となるのである。従而(したがって)、之を治すには根本である背面腎臓部の毒結を溶解し、腎臓を活撥(かっぱつ)にさせ、余剰尿を作らないやうにする事で、それより外(ほか)に方法はないのである。従って本浄霊法によれば、割合簡単に石は分解され、砂の如くなって、尿と共に排泄されるので、短期間に全治するのである。』

と書かれていますが、この御教えの『尿で出る』という事が中々わからなかったのです。胆嚢ですから胆汁はどこへ出てきますか。

 

受講者

腸ですか?

 

楳木代表

腸の?

 

受講者

十二指腸

 

楳木代表

そうです。胆汁は十二指腸に何のために出てくるのでしょう。

 

受講者

消化?

 

楳木代表

何を消化する?

胆汁が必要な消化は脂肪ですね。脂肪を消化する時に胆汁が必要なのです。それからビタミンがいっぱい含まれている野菜を天麩羅に揚げますね。この天麩羅に揚げたものを自分の中に取り込む時にも、脂溶性と言って油に溶けているビタミンを取り出す時にも胆汁が必要なわけですね。(脂溶性ビタミンは水洗いや加熱調理による損失が少なく、油と一緒に調理し摂取することにより吸収率が高まるとされています。)

ですから胆汁というのは油分を消化する時に必要なものなのです。

これは十二指腸から出てくるので十二指腸からは小腸に行って、大腸に行って直腸に行くので、この結石が分解されても便で出てくると私は思っていたのです。しかし、この御教えで、胆嚢の結石が 『尿と共に排泄される』というのは〝どうやって排泄されるのだろう?どうもわからないなあ″と思っていたのです。

気を張っていない時は痛みがひどくなりますので、ゴロゴロしていないといけないような状態でした。全部の出張を終えて本部に帰ってから三日間は苦しかったです。

痛みが酷いのでゴロゴロしながら、治まった時に仕事をして、酷くなったら横になったり歩いたりしていました。

それで三日目に便意を催(もよお)してトイレに行ってオシッコが出て、やれやれと思った時に、砂が出ていたのです。しかし、砂だと思って取り出そうとした時には自動洗浄されてしまいましたので、証拠品を皆に見せられないのが極めて残念です。

そして、砂が出てからスッキリしたのです。

今まで結石が三回出ていまして〝尿で出る時の石の移動の仕方″を全部わかっていますので、〝腎臓や尿道結石や膀胱結石じゃない″と思っていました。

最後まで肝臓の下の所が痛かったからです。

それでその石が出たら嘘のように痛みが消えてしまいました。

だから、このメシヤ様が御書きになられている『胆石も尿で排泄される』というのは初めて体験しました。まあ初めて胆石ができたのですけどもね。

メシヤ様が説かれていることは〝どうしてそんなことをご存知なのかな″と思うのですけども、私自身も身を持って体験させていただきました。

そういうことで静かに我慢しながら全国を浄霊しながら回ったのです。

 

受講者

学んだばかりの浄化をすぐに体験されるというのもまた凄いことですね。

 

楳木代表

教団の代表として体験させられているのですね。(笑)

それと胆石ができるということは体自体も過労ぎみであったということもあったと思います。先月を無事に乗り切って今は快調に過ごしております。

 

受講者

どうやって胆石が出来ているとわかるのですか。

 

楳木代表

もう、胆嚢の痛みですから。

それで便は普通に出るのでね。胆汁はきちんと出ているということはわかりますので〝こういう症状の時は結石しかないなあ″と思いました。

医者でエコーやレントゲンを撮れば「胆石がありますよ」ということがはっきりとわかりますが、そんなのを照射するのも良くはありませんのでね。

 

受講者

レントゲンでも小さいと中々見つけられないと思います。

 

楳木代表

それでも砂でみると相当大きかったのではないかと思います。便器に赤い点々がズーッと広がりましたのでね。

ですからここに書いてありますように『分解されて出た』のだと思います。

最初にそうしたことを確認させていただいていつものように質疑応答に入りたいと思います。

 

上手な浄霊をするには

受講者

今まで 『放っておけば治る』ということが多く書かれていましたが、『手当をせず浄霊法のみ施せば・・ 』と病気によって変わって来ています。

 

楳木代表

きつい病気だから浄霊をきちんとしなければいけないということですね。放っておけば良いという病気とある程度真剣に浄霊をしなければいけない病気があるということですね。

それと支部長代理の回想録を改めて読みますと、期間が結構長かったことがわかります。これは浄霊がまだ初心者だったからですね。下手だったということです。

上手な浄霊と下手な浄霊の違いをこの機会に考えて見ていただきたいと思います。

初心者の時に下手なのは仕方のないことです。それで景仰などを拝読するとメシヤ様が一日に何十人も浄霊をされて部屋に戻られた時に、時としてクタクタになって失神されたりされています。なぜクタクタになるかですよ。

 

受講者

集中力が凄いからですか?

 

楳木代表

そうです。集中力とは何かと。

結石を例にとりますと『石は分解され尿となって排泄される』と書いてあります。〝分解するんだ″という想念で光を当ててみてください。

結石があったら、それを〝分解するのだ″と考えたら、相当想念を入れると手に力が入ります。尿道のこの辺りの石を〝光によって下へ下げて行こう″〝ズーッと光を石に引っ掛けて下げて行こう″と想念で浄霊をして見てください。ものすごく最初は手に力が入ります。

そうなった時にメシヤ様は『手の力を抜きなさい。』と仰っているのです。

最初から手の力を抜いていても、光は中々通らない。

癌なら癌を“焼き尽くす”とか“元の調和した細胞に全て戻していく”という浄霊をする。癌細胞というのは、突然変異してできているので、元々は自分の正常な細胞が薬品とか化学物質(環境ホルモン)とかによって突然変異を起こして癌細胞になっていますので、それに光を当てて元の細胞に戻すという、そういう想念で浄霊をしないと癌細胞は治っていかないわけです。

その時に元の細胞に戻すという時の想念たるや・・・その時に力が入るので『手の力を抜きなさい』ということなのです。

それを徹底的にやらないと浄霊というのは上手にならないのです。

これを私が初めて体験したのは、浄霊の本に学生時代の浄霊の体験を書いています。その中で私の祖父が肺癌で余命20日と言われてそれが治った事例を書いていますが、この時実はですね三原則を守って、

①上座から取り次ぐ

②光が貫くような想念で浄霊をする。

③手の力を抜く

この三原則に沿って浄霊をしたと書いてあります。

実は最後の20日くらいで自分がやったことは何かと言いますと、20日で命がなくなると言われ20日近く通ってきたけどこのままやっていると、このまま亡くなってしまうから、“今日は、癌を徹底的に消すという浄霊を納得いくまでやろう”ということで、〝祖父の癌を全部消すぞ″という気持ちで浄霊をして、しかし、その時に手の力を入れると、人力が加わってしまうので光が弱まってしまいます。

その時は〝焼き尽くす″という想念でまだ初心者というか学生でしたので、そのくらいの気持ちだったのですけども、そのように闘うような浄霊をしてこれでもう自分で〝やれる浄霊は全部やったなあ″と思って、家に帰ったらもうくたくたになってしまって、食べたものを全部吐いて、それが食べた量よりもイッパイ吐いて倒れこんで寝てしまいました。

その後からググッと祖父は良くなって行ったのです。

だから私たちの浄霊の想念がすべてメシヤ様にお任せするのですけども、その光を患部に、或いは急所に徹底して光を当てる、ということをやって、その時に手に力が入るから『手の力を抜きなさいよ』ということなのだと、自分自身に反復しながら浄霊をしてみてください。

そしたら、浄霊が上手になって行きます。光の出し方が上手になっていくということです。そういうことを試してみてください。

手ぐすね引いて〝ヨッシャア″というような気持ちでぜひそうやって訓練してみてください。

だから結石とかがあると余計わかりやすいですね。しかし、あまりそれをやりすぎると執着が出来るので、執着は御守護に繋がらないので、そこのところの舵取りをメシヤ様にお任せしなければいけないのです。そう思いながらもやはりその結石を〝分解するとか砂状にする″とか、或いは〝光で押していく″とか、そういうような形を試行錯誤しながら『手の力を抜く』ということをやっていただくと、大きな結果が出てくるのではないかと思います。

だから私の時には結石を・・・尿道結石の時には、5時間くらいの浄霊で出たというのはやはり〝ある程度熟練していたからだ″と思います。

そのような結石の分解の仕方とか、動かし方とか、当時の布教所は教えてくれないから、ひたすら奥さんから浄霊をいただいて、ゴロゴロのたうっていたということですね。

ですから人に浄霊をする時も自分でいただく時にも『光が貫くような想念』をグーっと持って、力を抜くということで、毎日練習していかないと自分の浄霊の光は強くなって行きません。

 

自己浄霊について

受講者

私が結石だった時は当時の布教所は、自己浄霊を推奨していませんでした。

 

楳木代表

ああそうか。誰かにしてもらわないといけなかったわけね。

 

受講者

そうです。メシヤ教に入ってからそこのところが随分変わったところです。自己浄霊ができると時間の制約がほとんどなくなります。

 

楳木代表

同じ教団でも所長によって教え方が異なっていたということですね。

 

受講者

先生は前の教団の時から自己浄霊を推奨しておられたのですか。

 

楳木代表

私は「自分でできるのですからもっとしなさい」と言っていました。

 

受講者

「誰かにいただきなさい。」と言われていました。

 

楳木代表

祈りの浄霊になっていたのではないですか。メシヤ様御自身が自己浄霊をされていたのですよ。

 

受講者

御教えを読んで自己浄霊に取り組む人もいましたが、布教所全体で推奨されてはいませんでした。

 

楳木代表

メシヤ様御自身が人から浄霊をいただけるほど上の人はいないわけですから。誰かに御浄霊を頼むわけにはいきませんので全部ご自分でなされていたわけです。愈々御浄化がきつくなられた時には澁井先生に頼んだことは数度あったことは記録にありますが、それ以外はすべて御自分でやられていたのです。

ですから布教所でいえば布教所長が浄霊をいただく相手はいないのです。ですが布教所で良く信者さんに頼んでいるでしょう。

 

受講者

浄霊をいただく時は取り次ぐ人が上位になるのではないですか。

 

楳木代表

自分で治して行くくらいの気概で人生を貫いて行くのが布教所長なのです。後は奥さんにしてもらうのは、これは良いわけです。

今日は少しテクニック篇になりました。テクニックを磨いていただきたいと思います。

 

サプリメントは消化機能の退化を導く

受講者

「牛乳はあまり飲まなくて良い」ということがある本に書かれていました。しかし、牛乳は給食には毎日ついているのでどうしたものかとお母さんがたが悩んでいます。牛乳を飲んでしまうとカルシウム分がかえって減ってしまうそうです。給食を残したらいけませんしね。

「牛乳を飲んだらお茶を飲んでも良いよ」と学校で指導されるそうです。

 

楳木代表

そういうところへ通っていると中々難しいところがありますね。

牛乳が〝栄養があるから飲む″という飲み方をやめれば良いです。喉が乾いているから「牛乳でも良いから飲みなさい」という感じで飲んでおけば良いです。

先月学んだところでいくと、我々は食べたものはどこから吸収するのでしょうか。胃と腸で栄養を吸収しますが、腸で吸収した栄養はどこへ行くのでしょうか。

 

受講者

血液になって肝臓へ行って・・・

 

楳木代表

肝臓でどうなるの・・・。

 

受講者

分解するのですよね。

 

楳木代表

要するに食物からとった栄養というのはすぐ体では使用できないので、肝臓に送って肝臓で栄養を作り変えないといけないのです。

人体に適する栄養に作り変えてそして全身に送るために心臓に送って心臓から全身に送るわけです。

余った栄養はグリコーゲンなどにして肝臓に貯蔵して行きます。

こういうことを、肝臓は絶えず代謝をやってくれているのです。

その時に栄養で入ってきた分は人体に必要なように肝臓が作り変えて全身に運び込むようにしているので、直接栄養を取りすぎたらどうかということはあまり考えなくて良いです。

問題なのはサプリメントなのです。サプリメントをとると栄養素がそのまま入ってくるので、小腸へ届く前にもう栄養素を吸収してしまうのです。小腸が、苦労をして消化をしつつ栄養を吸収するという仕事をしなくなりますので、小腸が退化してしまうために現代は大腸癌が非常に増えているというわけです。これはもうほとんどサプリメントが作り出している後遺症みたいなものです。

サプリメントが悪いのではなくて、サプリメントが良すぎるので人間の消化機能が退化して行ってしまうために最終コーナーの大腸から直腸癌になって行くのです。

普通に飲んでいるものとか食べるもので、これは良い悪いとかいうのは〝それは消化をして小腸から取り込まない限り取り込むことができないので、適度を取る分にはなんともない″と思っておいた方が良いです。

そうしないと今は牛乳という飲み物があるわけですので、その飲み物は喉が乾いた時に飲もうとかいうのはあまり神経質にならなくて良いと思います。そうしないとストイックになって行ってしまって変人扱いされます。

 

受講者

先月でしたか、野菜ジュースを飲んだのですが、あれもあまり取らない方が良いのですか。

 

楳木代表

野菜ジュースはジュースだから。悪くはないです。栄養素に分解して栄養分に変えて飲んでいるわけではありませんので。

 

受講者

栄養素を固めてサプリメントにすると良くないのですね。

 

楳木代表

サプリメントは錠剤で口に入った時に水分で粉々になって行きます。粉々になった物自体がもう栄養素なのです。大半が胃辺りから吸収されて行ってしまいます。小腸までいかないのです。

サプリメントは良くないですがジュースは胃だけでは吸収できないからね。ただ胃は消化しなくて良いので弱くなります。潰していかなくても良いからね。それは小腸まで行って小腸が必要なものと必要でないものに分けていきます。

 

受講者

歯が悪くてあまり噛まずに胃に送り込むと胃は強くなりますかね。

 

楳木代表

それは強くなりますよ。だって胃が悪い時は『お茶漬けを食べろ』と仰っていますからね。

 

受講者

早く食べるのはどうでしょうか。

 

楳木代表

どうなのとはどういう意味?

 

受講者

「よく噛んで食べろ」と言われるけども、よく噛まずに早く食べるのは良いのでしょうか。ということ?

 

受講者

そうです。

 

楳木代表

唾液を良く出しながら早く食べた方が良いね。まあしかし、美味しそうな匂いがすれば唾液は出てきますね。そういう人たちは早食いになるわけですね。健康だということです。不健康な人は食べるのが遅いです。とりわけ血圧の低い人は遅いですね。

 

受講者

私も家族の中で一番早いです。

 

楳木代表

だって畑仕事をしてるから、ご飯なんて食べるのは早いでしょう。

 

受講者

ですから〝早く食べすぎなのかなあ″と思ったのです。

 

楳木

早く食べると空気が入ってしまいますからね。適度に汚い話ですがゲップとか出しておかないといけません。空気がグルグルいっちゃうからね。それを気をつけておけば良いわけです。

 

受講者

プロテインというのもサプリメントの一種ですか。

 

楳木代表

そうです。

 

受講者

一時はそれで強くなったりするものですか。

 

楳木代表

そうです。だから常用していくと良くないのです。

疲れた時とか少し調子が悪い時に少し食べて、だいぶ良くなったなあと思ったらやめるくらいにしないと、常用していると小腸が働かなくなります。

 

アトピー自体に毒素を外へ出す力がある

 

受講者

友達の子供がアトピーで「ステロイドは使わずに治したい」ということで、頑張っていたのですけども、かなり出てきてもう限界で病院に行って、食事制限をしながらもアトピーの薬をつけました。そうしたら、その日の夜に膝の裏とかに水いぼも出てきたそうです。

安子さんと話をしたら「その子には毒素を体外へ出す力があるのよ」とお聞きして昨日その人に合う機会がありましたので、そのようにお話をさせていただきました。そうしたら「プロテインを飲むようにしたので外へ出す力があるのかも」と言われ・・

 

楳木代表

アトピー自体が出す力があるということなのですよ。プロテインを飲んだからではありません。

もう少し時代の流れを説明をしてあげてください。アトピー性皮膚炎が出始めたというのは体に虫(寄生虫)がいなくなったからです。我々の頃までは検便をするとみんな虫がいたのです。小腸から大腸にかけて腸の中に虫がいて悪いものを全部食べてくれたのです。それである一定のとしを迎えるとほぼ全部出てしまいます。必要がなくなったらもう虫はいなくなります。そのころはアトピー性皮膚炎とうのはなかったのです。アトピー性皮膚炎は、虫がいなくなってからでき始めたので、多いに毒素を排泄してくれる作用なので、素晴らしい作用なわけです。それを止めてしまうということは実に残念なことをやっているということです。

ですから虫の話をしてあげてください。若い人は虫というのを知りませんからね。

 

受講者

蟯虫(ぎょうちゅう)検査はありました。それで虫がいる人は何か赤い薬を飲まされていました。

 

楳木代表

今虫が出来るのは魚を生で食べた時に、時々虫がいるときがありますのでね。

 

受講者

ヨーグルトに青汁をふりかけて食べているのですけどもそれも同じでしょうか。

 

楳木代表

いや青汁は大葉とかの葉っぱを粉々にしただけだから、栄養素を作ったわけではないから。栄養素を調合して作ったものがサプリメントだからね。青汁は厳密にいうとサプリメントではなくて野菜を粉々にしたものなのです。ジュースを乾燥させたようなものです。だから青汁は比較的悪くはありません。野菜不足の人は青汁を飲んでおけば野菜ジュースを飲んでいるようなものですからね。

 

受講者

青汁だけで良いと思ってしまって野菜を食べないのはいけませんよね。

 

楳木代表

それは良くないですね。

 

受講者

すぐ偏ってしまう人がいますから。

 

楳木代表

今は無農薬産の青汁が多いのですよ。大麦とかは比較的管理しなくても良くできるので、農薬とかはほぼ使用していないのです。その分普通の野菜を食べるよりも毒素がないということはあります。しかし美味しいかどうかという問題はありますね。メシヤ様は『美味しくなければいけない』ということですのでね、ですから青汁をヨーグルトにかけると美味しくいただけるのであれば良しと思えばよいですね。

私はカフェラテとかは好きなので牛乳は少しは飲んでいるのです。牛乳だけをグーっと飲むことはありません。今はカフェラテを作る良い容器があるらしいです。

 

肝臓と腎臓は徹底して自己浄霊する

受講者

口の中が酸っぱかったり辛かったりするのです。

 

楳木代表

そういう時は、胃が少し悪くなります。

 

受講者

胃が悪いのですか。

 

楳木代表

そういう時は胃を良く浄霊すると良いです。胃の後ろと延髄ですね。

 

受講者

延髄は重い感じがします。

 

楳木代表

少し引っ込んだところがあるでしょう。谷間の一番上の奥が延髄ですからね。

 

受講者

ネットで調べると辛い時は腎臓、酸っぱい時は肝臓だったかな。前に見たことがあります。そこより胃が悪いのですか。

 

楳木代表

もちろん過去にいろいろ治療をされている人は、腎臓と肝臓は決して欠かせません。ですから、腎臓と肝臓にプラス胃と延髄を良く浄霊をしてください。だから毎日肝臓と腎臓は徹底して自己浄霊をしておかないといけません。肝臓は肋骨の一番下のところからすれば良いですね。

それからお臍(へそ)の両側を良くして、それから後ろに手を回してすれば腎臓に光が当たりますから。掌の向け方を工夫してね。

腎臓は後ろについていますので後ろを良く浄霊をしてください。

 

スポーツ鑑賞について

楳木代表

ボクシングのボディブローは腎臓を叩いているのです。

何回も叩くと腎臓が麻痺すると濾過出来なくなるのでぶっ倒れてしまうのです。恐ろしい攻撃ですね。お腹は前から叩くより横を叩くと効くのです。

だから横からも腎臓には光があたります。ボクシングを観戦する場合も、どの辺りを叩くと腎臓が麻痺するかな、と見ていて、その辺りを浄霊をすれば良いです。

 

受講者

ボクシングをそんな風に見たことないです。(笑い)

 

楳木代表

今度は、腎臓の位置をチェックするつもりで見てください。

パンチングポーズは肘で腎臓の位置をガードしますから理にかなっていますね。

スポーツといえば桑田真澄氏が東大野球部の特別講師になっています。

彼は野球選手の中では小さいですね。それで肉体的なハンディをカバーしてピッチャーとしてどうやって成功するかということで、巨人の練習方法に沿わないでやったから勝てたと自分で話されています。

決め球をアウトローにズバッと入れる練習ばかりしたそうです。

東大生は頭が良いので様々な知識を得て全部をやろうとするのです。それでいろんな球を練習し過ぎるのです。決め球を徹底的に練習するというのが桑田氏の理論です。それでクタクタになるまで練習してはいけないそうです。集中力がなくなります。ですから疲れたら練習はやめるのです。それで、元気になったら決め球を徹底して練習する。と、この前テレビで話していました。大したものだなあと思いました。

 

悪阻(つわり)は腎臓とお腹の赤ちゃんを良く浄霊する

受講者

お嫁さんが最初から悪阻(つわり)が酷くてまだ仕事は休んでいます。ほとんど食事が取れなくて今は実家に戻っています。

会った時に浄霊をするのはどこをさせていただけば良いでしょうか。

 

楳木代表

それは腎臓とお腹の赤ちゃんを浄霊してあげてください。

赤ちゃんが体力的に弱いから悪阻が酷いのです。弱いから母体を動かさないようにするために、悪阻を酷くしているのです。

お嫁さんをまず前と後ろを浄霊して、後ろをする時に腎臓を少し長めに浄霊して、それから、また前を向いてもらってお腹の赤ちゃんに向かってズーッと浄霊すれば悪阻は治まって行きます。

赤ちゃんが弱いから悪阻が酷いわけなのです。母体が弱いわけではないのです。健康な女性だって悪阻が酷い人がいるでしょう。

あれは赤ちゃんが弱いからなのです。お腹に子供が入ると食べ物まで変わってくるでしょう。自分が好きだったものよりも赤ちゃんが好きなものを食べてしまいます。お腹に子供が入ったら子供が主導権を握るのです。母親じゃないのです。だから趣向品が変わってくるのです。

私の家内だって妊娠中は食べられないはずの生の魚をバンバン食べていました。子供の好きなものを母親が食べていくということになっていくのです。だからお腹の赤ちゃんをよく浄霊してあげてください。

息子さんにも良くそういう話をしてあげてください。

それで親子の絆が強くなるのです。父親も浄霊することによって子供のお腹の中の成長というものが把握できるわけですからね。

浄霊しなかったらお腹をさわってあげるように言ってください。膨らんできたお臍から少し下のところです。それで子供に元気で成長しなさいと声をかけてあげることが大切です。それが大きな力になるのです。もう何ヶ月ですか。

 

受講者

四ヶ月に入っていません。

 

楳木代表

安定期ではないので、余計に息子さんにとにかくお腹をさわってあげるように言ってください。

 

受講者

生理痛が酷かったのです。

 

(先生)

生理痛が酷い時はお尻のペッタンコのところの奥を押すと痛いでしょう。そこに毒素が溜まるのです。ですからそこをよく浄霊してあげないといけません。浄霊する時にはそこもよくしてあげてください。

腎臓とお尻の両側ですね。

 

花粉症は脳の病気を予防してくれている

受講者

花粉症が今年は治まっていたのですが、どうしてでしょうか。

花粉症を起こすだけの浄化力がなかったのでしょうか。

 

楳木代表

それは良いように解釈していくべきです。〝首の凝りがだいぶとれたのだ″というようにね。首の痛みは花粉症の出ていた時と変わりましたか。

楽になってきたはずです。そこがカチカチになったら花粉症を起こさないと脳の病気を引き起こしてしまいます。ですから花粉症で予防してくれているわけです。

 

首肩の凝りを作らない

受講者

フット曲がると私は右へ傾いてしまいます。左へは傾きません。何かあるのでしょうか。

 

楳木代表

それはね、耳の穴の奥を良く浄霊してください。両耳をやっておいた方が良いです。三半規管がちょっと圧迫されているのでふらつくわけです。それから農作業をすると背中とか肩が凝るので、終わったらラジオ体操をすると良いです。ほぐしてね。それから風呂入ったら凝っているところに順番にお湯を当てて柔らかくしていかないといけません。

 

受講者

それが酷くなると耳鳴りになりますか。

 

楳木代表

目が回るようになります。耳鳴りはもう少し下の方が凝ったときです。

耳の中が凝ったらフラッとするのです。風呂に入った時にシャワーで熱めのお湯を当ててほぐすのです。そんなふうにして凝りをとっていかないといけません。

小林幸子氏は風邪を引きそうになると肩と首の真ん中に熱いシャワーをズーッと当てているらしいです。そして、その凝りがとれると風邪は治まってくるそうです。結局首肩の凝りが風邪を起こすということを彼女は知っているのですね。

 

受講者

ドライヤーを当てると気持ちが良いです。

 

楳木代表

ドライヤーは乾燥させるので熱めのおしぼりを当てると良いですね。娘におしぼりを当てて押さえてもらったら良いです。

私も首肩の凝りを作らないためにラジオ体操まで行きませんが、朝夕体操をしています。運転すると凝り凝りになりますからね。

自分にあったような、ほぐれる体操を探してやってください。

今度7月くらいから東北まで勉強会に出張するようになりますので、余計にほぐしながらいかないといけないと思っています。

 

受講者

ダンベル体操を始めました。テレビで筋肉は赤(遅筋)と白(早筋)があるそうです。それを鍛えるのにダンベル体操が良いそうです。ダンベル体操を始めてから皆の姿勢がものすごく良くなってきたのです。

 

楳木代表

それと姿勢が悪いと血圧が上がってきます。それは血管を圧迫するから血圧をあげないと血液が回りませんからね。だから姿勢をよくする方が血圧は上がらないのです。ですから体操は大切なのです。

それで筋肉を伸ばすと筋肉自体はどうなっているかということです。血液が入り込んで膨張していますね。だから血行がよくなるのです。血液の出し入れが強くなるということです。

 

受講者

通勤で歩く時間を長くしたら足の裏まで血液が回っているような感覚があります。

 

楳木代表

弁当箱の良いのを買って、それと歩きやすいようなバックかリュックを買ってね、頑張って歩いてください。

私は、中学に入ってから体を鍛えるために陸上部にいたのですが、いろんなトレーニングをしました。

 

受講者

陸上部が良いのですか。

 

楳木代表

陸上が基礎ですからね。私の場合小学校時代に体が弱かったので、球技だと基礎ができていないのにやると“健康を維持することは出来ない”と思ったのです。それで陸上の成績がどんどん良くなって行ってトップの子を追い抜くまでになったのですが、その頃に転校になりました。

それで陸上の世界では脚光を浴びることはなかったですね。(笑)

コーチが良かったのでコーチのいう事をよく聞いて徹底的に基礎をやりました。呼吸法と手の振り方ですね。手のふりが足をきちんと広げることにつながるのです。手をいかにまっすぐに振るかということです。

それから、学校の行き帰りも呼吸法をととのえる練習をしていました。水泳選手は口から吸って鼻から出すでしょう。陸上選手は鼻から吸って口から吐くのですが、その時のリズムですね。鼻から2回吸って口から1回出す呼吸法とかね。しかし、足の運びに沿わないといけませんので自分に合う呼吸法を早く見つけて磨いて行けば疲れなくなるのです。そういうことを中学一年生の時に徹底的にやってスピードアップして行ったのです。

 

受講者

呼吸法で「吐く息の方が大事だ」と聞いいたのですがなぜですか。

 

楳木代表

それは太極拳とか体操の時の呼吸でしょう。他の競技ではそういう呼吸とかはできないのでね。激しく動いている時はそんなふうにできないでしょう。

 

受講者

どういう時の呼吸法かということですね。時と場合によります。

 

受講者

興味深々なものですから。

 

楳木代表

お年を召してもいろんなことに興味があるということは大事なことです。

それでは時間になりましたので終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

(参加者)

ありがとうございました。

 

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 上半身の病気と中風」(文創  昭和二十七年)