メシヤ講座no.138大阪(平成24年7月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 栄養」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』115ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 大阪支部】

経済中心の「生活力」

楳木代表

それではよろしくお願いします。

今日の『栄養』という御教えは皆さん一度は読んだことありますかね。まぁ、この内容は一度は読んでますね。小冊子がすでに出てますのでね。

メシヤ様がこの『文明の創造』をお書きになって・・・、いろんなところでですね、栄養についてはお述べになっております。

(そして、吟味しつつ『文明の創造』用に書き直されています。)

そのことから、我々に大変な示唆を与えて下さっているんですけれども、これを現代に当てはめて、私達はいつも考えていくという、そういう癖をつけておいていただきたいと思います。

それで現代人はですね、生活力といった場合には、すぐ頭に何が浮かびますか?この子は生活力があるんですよと言った場合?

 

受講者

物質的なことが・・・。

 

楳木代表

まぁ、生活力があるというと、たいていよく稼いでいるということですね。しかし、メシヤ様は、生活力の主体は消化能力だというふうに、今回お示しくださっております。

私達はどうしてもですね、戦後、日本が高度成長期に入ってきたことによって、経済至上主義という社会にどっぷり漬かっております。そしてだんだんとアメリカによって拝金主義という方向にもっていかれておりますので、どうしても経済が中心になった生活ということになっております。

しかし、今メシヤ様がここにお示しくださっているのは、生活力というのは食べた物を消化して栄養を作り出すというのが、本来の生活力なんだと、我々に教えていただいているので、現代社会において我々が思い込まされているものを、こういう御教え拝読をすることによって“本来のあり方は何か?”というふうにいつも考えておいていただきたいと思います。

そういうことを絶えず整理しながらテレビを見たり、新聞を読んだり、それからさまざまな雑誌を読む時に、その向こう側の踊らせようとしていることに、自分自身が静かに相対していける自分づくりをしていただきたいと思います。そのために、メシヤ様が現代にこの『文明の創造』をお残し下さっているんだというふうに受け止めてですね、繰り返し、繰り返し拝読させていただきたいと思います。

そして、この『栄養』という御論文はですね、まぁとにかく現代人にとっては思ってもみないような内容です。私も学生時代から御教えを拝読して、この栄養に対する考え方を、本当に素晴らしい御論文だなというふうに思いました。それは人間の肉体そのものの持っている機能に基づいて我々に御示し下さっているからであります。

 

本来の「生活力」を失い逆結果・・心身不健全

楳木代表

どうしても疲れてた時に○○Cとか○○ケルとかいうのを(笑)、こう、飲むと元気が出るようなイメージ映像が流れてきますね。それから何か冠をかぶったのが、こうやって動いたりしてくると、“あれだけ疲れがとれていくのか~”というのがイメージで入ってきます。飲むものに力があるというふうに思い込まされる、というのが世の中の動きになっていますので、どうしてもそちらに引きずられていくようになってしまうので、その点を、メシヤ様の御論文を拝読しつつ、絶えず修正しておいていただきたいと思います。

世の中の人達がどっぷりとそういう風潮の中につかり、結果的に体が弱くなってきている、あるいは非常にミスを犯すようになってきている。まぁ最近の一番のミスは何かというと、菅総理時代に原発事故に対して、自分が出向いてしまったというミスを犯してますね。判断ミスというと、こういう食事と薬剤において犯していっているわけです。

その点、今小沢さんが非常に、ああいう行動をとっているために日本人全体としては、またやったのかというふうに映っております。壊し屋と言われてきたけど、また壊してしまったなというふうに見ている。しかし、彼がですね、離党を決意して記者会見した時の話は一体何かというと、民主党に政権が移った民意は何かというと、やっぱり官僚に引っ張られて官僚に支配された自民党の政治はこの辺で一旦終わらせて、民主党に一回政権を持たせてみようという、そうすれば官僚支配が少し変わるかもしれないという、国民全体の期待があったわけです。

しかし、野田総理になってから官僚の言いなりになってしまいます。あれだけ駅前に立って辻説法をずっとしてた人間が、一旦権力の座に就いてしまうと、官僚からまたコントロールされてしまうように動いて、一挙に増税論に走っていきました。

世の中は一体どうなっているかというと、官僚だけがいい世の中になっていっているわけですよね。年金問題にせよ、さまざまなことにせよ、実は、ほとんど官僚のために社会機構ができあがっております。下世話な話で恐縮ですが、官僚のトップに上り詰めることによって安定した金が入ってくるようなシステムを作っております。天下り先をなくすと言っておきながら、ずっと確保されたまま動いておりますし、その天下り先を確保するために財源を投入しているので、日本全体としては非常に傾いていってしまっている。大きな借金国になってきている、それを変えないといけない。

東国原さんは途中で辞めてしまったけど「どげんかせんといかん」状態がずっと日本は続いているんですけども、どうしても変えることができないのが今の日本です。それに対して小沢さんは「官僚主導ではいけない」ということを言っているわけです。ただあの顔と、今までの経歴からして、その言葉が皆にきちんと受け取られてないというのが現状であろうかと思いますね。

そういうことをこういう御論文を拝読しながらですね、世の中の流れを的確に見ていくという、そういう自分達の訓練をさせていただくという、これが本来の『世界救世(メシヤ)教』の信者さんが目指していくもので、本来の賢者になっていく。これが信仰なんだというふうに受け止めておいていただきたいと思います。

 

「神霊科学・霊科学」<「科学」

楳木代表

今日はですね、先程ご参拝させていただいている時に、昨日から皆さん方もニュースとかで騒がれているので、その素粒子の世界というところに随分、踏み込んで話を考えられたと思うんですけど、これが実は最後の・・、まっ最初のビックバンが起きて、そして素粒子が自由自在に動き回っているところに、今回存在が確認された素粒子があったために物質ができあがってきたと。瞬時に冷やされたために物質ができあがってきて、その延長線上にこの地球が生まれて、そして我々生物が生まれて、最後に完成品として人間が生まれてきた、この一番根っこにある素粒子が今回発見されたと。分子をさらに拡大していくと、原子があります。その原子を拡大していくと、陽子とか電子とかということになり、それをさらに拡大していくと、およそ17の素粒子があると。その17番目の物質化する時の素粒子が今回確認できたわけです。

この素粒子こそ主神様の御計画の一番中心になるものでありますね。ただ御経綸というのは霊の世界がずっと主導しておりますので、その霊の、もっと小さい世界ですので、その次の段階のところが、人類がやっと昨日の発表でやっとたどり着いたと。今世界中が大騒ぎをしているわけです。その次がいわゆる霊子の世界になっていくわけなので、今科学がそこまでやっときたと。

そして宗教の世界は一体どうかといえば、未だに遅々とした状態にあります。

これを一挙に宗教が主導するというところに、我々メシヤ様の信者がもっていかないといけないので、その第一段が『文明の創造』ですので、とにかく会う人会う人に、まぁ大阪支部は非常にですね。本屋さんとかにいろいろ当たっていただいて、大変御苦労されておりますが、まず自分の知り合い、縁者に、皆に買ってもらうということから動いていただきたいと思います。

とにかく知り合いの人に「買ってくれないか」というふうに話をして、

「ちょっと高いんだけれども、しかし内容を読んで、見ていただければ、非常に安い本だということが御理解いただけると思います」

というふうにして自分達の縁者、知り合いの人にずっと知らせていって、宗教が本来の発展を主導していかないといけないんだということを我々が行動として起こしていっていただきたいと、こういうふうに思います。

『栄養』についてですが、いつものように「この何行目にこう書いてあります、これを現代に当てはめるとこうですね」と内容を細かく話していくと、1時間を大きく回ってしまいますので、おおまかに、この御論文を拝読する中で心得ておいていただきたいことを最初にお話させていただいて、いつものように質疑応答形式の勉強会に移っていきたいというふうに思います。

 

「メシヤ様」に魂を起こされた

楳木代表

これから御論文については、お荷物になりますけれども、『文明の創造』のこの本か、研鑽資料の本か、どちらかを持ってきていただいて、より一層メシヤ講座を充実したものにしていきたいと思います。

それから体験報告の話の中でですね、この山地玲子さんという人は、83歳の方ですけれども、昭和41年に世界救世(きゅうせい)教に入信して、なんと体験発表は初めてだそうです。こんな大きな御守護いただいているのに、初めて発表したので、落ち着いた顔でいい声で発表してくれましたが実は大変緊張していたそうです。

ものすごく緊張していたので、初めてのことなので非常に緊張しながら御参拝していたそうです。そして、天津祝詞から善言讃詞にうつって、その善言讃詞がずっと奏上される中で、自然と頭を下げていたのが起こされて、パッと目を開けたら、私がここで善言讃詞を奏上しています、その右肩、ちょうど御尊影の前に、メシヤ様が出て来られて、そして、ものすごくにっこり微笑まれてですね、この御写真よりも随分御若くなっていた、まぁ御若く見えてた、と。そして、にっこり笑っていられたので、“この発表でいいんだというふうにメシヤ様から認めていただいたんだなぁ”と思って、緊張感が適度な状態まで収まって頭をまた下げたんですけど、善言讃詞が終わる頃に、また起こされて見たら、また同じような表情でですね、メシヤ様がにこやかにされて、その時には、“いや、これは私の原稿に対するその微笑みではなくて、メシヤ教の信者さんに対する日々御神業に臨んでいる方々に対する、それでいいんだという微笑みであろう”と思って、また一層有難くなって頭を下げたというのを報告してくださいました、昨日。(箱根ではなく浜松にメシヤ様はお出ましくださった、と思えたということを強調されていました。)

もっと早く聞いていれば、ここ(メシヤ講座・特選集)に書いたんだけれども、責任者も聞いていたんだけれども、私にメールを入れるのを忘れていたんですね。それで、「すみません」と言っていたんだけど、“これは口頭で知らせた方がいいな”と思って、今日から各支部でお話させていただきたいと思います。

それから、2番目に報告していただいた片山さんという人は、なんと信仰30年だけども、一度もお導きをしたりとか、そういうことが全くなかったと。それから、今回も6月は箱根に10人乗りの車を借りて、そして、みんなを箱根に御案内する予定だったけれども、急遽、発表することになったから、浜松へお参りすることになって、あんなでっかい箱根にお参りしてたのが、非常に家庭的な参拝席にお参りをすることになったので、“何故こういう場所で?”という思いも多少あったようです。

「しかし、その祭典自体は実に神々しい祭典であった」と、あの人がこういうふうにみんなに言って、「これはもうメシヤ様に真向かうということは場所ではないんだ」と。「その集まる者たちの心、気持ち、思いそういうものが幾重にも神々しさを現わしていくんだ」と、そういうふうに感想を語ってくれましたので、これもですね、昨日聞いたばかりなので、ここに書いてないので非常に残念なんですけどね。

 

「神霊科学・霊科学」に基づく「生活力」

楳木代表

それで3人目の高雄久仁子さんのことは、少しここに書いてます。高雄久仁子さんは友達が福島県にいてですね、お友達は実に非常にお気の毒な人で、乳がんと診断されて手術をして、乳房を切除したんだけれども医療ミスで、実は乳がんではなかったと。また、その人のお母さんが、大腸がんで10cmぐらい摘出したそうです。そうような大腸がんであれば・・・。もうちょっと早くご縁をいただいていればですね、浄霊でよくなるんですけども、もう手術した後にご縁ができた人なので、まぁなんとも残念なんですけども、「手術後、抗がん剤治療を医者からすすめられているので、どうしようか」ということで、ちょうどそういう悩みがあって、高雄さんに相談をしてきたので、高雄さんがその友達のところに言って、お母さんのところへ浄霊のことを話しに行ったのが3月の終わりだったんですね。

これは少しお話したように、その時にちょうどお父さんの兄弟の奥さんが腕を折ったけど、「人間には治る力があるんだ」といって、自分でこう引っ張って、添え木もせずに、少々腫れたけど、全部くっ付けたという(笑)ツワモノというか、すごいご婦人がいて、「痛くないんですか?」と聞いたら「いや、痛いに決まってるでしょ」と。(笑)こんなすごい人が東北の地にはいて、そのことを、お兄さんが来て「うちの家内は自分で治しちゃったよ」という話をしたので、なかなか言い出せなかったけども、「この抗がん剤治療をするよりも、浄霊に頼ってみないか」という話をしたら、「じゃあ骨折も治せるんであれば、自分の力で治せるんであれば、浄霊に頼ってみよう」ということで、「浄霊力拝受お願い」をされました。そして、体力もついてきたので、6月の地上天国祭の前の川崎の月次祭にですね、ご家族で東北からお参りに来たんですね。

そして、勉強会の中でいろいろ話をして・・、ガンになるということは、今回の『栄養』の問題からすると食べ物ですが、大腸がんの場合も食べ物で、とりわけ、小腸が働かなくなる食べ物やサプリメントを中心とした話をすると、「こういうサプリメントはダメですか?」といろいろ飲んでいまして、それで「これもダメなんですか?」と。

「そういうものを飲んでるために、小腸が動かなくなって、(今回御論文に書かれてますように)消化器官が中心なので、そこが働かなくなると、相互関係によって、他の所にも異常が起きるという、その通りに大腸が癌化していってしまっているので、そういった食生活をすべて見直すことと、添加物や農薬、化学肥料、そういうものを使用した農業で作ったものを極力なくして、自然栽培で作られたものを中心にして食卓に並べていくという食生活をしていただきたい」と。

それから御主人に「浄霊を一日どれだけして下さい」という話をしたら、御主人もなかなかですね、博学な人だったんですけども、いろいろな話が一つ一つ納得できて、今福島の地でですね、食事も切り変えつつ、浄霊もしっかりしてるという報告が地上天国祭の後に高雄さんから入って来たので、その一部分を書いております。

 

みんな発表して終わるんではなくて、発表からさらに新たなスタートを皆さん歩んでおりました。

 

世界布教はアメリカからである

楳木代表

それから皆さん方に地上天国祭では報告できなかったですけれども、これが2000年のブラジル硬貨です。

私も奥津城に参拝に行く度に本当にガッカリするんですけど、その・・・ものすごく奉仕が行き届いてない。掃除とか、それからお花もドンドンドンドン品のないお花になってきているし、どうしてこんなことになっているんだろうと思いながら掃き掃除をさせていただいて、ベンチを持ちあげた時に、板が外れたんです。もうなんでこんなのを奥津城に置いているのかというぐらい、板の釘がもう錆びて、持ち上げただけで、ボンと板が外れて、こうやって持ちあがって、これは申し訳ないと思って、ちょっともう一度釘を打ちつけて、そして掃き掃除をして、また置くのは置いたんですけど、木が朽ちてしまっている。

そんなのを奥津城にずっと置き続けているという、その東方○光教団が管理してるんですけど、その信仰姿勢たるや、“もう地に落ちてしまっている”とそう思いながら、時間の許す限り掃き掃除をさせていただいたんですけど、その時に崩れた椅子の足元から、この硬貨が出てきて、ブラジル硬貨の2000年ですので、御光なしの浄霊を開始した年の硬貨で、しかも10セントと書いてますので、十ですので、「この御神業はひとつ結ばれたんだ」と、メシヤ様からそういうメッセージをいただくために、その硬貨を与えてくださったんだろうと思いました。

ですから2000年というのと10という数字がですね、非常にメシヤ様からいただけたという思いで、これまでの動きは結ばれたんだと、これからさらに百を目指して御神業が完成するような方向に一層進めさせていただきたいというふうに思っております。

 

支部長代理

ブラジルというと、日本の裏でしたか?

 

楳木代表

そうそう、だいたい真裏ぐらい。

 

支部長代理

そういう海外というのも、そうですし、ブラジルと考えますとね。

 

楳木代表

ねぇ、わざわざブラジルの硬貨がそこに落ちているというのがね。

 

支部長代理

そうですよね、2000年の10円玉でもいいわけですけど、わざわざブラジルの硬貨が落ちているということですね。

 

楳木代表

海外布教で、だいたい成功したというのは、ブラジルとタイだけなのでね。

そういうことで地上天国祭の時にも、アメリカ布教をこれからやらせていただかないといけないことを、〇〇さんとのやりとりの中でだいぶん見えてきましたので、それでキリスト教の背後に流れている・・・、それがこの『キリスト教と善悪』という、これが366ページですので、これが世界布教の原点になっていきますので、これをやっていかない限り、いわゆる先月拝読した『暗黒界に一条の光明が射し初めた』んだけど、今、閉ざされた状態になっている。

この閉ざされている状態は、弟子達がこの御論文を隠しているからです。この御論文に基づいて、「あなた方の信仰には実は隠れたものがあるんだから、そこに気づいていってもらいたい」ということが世界布教なんだと。“浄霊をしていくことが世界布教だ”とみんな思っているんだけれども、御浄霊はその教えが間違いないという証として御浄霊があるわけですので、知らせていかないといけないのは、この御論文なわけですね。

だからその辺を踏まえて御浄霊をいただくとですね、大変な奇蹟が起きてくるので、それは尊いことなんだけれども、その奇蹟を見せて下さる御存在はこの御教えを広めるということですので、そうしたところに気づいていく人が一人でも増えて、そして、世界にメシヤ様の御光が行き渡るような、そういうことを世界布教の中でやらせていただきたいな、という、そういう固い決意を固めさせていただいたのが、今年の地上天国祭でもありましたので、それをより一層支えようと・・、眉間にしわよせないで(笑)難しいなぁと思わないで、“そうなんだ”と思ってね、首をタテに振っていただきたいと思います(笑)。

 

支部長代理

まぁアメリカの勇者たちですので(笑)

 

楳木代表

これ(ブラジル硬貨)、全国見せて回ったら、ここ(一銭、五百円硬貨が入っている御額)に入れておくから、端っこにね。みんなに1回見せて回らんといかんのでね。

それでは、何でも・・

 

「肉」と「食べる割合」

受講者

いいですか?

 

楳木代表

どうぞどうぞ。

 

受講者

一般社会では、だいたい魚と肉とかで分けますけど、メシヤ様の御論文だったら、(日本は)魚鳥で一区切りで、(外国は)牛や豚というふうに分かれてますよね。鶏肉はどちらかというと肉というよりも、魚と一緒な(魚鳥区切りの)感覚で考えさせてもらったらよろしいんでしょうかね。

 

楳木代表

そうですね。

 

楳木代表

そうなんですか!(嬉)

 

楳木代表

うん、特に日本ほど、鳥の種類が多いのと、渡り鳥がこれだけ来るという国というのは、日本固有・・・、日本の特徴としては、そういうものがあるのでね。古来から魚と鶏肉は食べて来たのでね、

 

楳木代表

鶏肉としてウサギも食べて来たんですよね。

 

楳木代表

そうです。だからウサギも食べる時に、羽をつけて、1羽2羽というふうにして、ウサギは食べるために呼び方を変えたわけです。あれは1匹とか1頭とか数えないでしょ。

今スズメとか食べる方がゲテモノ食い扱いされるけど、我々子供の頃、冬になると罠をしかけに山の中ずっと入って行って、竹をこう曲げて、竹をこう組んで、それに糸を垂らしてこう上げて、ここにもう一つ竹を入れて止めておいて、ここに餌を置いておくと、だいたい鳥が突くとバンッと落ちて、首がしまる。それを持って帰って熱湯かけて羽根をむしって食べたりとかね、我々子供の頃はね。

 

支部長代理

活けどりじゃなくて、首が、結局締まっているから死んでしまっているんですか?

 

楳木代表

うん、だから死んでしまっている、だから毎日見に行かないと、肉が傷んでしまう。まぁ冬だから雪が降ってるから、そう傷まないんだけど、まぁ毎日それが日課です。

 

楳木代表

美味しいんですか?

 

楳木代表

だって鶏は美味しいでしょ。

 

受講者

鶏は美味しいです。

 

 

楳木代表

(同じ鳥でも)鶏よりも野生だから、もっと肉は締まっていて、そして食べるところは少ない。少ないから少量味わうというぐらい。

 

楳木代表

食べにくいですよね。

 

受講者

唐揚げで、昔食べたことあります。

 

楳木代表

唐揚げでね。

 

受講者

その・・・、頭脳労働のためには、魚や鶏肉で充分ということですか?

 

楳木代表

うん、充分。

 

楳木代表

豚肉とか牛肉とかは、あんまり必要ない?

 

楳木代表

あんまり食べないね。あれ、食べ過ぎると、日本人の小腸は西洋人より長いので、だから途中でもう消化が済んでしまうので、カスがずっと溜まっていってしまうわけね。牛肉とかの方が消化が早いので、早くカスになってしまうので、それが小腸にずっと残っていってしまうので、それを押し出すのに、みんな便秘になってしまっているわけです。

 

受講者

若い人のスタイルが良くて、西洋風になってきているのは、肉食を少しずつ日本人が食べるようになってきたから、体型が変わって来ているということですか?

 

楳木代表

そうですね。向こうの人の体形にね。

 

楳木代表

腸が短く?

 

楳木代表

腸はそんなに、

 

受講者

短くなってきているということでは、ないんですかね。娘とか、私と身長が同じ時から、かなりウエストが上の方にあって、(突然変異のように)全然もう違う体型だなぁと思って。

(父親の家系は菜食中心、母親の家系は一般家庭よりも魚と鶏肉、動物性クッキー、牛乳が多かった。母である質問者が生まれてからは、野菜より肉を大目に食べていた)

 

楳木代表

まぁ○○さんも違う体型だけどね、日本人よりも。

 

受講者一同

(笑)

 

受講者

いやぁ私、すごく(いわゆる腸が長いからといわれている胴長で)寸胴なんです。

 

支部長代理

今の話でなくて、昔は?

 

楳木代表

そう、若い時はスラッとしてたんじゃない?

 

受講者

スラッとしてたかもしれないけど(細身だったけど)、(モンゴロイドの特徴である胴長で)寸胴なままだったんです。

 

楳木代表

じゃあ、お子さんの方がもっと足が長い、と。

 

受講者

ええ、そうなんです。

 

受講者

あの~鯖なら鯖で、鯖が一番よく獲れますので、毎日食べても、あんまり影響はないんですかね?

 

楳木代表

それはここに、割合が書いてあるでしょ、一番最後に。それは毎日食べてもいいんだけど、割合を考えていくということです。だから、農業の人は8(野菜):2(肉)とか7(野菜):3(肉)の割合で食べて、そして頭をよく使う人は割合をもうちょっと(肉を)増やしてもいいということ。

 

受講者

鯖なら鯖一種類というか、毎日、毎日というか、そればっかり食べてもいいんでしょうかね、魚ならいろいろ種類がありますけれども、

 

楳木代表

それは構わないと思いますよ。

 

受講者

別にそれはありですか。その・・鯖が一番添加物無いのが多いので、塩鯖とかは塩と鯖だけなんで、よく食べてるんですが、安いし(笑)。

 

受講者

青魚はいいってね、メシヤ様もね。

 

楳木代表

ええ、昔はこんな鍋にね、鯖を、トロ箱に買ってきて、ぶつ切りにして、味噌煮込みとか、それから醤油で煮たりして、それ何日間も食べた。我々、田舎の方だったからね。だから魚屋が活きのいい魚をトロ箱で2つぐらい持ってきて、それをその場でぶつぶつ切って、こんな大きな鍋で煮込んでね。だから料亭で煮こごりって結構高いけど、家の方は、煮こごりを最後に食べてね、贅沢な煮こごりが出来あがっていた。

 

受講者

白いごはんに乗せて、

 

楳木代表

ええ、乗せて食べてたね。だから(肉の)割合は、頭の使い方と肉体の使い方で、決めてやっていただきたいと思いますね。

 

支部長代理

そのなかで朝昼晩というふうに分けていって、そしてトータルしての割合ですから、(○○さん)今だったら(トータル)5:5ぐらいの割合でいいんでしょうかね。

 

受講者

夜は7:3になってしまいます。

 

楳木代表

トータルで、だからね。トータルで考えていくんです。夜は夜でね、朝と昼を考えればいいということですね。

 

受講者

そんな朝昼に、お肉なんて食べてないですけどね。

 

楳木代表

だから食べてなければ、食べてないでいいんです。無理して食べる必要はないからね。まぁその(自然な食べ方の説明の)ためにこのクーリーの話とかそういうことをしているわけだからね。本当は(自分に相応しければ)ご飯だけでもいいんです、もっと言えば松葉だけでもいいんです(笑)。

 

受講者一同

(笑)

 

「食と健康」をいろいろ語る

受講者

食糧危機だったら松葉だけでもいいということですね。

 

楳木代表

そう、しかし松葉食べたらいいんだけど、それまで何年間か訓練しておかないと慣れないから、急にやったらおかしくなっちゃうね。

例えば我々がタケノコを旬だからといって毎日タケノコばかり食べていると、ちょっと胃がおかしくなったりするじゃない、あのアクによってね。だから、松葉のアクたるやもっと凄いから、胃をまず相当鍛えておかないとね、食べれるようにはならない。

 

受講者

昔のお坊さんなんか、ほら生き仏というんですか、食事をずっと変えていって、それこそ生きミイラになっていくという、食事でずっと体を変えていきましたよね。生きたままミイラになるというお坊さんがね。

 

支部長代理

だから胃を活性させていかないと、元気になっていかないのでね。元気だったら、ああいう松葉とか、ああいうアクの強いものも食べれる。(年いって社会活動を終えたら、)だからまぁできるだけ単食にしていって、胃の消化機能を活性化させていって、そして、(ミイラに)挑戦してみたらいいですよね(笑)。

 

受講者一同

(笑)

 

楳木代表

是非実績を報告して下さい(笑)。

 

受講者

支部長代理、今すぐできるんじゃないですか?(笑)

 

受講者一同

(笑)

 

支部長代理

今、米と、何もない時は、梅干しの実はもう食べてしまったのでその汁で食べてますね。

 

楳木代表

ただ頭も使わんといかんので、時々皆さん差し入れしといて下さい(笑)。

 

支部長代理

ええ、○○さんと○○さん差し入れして下さるのでね、特に、甘い物を冷蔵庫に入れていって下さるので、うれしいです。おかずもですけどね。

 

楳木代表

ただですね、東京オリンピックを開催した時には、大会競技中、ミスが1回もなかったんですよ、東京オリンピックはね。しかし札幌オリンピックということになると、国旗と国歌を間違えて演奏したり、掲げたりした。時代が進むと、そのミスが増えてきているんです、日本はね。

これはおおよそ食事の問題があると言われています。西洋化していったためにミスが増えてきていると。ですから現代人のミスは、そういう食べ物が主たるものがありますね。東京オリンピックから経済成長期に入っていったので、食事が西洋化してしまったということですね。だからミスをおかさない生き方をするためには、オリンピックよりも前の食生活に、まずは戻すというのが大事なんですね、ミスだらけの人は(笑)

 

受講者

やっぱり楽しむということも大事ですよね、食事をね、神様が与えてくれたものですからね。

 

楳木代表

そうですね。今回はこの御論文には書いてないけども、栄養として見るんでなくて、楽しむ、味わいとして、肉とかそういうのを食べるというのは、大いに結構だと。

 

支部長代理

反して(科学的の栄養である味わいの無い)サプリメントですよね。痛みがどうとかにもこういう栄養というか・・、それで思い出すのはマクバガンレポートですよね。あれがフォード大統領の時でしたかね、あの~栄養問題委員会といったものを立ち上げて、マクバガン上院議員さんが、世界各国ですよね、調査したと。

大統領は「これだけ医学、医療が発達したけれども結果としては全然目的を達していっていない」ということで、「世界各国を調べよ」ということで、五千枚でしたかね、だからだいたい50センチくらいですね、世界の有識者達に調べていただいたのを、フォード大統領に提出したと。その中で、やっぱり栄養についてこういうサプリメントで補って行こう、というような病気対策になっていった面がありますよね。

非常に医学的な栄養の捉え方をして、「こういうものが足りないので、こういうものを補うと糖尿病にいい」ということで、「そうしたら病気が未然に防げたり、あるいは病気が治っていく傾向にいくのではないか」ということで、サプリメントが非常にのし上げられたということを、今思い出したんですけども、今、それが日本においては、健康日本21といって政府の方が主となって、日本の国民に「こういう食生活のあり方をしましょう」ということで、その中で今○○さんが話ありましたけど、今食育では「理想的な栄養をとるために30種類ぐらいは食べましょう」と言ってますよね。

それこそ御論文を読ませていただくと、あんまり別にどうこうする必要はないんだと、(体内の自然栄養不足はひとそれぞれ違うので)食べたいものを食べたいだけ食べたらいいということですよね。食べたいものを食べたいだけ食べたらいいということを考えると、今政府がやってるような・・食指針と言われてますけども、それが随分違ったところも半分くらいあるんじゃないかと思いますね。今世の中は、そういう自治体にしろ、CMもそうですけど、そういうものに則って非常に国民の方にある意味洗脳してきている部分がありますのでね。

これを、こうして御論文に返していきながら、一つずつ具体的に今言ったように覚えておかないと、一つずつ間違いに対して御論文に照らし合わすということができませんので、しっかりとやっぱり・・、この御論文は随分長いですけど、大事な部分が多いですのでね。

 

楳木代表

是非そういう作業をね、皆さんと一緒に、いわゆるミニメシヤ講座みたいな形で勉強会をやっていっていただきたいと思いますね。

 

「食と健康」をいろいろ語る②

楳木代表

私より年上の人達は、冬でも靴下履かなかったでしょ、子供の頃。

 

受講者

履いてました。

 

楳木代表

履いてた?お嬢様だったんだね(笑)。

 

受講者

いえいえ(笑)。

 

楳木代表

まだ私が小学校に入るまでは着物を着てました。

 

受講者

あ~そうそう、着物来て足袋履いてましたね。

 

楳木代表

着物着て、すねが、これくらいまでの着物しかなかったので、下着の上に、その着物を着て、そして、真冬は袖なしというのを上に着たけど、後は雪が降ろうと、何しようが、下駄を裸足で履いていましたね。手がかじかんでても、ずっと外で遊び続けていました。それぐらい寒さに強かった。昔、粗食の時は・・・。

今はもう、真冬は靴下も2枚履こうかというぐらい寒がりになってきています。これはやっぱり食事、菜食と肉食との違い。そういうことからきているのではないかなと思います。

 

支部長代理

結局、結構菜食すると、暑さにも強くなりますよね。

 

楳木代表

両方どっちにもね。

 

支部長代理

どっちにも強いです。

 

受講者

今、平清盛という大河ドラマをNHKでやってますよね。ああいう時に、御簾というんですか、戸がないというね。昔の屋敷では、“ほんまかいな”と思うけど、昔というのはああいう状態でしょうね。昔の人はあれで平気で居れたんやなぁと。やっぱり身体自体が、それで順応できてたんでしょうね。だいたいが寒冷化の時代やったらしいですね。これからまぁそういう寒冷化に入っていきますけどね、それがあの時代にあったわけですもんね。平気で居れたわけですから、これからさぁ我々はそれに向かっていっとるのに、耐えられるかというね。

 

支部長代理

野菜に切り替えていかないと、越えれないですよね。

 

楳木代表

だいたい昔の家はですね、あの~障子だったでしょ、障子の外に、良い家は雨戸がついてたけど、雨戸のない家は障子だけだった。

 

受講者

ガラスもないんですか?

 

楳木代表

ガラスがないの、まだね。

 

受講者

ガラスもないんですか、そしたら雨が入ってくるね。

 

楳木代表

雨が降っても大丈夫なように、軒がこんなに長かった。軒が今のようにチョビッとしか出てないのじゃない、ずっーとあったから、だから障子だけでも大丈夫。台風がきても大丈夫。台風がきた時は板戸を立ててたけど、それ以外はだいたい障子。

 

受講者

雨戸がなかったんですか?

 

楳木代表

雨戸のない家もあった。

 

受講者

あった!・・

 

受講者

今主人の実家で、今でこそ、何十年か前にガラスのなかった時代に後からガラスを入れて雨戸も入れたらしくって、しかし最初は、全くその障子の外に廊下だけがあって、他に何もなかった。風も吹きぬけ状態だったと。

 

楳木代表

そう、だいたい、雨戸がない。サッシが出てきてから、一挙に家というのは変わったけど、サッシが出てこないうちは、ほぼそういう状態ですね。

 

支部長代理

昔は、それと、寝具についても、今みたいに羽布団がないですから、冬とか足が冷え冷えでしたけど、それでも靴下履きませんでしたよね。

 

受講者

昔、もっと寒かったですよね。つららを・・・、大阪でも神戸でも、必ず冬になったらつららを見ましたけどね。

 

楳木代表

九州でも時々1mくらい雪が降ってましたね、昔は。その雪の中に下駄はいて遊んでいたからね。

 

受講者

今ちょっと冷えたら、女性ってみんな調子悪くなるんですよね。昔の人を思うとね・・

 

楳木代表

ここに書いてあるように腰巻一つでパンツはいてないんだからね。そんなスースーしてて真冬どうしたんだろうなと思いますね。

 

受講者

体温がですね、昔の方は戦前なんか女性で37°が平均だったらしいですね。だから赤ちゃんもボンボン産んでたという、健康だったということですね。今の女の子というと34°代でね、ようこんなんでおるわという感じでね。1°下がったら免疫力がガァーと落ちるでしょ、もう体温の低い人はガンになるというね。もう今は、体温というのをホントに冷やす生活ですからね。

 

楳木代表

だから現代において、メシヤ様にこうして御縁をいただいているということは、この上なく幸せだということですよね。こういう真実を知ることができるわけなので、それを知らない人達は本当にお気の毒で、朝でも近所の人に会ったら、「おはようございます。お気の毒様な生活ですね。」と(笑)

 

受講者一同

(笑)

 

楳木代表

いや、それぐらい言わないといけないぐらい、メシヤ様の御教えを知らないで、「本当にお気の毒な生活をされていますね」と声をかけたくなるような、そんな世の中ですね。

 

「聖なる地」が、人心乱れ穢されていく

楳木代表

まぁお気の毒といったらね、東方○光教団もひどいけど、いづ○め教団の平安郷に行った時も、本当にガッカリした。随分出来あがっていると聞いたので、期待して行ったんですけど、あれはまぁひどい。誰が設計して組み立てていっているのか知らないけど、まぁ御庭と言えないような状態になっていますね。

そして、春秋庵の前の池のところ・・、石の間から草だらけ。あそこは写真を撮る時に、もう池越しに春秋庵を撮るというのは一番格好のいい景色。あそこがすべてのような景色なのに、その石のところから雑草が一杯出てるし、それから、大弥勒様が外したままになっていますね。

この前新潟に○○さんという方が来てて、「いづ○め教団は大弥勒様を外してからおかしくなって、日本中おかしくなってる」と言ってましたけどね。

あそこで参拝するのを避けるために大弥勒様を外したような感じですね。

だから立て札みたいな看板が立ててあるんですけど、「ここで祝詞を奏上しないで下さい」と。まぁ書いてるのは仕方がない。近所には聞こえない(笑)とは思うけど、ああいうところは参拝所じゃないということで、向こうの大きい建物(いづ○め教団の研修センター)で参拝してくれという意図なんだろうけど、その立ててる板が、なんとも情けない板に書いてある。合板の圧縮で作った板で、鉛筆で線を引いて、そして墨で書いて、その鉛筆を消してるんだけども、きれいに消してないもんで残ってる。

これを聖地と呼ぶのかというぐらい、その場でたたき割りたいぐらいの・・・。

今、皆さん方に御奉仕いただいてる檜の板のようなの探してきて、そこに、まぁ世界救世教一といわれる書家に書いてもらうんだったらまだいいんだけどね。なんとも言えない板に、それを春秋庵の濡れ縁のところに置いてあるんですよね。

この感覚たるや、もう、いづ○め教団・・・、地の地の下に落ちたという感じの状態です。あの立て札一つだけ見ても、“恐ろしい状態だなぁ”と。“そこに信仰心のかけらもない状態になってるな“というのを、まぁ奥津城と春秋庵を今回拝さしていただいてね、もう情けない気持ちになったから、”やっぱりこの教団改革というのは急速に進めないといけないな“と思ったので、まぁなんとか横浜の○○さんに御尽力してもらって、4代教主様に『文明の創造』を届けがてら、何とか話をしていかないと、「あなた教団潰す気ですか?」というふうに一言いっていかないと、大変な状態になっていますね。

しかし、平安郷には奉仕の受付があって、みんなぞろぞろ来て奉仕してるんですよ。その奉仕の指示を出してる者、・・・誰が指示出してるのかと思うんだけど、肝心要なところを綺麗に保っていかないと、あれこそメシヤ様の時代からある建物と池なのでね、そこを一番最初の状態でずっと維持しておかなければ、他のところはいくら出来上がったとしても、もうあれでは申し訳ないなと・・・。確かに広沢の池のほとりはですね、整理して入口から広沢の池のほとりは綺麗になっているんですけど、肝心要のメシヤ様時代の春秋庵の周辺が・・・。

いくら(春秋庵に)茶室を設計図通りに増築して「うまくいった」かと言っても、もうその作り方が・・・。色が春秋庵の色と、“新築だから色が違うのは仕方がない”と思ったとしても、作り方があまりにも、「いかにも作った!」という感じでね。“あれだったら古材の良い檜とか、そういったいい材料を持ってきて、あまり継ぎ目が出ないような形で作ればいいのになぁ”と思って、あまりにもセンスの無いのに、本当に平安郷に行ってガッカリしてね。

 

受講者

前はですね、○○さんというて○○○○先生がいて、いつも目光らせていてました。それがあの方自体が、ある問題の責任とらされて、今聖地にいないんです。

 

楳木代表

あっそうなの、今京都にいないんですか。

 

受講者

はい、いないんです。今聖地の□□先生なんか、閑職みたいな感じですね。はっきり知らないんですけど、京都にはいないんです。

 

楳木代表

はぁ~そうですか。

 

受講者

あの方がいた時代は、いつも奉仕の方の指示を、あの方がしてました。それ以降私も行ってないもんですから、あの大弥勒様外された時から行ってないので、今どうなっているのか分からないんですけども。○○先生も責任取らされて、結局肝心なトップは知らん顔して、総務部長から総務課長に落とされて、しばらくしたら、聖地にいなくなって、その辺でゴチャゴチャあるんでしょうね。

いづ○め教団自体が大浄化入って、信徒の方はほとんど知らないです。私達が知らせてあげても、そんなの聞きたくないという姿勢がありますよね。

 

楳木代表

そうか、あの人がいないのか。

 

受講者

ですからやりたい放題ですわ。△△さんも首切られてね、そりゃもうメチャクチャですよ、トップはね。組織としては典型的な・・。

 

楳木代表

なるほど、そっか~。まぁ、そういう背景を聞けば、あれだけ乱れているというのが納得できますけどね。なんとも情けない状態で、私もガッカリしましたけどね。その後見せてもらった大河内傳次郎の庭園の方が、よっぽど良かった。

 

受講者

私も行きました、よかったですね。

 

楳木代表

すぐ近くなので、是非足を向けていただきたいと思いますね。あの~・・知らないわね、若い人は、丹下左膳。

 

受講者

その名前は知ってますけど。

 

楳木代表

あぁ~、丹下左膳の役。その役、はまり役だった人。その人が若い時、何年もかけて作り上げたものでね、相当山を登って行かないといけないから、素晴らしい。

 

受講者

それは一般公開してるんですか?

 

楳木代表

千円です。千円だけど、お抹茶つき。抹茶は大したことはない、その接待の仕方でね。それはどうでもいいんだけど、庭園は素晴らしい。

仏教の信者さんだったんですね、あの方は。だからそのお祀りするところ(庵)を中心にして、全体を作り上げている。

だからああいうのを研究しないといけない。メシヤ様の御残しになった春秋庵とか池とかを中心にして、そういう全体をどのように作り上げて、皆がそこに行くまでにどのように高まっていくか、というような。まっあそこは平面なので、なかなか作りにくいかと思うけど、しかし、そういうものを中心において全体をどのように形作っていくかという考え方をしていかないと、メシヤ様を中心にしない限り、良い庭園はできるはずがない。そういうところに思いがいかないのか、なんとも残念な姿を見てしまったんですね。

 

支部長代理

平安郷は、三代様ですよね。

 

受講者

そうですね、三代様のお声で、結構第1期、第2期、第3期というふうにして、1回作ったものを、また壊して第2期に入っていったと。信者さんの御用の場を作るという形でね。1回でき上がったものを、“いやぁ、これではやっぱり“ということで、また壊してしまう。

 

支部長代理

特に明確なビジョンがなくやってみて、まずかったので、もう1回やり直そうという・・

 

楳木代表

いや、だいたいね、いづ○め教団がぶち壊したんですよ。いづ○め教団が「6億円疑惑」をやらなければ、220億を全部京都へ投入する予定だったんですよ。MOA美術館完成した年に220億の余剰金ができたんで、これをすべて京都につぎ込むという計画を練っていた時に、あの「正常化委員会」が立ちあがって混乱してしまって、その220億全部消えてしまった。それで京都は完成に至らなかった。それを今またいづ○め教団がいくらゴチャゴチャやっても・・、(同委員会をつくった)父親がメシヤ会館を壊して、息子が水晶殿を壊してしまったんだから、メシヤ様の設計した、あるいは御計画をしたものを、親子で壊してしまったんだから、メシヤ様に対する信仰というのはどんなものか分からないですけどね。

だからこのまましておくと崩壊状態になっていくので、なんとかメシヤ様が構想されたものを残していく体制にしていかないといけないなぁと思いますけどね。

 

支部長代理

今、○倉教会が千人いたのが、百人くらいしか残っていないらしいですね。

 

受講者

あっそうなんですか。

 

支部長代理

ほとんどがもう・・、病気になられたりとか。

 

楳木代表

教会長の娘さんが百何十世帯連れて、〇船かどっかに出て行ってしまった。

 

受講者

男の教会長さんで、昔信徒代表先生やっとった男子会の○○さんという人がね、いつのまにか、教会長やっとるんですよね。えーなんでこの人が教会長?普通の信徒代表先生だったんですよ。

 

楳木代表

△△先生が定年で辞めさせられたんですよ。

 

受講者

その後に信徒代表先生やった人が、いつの間にか○倉教会長やっとるんですわ、その奥さんも世話人さんで牛耳ってるというね。ですから、あの1派が○倉を権力で、今のトップの○○○○先生自体のを潰して、自分達が上に行こうと企んだみたいです。ですからもっと奥の奥が出てきて、水晶○界とかの信徒を使って出てきたと。そういう過程が今回の浄化で出てきたにもかかわらず、黙ってても自分で崩壊していってるんですね。いろんな民間の方が出られても、いろんな形で買収されて、教会の中でも本当に信仰を求める人達はトットと出て行かれたということですね。

 

楳木代表

ですから今、○倉教会からですね、鎌倉支部の方へ、まぁ大挙してお参りに来ているんです。勉強会にも来てるんです。本来の信仰を、・・・まぁ○倉教会も“元に戻したい”という想いもありつつ、“勉強もしたい”というのもあって来ています。ですから菅谷さん忙しいんですよ、みたまや様から仏壇に移ってもらう遷霊式を頼まれるので・・・、そして彼が誠心誠意、そういう祭事をしていくと皆に喜ばれて、そして、次の人を案内して来たりして、月次祭で初めて会う人がドンドン来ているんです。

今、○倉教会の一番の問題は、裁判費用を信者さんに負担させているんですよ。○○理事長を辞めさせる裁判を起こしててね。

 

受講者

そんなんやってるんですか?

 

楳木代表

ええ、やってるんです。それを「感謝献金」と「玉串」と、別個に「何々会会費」として、皆から集めて、それで裁判しているんですよ。□□先生が定年で辞めさせられたんだから、○○理事長も定年で辞めなさいという、そういう裁判を今起こしてるんですよ。

 

受講者

前△△委員長というてね、あの方も、ありましたね。裁判を支援するということで、信徒さんから日本全国の有志の方から資金集めしてたんですよ。それも裏があって、ポシャンになってしまった。どうなっているのか、僕らも、インターネットで出ませんので、情報がもう全然分かりません。

 

楳木代表

あのいづ○めのサイトも、どうも潰されたような状態になって、全然更新されてません。おかしな状態になってますね。

 

「文明の創造」頒布と「世の切り替え」

楳木代表

まぁ他教団の話が長くなりましたけど、何としてでも『世界救世(メシヤ)教』を復興させて、「本来の御神業」を進めさせていただきたいと思いますね。

その際に、『文明の創造』を大いに・・・、東方○光教団、いづ○め教団、諸々の教団の知り合いの方々に、まずは紹介して、買っていただいて、メシヤ様の御論文をしっかり読む、と。東方○光教団は、行だけを貼って資料作っていますからね。これは天〇〇美会もそうでしょ。天〇〇美会も全文載せないで、この文だけ貼って御神書というのを作ってきてますから、これはメシヤ様が書かれた通りのものを、こうして本にまとめたというのは非常に貴重品ですのでね。

それから○○さんが府立図書館にこれを購入してくれと頼んだので、その館長から私のところに電話きました。「『岡田茂吉全集』に収録されている『文明の創造』と、今回発刊されてた『文明の創造』と同じものですか?」という問い合わせがきたので、「いや違います」と。「まず、仮名使いが根本的に違うので、著者が書いた通りの仮名づかいをして、それに現代人が読みやすいようにルビをキチンとふってあります。編纂方法としては、これらが違うのと、次に、収録している論文で、『岡田茂吉全集』に載ってない論文で『キリスト教と善悪』というのがあります。」と。

最初向こうは府立図書館と名乗らなかったので、“いづ○め教団か、どっかの人かなぁ”と思ったので、「これ以上説明するためには、信仰の世界のことがあるので、どこか世界救世教関連の信者さんですか?」と聞いたら、「いや違います」と言うので、「それでは分からないと思うんだけれども、キリスト教の中に隠されているある教えの仕方を指摘している内容なので、これは非常に貴重な御論文なんです。ですから明らかに『岡田茂吉全集』に収録されている『文明の創造』とは違うものだというふうに受け止めていただきたい。」というふうに答えたんです。

だからそういう動きをしてくれたからこそ、『岡田茂吉』という著者が、どういう意図で書いたものかということを、そういう立場の人に話をすることができたので、これが布教、大きな布教ですから・・・。置いてくれたのが布教じゃなくて、その責任者がこちらに問い合わせをして、そして『岡田茂吉』という御方がどういう意図でこの本を書いたのかを、その人が認識するということが一番大事なことで、本を置くことよりも、その認識の方が大事なんです。

その『岡田茂吉全集』は(府立図書館では)ボロボロになるまで、借りられているわけでしょ。だから、これだけ借りられているという認識の元に、『文明の創造』というのは、こういう意図の元に編纂されたんだということが、図書館のその人が分かったら、何かが話題になった時に、図書館長の会議の時とかに、話をしてくれるかもしれない。どこでどういう動きになって来るか分からないので、全戦全敗のような形で来てるけど、非常に気持ちがいろいろ起きて来るだろうけど、こういう話ができる、ということが実は布教なんだ、と。

だから昭和初期の頃、メシヤ様は自然農法をずっと唱えてきたけれども、もう迷信邪教というふうにずっと言われてきたけれども、しかし、今、その自然農法を、教団より外部の人の方が徹底的に取り組んでいるんですね。

先月島根とか広島を回っている時に、私の認識が間違っていたんですが、限界集落は東北地方に一番多いと思っていたけど、実は限界集落は中国地方に一番多いということを初めて知ったんですけど、その中国地方の限界集落で今何を取り組んでいるかというと、あの耕作放棄の農地を、一つの村は、そこで放牧して牛を飼って乳を搾っている。そうすると何があるかというと、季節によってお乳の味が違う。その季節、季節に生えてくる草によって、その草の味がお乳になって出てくるから、その土地の牛乳というのは季節によって味が違う。この味を味わったらスーパーで売られている牛乳が、いかに管理されているかです。管理するために穀物を海外から輸入して、そして、調合して、味が管理して牛乳が作られている。そこで出来た牛乳を飲むことによって、いかに管理された牛乳を日本国民が飲まされているかということがやっと分かりました、とそこに取材受けた人が答えている。

もう一つ東京とか大阪とかで、レストランをやってた人が、本物を求めるということで、そういう受け入れる限界集落の村長さんとか町長さんが、資金を出して、そして、その畑とか、「作ってくれたら無償で貸す」というそういう政策なので、そこで野菜を作りながらレストランを経営して、村の人達も、そこに食べに行って、何とかやってる。作りながら料理を提供するということで、村の人達はみんなそのレストランの店員さんの先生になって、「この時期はこれを植えるんだ」と。しかも「無農薬無肥料で全部やる」ということを宣言しているので、その周りまでその価値を見出して、無農薬無肥料栽培というのが、限界集落からだんだんだんだん広がって行っている、というのをこの前テレビでやっていました。

それからスーパー公務員という人がいるでしょ。その人が(自然栽培のリンゴづくりで有名な)木村さんとタッグを組んで、今、東北の方の限界集落で自然農法を普及していっている、と。「とにかく休耕地なので、管理さえしてくれれば、無償で貸す」という政策をとっているので、我々も畑を借りたらいくらか払わないといけないけど、限界集落では、それを「キチンと草かりとかしてくれれば無償で貸す」という、そういう政策なので、結構うまくいっているみたいでね。

だから、“世界救世(きゅうせい)教が、「本来の自然農法をやる」ということであれば、そういうところと手を組んでやればよさそうなもんだなぁ”と思いましたが、実際には、世の中の人の方がずっと取り組んでいらっしゃる。そういうのを先月、中国地方を訪ねた時に、ローカルのテレビでやっていたので・・・、九州にいたら見れないんだけど、中国地方にいたから見れたというね、そういうのを見ると、メシヤ様の御教えは確実に広がっています。

だから、我々は『文明の創造』をそこの書店に置いてくれなくても、そこに行って話すということが実は布教になっていってるわけなのでね。ですからまぁ図書館が、どうしても置いてくれなければ、皆で奉仕して寄贈するとか、そういうような方策もとりながら、あの手この手にやっていただければいいんじゃないかなと思います。1時を回りましたので、これで終わらせていただきます。

ありがとうございました。

 

支部長代理

以上を持ちまして、7月度大阪支部月次祭を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 人間と病気」(文創  昭和二十七年)