メシヤ講座no.135大阪(平成24年4月)

<今月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 結核と精神面 」(文創  昭和二十七年)
本文は『文明の創造』102ページに記載されています。

 

【メシヤ講座 枚方支部】

病への恐怖信仰国、日本がトップ

 

楳木代表

前回までですね、結核のことについては、その原因等をメシヤ様は詳細にご説明いただいて、今回は精神面ということを、このように説かれておりますけれども、これがだいたい60年前の結核に関する精神的なものであります。

それが今日ではどういうものに当てはめることが出来るかというと、だいたいですね、例えば人間ドックというのは日本だけがやってます。アメリカとかヨーロッパというのは人間ドックはやっていませんね。そうすると人間ドックを行って、そして結果が出てくるこの1週間、2週間というのは、非常に精神的な重圧があるわけで、アメリカ人とかからすると、“わざわざそういう精神的な負担をかける必要がない};ではないか”、あるいは“症状がでたら検査をするというのは分かるけれども、症状がないのに検査するというのはおかしい”という、そういう考え方で、日本の健康診断を中心としたものについてはそういう評価をしております。

それから今月2日にですね、イギリスから○○○○○○○子さんという一家が参拝されてですね、そして、いろいろな話をしてたんですけれども、この○○子さんという方が日本からイギリスへ行って国際結婚をし子供を産んで、子供さんは7歳と5歳ですけれども、例えばセキが出た時に病院へ連れていった時に、向こうの医者はすぐに薬を処方しない、と。「これぐらいのセキは出ていても何とも無いから、元気で遊び回っているなら学校に行かせなさい。」ということで帰されるので、最初はちょっと違和感があったらしいですね。

というのは日本はやたらと薬を・・・、もう、ちょっと熱が出てもセキが出てもすぐに薬が処方されますけれど、おおよそイギリスとかというのは、薬とかをほとんど出さないので、日本の状態とヨーロッパの状態を見比べた時に、「大変驚いた」という話をしてくれましたけれど、他国の現状は非常に素晴らしい面があるということですね、そういう医者達がみんなの面倒を見ているというのはね。

日本は、「日本人が今陥っている精神病的状態というのは何か?」というと、ちょっとした症状でも不安になるということですよね。熱が出ても、これは自然に熱を身体が出そうとしているんだけれども、ちょっと熱があると心配になって薬で抑えてしまう。それから、痛みになかなか耐えることができないために、すぐに痛み止めを欲しがってしまっていますね。そういうふうに日本人が陥っているところがあります。

それで先日・・・、先日といっても3月31日の日なんですけれども、福島の方から「浄霊力拝受お願い」のファックスが届く前に、福島の方でいろいろ埼玉県から福島まで浄霊力伝授の話をしに行った人から、いろいろメールがきたんですけれども、友達の親が癌で手術をしたんだけれども、その後浄霊を・・、高齢だけれども御夫婦健在なので、お母さんが癌の手術をしたのでお父さんに“是非浄霊力を身につけて、お母さんに浄霊をしてあげてもらいたい”と思って話をしに行ったんだけれども、なかなか言い出せなかったらしいんですね。

「浄霊というのがあるから、この際してあげたらどう?」と、なかなか娘としては言い出せなかったところへ、たまたまそのお母さんの親戚の人が遊びに来てくれて、この人が「いやぁ~家の女房は骨を折っちゃったけど、病院に行かずに治しちゃった」というような話をしてくれたらしいんです。

「えっ病院行かなかったの?」と、尋ねると、「病院に行くから病気になるんだ」と。「病院になんか行って治療するからすぐに病気になってしまうんだから、ひ弱い病人になってしまうんだから、骨くらいは自分でくっつくんだから・・・」と言う話をしてくれたらしいんです。それで実際治りつつあるということなんです。

まぁそれで、その話をしにいった人が、「こういう力があるので、お父さんからお母さんに浄霊というのをしてあげてくれませんか?」と言う話をしたら、「分かった」と。「じゃあおじさんもそういうことを言ってたから、ワシも浄霊をしてみよう」と。

80代のお父さんの「浄霊力拝受お願い書」を送りますから、とメールがきたんですね。その話を聞いていた17歳の高校生も「じゃあ私も浄霊させていただきたいから」ということで、また別便で「浄霊力拝受お願い書」を送ってきました。

この親戚の人がメシヤ様の御教えを知っているかというと、全く知らないけれども、やはり「『日本人は医者に罹り過ぎている。それだからこそ、本来の健康体を維持することができないんだ。』と、そういうことを知り合いから聞いたので、ワシも出来るだけ医者に行かないように心がけているんだ」とそういう話をしたらしいんです。

“そういう人生観を持ってる人が・・、メシヤ様の御教えを知らないでも、生きてる方がいらっしゃるんだなぁ”と思ってね、感心しました。

まぁ、そのように指摘されているように、今、日本人が非常に陥っているところがあります。

 

「病理学」は、医学治療でなく「浄霊」で活きてくる

楳木代表

しかし、一方ではですね、科学はずっと進歩しておりますので・・・、一昨日ぐらいに、いわゆる病理学の研究で、痛風についての発表がテレビのニュースで流れてたのを見ましたか?誰か見た人いますか?痛風の原因は何ですかね?

 

受講者

尿酸?

 

楳木代表

うん、尿酸値が高くなるのね。じゃあ尿酸値が高いから、どこが悪い?

 

受講者

腎臓じゃないですか?

 

楳木代表

うん、腎臓が悪いというのが、今までの通説だったんだけれども、実は、この尿酸を外に排泄するたんぱく質を作るのが、小腸と大腸でも作っているというのが最近の研究で分かってきたらしいんですね。

そうすると、痛風の人を浄霊する時、今までは腎臓を主体に浄霊してたけれども、そういう研究成果が出てくると、大腸と小腸もしっかり浄霊をしておくと痛風にはいい、ということで、浄霊と病理学的な研究成果をくっつけて浄霊をさせていただくと、より効果が出てくると思いますね。

尿酸を外へ排泄する、そういうたんぱく質というのは、小腸と大腸でも作られていること(腎臓で3分の2、腸で3分の1)が、最近分かって来たということなので、これは薬を作るために研究しているけれども、しかし、一方では、我々は薬理学の方面の研究を自分達の浄霊の取り組みに取り入れて、浄霊する場所が・・・、昭和20年代の日本人の生活様式と全く変わってきてますので、“平成24年の浄霊の場所はどこか?“ということを、そういう研究を取り入れながら一緒に浄霊していけばいいということですね。

それから、うつ病や躁鬱病に関する研究成果も発表してましたけど、そういうのも聞いた人いませんか?・・・これもだいたい同じ日ぐらいだったかな、・・・この支部にはテレビが無いからなかなかそういう情報が手に入らない面があると思うんだけれども、「躁鬱病がどうして起きるか?」というと、肉体面だけを見ていくと、この視床下部というのが・・、この首の上の奥にあるこの視床下部が、そういう感情を、非常に躁状態にしたり、あるいはうつ状態にしたりする。視床下部が一応肉体的にはコントロールしている、と。

しかし、この視床下部があまりにもハイになり過ぎた時には、視床下部の少し斜め前の前頭葉の後ろ側のところから抑制剤が出て、そして視床下部の活性を・・、あまりにもハイになり過ぎたのを抑制するということが絶えずコントロールされてるそうなんですね。

こっち(前頭葉後ろ側)からの抑制剤が出にくい状態になった時に、(うつ状態以外にも)躁うつ状態が酷くなってくると・・・。つまり(抑制剤を)分泌する方のバランスがとれれば、このうつ症状とか、そういうのは随分改善されるんだということを学者が発表してました。

(今日まで鬱病と診断した患者の中に躁鬱病の患者がかなりの割合でおり、躁状態の時に抗鬱剤を服用した際に危険な症状が出てしまうことが起こり、そうしたことの改善に努めてきた、と述べられていました。)

その研究の報告と、メシヤ様の『日本人と精神病』を併せて考えると、『前頭葉の貧血状態になった時にそこに憑依しやすい』、とありますね・・・、肉体自体はそういう症状で、その(抑制剤が出にくい)動きが起きて(精神病になって)いるんだということが、メシヤ様の御教えの裏付けとして、科学のその研究が進んでおります。そういうのと合わせて浄霊箇所というのをね・・。

 

受講者

テレビでやってましたね、血液がいってないと青くなって、前面赤くなると血液がいっていると。

 

楳木代表

だから血液がいってないということは、メシヤ様の御教えの(より根幹的な原因としては)頸肩が凝ってるために、血液がいってないので、貧血状態になっている。そうすると貧霊状態が起きて、そういうこと(貧霊のために憑依やバランス機能の異常)が非常に、今は分かり易くなっていっているんではないかなと思うので、どうかそういう・・、最近大阪支部の中の会員専用の座談会のところがあんまり更新していないので、例えば○○さん、そういうのを「テレビでやってました」というふうにすぐに書きこんだり、すぐに情報を送るということをして、絶えず情報交換しながら、この支部としての知識を集積していってもらいたいと思いますね。

「この点は、御教えのこの部分を実証する研究発表だ」というふうにして組み立てていっていただければ、より「我々の取り組みが間違いない」という、そういう確信をもって取り組んでいけれるようになるかと思います。

それから、今日は精神的なものが中心でしたので、例えば昔我々よりもっと前の人達が、いわゆる結核患者が隔離されているところは、こうやって(避けて)走ったというけど、我々の頃は、農薬・・やっぱり登下校の時に田んぼの農薬散布をもの凄くしてましたので、その時農薬まいてる前(を通るとき)は、口を覆って走ったことを思い出しますけどね。今は学校の登下校の時に農薬散布は、あまりしてないでしょうけど、“我々の頃は農薬だったなぁ”というふうに、今回拝読しながら思いましたけどね。御教えでは、特にそういうことを参考にしておいていただきたいと思います。

それから霊の憑依して起きる症状は、後の方に・・・これから『文明の創造』を拝読し続けていくと、次に出てきますので、そちらを予習しながら進んでいっていただきたいと思います。

それからものが分かった人ほど、例えば「65歳、定年退職をしたら、絶対に健康診断は受けない」という人達が今増えてますね。「健康診断は出来るだけ受けない生活をしていく」ということを公表している人達が・・・大学教授達が今そういうことを、よく公表していますね。

それから先月もお話しましたように、癌の手術・・・、まぁ癌になった場合、手術あるいは抗癌治療を受けた人達と、それから癌の治療を一切受けなかった人達の、そのいわゆる余命をずっと追跡調査していった時、大体寿命は一緒だと。手術をしてもしなくても、治療を受けても受けなくても、だいたい寿命は一緒だという結果が出ておりますので、そういうことを知っている人ほど、とりわけ高齢になって癌になった場合は、治療を受けない方がどれだけ素晴らしい余生を過ごすことができるかということを・・、ものの分かった人ほど、そういう話をし始めております。その点、そういうことを言ってくれてる人達もだんだん増えていっているので、“60年前にメシヤ様がお説きになったことが、やっと今、日本人が追いついて、考え方を受け入れれるようになったかなぁという状態になっている”と思いますので、そのように捉えていただきたいと思います。

 

御言葉を勝手に曲げることは、大きな罪である

楳木代表

それから、先月ここでGHQの話はしたかね?

 

支部長代理

いえ、していただいておりません(笑)

 

楳木代表

あっ、してないよね、三重支部からしたんだよね(笑)大阪支部ではしなかった。なんかMOAのね、浄霊のあり方とかずっと懇々と話をしたので、GHQの話をするのを忘れたんですね。

 

支部長代理

主に供養の話、仏壇の話で・・

 

楳木代表

そうだよね、仏壇のことに話がいったのでね。今回それで三重支部から話していったので・・。私が学生時代まで所属してた布教所の、○○という布教所長・・、先生ですね。その方が体験したことを、ここに一番最初に書いてありますので参考にしておいていただきたいと思います。・・もうだいたい読んだでしょ?

 

受講者

はい。

 

楳木代表

今日初めて読む人います?・・・はい、あとの方はだいたい読んだんですね。○○さん読んでない?

まぁ別府市の隣に亀川というところがあって、鉄輪(かんなわ)温泉とか言うのがある。そこに昔布教所というのがありましてね、この布教所は海側にあったんですけど、地下に下りていくと温泉があって、なかなかいい布教所だった。泊らせてもらった時、その地下に行って温泉入って、それから休むという、いい布教所だったんですね。

そこの布教所長が若い時には、宮崎で布教されていて、やっと宮崎の教線が延びて来た時に、GHQから呼び出しをされたわけですね。そして、何で呼び出しを受けたかというと、自然農法をやっていて、しかもその当時は無肥料栽培と言っていたので、GHQが配給していたお米とか砂糖とか、それから化学肥料とか、そういうものを、化学肥料を横流しして、そして儲けてるんではないかという嫌疑をかけられて、その○○先生は引っ張られたわけですね。

そして、GHQの下の進駐軍の将校が「横流ししているんじゃないか」と言われたので、「とんでもない」と。「我々は信仰者としてやっているので、横流しして儲けるようなことは絶対ありません」というふうに答えて、そして自然農法のこととか、それから浄霊で御守護いただいている話とかをずっと説明したら、その将校は「よく分かった」と。

「じゃあ、あなた自身は横流しをしていないというのは、よく分かったけれども、ところで信者さん方はみんな農家は自然農法に切り替えたんだろうね?」というふうに、将校から逆に質問されたという話を我々も若い時聞きましたけどね。

「いや、なかなか切り替えが難しいので、やってる人は少ないんです」と。

「それはおかしい」と。「救われたならば、その教組が説かれた教えを実践するのが信者なので、それを実践していないということは、神様だけ利用してやっているというのは、キリスト教からすると大きな罪を作っていることだから、けしからん!」というふうに咎められたというのです。

咎められたということを、帰って主な信者さん方に話したら、「あ~、なるほど、明主様から救われたのに、教えを実践していないというのは、本当に申し訳ない」というふうにその将校から教えられたということで、その地域は一挙に自然農法を実施する人が増えたんだということを、高校時代に話を聞いていたんですね。それをある書物を読んでいる時に急にそれを思い出したので、三重支部から話し出したんですね。

それをMOAに当てはめていくと、メシヤ様は『薬禍薬害』という御教えを垂れて、そして・・・、MOAは今救世主と言ってるんでしょ?

 

支部長代理

メシヤであられる明主様と(笑)

 

楳木代表

メシヤであられるというところまでいっているのに、メシヤ様は一番『薬禍薬害』を唱えているにもかかわらず、「薬を飲ませているという現状は、大罪を犯しているんだ!」というのを、GHQ側がもし今も占領していたら徹底的に追及するんではないかなぁと思いますね。

実はこういう逸話は、戦後一杯ありました、あちこちでね。とりわけメシヤ様も米軍の基地から車の修理部品とかを購入したりしてたので、米軍と随分お付き合いをする中で、キリスト教的な信仰形態というのを随分その時に学んでおられます。それから先達の先生方も、いわゆるキリスト教という・・、日本はそれまで創唱宗教というのは、終戦までなかなか弾圧を受けていたためにキチンと形を整えることができなかったわけですね。

神道を中心にした宗教団体と、それから仏教を中心にした信仰団体で、だんだん自然発生的な信仰形態を日本はずっと続けてきておりました。それで「一人の教組が説いた教えを、その信者が守りながら幸せになっていく」という信仰形態というのが、戦後までなかなかなかったんですけれども、そのキリスト教徒である米軍の人達から信仰のあり方について、先達の人達は随分叱責を受けたみたいです。それでそういうこともあって世界救世(メシヤ)教というのを開教していこうという話に、だんだんなっていったんですね。

しかし、残念ながら、ここに書いてありますように、それほど「教えを実践しなければ罪を作る」というふうに教えられたこの○○先生自身も、教団浄化した時に体制側についてしまった。間違いを犯している方。正そうという姿勢を持つことができなかった・・・。これはですね、やっぱり一元化でですね、サラリーマン化してしまったために起きたことです。そういうことをここに書いてありますので参考にしてもらいたいと思います。

それではいつものように、質疑応答で、勉強会を開いていきたいと思います。

 

メシヤ教新本部について

楳木代表

その前に、今度5月5日の「御神体御奉斎記念式典」から本部は移転することになりまして、本部の施設がだいたい370坪ぐらいの敷地で、その中に60坪の平屋の屋敷が建っているというところに移ることになりまして、皆さん方からいろいろ御奉仕をいただき、なんとか購入するところまで漕ぎ付くことができましたので、これからそこを中心に御神業を推進していきたいと思います。

(iPadで御本部写真を見せながら)ここを動かすとポッポッと見えますので、順番に見て回して下さい。

これは見ながらお話を聞いていただければいいですけど、実は三重支部と広島支部と、それから鎌倉支部、この3つの支部はですね、新しく御神体をお迎えするについては、今まで一間床とか、そういうところの御神前を改装して二間床にして、そして中央に御神体を御奉斎して、こちらのように(向かって右側に)メシヤ様の御尊影を御奉斎して、そして、こちらに(向かって左側に)大黒様はお鎮まりになるという、この丁度二間のお床にしているので、本部だけが昔ながらのですね、3つに割れて中央に御神床、そして(右に)脇床、(左に)脇床という、そういう御神前でしたので、“申し訳ないなぁ”と思ってですね、少しずつ皆さん方から献金していただいたり、お玉串をお届けいただいた中から活動費を節約しながら少しずつ貯めてきて・・・。

そして、総檜で作っても大丈夫くらいにお金が貯まったので、3月に大工に依頼して、来たる5月はその新しい神床で祭典を開きたいと思って、大工を呼んでそして依頼した翌日に、その物件がでてきたんですね。

その大工は都合が・・・、「ちょっと今仕事が詰まってて、仕事がなかなかできない」ということで、私の同級生の建築設計士から宮大工を紹介してくれと頼んでいたところ、「いや実は、そこにそれだけお金をかけるんだったら、この物件がありますよ」という話が出てきましたので、「じゃあ1回見てみようか」ということで見にいったら、「この建物は改装すべきところがあれば、材料費だけで全部やりますから、買って下さい」という話が出たので、“材料費だけで、大工の手間賃がいらなければいい話だな”というところから、だんだんだんだん盛り上がって来て、そしてわずか2週間ぐらいで皆さん方の誠で、ですね・・。

実質的には、土地が二つに分かれていて・・、駐車場スペースはちょっと離れて道路の向かい側にあります。本体(御本部敷地と建物)だけ買うだけはだいたい目処がついたので、駐車場スペースは6月くらいまで待ってもらって、この2つを買うことのできる目処がついてきましたので、契約はして、私が出張から帰ってから、まず家屋側の土地と建物のお金を支払うというところまで、今漕ぎつけております。後もう少しで駐車スペースも買えるので、まだ余力がある方はご奉仕を上げていただければ、大変ありがたいと思います。

とにかく“御神床を整えていこう”と思ったら、そういう物件が出てきたので、“これはもう神様がここをいじるよりも、そっちでちゃんと用意してある”というふうに、そういう御神慮があったんではないかなと思ってですね、そして、わずか2週間くらいで、だいたい目処が立ったので、信者さん方の誠に非常に感謝しているところであります。だから大阪のこの月次祭の時には(正式に)まだ話してなかったのですが、まぁ実際にはそういう流れでした。

それと2月の時(今年の節分祭・立春祭)に、もう玄関に靴が溢れちゃって、木原さんに先に来ていただいて靴置き場を準備してくれてたんだけど、靴を置ききれないくらいになって、これは靴箱だけは建具屋に作ってもらおうと思って、それも発注したばっかりなんで、こっちはもうキャンセルできないんですね。だからこの前(御本部に)帰った時に、一応新しいところに合うサイズに修正して置いてもらうように、今頼んでやり変えてもらってます。だから今度は参拝に来られて、何人来られても靴が全部ちゃんと納まるような形を、やっととることができましたので、是非5月5日の日は御参拝に来ていただきたいと思います。

御神床はですね、床板から框(かまち)、それから天井、天井の梁まですべて檜が揃いましたので、それで御神床を作り上げて、そして、正面にお御簾をかけて、その奥に御幌(みとばり)と言って、通称ミホロ、ミホロというふうに救世教では言ってましたけど、御幌(みとばり)を前にかけて、その奥に御神体と御尊影がお鎮まりいただくということになっています。その御幌(みとばり)より前に大黒様を御奉斎するという形をとりますのでね。今大工がやってる最中ですけど、非常にいい神床が出来上がるんではないかなぁと思います。

残念ながら(現在物件の御床は)真中にこう(立派な)床柱がドーンとあるのでね、あれが横にあってくれればよかったんですけどね。この床柱を左側にくっつけて、後は全部檜で作っています。

で、框(かまち)は、今ケヤキなんですよ。ケヤキの木を使っているんだけど、檜よりケヤキの方が高いんです。だから大工はね、「全部、檜でやる」と言ったら、「あ~大分材料費が安くなります」(笑)と。ケヤキの二間というとなかなか材料がなくて、「それはちょっと難しいかもしれませんね」ということだったけど、「一応檜はある」ということなのでね。

お御簾の柄は菊の十六弁の、菊の紋章を入れるように伊勢神宮の側の業者に一応頼んだ。それは大工じゃなくて、私が個別に注文して、それと(個別注文の)御幌(みとばり)とセットに並ぶように、私は発注しましたので、私がつけんといかん、帰ったらね。(笑)

 

楳木代表

誰も1回も住んでないんですよね。

 

楳木代表

住んでない。

 

受講者

パッと見ると、観山亭みたいな感じがしました。

 

楳木代表

あ~なるほどね。

 

受講者

これは鶴翼の陣ですか?

 

楳木代表

鶴翼の陣ですね、春秋庵にも似てますね。ただ春秋庵の場合は玄関が逆に・・、横側についてるからね。もう土建屋がですね、贅の限りを尽くした木を使っているのでね。玄関もですね、玄関の一枚板がこのくらいの厚みの階段になっています。だから、“よくも、どこからこんな材木を見つけてきたかな”と思えるようなものを使っているのでね、“大変玄関入る時も気持ち良く入っていただけるんではないかなぁ”と思います。

 

受講者

最寄駅は、豊後森ですか?

 

楳木代表

ええ、豊後森です。

 

受講者

歩いてでも行けるところですか?

 

楳木代表

歩いては来れない。いや~、歩いても道は繋がっているの(笑)だけどね、車で6分ぐらいだから、やっぱり結構距離があるから、まぁ40分から50分くらい歩かないといけない。

 

受講者

いい運動になりますね、ウォーキングの

 

楳木代表

うん、まぁいい運動になるけど数人でタクシーに乗っていただいた方がいいんじゃないかなぁと思います。

 

受講者

御神前のところの下(御床)というのは、それは?

 

楳木代表

それは畳。

 

受講者

それはやはり御神前というのは、

 

楳木代表

こういう風に(大阪支部のように)、檜を使ってないところは畳を敷くと格が上がるのでね。だから畳を敷いて・・、できれば(御床も含め)総檜でした方がやっぱり理想なわけです。でも畳を敷くと位が上がるので、そういう他の材質を使った時は畳がいいということです。

 

受講者

畳よりも檜がいいんですか?

 

楳木代表

それはもう檜がいいですね。

ただ伊勢神宮が20年に一度式年遷宮をしますよね。あれは何故かというと、大きい一木を使うと、乾燥してくると檜はどうしても曲がってきたり、縮んできたりと、いろんなことが起きるので建て替えないと形がいびつになってくるわけです。

だから木の板を・・、これぐらいの木を框(かまち)のところにドンと置いてもらおうかと思ったけど、そうすると乾くとぐぅーとなってしまうということなので、一応框(かまち)を1本置いて、その下に、はめ込みの檜の板でつなぐような、そういう形式をとったんです。それで私が乗ってお掃除してもいいように、しっかり耐久力をつけてくれるように頼んでいるので大丈夫と思うけどね。

その他、この文章の中身でもいいですので、確認したいことがあったら・・、

 

本当の自然農法について

受講者

すみません、このGHQのお話で、この頃はみんな無肥料栽培と言っていたんでしょうか?

 

楳木代表

だいたいこの頃は、無肥料栽培、と。

 

受講者

あ~そうですか、それで亡くなられてから自然栽培になったんですか?

 

楳木代表

いやいや、占領軍がまだいる頃は、(無肥料栽培は)です。だけど、御教えで後半(後期)に、自然農法、というふうに出てきてるでしょ?

 

受講者

私自然農法という御教えしか知らなくて、無肥料というのをあんまり・・、木原さんから聞いて、私知らなかったものですから・・。でも(御教えに)無肥料栽培と書いてあるから、ということですから、昔は無肥料、無肥料と言ってたんですね。

 

楳木代表

それから農薬もそれほどなかったからね、戦時中は。物がない時代は、農薬もまだなかったので、だから無農薬無肥料栽培というところまでいかなくて、肥料を使わない無肥料栽培と言っている。それで農薬が出てきてから、

 

受講者

化学肥料も前なかったし、ということですね。

 

楳木代表

うん、そうそう。

 

受講者

糞尿をやってたということですよね。

 

楳木代表

うん、糞尿をやってたのでね。

 

受講者

糞尿を使わないので無肥料と言ってたということですね。

 

楳木代表

うん、そうそう、そういうことです。

 

受講者

GHQが、その糞尿を戦前使っているから、虫が湧くから、GHQが化学肥料を・・

 

楳木代表

そう、化学肥料を持ちこんできたと。

 

受講者

あっそうなんですね。

 

受講者

私今まで読んでなかったんですけど、メシヤ教のね、中の方針というか、その中に自然農法と書いてあるんですけど、ほんとは無肥料なんでしょうかね。方針にしていくというと。

 

楳木代表

自然農法ですよ。

 

受講者

自然農法でいいんですか。

 

楳木代表

ええ、無肥料だけではいけないので、無農薬が入っていないといけないから。

 

受講者

あっそうなんですか。

 

楳木代表

だからそういう言い方をする場合は、無農薬無肥料栽培、にしないといけない。

 

受講者

無農薬無肥料栽培。

 

楳木代表

それを自然農法ということで、統一していって、呼称になっていったわけなのでね。

 

受講者

自然農法というと、いろいろ中身があるので、もっとキチッとした自然農法の……

 

楳木代表

御教え通りのね。

 

受講者

御教え通りの自然農法、ということで・・・、はい。

 

楳木代表

この間○○さんといろいろメールしてて、玄米酵素のお話を聞いてたんですけれども、今一般的には無農薬というと、玄米酵素のようなものを入れていても無農薬という感覚があってね。○○さんから聞いてインターネット見てみると、土づくりのためにそういうものを入れると化学肥料を使わなくて済むという、だから健康にもいいんだと一杯書いてあって、けれども何が違うかというと、それを使っていくと、結局御教えに基づくとそれは生命力のない土になっていって、サプリメントのようなもので、それを入れないとビタミン剤を入れないともう体が作られないというみたいになるんだろうなと思って、そこら辺の違いがあるのだなということが改めて分かりました。

 

受講者

だからそっちは有機栽培ということになってきますね。

 

楳木代表

あ~有機栽培

 

支部長代理

無農薬だけじゃないの。

 

受講者

無農薬プラス、肥料は玄米酵素。

 

楳木代表

だからそれは有機肥料を入れるからね、有機栽培。

支部長代理

そうですね、有機農法で使うそういう(有機)資材ですね、EMと同じようなものですよね。

 

楳木代表

だからMOAも結局自然農法じゃないわけだね、バーク堆肥とかいろいろ入れるから、だからどうしても有機栽培ということになる、有機肥料を入れるのでね。

 

受講者

だからその有機肥料の中でも、その玄米酵素自体がもっと特殊なものなのかなと、ちょっと思ったんですけれども、その糞尿を入れるよりも、もしかしたら、いかにも良さげだけれども、もしかしたらちょっと危険なのかなと思いまして。

 

支部長代理

米がね、どういうふうに作られた米かということね。玄米だから非常に濃縮されているから・・・。それから麹菌を入れて発酵させてある、その麹菌も天然じゃなくって、たぶん薬品で作ったものだろうと思われるけど・・・、分からないけどね、おそらく天然だったら天然菌と書くからね。だから普通の麹菌と、無農薬の米なのか慣行農法の米なのか分からんけどその玄米を(麹菌によって)発酵させたものというふうに考えると、あんまり材料的にもそう(良くなさそう)だし・・、また人工発酵させたもの自体が・・御教えでいうと人工発酵物はよくないと仰っていますからね。

 

楳木代表

うん、まぁ昔からね、みんな入れたがるのよ、畑に米ぬかとかね。家の母親もね、また恥ずかしい話になるんだけども(笑)、米ヌカを持っていって畑に入れてる。「これは自然の米の米ヌカだからいいやろ」と、

 

支部長代理

御在世当時ですか?

 

楳木代表

違う違う、今です。

 

支部長代理

今(笑)パーマあてて、

 

楳木代表

(笑)もうパーマはあてんようになったけど、今度は自然農法の教育も一からせんと、どうしても農業をやってきた経験があるので、これは入れても安全だということがある。そういう思いを持ってしまうのでね。う~ん。

 

支部長代理

栄養が足りないとか・・・、土だけだったら肥料を入れないといけないというのがありますので、何か入れないといかんというのですね。

 

楳木代表

うん、それがとれない、なかなかね。土は水分を保持していくために被覆だけしてあげればいいわけなんだけど、その被覆が堆肥に、みんな考えてしまう。堆肥ということが肥料になってしまう。だから土を乾かさないために、上に被覆をするという考え方が、だんだんこれが土の栄養になるというふうに、またみんな思ってヌカまでやっちゃうという感じになってしまう。

 

支部長代理

場合によっては、その(自然)堆肥を上にかけて、(さらに)混ぜ込んでしまうんですね・・、余程の寒冷地帯で、床に敷くというのは分かるけどね。

 

受講者

無肥料というと、被覆もしないんですよね。

 

支部長代理

それはするよ。

 

楳木代表

被覆はするよ。

 

受講者

でも何かあまりしないと、そういうふうに書いてなかった?

 

支部長代理

するよ、特に果樹園だったら

<○○さんと声がかぶって、次の言葉が聞き取れません>

 

支部長代理

私らも、被覆するようにはよくやってたけど・・、自然農法の御教えに、

 

支部長代理

いや、肥料じゃなくてかけるだけだからね。

 

楳木代表

うん、そうそう被覆、被覆はすごいやってたけどね、自然農法でね。だけど被覆もあんまりしない方がいいと、御教えになかったですか?

 

支部長代理

そんなことはない。水分がね・・、要は乾いてしまうと土が固くなるでしょ?

 

受講者

うん、微生物がね、こうあれするからと。

 

支部長代理

微生物じゃなくて、水分が乾くから。

 

楳木代表

土が乾くとダメになるから、水分を保持するために被覆しとくと、夜露が降りて、それが下に貯まっているから水を保持してくれるから、だから水やらなくてもね、畑を作っていくことができるのでね。

 

受講者

そうすることで、微生物もすごく活発になるからといいと習ったんですけど、確か御教えに被覆はいらんと書いてあったような気がするんですけど。

 

受講者

被覆って何ですか?

 

支部長代理

覆いかぶすということです。

 

楳木代表

土の上に、まぁ藁とか落ち葉とか、そういうのをのせておくわけです。

 

受講者

じゃあそこら辺の枯れ葉を集めて、上にかぶせればいいんですか?

 

楳木代表

うん、そうそう。

 

受講者

あの~常緑樹はいかんと・・、固い葉っぱはね。

 

支部長代理

筋のあまり(硬く)ない葉っぱをね。

 

楳木代表

まぁ自然に土になっていくようなね、そういう葉っぱをね。

 

受講者

私も主人の実家に引っ越ししたばかりで、まだそこまで行かないんですが、小さい畑があるんですけれども、弟達が(有機肥料をもくろんで)要らないものを捨てたりしてて、カラスが来てたりしてるんですが、どうしようかと考えているんですが、母の時も、そこに鶏糞を入れたりしてたらしいんですけども、

 

楳木代表

まず最初はよく耕すといいということ。まずね、耕しておいて・・、ホントは天地返しをした方がいいんだけれども、なかなか今の体力では出来ないでしょうから、かるく耕しておいて、そして豆類からまず植えたらいい。

 

受講者

天地返しというのは、下の土を上に持ってくるということですか?

 

楳木代表

そうそう。だいたいね、化学肥料とかを入れてると、下の方に肥毒が溜っているので、それを出すためにね。

 

受講者

それだとかなり深く掘らないと。土の色が違うところがあるんです。

 

楳木代表

うん、そうそう。まぁそんなに深く掘らなくても大丈夫だけどね。

 

支部長代理

そんなにね、まぁ20センチも掘れば。

 

楳木代表

農業としてやっているわけではなくて、合間にやっているだけなら、それほど深く掘らなくても大丈夫だと思います。でもそういうのは最初肥毒が取れるまでは3年から5年ほどかかるけど、何か植えていけばいい、時期のものを植えていけばいいの、時期のものをね。

 

受講者

はい。育たなくても、・・たぶん育たないと思うんですけど。

 

楳木代表

育つ育つ、だいたいすぐ育つからね。

 

支部長代理

豆が一番吸うから、成長も早いしね。

 

楳木代表

もう今からだって、枝豆とか、田植えの時期に枝豆植えていくから、そういうのからしていけばいいですよ。

 

受講者

同じ場所に季節のものを植えたらいいんですか、同じ場所に。

 

楳木代表

うん。

 

受講者

は~、連作にはならないと思うんですけど、それでいいんですか?

 

楳木代表

だいたい畑というのは適応するからね。

 

受講者

あ~、同じ、必ず1箇所に同じものというわけじゃない。

 

楳木代表

うん、そういうわけじゃない。ただその土地、土地でどんな野菜が合うかということは、適地適作というのは見つけていかなければいけないね。こういう野菜は出来やすい、この野菜は合ってないというね・・・、例えばサトイモというのはジメジメした土じゃないと育たないとか、そういうのがあるから、だからそういう土の質でそういうものを見つけていかないといけない。それから毎回同じものを植えるということになると、大規模農業の場合はいいけど、家庭菜園の場合はそれは難しいでしょ。

 

受講者

はい。あの~、必ず水やっておかないと、育たないんですかね。ほっといたらダメですかね(笑)

 

一同

(笑)

 

楳木代表

土地があるの?

 

受講者

あるのはあるんです、小さい小さい猫の額ほどの家庭菜園用のが。

 

楳木代表

だから水やりをしないでいいために、被覆をしておくといいわけ。

 

受講者

あ~それをやってたら毎日やらなくていいんですか?、触らなくてもいいんですか?

 

楳木代表

うん。

 

受講者

月に1回とか2回とかで?

 

一同

(笑)

 

楳木代表

いやぁ~月に1回、2回ではね、それはね。

 

支部長代理

自分で生えてきたものを見てればいいわけ、しおれてきたなぁとかね。

 

楳木代表

それはやっぱり世話をしてあげないといけない、自分の子供みたいにね、畑の世話をしてあげないとやっぱり育っていかないのでね。

 

「メシヤ教 信仰読本」徹底質問!?

 

受講者

ちょっと聞いてもいいですか?私風邪ひいてるせいか、今回のメシヤ講座の一番最後に代表先生がね、御神体の御啓示を受けた時に、いつも引用される御教えを下記にと書いてありますでしょ?それがよく分からないんです。昨日も娘と御神体の話をしてたんですけど、ちゃんと説明できないんですね、本当に申し訳ない、自然宗教と創唱宗教ですよね?昔からあった信仰というのは・・、メシヤ教は宗教改革と医学革命をしていくわけですね。宗教改革ということで、本来あった宗教を思い出すということを書かれてありますけど、本来あった宗教というのは、自然宗教のことを言ってますですよね?今私達はメシヤ教は創唱宗教?

 

楳木代表

いやいや、昔あった宗教を思い出せとは、私書いてない。本来の人間生活を思い出す、ということ。

 

受講者

本来の人間生活を思い出す、ということ・・

 

楳木代表

そうそう、本来の人間生活。本来の人間生活が宗教なんだ、ということ。

 

受講者

本来の人間生活が宗教だ、と・・

 

楳木代表

この宗教は進歩発展していくわけなので、原始時代の宗教と今の宗教は全く違う形に発展していくのが当然だということ。

 

受講者

あ~~~、そういうことなんですか。

 

楳木代表

そうです。

 

受講者

私ね、何ていうか、そのシャーマンというね、昔のその三内丸山遺跡に昨年行ったけど、そういうシャーマンがいる中心に集落があるじゃないですか。そういうのを思い出すということかなぁって、書いてあるけど、たいてい映画とか見たら、そういう占い師、そういう人って結構悪くなったりするから、それが頭の隅にあってね、あれだけちょっと・・・。

 

楳木代表

だから「祈りの栞」に寄せてを100回読んでない。

 

受講者

はい、まだ読んでないです。

 

楳木代表

読んでないから、もう一つ分かってないのは、要するに三内丸山遺跡の時にはですね、要するに電灯がないわけだから、1日で行って帰れる場所しか自分達のテリトリーにはできないわけですね。

 

受講者

あ~はい。

 

楳木代表

それ以上先に行った人は、帰ってこれないから、野宿とかをすると猛獣毒蛇にやられる危険性があるから1日で「日が明るい内に帰って来なさいよ」ということを中心にして、シャーマンがいろいろな「格言」をみんなに教えていっていたわけです。これは電気がない時代だから、シャーマンが中心になって、1日で帰って来る、ということを大原則にしたということです。

 

受講者

その時のシャーマンというのは間違ってないシャーマンですか?

 

楳木代表

そうそうそう、それはもう間違いのないシャーマン。

 

受講者

なんか私シャーマンというと、ちょっと悪いような感じがすごくして。

 

楳木代表

だからこれだけ進歩してきてね、電気がこれだけ行き渡って、今やLEDという電球が出てきて、取り換えることも必要がないという、そういうところまで進歩しているのに、宗教が進歩してないという問題があるわけです。メシヤ様はこれを言っているわけ、宗教が進歩していかないといけない、これが宗教改革なんだからね。

 

受講者

あっ、そうなんですか。

 

楳木代表

そうなんですよ。だからもうちょっとあれをね、繰り返し繰り返し読んでいただきたいと思います。

しかし、人間の一番根っこにあるのは、例えば、「朝日がこう昇ってくるところを見ると神々しい気持ちになる」とか、それから「夕焼けを見ると非常に赤い色の中に、自分がもの凄く癒される気持ちになる」とか、こういう本来の人間性というのは現代人は薄れていっている部分があるから、そういうのは思い出してもらいたいということで、そういうのを例題に出してるわけですね。

それから「人に親切にしたら非常に気持ちが良くなる」とか、「人のために生活するとやりがいが出てくる」とかね、こういう人間の本来の持っているもの(魂)が、今現代人には出てこれないものがあるから、これが「本来の人間性」ということでまとめているわけです、あの本の中では。

 

受講者

1回目パッと読んだ時にはね、本来の宗教心を思い出すということでね、分かっているような気になっていたけど、結局その本来の宗教ってなんだったかなあ~と(笑)

 

楳木代表

本来の宗教じゃなくて、「本来の人間生活」が、「それ全体が宗教」、なんだということです。

 

支部長代理

昔は、MOA(のスローガン)的にいうと信仰即生活だったのよ。あなたの嫌いな(笑)シャーマンという人が真中にいて、(神様や先祖神霊からの)御神託を受けてね。

あるいはおっしゃっているように、一つの決まり(宗教教義)のように、決まりの中に人間らしく(役割をもって)生活していくというね、決まりもあっただろうしね。

その中心はやっぱり神様(神人)が(統治して)いらっしゃったということ、あるいは神様のお告げというのがあったということ、そこは(一般的シャーマンを知っているくらいだから)分かるよね。

ところが現代に至ってはもう全く、神(正神)という部分が分離されてしまって、(無神論的な現代の)普通の人間の生活へと。

そして、今言ってるMOAさんじゃないけど(本来の人間性をもった原始宗教教義的な)信仰即生活というようなのが、(本来の人間性が分離された形骸文化生活へと)バラけてしまった。

ところが、一つ一つ、今いったように(単に)人間生活の部分を見ても非常に汚れてしまったということを、もう一度(昔の人間精神に)戻って、「本来の人間らしい生活をしていきましょう」ということとね、それと、今メシヤ様の御教えを、主神様の御教えをいただいているので、生活の中心に(真の)神様をおいて、本来の人間らしい生活プラス中心に(その)神様をおいての(真文明)生活、ということです。それを今やっていきましょうということです。

 

受講者

先祖を敬うというか、神様中心と両方ということで。

 

楳木代表

昔から「敬神崇祖」というのはあったわけだけどね。

 

受講者

人が人らしく生きるということが足りないんじゃないかということを、先生がおっしゃっているんでしょうかね。

 

楳木代表

そうそう、ただそのさっきの本来の宗教という言い方は、「現代人は宗教というものを理解していない部分があるよ」ということを言ってるわけです。宗教というと宗教団体のことを宗教と思っているところがある、

 

受講者

そう、そういうところありますよね。

 

楳木代表

しかし、宗教とは、「人間生活そのものが宗教」なんだ、と。

そして、時代が進歩してきた時に、「宗教の中の要素」が、遠心分離的に発展してきて、今「いろんな文化的なもの」になってきているんだ、と。

・・・例えば、「(癒す)おまじない」が「医学」に発展してきている、と。「神話」(の神の発生や生き様など)が(論理的に筋道を明らかにしようとする)「哲学」に発展してきている。それで(神かかりになり楽しみ舞う)「お神楽」とかいうのが(曲芸に分化したりし心身を充足させるための)「レクレーション」のような形になってきている。

このように、宗教の中にある要素が進歩とともに発展してきて、今のこれだけの文化形態ができあがっているんだという、この考え方をもってないと「主神様」という御存在は理解できないわけね。だからそういう意味で、「宗教について」というところを一番最初に書いているのでね。

 

受講者

宗教の本来のもの、を思い出したら、自然宗教でしょ?そうすると、「もし自然宗教だったら、御神体というのはいらないんじゃないか」ということを言われて・・、創唱宗教だからね、メシヤ教は・・・。

 

楳木代表

だから思い出し方が、ちょっとごっちゃになっているのね。

 

受講者

そうですね。

 

楳木代表

自然宗教を思い出せ、とは言ってないからね。

 

受講者

そうなんですか?

 

楳木代表

うん、人間生活、本来の人間生活を思い出してと、

 

受講者

本来の人間生活を思い出す、と。

 

楳木代表

ねっ、そっちの方が(捉え方が)違う。

 

受講者

私、自然宗教を思い出せというふうに、書いてある感じがしてたんですけど、違うんですね。それで“おかしいなぁ”と思って、

 

楳木代表

だから“おかしいなぁ”と思ったのでいいから。“おかしいな”と思ったので正解だからね。

 

受講者

初めて気が付いたんですよ(笑)、ずっと今まで全然気が付かなくて(笑)

 

楳木代表

これは読むからこそ、分かってくるわけだからね。

 

受講者

そうなんですよ、分かってなかったんやなぁと。“どのことを指して言っているのかなぁ”と、自分らの新興宗教とは、ね。はずかしいけど・・・。

 

楳木代表

いや、いいです。はずかしいことは、今のうちに聞いといたほうがいい。

 

「天照大御神様」について

受講者

そうですね、子供に聞かれると、よく分かってないことが、本当によく分かるんですよね。(「メシヤ講座・特選集」の最下段の項の)天照大御神様というのは、実際に、古い時代に書いているから、ここに書いてあるんでしょうね。

 

楳木代表

そうです、皇室に配慮して書いてあるわけなのでね。この時期は昭和初期なので、これ以上のことを書くと不敬罪で引っ張られていくからね。だから不敬罪に引っ張られないように、メシヤ様は配慮して書かれているわけなので、「そういう時代的な背景を理解した上で読んでいかないといけないんですよ」、という面も私は課題提起しているわけです。

 

受講者

これね、だから、このままはとられないということですね。

 

受講者

本音をはっきり出せない時代なんですか?

 

楳木代表

そうそう。昭和10年だから、それ(本当の御神名)を、もう、とてもじゃないけど(書けない)。だから言わば、古事記の世界を(本当のことをもって)スパッとやると捕まっちゃうのでね、だからその(古事記の)範囲内でお書きになられてるということです。

 

受講者

結構ボヤかして書かれているということ、

 

楳木代表

ボヤかしているというか、(その具体的理由として)その頃の日本の皇室を中心にした日本の形成の部分を崩さないで(配慮して書かれた)、ということですね。

 

受講者

陛下に対して、と書かれてありますもんね。木原さん、「簡単だ」とおっしゃるけど、私よくわからないんですよね。

 

支部長代理

言ってみたらいいよ、質問があればね、「具体的」にね。

 

受講者

それがちゃんと読めてないからね、質問も分からないんです。

 

楳木代表

まぁそれと、○○○でも訳の分からん書き込みをずっとしているので、それに対しても、その回答の一つだからね。

初めてメシヤ講座に来て、何か確認したいこととかない?

 

『文明の創造』における「役割と課題」

 

受講者

あの~この前ニュースで「光より速いニュートリノ」という、そのニュースで、それが結局は、もしかしたらプラグの接続が緩かったための誤差ではないかという・・。その後ニュースがありましたけど、今のその物理学の範疇だと、それが崩れると、それこそすごい(世界の物理学が)ひっくり返りますよね。でも・・、個人的には、(それが)あっても、勿論元々(自分は物理学が)分かってないことが多すぎるし、(かりに)あっても当然なことでしょうけど・・、そのニュースを見てて、“どうなのかな?”と思ったんですけど。

 

楳木代表

うん、まぁ全く違った角度から聞いてもらいたいんだけど、例えば、メシヤ様御在世中、時に昭和20年代に布教してた人(男女)は、朝から夜12時過ぎまで・・まぁ浄霊(訪問)にね、特に車とかないので、まぁハイカラな人は自転車で回ってて・・、(たいていは)ほとんど歩いて回ってた。そうすると、夜中に帰って来て、“今日一日(クタクタに)動いたから(他人からではなく)夫婦で(お互いに)浄霊しよう”ということで、(クタクタの方が)浄霊してるけど、ほとんど畳を浄霊してた。もうこう(手のひらを下に向けて)やってね。しかし、光というのは曲がって行くので、楽になって、翌日起きた時には、スカッとして起きれたわけです。

だから「光というのは、想念で曲っていくんだ」と、「そういう世界はあるんだ」と。

それから宇宙自体の成り立ちは全部「渦」でしょ、ほぼ。もう太陽系も最初「渦」だったわけだし、それから銀河系であっても・・、この宇宙全体がその渦になっているので、光といっても、“光が真っ直ぐきている”と思ってても、おおよそこの渦の中に光が放たれる訳なんで、光が真っ直ぐかどうかというのは、その(まだ人類が衛星を飛ばせていない大きな渦の)世界にいくとどうなっているか分からない。そうすると光が到達する時間というのは、その「光と空間の問題」も、それにまた加わってくるので、「その(問題解決の)中の一つのヒントとして“そういう素粒子がどうもあるみたいだ”というのを見つけた段階だ」と・・。だから、「この宇宙のことがやっと今の時代になって、その仕組みとか成り立ちが、少し科学的に分かり始めたのではないか」という、「(そのための)一つの実験結果だ」というふうに見てもらいたいですね。

そういうのも非常にいい疑問点なので、少しその点を構築していってもらいたいね、「論理的」にね。

 

受講者

全然、追いついていない、というか・・、もう考えたら考えただけ、今の状況だとドツボにハマります。クローンなんかの話でも、確かに遺伝子レベルの病気の話とかいうのは解決の方向に向かっているのかもしれないけど、そうなればなるほど、次の「じゃあなんで?」という(問題が出てきて)・・・、倫理的な(面からしたらどうなのか)、という言わざるを得ないところに話が行くと思うんですけど、そういうのを見ていると、“どうなっていくのかなぁ”と、すごく思うんです。

 

楳木代表

うん、今度の『文明の創造』の一番最後に、今載せようと思っている『キリスト教と善悪』という御論文があって、これが今また○○○で、(メシヤ教は全く関わりが無いが)しばらくスッタモンダやって、今終息気味なんだけどね。

結局その御論文の骨子の一つが『人工授精』。人工授精をした場合には魂は宿らない、とメシヤ様はおっしゃっているわけです。そうすると邪神界がロボットのように使える人間ができてしまう、と。こういうことをしているので、丁度昭和27年当時のことをいろいろ調べると、やっとその地方で動物の人工授精が成功したとか、あるいは量産体制に入ったという、そういう時代背景があるので、質問がそっちの方からたぶんきて、それで、(精子を与える方の霊の)霊子は入っていくんだ、と。動物の場合は。

そういう御答えもされている部分もあるけれども、しかし、人間の場合には人工授精(人工妊娠)をやってはいけない、とおっしゃっている、昭和27年に。

そういうふうに答えられていることが、結局、世界救世(きゅうせい)教を中心とした・・・、まぁ「世界救世(メシヤ)教から発した教団が、このことにほとんど無頓着に今日を迎えてきている、時代の役割を担っていない、ということが一つある」という点が、今の(論点が定まらないスッタモンダの)ことと繋がってくる。

それからもうイタリアなんかでいくと、骨まで作り始めてるから。そうすると、そのできた骨を・・・、「自分の骨から作った骨を、自分にあてはめていくんだったら問題ないじゃないか」という理論になってきて、そこまで言われると、「どうやって反論していくか?」という問題は、これは宗教界がしっかり担っていかないといけないことなんだけども、それに○○Aも対応してないし・・、いまだにレベルの低いね、薬を使う使わないぐらいの浄霊でずっとやっているんで、だから、(目を向け取り組むべき)「大きな課題」としては、そういう点がいくつもある。

しかし、メシヤ様は昭和20年代にそういうことをもう「課題提供」をされているので、この時期にこの『文明の創造』をもって、まず、その一端をみんなに提供していくということを(しなければならない)・・・。

そうすると、おそらく、「人工授精をしてはいけない」「魂が宿らない」ということを発表した途端に総攻撃を受ける。

 

今度は、こっちが・・・、そういうことで子供をいただいた人達も一杯いらっしゃるし、今も治療してる人達もいらっしゃるので、この辺について、こちら側としては私の解説文で対応できる文章を載せておかないといけないので、それは一応おおまかには載せているんだけど、明日、三重支部で最終的な校正をするので、それに対するメシヤ教側の見解をキチンと書いておかないといけないので。今、毎晩こう原稿に赤字を入れながらね、明日、向こうにいって作業するんだけどもね、そういうこともある。

 

一番問題は、「臓器移植」について

楳木代表

その・・御教えに基づいて言っているのは、過去何回か主之光教団時代に、「脳死は死ではない」ということを一回打ち出したことがあるのね。やはり、「心臓停止」を中心にしていかないと。メシヤ様の御教えからすると、心臓は霊界から霊気が入ってきて物質化した時に血液になるんだ、と。だからこの心臓の鼓動は、それだけを聞いていると非常に神秘的で、気の弱い人からすると気持ちの悪い音に聞こえてくるのは、霊界の一端が聞こえてくるからなんだ、と。こういう解説をされているので、どこまでも「心臓停止」を中心にして、我々メシヤ様の信仰者は考えていかないといけない。

これから世の中に打ち出していかないといけないことが山ほどある。山ほどあるんだけど、今の○○Aの指導者達は、もうボン〇〇ばっかりがやってるので、そのことに対する対応策をキチンと打ち出してない。

だから一応この『文明の創造』をまず発刊した後、そういうことを、世の中の研究者の論理と御教えを付き合わせた形で、こちら側としては解説を世の中にどんどん打ち出して行かないといけないことが、これからやっていかないといけないことなんでね。

だからそういうところに一つ協力してもらいたいと思いますね。

 

受講者

最後にさきほど農業の話がでましたが、よく「接ぎ木」ってされますよね。あれはどうなんですか?作物にとっては「接ぎ木」っていうのは?

 

楳木代表

うん、今一般的に食べてるスイカは全部「接ぎ木」でしょ。ね、だから一般的にはそっちの方が主体になっている。しかしメシヤ様の自然農法というのは(種から)自家採取しないと(育てていかないと)自然農法と言えないので、そのことからすると(虫害回避と育成短縮の目的で虫害に強い異種の台木の根を利用する農法などは)大きな問題点がある。

それから次に、木を育てる時には、接ぎ木をしないと増えていかないという木もあるので、これはそういう習わし通りにいくしか育てて行けない部分があるのでね。これは、木というのはまた御教えがあまりないので難しいところがある。

 

受講者

そのワインだと、比べると味が全然違うという・・・「接ぎ木したもの」と「してないもの」と。そういう話を聞きますし、でも、それをしないといずれは寄生虫が入って、今の段階ではそれがどうしようもないという話を聞きますので・・・。そうなると、(接ぎ木をしないためには)“その寄生虫とか土の方に(解決すべき)問題がいってしまうのかなぁ”というふうに、思ってしまいますし……

 

楳木代表

まぁ味が全く違うというのが、プロの世界で、分かっているわけだから、分かっている人が努力していくしかないわけなのでね。

それが、「病気が入ってくるとかそういうことを防ぐために、そんなことをやってては、本来のものができないのではないか」と・・・。だからどうしても、これの根底にあるのは「経済至上主義」というのがあって、「儲けないといけない、それから損失を出さないようにしないといけない」ということがあるので、どうしてもそっちの方向へみんな走ってしまう。

世の中のお母さん方が、・・今はあんまり言わないけど、我々の頃から言い出したのは、「やっぱりいい学校に入らないと、いいところに就職できない」というのが、もう何時も言ってる言葉だったね。それは“金儲けするためにいい学校へ行け”ということだから、そういう「拝金主義」というかね、「経済至上主義」の中にどっぷり漬け込まれた状態で育った人間が、今、世の中を担っているわけ。

だから、いかに「天下り体制」が行き渡っているか、でしょ。

官僚が支配してる部分があるわけだから・・、頭の悪い人達が政治家になっているので、それ(持ちつ持たれつの利害関係を望む政治家)を官僚が(主導的に)操ろうとしているんだから、その官僚が自分達の生活を絶対安定化させるために(政治家を利用して)「天下り制度」を確立していったわけです。この下に流れているのが、「公僕」という精神が無くなって、「経済至上主義」に流れたから、こういう世の中にしてしまったわけです。

すべてが「経済至上主義」に流れている部分が、そうした「本来の味」を失っていったりしていることなので、そういう世の中の流れと、一つ一つ起きていることを、こう比べながら、「修正すべきことは何か」というのを見つけていただけるとね。

一度、ナチュラルハーモニーのワインは?

 

受講者

まだいただいてないです。

 

楳木代表

じゃあ1回飲みに行って。そして、あのワインをイタリアの大学教授夫婦かが作ってるらしいので、その人達の作り方とか、少し情報を仕入れたらいいんじゃないかな。一応その瓶にも「酸化防止剤」と書いてあるけど実際は(中略)、ああいうことに努力をしてる人達とも交流していったらいい。

今、バイトしながらやってるの?

 

受講者

はい、今バイトして。

 

楳木代表

じゃあ自分で動くお金は?

 

受講者

はい、まぁなんとか

 

楳木代表

なんとかそれを有効にしながら、できるだけ納得できる形で仕事に就いていけれるようにね、お母さんに昨日言っといたからね(笑)

 

じゃあ1時になりましたのでこれで一旦終わらせていただきます。

 

支部長代理

以上をもちまして、大阪支部4月度月次祭を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

受講者一同

ありがとうございました。

<来月の御教え>

「『文明の創造』科学篇 自然を尊重せよ」(文創  昭和二十七年)